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堀江美都子 Birthday LIVE 2023 2nd 東京公演
23.3.19 BLUE MOOD

出演/堀江美都子

演奏/G.松尾洋一 Ba.吉岡満則 Key.中村智美 Per.早川誠一郎
コーラス/KAKO♪ 松尾洋一 吉岡満則 中村智美



アニメ「キャンディ・キャンディ」やアニメ「花の子ルンルン」などの主題歌を代表格に、
アニメソングを専門に歌う歌手のはじめの一人としてソロデビューされて以来、
日本のアニメ黎明期から現在に至るまで、数多くの楽曲を歌い続けられており、
現在は洗足学園音楽大学の客員教授としても活動されている堀江美都子さん。

アニメソングに対する姿勢やその功績から"アニメソング界の女王"と称される堀江さんが
ご自身のお誕生日である3月8日近辺に開催されているのがバースデーライブです。

ご自身のデビュー50周年記念ライブ以降、当時世界的に蔓延し続けている新型コロナウイスルの影響もあり
バースデーライブが開催されるのは2019年以来、4年ぶりとなりました。
大阪と東京で昼公演「1st」、夜公演「2nd」と、それぞれ一日二ステージ、合計4公演開催されました。
今回は東京公演の夜公演「2nd」のレポートです。

今回の来場チケットは早々に完売になりましたが、会場に足を運ぶことができない
国内外のファンへ向けて動画配信サービス「Streaming+」を使用してストリーミング配信も実施。
ライブ終了後、期間限定でアーカイブ配信も行われました。

会場は東京の汐留にあるライブハウスレストランBLUE MOOD。
当日は整理番号順入場の自由席という事で、観客が思い思いのテーブル席に着座。
前途の様にチケット完売という事で全席満員でした。

ライブハウスレストランという事で観客はドリンクやフードを楽しみながらライブを鑑賞できる為、
今回限定のスペシャルコラボレーションメニューも用意されていました。
ドリンクはマンゴー、オレンジ、ソーダフレーバーの南国風オリジナルカクテルの
「Hau'oli micchi(ハウオリミッチ)」のアルコールありとアルコール無し。
フードはパンナコッタ、ティラミス、カタラーナを盛り合わせた限定のデザート
「millimilli micchi(ミリミリミッチ)」が用意されていました。

当時は2020年より世界的に蔓延している新型コロナウイスルの影響で、外出時のマスク着用の推奨や
ライブでの発声は禁止されてきていましたが、諸々の感染予防対策が浸透してきている事もあり、
ライブ・コンサートでは公演によって発声可能なものも増えてきていました。
今回の公演は特にアナウンスなどは無かったですが、マスク着用であれば上演中の声出しは可能になっていた様です。

ステージ上には各楽器や堀江さん用のマイクスタンドと譜面台、テーブルなどが準備されており、
客席左右の壁面にはスクリーンが張られており上演中は配信映像の模様が映し出されていました。

観客の食事が一通り済み、当初の開演予定時間から少し過ぎた頃になると
客席の照明がゆっくりと暗くなっていき、いよいよ開演です。

00:SE

オーバーチュアとして堀江さんがメインもしくは多重録音されたと思われる
たんぽぽの綿毛や夢見てた日や春を歌ったアカペラが流れる中、
演奏陣の皆さんとKAKO♪さんが登場されそれぞれの位置につかれると堀江さんがご登場。
オーバーチュアに合わせて体を揺らされていました。

01:心のうた/堀江美都子
02:Birthday Smile/堀江美都子
-MC-


バースデーライブはアニメ「さすらいの太陽」よりエンディングからゆったりとスタート。
堀江さんご自身にも重なるような歌詞を穏やかに歌われていた序盤に
ベースの吉岡さんに何やらトラブルがあった様子でしたが、無事に事なきを得た様子でした。
続いてはアニメ「真・女神転生Dチルドレン ライト&ダーク」より二代目エンディング。
歌詞も堀江さんの歌声も包容力あふれる本曲をバースデーライブで聞く事が出来て嬉しかったです。

