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影山ヒロノブバースデーライブ2020
20.2.18 Shibuya eggman

出演/影山ヒロノブ

演奏/BROADWAY (Key&Cho.須藤賢一 B&Cho.村上聖 Dr&Cho.岩田"GUNTA"康彦 G&Cho.松尾洋一)
    Ag&Harp.影山ヒロノブ



ロックバンドLAZYのボーカルとしてデビュー以後、ソロシンガーを経て
1985年に特撮「電撃戦隊チェンジマン」の主題歌でアニメソングデビューされた影山ヒロノブさん。
アニメ「DRAGON BALL Z」のオープニング「CHA-LA HEAD-CHA-LA」をはじめ、
これまで数多くアニメ、特撮、イメージソング、ゲームの楽曲を歌われてきた他、
アニメソングを作り歌うユニットJAM Projectのチェアマンとして、歌以外にも楽曲制作も多く手掛けられ
名実ともにアニメソング界を牽引し続けられています。

毎年ご自身のお誕生日である2月18日近辺で開催されているバースデーライブが開催されました。

現在日本全国をアコスティックギター一本で巡るライブ「ソロアコギの旅」を月二回開催されているものの、
ご自身のバンドBROADWAYを率いてのバンドスタイルでのソロライブはバースデーライブしか開催されておらず、
また2020年はアニメソングデビュー35周年であり、JAM Projectが結成されて20周年という事が重なり、
更に50代としては最後となるバースデーライブである為、今回の開催をとても楽しみにしておりました。

会場は影山さんが何度となくライブを行って来た東京の渋谷にある老舗ライブハウスShibuya eggman。
毎年バースデーライブが本会場で開催されているのですが、毎回ファンクラブ会員の申し込みだけで
チケットはほぼ完売になるほどの人気で今回も例にもれず完売。会場前の看板には満員御礼の札止めがされていました。
入場すると広々としていたフロアもあっという間に満員状態になり、開演を待つ観客でひしめいていたました。
開演時間を少し過ぎると照明が少しずつ暗くなっていき「影山ヒロノブバースデーライブ2020」いよいよ開演です。

00:Ray of Hope ~Anthem of KAGE☆STARS~/SE
01:CROSS WORLD ~俺達のフロンティアスピリット~/影山ヒロノブ
02:Rock steady/影山ヒロノブ
-MC-


影山さんのオリジナルアルバム「ROCK JAPAN」のオープニングがオーバーチュアとして流れる中、 
BROADWAYの皆さんが登場され、それぞれのブースに入ってセッティング。 
「Ray of Hope ~Anthem of KAGE☆STARS~」が終わると影山さんがご登場。
一曲目に歌われたのは「ROCK JAPAN」より「CROSS WORLD ~俺達のフロンティアスピリット~」。
今の影山さんを象徴するポジティブな歌詞と明るい曲調はオープニングにぴったりで、観客も「Wow Wow」の大合唱でした。
続いて同じくアルバム「ROCK JAPAN」より、ダークな色合いとダンサブルな曲調が特徴の「Rock steady」。
影山さんの激しく動きながら独特のシャウトを交えて歌われるご様子はとても迫力がありました。

・影山さん「今日は懐かしいのとか懐かしいのとか懐かしいのとかやるよ。
     ……まぁぶっちゃけ新曲出てないだけなんだけどね」
 観客笑。
・当時は世界規模で新型コロナウイルス症状が猛威を振るっていた為、
 感染予防の為、大勢の人が集まるライブやコンベンション、イベント等の多くが中止になっていました。
・その為、無観客ライブも辞さなかった影山さん。
・影山さん「あーよかったー。みんな来てくれてぇー。やっぱ予防のマスク付けてる率高いっすね。
     かまへんよォ。オレもなんならマスクして歌おうかってねー」
 観客笑。
 影山さん「でも声がこもっちゃいますしね。♪フンゴゥ ホゴォ フンガァ ズビズバァー」
 観客笑。
 影山さん「おっ、さすがマダム達。オレのズビズバ(※)についてこれる」
 観客笑。
※スビズバは1970年発表の左卜全さんとひまわりキティーズによる「老人と子供のポルカ」の歌詞。
・影山さん「バンドのみんなも堀江さんのコンサート後でお疲れでしょうに。ボクの為に」
 BROADWAYの皆さんはこの日の二日前に堀江美都子さんの50周年記念コンサート
 「堀江美都子 デビュー50周年記念特別公演 ~ワンガールコンサート'20~」の演奏を担当。
 影山さんもゲストとして出演され、堀江さんのデビュー50周年をお祝いされていました。
 影山さん「松尾なんか堀江さんの時メッチャ楽しそうやったのに、今日は『来てやった』感が凄いもん」
 観客笑。

