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KAGEYAMA Hironobu BIRTHDAY LIVE 2023~Magical moments for you~
23.2.16 Billboard Live TOKYO

出演/影山ヒロノブ

コーラス/shuri
演奏/BROADWAY (Key&Cho.須藤賢一 B&Cho.村上聖 Par&Cho.岩田"GUNTA"康彦 G&Cho.松尾洋一) Vio&Cho.水谷美月
   Key.影山ヒロノブ

 


アニメ「DRAGON BALL Z」のオープニング「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を代表格に
これまで数多くのアニメ、特撮、イメージソング、ゲームの楽曲を歌われてきた影山ヒロノブさん。

1973年にロックバンドLAZYを結成し、ボーカルとして活動される中、1977年にLAZYがメジャーデビュー。
LAZY解散後に全国のライブハウスをまわりながらソロシンガーとして活動されている中、
1985年のスーパー戦隊シリーズの特撮「電撃戦隊チェンジマン」の主題歌でアニメソングデビュー。
ソロとしてアニメソングを歌われている他、アニメソングを作り歌うユニットJAM Projectでは
ご自身がチェアマンを務め、リーダーとしてグループを牽引していらっしゃいます。
また、シンガーソングライターとして作詞作曲も行われ、
1998年に再結成後したLAZYやご自身で歌われる以外にも、声優さん、アーティスト等、
数多くの楽曲を提供されており、JAM Projectではほとんどの楽曲を手がけられています。

日本全国でのライブ活動も精力的に行われ、2000年代初頭よりアコースティックギター一本を携えて
各地の比較的小規模な会場で「ソロアコギの旅」をほぼ毎月開催。影山さんのライフワークになっています。
反面、ご自身のバンドBROADWAYを率いてのバンドスタイルでのソロライブはあまり開催されておらず、
その中で現在唯一定期的に開催されているのが、影山さんご自身のバースデーライブです。

影山さんのバースデーライブはお誕生日である2月18日近辺に開催。
今回は2021年の影山さんが60歳の還暦時には新型コロナウイルスの影響下を受けて
無観客配信ライブ「影山ヒロノブ 60 times around the sun online LIVE "YOUNG BLOOD"」として開催した為、
"2年越しに有観客で還暦という特別なライブを特別な会場で"というコンセプトでもありました。

更に昼公演「KAGEYAMA Hironobu BIRTHDAY LIVE 2023~Magical moments for you~」と、
夜公演「KAGEYAMA Hironobu BIRTHDAY LIVE 2023~Map to the stars~」の一日二ステージでの開催。
それぞれ内容が異なった公演となり、それぞれの世界観で構成されたライブになるとの事。
更に今回はご自身のバンドBROADWAYに加え、ヴァイオリンの水谷美月さんが演奏陣に参加。
コーラスには影山さんと同じ事務所HIGHWAYSTARに所属されており、
劇場版アニメ「プリンセス・プリンシパル Crown Handler」内で挿入歌を担当されたshuriさんを迎え
この日の為だけの特別なアレンジで披露されるという事で楽しみにしておりました。
今回は昼公演「MMagical moments for you」のレポートです。

例年のバースデーライブは影山さんに縁深い東京渋谷のShibuya eggmanで開催されていましたが、
今回は東京六本木にあるライブレストランBillboard Live TOKYOで開催。
海外のアーティストもライブを行っている会場では、開場時間前から入場が開始されており、
開場時間前に入場手続きを済ませた観客は会場内のロビーで待機。
ロビーではライブグッズやCDの販売が行われていました。

開場時間になってロビーから客席に入場すると、すり鉢状の会場内は1階にステージと客席、
2階は古代ローマの円形闘技場コロシアムを半分にした様に客席が数段にわかれておりました。
今回はS席、A席、カジュアル席と席種があり、1階がA席、2階はS席で、段に分かれてる箇所がカジュアル席。
S席にはステージを正面から見られる個所に少しリッチなペアシートもありました。
どの席もテーブルがあり、観客は飲食をしながらライブを楽しむ事が出来ました。

今回はS席、A席の観客には影山さんの写真を額装したプレミアムフォトグッズがプレゼントされ、
来場者全員には影山さんが描いたカエルのイラストとサインが印刷されたオリジナルしおりが配布されました。