・拍手と観客の「ミッチ」コールを受け堀江さんが観客と配信の視聴者にご挨拶。
・久しぶりのバースデーライブは新鮮で楽しくて嬉しい。
・ドラムも何やらトラブルがあった様子で早川さんがスタッフさんとやり取り中。
堀江さん「どうしたの? ん? ピーって鳴った?」
早川さん「電子レンジです」
堀江さん「せいちゃんトラブってるのに余裕あるね」
観客笑。
・堀江さんのご自宅のレンジはピーではなく、チン。
・さらに吉岡さんのベースも再度調整が行われていました。
・堀江さん「どんなに完璧に準備してもこういう事は起こりますからね。
     だからといって他の箇所で喋りを短くするということはないの」
観客笑。
堀江さん「もう焦らないから。その辺」

03:グローイング・アップ/堀江美都子
04:キャンディキャンディ/堀江美都子
05:花の子ルンルン/堀江美都子
-MC-


早川さんと吉岡さんの準備が整い、次のコーナーは堀江さんの代表曲を三曲連続で。
まずは世界名作劇場より、アニメ「私のあしながおじさん」オープニングをしっとりと歌われ
続いては堀江さんの代表曲中の代表曲アニメ「キャンディキャンディ」よりオープニングへ。
観客の手拍子が揃う中、堀江さんがはつらつとした歌声を披露されました。
代表曲コーナーのラストはアニメ「花の子ルンルン」よりオープニング。
サビ部分での振り付けを堀江さんと一緒に行っている観客も多く見られました。

・「ルンルン」が終わると観客から「ミッチ」コールが勢いよく行われました。
堀江さん「盛大な重みのあるコールありがとうございます。
     あたしも随分長い事やってきましたが、みなさんも随分長い間応援してくださって」
観客笑。
堀江さん「さっきも話してたんですよ。『久し振りに声が出せるから練習してくれてたのかな』とか
     『でもさ、昔と比べるとだいぶ声の重さが違うよ』って」
観客笑。
堀江さん「しょうがないですよね。みなさん、特に男性は声が年々重厚になりますからね」
観客笑。
堀江さん「でも強制では無いですよ。マスク状態ですから。無理のないようにね」

・続いてはエンディングコーナー。
堀江さん「普段仲間たちと一緒にやるライブはオープニングを歌う事が多いんですけど、
     ソロの時はあえてエンディングを歌ってみようかなと思いました」

06:不思議を探そう/堀江美都子
-MC-
07:まけるなデメタン/堀江美都子
-MC-


エンディングコーナーの一曲目はアニメ「ぐるぐるタウン はなまるくん」より初代エンディング。
トロピカルな曲調の中にどこかノスタルジックな趣を感じる本曲を聞く事が出来てとても嬉しかったです。
フジテレビ系「日清ちびっこのどじまん」に出場され、アニメソングでソロデビューされるまでのお話をされ、
デビュー作がタツノコプロのアニメ「紅三四郎」だっというお話から、タツノコプロ作品つながりで
アニメ「けろっこデメタン」よりエンディング。堀江さんが本曲を歌われるのも数十年ぶりとの事。
身体を左右に揺らしながら、瑞々しい歌いぶりを披露されていました。

・堀江さんがデビューされた頃は所属する日本コロムビアが子供のための音楽を模索中。
教育的な童謡や唱歌とはまた違った方面の、娯楽性や豊かな情緒と音楽性をもつ歌を目指し、
プロの作家を招いて、ちびっこポップスやアニメソングなどを生みだされていたそうです。

08:月光の子守唄/堀江美都子
-MC-
09:心のオネスティー/堀江美都子
-MC-


エンディングコーナー続いては特撮「好き!すき!! 魔女先生」よりエンディング。
堀江さんのしなやかで優しい歌声はとてもやわらかくなんともシルキーな心地。
ステージ上の照明が青の中に黄と白が指し込まれ、さながら月の光の用に感じられたのも嬉しく。
昨年2022年に亡くなられた作曲家の渡辺宙明先生とのエピソードをお話をされ、
続いては先生が生前ライブでの歌唱を望まれていたOVA「破邪大星ダンガイオー」よりエンディング。
堀江さんのドラマチックな歌声にKAKO♪さんの繊細なコーラスが合わさり
とてもしとやかにエンディングコーナーがしめくくられました。

