top of page

スーパーロボット魂2023 ~stage universe~
23.4.29 Zepp Haneda

出演/MIQ 鮎川麻弥 川添智久 米倉千尋 福山芳樹 笠原弘子 麻倉あきら 速水けんたろう 森口博子

初参加/玉置成実

司会/ショッカーO野

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)
演奏/Super Rescue BAND(G.鍋嶋圭一 B.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし)
   B.川添智久 G.福山芳樹 



1997年に「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」として初開催された
ロボットアニメやゲーム「スーパーロボット大戦」を中心とした楽曲で構成された本ライブ。
1998年にライブタイトルを「スーパーロボット魂」(通称SRS)に変更してから今回で25年目を迎えます。

毎年「スーパーロボット魂」として春に「春の陣」として東名阪ツアー、夏に「夏の陣」が開催されてきましたが、
2002年以降は春開催の「春の陣」東阪ツアーに一本化、2013年以降東京公演は二日間別々の公演が行われており、
更に2021年以降、一日目を「stage universe」、二日目を「stage terra」と題して開催され、
東京公演に加え、新型コロナウイルスが蔓延しはじめた2020年以来、実に四年ぶりに大阪公演も開催されました。

一日目の「stage universe」では初演以来皆勤賞のMIQさんを座長に迎え、
出演者はアニメ「機動戦士ガンダム」シリーズとアニメ「超時空要塞マクロス」シリーズを支柱に、
便宜上、所謂「リアル系」と分類される作品や「stage universe」という事で主に宇宙を舞台にした作品が中心。
今回は鮎川麻弥さん、川添智久さん、米倉千尋さん、福山芳樹さん、笠原弘子さんというレギュラー陣に加え、
久しぶりに森口博子さん、麻倉あきらさん、速水けんたろうさんがご出演、
初参加として玉置成実さんのご出演が発表されていました。

また、「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」の立ち上げ以降、「スーパーロボット魂」の座長や
続く「スーパーヒーロー魂」などの魂ライブシリーズの中心人物としてライブを盛り上げていただけではく、
50年以上の長い間アニメソングの地位向上に尽力され続けて来られた水木一郎さんが2022年の12月6日にご逝去。

アニメソング界を牽引し続けられた魂ライブの大座長がご不在となって初の「スーパーロボット魂」です。

2020年以降、世界規模で蔓延し続けている新型コロナウイルスの影響は続いている中でしたが、
長年にわたり「スーパーロボット魂」を主催されている株式会社バースデーソングさんは
2020年夏より政府および東京都のガイドラインを規範に、感染拡大防止策を徹底して開催しており
今回も公式サイトにおいて「来場チケットをご購入のお客様へ」という項目を設け諸注意を掲載。

サイト内の文章では東京都・大阪府からの要請に基づき「イベント開催時のチェックリスト」を作成し公表。
来場する際の健康状態や場内での消毒、換気の徹底を行う事、出待ちの禁止などに加え、
マスク着用の有無については、観客個人の判断に任せる旨が記載されておりましたが、
上演中の発声に関しては特に明記はされておりませんでした。

今回も動画配信プラットフォーム「CN Live Streaming」を使用して
会場に足を運ぶことができない国内外のファンへ向けてストリーミング配信され、
ライブ終了後の5月3日から5月9日までの期間限定でアーカイブ配信も行われました。

またバースデーソングさんの公式サイトで今回、実に4年ぶりに復活する名物コーナーである
アコースティックコーナーにて水木さんへの追悼企画として
観客に歌って欲しい水木さんのロボットアニメやゲームの楽曲を募集されていました。

会場は2022年に引き続き羽田空港の近くの羽田イノベーションシティにあるライブハウスZepp Haneda。
入場するとステージにはそれぞれの楽器、コーラスのブースが設けられており、
コロナ過で見られた各ブースを隔てるアクリル板は設置されておりませんでした。

ステージ壁面には銀色の布が一面にはられており、
その中央には「SRS2023 SUPER ROBOT SPIRITS」のライブロゴが描かれた幕が掲げられていました。
ステージのすぐ前には撮影用のカメラが使用するレーンが床に設置されており、
カメラが移動するため、観客は最前列でもステージとは距離が保たれているようになっていました。

開演まで数分という頃になり、間もなく開演である旨と、上演上の諸注意がアナウンスされると
観客から拍手が贈られていました。

-MC-

・開演時間から少し過ぎた頃に司会進行のショッカーO野さんがご登場。
・ショッカーさん「ホントに大変長らく、お待たせしました!!」
観客「おぉぉぉおおおおおおおぉぉおおお」
ショッカーさん「コレだよコレ!! 四年間待ったよ!!」
観客「おぉぉぉおおおおおおおぉぉおおお」
ショッカーさん「それじゃあ四年ぶりにいきますか。みなさぁんこぉぉんばんわぁああ」
観客「こんばんわぁあああ」
ショッカーさん「元ー気ですかぁあ!!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「魂はァ燃えているかあああ」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「今日もとことん盛りあがろうぜぇエぇええ!!」
観客「おおおおぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「スーパーァーロボットォ!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「泣きそうだよ」
・本公演はマスク着用を条件に発声可能。
ショッカーさん「まだまだ油断はできないですが、マスク付けていれば何をやっても良いそうです」 
観客拍手。
ショッカーさん「やっぱりコール&レスポンスが出来るってのは嬉しいですよね。
        早速いくよ。今日はね、曲数が多いんですよ」
観客「おぉぉおおぉおおお」
ショッカーさん「さあ皆さん、心の準備はいいですよね!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「準備はいいかぁあああ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「スゥーパーアーロォボォットォ!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「はぁあじまりまぁすっ!」