03:まるごと/影山ヒロノブ
04:奇蹟のビッグ・ファイト/影山ヒロノブ
05:MIND POWER…気…/影山ヒロノブ
-MC-


映画「DRAGON BALL Z 地球まるごと超決戦」よりAmmyさんと歌われたエンディング。
軽快な曲調で歌われる影山さんに合わせ、観客は「DRAGON DRAGON」と合いの手を入れたり歌ったり。
Ammyさんのパートは須藤さんが担当されており、歌い終ると拍手と歓声を贈っていました。
続いては映画「DRAGON BALL Z 危険なふたり! 超戦士はねむれない」よりエンディング。
軽快で楽し気な曲調に影山さんのタフな歌いぶりが合わさり、からりとした爽やかさを感じました。
このブロックのラストは緊張感漂う前奏が印象的なアニメ「DRAGON BALL Z」より佐藤有香さんと歌われた「MIND POWER…気…」。
ふつふつとした熱を感じる影山さんの歌に合わせ、BROADWAYの皆さんと観客も「Wow Wow」の大合唱状態になりました。

・影山さん「みんなマスクしてもええからね。……ええで。っ今日はぇええんやでっ!!
     オレ、そうでなくてもツバが結構飛ぶからね。マジで10メートルくらい飛ぶんすよ。
     ……何、嫌がってんだよ。目に入った? ……拝めよ。ナハハハハハハ」
 観客笑。
・影山さん「ここからはちょっとAIRBLANCAチックな曲を三曲やってみます。まずは『甘く危険な夜に』」

06:甘く危険な夜に/影山ヒロノブ
07:Why/影山ヒロノブ
08:風音 ~君に逢いたくて~/影山ヒロノブ
-MC-


影山さんとLAZYの井上俊次さん、田中宏幸さん、BROADWAYの須藤さん、松尾さん、ガンタさんが
かつて1990年代初頭に組まれていバンドAIRBLANCAがライブで演奏されていた楽曲であり、
影山さんの40周年記念アルバム「A.O.R」にてセルフカバーされた「甘く危険な夜に」。
AORならではの都会的ゴージャスさと大人の余裕を感じる曲調をとても楽しそうに歌われた後は
漫画「サイレントメビウス」より、同じくAORの流れを汲む楽曲が多いイメージソングから「Why」。
囁くような歌い出しからはじまって全体的に色っぽさを感じる影山さんの歌声はとても魅力的で
今回まさか聞く事が出来るとは思わなかっただけに、嬉しい驚きでした。
続いてはアニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」の五代目エンディング「ヨーソロー~星の海を越えて~」の
シングルのカップリング曲である「風音 ~君に逢いたくて~」。
広がりを感じる楽曲とせつなさあふれる影山さんの歌いぶりにじっくりと聞き入っていました。

・影山さん「じゃあ、バンドのお父さん達、頑張ったんでちょっと休憩してええよー」
 BROADWAYの皆さんが一旦退場され、影山さんお一人のアコースティックギター弾き語りコーナー。
 今回はアコギに加え、ハーモニカも演奏。
・「風音 ~君に逢いたくて~」のお話。
・影山さん「『宇宙戦艦ヤマト』ってちょうどオレの子供の頃の作品で、めっちゃ見てたんですよね。
     でぇ、地球に戻る前にヒロインの森雪が死んでしまうんすけど、それが子供心に悲しくて。
     その時の気持ちを自分のイメージで作った曲なんすけど、いい曲ですよね」
 観客笑&拍手。

・影山さん「いつもアコギは普段やってるような曲から適当に、こう……」
 観客笑。
 影山さん「君達ィ、適当ってのはそういう意味じゃいよ。適したものを選んでいるという事だよ。
     ナハハハ、んまぁっ、でも今日はちょっとレアで、スペシャルなものをやってみよと。
     もしかしたら笑われるかもしれないけどやってみます。小道具カモン。」
 スタッフさんが持ってきたのは黒いメガネとマフラー。
 影山さん「アニョハセヨー。これでもハングル検定4級持ってるんすよ……あ、メガネめっちゃ曇ってきた」 
 観客笑。