ステージは奥行きがそれほど無く、バンドの皆さんのブースが所狭しと配置。
今回はガンタさんの楽器はドラムではなく複数の打楽器やパーカッションが設置されていました。
各ブースの隙間には棒状の照明器具が数本設置されていました。
上空には会場のロゴマークの立体物が設置され、ステージ後方は黒い幕がかかっており、
夜になると幕が開く事で東京の夜景を背にしたライブを楽しむ事が出来るのがこの会場の魅力ですが、
幕は閉じたままでした。

開場までの間にステージ上ではスタッフさんによる調音が行われていたほか、
定期的にスタッフさんから場内アナウンスが行われていたのですが、
このイベント時は2020年より世界規模で新型コロナウイルスが蔓延。外出時のマスク着用が必須であり、
ライブでも発声が禁止され、拍手のみで応援を行う事が日常となってきてはいましたが、
この当時は状況が少しずつ変化してきており、ライブ・コンサートでは公演によって発声可能なものも増えてきており、
今回の公演もマスク着用であれば隣席の観客と会話する程度の声量での声出しは可能とアナウンスされました。

観客が続々と入場してくる中、開演時間を少し過ぎた頃になると客席の照明が暗くなっていき、
「KAGEYAMA Hironobu BIRTHDAY LIVE 2023~Magical moments for you~」いよいよ開演です。

00:instrumental/SE
01:Will You Still Love Me?/影山ヒロノブ
02:Beginning/影山ヒロノブ
-MC-


オーバーチュアとして影山さんによる一人多重録音アカペラがゆっくりと流れ出す中、
客席と地続きの楽屋口からBROADWAYの皆さんが登場され拍手の中、階段を上りステージへ。
BROADWAYの皆さんの準備が整うとタキシード姿の影山さんが登場され、笑顔でステージに立たれました。
昼公演の一曲目は影山さんが敬愛する音楽家のデイヴィッド・フォスターさんがプロデュースされた
ロックバンドの一つであるChicagoの楽曲から「Will You Still Love Me?」。
影山さんの静かな歌声と須藤さんと松尾さんの柔らかいコーラスは大人な雰囲気で魅力的でした。
続いては40周年記念アルバム「A.O.R」より、デイヴィッド・フォスターさんがプロデュースの「Beginning」。
穏やかな広がりを感じる影山さんの歌声と弦楽器を基調としたアレンジがとても心地よかったです。

・影山さん「ようこそ、このゴージャスな空間へ」
・とても緊張されているという影山さん。蝶ネクタイが苦しい。
・影山さん「客席の上の方は迫力ありますよね。なんかぁ、昔の中国の時代劇の判定員みたいな。
     ……死刑!! わぁーーーーー」
観客笑。
影山さん「んまぁ。オレは水木(一郎)さんの後輩なんで、今日はしゃべり7で歌は3くらいの割合でいきますから」
観客笑。

・2022年の8月にBillboard Live TOKYOで開催されたデイヴィッド・フォスターさんのライブ
「AN INTIMATE EVENING WITH DAVID FOSTER デイヴィッド・フォスター」を見た影山さん。
影山さん「ちょうど楽屋の横の階段の下の席に座ってたんで、デイヴィッドが出てきて横を通った時に『ハーッ!!』って」
観客笑。
影山さん「一緒に行った知り合いが『影ちゃんさ「ロスでレコーディングした影山ですって言えば?」』だって。
     ぜーったいむりー。そういう時オレ、行けないんすよォ。一言も言わずに見て帰りました。
     それで帰ってスタッフに『Billboardでライブをやりたい』って話したんすよね。
     もうeggmanがしんどくなってきたファンもいる……かもしれないし」
観客笑。

・ここで影山さんに招かれて水谷さんとshuriさんがステージご登場され、お二人をご紹介。
・影山さん「今日は激しい曲もちょっとアレンジを変えてゆったり気味にやったりします。
     ウチに遊びに来たくらいの気持ちでくつろいでいってください!」

03:Skyscraper~摩天楼に抱かれて~/影山ヒロノブ
04:Little Wing/影山ヒロノブ
05:BEST FRIEND~ベスト・フレンド~/影山ヒロノブ
-MC-


ここから三曲は須藤さんの編曲で、歴代BROADWAYの皆さんが関わってきたアニメソング。
まずは漫画「サイレントメビウス」のスピンオフ作品「メビウスクライン」より「Skyscraper~摩天楼に抱かれて~」。
原曲の都会的な雰囲気はそのままに、ヴァイオリンと厚みのあるコーラスがあわさりより幻想的に。
続いてはアニメ「スクラップド・プリンセス」よりJAM Projectが手がけたオープニングを
ソロアルバム「Cold Rain」でのセルフカバー版に近いアレンジで。影山さんは観客の手拍子を受け、
笑顔で会場全体を見まわし、二階席に手を振りながら楽しそうに歌われていました。
このコーナーのラストはアニメ「聖闘士星矢」より「BEST FRIEND~ベスト・フレンド~」。
ピアノとヴァイオリンを基調としたシンプルな演奏なので、影山さんの歌声が一層際立ちました。

