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スーパー戦隊"魂" 2022 二日目
22.11.6 Zepp Diver City(TOKYO)

出演/ささきいさお 堀江美都子 影山ヒロノブ 嶋大輔 佐藤健太 鈴木けんじ NewJack拓郎
   速水けんたろう 遠藤正明 NoB MORISAKI WIN (主題歌発表順)

司会/ショッカーO野

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)
演奏/Super Rescue BAND(G.鍋嶋圭一 Ba.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし)
   Z旗horns(Tr.阿久澤一哉 Tr.Kenito Tb.島田直道 Sax&Fl.町田長右衛門)



石ノ森章太郎先生原作の特撮「秘密戦隊ゴレンジャー」からはじまるスーパー戦隊シリーズ。
色鮮やかな戦士達が力を合わせ、地球の平和を守る為に巨大な敵に立ち向かう姿を描いた群像劇は、
海外でも展開されながらシリーズを重ね続け、45年以上の間、世界中で愛され続けています。

そんなスーパー戦隊シリーズの楽曲のみで構成されたライブが
「スーパー戦隊"魂"(スピリッツ)」、通称"SSS"です。

「秘密戦隊ゴレンジャー」の主題歌を歌われていたささきいさおさんを座長に、
初演の2004年以降、シリーズの楽曲を歌唱された数多くの歌手の方々が出演されます。

初期の頃は隔年開催でしたが、その後毎年開催になり、近年東京公演は二日間にわたって開催。
作品の年代別をベースに「21世紀編」、「20世紀編」と出演者が分かれる時もあれば、
出演者が特段区分されないで開催される時もあり、2022年の今回は後者での開催となりました。

例年なら東京公演は前途の様に二日間二公演、大阪公演一公演で開催されているのですが、
新型コロナウイルスの蔓延を受け、2020年と翌2021年は共に大阪公演の開催はされませんでしたが、
2022年の今回から大阪公演の開催が復活しました。今回は東京公演二日目最終日のレポートです。

二日目は座長のいさおさんと堀江美都子さんを筆頭に影山ヒロノブさんが脇を固め
嶋大輔さん、佐藤健太さんといったレッドを演じ主題歌も歌われたお二人、
鈴木けんじさん、NewJack拓郎さん、速水けんたろうさんと90年代を彩られた方々、
それまでアニメソング界で活躍され2000年代中期に戦隊主題歌を歌われた遠藤正明さん、NoBさんがご出演。
そして最新作「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」の主題歌を歌われたMORISAKI WINさんが初出演。

今回も動画配信プラットフォーム「CN Live Streaming」を使用して
会場に足を運ぶことができない国内外のファンへ向けてストリーミング配信され、
ライブ終了後、期間限定でアーカイブ配信も行われました。

会場は東京お台場にある複合商業施設ダイバーシティ東京プラザの地下にあるZepp Diver City。
これまで「スーパー戦隊"魂"」をはじめバースデーソングさん主催による「魂ライブ」が数多く開催され
昨年、事業区域における開発事業で営業を終了したZepp Tokyoから歩いて数分の場所にあります。

当時は政府より新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言は発令されておらず、
ワクチン接種者の増加等に伴い、感染者数は一定数を保っておました。
アニメソング関係のライブやイベントも徐々に開催頻度を増してきておりましたが
バースデーソングさんは油断せずにコロナ禍でのライブ同様に感染対策を行っての開催でした。
我々が確認できただけでも以下対応がされておりました。

●入場までの流れ
・何かあった時の為にチケットの半券に自身の名前と連絡先を記入。
・入場口には半券に記入してこなかった観客用のブースが設けられていました。
・コインロッカーは使用可能になり、整列時、待機時には適正な距離を保つことが出来る様に
地面に設けられていた一定間隔の目印も今回は設けられていませんでした。

●入場後の会場内の様子
・スタッフさんによる検温後、半券記入のチェックの後に観客が自身でチケットの半券をもぎ入場。
・ドリンク代とドリンクコインを交換するのですが、
ドリンク代は接触を避けるためSuica、PASUMO等の交通系ICでの会計が導入。さらにPayPayでの決済も可能でした。
・Tシャツ等のライブグッズや出演者のCD等のグッズは、会場外の物販ブースに飛沫防止のシート等を設置して販売していました。
・今回も出演者へのプレゼントや手紙などを入れるボックスなども設けられず、受付もされていませんでした。
・各種手続きから入場までの動線は複数ではなく一方向のみになってました。
・トイレの洗面台や出入口にアルコール消毒スプレーが設置され、観客が気軽に使用可能。
・トイレ前には待機列用に適正な距離を保つことが出来るように床に一定間隔で目印が設けられていました。
・座席はひと席開けるなどの措置は取られず、コロナ禍前と同じものになっていました。

上記以外にも出演者の楽屋やバックヤードでも様々な所で対応がなされていると思われ、
開催にあたってはバースデーソングさんの公式サイト上で各種注意要綱が掲載された他、
東京都、大阪府からの要請に基づき「イベント開催時のチェックリスト」を作成し公表していました。
2020年以来、ライブ開催に際して徹底してきた感染対策が少しずつ緩和されてはいるものの
宣言下ではないとはいえ、油断せずにライブを実現させようという思いの程が随所に伺えました。

ステージ前方には演奏陣のブースがそれぞれ設置され、それぞれの間にアクリル板が設置。
ステージ後方に設けられたZ旗ホーン隊、コーラスブースにも一人一人の間にアクリル板が設置されていました。
壁面中央には「SSS 2022 SUPER SENTAI SPIRITS XVI」の文字をあしらった
今回のライブロゴが描かれた幕が掲げられていました。
また前日と比べ後方左右にはダクトが数本設置されていたり、壁面の布が変わっていました。
ステージ前方左右にはラストに噴射されるであろう銀テープを詰めたキャノン砲も設置されていました。

ステージのすぐ前には撮影用のカメラが使用するレーンが床に設置されており、
カメラが移動するため、観客は最前列でもステージとは距離が保たれているようになっていました。

開演までの間にはBGMとして洋楽が流れていましたが、開演の15分ほど前になると
来場を感謝する旨のアナウンスと会場内の感染予防対策の紹介等が行われました。
また、一階席は着座での観覧以外にもその場で立ちあがっての観覧も可能である事と
二階席に関しては着座でのみ観覧可能という旨がアナウンスされました。

-MC-

・そろそろ開演時間という頃合いになると
「本日はZepp Diver Cityのご来場いただき誠にありがとうございます。
よいこのお友達、お待たせしました。スーパー戦隊"魂"、はじまります!」
というアナウンスがあり、そのまま声の主である司会のショッカーO野さんがご登場。

