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35周年&60thバースデー記念
速水けんたろう Birthdayライブ!! ~華麗なるKANREKI~ 昼部
22.5.4 六本木クラップス

出演/速水けんたろう

ゲスト/隆成

演奏/Key.鈴木賢 G.鈴木英俊 B&Co.山内和義 Dr.山下政人
    Ag&Co.速水けんたろう Dr.コウキヤマシタ



速水けんたろうさん。
幼少期より父親の影響で演歌やムード歌謡に親しまれており、10代、20代とバンド活動を経て
「ビクターVHD全国縦断カラオケ大会」で優勝されたのをきっかけに
1986年に"谷本憲彦"の名前でデビューされて以降はムード歌謡を中心にご活動。
その傍ら、1989年から1990年代にかけてアニメソング、特撮ソング、漫画のイメージソングも歌唱。
1993年からはNHK E-TV(NHK教育)「おかあさんといっしょ」で8代目うたのおにいさんを襲名。
それを機に芸名を現在の"速水けんたろう"に改名されて活動されており、
うたのおにいさん卒業後も「おかあさんといっしょ」関連番組へのゲスト出演やファミリーコンサートへの参加、
キッズステーションの子供番組やミュージカル、声優、更に日本ハムファイターズの応援歌を歌われるなどご活躍。

2011年に自動車運転による死亡事故を起こし活動自粛されていましたが、被害者のご遺族やファンの後押しもあって復帰。
以降は自粛前から行われていたファミリーコンサートへの参加の他、
アニメソングイベントや大人向けの昭和歌謡をカバーするライブ等、様々なステージに立たれています。
また、シンガーソングライターとしても活動され、「おかあさんといっしょ」への楽曲提供をされたり、
2016年に洗足学園音楽大学音楽学科声優アニメソングコースの講師を務められ、後進の育成もされています。
ライブ「スーパーロボット魂」を中心とした株式会社バースデーソング主催の「魂ライブ」には
2008年の「スーパー戦隊"魂"Ⅲ 2008 20世紀編」に初出演以降、コンスタントに出演されています。

そんな速水さんが2022年に還暦とデビュー35周年を迎えられました。おめでとうございます。

節目が重なった事を記念して開催されたのが今回の「速水けんたろう Birthdayライブ!! ~華麗なるKANREKI~」。
「おかあさんといっしょ」をはじめ、速水さんの様々なキャリアやルーツとなった楽曲をバンドスタイルで披露され、
更にゲストとしてシンガーソングライターとして活躍されているご子息の隆成さんもご出演。
本来は1月21日開催予定でしたが、世界規模で蔓延し続けている新型コロナウイルスの影響下であり
1月の感染者数が急激に増加した頃合いだった為、万が一の事態を考慮して5月に延期。
更に元々は夜公演のみでしたが、昼と夜の二公演に変更されました。

会場は六本木にある六本木クラップス。
レストラン形式のライブハウスで、高級感漂う店内の客席はテーブル席。
新型コロナウイルスの感染予防の為、入場時には検温と手先の消毒が行われていました。
照明も明るすぎず暗すぎず、全体的に落ち着いていて、とても大人な雰囲気。
各楽器が設置されているステージ奥の壁面はスクリーンになっていました。

開演までもう少しという頃合いになると、隆成さんと思われる声でライブ中の諸注意のアナウンスがあり、
しばらくして会場の照明がゆっくり暗くなり、観客の拍手の中、いよいよ開演です。

00:SE

まずは速水さんの声で来場への感謝と開演にあたっての諸注意がアナウンスされ
そこに隆成さんと思われる声も加わり、ちょっとした楽しいオーディオドラマが展開。
そこから速水さんが歌われてきた楽曲のさわり部分が次々と流れた後、壮大な音楽が流れ
スクリーンに煌びやかな光の映像が流れる中、バンドの皆さんがご登場。
更にスクリーンにライブタイトルが映し出されると観客から拍手が起こりました。

01:オーレ! オーレンジャー/速水けんたろう
02:素敵なハッピーパーティータイム/速水けんたろう
-MC-


イントロと共に速水さんが颯爽と登場され、スーパー戦隊シリーズより特撮「超力戦隊オーレンジャー」よりオープニング。
金と赤のラメを全面にあしらった煌びやかなジャケットで颯爽としたステージを披露され、
二番では「とびきり熱い 六本木クラップスのみんなッ!」と替歌をされて観客を盛り上げていました。
続いてはご挨拶を交えながら速水さんのオリジナル曲である「素敵なハッピーパーティータイム」。
ハッピーな曲調と爽やかな歌声は、おめでたい晴れやかな節目である今回にぴったりでした。