00:SE
01:熱風! 疾風! サイバスター/MIQ 鮎川麻弥 米倉千尋 福山芳樹
-MC-


勇ましい音楽がオーバーチュアとして流れる中、演奏陣の皆さんが登場されスタンバイ。
オープニングはゲーム「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」よりMIQさんが歌われた
風の魔装機神・サイバスターのテーマをアルバム「スーパーロボット大戦 ボーカルコレクション ROBONATION'1」で
水木さんと影山ヒロノブさんがカバーされたバージョンのアレンジ版。
前奏が流れる中、MIQさん、鮎川さん、福山さん、米倉さんが登場されると
観客が次々と立ち上がり、一階席はコロナ禍前と同じスタンティングでのライブ鑑賞に戻りました。
ライブでは水木さん、影山さん、堀江さん、MIQさんが一緒に歌われて久しい本曲ですが、
今回はより複雑に歌う箇所がわかれている今回オリジナルのものになっていました。

・ショッカーさんが合流され、MIQさん、鮎川さん、米倉さん、福山さんを改めてご紹介。
お一人づつご挨拶をされたのですが、この時、声出し解禁になったという事で
ショッカーさんの扇動で観客がお一人づつ名前をコールしていました。
・MIQさんは「MIQ姐」、鮎川さんは「麻弥さん」、米倉さんは「ちっひー」。
・米倉さんを紹介された後、福山さんを紹介せずに進行しようするショッカーさん。
ショッカーさん「こういう事が出来るのも久々だよね」
福山さん「そうですね。なんかこうしてショッカーさんと並ぶと兄弟みたいっすね」
観客笑。
・しきりなおして福山さんのコールは「福ちゃん」。

02:キングゲイナー•オーバー!/福山芳樹
03:エルガイム -Time for L-GAIM-/MIQ
-MC-


ソロコーナーは福山さんによるアニメ「OVERMANキングゲイナー」よりオープニングからスタート。
サビのダンスはもちろん、福山さんの「メタルファイヤー」後に観客が「メタルファイヤー」と追っかけで歌う
原曲にはないライブオリジナルのやりとりや、「キングキングキングゲイナー」の連呼など
発声可能になったからこその熱気と臨場感を序盤から久しぶりに体感する事が出来ました。
続いてはMIQさんのご登場で、アニメ「重戦機エルガイム」より初代オープニング。
観客の「HEAVY METAL」という合いの手を聞く事が出来るのも久し振りで、
MIQさんもシリアスな歌声を披露されながらとても嬉しそうな表情をされていたのが印象的でした。

・MIQさんお一人でお話。
・改めてもう一回コールをしてもらいたいというMIQさんに応え観客が「MIQ姐」コール。
・MIQさん「つらい事がいっぱいありましたが、こうして少しずつ前に進んでいきましょうね。
     それでは次は、水木のアニキが『いい曲だね』って誉めてくれた
    『重戦機エルガイム』のエンディング『スターライト•シャワー』を聞いてください」

04:スターライト•シャワー/MIQ
05:夢色チェイサー/鮎川麻弥
-MC-


独特の宇宙的な雰囲気の曲調が印象的なアニメ「重戦機エルガイム」よりエンディング。
本曲はバラードの為、前奏の段階でこれまでスタンディングだった観客の多くが着座し
MIQさんの歌声をじっくりと味わった後は、鮎川さんのアニメ「機甲戦記ドラグナー」より初代オープニングで再び起立。
鮎川さんがしなやかに歌われつつ、随所で観客を扇動。ラストのアドリブは実に圧巻でした。

・鮎川さんお一人でトーク。
・鮎川さん「悲しいが沢山ありました。でも前に向かって夢の旅人として歩いていきたいと思います。
     『機甲戦記ドラグナー』のエンディングをきっとどこかで出勤して聞いてくれているであろう
     アニキに届けたいと思います。『イリュージョンをさがして』」

06:イリュージョンをさがして/鮎川麻弥
-MC-


続いてはアニメ「機甲戦記ドラグナー」より初代エンディング。 本曲もバラードという事もあって観客は着座。
この後もバラードは基本的に着座での鑑賞となったので、鮎川さんの優しい歌声をしっかりと聞く事が出来ました。

・鮎川さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・この間にスタッフさんがステージ中央にマイクスタンドを設置されており、
ベースの吉岡満則さんは一旦退場されていました。
・ショッカーさん「じゃあ次は何にしましょうかね……このシリーズいっちゃいますか?」
この時にショッカーさんが着られていたのはアニメ「機動戦士ガンダム」のTシャツ。
ショッカーさん「なにぶんシリーズが沢山ありますのでどれから行こうかなと思いましたが、
        まずは、川添智久さんのご登場です!!」
観客拍手。
ショッカーさんに呼びこまれ、ベースを携えて川添さんがご登場。
ここでショッカーさんの扇動で観客による「智ちゃん」コールが行われました。

