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ZETKI 20th anniversary Live
23.5.27 横浜みなとみらいブロンテ

出演/Z旗(高取ヒデアキ 川瀬智 籠島裕昌 高取伸和 timiri toshi 阿久澤一哉 尾崎泰輔 町田長右衛門 Kenito 生田目勇司)

演奏/Z旗(Vo.高取ヒデアキ G.川瀬智 Key.籠島裕昌 G&Co.高取伸和 Ba&Co.timiri toshi 
     Tr.阿久澤一哉 Tb.尾崎泰輔 Sax&Fl&Pi.町田長右衛門 Tr.Kenito Dr.生田目勇司) 

スペシャルゲスト/塩谷瞬 長澤奈央 山本康平
         Z機・ロイド ロレッタ



2003年5月27日に旗揚げされた"Hard Boiled Brass Rock!"を掲げるブラスロックバンドZ旗(ZETKI)。

様々なアニメ、特撮、ゲームなどの楽曲を歌われたり作詞作曲されている高取ヒデアキさんが、
2002年に特撮「忍風戦隊ハリケンジャー」のオープニングを歌われた後の燃え尽き症候群の中で
人生最後のバンドとして背水の陣の心持で結成され、ベースのToshiさんと共にストリートライブからスタート。

高取さんの女房役であり、作編曲を手がける籠島裕昌さんやギタリストの川瀬智さんが合流され、
その後、高取さんの実弟でありギタリストのNobuさん等が加わり、数回のメンバーチェンジを繰り返し、
現在はホーンセクションに阿久澤一哉さん、Kenitoさん、尾崎泰輔さん、町田長右衛門さん、
ドラムに生田目勇司が加わった10人編成ならではの厚みのあるブラスロックサウンドを中心に楽曲を発表中。

また、メンバー個人個人としても特撮、アニメに多く関わられていますが、バンドとしても
スーパー戦隊シリーズやアニメ「キン肉マンII世-ULTIMATE MUSCLE2-」、アニメ「砂ぼうず」などに参加。
イベント「超英雄祭」や讀賣新聞記者の鈴木美潮さん主催の「Z祭」など、特撮関係を中心に
各種ライブやイベントにもご出演。その中でもライブシリーズ「ANIME JAPAN FES」に
高取さんと共に出演された際、ブラス隊の演奏が水木一郎さんの目に留まった事をきっかけに
Z旗ホーンセクションの皆さんが「ANIME JAPAN FES」の各魂ライブや水木さんのソロライブに参加。
現在、魂ライブには高取さんと共になくてはならない方々であります。

また、近年では新型コロナウイスルの世界的な蔓延を受け、本格的にYouTubeチャンネルを稼働。
ブラスロックアレンジをメインにしたアレンジで幅広いジャンルのカバー曲を精力的に公開されたり、
YouTubeで玩具レビューを中心に動画を公開しているのヲタファ/wotafaさんや
人気YouTuberで"思い出系ネットパフォーマー"を自称するFischer's(フィッシャーズ)の皆さんと共演された他、
高取さんお一人やZ旗の皆さんと共に生配信を行ってファンと交流され、どの動画も国内外から試聴されています。

そんなZ旗の皆さんが旗揚げ日である5月27日に旗揚げ20周年ライブを開催されました。
今回はスペシャルゲストとして特撮「忍風戦隊ハリケンジャー」よりハリケンレッド/椎名鷹介役の塩谷瞬さん、
ハリケンブルー/野乃七海役の長澤奈央さん、ハリケンイエロー/尾藤吼太役の山本康平さんの出演が発表。
更に「アンチヒーロー」のミュージックビデオに登場するZ旗オリジナルのヒーロー、アバターZ機・ロイドと
ミュージックビデオのヒロイン役のドール面仕上師のみはしまとさん制作によるロレッタの出演も発表されました。