09:처음부터 지금까지(最初から今まで)/影山ヒロノブ
-MC-


2000年代に一世を風靡し、韓流ブームが巻き起こる先駆けとなった韓国のドラマ「冬のソナタ」主題歌を
メガネとマフラーを身に着け、主演のぺ・ヨンジュンさんっぽい装いで原語でカバー。
最初は若干にやけぎみにざわついていた観客が多かった様に感じましたが、曲が進むにつれ
影山さん独特のせつなげな歌声に次第にうっとりと聞き入っている様子でした。

・影山さん「もう、だにぃ~(きただにひろしさん)なんかオレの何倍も韓国ドラマ見てますからね。
     『しばくぞぉ!』みたいな汚い言葉とかめっちゃ知ってますから」
・TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)とハングル検定を勉強中で、語学が趣味になっている影山さん。

・ここで再びBROADWAYの皆さんが登場され、それぞれのブースで準備をされていました。
・影山さん「次はウチのバンドメンバーをフィーチャーして、カバーやけどメッチャ古い曲やります。
     1978年、3月くらいにもう名前が変わってる郵便貯金ホールでやった曲の中からっ。
     賢ちゃんのピアノからはじまるドラマティックなヤツ行きます!」
 
10:トライ・ミー/影山ヒロノブ
11:今夜LOVERS LANEで…/影山ヒロノブ
-MC-


LAZYがライブアルバム「レイジーを追いかけろ~'1978.3.21郵便貯金ホール」でカバーしたバンドUFOのカバー。
序盤は須藤さんのキーボードのみのシンプルな演奏なだけに、影山さんの歌声がより一層際立ち、
歌い終ると影山さんが一旦退場され、村上さん、松尾さんのソロがそれぞれしっとりと展開。
そしてガンタさん圧巻のソロで大歓声。最後にBROADWAYの皆さん全員での迫力の演奏でしめくくられると
BROADWAYの皆さんを讃えながらジャケットを脱がれ、白地に黒い模様のYシャツに着替えられた影山さんが合流。
そのまま演奏されたのはLAZYの楽曲から、再結成後のアルバム「Happy Time」より「今夜LOVERS LANEで…」。
影山さんのバラードでの振り絞る様な歌声はとても魅力的。後半の「OHOHOH」の会場大合唱も素敵でした。

・「今夜LOVERS LANEで…」のお話。
・影山さん「LAZYが再結成した時、ずっとLAZYを待ってくれていたファンに向けてボクが作った歌なんすけど、
     LOVERS LANEは架空の場所なんすよね。LAZYにとってのLOVERS LANEってどこやろ? アシベ会館っすかね?」
・影山さん「今回世界的に大変になってるじゃないっすか。高齢者が危ないって聞くけど、どこから高齢者?
     ……水木(一郎)さんは危ないけど、オレは大丈夫とか? 
     ……むしろ絶対に水木さんの方がオレなんかより危なくない、大丈夫だと思う」
 観客笑。
・影山さん「じゃぁ……アニソン行くぞぉー!!」
 観客「おぉおぉぉおおおおお!!」

12:鬼神童子ZENKI/影山ヒロノブ
13:GET THE WORLD/影山ヒロノブ
-MC-


禍々しく荘厳な前奏から影山さんのシャウトが光るアニメ「鬼神童子ZENKI」より初代オープニング。
とにかくパワフルで激しい影山さんの歌声とパフォーマンスで一気に会場内の温度が上がっていき、
余韻が残る間もなく、そのままの勢いでアニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP」よりオープニング。
観客を盛り上げつつ、疾走感たっぷりに、どこまでも明るく歌われる影山さんは抜群に格好良かったです。

・2020年はJAM Project結成20周年。
・影山さん「4月からは毎週末の様にコンサートが続きます。みんな気合入ってますよ。
     最初に全員で歌ったのがココだったんすよね。結成記者会見の時に。
     ここが記者の方々で溢れかえるやろォって思ってたら50人くらいしかこなかったんす」
 観客笑。
 影山さん「そっから20年すからね。LAZYや『DRAGON BALL』でも立てなかった日本武道館でワンマンも出来たし、
     それに横浜アリーナとか大阪城ホールとか外タレを見に行く所と思ってた場所でも出来ました」

・影山さん「LAZYが『宇宙船地球号』っていうアルバムで『僕らの国でも』っていう曲を作った時は
     世界中で紛争が続いていて、痛ましい事が起こっていました。40年経った今も、続いています。
     それが人の性だという人もいると思うんですけど、やっぱり人間の成長を信じたいです。
     『宇宙船地球号II』を作った時にそんな思いを込めて作った曲があります。
     今回はボクのソロでのアレンジで聞いてください『Young & Innocent』」