青空を思わせる水色の照明の中、現東京ドームシティGロッソの前身、
旧後楽園ゆうえんちの野外劇場およびスカイシアターにおける
ヒーローショーの名物司会者の"ヒロちゃん"こと、故・なりた洋さんを彷彿とさせる
ハイトーンで流れるように進行されていきました。

ショッカーさん「ハァーイッどーもー! ぴゃっ!! こんなんでましたけどー!
        よろしくおねがいします! ごめんねみんなずいぶんまたせちゃったみたいでー!」
観客拍手。
ショッカーさん「まずはボクとみんなで元気よくごあいさつ。今のごあいさつねー。
        ボクがねー『こんばんわー』っていったらぁ、
        みんなも元ー気よく手拍子でこたえていただきたいと思います!
        わかったかな? わかったおともだちは元気よくー拍手! わかりましたかー?」
観客拍手。
ショッカーさん「あーもおっとげーんきよくーでっわーかりましたかぁあああああ」
観客拍手。
ショッカーさん「はーいそれじゃあいきますよーよいこのお友達、こんばんわぁああああ」
観客拍手。
ショッカーさん「元気ーですかぁああああ?」
観客拍手。
ショッカーさん「魂は燃えているかぁぁああああああ?」
観客拍手。
ショッカーさん「今日もとことん盛り上がろうぜぇえええええ!!」
観客拍手。
ショッカーさん「スーゥパーァ戦隊ぃィイイイ!!? スピリィイイイイイイツ!!」
観客拍手。
ショッカーさん「ようこそいらっしゃいましたっ!」
・ショッカーさんの「スーパー戦隊」を受け、観客が「スピリッツ」と返すお馴染みの掛け合いですが、
ご時勢もあり、ショッカーさんがお一人で両方をコールされ、観客は「スピリッツ」に合わせて手を挙げる特別版に。
・開演に先立って改めてショッカーさんから諸注意をアナウンス。
その間に演奏、コーラスの皆さんが登場されそれぞれのセッティングされていました。
・ショッカーさん「とにかく今日は祭りじゃ祭りじゃぁああ」
観客拍手。
ショッカーさん「もりあがれますかああああああ!?」
観客拍手。
ショッカーさん「準備はいいかぁぁああ?」
観客拍手。
ショッカーさん「スゥーパーアー戦隊ぃいい! スピリィイイィイッツ!! はじまります!」

00:ゴー! 戦闘開始(IIM-7)/SE
01:進め! ゴレンジャー/ささきいさお 堀江美都子
-MC-


ショッカーさんが拍手の中退場されると、ステージ上が暗くなり、オーバーチュアとして流れたのは
「秘密戦隊ゴレンジャー」のBGM「ゴー! 戦闘開始」より、雄々しくも小気味よい「IIM-7」。
続いて「秘密戦隊ゴレンジャー」オープニングの前奏と共にいさおさんと堀江さんがご登場。
歌詞の色に合わせて照明が変わる中、お二人ならでは歌声の掛け合いで勇ましくはじまりましたが、
途中でいさおさんがご自身が歌われる個所を失念してしまうアクシデントもございました。

・ショッカーさんが登場され、あらためていさおさんと堀江さんをご紹介。
・いさおさん「初っ端から間違えてしまいました。"秘密戦隊"が抜けてしまいましたね。ンフフフ」
ショッカーさん「もう秘密がないんですねー」
堀江さん「なんか、『堀江、歌えよ』っていう視線が……」
観客笑。
ショッカーさん「でもこれが生の醍醐味でございますよ」
いさおさん「あとからレコーディングし直さなきゃいけないね。ンフフフ」
堀江さん「今、配信してますからね」
いさおさん「そうだった。配信をご覧の皆さんごめんなさい。これがホントの背信行為。ンフフフ」
観客笑。
堀江さん「うまい!」
ショッカーさん「御大、絶好調ですね」
・堀江さん「戦隊のライブはね、女性のお客さんが多いのね。今日なんか特に」
ショッカーさん「客席が華やかですよね。昨今ジェンダー問題色々ございますが
        戦隊は男の子ものという印象がありましたが、今後は女性ボーカルが増えるかもですね。
        そうなったらやっぱり元祖であるミッチにはずーっと歌い続けて欲しいですね」
堀江さん「もういさおさんにくっついていきますからね」
観客拍手。
・堀江さんが拍手で見送られ、いさおさんとショッカーさんお二人に。
・アニメ「マジンガーZ」、特撮「人造人間キカイダー」からはじまり、
初期のスーパー戦隊シリーズ、石ノ森章太郎先生作品、宇宙刑事シリーズなど
数多くのアニメ、特撮の歌と音楽を手がけられ、
この年の6月23日に96歳でご逝去された作曲家・渡辺宙明先生のお話。
いさおさん「宙明先生は大往生ですよ。生涯現役であの年まで曲を作られていましたからね」
・いさおさん「次の曲は顔がトランプのマークをした4人の戦士。途中からいつのまにか5人になりましたけど」
ショッカーさん「いろいろひっかきまわす人が出てきたんですよね」
観客笑。
いさおさん「オレ、写真見てさ、『これ、アオレンジャーじゃないの?』って思ったんだよね※」
ショッカーさん「すっごい素朴な疑問」
観客笑。
※「ジャッカー電撃隊」の追加戦士行動隊長ビッグ・ワン/番場壮吉役と
 「秘密戦隊ゴレンジャー」のアオレンジャー/新命明役は、双方とも宮内洋さんが演じられています。

02:ジャッカー電撃隊/ささきいさお
-MC-
03:いつか、花は咲くだろう/ささきいさお
-MC-


ショッカーさんが退場され、続いては「ジャッカー電撃隊」より、うなって踊るドラムが小気味いいオープニング。
戦隊主題歌史上指折りのいぶし銀な魅力全開でいさおさんが歌われ、ご時勢を交えて曲紹介をされた後は
同じく「ジャッカー電撃隊」エンディング。今回のいさおさんの「電撃隊」の歌いぶりは原曲に近い印象でした。

・いさおさんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「続きましては、K・A・G・E。KAGEさんの登場でございます!! 『電撃戦隊っチェンジマン!!』」

04:電撃戦隊チェンジマン/KAGE
-MC-


激しいドラム音と共にKAGEこと影山さんが登場され「電撃戦隊チェンジマン」よりオープニング。
ステージを動き回り笑顔で客席を眺めながらハイテンションな歌声とステージで観客を盛り上げていました。