会場は神奈川県横浜にある横浜みなとみらいブロンテ。
みなとみらいの高層マンション街の一つに入っているライブハウスで、
ロビーに入るとホールへの階段があり、その麓で20周年記念グッズの物販が行われていました。
階段を昇った先の扉を開けるとフロアへの階段があり、フロア前方はスタンディング、
後方に柵の張られた段があり椅子が並べられていて、プレミアムチケット用の指定席と関係者席になっており、
関係者席は柵の前にも一列設けられていました。

ステージ背面は一面LEDスクリーンになっており、後方の向かって左奥からドラム、ホーンズ、キーボード。
左手前にベース、右にギター×2というように楽器が配置されていました。

フロアにはスタンディング観客が多く待機しており、その中でファン有志が作成して配布されていました。
開演までのBGMとして流れていたZ旗の楽曲の音量が大きくなっていき、照明がゆっくりと暗くなるといよいよ開演です。

00:~interlude~/SE

街の雑踏音と共に背面のスクリーンに新宿等の都会の夜景が映し出され、
アルバム「Z旗+」に収録されているインストゥメンタル曲「~interlude~」が流れる中、
ストリートライブや「超英雄祭」などこれまでのZ旗のライブ映像が流れ、
最後にZ旗20周年記念のロゴが大きく映し出されると観客から拍手がおこりました。

続いてアルバム「†新宿スキャット†」より、「完全犯罪」の印象的な前奏モチーフが繰り返される中、
スクリーンにメンバーの皆さん一人ずつの20歳の頃のお写真が映されると、そのご本人がステージ中央にご登場。
順番にそれぞれのブースで準備され、最後に高取さんが登場されました。

・高取さん「Z旗20周年記念ライブにようこそ! みんなで祝いたいと思いまます! 最後まで楽しんでいってね!!」

01:Night fly/Z旗
02:"星に願いを"/Z旗
03:†新宿スキャット†/Z旗
04:Sand Mission/高取ヒデアキ Z旗
-MC-


「ZETKI 20th anniversary Live」一曲目はアルバム「†新宿スキャット†」より「Night fly」。
妖艶な曲調と高取さんの歌声を味わった後は、アルバム「Z旗(ZETKI)」より「"星に願いを"」。
高取さんは「もう20年経っちゃったよー」と話された後、観客を見渡しながら柔らかい歌声をご披露。
間奏では阿久澤さんと川瀬さんが順番にソロパートを披露されていました。
雰囲気変わって続いてはアルバム「†新宿スキャット†」より「†新宿スキャット†」。
モニターにミュージックビデオが映し出される中、歪んだような攻撃的なブラスサウンドや
間奏での高取さんのパワフルなスキャットを堪能。続いてはアニメ「砂ぼうず」よりオープニング。
メジャーレーベルで初めてZ旗という名前が表記されたという本曲ではモニターにCDジャケットが映し出され、
独特の疾走感とノリの良いブラスサウンドをたっぷりと堪能しました。

・Z旗のオリジナル曲を中心に、曲の前奏ではモニターの上部に
メンバーの皆さん誰がしかのその曲に対するコメントが映し出されていました。

・ここで改めてオープニング映像のメンバーの皆さんが20歳だった頃の写真を見てみる事に。
・今よりも若く見えたり、マイケルに見えたり、好青年に見えたり、猫と一緒だったり。

・高取さん「20年っていう事でメンバーがハタチの頃の写真を集めて、みんなでタメ年になろうっていう企画でした。
     まー20年って言うと生まれた子がハタチですからね。あっという間の感じもしますけど、
     今まで関わってくれたスタッフや元メンバーにも感謝ですし、応援してくれている皆さんにも感謝です」

05:Sweet Song/Z旗
06:銀幕池袋/Z旗
-MC-


続いてはアルバム「旗盤」より、旗揚げ15周年の時に作られた「Sweet Song」。
高取さんは甘い歌声を披露され、二番では「長く答えもなく続けられたのはあなた"達"のせい」と替歌される場面も。
アルバム「青盤」よりフレンチポップ調のきらびやかな前奏が高揚感を誘う「銀幕池袋」では
ステージ前方に登場されたホーン隊の皆さんがサビ部分などで揃いの動きをされるのも印象的。