・リラックスしすぎて話がとても弾んだ大阪公演。
堀江さん「週の半分を大阪で過ごしてた頃を思い出しちゃって変な関西弁まで出てしまいまして。
     でも今日は配信があるから……あんまりふざけられない」
観客笑。

・堀江さん「では今日はこの曲に乗せてメンバー紹介をしていきたいと思います。
     皆さんもマスクはしていますが声出しはOKですので、出したくない人は無理せずに。
     ここからは音楽的に。コール&レスポンスをしていただければと思います」

10:緑の陽だまり/堀江美都子
-MC-


アニメ「山ねずみロッキーチャック」よりミッチ―とチャタラーズの一員として歌われたオープニング。
堀江さんの軽快な歌声の中、KAKO♪さん、松尾さん、吉岡さん、中村さんがコーラスをご担当。
観客も手拍子をしながらコーラスの皆さんと一緒に歌われ、間奏でのメンバー紹介では
堀江さんの紹介を受け、観客は演奏陣の皆さんそれぞれの愛称を投げ掛けていました。

・デビュー50周年を記念して発表されたアニメ映画主題歌のカバーアルバム「One Voice」のお話。
・アルバムタイトル「One Voice」は堀江さんのお好きな歌手バリー・マニロウさんの楽曲から。
・定期的に開催されている「プライベートライブ」でのカバーから端を発した「One Voice」。
・本アルバムのプロデュースをされた作曲家で音楽プロデューサーの武部聡志さんは同い年だけどお兄さん。
・選曲は武部さんやコロムビアのスタッフさんの意見を取り入れつつ、堀江さんのゴリ押しも。
堀江さん「ゴリ押しはRADWIMPSだったり、BUMP OF CHICKENだったり、ポルノグラフィティだったし。
     これにどう統一感を出すかって話になっても、武部さんにくみとってもらったし、
     自分でも『あたしには見えます。この曲を歌っている画が、見えるんです!』って言っちゃったりして」
観客笑。

10.5:銀河鉄道999 (最初だけ)/堀江美都子

堀江さんが「ここからは気合を入れないと」と話され、アルバム「One Voice」コーナースタート。
まずは劇場版「銀河鉄道999<The Galaxy Express 999>」よりゴダイゴの皆さんが歌われたエンディング。
堀江さんは軽快に歌い出されたものの、何か違和感を覚えたらしく、一旦ストップしてやり直し。

・堀江さん「やっぱり魔物がおったぜ。今の、コレです。アーカイブはコレで」 
両手でハサミを作りカットの指示をされ観客の笑いを誘いっていた堀江さん。
ライブ直後から配信されたアーカイブでは堀江さんの願いかなわず、そのままの形で残されていました。

11:銀河鉄道999/堀江美都子
12:sailing day/堀江美都子
-MC-


改めて劇場版「銀河鉄道999<The Galaxy Express 999>」よりゴダイゴの皆さんが歌われたエンディング。
堀江さんは一番で二番の歌詞を歌われてしまい苦笑されていましたが、二番では逆に一番の歌詞を歌われて挽回。
続いては映画「ワンピース・ザ・ムービー デッドエンドの冒険」よりBUMP OF CHICKENの皆さんが歌われたエンディング。
中村さんが観客に手拍子を扇動される中、激しく疾走感あふれる本曲をしっかりと見事に歌われる堀江さんの姿が印象的。

・堀江さん「がんばりましたーちょっと座っていい?」
スタッフさんが運ばれてきた椅子にこしかけ堀江さんがお話。
堀江さん「皆さん、最近がんばったことありますか? ないでしょう? くらくらしてますよー。
     ○○歳が歌う歌じゃないよー」
観客笑。
堀江さん「でも自分で歌いたいって言っちゃったんだからね。『歌ってる画が見えます』とか言っちゃって」
観客笑。
・「sailing day」を選曲した理由のひとつはプロモーションビデオを見たから。
堀江さん「なんかねー音楽ってこんなかんじだよなーって思ったんです。校庭にバンドが集まってきて
     埃が舞ってる中でガーンって歌って去っていくんですけど、それをみて『楽し』って思っちゃって。
     で、楽しって思うと出来るって思っちゃうんですよねー」