07:STAND UP TO THE VICTORY ~トゥ•ザ•ヴィクトリー~/川添智久
-MC-


ここからは「機動戦士ガンダム」コーナー。まずはアニメ「機動戦士Vガンダム」初代オープニングから。
軽快にベースを演奏しながら歌われていた川添さんは、間奏での観客による「STAND UP!」の大合唱を
嬉しそうに眺めながら途中でアドリブなどを交えられていました。

・ベースを降ろしてハンドマイクに変えられた川添さんが米倉さんを呼び込んでトーク。
・2022年の8月にの肝硬変からくる食道静脈瘤破裂により逝去された鵜島仁文さんのお話。
・鵜島さんといえばアニメ「機動武闘伝Gガンダム」のオープニングを歌われていたほか、
米倉さんへはアニメ「仙界伝 封神演義」のオープニング「WILL」など多く楽曲を提供されており、
川添さんとはTOP GUNというユニットを組まれていました。
・米倉さん「ちょっとさびしいですけど、みんなも知ってたら是非一緒に歌ってみて下さい」
川添さん「もしかしたら、うっしーの声が聞こえてくるかもね」

08:Naked Soul/川添智久×米倉千尋
-MC-
09:嵐の中で輝いて/米倉千尋
10:10 YEARS AFTER/米倉千尋
11:ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~/森口博子
-MC-


ゲーム「SDガンダム Gジェネレーション・ワールド」より「TOP GUN×米倉千尋」として発表されたオープニング。
随所の「OH-OH-OH」では観客が「OH-OH-OH」と追いかけて歌い、ライブオリジナルのやりとりが生まれていました。
川添さんが拍手で見送られ、米倉さんが「きっと鵜島さんも来てくれたと思うので、鵜島さんにも拍手!」と
観客の拍手を促された後は、OVA「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」より、ご自身のデビュー曲であるオープニング。
サビ部分での米倉さんと観客との大合唱を久々に味わった後は、そのまま同じくOVA「第08MS小隊」よりエンディング。
米倉さんの弾けるような歌声と笑顔いっぱいのポジティブなステージングはとても晴れやかでした。
がらりと雰囲気が変わり、四年ぶりに森口さんが登場され、映画「機動戦士ガンダムF91」主題歌。
森口さんのはかなげながらも徐々に芯の強さを感じる歌声が会場全体を包み込んでいました。

・ショッカーさんが合流され、改めて森口さんをご紹介され、観客に「ピロコ」コールを扇動されました。
・芸能事務所プラスワンカンパニーに所属となられたショッカーさん。
ショッカーさん「ウチの代表がね、声優の森功至さん。『ガンダム』のガルマ・ザビね。シャアに裏切られた男」
森口さん「そうだったんですか!?」
ショッカーさん「そうなの。他にも『科学忍者隊ガッチャマン』で主人公のガッチャマンとかやってるんですよ。
        で、ウチのガッチャマンに『今日、ピロコが出るよ』って伝えたら『オレ、大ファンなんだよね』だって」
観客笑。
ショッカーさん「今日、配信観てるって」
森口さん「あらぁ~。それはそれはいつもお世話になってますぅ~」
観客笑。

・森口さんを見送られてショッカーさんお一人に。
・ショッカーさん「『ガンダム』コーナーはまた後半にお届けしますが、続いては同じサンライズ作品。
        次の方も久し振り。元気で爽やかでカッコイイ。速水けんたろうさんのご登場です!!
        『アイアンリーガー~限りなき使命~』!!」

12:アイアンリーガー~限りなき使命~/速水けんたろう
-MC-


ショッカーさんと入れ替わりに「まだまだ盛り上がっていくぞ!」と速水さんが颯爽とご登場。
速水さんが"谷本憲彦"さん名義で歌われ、この年に30周年を迎えたアニメ「疾風! アイアンリーガー」よりオープニング。
根強い支持を集める本曲を颯爽と歌われる速水さんの姿を受け、観客も一緒になって大合唱となりました。

・ここで速水さんお一人でお話。
・速水さん「この曲を歌っているのは僕じゃなくて"谷本憲彦"くんが歌っているんですけど、
     谷本君は今日来られないので代わりに僕が歌わせてもらいました」
観客笑い。
・速水さん、最後の「アイアンリーガー」が「エイエンリーガー」に聞こえる問題に言及。
速水さん「僕も後で聞いて『アイアン』って歌ってる? 『エイエン』じゃね? って思ったんですよ」
観客笑。
速水さん「おそらく当時のディレクターがOK出したんだと思うんですけど、
     『エイエン』って思いこめばそう聞こえるし、『アイアン』って思えばかすかにそう聞こえるんですよね」
観客笑。
速水さん「まぁ、どちらにも聞こえるという事で。好きな方で歌っていただけたらと思います」

