top of page

スーパー戦隊"魂"XIII 2019 東京 二日目
19.11.4 Zepp Tokyo

出演/ささきいさお 堀江美都子 影山ヒロノブ 嶋大輔 佐藤健太 New Jack 拓郎 山形ユキオ Salia
   高取ヒデアキ サイキックラバー(YOFFY JOE) NoB 鎌田章吾 伊勢大貴 大西洋平

司会/ショッカーO野

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)
演奏/Super Rescue BAND(G.&Ag.鍋嶋圭一 Ba&Key.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし)
   Z旗horns(Tr.Akuzawa Tr.KENITO Tb.Ozaki Sax.Chouemon) G.JOE



特撮ヒーローの一角であるスーパー戦隊シリーズの楽曲のみで構成され、
ささきいさおさんを座長に迎え、シリーズを歌唱された歌手の方々が一堂に会するライブ「スーパー戦隊"魂"」。
現在は東京公演は二日間二公演で開催され、大阪公演は東京公演を凝縮した形で一公演で開催されています。
一公演で40作を越えるシリーズの楽曲を、オープニング、エンディングをはじめ、
アクションソングやロボットソングなどの挿入歌も含め、曲数30曲以上、時間にして三時間以上という
大ボリュームで堪能することが出来るSSSは、2004年から開催され、この年で15年目。おめでとうございます。

東京公演は二日間を作品の年代別に「21世紀編」、「20世紀編」等で出演者を区分される時もあれば、
年代別をベースにしつつ、特段区分はせずに開催される時もあり、その時々で変わっておりますが、
今回は後者。年代別の区分が設けられていない為、より様々な楽曲を聞く事が出来そうです。


今回は初代「秘密戦隊ゴレンジャー」を歌われたいさおさんと堀江美都子さんのお二人を筆頭に、
昭和と平成それぞれのシリーズを歌われた歌手の方々が出演された東京公演二日目のレポートです。

会場はお台場にあるライブハウスZepp Tokyo。
入場するとステージ後方壁面には今回のライブロゴがあしらわれた旗が掲げられ、
その旗の下のステージ上にはバンドブースが前方に、客席向かって左側の後方にコーラス、
右側にホーン隊それぞれのブースが用意されていました。

-MC-

そろそろ開演時間という頃合いになると、
「本日はご来場いただき誠にありがとうございます。よいこのお友達、お待たせしました。スーパー戦隊"魂"、はじまります!」
というアナウンスがあり、そのまま声の主である司会のショッカーO野さんが駆け足でご登場。

・ショッカーさん「ハイッどーもォオオオ! っぱッ! こんなんでましたけどー! ごーめんねまたせちゃってー!」
 観客「ぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
 バンドの皆さんも登場され各々準備をはじめらている中、ショッカーさんは前日に引き続いて
 現東京ドームシティGロッソ、旧後楽園ゆうえんちの野外劇場およびスカイシアターにおける
 ヒーローショーの名物司会者の"ヒロちゃん"こと、故・なりた洋さんを彷彿とさせる
 ハイトーンで流れるように進行されていきました。
・ショッカーさん「まずはボクとみんなで元気よくご挨拶したいと思います。別に顔はマネしなくていいですよー」
 観客笑い。
 ショッカーさん「ボクがねー『こんばんわー』っていったらぁ、
        みんなも元気よく『こんばんわー』ってご挨拶をしてくださいねー!
        わかったおともだちは元気よく『はぁあああい』ってお返事してくださいね。わかりましたかー?」
 観客「はーい」
 ショッカーさん「もーおっとおーきな声でっわーぁったかぁあああああ」
 観客「はああああーーーーーい」
 ショッカーさん「よいこのお友達、こんばんわぁああああ」
 観客「こんばんわぁああああああ」
 ショッカーさん「元ー気ですかぁああああ?」
 観客「ぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお」
 ショッカーさん「魂はっ燃えているかぁああああ?」
 観客「おおおおおぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお」
 ショッカーさん「スーゥパーァ戦隊ぃィイイイ!!?」
 観客「スピリィイイイイイイイイィイイイイイイイイツ!!」
 ショッカーさん「ようこそいらっしゃいましたっ!」

・観客との掛け合いの途中で従来のショッカーさんの口調に戻られ、その後はそのままトーク。
・今年で「スーパー戦隊"魂"」は開催15周年。
 ショッカーさん「最初は二年に一回だったんですけど、なにせ毎年必ず2曲は新曲が増えるんですよ」
 観客笑。
 ショッカーさん「毎年やって欲しいという声を受けて毎年になり、一日じゃ納まらないという声を受けて二日開催になり、
        今はもう二日開催でも足りないなぁという感じになってまいりましたけど……」
 観客笑。
・ショッカーさん「さぁ、いよいよはじめたいともいますが、皆さん盛り上がってくれますかぁあああ!!?」
 観客「ぉぉぉおぉおおおぉぉおおおおおおお」
 ショッカーさん「盛り上がる準備はいいかああああぁぁあああああぁああぁああああああ!!?」
 観客「ぉぉぉおぉおおおぉぉおおおおおおおおおおおおおおお」
 ショッカーさん「スーゥパーァ戦・隊ぃィイイイ!!?」
 観客「スピリィイイイイイイイイィイイイイイイイイツ!!」
 ショッカーさん「はぁじまりますっ!!!」

