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影山ヒロノブ Christmas Precious Night 2015 12月「大手町番外聖夜」編
15.12.25 よみうり大手町ホール

出演/影山ヒロノブ

司会/鈴木美潮

Special Guest/堀江美都子 NoB

演奏/Broadway(Key&Cho.須藤賢一 Dr&Cho.岩田"GUNTA"康彦 G&Cho.松尾洋一) B&Cho.山本直哉
    Ag.影山ヒロノブ



読売新聞メディア局編成委員であり、特撮ヒーロー好きの鈴木美潮さんが
「よみうり大手町ホールからアニソンを」をスローガンに、ホールの企画プロデュサーとして
アニメソングを歌われている方々による様々なライブが開催されています。

今回は影山ヒロノブさんによるライブ。
2014年に開催された「影山ヒロノブ with Broadway especially Precious Night 2014 Winter Concert」に引き続き、
クリスマス当日に開催された今回は、影山さんご自身のバンドBroadwayの皆さんとベースに山本直哉さんを従えたクリスマスライブ。
さらにSpecial Guestに堀江美都子さん、NoBさんを迎えての開催という事で、
聖夜にアニメ「聖闘士星矢」の楽曲が多く聞けるのではと楽しみにしておりました。

会場のよみうり大手町ホール内ではオルゴールアレンジされたクリスマスソングがBGMとして流れており、
ステージ上にはBroadwayの皆さんのブースがそれぞれ設置され、その合間にクリスマスツリーが置かれている他、
影山さん用の楽器や水などが用意されたテーブルには、小ぶりなクリスマスツリーが置かれていました。

開演時間になるとベルが鳴って客席が暗くなり、
「影山ヒロノブ Christmas Precious Night 2015 12月「大手町番外聖夜」編」の開演です。

00:Jingle Bell Rock/SE
01:Take It Uptown/影山ヒロノブ
02:愛には愛を/影山ヒロノブ
03:Midnight Boxer/影山ヒロノブ
-MC-


ボビー・ヘルムズさんの「Jingle Bell Rock」が流れる中、Broadwayの皆さんと山本さんがご登場されセッティング。
バンドの皆さんの準備が整った所で演奏が始まったのはビル・チャンプリンさんの「Take It Uptown」。
影山さんはステージ上ではなく、なんと客席の一番後ろからベルベットのタキシード姿でご登場。
はじまりにぴったりの爽やかな曲調とポジティブな影山さんの歌声が素敵。印象的なコーラスはバンド皆さんが担当。
続いてはがらりと雰囲気が変わってご自身のバンドLAZYの楽曲の中から7thシングル「愛には愛を」。
原曲から鍛え上げられた影山さんの歌声はどこか悲し気で魅力的。続いてもLAZYの楽曲から9thシングル「Midnight Boxer」。
軽快な影山さんの歌声ももちろんですが、イントロが始まると観客の方々で歓声が起こっていたのが印象深かったです。 

・影山さん「みんなメリークリスマース!」
・影山さん「今日の催し物を始める前にプロデューサーからありがたいお言葉をいただきたいと思います!」
という事で鈴木美潮さんが登場されてご挨拶。
・美潮さん「このホールが出来て約2年。この大手町ホールからアニソンを発信していきたいと思います」
・昨年に続き、後ほど美潮さんへのムチャ振り返しが待っている。
美潮さん「私はどこへ向かってるんでしょう……」
影山さん「いいんスよ。みんな楽しんでくれてるんで」
美潮さん「私は苦しいんですけど」
観客笑。
・美潮さんご退場。
影山さん「オシャレな格好って熱いっスよね。タキシードも美潮さんみたいにノースリーブにすればよかった。遠藤君みたいに」
観客笑。
影山さん「遠藤君はJAMの時とか衣装をノースリーブにしちゃうんで、みんなから"土佐犬"って呼ばれてます」