・影山さん「なんかぁ、こういうバラードを歌いあげると、ますます松崎しげるさんみたいやね」
観客笑。
※松崎しげるさんと影山さんはとても親交があり、一時期顔が似ていると話題になりました。
影山さん「もォ、コロナじゃなかったら客席に降りて行ってね。客席を練り歩くのに」
観客笑。
影山さん「それでみんなの髪の香りとかをこぉ嗅いでみたりして……しねーよ!!」
観客笑。
影山さん「でも心はそっちまで行ってるよォ~」
・影山さん「歌詞見て無いんすよ。だから三曲とも二、三回頭が真っ白になりましたよ」
観客笑。
影山さん「そういう時はどうするかっていうとshuriの顔をみるんすよ」
shuriさん「あ、口パクで歌詞を読み取ろうって事ですか」

06:I'm in you./影山ヒロノブ shuri
07:瞳を閉じてエミリア/影山ヒロノブ
-MC-


ここでshuriさんとのデュエット。影山さんの音楽人生の中でもアコースティックや
音楽と向き合った思い出があるというソロアルバム「I'm in you.」より表題曲「I'm in you.」。
shuriさんは原曲のKUKOさんに通じるような温かさとダイナミックな歌声を披露され、
サビ部分では影山さんと向き合いながらドラマティックに歌われていました。
続いてはオリジナルシングル「瞳を閉じてエミリア」より表題曲「瞳を閉じてエミリア」。
影山さんのせつない歌声と厚みのあるコーラスがとても素敵。まさかこの曲を聞く事が出来るとは。

・「瞳を閉じてエミリア」はこれまでのライブでも数回しか歌った事が無いレアな曲。
影山さん「この曲は中崎さんが作ってくれたんすけど、一緒に呑んでてその場のノリで決まったんですよね。
     ちょうど『あなたのキスを数えましょう』がヒットした頃だったんで、オレももしかしてって思いましたね」
※中崎英也さん。作曲家・プロデューサーとして数多くの楽曲を手がけられています。
アニメソングではアニメ「蒼き流星SPTレイズナー」オープニングのAIRMAIL from NAGASAKI「メロスのように-LONELY WAY-」など。

・プレミアムフォトグッズを客席のテーブルに飾っている観客を見つけた影山さん。
影山さん「なんかそうやってると遺影みたいじゃね?」
観客笑。
影山さん「『アンタの好きだった影ちゃんのライブにつれてきたよー』みたいなぁ」
観客笑。
・オリジナルしおりのお話。
影山さん「なんかみんなに『来てくれてありがとうな』っていう気持ちを込めたかったんですよ。
     んまぁっ、絵心はさておき、オレはクオリティより気持ち派なんすよ。
     ……これはこのライブのどこかで出るオレのピアノ弾き語りへの保険でもあるんすけど」
観客笑。

08:Cold Rain/影山ヒロノブ
09:Cry for the Earth/影山ヒロノブ
-MC-


続いてのコーナーは世界で続く争いをテーマに制作した楽曲を二曲連続で。
まずはソロアルバム「Cold Rain」より、表題曲「Cold Rain」。照明やミラーボールが雨を表現する中、
ヴァイオリンの音色と影山さんの嘆くような歌声が会場内に響く光景はとても緊張感がありました。
続いてはJAM Proectのアルバム「JAM Project BEST III JAM-ISM」に収録のオリジナル曲を
ソロアルバム「Cold Rain」のセルフカバー版のアレンジで。冒頭での民族風のコーラスは
原曲ではどこか北欧的でしたが、shuriさんの島唄的な節回しでまた違った味わいでした。

・影山さん「オレの友達でバラエティ番組とか出る人いるけど、結構ハズしてる人多いよね」
観客笑。
影山さん「唯一、ハズさなかったのは、アニキだけです!!」
観客笑。
影山さん「……ホントに太陽みたいな先輩でした」
※影山さんがアニキと慕う水木さんは2022年12月末に当時声帯不全麻痺と肺がんの治療中に逝去されました。
・影山さん「何度も『カンペ用意してって』あきらめそうになったんすよ。なんとかここまでこれましたね。
     まぁ、人によっては完璧に歌う為に歌詞を見る人もいるし、オレみたいに抗おうとする人もいるんすよ。
     でもオレはね、この先10年くらい歌える人間になりたいんですよ」
観客拍手。
影山さん「アニキみたいに最後まで現役にこだわって歌っていきたいんですよ。
     その為にも歌詞を覚えられなくなる日が来るまで、頭の方のトレーニングも続けて行きたいんです」