13:With~友よ共に~/速水けんたろう
-MC-


続いて速水さんが歌われたのは、アニメ「疾風! アイアンリーガー」最終回「勝利への大行進」エンディング。
颯爽とした曲調に速水さんの真摯で哀愁を感じる歌いぶりはいつに味わい深く、久々に聞けて嬉しうございました。

・ショッカーさんが合流され速水さんとトーク。
・速水さんにも観客のコールを届けたい。
ショッカーさん「でね、馴染み深いのは『けんたろうおにいさん』なんですが、ちょっと長いかなと。
        10文字ですし。『アニキ』とか『ミッチ』とか短い方が呼びやすいんですかね?」
速水さん「でもやっぱりこれだけおおきいおともだちがいるので、せっかくなら『けんたろうおにいさん』で」
ショッカーさん「そうですね。やっぱり馴染み深い方がいいですね。それじゃあみんなせぇええのぉッ!」
観客「けんたろうおにいさぁああああああああああぁあん」
速水さん「ありがとーう! みんなおおきくなったねー」
・ショッカーさん「最終回で歌われる曲っていい曲が多いですよね。あっちの方とか」
この時ショッカーさんがされたのは速水さんが歌われた特撮「超力戦隊オーレンジャー」のポーズ。
「オーレンジャー」の最終回は速水さんが歌われた通常のエンディング曲「緊急発進!! オーレンジャー」ではなく、
同じく速水さんが歌われた「虹色クリスタルスカイ」が流されました。
速水さん「ああ、あっちの方ですね」
ショッカーさん「そうそう。あんたダーレ、オーレ的なね」
観客笑。
・ショッカーさん「さて、ここからはある作品のコーナーに参りたいのですが、
        なんと、その先陣をきっていただくのがけんたろうおにいさんです」
観客拍手。
速水さん「これはちょっと、エンジンをかけないといけませんね」

14:IDLING for you/速水けんたろう
15:勇気を翼にして/笠原弘子
-MC-
16:未来派Lovers/笠原弘子
17:正義が恋人-野明のバラード-/MIQ
-MC-


ここからは様々なメディアミックスが展開され、この年に35周年を迎えた「機動警察パトレイバー」コーナー。
まずは速水さんによる新OVA「機動警察パトレイバー」より四代目オープニング。
からりとした歌声の速水さんとカインズの皆さんが作りだすハーモニーがとても爽やかで魅力的。
続いては笠原さんのご登場で映画「機動警察パトレイバー the Movie」イメージソング「勇気を翼にして」。
笠原さんは軽快な曲調を振り付けを交えてしなやかに歌われた後、曲紹介をされ、
そのまま旧OVA「PATLABOR MOBILE POLICE」よりオープニングを観客を扇動しながら楽しそうに歌われていました。
「パトレイバー」コーナーラストはMIQさんのOVA「PATLABOR MOBILE POLICE」より「正義が恋人-野明のバラード-」。
以前よりMIQさんが「いい歌だからいつか歌いたい」とお話されていただけに遂に聞く事が出来て嬉しく。
MIQさんの穏やかながらも少し寂し気な歌いぶりがとても魅力的でじっくりと聞き入っていました。

・MIQさんと入れ替わりにショッカーさんがご登場。
・久しぶりに観客へ来場回数を挙手でアンケート。
・この間にスタッフさん達によってステージ上に譜面台やマイクスタンドが設置されていき、
アコースティックコーナーの準備が進められていました。

・準備が整った所でショッカーさんがアコギコーナーの出演者の皆さんをお出迎え。
・今回のユニット名は「スーパーロボットメモリアルバンドZ(ゼータ)」。
・メンバーはMIQさん、鮎川さん、森口さん、笠原さん、川添さん、福山さん、米倉さん。
・楽器は川添さんがベース、福山さんと米倉さんがアコースティックギターをご担当。
・ショッカーさんが笠原さんに観客のコールを届けようとした所、笠原さんがマイクを忘れてしまい一旦ご退場。
再度登場され、ショッカーさんの扇動で「弘子ちゃん」コールが贈られました。

・今回のアコギコーナーは前途の様に水木さんが歌われたロボットソング。
アンケートで上位になった楽曲を初日の「stage universe」と二日目の「stage terra」でそれぞれ2曲づつご披露。
・初日の「stage universe」は鮎川さんのコーラスアレンジによるハーモニーが特徴的。
鮎川さん「練習の為にアニキの歌を何回も聞いてると、アレンジしなきゃいけないのに涙が出てきちゃうんですよ。
     でもね、今回、私達が歌う事でアニキに届くといいなあって思っています」

18:父をもとめて/スーパーロボットメモリアルバンドZ
-MC-
19:コン・バトラーVのテーマ/スーパーロボットメモリアルバンドZ
-MC-


一曲目はフィリピンで絶大な人気を誇り、この年に実写版も公開されたアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」よりエンディング。
女性陣をメインにそれぞれ順番に歌い継いで行き、サビ部分では川添さんと福山さんがコーラスとして参加。
穏やかながらも物悲しさを感じる本曲は、歌詞がどこか水木さんへの思いにつながるようにも感じられました。
続いては「ボルテスV」と同じく「長浜ロマンロボ」シリーズよりアニメ「超電磁ロボ コン・バトラーV」よりオープニング。
この曲ではそれぞれがソロパートが設けられているのではなく、複数人で一緒に歌われていた様に思え、
ステージ上と客席が一緒になって歌い、コーラスをし、振り付けを行う、ライブならではの一体感は嬉しくもせつなくありました。