04:紅蓮ノ月~隠されし闇物語~/JAM Project featuring 影山ヒロノブ
05:Little Wing/影山ヒロノブ
-MC-


2015年はJAM Projectの15周年を中心に充実した年だったというお話から、そのJAMでメンバーがソロで入れ替わり立ち替わりで歌った
アニメ「牙狼-紅蓮ノ月-」の初代オープニング。和風な歌詞とスパニッシュな曲調に影山さんのシリアスな歌声がとてもマッチしていました。
続いてもJAMの曲で、奥井雅美さんをfeaturingしたアニメ「スクラップド・プリンセス」のオープニングを、影山さんがアルバム「Cold Rain」で
セルフカバーされたバージョン。前の曲とは正反対に、ポジティブに歌われる影山さんの表情はとても楽しそうでした。

・ここで影山さんはおニューのアコギをセッティング。
・影山さん「This is my new guitar.」
・ここから1曲はアコギとバンド、もう1曲はアコギ弾き語りだけで。

06:ワイルド・フラワー/影山ヒロノブ
-MC-


カナダのバンド・Skylarkの曲をLAZYがカバーし、後に影山さんがアコースティックアルバム「I'm in you.」でもカバーされた日本語歌詞バージョン。
アンニュイな感じのギターと泣きの入った影山さんの歌声が絡み合って、会場にしっとりとした雰囲気が広がっていきました。

・一旦退場されるバンドの皆さんに「休んでていいよ」と影山さん。
・影山さん「今日はクリスマスという事で、いつもよりもしっとりといきたいと思います……ダメですか?」
観客笑。
影山さん「なんか今日の衣装はShigeru Matsuzakiじゃねえよって恰好ですけど」
観客笑。

07:Desperado/影山ヒロノブ
-MC-


アコギ一本で影山さんの大好きなバンド・Eaglesの代表曲「ならず者」を。シンプルで飾り気のないアコギのみの演奏に
哀愁いっぱいの影山さんの歌声が際立ち、会場はさらにしっとりとした雰囲気に包まれました。

・影山さん「ぁはー緊張したぁー」
観客笑。
・バンドの皆さんが登場されてセッティング。
影山さん「次はクリスマスっぽいコーナーです。じっくり聞いてください……じぃぃぃっくり聞いてください」
観客笑。

08:white christmas//影山ヒロノブ 鈴木美潮
-MC-


ポピュラーなクリスマスの定番曲「white christmas」。1番終わりの間奏で影山さんの「今日最初のゲスト。無茶ブリ返しです」と紹介され、
美潮さんがドレスにお召し変えてご登場。影山さんと共にゆったりとおしゃれに歌われました。
 
・美潮さん「すごい緊張しました。まだ緊張は解けませんが……」
影山さん「いやーイイじゃないっスか!」
・今回のために背中の開いたドレスを新調した美潮さん。
影山さん「そんなセクシーな美潮さんと自分の曲じゃないんですが、クリスマスソングの中でも危険な感じのする、
     その辺の若いヤツには……」
美潮さん「若い?」
観客笑。
影山さん「いや、違います違います……コドモたちには歌えない歌を」
美潮さん「一応公称25.5歳ですから」
影山さん「…………マぁジっスか?」
美潮さん「一瞬みなさんしんとしましたけど」
観客笑。

09:サイレント・イヴ/影山ヒロノブ 鈴木美潮
-MC-


ドラマ「クリスマス・イブ」の主題歌にもなった辛島美登里さんの楽曲をデュエットでカバー。
影山さんと美潮さんは静かでせつない大人な雰囲気で歌われ、今回だけの特別な一幕となりました。

・美潮さん「これでやっと年が越せそうです」
・拍手の中、美潮さんがご退場。
影山さん「じゃあ『聖闘士星矢』ブチかましちゃおうかなっ!」

10:聖闘士神話~ソルジャー・ドリーム~/影山ヒロノブ
11:TIME ~2036の選択~/影山ヒロノブ 堀江美都子
-MC-


今回の副題である「大手町番外聖夜」が示すアニメ「聖闘士星矢」のコーナー。まずは影山さんが力いっぱいに2代目オープニングを歌われ、
一気に会場を盛り上げれらます。曲が終わるとすぐに流れてきたのが挿入歌「TIME ~2036の選択~」のイントロ。
影山さんお一人で歌われていると、一番の途中で堀江さんが登場されて合流。凛とした歌声で影山さんと共に歌われ、
後奏での「シャララ」の繰り返しは観客と共に大合唱でした。