・小学校高学年の頃にアニメ「宇宙戦艦ヤマト」に感動した影山さん。
・好敵手デスラーがピンチに加勢する姿や、愛する人を亡くす古代進の姿に感動されたそうです。
・アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」の五代目エンディング「ヨーソロー~星の海を越えて~」を手がけられた際、
CDで発売するにあたり作成するカップリングの内容は自由と言われた影山さん。
カップリングは作品とは関係の無い影山さんのオリジナル曲でも良かったのですが、
作品を見て感じた、大切な人を失う事のせつなさを歌にしたかったそうです。

10:風音 ~君に逢いたくて~/影山ヒロノブ

本編ラストは「ヨーソロー~星の海を越えて~」のシングルのカップリング曲である「風音 ~君に逢いたくて~」。
曲が始まるとステージ後方の幕がゆっくりと開いていき、東京の夜景がバックに広がりました。
歌われる前の水木さんのお話や、残された人のせつなさを歌にしたかったというお話を受けた事もあり、
水木さんが亡くなられた後のご自身の心境を重ねて歌われているように感じられ、しみじみと聞き入りました。

-アンコール-
-MC-


観客からの拍手を受けながらBROADWAYの皆さん、水谷さん、shuriさんが退場され、
続いて影山さんが退場されるとステージ上が暗くなり、拍手がアンコールを表す手拍子に変わっていきました。
この間にステージの真ん中ではスタッフさんがキーボードを設置されていました。
しばらくするとステージ上が明るくなり、今回のライブグッズである黒のロングTシャツに着替えた影山さんがご登場。

・コロナ禍にピアノの弾き語りをはじめた影山さん。ライブ「ソロアコギの旅」ではアンコールに
オリジナル曲「ヒカリへ」やLAZYの4枚目のアルバム「Rock Diamond」より「プレリュード」のピアノ弾き語りに挑戦されていました。
・影山さん「これまでとは違う曲をやります。今日が初披露です。ぶっちゃけ一度も上手く行った事はありません」
観客笑。
影山さん「でもまあ、一年かけて育てていくんで、その様子をみんなに見てもらおうと思います」

11:White wedding/影山ヒロノブ
-MC-


アンコールは40周年記念アルバム「A.O.R」より、クリスマスソング「White wedding」をピアノ弾き語りで。
影山さんは時折間違えてしまう箇所はあったものの、一生懸命ピアノを弾きながら暖かな歌声を披露されていました。

・影山さん「先は長いね。みんなの優しさに感謝します!」
・ここで影山さんに紹介されながらBROADWAYの皆さん、水谷さん、shuriさんがお一人ずつ登場され
影山さんとハイタッチされてからそれぞれのブースに向かわれていました。
・須藤さん「ずいぶんとアバンギャルドなピアノでしたね」
影山さん「オレの?」
須藤さん「なんで歌は素晴らしいのに」
観客笑。
影山さん「ナッハハハ、それってオレをほめてんのけなしてんの?」
須藤さん「ほめてるの。大尊敬ですよ。……ピアノはもうちょっと練習しようね」
影山さん「ハーイ」

・影山さん「最後は来週発売される新曲です。映画は来週辺りに劇場で公開されて、サブスクでも見れるのかな?
     ホントに去年と今年は『ウルトラマンデッカー』のおかげで充実した年になりました。
     そのラストにこの曲を作りました。コーラスはshuri、ギターはケンシロー、アレンジは景山菜奈です」

12:ソラノカナタヘ/影山ヒロノブ

ラストはこのライブから一週間後に公開される映画「ウルトラマンデッカー 最終章 旅立ちの彼方へ…」より、エンディング「ソラノカナタヘ」。
宇宙への憧れと期待感を瑞々しく歌われた本曲は、影山さんならではの前向きさで、高揚感を誘われます。
二番からは観客の手拍子を受けながら、影山さんは客席を見渡しながら嬉しそうに雄大な歌声を披露されいました。

閉演BGM:ソラノカナタヘ (カラオケ)