14:Young & Innocent/影山ヒロノブ
15:In my Heart/影山ヒロノブ


続いては再結成後のLAZYのアルバム「宇宙船地球号II」に収録されている「Young & Innocent」と
JAM Projectで影山さんがさかもとえいぞうさん、遠藤正明さんと共に歌われた
ゲーム「機甲武装Gブレイカー レジェンド オブ クラウディア」よりエンディングを
影山さんのオリジナルアルバム「Cold Rain」に収録されているセルフカバー版のアレンジで。
「Young & Innocent」では感情たっぷりに情熱的に歌われる影山さんのお姿がとても印象的。
余韻がそのまま繋がりはじまるJAM Project屈指のバラード「In my Heart」では明るさと切なさを背中合わせに
笑顔で歌われる影山さんに応える様に、観客もBROADWAYの皆さんと共に「In my Heart In my Soul」と歌う光景は
ライブならではの臨場感で、なんともいえない空気感になり、個人的には今回のライブのハイライトでした。
JAM Project結成20周年の節目に本曲を聞く事が出来てとても嬉しうございました。

16:CHA-LA HEAD-CHA-LA (2005 ver.)/影山ヒロノブ
17:聖闘士神話~ソルジャー・ドリーム~/影山ヒロノブ


「In my Heart」の余韻を残す間もなく間髪入れずに演奏されたのはアニメ「DRAGON BALL Z」初代オープニングを
2005年にリアレンジ&リレコーディングしたバージョン。 よりバンド演奏が映えるアレンジになっている為、
ライブでも盛り上がるので、バースデーライブでは比較的このバージョンで披露される事が多く、
観客も勝手知ったる様子で影山さんのエネルギッシュなパフォーマンスに合わせて大盛り上がり。
影山さんの「ラストソング!」という掛け声でそのままアニメ「聖闘士星矢」二代目オープニングへと続き、
盛り上がりがさらにまた一段階上がったような印象を受け、影山さんもさらにパワフルに歌われていました。
影山さんの代表曲中の代表曲である二曲を連続で披露された事もあり、大盛り上がりで締めくくられました。

-アンコール-
-MC-


・影山さん、BROADWAYの皆さんが拍手の中で退場されると拍手が次第にアンコールを表す手拍子に。 
・次第に手拍子が早くなっていく中、 しばらくすると今回のライブTシャツに着替えらた影山さんがご登場。
・同じくライブTシャツに着替えられたBROADWAYの皆さんも合流しそれぞれスタンバイ。

・今回のライブグッズのお話。2020の文字と影山さんの趣味である自転車を合わせたイメージビジュアルで
 Tシャツ、タオル、ポーチ等が販売されました。
・影山さん「全部、趣味の自転車に絡めたがるとか思ってるでしょ? だってこの後自分で使いますからね。
     他のアーティストはもう売りつけるだけでしょ? オレは自分で使う事考えてますから!」
 観客拍手。
・影山さん「もうちょっとノリたいっすよね? なぜなら、オレってセクシーだから」
 観客「ヒューーゥ」
 影山さん「オレってセクシー?」
 観客「ヒューーゥ」
 影山さん「セクシーなんかぁ? オレはセクシーなんかぁ―?」
 観客「ヒューーゥ」

18:Da Ya Think I'm Sexy? (アイム・セクシー)/影山ヒロノブ
-MC-


「セクシー」をキーワードにはじまったアンコールはロッド・スチュワートさんの楽曲のカバーから。
軽快な曲調の中、笑顔いっぱいで歌われ、一番を歌い終わると「めっちゃ楽しい!」と影山さん。
間奏では影山さんが「この曲、ベースが聞き所なんすよ」と村上さんのソロを盛り上げられる等、
BROADWAYの皆さんもとても楽しそうに演奏されており、影山さんとの一体感を再認識しました。

・影山さん「今年は区切りの43周年ということですが……」
 観客笑。
 影山さん「っまぁ、ここで頑張らな、いつ頑張んねんって事で10代の頃の曲をやりたいんですが
     ……『まぁた? まぁたなん? まぁたこの曲なん?』 って言われたい!」