・影山さんが堀江さんをご紹介。
堀江さん「こんばんはー堀江美都子でーす。メリークリスマース!」
・堀江さん「いつものBIG3とかとは違う衣装で素敵」
影山さん「いつもは穴だらけのジーパンとかで、アニキに『なんでいつもボロいのばっかり着てるんだ』って言われますからね」
観客笑。
堀江さん「持ってたのねー」
観客笑。
影山さん「一年に一回しか着ないのでShigeru Matsuzakiって言われますけどね」
観客笑。
堀江さん「おニューで素敵ね。アニキに見せたげたいね」
影山さん「見せたいですよね」
堀江さん「後で写真撮って送ろ。『七五三です』って」
観客笑。
・堀江さんもおニューのお衣装。
影山さん「マぁジっスか?」
堀江さん「せっかく呼んでいただいたので」
影山さん「じゃあおニューとおニューと……着古しで」
と、ドラムのガンタさんが指さされて観客から笑いが。
堀江さん「似合ってますよ。シルバーのシャツで」
影山さん「胸元はだけすぎ……見せないでっ!」
・いつも「アニソンBIG3ではカラオケなので、バンドでの「TIME」は気持ちいい。
堀江さん「バンドで歌うのは久しぶりですね。賢さんとは私の40周年の時以来ですから6年ぶりかな?」
須藤さん「そうです。ご無沙汰してます」
影山さん「ここでっ!?」
堀江さん「やっぱり師匠ぞろいですから音が良いですね」
影山さん「みんな出会った頃は若かったですからね」
堀江さん「変わりっぷりがすごいよね。一番変わってないのはガンちゃん? 私かな?」
影山さん「そりゃそうですよ。ガンちゃんはオレより"先"に行ってしまいましたからね」
影山さんの視線がガンタさんの頭部に。
堀江さん「だいぶ戻ってきたけどね」
ガンタさん「キープしてます」
堀江さん「野菜ばっかり育ててるから」
・続いての曲も堀江さんとのデュエット。

12:STAY, AWAY ~キャンドルの心~/影山ヒロノブ 堀江美都子
-MC-


作曲をされた須藤さんがライブで演奏されるのは今回が初めてだという「聖闘士星矢」の挿入歌。
影山さんが「今夜にぴったり」と紹介されたように、静かな曲を歌うお二人の歌声は厳かでどこかクリスマスを思わせるようでした。

・ここで影山さんは一旦ご退場。
・健康第一な堀江さん。楽屋での話もお薬やマッサージの話題が中心に。
堀江さん「でもそういう時間が和んでていいんですよね」
・堀江さん「もう一曲、歌わせていただきます。私は『聖闘士星矢』では『北欧アズガルド編』で
         北極星(ポラリス)のヒルダという悪役を演じていたのですが、歌の方は女神(アテナ)の歌です」

13:女神の子守歌 ~Lullaby~/堀江美都子
-MC-


女神(アテナ)・城戸沙織の視点で歌われ、第30話「燃えあがれ! 愛のコスモ」で使用された挿入歌。
雄大でありながらもやわらかさのあるバラードを別格の存在感で歌われる堀江さんには圧巻でした。

・影山さんが登場され、入れ替わりに堀江さんがご退場。
影山さん「なんか司会のおっさんみたいになってますけど……」
観客笑。
・影山さん「続いては『聖闘士星矢』コーナーのメインとなるようなゲストです。普段はめっちゃロックな人ですけど、
     今日はフォーマルな感じで来てくれると思います! 山田NoBちゃーん!!」
登場したNoBさんは、色合いは白と黒をメインにしたシックなトーンながら、
ノースリーブにストール、穴あきグローブといったロックなコーデ。
影山さん「めっちゃロックやん!」
NoBさん「すいませーん」
影山さん「キミのどの辺がクリスマスなん?」
NoBさん「この辺のキラキラが……」
と、ストールを指し示すNoBさんに観客笑。