13:オー! リバル/堀江美都子
14:Carry a Dream/堀江美都子


堀江さんが椅子から立たれ、最後のブロックである事をお話されると松尾さんのギターのソロから
映画「名探偵コナン 業火の向日葵」よりポルノグラフィティの皆さんが歌われたエンディング。
KAKO♪さんの扇動で観客がテンポの速い手拍子で盛り上げる中、堀江さんが情熱的に歌われた後は、
ラストに映画「MARCO 母をたずねて三千里」よりシーナ・イーストンさんが歌われたエンディングの日本語訳版。
「オー! リバル」とは好対照にゆったりとした壮大な本曲を、堀江さんならではの包容力のある歌声をご披露。
ラストのロングトーンが会場内を包み込む様子はなんとも圧巻でした。

-アンコール-
-MC-


観客の拍手の中、堀江さんが退場され、続いて演奏陣とKAKO♪さんが退場されると
拍手がアンコールを表す手拍子に変わっていき、しばらくすると演奏陣の皆さんがご登場。
続いて堀江さんが登場されました。

・2022年12月末に声帯不全麻痺と肺がんの治療中に逝去された水木一郎さんのお話。
・堀江さんと水木さんは50年以上にわたってアニメソング界の両輪として盛り上げてこられ
ジョイントコンサート「ふたりのアニソン」を行う等、お互いを同志と呼び合う間柄でした。
・堀江さん「悲しいは悲しいけども、思った以上に実感が沸かない。まだ感じてないだけなのかな。
     アニキとは一番近い仲だったから、みんながすごく心配してくれるんですよ。
     でも、あたしだけじゃなくてみんなもがんばってるんですよね。
     みんながアニキの分も、今歌える自分達が歌おうって思って歌ってるんですよ。
     ささきいさおさんも大先輩だけど、凄くがんばって歌っていらっしゃるし。
     そう思うと、今声を出せるあたしががんばらないわけにはいかないんじゃないかって。
     なので今日は精一杯、こころをこめて歌わせていただきました」
観客拍手。

・堀江さん「アンコールは、『この曲を歌ってください』とお願いされた時に、
     今、あたしがアニメソングの世界で託された立場はこういう歌を歌う事だと思った曲です。
     光るもの、ペンライトとかをお持ちの方は一緒にふってみて下さい。
     持っていない方は手をふって下さったら嬉しいです」

15:キミのヒカリ/堀江美都子

腕に今回からの堀江さんのグッズであるLEDシリコンブレスを巻かれたKAKO♪さんに合わせ、
観客が曲に合わせてペンライトや手を左右振る中、堀江さんが静かに歌い出され
ラストは映画「ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~」より「キミのひかり」。
堀江さんの語りかけるような歌声を受け、とても穏やかで優しい心地でバースデーライブをが締めくくられました。

-アンコール2-
-MC-


・観客の拍手と「ミッチ」コールを受け、堀江さんと演奏陣の皆さん、KAKO♪さんが退場され、
客席の照明がゆっくりと明るくなりましたが、観客の拍手は収まらず、再度アンコール。
・拍手の中、堀江さんが登場され、演奏陣の皆さん、KAKO♪さんを呼びこまれ
ステージ前方に一列に並んだ所で堀江さんがお一人づつご紹介。
観客は拍手を贈りながら演奏陣の皆さんそれぞれの愛称を投げ掛けられていました。

演奏陣の皆さんとKAKO♪さんが退場され、ステージ上に堀江さんお一人になった所で
観客から「ミッチ」コールが贈られ、堀江さんが手を振りながら退場されて行くと客席の照明が再度明るくなり、
「堀江美都子 Birthday LIVE 2023」2nd 東京公演は終演となりました。


今回、初めて足を運んだ堀江さんのバースデーライブ。
エンディングとカバーアルバム「One Voice」の楽曲を主軸として
堀江さんの奥深さを感じる歌声はもちろん、アニメソングを歌い伝えていく姿勢にも感服。
アニメソング黎明期から活躍されているからこそのお話も伺う事も出来、
観客の発声が可能になったため可能になった久しぶりの「ミッチ」コールもライブに彩を添え、
終始大人な雰囲気で展開されたバースデーライブはとても穏やかな心地になりました。
堀江さんお誕生日おめでとうございます。