・ここで高取さんがゲストの様子を見てくると退場されると、入れ替わりでロレッタ嬢がご登場。
・ロレッタ嬢が生田目さんの裏声に良く似たお声で、ステージ上をくるくると動きながらメンバーとの再会を喜んでいると、
ヒーローショーの老舗である株式会社 越知企画のオリジナルヒーロー「鐵華MEN」の敵役ディザスターが登場。
・ディザスターはKenitoさんに良く似たお声でロレッタ嬢を誘惑し、会場を征服しようとしました。

・そこに「アンチヒーロー」のインストゥメンタルと共にZ機・ロイドが登場。
生田目さんに良く似た良い声でディザスターを止めると、尾崎さんがロレッタ嬢を優しくエスコートして安全な場所に。
・映画「ルパン三世 カリオストロの城」のクラリスの様にtoshiさんや川瀬さんを心配するロレッタ嬢に
toshiさんが次元大介の様に「toshiさんだってよ」、川瀬さんが十三代目石川五右衛門の様に「可憐だ」とつぶやく場面も。

・ロイドがディザスターと戦うも返り討ちに合い、負けてしまいそうになった所、
Nobuさんが"のぶかずおにいさん"として会場の観客と一緒に「がんばれ」のエールをおくると
復活したロイドは見事にディザスターを打ち負かしました。
・この間のBGMは籠島さんや阿久澤さん、川瀬さんによる生演奏。
・効果音はパンチなどの打撃音は長右衛門さん、感情音は籠島さんがご担当。

・高取さんが合流され、ロイドとロレッタ嬢との再会を喜ぶとロイドから生田目さんによく似た良いお声で
「オレ達のテーマソングを歌ってくれ」というリクエストを受け、快諾して次の曲へ。

07:アンチヒーロー/Z旗
-MC-


大団円を迎えて「アンチヒーロー」を演奏しようとした所、タイミングを見誤ってしましい仕切り直し。
曲前のやりとりを再現し、改めてアルバム「旗盤」より「アンチヒーロー」がはじまるとロイドとロレッタ嬢は退場。
モニターにミュージックビデオが映し出される中、疾走感のキレッキレなステージを披露され、
間奏のトランペットソロでは高取さんとNobuさんが曲調に合わせて背中那合わせで手拍子をされていました。

・改めてロイド、ロレッタ嬢、ディザスターが登場。
・ヒーローショーは吹き替えも演奏も全てその場で生で行われていました。
・一人二役の生田目さんは間近で見た殺陣に感動。
・快演ぶりが印象的なKenitoさんは様々な演技のアプローチを模索して今回の形に。
・今回のヒーローショーの台本は高取さん作。
高取さん「数々のスーパー戦隊のショーに出させてもらったので勉強させてもらいました。
     あと『彦星』で石原慎一パイセンが書かれた台本も参考にしました」
※「彦星の咆哮」:毎年七月に大阪で開催されている歌ありお芝居ありのイベント。
高取さん、宮内タカユキさん、石原慎一さん、鈴木美潮さんがご出演。

08:譚歌/Z旗
09:Howl/Z旗


ロイド、ロレッタ嬢、ディザスターを見送って、ここからはバラードを二曲続けて。
まずはアルバム「Z旗+」より、「譚歌」で大人な雰囲気が漂う曲調とアンニュイな高取さんの歌声と演奏を堪能。
アルバム「青盤」より「Howl」ではムードたっぷりの高取さんの伸びやかな歌声が印象深かったです。

10:Club Charade/Z旗
11:Bluepoint/Z旗
-MC-


toshiさんのベースが静かに演奏を続ける中、アルバム「クラブシャレード」より「Club Charade」。
ホーン隊の突き抜けるような演奏と、どこか危険な香りのする楽曲の熱気を味わった後は、
高取さんが退場され、アルバム「青盤」よりインストゥメンタル曲「Bluepoint」を演奏陣の皆さんがご披露。
川瀬さんがステージ中央に立たれ、早業の演奏を披露されると観客から拍手がおこっていました。