14:ペガサス幻想 -PEGASUS FANTASY-/NoB
-MC-


NoBさんがまず歌われたのはアニメ「聖闘士星矢」の始まりを飾った初代オープニング。
ステージ狭しと動くNoBさんはサビの「聖闘士 星矢」を観客にフリながらも、堂々としたステージをみせられました。

・NoBさん「静かな曲が続いてたんで、サビの『聖闘士 星矢』でマイク向けても返ってこなかったらどうしようかと思った」
観客笑。
・海外でも必ず受ける「聖闘士星矢」と「DRAGON BALL」。
・NoBさん「思い起こせば世界で初めて歌ったのは、10年くらい前に影山さんに誘われて行ったブラジルでした。
     最初は『そんな遠いとこヤダ』って断っちゃってたんだけど」
観客笑。
NoBさん「でも『絶対に人生観変わるから』って言われて。
       『変わるワケないじゃん』って思いながらも行ったら『ホンマや』ってなって」
観客笑。

15:永遠ブルー -Blue Forever-/NoB
-MC-


NoBさんが「どこの国へ行っても最後は必ずこれを歌う」という「聖闘士星矢」初代エンディング。
逞しい歌声をホールに響かせられ、ラストのコーラス部は観客と手を左右に振る振付けで合唱されました。

・NoBさんが退場され、影山さんがご登場。
・LAZYのリーダーである故・樋口宗孝さんが大阪から呼び寄せたMAKE-UPのボーカルがNoBさん。
このイベントの前日はその樋口さんのお誕生日で、行きつけのバーに呑みに行ったら樋口さんのパネルが飾られており、感慨深かったとか。
・2015年は田中宏幸さんの追悼コンサートやJAMの15周年ライブと、やるべき事ができた年。
影山さん「自転車にもいっぱい乗れたし」
観客笑。
影山さん「最近はJAMのメンバーを誘っても断られてるんで……NoB誘おうかな」
観客笑。
・この前日に奥井雅美さんに紹介されたマッサージに行った影山さん。
影山さん「必ず店長にやってもらうんですよ。オレと奥井ちゃんは。店長が開いてないと行かないくらいで。
     最後に行ったのが2月で、その時は背骨のあたりに肉がついてるって言われたんですけど、
     この前行ったらそれが無くなってるって言われて……その分前に来てるんですけど」
観客笑。
影山さん「で、『なにかやってるんですか?』て訊かれて、『自転車やってるんですよ。かなり一生懸命』って言ったら、」
    『あーわかりますわかります』って。なんか店長は競輪の選手をもみに行った事があるらしくて、
        競輪選手って脚は意外と柔らかくて、やっぱり……なんでこんな話してんねやろ?」
観客笑。
影山さん「しかも最後のMCで」
観客笑。
影山さん「……で、自転車は体幹にいいんですよ。わかります? 体幹。
     …………今日はこれぐらいにしといたるわ」
観客笑。

16:夢旅人~BLUE DREAM~/影山ヒロノブ
17:光のこども/影山ヒロノブ


「聖闘士星矢」コーナーラストは2代目エンディング。前回はアコギとハーモニカだけのシンプルな演奏でしたが、
今回はバンドスタイルで。せつない嘆きの歌唱が映えわたり、ホール全体がしんと聞き入っていました。
イントロとコーラスでその雰囲気を一気にあかるく変えた本編ラストの曲は「光のこども」。
1995年の阪神淡路大震災で被災した子供たちへのメッセージが込められたこの曲が、
震災から20年が経った年に本編ラストで、観客と共に振付けを交えながら、
あくまで明るくポジティブに歌われたのがとても感慨深かったです。

-アンコール-

影山さんとバンドの皆さんが退場を見送る拍手が次第にアンコールを表す手拍子に変わりました。
しばらくするとバンドの皆さんがご登場。松尾さんは背中に「聖夜上等」と書かれた
赤い特攻服風のサンタクロースの衣装を着られていました。