・影山さんお一人でお話。
・影山さん「こんちゃーす!! K・A・G・E。KAGEでーす。いやーなんてったって今の曲1985年っすよ」
観客拍手。
影山さん「たぶん……24歳? そォれがもう、還暦過ぎてますからね。どーなってんねーん!!」
観客拍手。
影山さん「『チェンジマン』を歌って変わったことと言えば……歌い終わった後にちょっと息が切れるゥ」
観客笑。
影山さん「でもね、こっからはじまったんすよね。アニメ、特撮を歌うようになるのは。
     もォ10代の頃バンドが解散して何やってもうまく行かなくて、もう日々モンモンとしてた時に
     コロムビアから声かけてもらって、オレの人生、ガラッと変わりました」
観客拍手。
影山さん「だからこの曲を歌うといい意味で初心に戻れます」

05:NEVER STOP チェンジマン/KAGE
06:天装戦隊ゴセイジャー/NoB
-MC-


続いて影山さんが歌われたのは同じく「電撃戦隊チェンジマン」よりエンディング。
からりとした前向きな影山さんの歌声を堪能した後、ステージにマイクスタンドが設置され、
「天装戦隊ゴセイジャー」よりオープニングの前奏が流れる中、NoBさんが軽快にご登場。
マイクスタンドを軽々と回しながらシャープな歌声と間奏のシャウトで観客を魅了していました。

・NoBさんお一人でお話。
・NoBさん「ハァ、ハァ、ハァ、この、息のキレ具合は、影山さんどころじゃない……」
観客笑。
NoBさん「ボクも、今年、58歳になりましたからね。いつまでこのスタイルを続けられるが秒読みに入ったね。
     でも、このライブはいつもみんなが盛り上げてくれるから、いつもより多くスタンド回しちゃうんだよね」
観客拍手。

07:降臨! ゴセイグレート/NoB
-MC-


「あまり歌わない珍しい曲」というNoBさんの紹介から「天装戦隊ゴセイジャー」より天装合体ゴセイグレートのテーマ。
神々しさを感じる曲調をNoBさんが颯爽とした歌声で披露される中、「天装合体」投げ込みはカインズの淳さんがご担当されました。

・NoBさんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・前日に出演された石原慎一さんはゴージャス、NoBさんはセクシー。
・ショッカーさん「出演者の皆さんの中には変わり種の方もいらっしゃいます。昨日は裏方に徹していましたが、
        今日はステージで思いっきり暴れて欲しいと思います。New Jack 拓郎さんのご登場です!
        天に輝く五つ星!! 五星戦隊ッ!! ダイレンジャァァッ!!」

08:五星戦隊ダイレンジャー/New Jack 拓郎
-MC-


「五星戦隊ダイレンジャー」オープニングの前奏が流れる中、「そうです。私が変わり種です」という声がして
「控えめに言ってなぁ、オレも会いたかったぜぇええ!」と拓郎さんが登場され、独特のハスキーな歌声を披露。
間奏にはショッカーさんも登場されて名乗りで参加され、盛り上がりにさらに勢いを加えられていました。

・拓郎さんお一人でお話。
・楽屋で影山さんにトークを短めにするように言われる拓郎さん。
・声が出せない状況下なので手拍子によるコール&レスポンス、ハンドレスポンスを行う事に。
拓郎さん「『俺たち無敵さ!!』って後に、あゴメン曲のネタバレ。なにぶん持ち歌がすくないから」
観客笑
拓郎さん「『俺たち無敵さ!!』の後に、みんなは『ダイレンジャー』を手拍子でアーティスティックに表現して」
・その後、アーティスティックな手拍子がいまひとつなので子音の箇所で手を叩いてみる等の練習を数回され本番。
拓郎さん「じゃあ、本番いくよ! 『俺たち無敵さ!!』」
アップルパイ&カインズ「ダイレンジャー!!」

09:俺たち無敵さ!! ダイレンジャー/New Jack 拓郎
-MC-


コーラスの皆さんのタイトルコールも加わり、そのまま「五星戦隊ダイレンジャー」よりエンディングへ。
軽快なステップを交えて楽しそうに歌われていた拓郎さんは「立っちゃう? やめとく?」と観客に投げ掛けると
客席の方々でその場で立ち上がって観覧している観客も多く見られました。

・拓郎さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「配信をご覧の皆さんね。こうやってご家庭でライブの模様が見られるのも彼のおかげなんですよ。
        彼が映像配信の会社を立ちあげ、プロデューサーとして皆さんへ映像をお届けしています!」
観客拍手。
・ショッカーさん「スーパー戦隊の歴史は長く歴史がありますが、パワーレンジャーとして海外でも活躍しています。
        このシャツなんかまさにパワーレンジャーのものなんですけど」
この時のショッカーさんのTシャツは半分に「五星戦隊ダイレンジャー」のキバレンジャー、
もう半分に「恐竜戦隊ジュウレンジャー」のドラゴンレンジャーが描かれていました。
ショッカーさん「コッチ半分が歌われたって事は、もう半分にいきましょう。佐藤健太さんのご登場です!!」

10:恐竜戦隊ジュウレンジャー/佐藤健太 ナレーション:ショッカーO野
-MC-


ショッカーさんのナレーションを受けて健太さんが登場され、「恐竜戦隊ジュウレンジャー」よりオープニング。
思い入れが強い作品なので健太さんの明るくはつらつとした歌声はいつ聞いてもぐっとくるものがあります。
間奏でティラノレンジャーのロングTシャツ姿のショッカーさんが名乗りで参加されたのも嬉しうございました。

・健太さんお一人でお話。
・この年は「恐竜戦隊ジュウレンジャー」30周年、「高速戦隊ターボレンジャー」33周年、健太さん55周年。
健太さんが"伝説の双子"と呼ぶ特撮「重甲ビーファイター」のブルービート/甲斐拓也役の土屋大輔さんと
「五星戦隊ダイレンジャー」のキリンレンジャー/"天時星"知役の佳祐さんに誘われて
熊本にあるアニメ特撮BAR Gで開催されたお二人のイベントにゲスト出演されたのがご縁で
この年に初めて生誕祭(お誕生日イベント)を開催されてとても楽しかったとか。
・健太さん「前々から『ジュウレンジャー』のエンディングをカバーで歌いたいって言ってたんですけど
     今回もギリギリまで方々に連絡したんですけど出来なかったんですよ。コール&レスポンスも欲しいですからね。
     でも、ボクは諦めない男なのでいつか絶対やります」
観客拍手。
健太さん「その日の為にやりたかった事をちょっとやってみましょう。ボクが『♪水をひくんだ ウンガ』の後に
     レスポンスの部分をみんなの手拍子でやってみてほしいんです。ちょっとやってみましょうね」