00:特攻大作戦 (?)/SE
01:進め! ゴレンジャー/ささきいさお 堀江美都子
-MC-


「秘密戦隊ゴレンジャー」より「特攻大作戦」と思われる音楽がオーバチュアとして流れた後、
ささきいさおさんと堀江美都子さんがご登場され、幕開けは「秘密戦隊ゴレンジャー」よりオープニング。
歌詞に合わせて照明の色が展開する中、お二人ならではの抜群のコンビネーションで颯爽と歌われ、
間奏ではショッカーさんが登場され、本曲でのご披露はおそらく初めての秘密戦隊の名乗りをご披露されました。

・ショッカーさんが合流され、いさおさんと堀江さんを改めてご紹介。
・堀江さん「いさおさんの方があたしより元気ですからね。あたしがいさおさんの年の時に歌ってられるかしら」
 いさおさん「ミッチならあと20年は大丈夫だよ。でもその時はどんなおばあさんになってるかなぁー。
      『(おばあさんの声色で)ァアタシィ、ホリエですぅ~』って感じかなぁ?
 堀江さん「やーめーてーくださいよー」
 観客笑。

・いさおさんと堀江さんを見送られてショッカーさんお一人に。
・ショッカーさん「さぁ、次の方の登場です! 今日は『君が代』は歌いませんが……」
 観客「おぉぉおおおおおおおぉおお」 
 ショッカーさん「戦隊ソングの数々を歌って頂きまます! K・A・G・E!! KAGEちゃんで『電撃戦隊ッチェンジマン』」 
※影山ヒロノブさんはこの年の10月に東京ドームで行われた「SMBC日本シリーズ2019第3戦」において国歌独唱を担当。
アニメソング関係者以外からもとても反響が多く、一時SNSのトレンドワード上位にランクインするほどでした。

02:電撃戦隊チェンジマン/KAGE
-MC-


KAGEこと影山ヒロノブさんのご登場で、「特殊部隊」つながりで「電撃戦隊チェンジマン」よりオープニング。
影山さんのパワフルさの塊のような歌声とパフォーマンスに観客も終始大盛り上がりでした、
そして「虹が浮かぶ 嘆きの宇宙に」の部分で照明の一部がレインボーになっていたのがとても印象的でした。

・ここで影山さんお一人でトーク。
・影山さん「K・A・G・E、KAGEですっ。今回も呼んでもらってぇ、めっちゃ嬉しいです!
     なんつったって今、アニソン界にいられるのもこの作品に出会ったおかげですからね。
     まぁ、ぶっちゃけぇ『チェンジマン』歌ってなかったら、歌手続けられてませんから。
     だから当時、オファーもらった時は嬉しかったっすよォ『あぁ、まだ、業界がオレの事を必要としてくれてる~』って」
 観客笑。
 影山さん「ハァイ。そいじゃぁ、エンディングの方もっ歌います『NEVER STOPチェンジマァアン』」

03:NEVER STOPチェンジマン/KAGE
04:五星戦隊ダイレンジャー/New Jack 拓郎
-MC-


続いて影山さんが歌われたのは、同じく「電撃戦隊チェンジマン」よりエンディング。
観客がリズムよく手拍子をする中、影山さんならではの元気あふれる歌声ではれやかに歌われました。
続いては「大野克夫先生作曲」で「伝説上の生き物」つながりで「五星戦隊ダイレンジャー」よりオープニング。
New Jack 拓郎さんが「待たせたな……最初だからって気を抜いてんじゃねえの?」と観客を煽りながら激しく歌われ、
更に間奏ではショッカーさんが登場され、キバレンジャーを含めた6人の五星戦隊の名乗りをご披露。
観客も奮い立った様子で「Wow wow wow wow」の合いの手にとても勢いを感じ、終始盛り上がりっぱなしでした。

・拓郎さんお一人でトーク。梅ちゃんって言うな。
・例年より早い出番に困惑。
 拓郎さん「いつも俺が『待たせたな』って言って出てくるからって登場が遅くなるワケじゃないから。
     『今日拓郎さん待たせたなって言います? でしたら登場は後の方で』ってなるワケじゃないから。
      みんな都合あるし。にしても今日出番早っ」
 観客笑。
・いつからかサイン入りのハットを客席に投げるようになったパフォーマンスをされる拓郎さん。
 拓郎さん「Twitterで『今年は帽子ゲットしたいです!』ってDMだかリプが来てさ。
      いや、今年も帽子投げるって言ってねえし!! 慌てて買いに行ったよ」
 観客笑。
・拓郎さん「昨日は鈴木けんじのMCが面白かったらしいじゃん? アイツ許さねえ」
 観客笑。
 拓郎さん「まぁ嘘ですけどね」
・次の曲名を観客とコール&レスポンス。
 拓郎さん「月に代わって?」
 観客「おしおきよー!」
 拓郎さん「なんでもやるなっつうの。♪ごめんね~、なんて歌うわけねえじゃん」
 観客笑。
・今度はちゃんと「俺たち無敵さ!!」「ダイレンジャー」のコール&レスポンスをするも、曲が始まらず。
 拓郎さん「……ごめんごめん。もう一回やろう。怒ってる? 苦情は俺のTwitterにね」
 観客笑。