・観客から拍手が贈られる中、「ソラノカナタヘ」のカラオケが流れだし、出演者全員がステージ前方へ。
・影山さん「初めてのBillboardでのライブ、無事に……まぁ無事じゃない所もありましたけど」
観客笑。
影山さん「オレはやりきった感じがします! 2023年もいい年にしようね! ありがとうございました!!」 

観客の拍手を受け、影山さん、BROADWAYの皆さん、水谷さん、shuriさんが退場されると
客席の照明がゆっくりと明るくなって、スタッフさんからのアナウンスがあり
「KAGEYAMA Hironobu BIRTHDAY LIVE 2023~Magical moments for you~」は終演となりました。

「KAGEYAMA Hironobu BIRTHDAY LIVE 2023」昼公演「Magical moments for you」は
スローテンポでじっくりと聞き入る曲が多く、Billboard Live TOKYOでの都会的な雰囲気と、
今回ならではの特別なアレンジでこれまでのバースデーライブとは一味違ったリッチさを感じ
昼下がりから夕方までの時間を穏やかに過ごすことができました。

影山さんは冗談で観客を和ませながらも、終始ムードある歌声を披露されており、
特に前途の様に「風音」では水木さんへの思いを重ねて歌われている様なお姿が印象的でした。
影山さんお誕生日おめでとうございます。


補足

・当日ロビーには水木さんのスタッフさんや福山芳樹さんなどから贈られた祝花が飾られていました。

・しおりは影山さんの趣味の一つ。キレイな包装紙やチラシなどで作り近しい人にプレゼントされているそうです。

・プレミアムフォトグッズとしおりは公演毎に違うものでした。

・影山さん「還暦をよく三回目の成人式とかいいますけど、これは何回目の七五三なんでしょうね?」
観客笑。

・LAZYで上京して初めて東京で泊まったのが六本木。
影山さん「あの時はベイ・シティ・ローラーズのフィルムコンサートで歌ったんすよ。確か山野ホールだったかな?
     『サタデー・ナイト(Saturday Night)』がエンディングで流れたんすよ。
     終わったら生音でその曲のドラムが響く中、幕が上がってサプライズでオレ達が歌ったんですよ。
     出てきたのがベイ・シティ・ローラーズじゃなくてロンドンブーツでこんな髪の毛が長いヤツが歌うんすよ。
     親衛隊の人達がもうめっちゃ怒って、おにぎり投げつけてきたんすよ」
観客笑。

・ステージ上にある棒の照明をついつい持ってしまう影山さん。
影山さん「LAZYの時って白いマイクスタンド使ってて、似てるんすよ。MCでしんどい時持っちゃうんすよねぇ、あっ」
棒の高さが調節できるらしく、照明を持った途端に少し下がってしまいました。
影山さん「……なぁんか持っちゃうんすよねぇ」

・当日のオーバーチュアは影山さんが自宅で練習用に使っているアカペラのトラックを
ご自身の次女でありシンガーソングライターでダンサー・振付師でもある景山菜奈さんがアレンジしたものだとか。

・ライブが終わると一人焼き肉が待っている松尾さん。

・「Cry for the Earth」はとある映画を見たショックを受けて作成されたそうです。

・ステージ正面の観客席を見て「ここから見るとクイズ番組の回答者みたい」と影山さん。

・影山さん「風に音と書いて『風音』。そのまんまなんすけど、コレも賢ちゃんがアレンジしてくれて……」
須藤さん「……僕がアレンジした曲じゃありません」
影山さん「え!? そうやったっけ!? ピアノからはじまるからてっきり……」
須藤さん「僕じゃありません」
影山さん「賢ちゃんじゃないの!? ゴメン! 失礼な事を言ってしまった!!」
観客笑。
ちなみにアレンジはJAM Projectの楽曲も多く手掛けられている安瀬聖さん。

・影山さん「『White wedding』ってクリスマスソングなんすよ。2月にクリスマスソングってと思ったんですけど、
     ファンの人から『山下達郎さんだって一年中「クリスマス・イブ」歌ってますよ』って言われて、そっかと。
     一年かけてクリスマスには完璧に弾けるように頑張ります!」

・影山さん「ンまぁ、還暦ってぶっちゃけそんなに嬉しいわけではないじゃないっすか。
     でも、やっぱり配信でライブやったけど、みんなと一緒にお祝いしたかったんすよね。
     やりたい事がいっぱいあってもみんなが来てくれないと小さいアコギライブも出来ない。
     みんなが来てくれるから成り立つんですよね。それがプロのミュージシャンなんすよね。
     気持ち的には今日、還暦です!」

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