10.5:冒険してウタッテミーヤ(冒頭のみ)/佐藤健太

「恐竜戦隊ジュウレンジャー」よりエンディング「冒険してラッパピーヤ」の冒頭部分を手拍子でコール&レスポンス。
健太さんは観客の拍手に合わせ楽しそうに歌われ「勇っ気っがあれぇばーいつか歌っえーる」を結ばれました。
タイトルの「冒険してウタッテミーヤ」は歌われた後に健太さんが曲紹介されていました。

11:しっぽPiki Piki/佐藤健太
12:爆竜戦隊アバレンジャー/遠藤正明
-MC-


続いては「恐竜戦隊ジュウレンジャー」第11話「ご主人さま!」よりドーラジンのランプの欠片を
子供達が探すシーンで流れた「しっぽ Piki Piki」。久し振りに聞く事が出来ました。
健太さんは歌われる前に第一興商の通信カラオケDAMへの本曲のリクエストを観客にお願いしつつ
瑞々しさあふれる歌声を披露された後は、遠藤さんによる「爆竜戦隊アバレンジャー」よりオープニング。
サビ部分で身体を回転させるアバレスピンも軽やかに、鍛えあげられた歌声を披露されていました。

・遠藤さんお一人でお話。
・来年2023年で「爆竜戦隊アバレンジャー」20周年。
・遠藤さん「この歌を歌わせてもらってから国内外のイベントでほとんどこの曲を歌ってきました。
     それからもう20年なんですね。これからも大切に歌っていきたいと思います」
観客拍手。
遠藤さん「ボクが歌った戦隊では一番新しい、ゼンカイジャーという作品から
     『超全界合体! ゼンカイジュウオー』。初めて歌います聞いてくっださぁい」

13:超全界合体! ゼンカイジュウオー/遠藤正明
-MC-


続いて遠藤さんが歌われたのは、「機界戦隊ゼンカイジャー」より超全界合体獣ゼンカイジュウオーのテーマ。
高揚感を誘う力強い歌声を披露される中、二番終わりには原曲以上にパワフルなロングトーンを披露されていました。
また遠藤さん実に16年ぶりのスーパー戦隊楽曲への参加という事で、歌詞がどことなくご自身と重なるように感じました。

・遠藤さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「昨日は"魂の三兄弟"がご活躍されました。今日の二人もある意味兄弟ですね。
        鋼鉄だった兄弟がいましたからね。弟の後はにいさんに登場してもらいましょう」

14:光戦隊マスクマン/影山ヒロノブ ナレーション:ショッカーO野
-MC-
15:オーラに輝け! グレートファイブ/影山ヒロノブ
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ショッカーさんのナレーションを受けて影山さんが登場され、「光戦隊マスクマン」よりオープニング。
情熱的で躍動感あるステージングで盛り上げ「シンドイけど楽しいです」とお話された後は
同じく「光戦隊マスクマン」より、放送当時も人気があったという光速合体グレートファイブのテーマ。
影山さんは勇ましく緊迫感のある曲調の本曲を笑顔を見せながらも鋭い歌声で歌われていました。

・影山さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ここから15分間の換気タイムの為、休憩時間である事がアナウンスされました。

~休憩~
-MC-


休憩時間中は廊下やロビーへつながる扉が開けられていた他、
入場口となる扉も開けられており、徹底した換気が行われていました。

・まもなく休憩時間が終了する旨がアナウンスされ、しばらくするとショッカーさんがご登場。
・ここでショッカーさんより2023年春にライブ「スーパーロボット魂2023」開催のお知らせ。
東京公演は二日間開催されるほか、大阪公演の復活もアナウンスされていました。

・ショッカーさん「嬉しい告知がドンドンと続きました。ここからも祭だ祭りだぁあ!!」
観客拍手。
ショッカーさん「後半戦は今回初登場MORISAKI WINさんの登場です!!
        現在放送中! 『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』より『俺こそオンリーワン』!!」 

16:俺こそオンリーワン/MORISAKI WIN
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ショッカーさんと入れ替わりにWINさんが登場され「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」よりオープニング。
最初は緊張されていた面持ちでしたが、観客の合いの手の拳を受けた頃から笑顔を見せられ、
オープニングのダンスも少々交えながら軽やかな身のこなしでしなやかな歌声を披露されていました。

・WINさんお一人でお話。
・WINさん「ちなみにMORISAKI WINを生で見るのは今日が初めてだっていう方、どれくらいいますか?」
客席の方々で手が挙がりました。
WINさん「今、目が合いましたね。これでお前とも縁が出来たなっ」
「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」のドンモモタロウ/桃井タロウの台詞を折り込んまれた
WINさんに観客から程よい音量の歓声と拍手が贈られました。
WINさん「配信をご覧の皆様、目が合ってるかはわかりませんが合っていると信じます。
     これで配信の皆さんとも縁が出来たなっ!!」
観客拍手。

17:Don't Boo!ドンブラザーズ/MORISAKI WIN
-MC-


続いて観客に手拍子を促してWINさんが歌われたのは「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」よりエンディング。
歌われる直前に「うわー楽しっ」と話されながらとても嬉しそうな表情でステージを軽々と動き回られ、
フェイクやスキャットを交えて躍動感あふれる歌声とステージを披露されていました。

・ショッカーさんが合流されあらためてWINさんをご紹介。
・リハーサルでWINさんとショッカーさんは初対面。
ショッカーさん「リハーサルで歌ってバンドやコーラスの皆さんと調整するじゃないですか。
        その時に『どうでしたか?』って聞いた所、一言『ボクは楽しいです!!』」
観客拍手。
WINさん「リハーサルの事はちょっとはずかしいですねー」
ショッカーさん「感動したんですよ! 舞台監督とか照明さんとかと『彼は爽やかだねえ』って話てました」
・WINさんを送り出してショッカーさんお一人に。
・ショッカーさん「さぁ、祭りは続きます。なんと29年ぶりに戦隊ソングを歌った方がいます。
        でもこの曲、まだ発売してないんですよ。11月23日発売のミニアルバムに収録されています
        なんとNew Jack 拓郎の登場です!! 『燃えろ! 虎龍攻神!』」

18:燃えろ! 虎龍攻神!/New Jack 拓郎
-MC-


上半身裸で腹に黒いサラシを巻き、龍虎の単衣を羽織ってタスキを掛け、
金の鎖を首に巻いた拓郎さんが「山形さんじゃねーぞ!」と言われながら登場。
歌われたのは「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」より虎龍攻神(トラドラゴンジン)のテーマ。
拓郎さんは単衣を翻し荒々しくもしなやかな歌声をご披露。是非聞きたかった曲なので熱烈貫戟でした。