・演奏が終わると高取さんが合流。
・高取さん「スぅーーパーぁー戦ー隊コーナーーーーーーー!!」
拍手。
高取さん「『ハリケンジャー』からずっと関わらせてもらってきましたが、
     今放送している『キングオージャー』でもロボ曲を歌わせていただきました」
拍手。
高取さん「今日が初披露です。レコーディングからほとんど歌ってないので、この誕生を見届けてください!」

12:Waking the King/高取ヒデアキ Z旗
-MC-


当時絶賛放送中の特撮「王様戦隊キングオージャー」より第10話「伝説の守護神」において
レジェンドキングオージャーの登場時に流れたロボットソング「Waking the King」をライブ初披露。
希望を感じる高取さんの優しく強い歌いぶりと荘厳できらめく雄々しい曲調は、
これまで高取さんが歌われてきた戦隊ソングとはまた違った魅力を感じる事が出来ました。

・高取さん「生まれましたー!!」
観客「おめでとーーーー!!」

13:ハリケンジャー参上!/高取ヒデアキ Z旗 長澤奈央 山本康平 姜暢雄
-MC-


続いては20周年を越えた特撮「忍風戦隊ハリケンジャー」よりオープニング。
高取さんの代表曲の一つだけに観客も大いに盛り上がる中、一番終わりの間奏になると
ゲストの長澤さん、山本さんに加え、電光石火ゴウライジャーの
クワガライジャー/霞一鍬役の姜暢雄さんが前述のうちわを手にご登場。
お三方は高取さんと共に歌われたり合いの手を入れたりして観客を盛り上げられ、
思い思いにステージを楽しまれていました。
背面のモニターには塩谷瞬さんのYoutubeチャンネルでコロナ禍の折に公開された
「バトンを受け取ったぜ! ハリケンジャー参上! うたつなぎ!」が流れていました。

・ここで高取さんがゲストの皆さんをおひとりづつご紹介。
高取さん「長澤奈央ちゃーん!!」
長澤さん「こんばんはー!」
観客「いぇぇえええぇえええええ」
高取さん「山本康平くぅーん!!」
山本さん「いぇえええええええい!」
観客「いぇぇえええぇえええええ」
高取さん「塩谷瞬くぅーん!??!」
姜さん「いぇえええええええい!」
山本さん「違う違う!」
Nobuさん「あれ? 赤い人じゃなかったの?」
姜さん「!!!! オレの色が違う!!」
観客笑。
高取さん「改めて、姜暢雄くぅーん!!」
姜さん「いぇえええええええい!」
山本さん「ホントにありがとうございます!!」

・塩谷さんは当時フランスで開催されている「第76回 カンヌ国際映画祭」へご出席。
ライブの時間までには帰国予定だったものの、飛行機のトラブルで帰国が間に合わず。
その事が当日未明に判明し、急遽、昼頃に姜さんが駆けつけてくださる事が決定。

・2022年に和歌山県にある和歌山マリーナシティにて行われた
「忍風戦隊ハリ ケンジャー 番組放送20周年記念イベント『ハリフェス』」のお話。
・高取さんと姜さんは「ハリフェス」で初めてしっかりとお話。お酒の席で意気投合されたそうです。

●「忍風戦隊ハリケンジャーでござる! シュシュッと20th Anniversary」本予告

ここでこの年の6月に公開が決定している「忍風戦隊ハリケンジャー」放送開始20周年記念作品
Vシネクスト「忍風戦隊ハリケンジャーでござる! シュシュッと20th Anniversary」の予告編が上映されました。

・姜さん「今日は塩谷が来れなかったんですけど、もう一人来たかったっていう人がいるんですよ」
観客「おぉぉおおっ!?」 
山本さん「全然予定に無かったんですけど、緊急事態を受けてメッセージを送ってくれました」 
姜さん「そうです。ウチの兄者ですよ」
観客「おぉぉおおおぉおおおお」