19:Midnight Boxer/影山ヒロノブ
20:愛には愛を/影山ヒロノブ


ここからはLAZYの楽曲群を。まずは躍動感たっぷりのベースからはじまる「Midnight Boxer」。
哀愁の中に軽妙さを感じる曲調の中、影山さんがしなやかな歌声を披露された後は
間髪入れずにギターの一音からぐっと情熱的にアダルトな雰囲気が変わって「愛には愛を」。
せつなげな序盤から曲の盛り上がりと共に耽美さを感じる歌声にかわる影山さんがとても魅力的。
二曲とも比較的バースデーライブで聞く機会に恵まれている楽曲なだけに、
LAZYをアイドル時代から応援している観客を中心に独特の盛り上がりを見せていました。

20.2:ハッピーバースデー/井上俊次 BROADWAY 遠藤正明 きただにひろし 観客
-MC-


「愛には愛を」の演奏が終わるや否やそのままBROADWAYの皆さんが「ハッピーバースデー」を演奏され、
LAZYのメンバーであり、株式会社バンダイナムコアーツ代表取締役副社長、株式会社ハイウェイスター取締役会長の
"ポッキー"井上俊次さんがろうそくがついた誕生日ケーキを持って登場され、
続いて影山さんの弟分でありJAM Projectで行動を共にされている遠藤正明さんときただにさんがご登場。
そのまま観客も一緒に大合唱し、影山さんがケーキのロウソクの火を吹き消すと拍手が贈られました。

・ケーキをきただにさんに渡し、松尾さんのブースからギターを取り出して携える井上さん。
・遠藤さん「最後は俊次さんがギター弾くそうですよ」
 観客「おぉおおおおおぉおおおおおお」
 影山さん「マァジ? でもそれコードつながってへんやん」
 観客笑。
 影山さんの言葉を受け、エアギターよろしく速弾きを披露される井上さんと、その後ろで本当に速弾きされる松尾さん。
 遠藤さん「俊次さんの後ろは見ないでください」
 影山さん「ちょっとまって影武者おるやん」
 更にエア速弾きを披露される井上さんとその後ろで本当に速弾きされる松尾さん。
・井上さん「次の曲、一緒にやろうと思てね」
 観客拍手。
 影山さん「ちょっとまって。たぶん無理やと思う。難しいもん」
 井上さん「じゃあイントロだけ練習させて」
 影山さん「みんなになに歌うかバレてまうやん」
 遠藤さん「めっちゃ踊るヤツっすよね」
 影山さん「キミら、踊る?」
 遠藤さん「ボクら端っこにいますから」
 影山さん「じゃあだにぃ~がファニー(田中宏幸さん)で遠ちゃんがスージー(高崎晃さん)ね」 
 観客「おぉおおおおおぉおおおおおお」
 井上さん「やっぱりイントロだけ練習させて」
 影山さん「だからみんなにバレてまうやん」
 観客笑。
 
20.5:ハローハローハロー (前奏のみ)/BROADWAY

井上さんのお願いを受けBROADWAYの皆さんがLAZY楽曲から「ハローハローハロー」の前奏。
ゆっくりとして演奏の中、井上さんはギターの指運びをゆっくりとおさらいされていました。

・影山さん「まってまって、この曲でポッキーが頑張るのはそこじゃないでしょ? 自分飛べるの?」
 井上さん「やってみる」

20.7:ハローハローハロー (前奏のみ)/BROADWAY

仕切りなおしてLAZY楽曲から「ハローハローハロー」。影山さんと井上さんはステージ中央で
仲良く軽快なステップを踏まれていましたが、前奏が終わる頃に井上さんが演奏をストップ。

・井上さん「足ぐねったー!」
 影山さん「マァジ?」
 観客笑。
・本当に足をぐねらしたのか定かではないまま、結局そのまま井上さん、遠藤さん、きただにさんがご退場。

21:ハローハローハロー/影山ヒロノブ
-MC-


改めて2020年のバースデーライブのラストを飾るのは、LAZY楽曲「ハローハローハロー」。
影山さんは10代の頃さながらにギターを弾く様な仕草や軽快なステップやジャンプを交えて
終始笑顔で明るくファンキーに歌われており、とても楽しそうでした。

拍手の中、BROADWAYの皆さんがステージ前方の影山さんと合流され万歳三唱。
BROADWAYの皆さんが見送られると、ステージ上は影山さんお一人に。

影山さん「2020年、ボクも頑張りますけど、みんなにとっても素敵な一年になりますように。
     今日は来てくれてありがとう!! みんなの気持ちに感謝します!!」