・拓郎さんと入れ替わりにショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「ユキオさんが来ちゃったのかと思いましたよ」
観客笑。
ショッカーさん「昨日、山形ユキオさんが『ガオレンジャー』を歌われた際に移動動物園と紹介しましたが
        動物の衣装じゃなかったんですね。全部食べちゃったみたいです」 
観客笑。
前日に開催されたライブ「スーパー戦隊"魂" 2022」一日目に出演された山形さんの装いは
両耳の上側に長い羽根を差し、獣のフェイクの毛皮のシッポを両耳から下げ、
さらに暖簾を所謂サンドイッチマンのようにゴザを羽織り、右手に筒状にしたゴザを結ばれていました。
ショッカーさん「昨日の『ガオレンジャー』は食い散らかしたなら今日の『ガオレンジャー』は凛として素敵です。
        我らが堀江美都子さんのご登場です。『White light~ガオホワイト 冴のテーマ~』」

19:White light~ガオホワイト 冴のテーマ~/堀江美都子
-MC-


龍虎つながり。堀江さんがゆっくりと登場され「百獣戦隊ガオレンジャー」よりガオホワイト/大河冴のテーマ。
歌われる前まで片手を腰にあてうっすら笑顔を浮かべられている様子が抜群の存在感で
少し斜にかまえた様な節回しでアドリブを交えて歌われる堀江さんがとても格好良かったです。

・堀江さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「さぁ続いては小さい頃にこの人の番組を見て歌を覚えた方も多いと思います。
        そのおにいさんがスーパー戦隊を歌ってくれています。速水けんたろうさんのご登場です!!」

20:オーレ! オーレンジャー/速水けんたろう ナレーション:ショッカーO野
-MC-


ショッカーさんのナレーションを受けて速水さんが登場され、「超力戦隊オーレンジャー」よりオープニング。
速水さんの爽やかで頼もしい歌声とスタイリッシュなステージは安心感と高揚感抜群。
二番は「とびきり熱いすべての仲間」と替歌され、ショッカーさんも名乗りで参加され大盛り上がりでした。

・速水さんお一人でお話。
・速水さん「さっきの佐藤さんじゃないですけど『オーレンジャー』27周年で歌ってる人が60周年なんですね」
観客拍手。
速水さん「でもね、60になっても"おにいさん"っていわれるのってボクくらいかなぁ……なんてね」
観客拍手。
速水さん「やっぱりおおきなおともだちにも"おにいさん"って言ってもらいたいけど声出せないんですよね。
     そうだ! だったら、心の中で『けんたろうおにいさん』って言ってもらってイイですか?」
速水さんの合図でやってみるものの、手拍子をしてしまう観客も多くやりなおし。
速水さん「それじゃあいきますよ。せーのっ」
観客「………………」
速水さん「聞こえたー!!」

21:緊急発進!! オーレンジャー/速水けんたろう
22:地球戦隊ファイブマン/鈴木けんじ
-MC-


観客のサイレントコールを受け、速水さんが歌われたのは「超力戦隊オーレンジャー」よりエンディング。
晴れやかでありつつ、少しせつなげに速水さんが歌われた後は、鈴木さんによる「地球戦隊ファイブマン」オープニング。
清涼感のある鈴木さんの歌声に応えるように、間奏ではショッカーさんが登場されて名乗りを披露されました。

・鈴木さんお一人でお話。
・今回の出演をSNSで宣伝告知した鈴木さん。
鈴木さん「そしたらコメントがみんな『今年もすべらない話期待してまーす』とかでね。歌うたわないでええんかな」
観客笑。
鈴木さん「一応歌を歌いに来ているわけやからねーちょっと話きいてくれるーぅ?」
観客笑。
鈴木さん「去年のねぇ『戦隊"魂"』が終わった時、その足でスーパー戦闘に行ったんですよ。
     湯船につかってたら二人組の男性が入ってきてなんか噂話してるんですよ。
     『あ、これはライブに来てた人だ』と『これバレてるぞ』と思っていつもより背筋伸ばしたんですよ。
     で、洗い場に行こうと湯船出て。いつもより背筋伸ばして。無い髪を風になびかせながら」
観客笑。
鈴木さん「そこ笑う所ちゃうよォ。早い早い。
     洗い場の椅子座って鏡を見たらおもいっきりマスクしてた」
観客笑。
鈴木さん「……そっちかぁ。ファイブマンじゃなくてマスクマンになっていましたって話でした。
     それでは聞いて頂きましょう。マスク…じゃなくて『ファイブマン・愛のテーマ』」

23:ファイブマン・愛のテーマ/鈴木けんじ
-MC-


鈴木さんの楽しいお話からのギャップがたまらない「地球戦隊ファイブマン」よりエンディング。
やわらかで荘厳な楽曲の中、やさしい鈴木さんの歌声に先程までとの温度差を感じつつうっとりいたしました。

・鈴木さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「すべらんなぁ……ファイブマンの次は……ライブマン!」
観客拍手。
ショッカーさん「ちょっと印を踏んで見ました。嶋大輔さんのご登場です!
        まずはエンディングから『あしたに生きるぜ!』」

24:あしたに生きるぜ!/嶋大輔
-MC-


ショッカーさんの紹介を受け真っ白なお衣装の嶋さんが登場され「超獣戦隊ライブマン」よりエンディング。
嶋さんは客席を見渡しながら左右にステップを踏みつつ、とても楽しそうに歌われているのが印象的でした。

・嶋さんのご挨拶からお一人でお話。
・嶋さん「最初にこのライブに呼んでもらった時は下から突き上げてくるような声援で。
    もうちょっと後ずさりしてしまうくらいに凄くて感動しましたね。
    今は声が出せないのに一生懸命応援してくださって、拍手だけで盛り上げてくれて感謝してます。
    楽屋でもいつもみんなで話してるんです。『お客さんって凄いね』って。
    でも俺が心配してるのは、こう何年も連続で出させてもらえて、飽きられてるんじゃないかってね」
観客笑。
嶋さん「毎年若い子達が必ず出てくるでしょ。俺、昭和ですよ?
    さっき健太君とも話てたんですけど『ターボレンジャー』が33年?
    てことは必然的に『ライブマン』が来年で35年で歌ってる人が59ですよ? 大丈夫!?」
観客拍手。
嶋さん「ありがとうございます。あんまりしゃべってると怒られますので歌に行きます。
    みなさんお待ちかねの……『どっかーん(※)』」
観客拍手。
※「超獣戦隊ライブマン」の原曲には、サビの「超獣戦隊」と「ライブマン」の間に爆発音が入ります。
この曲を別レーベルでカバーされているMoJoさんのソロライブでファン有志がその音の
タイミングに合わせて両手を上げ、「どっかーん」という合いの手で表現していました。
2012年の「スーパー戦隊"魂"VI 2012」のアコギコーナーで「超獣戦隊ライブマン」が披露された際に
ショッカーさんの扇動で行われたものの、オリジナル歌手である嶋さんが参加されてからは控えられていました。
しかし2017年の「スーパー戦隊"魂"XI 2017 大阪」において 嶋さんの寛大な承諾を受け、
オリジナルの嶋さんが歌われる際も「どっかーん」の合いの手が解禁。嶋さんも気に入りられたご様子でした。
嶋さん「声出せないのが寂しいですが心の中で大きく『どっかーん』ってやってください」 
この間にショッカーさんがゆっくりと舞台端に登場されて準備をされていました。