●白川裕二郎メッセージ

ここで電光石火ゴウライジャーのカブトライジャー/霞一甲役の白川裕二郎さんからのメッセージが上映。
白川さんは現在、特撮出身俳優さんが多く在籍する歌謡グループ純烈のメンバーとして活動中。
この日も青森県でお仕事の為、ライブには不参加でしたが、塩谷さん不在の報を受けメッセージを送って下さったそうです。

・姜さん「兄者もコメントがすっかり純烈になって」
観客笑。
長澤さん「急遽、姜さんが出られるって聞いて送ってくださったんですよ」
姜さん「そうなの。やっぱり弟が出るなら兄者も何かしなきゃって思ったんだって」
Nobuさん「いい兄弟だなぁ~」
山本さん「こうやってみんなが塩谷の穴埋めをしてくれるから、アイツが調子に乗るんですよ」
観客笑。

14:風よ、水よ、大地よ、 (1C)/高取ヒデアキ Z旗 長澤奈央 山本康平 姜暢雄
15:Hi-Dee-Hoo! シュリケンジャー (1C)/高取ヒデアキ Z旗 長澤奈央 山本康平 姜暢雄


モニターに「忍風戦隊ハリケンジャーでござる! シュシュッと20th Anniversary」のロゴが映し出される中、
ゲストの皆さんも一緒に「ハリケンジャー」よりアクション曲「風よ、水よ、大地よ、」で激しいステージをご披露。
スピーディーなロックサウンドの中で長右衛門さんの横笛の生演奏はとても嬉しかったです。
続いては"緑の光弾"ニンジャ・オブ・ニンジャ天空忍者シュリケンジャーのテーマ「Hi-Dee-Hoo! シュリケンジャー」。
「ハリフェス」でシュリケンジャーに変身された高取さんは「オレも和歌山でシュリケンジャーになったんだ!」と話され
颯爽とした歌いぶりで披露され、最後は姜さんと共にバッティングポーズで締めくくられていました。

・ライブの2週間前に行われたイベント「『忍風戦隊ハリケンジャー』20周年記念イベント~シュシュッとGロッソに参上!!~」のお話。
当日、長澤さんは劇中歌「忍び恋」をご披露されていました。
高取さん「凄く良かったですよォ。口上というか語りも堂々としていて素晴らしかった」
長澤さん「本当ですか? ありがとうございます~」
山本さん「もうどのツラさげて『18歳』って言ったんだってね」
長澤さん「このツラ!」
観客笑。
姜さん「でもステージはホントによかったよ」
長澤さん「いや、来てないじゃん!」
観客笑。

16:しのび哀 (1C)/高取ヒデアキ Z旗 長澤奈央 山本康平 姜暢雄
-MC-


続いてVシネマ「忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER」より、高取さんが作曲、川瀬さんが編曲され、
JUN烈こと純烈が歌われた劇中歌をセルフカバー。ライブ直前にYouTubeでもカバー動画が公開されました。
ムードある高取さんの歌声に合わせて長澤さん、山本さん、姜さんはそれぞれ歌をくちづさみながら体を揺らしていました。

・ここで長澤さん、山本さん、姜さんから一言ずつご挨拶。
・旗揚げ10周年ライブに続いて20周年ライブも出演できて嬉しい山本さん。
・急に時代劇口調になる長澤さん。
・旗揚げ30周年の時はハリケンジャーとゴウライジャー全員そろってお祝いしたい姜さん。

17:いま、風の中で (1C)/高取ヒデアキ Z旗 長澤奈央 山本康平 姜暢雄
-MC-


「ハリケンジャー」特集ラストは高取さんが作詞作曲を手がけ、影山ヒロノブさんが歌われたエンディング。
ホーン隊の高らかな演奏と高取さんのポジティブな歌声にしみじみとしつつ、サビでは手を左右に振り会場が一体に。
歌われたのは一番だけでしたが、後半は原曲のラストと同じく「ラララ」を繰り返して演奏されていました。