・拍手の中、スーパーロボットメモリアルバンドZの皆さんが見送られ、
ショッカーさんがお話されている間にスタッフさんがマイクスタンドや譜面台を片づけられていました。
・片づけられている間に観客にどこから来たのかアンケート。関東以外からも海外からもいらっしゃっていました。
・今回からこれまで設けられていた会場内の換気も兼ねた休憩時間は無くなり最後まで休みなしに。
ショッカーさん「冒頭に言いました様に曲が多いんですよ。なので皆様、大人の対応をお願いいたします」
観客笑。

・ショッカーさん「ここからは後半戦、トップを飾っていただくのは『機動戦士ガンダムSEED』!!」
観客「おぉぉぉおおおおおぉおお」
ショッカーさん「初見参の玉置成実さんに歌って頂きます!! 『Believe』!!」

20:Believe/玉置成実
-MC-


玉置さんのご登場でこの年、放送20周年のアニメ「機動戦士ガンダムSEED」より三代目オープニング。
発表当時10代だった玉置さんも様々な楽曲を歌われたり、ミュージカルに出演された事を経て
より強く鍛えあげられた歌声に成長されており、小気味よい楽曲をパワフルに歌われていました。

・ここで玉置さんお一人でお話。
・玉置さん「今回初めて出演させて頂けて、まだ若干ぷるぷるしています。ふふふ」
観客笑。
玉置さん「どうぞ暖かい目でご覧いただけましたら幸いです。それではもう一曲歌わせていただきます。『Reason』」

21:Reason/玉置成実
-MC-


続いて玉置さんが歌われたのはアニメ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」より初代エンディング。
緊張されていると話されていた玉置さんですが、凛とした強さを感じる歌声を披露されて観客を魅了していました。

・ここでショッカーさんが登場され、改めて玉置さんをご紹介。
・玉置さんへも観客のコールを行いたいという事で、どんな呼ばれ方が良いかをご本人へアンケート。
・これまで玉置さんが呼ばれて来た愛称は玉ちゃん、成実ちゃん、なーちゃん、なみたーなど。
ショッカーさん「わかりやすく"成実ちゃん"というのはいかがでしょう? 今のところ、他にいませんし」
玉置さん「いいですね。先輩とカブるわけにはいかないですからよかったです」
ショッカーさん「では"成実ちゃん"にしましょう! ……"ヒロコ"が二人いるとめんどうなんですよ」
観客笑。
ショッカーさん「それではいきますよ、せぇええええのっ!」
観客「成実ちゃぁあああああぁああああん!!」
玉置さん「わーありがとうございまーす!!」 
・拍手で玉置さんが見送られショッカーさんお一人に。

・ショッカーさん「長く続けて行くと初めての方や久し振りの方も出て下さいます。
        続いては8年ぶり!? 本当はこのまま歌なのですが、お呼びしましょう。麻倉あきらさん!!」
ショッカーさんに呼びこまれて麻倉さんがご登場。
麻倉さん「待ったよぉ、8年は長いですよ。どれだけふてくされていたか」
観客笑。
ショッカーさん「今日は全員をコールしようと思うのですが、麻倉さんもせっかくなので。"あきらちゃん"でどうです?」
麻倉さん「やー。久しく"ちゃん"付けて呼ばれなかったからうれしー」
ショッカーさん「それでは、せーのっ!!」
観客「あきらちゃぁああああああぁあああぁああん!!」
麻倉さん「ありがとー! また8年後とか言わないでよねー」
観客笑。 

22:DREAMS/麻倉あきら
-MC-
23:Resolution/麻倉あきら


ショッカーさんが退場されて麻倉さんが歌われたのは、アニメ「機動新世紀ガンダムX」より初代オープニング。
独特のなめらかな歌声はそのままに、間奏では客席へ向けて「ただいま!」と投げかけ、観客を扇動されていました。
興奮冷めやらない麻倉さんは観客へ向けて「ARE YOU READY!?」と問いかけ、同じく「ガンダムX」より二代目オープニングへ。
鋭い歌いぶりを披露されていた麻倉さん、間奏では1階後方や2階席の観客へ向けても声をかけられていました。

24:MEN OF DESTINY/ MIQ
25:Z•刻をこえて/鮎川麻弥
26:水の星へ愛をこめて/森口博子
-MC-


「機動戦士ガンダム」コーナー、続いてはMIQさんのご登場でOVA「機動戦士ガンダム0083」二代目オープニング。
MIQさんのシリアスな歌声や後奏でのアドリブは実に格好良く。

