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JAM Project ベストアルバム&コンセプトEP連動購入者対象イベント
「JAM PARTY 2022 ~みんなで忘年会!~」
22.12.4 科学技術館 サイエンスホール

出演/JAM Project(影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし)

司会/株式会社バンダイナムコミュージックライブ 山本さん

演奏/カラオケ



アニメソングを歌うだけではなく、自分達で作り、遺していく事を目的に結成されたボーカルユニットJAM Project。
数々のアニメソングを作り、歌い続け、メンバーの入れ替わりや海外公演などを経て結成20年を越え
メンバーそれぞれのキャリアもあって、アニメソング界に確かな地位を築いています。
2022年現在のレギュラーメンバーは影山ヒロノブさん、遠藤正明さん、きただにひろしさん、奥井雅美さん、福山芳樹さん。
さらにAdditional Vocal/海外特派員としてブラジル人のヒカルド・クルーズさんがおり、
これからもアニメソングらしいアニメソングを作り、歌う事を期待されています。

この年、14枚目のベストアルバム「JAM Project BEST COLLECTION XIV Max the Max」が7月27日に
9月28日にはJAM Project初のコンセプトEP「THE JUDGEMENT」が発売。
この二つのCDの発売キャンペーンと、前述のコンセプトEP「THE JUDGEMENT」の発売に合わせたライブツアー
「JAM Project LIVE TOUR 2022 THE JUDGEMENT」の打ち上げ+忘年会を兼ねて企画されたのが今回のイベントです。
内容としては「ミニライブ付き打ち上げ&お土産お渡し会」と事前に告知されていました。

このイベントに参加するには、「JAM Project BEST COLLECTION XIV Max the Max」と「THE JUDGEMENT」の両方を
全国のアニメイトの同一店舗で購入。その際に各商品毎にもらえるポイントレシートを両方揃え、
店頭でイベント応募用紙と引き換え、要項に従って「CLUB animate」内の
「イベント申込・アンケート」の受付専用ページより申し込み、抽選に当選する必要がありました。

イベントが告知された段階ではJAMのレギュラーメンバーの皆さん全員の出演が予定されていましたが、
前述のライブツアーの最終日、愛知公演の三日前に奥井さんと福山さんが新型コロナウイルス陽性と判明。
愛知公演は延期となり、今回のイベントにもお二人の体調を鑑みて出演は控える事となりました。

限定的なイベントでありますので詳細な内容は割愛致します。ご了承ください。

会場は東京の科学技術館の地下2階にあるサイエンスホール。
当日は密集を避けるため、「CLUB animate」のマイページ内の当選画面に記載されている集合時間に来場。
時間が近くになったら一階の待機スペースで時間になるのを待ち、スタッフさんの案内で階段へ整列。
その際に階段でスタッフさんに検温と手の消毒をしてもらい、サイエンスホール前の受付で
当選画面と顔写真付きの本人確認書を提示。確認後、チラシと片面に○、片面に×の描かれた紙をもらって自席へ。

ステージ奥の壁面はスクリーンになっており、2007年の「JAM Project 新声明発表記者会見」において発表された
新しいJAM Projectのロゴの下に「JAM PARTY 2022 ~みんなで忘年会!~」と書かれた文字が映し出されていました。
ステージ上の真ん中と向かって右側には白いソファが2脚並んで置かれ、その前にはそれぞれテーブルがあり、
その上にはペットボトルの水が3本と、タンバリンやマラカス、太鼓などの鳴りモノが置かれていました。
向かって左側には一番上にモニタが置かれ、中にカラオケマシン(おそらくJOYSOUND MAX2)が入ったラックがあり
スタッフさんが調整していました。

時間が来ると今回司会を務められる株式会社バンダイナムコミュージックライブの山本さんから、
イベントに関する諸注意がアナウンス。写真撮影、録音、録画は禁止ながら、
イベントが始まる前のこの時間だけはOKという事で少しの間撮影タイムに。

良き頃合いになると準備が整い、山本さんの紹介でJAMのみなさんがご登場。
皆さんそれぞれがご挨拶され、影山さんが中央、きただにさんと遠藤さんが右側のソファに座られました。

・山本さんから今回参加が叶わなかった奥井さんからのお手紙を代読。
・そして同じく参加できなかった福山さんとはリモートで中継がつながっており、
皆さんの背後にあるスクリーンに映し出されていました。
・会場にいるJAMのお三方は福山さんにつながったカメラをスタッフさんに手渡され、
客席に向けたり自分達を映したりされていました。