・長澤さん、山本さん、姜さんが拍手で見送られながらご退場。
・高取さん「次は新曲なんですけど、Z旗で演奏するか考えて無くてボカロでやろうかなと思ってたんですよ。
     実は『キングオージャー』のガチコンペに出して落ちた曲なんです」
観客「へぇぇええ」
高取さん「『全力キング』を聞いてもらえば『そりゃこう来るよね! 失礼しましたー』って感じなんだけど、
     この曲も似たような曲が無いし、なんならエンディングとかならイケるんじゃね? とも思ったんです。
     結構難しい曲だからボカロを使って偽名でやってみようかとも思ったんですけど、
     もうやってもいいんじゃないかなって思ったんで、今回やってみようと思います。
     皆さん、『キングオージャー』のガチコンペに落ちた曲だという事は忘れてお聞きください」
toshiさん「忘れて忘れて」
観客笑。
高取さん「それではいきましょう! 愛を込めて!! 『ニチアサ』」

18:ニチアサ/Z旗
19:ブリキの兵士/Z旗
20:Bottom fish→/Z旗
21:動物戦隊ジュウオウジャー/高取ヒデアキ Z旗
22:薔薇とダイヤ/Z旗
-MC-


特撮「王様戦隊キングオージャー」主題歌コンペ用曲を、Z旗の新曲「ニチアサ」として生まれ変わらせてご披露。
高取さんは日曜日の朝への思いをポップな曲調に乗せ、軽快かつ高音たっぷりに愛を込めて歌われていました。
がらりと雰囲気が変わって続いてはアルバム「Z旗+」よりハードな世界感の「ブリキの兵士」。
モニターに映ったミュージックビデオと高取さんの動きがシンクロしたり、籠島さんが鍵盤の上に立って演奏されたり
長右衛門さんが熱を込めて歌われたり、Kenitoさんが進軍ラッパを高らかに演奏されたりと見所満載でした。
高取さんが退場されると演奏陣だけに。Nobuさんと観客がコール&レスポンスを楽しまれ、
toshiさんの「ゼットキハタチノライヴショウ!!」の掛け声からアルバム「クラブシャレード」より
インストゥメンタル曲「Bottom fish→」をご披露。演奏陣の皆さんの躍動感あふれるステージは高揚感を誘います。
高取さんが合流され、続いては特撮「動物戦隊ジュウオウジャー」よりオープニング。
スーパー戦隊シリーズ40周年記念作であり高取さんが作詞作曲、籠島さんが編曲、Z旗の皆さんが演奏という
Z旗の皆さんにとって記念の曲だけに今回聞く事が出来て嬉しく。二番では替歌で「ザ・ワールド」「バード」も登場。
続いては演奏陣の皆さんによる不穏な前奏の中、手拍子が続き、アルバム「Z旗+」より「薔薇とダイヤ」。
本曲がライブで演奏される際は曲に合わせてZ旗の皆さんと観客がタイミングよく座るのですが、
初めての観客はその事を知らないので、座った瞬間に初めての観客がわかるという画期的なシステムが導入されています。
今回も前奏で最初に「はじめましてのテスト」として行われた後、目立ちたい観客が座らずに立っていました。
テストが終わると退廃的な曲調と情熱的あふれる演奏と歌声で披露され、曲中でもテストが行われました。

・高取さん「よぉーしラスト一発!! こぉなったらぁ……スナイパァアアアアアアアアアアアア!!」

23:スナイパー/Z旗

ラストはアルバム「Z旗(ZETKI)」より、Z旗の皆さんの代名詞ともいえる楽曲である「スナイパー」。
楽曲がもつ疾走感はそのままに、高取さんのがむしゃらな歌いぶりや間奏での長右衛門さんのソロなど
ライブならではのパフォーマンスと演奏の迫力は、ライブ終盤という事もあって更に増していました。

-アンコール-
-MC-


・高取さんとZ旗の皆さんが拍手で見送られると、拍手はそのままアンコールに。
・しばらくすると高取さんが登場され、演奏陣の皆さんをお一人づつ呼びこまれました。
演奏陣の皆さんは高取さんに呼びこまれて登場されるとそれぞれの準備をされていました。
・わざと生田目さんを呼ばない高取さん。
・実弟・Nobuさんは本気で忘れていらっしゃったご様子の高取さん。
・ここでファン有志が作成した25周年記念団旗を掲げたメンバーの皆さんを
観客が手持ちのスマホなどで撮影する写真撮影タイムが行われました。
・撮影タイムが終わり、高取さんが旗揚げ20周年に際して
改めてファン、旧メンバー、スタッフ、関係者各所に感謝の言葉を述べられていました。