続いては鮎川さんによるアニメ「機動戦士Zガンダム」より初代オープニング。
ライブでは間奏で鮎川さんと観客との「ゼータ」コール&レスポンスが行わるのですが、今回は久し振りに声出しOKという事もあり
鮎川さんは序盤に「ゼータコール、メガ盛りで行くよ」と宣言され、例年よりも更に多く細かくコール&レスポンスが行われました。
続いては森口さんのご登場、同じくアニメ「Zガンダム」より、ご自身のデビュー曲である二代目オープニング。
森口さんは透明感のある歌声を披露されながら客席の観客をとても嬉しそうに見渡していらっしゃいました。

・ここで森口さんお一人でお話。
・「水の星へ愛をこめて」を歌うと必ず客席で指揮をする観客を見つける。
・観客の拍手を受け、両手を上下に動かして拍手をさらに大きくするように扇動される森口さん。
拍手の勢いが大きくなった所で、往年のフジテレビバラエティ番組「森田一義アワー 笑っていいとも!!」の
タモリさんよろしく、リズムよく拍手を指揮する森口さんとそれに合わせる観客。

・森口さん「今日はみなさんにお知らせがあります」
観客「おぉぉおっ」
森口さん「結婚じゃないよ……しょこたんが先に行ったぁあああ」
観客笑。
ライブの前日にライブ「スーパーアニソン魂」にも出演されたタレントの中川翔子さんが婚約を発表されました。
森口さん「冗談はさておき、実はお礼を言いたいんです」

・2019年から森口さんが発表されているカバーアルバム「GUNDAM SONG COVERS」シリーズ。
これまでに3枚リリースされ、どれもオリコンデイリーチャート3位以内にランクイン。
さらにオリコン10位以内のインターバル記録も更新され、女性アーティストで1位になられたそうです。
森口さん「アルバムには今日ご一緒している、MIQ姐、鮎川さん、ちっひー、麻倉さん、川添さんの曲も入ってるんです。
     これもみんながブレる事なくアニソンを好きでいてくれているおかげです。
     その思いが令和の若い人達にも届いているんだと思います。みんなのそのブレない情熱に心から感謝です!!」
観客拍手。

27:Ubugoe/森口博子
-MC-


「ガンダム」コーナーのラストは森口さんによる映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」エンディング。
静かな楽曲だからこそ森口さんの柔らかい歌声をしっかりとダイレクトに味わう事が出来ました。

・森口さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「さぁ、ガンダムの次は……マクロスかなぁ?」
観客拍手。
しょっかーさん「まずは笠原弘子さんの登場です。『「超時空要塞マクロスII』より『あなたを感じている』」

28:あなたを感じている-ミア•センテス•レン-/笠原弘子
-MC-


OVA「超時空要塞マクロスII-LOVERS AGAIN-」より歌巫女・イシュタル役で出演された笠原さんがご登場。
アンニュイな雰囲気が魅力の「あなたを感じている -ミア・センテス・レン-」をゆったりと披露されました。

・ここで笠原さんに呼びこまれてギターを携えた福山さんがご登場。
スタッフさんがステージ向かって右側にマイクスタンドを設置されていました。
・福山さん「なんかおしゃれな空間でしたねー。オレもオシャレなアニソン歌いてーなー」
観客笑。
福山さん「シャッフルっていうのか、ジャズっぽいというか。きっとみんなは良い気持ちなんだろうなぁ」

29:REMEMBER 16/福山芳樹 笠原弘子
-MC-


笠原さんと福山さんによるデュエットはアニメ「マクロス7」より「REMEMBER 16」を
2013年に「TVseries Blu-ray BOX発売記念 一番くじプレミアム マクロスF」のD賞として作られた
CD「MACROSS MUSIC CD COLLECTION」収録の福山さんと、アニメ「マクロスF」でヒロインの一人である
ランカ・リーを演じられた中島愛さんとのデュエットのアレンジ版でご披露という心憎さ。
瑞々しい郷愁を誘う本曲をお二人ならではのやわらかな歌声で楽しそうに歌われていました。

・笠原さんを見送って福山さんお一人に。
・福山さん「ワタクシ一人になったという事で『マクロス7』のOVAから……座ってるままでいいですか?」
着座していた観客もスタンディングに。
福山さん「無理強いしちゃいけないけど、せっかく歌えるんだから、歌いましょうか? 『DYNAMITE DYNAMITE』と」
観客「おぉぉおおおおおおぉぉおおお!!」
福山さん「多分12回くらいあるから、そこだけでも一緒に歌いましょう!!」
観客「おぉぉおおおおおおぉぉおぉぉおおおお!!」
福山さん「『DYNAMITE EXPLOSION』!!」

30:DYNAMITE EXPLOSION/福山芳樹
-MC-


OVA「MACROSS DYNAMITE SEVEN」のオープニングを福山さんのバンドHUMMING BIRDのアルバム「UNSWEET」収録版で。
バンドの皆さんと福山さんがそれぞれの楽器をかき鳴らす中、福山さんの「オレの歌を聞けぇええ!!!」の一声から
演奏が一気に盛り上がり、観客の歓声で歌が始まる様子や、福山さんの扇動で観客が「DYNAMITE」を連呼する光景は、
久しぶりにライブならではの熱気を体感でき、福山さんもバンドの皆さんもとても嬉しそうな表情でした。