バンドの皆さんがセッティングされて流れてきたのは……。

18:All I Want for Christmas Is You (恋人たちのクリスマス)/影山ヒロノブ NoB 堀江美都子
-MC-


静かなイントロの中、客席の左側にある出入り口から登場された影山さんに観客から歓声が上がりました。
歌われるのは前回にオープニングを飾ったマライア・キャリーさんの「All I Want for Christmas Is You」。
最初のセクションを歌い終えられた影山さんが右側出入り口を指し示すと、なんとNoBさんがご登場。
観客の歓声を受けつつ、お二人は静かに歌われながらステージへ向かわれます。
お二人がステージにたどり着かれると一瞬演奏が止まり、スタッフさんが手を広げた影山さんとNoBさんを背後から
それぞれ二人がかりで抱え上げられる様子には観客から笑い声が起こりました。
そして曲調は一気に明るくなり、お二人は観客に手拍子を促しながら歌われました。
一番が終わるとさらにそこに堀江さんが合流され、お三方でにぎやかに歌われるという今回ならではのコラボとなりました。

・堀江さん「上がれてよかったねー」
観客笑。
リハーサルでは影山さんとNoBさんをステージに上げるのがなかなかうまくかなかったとか。
影山さん「リハの時はウチのマネージャーはオレを持ち上げられなかったんですよ」
堀江さん「NoBさんは屈強な人が二人がかりで」
影山さん「デカいしね」
NoBさん「そんなオレが飛んじゃうっていうね」
観客笑。
影山さん「さっきの瞬間のために今日はあるようなもんだから」
NoBさん「確かにそこに集中してましたね」
影山さん「これでいつでもシルクドソレイユにいける」
観客笑。
・ここで今回のプロデューサーである美潮さんが呼び込まれてご挨拶。
・どんどん歌のレパートリーが増えていく美潮さん。
美潮さん「夜、家で練習していると父が『今なんか変な音しなかったか?』っていうんですよ。
      歌として認識されないっていう……」
観客笑。
美潮さん「おそらく今日会場で一番いたたまれないのはうちの父です」
堀江さん「今日は客席に凄い光景があって。美潮さんとウチの息子が並んでるんですよ」
影山さん「ほんとだー!」
堀江さん「もうふしぎでふしぎで」
影山さん「いつも起こらない事が起こるのがクリスマスですから」
・影山さんはこの日が歌い納め。美潮さんもご自身がかかわる年内のイベントは今回で終了。
影山さん「ねえさんは?」
堀江さん「あたしは風邪ひいちゃってできなかったレコーディングを伸ばしていただいたので、
     それが残ってます」
影山さん「NoBちゃんは?」
NoBさん「明日もライブなんです」
美潮さん「昨日もライブでしたよね?」
堀江さん「来年は武道館もあるんでしょ?」
影山さん「働くなぁー」
NoBさん「ねぇ。もうどうしましょ」
観客笑。
NoBさん「来年は『聖闘士星矢』も30周年で、海外のライブが入ってきてますね」
影山さん「……オレんトコには全然来てないんだけど……」
観客笑。
NoBさん「多分アソコで止まってるんですよ」
と、指さされたのは影山さんの事務所のスタッフがいるであろう舞台袖。
堀江さん「あたしにも来ないよー」
影山さん「NoBちゃんが『影山さん忙しいみたいで』とか言って止めてるんじゃぁ……」
NoBさん「言うわけないっスよ。やらしっ!」
堀江さん「ヒルダはいつでも準備できてます」
・ここで美潮さんからのリクエストで、美潮さんが愛してやまないスーパー戦隊の曲を。
影山さん「『一曲はいれろよぉ』って言われて……」
美潮さん「特撮が一曲はないと企画が通らないんですよ」
影山さん「どこに?」
美潮さん「私に」
観客笑。

19:こころはタマゴ/影山ヒロノブ 堀江美都子 NoB 鈴木美潮
-MC-


堀江さんも大好きで、アコギなどで影山さんとセッションをされる時は必ず演られるという「鳥人戦隊ジェットマン」のエンディング。
影山さんがリードされ、1番ではNoBさんがソロで、2番では堀江さんと美潮さんがご一緒に歌われるという、
ここでも今回ならではのコラボとなりました。