・改めてご挨拶をしようとした所、ジャケットの袖が裾にひっかかってしまう。
速水さん「すみませんねぇ。キラキラしてるから選んだだけなのにね」
ベースの山内さんにひっかかった所をとってもらっていました。
・本来開催予定の1月21日は速水さんのお誕生日の1月とデビュー日の2月の合間だったので設定。

・うたのおにいさん就任と同時進行でアニメソングを歌っていた頃のお話。
・「おかあさんといっしょ」のうたのおにいさん就任を機に"速水けんたろう"に改名。
その名前がうたのおにいさんとして浸透するまではアニメソングは歌わないでほしいと言われたので
同時期に歌われたアニメソングは旧芸名"谷本憲彦"の名前で発表されていたそうです。
・またジャケットの袖が裾にひっかかってしまう。

03:IDLING for you (1.5C)
~アイアンリーガー~限りなき使命~ (1.5C)
~純白の勇気 (1.5C) /速水けんたろう
-MC-


速水さんが歌われたアニメソング関係の楽曲をメドレーで。
まずはOVA「機動警察パトレイバー」より四代目オープニング「IDLING for you」。
第一声が思う様に出なかったようで一言目でストップ。仕切りなおして再度歌唱。
まさか今回この曲が聞けるとは思わず、速水さんの爽快感ある歌声をしっかり堪能しました。
続いては速水さんが歌われたアニメソングの代表格アニメ「疾風! アイアンリーガー」よりオープニング。
速水さんが勇ましく躍動感たっぷりに歌われた後は1997年版アニメ「マッハGoGoGo」より初代オープニング。
ほどよい疾走感が心地よい本曲をシャープな歌声で披露される速水さんはとても楽しそうでした。

04:犬のおまわりさん (1C)/速水けんたろう
-MC-
05:やぎさんゆうびん (1C)/速水けんたろう
-MC-
06:アイアイ (1C)/速水けんたろう
-MC-


うたのおにいさんをやっていく中で「もしも○○がうたのおにいさんだったら」と思う事があり、
ご自身のコンサートでも何度かその考えを発表されているそうで、ここでその考察を発表。
今回は「犬のおまわりさん」を福山雅治さん、「やぎさんゆうびん」を美輪明宏さん、
「アイアイ」を志村けんさんがうたのおにいさんだったら楽曲をどう歌うかを発表されました。
速水さんの視点から繰り出されるそれぞれの方の歌い方のニュアンスは独特で、
観客の笑いを誘いながらも、速水さんの切り取り方に大変興味深く聞いておりました。

・速水さん「いっておきますけど、モノマネじゃないですからね。あくまでボクの想像ですから。
     だから似てなくてもいいんです。モノマネだと思って見てはダメですからね」
観客笑。
速水さん「こういうことばっかり考えてるんだよねぇ」
観客笑。
・ここで速水さんからバンドメンバーの皆さんのご紹介。
・今回のメンバーの皆さんは、多くの人が名前を聞くだけでわかるような
様々なアーティストの方のバックバンドを担当されている方ばかりでした。

07:We're All Alone (1.5C)
~You Can Have Me Anytime (1.5C) /速水けんたろう
-MC-


つづいては速水さんがお好きな洋楽のカバーコーナー。
ボズ・スキャッグスさんの「We're All Alone」と「You Can Have Me Anytime」をメドレーで。
どちらの曲も穏やかで聞き心地が良い楽曲なのですが、速水さんならではの包容力のある
豊かな歌声が合わさると更に魅力的で、観客はじっくりと聞き入っていました。

・小さい頃から野球が大好きな速水さん。
・この年に就任から話題を生んだ"BIGBOSS"新庄剛志新監督率いる日本ハムファイターズの動きに注目。
速水さん「これは楽しみだなぁと思ったらペナントレース連敗!」
観客笑。
速水さん「でもまだ始まったばかりですからね。どんな野球をみせてくれるか楽しみですね」

08:ファイターズ讃歌 (1C)
~輝け! 未来へ~Hit & Run~ (1.5C)
~ファイターズ魂 (1.5C) /速水けんたろう
-MC-


速水さんが歌われている日本ハムファイターズの楽曲群をメドレーで。
まずは初代ささきいさおさんから引継いで二代目として歌われた球団歌・公式応援歌「ファイターズ讃歌」。
応援歌ならではの勇ましい曲調の楽曲を速水さんの凛々しさあふれる歌声で披露された後は、
速水さんも作詞作曲に参加されたオフィシャル応援歌「輝け! 未来へ」と二軍オフィシャル応援歌「ファイターズ魂」。
野球への思いを選手たちを応援するのにぴったりな、からりとした爽やかさがとても魅力的でした。