・福山さん「さっき立って歌いましょうかって言ったけど、次は残念な事にバラードなんすよね」
観客笑。
福山さん「なんで座ってもいいし、立っても良いしどうしましょうか……やっぱり立ちましょうか?」
観客笑。
福山さん「すみませんハッキリしなくて。水木さんが聞いたら激怒だよなぁ」
観客笑。

31:FEEL UNIVERSE/福山芳樹
-MC-


「マクロス」コーナーのラストは福山さんによるOVA「MACROSS DYNAMITE SEVEN」より「FEEL UNIVERSE」。
バラードを歌われる福山さんの、甘く清らかな歌声は激しい曲の歌いぶりとは好対照な魅力と改めて感じました。

・福山さんを見送りながらショッカーさんがご登場。この間にスタッフさんがマイクスタンド等を片付けられていました。
・ショッカーさん「まだまだ皆さん元気は残ってますかぁあああ」
観客「おぉおおおおおおおおおおおおぉおおおおお」
ショッカーさん「まだまだ盛り上がってくれますかぁああああああ?」
観客「おぉおおおおおおおおおおおおぉおおおおおおぉぉおおお」
ショッカーさん「まだまだ歌えますかぁああああああ?」
観客「おぉおおおおおおおおおおおおぉおおおおおおぉぉおおお」
ショッカーさん「まだまだ…しつこいな。やめとこう」
観客笑。
ショッカーさん「ではここから一気にラストまで行くぜェエエエ」
観客「おぉおおおおおおおおおおおおぉおおおおおおぉぉおおお」
ショッカーさん「スーパーァーロボットォ!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「やっぱり何回やってもイイよね」

32:永遠の扉/米倉千尋
33:コンディション•グリーン~緊急発進~/笠原弘子
34:風のノー•リプライ/鮎川麻弥
35:ダンバインとぶ/MIQ


ラストブロックは米倉さんによる映画「機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート」エンディングから。
米倉さんの明るく伸びやかなステージの後は、笠原さんのご登場でTV版アニメ「機動警察パトレイバー」より二代目オープニング。
緑の照明も鮮やかに笠原さんが振り付けやステップを交えて披露された後は、鮎川さんのご登場。
アニメ「重戦機エルガイム」より、ご自身のデビュー曲である二代目オープニングを振り付けを交えて披露されたのですが、
鮎川さんの扇動でコーラスのアップルのお二人や演奏陣の皆さんも楽器を振り付けの様に動かすなどして参加されていました。
本編のラストはMIQさんのご登場で、この年に放送40周年を迎えたアニメ「聖戦士ダンバイン」よりオープニング。
MIQさんの扇動で観客の勢いのある「オーラ」の掛け声を受けて、凛々しく力強い歌声を披露されていました。

-アンコール-
-MC-


穏やかな拍手の中、MIQさんとバンドの皆さんが退場され、しばらくすると拍手が手拍子へ変わり、アンコールへ。
久々のアンコールの声が響く中、しばらくすると観客のアンコールに合いの手を入れながらショッカーさんがご登場。
観客との「スーパーロボット」「スピリィイッツ」の掛け声で出演者の皆さんを呼び込みまれました。

・出演者の皆さんが揃われるとショッカーさんによってバンド、コーラスの皆さんをそれぞれご紹介されていきました。
・毎回「スーパーロボット魂」のハウスバンドでギターを担当されている松尾洋一さんとベースの村上聖さんは
声優の田村ゆかりさんのライブツアー「田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2023 *with me?*」のバックバンドをされている為不参加。
・代打として水木さんや多くの魂ライブでギターを担当されている鍋嶋圭一さんとベースの吉岡満則さんがご参加。
・バンマスも例年の松尾さんに代わってドラムのガンタさんが担当されていました。

・続いて出演者の皆さんがそれぞれ一言づつコメント。
皆様、今回から観客の発声可能になった事の感慨深さをお話されていました。

・これから披露される最後の一曲の間のみ観客の写真撮影OKに。
・その際にはSNSで「#スーパーロボット2023」「#SRS2023」等のハッシュタグを付け投稿してほしい等がアナウンスされました。
・森口さん「女子にはビューティー(写真加工アプリ)かけてね!」
観客笑。

36:時を越えて/MIQ 鮎川麻弥 森口博子 川添智久 速水けんたろう 福山芳樹 麻倉あきら 笠原弘子 米倉千尋 玉置成実

「スーパーロボット魂2023 ~stage universe~」のラストはゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズを象徴するインストゥメンタルを
アルバム「スーパーロボット大戦 VOCAL COLLECTION2」で水木さん、影山さん、MIQさんが歌われた「時を越えて」を全員で。
ソロパートや複数人で歌われる場所もあり、観客も一緒になって歌って、文字通り会場全体が全員で歌われていました。

・ショッカーさんの案内で出演者の皆さんがお一組ずつ順番に退場されていき、
最後にショッカーさんとMIQさん、鮎川さん、森口さんのお三方だけに。
・ショッカーさん「キング三人娘、またの名をスタチャ三人娘が四年ぶりにそろいました!!」
観客拍手。
ショッカーさん「これからも一日目はこちら三人を中心に盛り上げていきましょうね!!」
観客拍手。