25:超獣戦隊ライブマン/嶋大輔 ナレーション:ショッカーO野
-MC-


ショッカーさんのナレーションと嶋さんのタイトルコールから「超獣戦隊ライブマン」よりオープニング。
ワイルドな嶋さんの歌声を受け、観客も声は出せないながらも両手を挙げて「どっかーん」を表現、
更に間奏にはショッカーさんが登場して名乗りを披露され、嶋さんとグータッチを交わされていました

・嶋さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「東映の名プロデューサー平山亨先生がね、(平山さんの口調で)『子供番組のね、主題歌ってのはね、
        子供達は主人公が歌ってると思ってるんだよね、だから主役が歌うのは理想なんだよね』と話されていました。
        『仮面ライダー』では藤岡弘、さん、『仮面ライダーV3』では宮内洋さんというのが代表的ですね。
        スーパー戦隊では嶋さんが天宮勇介おにいさんとして歌われました。もう一人いらっしゃいますよね?」
観客拍手。
ショッカーさん「続いては炎力おにいさんこと佐藤健太さんのご登場です。『高速戦隊ターボレンジャー』」 

26:高速戦隊ターボレンジャー/佐藤健太
27:轟轟戦隊ボウケンジャー/NoB ナレーション:ショッカーO野
28:鳥人戦隊ジェットマン/影山ヒロノブ
-MC-


黒いコート姿の健太さんが登場され、「高速戦隊ターボレンジャー」より疾走感あふれるオープニング。
間奏が終わるとコートを脱ぎ捨て、レッドターボ/炎力役のご衣裳を披露されると観客拍手喝采。
振り付けを交え青春的な歌声を披露された後は、NoBさんによる「轟轟戦隊ボウケンジャー」よりオープニング。
ショッカーさんのナレーションを受けて登場されたNoBさんは、マイクスタンドを駆使して颯爽と歌われました。
続く影山さんは「鳥人戦隊ジェットマン」よりオープニングの前奏と共に駆け足で登場され爽快に。
影山さんは間奏のショッカーさんの名乗りをマネしつつ見守られた後はハイジャンプを披露されていました。

・影山さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「このままイッキにラストまで行きますよー!」
観客拍手。
ショッカーさん「さぁやはりラストはこの名コンビにご登場いただきます。
        ささきさおさん、堀江美都子さんのご登場です!! 『全界合体! ジュラガオーン』」

29:全界合体! ジュラガオーン/ささきいさお 堀江美都子
-MC-


ラストブロックはお二人による「機界戦隊ゼンカイジャー」より全界合体ジュラガオーンのテーマから。
いさおさんは赤、堀江さんは黄とそれぞれジュランとガオーンを思わせるお色のお衣装も素敵に、
「ゴレンジャー」以来培われ続けた抜群のコンビネーションで雄々しく勇ましく歌われていました。

・いさおさんと堀江さんでトーク。
・堀江さん「まだねーみなさんの声が聞こえないから残念ですけどねー」
いさおさん「規則だからね。もうちょっと守りましょうね」
堀江さん「それでも温かい拍手を頂けていますからね」
いさおさん「かえって拍手の方が暖かみを感じたりするよね。気持ちが籠っているのが伝わるんだね」
観客拍手。
堀江さん「あたしなんか拍手するとすぐ手が痛くなっちゃうから皆さんすごいなーって思ってます」
いさおさん「コロナコロナで規制が多くなると改めて感じる事があるよね。
      毎日一人でいると淋しくなるけどこうして皆さんと会うと嬉しくなるものね」
堀江さん「皆さんのマスクの下の笑顔を想像してね。かわいいんだろーなー」

30:ゴレンジャーストーム/ささきいさお 堀江美都子
-MC-


続いてお二人で歌われたのは「秘密戦隊ゴレンジャー」より「ゴレンジャーストーム」。
ゴレンジャーの武器や兵器を歌った本曲は、お二人の歌声はもちろんコーラスの皆さんのスキャットも聞き所。
特にご時世柄、観客が声を出せないだけにアップルとカインズの皆さんの声をじっくり聞く事が出来ました。

・続けてお二人でトーク。
・いさおさん「今度はバンド、コーラス、ミッチにも手伝ってもらって全体で参ります。
      最後にはガンタさんによる大ドラムソロがありますからね」
観客拍手。
堀江さん「何十曲も叩いた後にねー。すごいよねー」

31:見よ!! ゴレンジャー/ささきいさお 堀江美都子
-MC-


「秘密戦隊ゴレンジャー」より二代目エンディングであり、劇場版「ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー」のオープニング。
いさおさんがお話された通り、バンド、ホーン隊、コーラスの皆さんに間奏ではショッカーさんが名乗り、
前回のライブ「スーパー戦隊"魂" 2021」より堀江さんも参加された事でより力と技と団結のステージになりました。
ラストはドラムのガンタさんによる迫力満点のソロで締めくくられ、観客拍手喝采となりました。

・ガンタさんを讃えつつショッカーさんが登場され、ここでバンド、ホーン隊、コーラスの皆さんをお一人づつご紹介。
・続いて観客との「スーパー戦隊"魂"」のやり取りを合図に、今回の出演者の皆さんがステージへご登場。
・出演者の皆さんから今回のライブの感想をお一人づつコメントされて行きました。

・これから披露される最後の一曲の間のみ観客の写真撮影OK。
・その際の注意事項として「動画はNG」「本格的な望遠カメラでの撮影NG」であること、
SNSアカウントを持っている観客は「#スーパー戦隊魂2022」「#SAS2022」で投稿してほしい等がアナウンスされました。
・観客のカメラがWINさんや遠藤さんに集中するのを指摘される嶋さん。