24:寒空/Z旗
25:ケセラセラ (1C)
~SAFARI (1C)
~月さえ掴めそうな夜/Z旗
-MC-


アンコールはアルバム「†新宿スキャット†」より「寒空」で穏やかかつせつなくスタート。
モニターにミュージックビデオが流れる中、観客はステージをうっとりと堪能していました。
生田目さんが小気味よくドラムでリズムをとる中、「次何の曲かわからないでしょう?」とtoshiさんが話され、
「こぉなったら『ケセラセラ』だぜ!」という高取さんの一言から、アルバム「青盤」より「ケセラセラ」。
高取さんが軽快なステップを交えて歌われた後、「コロナなんかにならなきゃアフリカに行っていたんじゃい!」と話され
アルバム「旗盤」より「SAFARI」。独特の躍動感が楽しく、観客も身を揺らしつつ「Wow wow」と大合唱していました。
高取さんが「今夜こそ月さえ掴めそうな夜だぜ!」と話されアルバム「クラブシャレード」より「月さえ掴めそうな夜」。
ゴージャスできらびやかな曲調の中、曲に合わせて手を左右に振り止める振り付けで一体感が生まれていました。

・高取さん「20周年ありがとうございました。本当に本当に最後の一曲です。
     この曲を書いて旗揚げの日にライブで歌いました。これからも歌い続けたいと思います!
     生まれ変わるために!! 『日々誕生』!!!!」

26:日々誕生/Z旗
-MC-


「ZETKI 20th anniversary Live」のラストはアルバム「Z旗(ZETKI)」より「日々誕生」。
元々が激しい楽曲ですが、本曲がライブのラストという事もあり、皆さんとてもアグレッシブで
曲の途中で長右衛門さんが総髪を解いて結び直したり、Kenitoさんが生田目さんをうちわで仰いだりしつつ、
ラストで演奏が止まって高取さんの渾身のロングトーンのご披露まで圧巻のパフォーマンスでした。

・観客から拍手が贈られる中、メンバーの皆さんもステージ前方へご登場。
ここで改めて今回のゲストの皆さんを呼びこまれました。
・ロイド、ロレッタ、ディザスターも20周年記念マフラータオルを首に下げてご登場。
・ステージ前方に集合した所で改めて記念写真撮影タイムが設けられました。
・更にステージ奥から客席を背にして出演者の皆さんと観客全員で記念写真が撮影されました。

・高取さんに紹介されてゲストの皆さんが退場された後、Z旗の皆さんだけに。
高取さん「ありがとー! んもぉりあがったかぁああああああぁあああい!!」
観客「いぇぇぇぇえええええぇえええええええ」
高取さん「楽しんだかぁああああああぁあああい!!」
観客「いぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
高取さん「ところでぇ、どぉっからきたんだああああああぁあああい!?」
観客「家ぇええええぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
高取さん「そして、どこに帰るんだぁあああぁああああああぁあああい!?」
観客「家ぇぇえぇぇええええぇえええええぇえええええええ」
高取さん「ありがとぉおおおまったねぇえええ!! おやスナイパァアアアアアァアアア!!」

閉演BGM:Samuzora(Epilogue)

アルバム「青盤」よりインストゥメンタル曲「Samuzora(Epilogue)」が穏やかに流れ
モニターに20周年のロゴが映し出される中、Z旗の皆さんが退場されると客席の照明が明るくなり
「ZETKI 20th anniversary Live」は終演となりました。