・続いての楽曲は「Chu! Chu! は恋の合言葉」には簡単な振り付けがあるので速水さんからレクチャー。
スマートでおちゃめなユーモアを随所に交えて観客を和ませながら振り付けを指導される姿は
「おかあさんといっしょ」のうたのおにいさんであった事やご自身のお人柄だと感心しておりました。

09:Chu! Chu! は恋の合言葉/速水けんたろう
-MC-
10:冒険バルーン/速水けんたろう
-MC-


1999年にトルコの歌手タルカンさんが歌って世界で大ヒットした「Simarik」をカバーした「Chu! Chu! は恋の合言葉」。
速水さんは情熱的に歌われながらもダンスをご披露され、そのしなやかさと格好よさに圧倒されました。
続いては2023年の埼玉県誕生150周年記念を記念し、日本各地で展開するショッピングセンターアリオグループから
埼玉県深谷市にあるアリオ深谷と埼玉県のスペシャルコラボ企画として、YouTubeチャンネルにおいて
速水さんがご出演されている「速水けんたろうの 深谷市冒険さんぽ」イメージソング「冒険バルーン」。
郷愁を誘う内容の楽曲を速水さんが穏やかで優しく歌われ、とても心地よく聞き入っていました。

・ここでゲストであるご子息、隆成さんが声のみ登場されて速水さんとやりとり。
・隆成さんのご登場に先駆けてドラムが交代。今回のドラマー山下政人さんのご子息であり、
山下さんと同じくドラマーでアニメ関係の作詞作曲なども手がけるコウキヤマシタさんがご登場。
・近年、隆成さんはコウキさんを相棒に楽曲制作を行われているとか。
・山下さん親子がハイタッチで交代され、準備が整うと、ここからはゲストの隆成さんコーナー。

11:Hello/隆成
-MC-
12:レディメイド/隆成
-MC-


まずは世界規模で蔓延し続けている新型コロナウイルスの影響下でお仕事がなくなってしまった
ドラマや映画のエキストラさん達を応援したいという依頼を受けて作られたという「Hello」。
颯爽と登場された隆成さんはやわらかでしなやかな歌声でとても楽しそうにされており、
その後ろで速水さんはアコースティックギターを携え演奏とコーラスをされた他、
隆成さんが登場時に渡されたメガホンを用いて監督としての台詞も担当されました。
ここで衣装をお召しかえする為、速水さんが一旦ご退場。続いてはAdoさんの「レディメイド」をカバー。
軽快なスカ調の楽曲の中、隆成さんは「Hello」とは好対照に攻撃的な色気漂う歌声を披露されていました。

・まだ速水さんが登場されないという事で隆成さんが一発ギャグをご披露。
・「カラスと会話する志村けんさんを止めるコロコロチキチキペッパーズのナダルさん」。
・観客が一発ギャグを見届けた後、キラキラのシャツをベストとスカーフを巻いた速水さんがご登場。
速水さん「これ、地味かなぁ?」
隆成さん「どこがよ!?」
観客笑。

13:ハッピーバースデー/隆成
-MC-


数ヶ月日延べをしてしまったものの、今回は速水さんのバースデーライブであり、
日延べしたこの日はちょうどコウキさんのお誕生日という事で隆成さんからお二人へ歌のプレゼント。
歌う前に速水さんから「R&B調で」というリクエストを受けた隆成さん。
繊細な歌声でアドリブを交え、見事に速水さんのR&B調でというリクエストに応えられていました。

・ここで速水さんがアコギを携え演奏とコーラスに合流。
・隆成さん「次に僕が歌わせていただくのはラブソング。こうみえてけっこうラブソングつくってるんですよ」
速水さん「どうみえてるんだかね」
隆成さん「どうみえてるんだわかんないんですけどね」
速水さん&隆成さん「ハッハッハッハッハッハ!!」
観客笑。

14:恋のままなら/隆成
-MC-


続いては隆成さんのオリジナルソングで、初めて作られたという失恋ソング「恋のままなら」。
これまでラジオなどにゲスト出演された際は1番のみ披露されていましたが今回初フルサイズご披露。
優しい曲調ながらどこかせつなげに歌われている隆成さんの歌唱の幅広さに感嘆しながら、
演奏とコーラスをされながら時折、隆成さんを感慨深そうにご覧になっている速水さんが印象的。

・ここで速水さんと隆成さんの親子トーク。
・失恋エピソードから尾道ラーメン屋さんの話になったり、ユーモアがロコモアに、
アドレナリンがコンドロイチンになったりと、親子ならではの掛け合いで観客を和ませていました。