32:秘密戦隊ゴレンジャー/ささきいさお 堀江美都子 影山ヒロノブ 嶋大輔 佐藤健太
            鈴木けんじ NewJack拓郎 速水けんたろう 遠藤正明 NoB MORISAKI WIN


「スーパー戦隊"魂" 2022」二日目東京公演最終日のラストは「秘密戦隊ゴレンジャー」より初代エンディング。
ライブの終わりの名残惜しさを感じつつ、いさおさんがメインで歌われている中、
他の出演者の皆さんはコーラスワークを身振りを交えたり、合いの手を担当されたり、記念撮影したり。
二番終わりの間奏ではショッカーさんがその場で秘密戦隊の名乗りを披露されていました。
ラストは演奏陣の皆さんがそれぞれの楽器をかき鳴らす中、いさおさんがステージ左と右にパンチを繰り出し
最後に中央にパンチを繰り出すと、ステージ左右のキャノン砲から赤と銀のテープが発射されました。

・観客が拍手を贈る中、ショッカーさんに紹介されながら出演者のみなさんが順番に退場され、
その後、バンド、ホーン隊、コーラスの皆さんも順番に退場されていき、ショッカーさんお一人に。
・慣例として規制退場と終演後の出待ちの禁止がアナウンスされました。

・ショッカーさん「みなさーん、盛ーり上がってくれましたかぁ?!」
観客拍手。
ショッカーさん「楽しんでくれましたかぁあああああ!!」
観客拍手。
ショッカーさん「また来てくれますかぁあああああ!!」
観客拍手。
ショッカーさん「それじゃあ皆さん、さよーなーらー……って言っちゃうとぉー、
        もうみんなに会えなくなっちゃうみたいでしょ?
        だからぁーぼくがせーのっていったらぁー。みんなは、おっ・おっ・きっ・なっ・はっ・くっ・しゅっ・でっ
        『まぁあああたねぇぇええええええ』ってお別れの拍手をしたいと思います!」
観客拍手。
ショッカーさん「それではみなさん……っいぃーーきぃーーまぁーすぅよーーぉ! せぇーーーーーのっ!!
         まぁあああーーーーたねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
ショッカーさん「スゥゥゥウ パァアア 戦ン隊ッ!!? スピリーッツ!!」
観客拍手。
ショッカーさん「今度は大阪で会いましょう!!」

ショッカーさんが拍手で送られると、入れ替わりにスタッフさんが登場され、規制退場のアナウンスが。
客席後方の観客から一定時間を置いて順番に退場していき、
「スーパー戦隊"魂" 2022」東京公演二日目は終演となりました。

二日目はオープニング、エンディングの他、挿入歌ではロボットソングを中心に展開。
初登場のWINさんの軽快なステージングと爽やかな好青年ぶりに多くの観客が好感をもっている印象でした。
今回もしかしたら聞く事が出来るのではと思っていた拓郎さんの「燃えろ! 虎龍攻神!」が聞く事が出来たり、
長年オープニング以外は「アバレンオー」「マジキング」を歌唱するに留まられていた遠藤さんが
新曲「ゼンカイジュウオー」を披露されたのが嬉しく、他の挿入歌の歌唱への期待も高まりました。

東京公演二日間の中でバラエティ豊かな戦隊ソングを聞く事が出来ました。
こうして東京二日間安全に楽しむ事が出来ただけでも有難いものです。 
来年以降このご時勢がどう変わりライブへどう影響していくかは分かりませんが、 
無事に来年も「スーパー戦隊"魂"」やバースデーソングさんの興行で楽しませていただければ幸いです。 


補足

・「魂ライブ」でZepp Diver Cityが会場になるのは2012年の夏に開催されたアニメソングフェス
「ANIME JAPAN FES 2012"夏の陣"」東京公演以来ちょうど10年ぶりでした。

・これまでのコロナ禍のライブでは演奏陣の皆さんもマスクをされており、
ホーン隊の皆さんは演奏時のみマスクを外されていましたが、今回は全員マスク無しでした。

・基本的にオーバーチュアはCD等の音源を流しているのですが、今回は後半のドラムがガンタさんによる生演奏でした。

・例年「進め! ゴレンジャー」の冒頭にはテレビ放送当時に流れていた
爆音やマシン音の効果音が流れてからはじまるのですが、今回は流れずにそのまま前奏からはじまりました。

・ライブの約一ヶ月前にフジテレビ「土曜プレミアム ~爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル~」において
モノマネ芸人のJPさんがいさおさんのモノマネを披露。ご本人登場としていさおさんもご出演されていました。
いさおさん「本当は後ろにある階段から降りてきてっていわれたけど、脚が怖いから横から出てきたんだよ。
      SPさん? JPさんだっけ? まねしてくれたけど、オレの方がちょっぴり歌が上手かったね。ンフフフ」
観客拍手。
ショッカーさん「もういさおさんが出た後のtwitterは『いさおさん若い』『かっこいい』ばかりでしたよ」
いさおさん「最初トレンドに『ささきいさお』って出た時は『あ、死んだのか?』って思った人も多かったみたいね。ンフフフ」
ショッカーさん「いやいやいやいや」

・この日の楽屋はいさおさんと堀江さんが一緒。
いさおさん「ミッチなんか今日楽屋が一緒って聞いて
      昨日は震えて眠れなかったっていうじゃない? ンフフフ」
堀江さん「…………」
観客笑。
堀江さん「もうね。50年くらい前から楽屋一緒ってよくあるんですよ。何とも思いませんよー」
いさおさん「そうなんだよね。昔、ミッチが高校生くらいの時なんかも大広間でみんな一緒の楽屋でね。
      もうその時からミッチにパンツ姿とか見られちゃってますから」
堀江さん「家族みたいなもんですからね。ぜんぜんときめかない!」
観客笑。
いさおさん「いつまでもときめきは忘れちゃいけないよ。ボクは今日、ときめいてきたんだから。ンフフフ」
堀江さん「…………」
観客笑。

・「♪ニュージャックジャックジャックたっくろーです」

・拓郎さん「たかぱすっているじゃん? 『ゴーオンジャー』『ゴーバスターズ』とか歌ってる高橋秀幸。
     一緒にラジオやってるんだけど、『兄さん、笑いを取りに行かないでください』って言われるの。
     でもしょうがないじゃんな。みんなの笑顔が好きなんだから」
観客拍手。

・健太さん「♪流星光……じゃなかった流れ星だぞハーレー」

・影山さん「あんまり普段この頃の歌って歌う機会が無いんすよね。
     もォどこいっても『CHA-LA HEAD-CHA-LA』だけ歌っときゃええっていうイベントばかりで……」
観客笑。
影山さん「ナハハハ。それはそれでめっちゃ嬉しいし、ありがたいんすけどね。
     でも今日は今日で歌いながら当時を思い出して、もうめっちゃ楽しいっす」