●2022年を振り返って


福山さんとの中継が終わり、トークコーナー。お題は「2022年を振り返って」。
一年間のJAM Projectのリリースやライブなどの動きを、コンセプトEP「THE JUDGEMENT」の話題を中心に話されました。
さらにプライベートな事や海外の事などを話されましたが、詳しくは参加者だけのお楽しみ。

●カラオケコーナー


ここからは忘年会らしくカラオケマシンを使ったカラオケコーナーへ。
・歌う順番を決めるためじゃんけんをするも、三人とも同じ手であいこになってしまうのを三回繰り替えしてしまうJAMのみなさん。
遠藤さん「仕込みじゃないですよ?」
・歌う方の準備が整うと山本さんが曲を転送。背面スクリーンにはカラオケ画面が映し出されていました。

01:Cry Baby (1C)/きただにひろし
-MC-
02:悲しみにさよなら (1C)/影山ヒロノブ
-MC-
03:君は薔薇より美しい (1C)/遠藤正明
-MC-


きただにさんが選曲されたのはアニメ「東京リベンジャーズ」よりオープニング。
高音の難曲を、きただにさんは高揚感ある歌声で披露されました。
影山さんは「遠藤君の前座だから」と言いながら、安全地帯の皆さんの「悲しみにさよなら」。
JAMではなかかな聞けない大人な感じでしっとりと、
遠藤さんは布施明さんの歌われた「君は薔薇より美しい」をカラオケでは5つ、
原曲からはキーを二つ上げてねっとりと高らかに歌われました。

04:紅 (1C)/きただにひろし
-MC-
05:時の流れに身をまかせ (1C)/遠藤正明
-MC-
06:愛のメモリー (1C)/影山ヒロノブ
-MC-


みなさんの言葉から察するに、当初予定になかったらしい2巡目。
きただにさんは話の流れからX(X JAPAN)の「紅」を選曲。英語詞にひるんだり前奏と間奏の長さに驚いたり。
影山さんと遠藤さんのヤジを受けながら、きただにさんは高音を見事に歌い上げ、今回のハイライト的な盛り上がりとなりました。
一変、遠藤さんはテレサ・テンさんの「時の流れに身をまかせ」。ご本人が裏声で歌う箇所を地声で歌われてきただにさんがおののく場面も。
カラオケコーナーのラストを飾るのは、影山さんが歌う松崎しげるさんの「愛のメモリー」。
影山さんのなきの歌声がとてもマッチしていて素敵な締めとなりました。
恩人である松崎さんの歌を歌われる影山さんを見られて聞けて大満足でした。

●JAM Projectカルトクイズ
 

受付時に配られた○と×の描かれた紙を使ったクイズコーナーは、
スクリーンに映される問題に、起立した観客が○か×かで答え、間違えら着席するというもの。
JAMのみなさんも答えを知らず一緒になって答えつつ、
問題にやんややんや言いながらにぎやかに進行していきましたが、
問題がわりと簡単だったため、観客がなかなか座っていかず。
最後の一つ前の問題でようやく大半の観客が座ったものの、最後の問題では誰も座らず、
結果、予定数を少し上回った賞品が用意されました。

●ミニライブ

クイズが終わるとJAMのみなさんは一旦退場し、スタッフさんがソファや机を撤収。
準備が整ったJAMのみなさんが登場され、いよいよミニライブです。

07:Max the Max/JAM Project featuring 影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし
-MC-
08:SKILL -2015-/JAM Project featuring 影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし
-MC-


ミニライブの一曲目はプロレス団体「新日本プロレス」主催のヘビー級選手による
シングルリーグ戦「G1 CLIMAX」シリーズの2021年開催「G1 CLIMAX 31」大会テーマ「Max the Max」。
福山さんのシャウトパートはきただにさんがご担当。三人だけながら実に力強く歌われました。
続いてゲーム「第2次スーパーロボット大戦α」オープニングの再アレンジ再録版。
この年の"JAM納め"であり"SKILL納め"という事で、JAMのみなさんはタフな歌声を存分に披露され、
観客も大いにジャンプして盛大に盛り上がりました。