15:君という名の翼/速水けんたろう 隆成
-MC-
16:コール/速水けんたろう
-MC-


続いては親子お二人でよく歌われるというコブクロのお二人の楽曲から「君という名の翼」をカバー。
軽快でポジティブな楽曲を隆成さんをメインに速水さんは歌とギターとハーモニーをご担当。
隆成さんとコウキさんが拍手で見送られた後、速水さんお一人で玉置浩二さんの「コール」をカバー。
コロナ過で会いたい人になかなか会えない日々が続く状況下を受けて選曲されたという本曲を
アコギを携えてとても奥深さを感じる伸びやかな歌声で披露されました。

・「おかあさんといっしょ」のうたのおにいさんのお話。
・速水さん「やっぱり僕にとっては大きなターニングポイントであり、大切な存在ですね。
     卒業してファミリーコンサートでキャラクター、例えば今は『ファンターネ!』ですね
     彼らと一緒にOBとして一緒にコンサートをしていくんですけど、ありがたいですね。
     子供達の元気な笑顔を見るとおにいさんの気持ちになれるんです。
     これからもやらせてもらえる限り続けて行きたいと思います」
・うたのおにいさん時代に作詞作曲したのは「あつまれ! 笑顔」のみ。
当時は既に卒業が決まっており、卒業間際の2月の月の歌として起用が決まっていたのですが、
その前の1月の月の歌が「だんご3兄弟」。
・速水さん「僕としては現役時代に唯一作れた曲だったので、これで華々しく卒業、と思ってたんですけど、
     みんな喜んでくれるだろうなあって思ったら『だんご3兄弟』に全部持ってかれてしまったんです」 
観客笑。

17:あつまれ! 笑顔 (1.5C)
~あおうよ! (1.5C)
~だんご3兄弟 (1.5C)
~虹のむこうに (1.5C) /速水けんたろう
-MC-
18:踊ろ! さわご! ~近所迷惑気をつけてPart1~/速水けんたろう


NHK「おかあさんといっしょ」よりご自身が思い出深い楽曲をメドレーで。
まずは前途のご自身が作詞作曲された思い出深い「あつまれ! 笑顔」を晴れやかに。
続いては卒業後に作詞作曲を手がけた楽曲の中から、このライブの少し前に卒業された
21代目うたのおねえさん小野あつこおねえさんにとってはじめての月の歌である「あおうよ!」。
軽快な曲調で前向きなメッセージを振り付けを交えてセルフカバーされた後は、
速水さん時代の代表曲であり、文字通りの社会現象となった大ヒット曲「だんご3兄弟」。
当時と同じ振り付けで踊り歌われるけんたろうおにいさんの姿に観客は手拍子で一体になっていました。
メドレーのラストは速水さんの先代おにいさんである坂田おさむさんが手がけられた「虹のむこうに」。
個人的に速水さん時代の楽曲で印象的な楽曲の一曲なので、今回聞く事が出来て嬉しうございました。
ラストはCSキッズステーションなどで放送されていた子供向け番組「けんたろうとミクのワイワイキッズ」より
「踊ろ! さわご! ~近所迷惑気をつけてPart1~」。軽快なステップを交えてとても明るく歌われる速水さん。
間奏では速水さんの紹介を受けバンドメンバーの皆さんのソロパートを披露されていました。

-アンコール-
19:Salute to Courage (少しだけ)
~Because We Can (冒頭のみ)/SE
-MC-


速水さん、バンドの皆さんが拍手で見送られると拍手がアンコールを意味する手拍子へ。
しばらくすると朝日放送テレビ「M-1グランプリ」の決勝で流れるAutumn Thunderの「Salute to Courage」が流れ
更に「M-1」での漫才コンビの出囃子であるファットボーイ・スリムさんの「Because We Can」で速水さんがご登場。

・速水さん「アンコールありがとうございます。なんでこのテーマ曲なんだろう」
観客笑。
・アコギを携えようとするものの、ストラップに苦戦。無事つけられると観客から拍手が。
速水さん「ストラップをちゃんと付られただけでこんなに拍手がもらえるなんて」
観客笑。