旗揚げ20周年記念ライブはZ旗の楽曲軍を各アルバムからまんべんなくピックアップ。
結成のきっかけとなった特撮「忍風戦隊ハリケンジャー」の20周年もお祝いしながら、
Z旗の皆さんにとってターニングポイントとなったであろうアニメ、特撮の楽曲を取り上げ、
高取さん、Z旗それぞれの新曲披露に加え、アバターZ機・ロイドのヒーローショーも織り交ぜ
20年の歴史を改めて総ざらいしたようなたっぷりの内容で展開されていきました。
バンドとしてのご活動はもちろん、20年の間に今やスーパー戦隊シリーズを中心に
アニメ、特撮の音楽面でもなくてはならない存在であるZ旗の皆さんの今後のご活躍がとても楽しみです。

旗揚げ20周年おめでとうございます。


サプライズゲスト/ディザスター 姜暢雄


補足


・会場のロビーにはささきいさおさんをはじめ、うちやえゆかさん、五條真由美さん、Sister MAYOさん、
吉田仁美さん、コタニキンヤさんなどのアーティスト先輩後輩の方々からや
日本コロムビアや東映など各方面からの祝花が飾られていました。

・関係者席にはスーパー戦隊シリーズの音楽関係の方々や俳優さん達のお姿も確認できました。

・スタンディングエリアへの優先入場+Z旗メンバー全員のチェキが付いたプレミアムチケット(スタンディング)、
フロア後方に設けられた椅子席1列目+Z旗メンバー全員のチェキが付いたプレミアムチケット(椅子席)、
そして一般チケットの3種類のチケットが用意されていました。

・「"星に願いを"」での川瀬さんのソロパートの時、
高取さんは長右衛門さんと顔を見合わせ楽しそうにスキャットを披露されていました。

・高取さん「リハーサルで足がつったのが嘘のようだよ」
Nobuさん「つってたんだぁ」
toshiさん「みんなね、楽屋でさ、メンバーがもうどこが痛いだの何の薬を飲んでるだの、
      何が効くどこの病院だいいとかずっと話してるんだよ」
高取さん「toshiも話してたじゃんよぉ」
観客笑。
Nobuさん「やっぱり20年経つと色んな所でガタが来てるんだよね~」

・ロレッタ嬢は籠島さんが音楽を担当された映画「もしも、僕の彼女が妖怪ハンターだったら…(仮)」に
付喪神ロレッタとして出演されているのですが、ステージに登場された際は
籠島さんが映画のBGMである「ロレッタのテーマ」を演奏されていました。

・toshiさんが次元大介ばりの台詞を言われた際には小道具としてタバコの模型をくわえられていました。

・高取さんはヒーローショーではロイドが復活するシーンで影ナレーションで参加。
その際の文章はご自身が歌唱されたアニメや特撮を織り交ぜたものになっていました。

・Nobuさん「みんな、のぶかずおにいさんの言う事聞いてくれてありがとうね」
高取さん「おにいさんかぁ、着替えている時はおじいちゃんかおばあちゃんみたいだけどね」
Nobuさん「そういう事いわなくていわないのー」
観客笑。

・長澤さん、山本さん、姜さんはそれぞれのカラーの「忍風戦隊ハリケンジャー 20周年記念Tシャツ」姿に
Z旗20周年記念マフラータオルとうちわを持ってご登場されていました。

・塩谷さんジョークを織り交ぜる姜さん。

・元々、ライブを見に行こうとされていた姜さん。連絡が来るまで家でプレイステーション5をされていたそうです。

・「しのび哀」では高取さんが歌詞の「10年」を「20年」に替歌されていました。

・「Club Charade」で歌詞の「妖しく回れミラーボール」に合わせてミラーボールを指さそうとした所、
会場自体にミラーボールの設備が無かったようで歌いながら少し驚かれていた様子の高取さん。

・ラストにハリケンジャーチームの長澤さん、山本さん、姜さんのご提案で
ファン有志が作成したうちわにお三方のサインを入れてプレゼントしてくださる事に。

・とはいえ客席に投げるのは危険、じゃんけん大会も時間が掛かるという事で

高取さんのYouTubeチャンネルの登録者数が10000人間近である事を受けて
10000人が達成した時は記念としてZ旗の皆さんのサインを加えて改めてプレゼント企画を行う事になりました。
 

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