退場される影山さんが拍手で見送られて「影山ヒロノブバースデーライブ2020」は終演となりました。

影山さんにとって50代最後のバースデーライブとなった今回。
パワフルでポジティブに歌われ、パフォーマンスされるお姿は抜群に格好良く、
ご自身にとっての原点であるLAZYの楽曲や分岐点となったアニメソングはもちろん、
シンガーソングライターとしてのソロ曲、JAM Projectで手がけた曲、AIRBLANCAの曲、
ライブならではのアコースティックコーナーや海外楽曲のカバーがあったりと
影山さんの最初から今までをまるごと詰め込んだ甘く危険な夜でした。

2020年はご自身のアニメソングデビュー35周年ではありますが、
これまで20年以上皆勤賞だったライブ「スーパーロボット魂」東京公演に不参加な事をはじめ、
どちらかといえばチェアマンであるJAM Project結成20周年の活動に注力されるとは思います。
出来る事ならJAM Projectとしての活動以外でもご自身がソロで歌われたアニメや特撮の楽曲を
ANIME JAPAN FES系列をはじめとしたライブで披露される機会が増えて下さると嬉しいです。 

影山さんお誕生日&アニメソングデビュー35周年おめでとうございます。



お祝ゲスト/井上俊次 遠藤正明 きただにひろし



補足


・影山さん「ニュースでも人が集まるとこ行くちゃあかんよーって言ってるのに来てくれる。
     これを愛と言わずに何と言うんだ。本当に感謝してますっ。ありがとう

・iPadで楽譜を見ていたガンタさん。
 リハーサルで勢い余ってそのiPadを自分で叩いて壊してしまった事を影山さんにバラされる。
 ガンタさん「泣くかと思った」
 
・影山さん「今この状況でライブとか中止になる所もあって大変やと思うんすけど、
     何年後かに『あの時大変だったけど、みんなで何とか乗り越えたね』って
     言えるような日が早くくればいいぁと思います」

・Yシャツのパンツイン問題。
 影山さん「今風だと前だけ入れて後ろは出すとか、後ろだけ入れるとか。でボクは全部出してます。
     ……まぁ、ささきいさおさんだったら全部入れてると思います。ナハハハハ」
 観客笑。

・影山さん「シンドい曲を歌っているとシンドいけど気持ち良いってなるんすよね。駅伝の箱根の山みたいな。
     まぁ、山の神と呼ばれるオレとしては、シンドい所から、真価を、見せる、……のだ」
 観客笑。

・影山さん「松尾なんですよねぇ」

・早くも花粉症の症状が出てきてつらい須藤さん。
 影山さん「オレは大丈夫なんすよ。なぜならR-1(明治ヨーグルトR-1)を飲んでいるからねー」
 観客拍手。
 影山さん「ダメだよぉ賢ちゃん、R-1飲まないと」
 須藤さん「ホントに効くの?」
 影山さん「ボォクを見てよ。(裏声で)♪ラーリラリラリラリーィ~」

・夏と冬なら冬が好きな影山さん。少年時代は夏が好き。
 影山さん「冬に走ってると体の中から暖まっていくんすよ。その感じが好き。
     ……今の話、全然みんなに響いてへんのが手に取るように解ったわ」
 観客笑。
 影山さん「ええもん! 別に響いてへんでもええもん! オレが冬が好きなんや。オレはオレのまま生きて行く!」
 観客笑。

・きただにさんが「FNS歌謡祭」でSexy Zoneのみなさんと共演。どんだけセクシーやねん。
     
・きただにさんがしでかした事をバラしたいけど泣くだろうから止めておく影山さん。

・影山さん「まぁ、ボクはインフルには負けないんで(※)」
 観客笑。
※前年に遠藤正明さんがインフルエンザにかかってしまい、
  行われるはずだった「遠藤正明 Christmas Acoustic Night 2019」が延期になるという事がありました。
 影山さん「しゃーない。不可抗力はしゃーない」

・影山さんの「Da Ya Think I'm Sexy?」をはじめる合図がなかなかガンタさんに届かない。

・影山さん「いやー『ハローハローハロー』で1メートルくらい飛んだねーめっちゃしんどいわー」
 観客笑。
 影山さん「ボクの腰ぐらいまで飛んでたやろ? ウソ言うてへんやろ?」

・閉演BGMはシンフォニックで壮大な楽曲。
 影山さん「急にドラマチックになったでしょ? 藤本ひとみ先生のあの頃作ったアルバムの曲なんすよね」

・影山さん「音楽をやってるものとしては、今、世界の状況をみんなで乗り越えていく事が出来るように
     みんなが元気になれるような歌を作って歌っていきたいです。オレも宇宙船地球号の一員なんで」
 

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