・お三方が一緒に退場され、ショッカーさんお一人に。
ショッカーさん「さあ、みなさん今日は楽しんでもたいましたかぁああああ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「歌いましたかぁあああああああああああああああ?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「最高だったねええええええええええ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「また一緒に盛り上がりましょうねええええええええええ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「それじゃあ約束のぉスーパーァーロボットォ!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ。また明日!!」

ショッカーさんが拍手で見送られると特に規制退場は行われす、閉演のアナウンスが流れ出し、
「スーパーロボット魂2023 ~stage universe~」は終演となりました。

今回は周年作品をピックアップしつつ、一日目の柱である「ガンダム」コーナーの二部構成を主軸として
前半に「パトレイバー」コーナーが設けられ、アコギコーナーを挟んで展開していきましたが、
ラストブロックの前に「マクロス」コーナーが設けられたのがとても新鮮に感じました。
また、四年ぶりに発声可能になったという事で、出演者の皆さんも感慨深そうに歌われており、
観客の我々も久しぶりに歓声や歌声などの盛り上がりの勢いの中に身を置いて懐かしく嬉しい感覚になりました。

未だに新型コロナウイスルの猛威は続いてはいるものの、
マスク着用での発声、本格的にスタンディング鑑賞が可能になって、休憩も無くなり、
述べ36曲で4時間近くの上演時間と、コロナ禍前を思わせるボリュームになった事で
様々な対策を講じながら少しづつ従来のライブに戻そうという気概が感じられました。


補足

​・入場時に配布されているチラシに同梱されているアンケート用紙がマイナーチェンジされていました。


・コロナ禍でデビュー39周年、40周年を迎え現在41周年目のMIQさん。
MIQさん「今年は何としても記念ライブをやります。連休明けには発表できると思いますのでお楽しみに!」

・ショッカーさん「配信をご覧の方はね、ご近所の迷惑になら無い範囲で思う存分大きな声で歌ってくださいね。
        ……会場のみんなもね、もう悔しくないもんね」
観客拍手。

・四年間、森口さんと会えなかったショッカーさん。
日本テレビ系「はじめてのおつかい」に出演されている森口さんが涙を流されている様子を見てもらい泣き。

・速水さんは「With~友よ共に~」はおそらく人前で初めて歌われるとお話されていましたが、
2014年のライブ「スーパーアニソン魂 2014"夏の陣"」において既に歌われていました。

・ショッカーさん「これからも『ガンダム』コーナーをやる時には絶対成実ちゃんに出てもらいましょうね」
玉置さん「ホントですか!? ありがとうございます」
ショッカーさん「なんてったって"シード"権がありますからね」
観客笑。

・森口さん「ホントに久し振りにみんなの声を聞く事が出来ました。魂の歓声、おかえりなさい!!」

・森口さん「『Ubugoe』をレコーディングした時はちょうど世界がショッキングな状況になる頃でした。
     アニメの世界ではありますが、現実世界と常にリンクしている『ガンダム』の世界を
     作り続けてくださった方々への思いを受けて歌わせていただきました」

・福山さん「笠原さんは『マクロス』では先輩ですからね」
笠原さん「ハイ」
福山さん「笠原さんが『マクロスⅡ』でボクが『マクロス7』ですから5つもセンパイなんですよ。
     ……なんか定番のギャグで申し訳ございません」
笠原さん「いえいえ」
観客笑。

・「風のノー•リプライ」の振り付けは左手で。

・カインズの皆さんは前半は色違いのワイシャツ、後半はライブTシャツに衣装を変えられていました。

・米倉さん「私達、歌う前は舞台袖で待機しているんですけど、会場の皆さんの熱気と香りが伝わってきて……」
観客笑。
米倉さん「ここ数年はね、そういった熱気が感じられなかったんですけど、今回久し振りに感じる事が出来ました」
ショッカーさん「夏はもっと凄いよね」
観客笑。

・森口さん「楽屋のモニターで会場の様子が見られるんですけど、みんなの後頭部がアツかったです」
観客笑。
森口さん「四年ぶりに帰ってくる事が出来てみんなの熱気と若さを感じました。
     で、バラードになると座る辺りに、あ、みんな年輪を重ねたんだなと思いました」
観客笑。
森口さん「盛り上がる時は立ってバラードは座ってと言う緩急がね、大人の空間だなって思いました。
     それだけ歳を重ねて一緒にアニソンを愛し続けてくれているんだと感じました」

・MIQさん「みんなお客様のプロだからね。上手いのよ盛り上げるのが。
     こっちも気合が入ってるからもう全体が凄い盛り上がりなのよね。
     愛×愛=幸せという感じがしました。色々な事がありますが、これからも生きて行きましょう!!」

・ライブ配信では一部の視聴者が開演前から配信を見る事が出来なかったという事で、
のちに払い戻しの案内が行われていました。

・今回の「スーパーロボット魂2023」は東京大阪公演共ライブ終了後からアーカイブ配信を実施。
権利関係の都合上、一日目は「Z・刻をこえて」「水の星へ愛をこめて」がカットされていたものの、
ライブから数日後の2日から8日までの期間アーカイブ配信として楽しむ事が出来ました。

bottom of page