・ショッカーさん「コード踏むなよォ、宮本ォ」

・WINさんはミュージカルでもご活躍中なので、ご多忙なので本当に来てくれるか不安だったショッカーさん。
ショッカーさん「夏のANIME JAPAN FESでコロムビアの人に『11月本当に来られるの?』って聞いたら
        コロムビアの人も『……たぶん』」
観客笑。
WINさん「ボク、所属事務所はスターダストプロモーションなんですけど、
    『11月は絶対に空けよう!』って言ってたのでこうして皆さまとお会いできてとても嬉しいです」
観客拍手。
ショッカーさん「素晴らしい! スターダストさんは歴代戦隊に出演された方も多く所属されてますものね。
        詳しく知りたい方はスターダストプロモーションのホームページをご覧ください」
WINさん「なんかスターダストプロモーションのプロモーションしに来たみたいですね」
ショッカーさん「いいじゃないですか。スターダストプロモーションプロモーションで」
WINさん「新人募集してますよろしくおねがいいたします!!」
観客笑。

・ショッカーさん「まだティーンだった堀江さんのコンサートを見に行った時に『……ホンモノ』と感激しましたね」

・きらきらとした衣装を誉めて欲しい速水さん。

・速水さん「2008年に初めて参加させてもらって、毎回皆さんのエネルギーをもらってテンション上がってしまいます。
     舞台袖で待機している時に『ちょっと抑えようかな』と思うんですけど、つい全力で歌っちゃうんですね」
観客拍手。
速水さん「でも毎回楽屋で出演者の皆さんのステージを見てるんですけど、本当に凄い方ばかりでしょ?
     凄く声量のある方、さわやかな歌声の方、そして面白い人」
観客笑。

・鈴木さん「どうですか兄弟、そして親戚の皆さん。一年ぶりの法事ですよー!」

・Z旗ホーン隊が紹介された際、それぞれトランペットを回転されていた阿久澤さんとKenitoさん。

・WINさんのwikipediaをしっかりチェックされてきたショッカーさん。

・度々帽子をかえられていたKenitoさん。

・合同楽屋で緊張されたWINさん。先輩方がとても優しくしてくださったそうです。
WINさん「戦隊の歌を歌われている方は強さだけじゃなく優しさも兼ね揃えられているんだな。
     本当のヒーローっていうのはこういう方々の事をいうんだと思いました」
ショッカーさん「ちなみに楽屋でいちばんやさしかったのは誰?」
隣にいたWINさんを肘で軽くこづいていた遠藤さん。
WINさん「遠藤さんです。さっき舞台袖でこそこそしていたら『良かったよ』って言ってくださいました」
ショッカーさん「遠ちゃん、いくら払ったの?」
観客笑。
遠藤さん「いやぁオレと顔の大きさが3倍くらい違うなぁって」
観客笑。

・健太さん「今、WIN君を見たら、若者はシャツを入れるんですね」
この時いさおさんと堀江さん以外は今回のライブTシャツをそれぞれの着こなしで着用。
WINさんはシャツをズボンの中に入れているタックイン/パンツインの装いでした。
ショッカーさん「あーホントだー」
急いでシャツをズボンに入れようとする遠藤さん。
影山さん「あーなに入れてんだよー!」
観客笑。
健太さん「一周まわって入れるんだーって思いましたね」
鈴木さん「オレも入れてたよ」
元からシャツをズボンにいれジャケットを羽織られていた鈴木さん。
健太さん「ホントだ……それはちょっと」
観客笑。
大急ぎでシャツを入れようとする拓郎さん。
ショッカーさん「遅いよ! 今頃入れても!」
健太さん「バカモノ!」
鈴木さん「ワカモノじゃなくてバカモノやな」
観客笑。

・嶋さん「僕らの楽屋が色んな意味でまぶしくて。けんたろうさんの衣装がね、凄いんですよ」
観客笑。
嶋さん「ステージで歌われているのをモニターで見たらもう光の玉みたいになってるんです」
速水さん「ホントゴメンなさいね。衣装だけでもまぶしくしたいって思っちゃって」
観客笑。
嶋さん「そしたら鈴木さんもある意味光ってましたし」
鈴木さん「ま、この辺(頭部)が特にね」
観客笑。

・影山さん「WIN君のステージ見てたらもーカッコエエわぁ、若いわぁ、パフォーマンスもええはぁ。
     もう嫉妬の炎がメラメラと沸きましたねぇ」
観客笑。
影山さん「あとねぇーNew Jack 拓郎のォ、胸毛にもォー負けた感満載でした!!」
観客笑。

・堀江さん「あたしも遠ちゃんが一番話しやすいです」
観客笑。
堀江さん「けんたろうさん、光りすぎです」
観客笑。
堀江さん「影ちゃーん、なにげに光ってます」
観客笑。
堀江さん「嶋さん、でかいです」
観客笑。
小柄な堀江さんはこの時、長身のいさおさんと嶋さんに挟まれていました。

・いさおさん「さっき影ちゃんのステージを見てたらすごいね、相変わらず飛び跳ねてて。
      オレなんかがやろうものなら脚くじいてひっくりかえっちゃうよ」
影山さん「いやいさおさんねー大変なんすよ」 
堀江さん「若くないのよー」
いさおさん「歳を聞くとそんなに若くないんだよねー」
観客笑。
いさおさん「だってデビューの頃から知ってるからね。『青春大通り』で一緒だったんだから(※)」
※文化放送で放送していたワイド番組「青春大通り」。いさおさんは水曜日のパーソナリティー。
影山さん「あの頃、オレ、16とか17でスよ」
いさおさん「ロックやっててガリガリの細身でさ。それが……」
だまって首を垂れる影山さん。
観客笑。

・嶋さんを「彼は今、全盛期のエルヴィス・プレスリーみたいだ」と称されたいさおさん。
ショッカーさん「それは誉め言葉かなぁ……」
堀江さん「誉め言葉ですよー」
嶋さん「なるべく楽屋を出ない様にしてたんですよ。そしたらみんな見に来るんですよ。先輩たちが!」
観客笑。

・ライブ終了後は期間限定でアーカイブが配信されており、約1週間楽しむ事が出来ました。
出演者の皆さんはもちろん、コーラス、演奏陣の皆さんもこれまで以上にピックアップされ、
これまでの配信ではあまりカメラが映していなかったショッカーさんの名乗りなどもしっかり収められていました。
本編中の曲のカットやトークの編集などはされていなかったように思います。

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