20:YOU~キミがいないと~/速水けんたろう
21:朝ごはんパン・ロックンロール/速水けんたろう 隆成


「けんたろうとミクのワイワイキッズ」より、同番組で共演されていた羽生未来さんが
脳腫瘍を発症して番組を一時離脱し、療養されていた際に作られえた応援歌「YOU~キミがいないと~」。
背中を押すような歌詞と速水さんの包容力のある優しい歌声が合わさり、心が動かされる一曲で
以前生で聞けた際にとても素敵だったので、今回も聞く事が出来て嬉しかったです。
ギターを置いた速水さんの一言で、隆成さんが颯爽と合流され、同じく「けんたろうとミクのワイワイキッズ」より
当時速水さんがエルヴィス・プレスリー風の衣装で歌われた「朝ごはんパン・ロックンロール」。
お二人それぞれの歌声で朝ごはんの大切さを軽快に歌われ、揃いのツイストやダンスも披露されていました。

22:Say! good-bye~明日をみつめて~/速水けんたろう 隆成

2016年開催の「おかあさんといっしょ」スペシャルステージ「星で会いましょう! ~出会えばみんなおともだち~」より、
速水さんが作詞作曲され、出演者全員で歌われたエンディング曲「Say!good-bye ~明日をみつめて~」。
途中からコウキさんもステージ上に登場され、速水さん親子に挟まれてエアドラム等もご披露。
出会いに感謝し再会を願う内容の楽曲を速水さんと隆成さんが明るくも少しせつなく歌われる様子は
ライブのラストにぴったりのとても素敵な光景でした。

・バンドメンバーの皆さんもステージ登場され速水さんからご挨拶。
・速水さん「ずっと構成を練ってきましたけど、なんとか開催することが出来て嬉しいです。
この度はお忙しい中、ご来場いただきましてありがとうございました!!」

観客から拍手が贈られる中、出演者の皆さんが退場されていき、
「35周年&60thバースデー記念 速水けんたろう Birthdayライブ!! ~華麗なるKANREKI~」
昼部は終演となりました。

おかあさんといっしょ、キッズソング、アニメソング、特撮ソング、球団歌と
速水さんのこれまでのキャリアにご自身がお好きな洋楽などのカバーも交えつつ展開。
それぞれに違った速水さんの歌声を聞く事が出来、幅の広さを感じる事が出来ました。
ゲストの隆成さんも速水さんとは歌声の印象は違うものの、柔らかで聞き心地い歌声になり、
キッズソングでははつらつとした歌声になりとお父さんゆずりの幅広さを感じました。
また、随所に垣間見られる品良くおちゃめさとしたたかさを感じるユーモアがとても魅力的。
端正な歌声とスマートな立ち居振る舞いは文字通りの華麗なるステージでした。

速水さん、35周年&60thバースデーおめでとうございます。


補足

・会場の外には速水さんと同期の17代目うたのおねえさんであるの茂森あゆみさんや
作詞家のもりちよこさんなどから贈られたお祝いのお花が飾られていました。

・会場前に置いてあるチラシにはBROADWAYのベーシスト村上聖さんが参加されるライブや
松本梨香さんの新ユニット「祭花(まつりか)」のライブなどもありました。

・速水さんと隆成さんの話し声は似ている。

・夜部は配信サービス「ツイキャス」にてライブ配信が行われ、歌われた楽曲は同じながら
「オーレンジャー」の二番では「六本木クラップスと配信の皆」と替歌を披露されていました。

・ライブのオープニングである一曲目は選曲に悩む。
速水さん「だいたい明るい洋楽のカバーだったりするので今回予想できた方はいないんじゃないかな?」

・デビュー曲「愛の鎖」の歌詞が凄いので歌いきれなかった。

・Wikipediaに頼る。93%くらいは合っている。

・福山さんはギターを持っているイメージなので福山さんの時だけアコギを持つ。

・開演前の速水さん親子によるちょっとした楽しいオーディオドラマの中で
速水さんが隆成さんのズボンを"映画「ファインディング・ニモ」みたいなズボン"と称されていたのですが、
実際にステージに登場された隆成さんのズボンは少々テクスチャが入ったオレンジと黒緑のボーダーで
本当に"「ファインディング・ニモ」みたいなズボン"でした。

・ステージ上ではお父さんを「けんたろうさん」と呼ぶ隆成さん。

・隆成さんはNHK E-TV「パディントンのぼうけん」、Apple TV +「パンダのシズカ」などの主題歌をご担当。

・アコギをチューニングされる速水さん。
速水さん「ハイ、ということで、今お聞きいただいたのは『チューニング』という曲でした」
観客笑。

・終演後、会場の外で速水さんから観客へおみやげがプレゼント。
代表曲「だんご3兄弟」にちなんで東京の巣鴨、竹ノ塚、尾久にお店を構える
和菓子屋「伊勢屋」さんのみたらし団子でした。3玉でした。

・速水さん「今も子供達を前に歌えるのは元気をもらえる、ずっとおにいさんでいられるんですよ」

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