●お土産お渡し&お見送り

最後にJAMのみなさんから一言ずつご挨拶があり、観客をお見送り。
JAMのみなさんは一旦退場され、その間にスタッフさんがセッティング。
再登場されたJAMのみなさんは黒マスク姿。各々の前にアクリル板を置き、
さらにその前に長机を置くという徹底して接触を避けた形。

観客は長机と並列に一列になって歩きながら、JAMのみなさんと2、3秒流れるように対面。
向かって左から遠藤さん、きただにさん、影山さんと進んでいき、
最後にスタッフさんにお土産のブロマイドを受け取り、
客席出口でアニメイトのスタッフさんからBD発売キャンペーンの告知チラシを手渡され、
階段を上がって会場を出てイベントは終了となりました。

ライブツアーの打ち上げと忘年会を兼ねたイベントでありながら、
ツアー最終日は延期、かつメンバー二人を欠くという状態での開催となった今回。
JAM Projectとしては決して万全な体制では無いながら、出演のお三方は普段と変わらぬ明るくにぎやかなトークと、
人数が足りない事を補って余りあるパワフルな歌声で観客を楽しませていました。
また、カラオケコーナーは皆さんの等身大の選曲と歌声が興味深く、当選者だけが味わえる貴重で贅沢な企画でした。


補足

・待機中やトーク中はアルバム「JAM Project BEST COLLECTION XIV Max the Max」と
コンセプトEP「THE JUDGEMENT」がBGMとして流れていました。

・JAMで唯一コロナを患わっていないきただにさん。
影山さん「だにぃ~は毎晩胃をアルコール消毒してるから」
きただにさん「オススメですよ、アルコール消毒」

・カラオケにはまず行かないJAMのみなさん。
影山さん「ヒカルドが好きなんだよな、カラオケ」
遠藤さん「前ヒカルドが来てJAMのライブに出た時、打ち上げでどこ行きたいか訊いたら『カラオケ』って」
きただにさん「ライブやった後やのに」
観客笑。
遠藤さん「『SKILL』歌わされましたよ」
きただにさん「さっきやったのに」
観客笑。

・影山さん「オレがカラオケ行ってたのなんて
前の事務所の社長(バースデーソングの山岸さん)と行ったスナックとかだから……」
遠藤さん「知ってる。フィリピンパブでしょ?」
影山さん「そういうトコはいかないから」

・きただにさんはご自宅で「Cry Baby」を歌って声出しをする事もあるとか。
遠藤さん「お前、家で声出しなんかしてんの?」
きただにさん「してますよ。しないんすか?」

・布施さんはめっちゃ大御所な感じ。

・前奏が長いとお母さんからの手紙を読まれる。

・カラオケコーナーが終わっても事ある毎に「紅」が話題に。
影山さん「間奏長すぎやろ」
遠藤さん「休めていいですよね。ウチもそうしません?」

・遠藤さん「テレサ・エイト……じゃなくてテレサ・ナイン、でもなくてテレサ・テンの曲ですね」

・影山さんは十代の頃、松崎さんのお宅に下宿する程お世話になったとか。

・遠藤さんは「愛のメモリー」をガイドボーカルで歌われた事があるとか。

・クイズコーナーの賞品は、今回出演のJAMのみなさんの
サイン入り「JAM Project LIVE TOUR 2022 THE JUDGEMENT」ポスターでした。

・遠藤さん「3代目がたいら(いさお)さんですよね」

・遠藤さん「アイツ運動神経よくないっすよ」

・影山さん「新体操もやりました」

・クイズの中に、要約すると

 「JAM Projectが最初に主題歌を担当したスーパーロボット大戦は『第2次スーパーロボット大戦α』である。○か×か」
という問題があったのですが、JAMのみなさんは誰一人として答えられず。
JAPAN ANIMATIONSONG MAKERSとしてもそうですが、

 20年以上続く大事なクライアントであり、なによりJAMの活動のパートナーといっても過言ではない"スパロボ"との
最初の作品を誰も答えられなかったのは非常に残念でした。

・きただにさん「立ってるのは王国民やな?」

・遠藤さん「ムーミンかもしれないですよ?」

・影山さん「来年も、今年での新日みたいな、全く別の業界とのコラボを予定しています!」
遠藤さん「全日かなぁ?」
影山さん「国際かもしれんよ」
きただにさん「古っ! みんな知らないっスよ」

・多くの観客のペンライトが赤くなるのを見て「『真赤な誓い』ですね」ときただにさん。
冒頭のメロディーを口ずさむ遠藤さん。

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