・ゲストの皆さんを見送られ、ステージは影山さんとバンドの皆さんだけに。
影山さん「なんか松崎しげるから森進一みたいになってきましたけど……」
観客笑。
・2016年は影山さんにとっては40周年へ向けての大事な節目の39周年。
目標は全曲を自分で作詞作曲したオリジナルアルバムを作ること。
影山さん「まだやってない事を今言うのもアレなんですけど、16の頃、
     友達と上京する時に描いてた夢を今、もう一度追いかけてみたいと思ってます。
     アメリカでレコーディングしたい」
観客歓声。
影山さん「まぁ、井上君に訊いてみないとわかんないんですけど……再来年を楽しみにしてください」
観客笑。
・放送が終わってからドラマ「下町ロケット」を見始めた影山さん。
影山さん「僕のいつも思ってる事が出てきたんですよ。
     『人生は昨日できなかったことが今日できるようになる事だ』って。
     人生はいくつになっても夢を追いかけるもんだと改めて思いました」

20:星のトライアングル/影山ヒロノブ

ラストは影山さんが「僕に沢山のものを与えてくれた」と回顧する「DRAGON BALL Z」よりイメージソング。
曲の前に「大切なBroadwayと、大切なみんなのために」と言われた通り、
影山さんは一言一言に心を込めて歌われているように感じました。
アウトロではバンドのみなさんのメンバー紹介があり、大人っぽい雰囲気で締めくくられました。

・最後はバンドの皆さんが影山さんを中心に手をつないで一列に。
・最後の挨拶をされ始めた影山さんがマイクを持っている右手と
無理な態勢で手をつないでいる須藤さんの表情がどんどんつらそうになり、観客から笑い声が。
・挨拶が終わるまでバンドのみなさんが一旦手を話す中、
松尾さんだけは影山さんと手をつないだままで、それにも観客から笑いが。
影山さん「なんだよー……手が震えてるぞ。ドキドキしてない?」
観客笑。

影山さん「来年もみんなとハッピーになれることを祈っています。よいお年を!」

ステージ上と客席で万歳三唱をし、影山さんが「バンドに拍手を! 全てのスタッフに拍手を! ありがとうございました!!」
という言葉と共にバンドの皆さんと退場されて
「影山ヒロノブ Christmas Precious Night 2015 12月「大手町番外聖夜」編」は終演となりました。

昨14年に引き続きよみうり大手町ホール開催された影山さんのクリスマスライブ。
LAZY、ソロ、JAM Projectと影山さんのキャリアを振り返りつつ、クリスマスならではの楽曲や
本イベントでなくてはまず聞く事が出来ない美潮さんとのデュエット、
そして、今回の目玉ともいえる堀江さん、NoBさんを迎えての「聖闘士星矢」の楽曲特集など見所が沢山で
影山さんのアニソンデビュー30年目の締めくくりにぴったりなライブでした。


補足

・この当日、リハーサルをやってから会社に戻って仕事をされ、そして本番を迎えて今に至る美潮さん。
美潮さん「自分の方向性がわからなくなってきました」
影山さん「オレも長い事歌ってますけど、自分の務めている会社で歌うっていう経験はないですねぇ。
     でも去年の『「I'm in you.』より進化してますよ」
美潮さん「ありがとうございます。うちやえゆか先生のおかげです」
影山さん「さすがソロシングルを出しただけありますよね」
美潮さん「勘弁してください。怖いもの知らずだとつくづく思いました」
観客笑。

・最近はメダカの繁殖に精を出しているガンタさん。
影山さん「ウチの事務所に送ってくるんですよ」
ガンタさん「また送りますから」
影山さん「いやいや、社員がみんなエサやんのめんどくさいっつってて……」
観客笑。

・NoBさん「きっと影山さんとかビシッとキメてくるだろうし、どうしようかなと思ったんですけど、
        タキシードとか絶対似合わない自信があるんで、自分なりの"正装"で来ました!!」

・影山さんのフランスのご友人が「聖闘士星矢」のコンサートと聞いて「絶対行く」と駆けつけられているとか。

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