補足

・会場前には日本コロムビアやタツノコプロの社長さん、
水木さんのスタッフさん、高橋洋子さんから贈られた祝花が飾られていました。

・「Hau'oli micchi(ハウオリミッチ)」にはパイナップルや小さいパラソルが装飾されていました。

・人見知りで場所見知りな堀江さん。今回、大阪公演、東京公演とも初めての会場だったものの、
BLUE MOODはご友人のライブを見に足を運ばれた事もあるそうで、とても楽しみにされていたそうです。

・スペシャルメニューのお話。
「Hau'oli micchi(ハウオリミッチ)」は「幸せなミッチ」
「millimilli micchi(ミリミリミッチ)」は「可愛いミッチ」という意味。
堀江さん「っ照れる~ぅ。どっちも恥ずかし~ぃ」

・堀江さん「『不思議を探そう』はね、歌詞も好き。アレンジも好き。とても素直に小さい子を思い出せるんですよ。
     大人だからとかではないんですよね。やっぱりアニメソングのイイ所だなぁって思うんです。
     歌詞がいくつになってもいつでもストレートで新鮮に歌えるし。
     こんな所で言っちゃいますけど、あたしアニソン歌手になってホントよかったって思います」

・よく「日清ちびっこのどじまん」で準優勝と言われているけど準優勝はしていない。
堀江さん「何ももらえなかったんです。それどころか、歌ったのが『ドナドナ』だったので
     大人の人に『暗いね』って言われたんですよ。自分でも暗いのはわかってたんですけどね。
     やっぱり大人に面と向かって言われるとちょっぴりショックだったのを覚えてますね」

・堀江さんがアニメソングが確立し、認められたと感じたのはアニメブームが起きた頃。
堀江さん「やっぱり当時はなかなか認めてもらえなくて大変な思いをしたと思うんですけど、
     あたしは、子供でしたから。子供って寝たら忘れるんですよ。それで上手く乗りきってこれたんですね。
     でもまあ、今となってはこういう話が出来るのはあたしくらいになってしまいましたね」

・堀江さん「今、洗足大学で新入生には音楽史の中でもアニメソング音楽史というのを教えてるんです。
     それは、あたししか出来ないって言ってもらったので教えてるんですけど、
     それで、今、声優さんやアニメソング歌手になりたいと思っている生徒たちに対して
     皆さんが大好きな世界はこういう風にして出来てきたんだよと伝えています。
     やっぱり最初を知って今を歌うのと、知らないのでは関わり方が違ってくると思いますからね」 

・ステージドリンクのお話。
堀江さん「意外に、飲んだ方が、やりにくいね」
観客「えぇ……」
堀江さん「あたし達の頃ってはじめからおわりまで水飲んじゃだめって言われてたからね。
     今、楽しようと思って飲むとむせちゃうんですよ」
観客笑。
堀江さん「人によるんでしょうけど、ポール・マッカートニーさんとかは三時間のライブでも
     一回も水飲んでないんですよ……すみませぇ~ん。修業がたりませんでしたァ」
観客笑。

・花粉症で悩まされている出演者の皆さん。でも本番中は平気。プロ意識の高さを感じた堀江さん。

・宙明先生との出会いはアニメ「グレートマジンガー」の「ビューナスAの歌」。
堀江さん「先生はね、あたしの事をすごい大人の人だと思ってたらしいんですよ。
     だから当時高校生だって知ったら、どひゃーってなってましたね」

・アニメ「風の少女エミリー」のオープニング「風の少女」などを手がけられた
作詞家の吉元由美先生が昼の部にご来場。同じ洗足音大で教鞭をとられてると知り、とても驚かれたそうです。

・更に会場のスタッフさんも洗足音大の打楽器科の卒業生の方がいらっしゃって更に驚かれたそうです。

・吉岡さんの息子さんの写真を見るのが楽しみな堀江さん。

・松尾さんは「天才」と呼ばれたり「巨匠」と呼ばれたり。

・堀江さん「今日は力が残ってないっすね。がんばりましたねー。
     時々がんばれる時があるんだなって。これからももうちょっとがんばりますね」

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