05:俺たち無敵さ!! ダイレンジャー/New Jack 拓郎
-MC-


拓郎さんと観客のコール&レスポンスから、今度こそ「五星戦隊ダイレンジャー」よりエンディング。
拓郎さんは緑を基調とした照明の中、軽やかなステップを交え、ハスキーな歌声でエネルギッシュに歌われていました。

・拓郎さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・この間にスタッフさんがマイクスタンド等を設置され次のステージに準備をされていました。
・ショッカーさん「さぁ、続いては何が歌われるのか、まったくわかりませんねっ」
 観客笑。
 この時のショッカーさんのTシャツは真っ赤な記事に筆地で「侍」。
 ショッカーさん「これファンの方が下さったんですけど、後ろには『Z旗』って書かれてるんですよ。
        でも漢字で『Z』ってないでしょ? だから感じの『乙』を使って『乙旗』って書かれてます」
 観客笑。
・ここでショッカーさんに紹介されサイキックラバーのボーカルYOFFYさんとギターのJOEさんがご登場。
・JOEさんが小気味よくギターを演奏される中、「チャンチャンバラ チャンバラ」コール&レスポンスへ。
 YOFFYさん「おーぇーぃ! チャンチャンバラ チァーーャンバラァー」
 観客「チャンチャンバラ チァーーャンバラァー」
 YOFFYさん「チャンチャンバラ チァーーャンバラァー」
 観客「チャンチャンバラ チァーーャンバラァー」
 YOFFYさん「チャンチャンバラ チァーーャンバラァー」
 観客「チャンチャンバラ チァーーャンバラァー」
 YOFFYさん「最後にもう一回、一番大きい声を聞かせてくれーえぃ!!
      ンチャンチャンバラ チァーーャンバラァー」
 観客「チャンチャンバラ チァーーャンバラァー」

06:侍戦隊シンケンジャー/サイキックラバー
-MC-


コール&レスポンスをうけて披露されたのは、この年に10周年を迎えた「侍戦隊シンケンジャー」よりオープニング。
サビ部分でのYOFFYさんの歌いぶりと観客のコーラスは侍戦隊が外道衆を斬り結んでいく様子が浮かぶよう。
「今日も朝日がフジヤマ登る」ではYOFFYさんが「今日も朝日がZepp Tokyoに登る」と替歌をされる場面も。

・続いては高取ヒデアキさんが「シンケンジャー」当時のお衣装でご自身のバンドZ旗のホーン隊を引き連れご登場。
 高取さん「ん盛り上がってるかぃ!?」
 観客「いぇぇえぇい!」
 高取さん「っ盛り上がってるかぃ!?」
 観客「いぇぇええい!!」
 高取さん「あ、ところでぇ? どぉおおおっから来たんだぁあああぇい!?」
 観客「家ぇえぇええぇぇえええええええい!!」
 高取さん「よぉし、魂込めてわっしょいいくぜぇ!! ぅゎわっしょぉぇい!!」 
 観客「わっしょい!」
 高取さん「わっしょい!」
 観客「わっしょい!」
 高取さん「ぅわっしょい!」
 観客「わっしょい!」
 高取さん「っぅわっしょい!」
 観客「わっしょい!」
 高取さん「ぅわっしょい!」
 観客「わっしょい!」
 高取さん「ぅわっしょい!」
 観客「わっしょい!」
 高取さん「ぅわっしょい!」
 高取さん「四六時夢中っ! シゅぃンケぇンジゅあァ!!!」

07:四六時夢中 シンケンジャー/高取ヒデアキ with Z旗
08:さぁ行け! ニンニンジャー!/大西洋平
09:なんじゃモンじゃ! ニンジャ祭り!/伊勢大貴 大西洋平
-MC-


高取さんがZ旗ホーン隊の皆さんと共に披露されたのは「侍戦隊シンケンジャー」よりエンディング。
お祭り騒ぎの数え歌である本曲を高取さんの躍動感ある歌声とZ旗ホーン隊の皆さんのパフォーマンスで盛り上がった後、
曲を締める場面では、高取さんがZ旗ホーン隊の皆さんを次々と斬り倒り倒して行きましたが、
最後は背後から息を吹き返した四人に不意を突かれて斬られてしまうという見事な結びとなりました。
続いては大西洋平さんのご登場。「和風戦隊」つながりで「手裏剣戦隊ニンニンジャー」よりオープニング。
ニンニンジャーTシャツ姿の大西さんは独特の高揚感溢れる高音で歌われ、さらに驚きの跳躍力を披露されました。
続いては伊勢大貴さんがご登場。大西さんとハイタッチを交わされ「手裏剣戦隊ニンニンジャー」よりエンディング。
伊勢さんは鮮やかな歌声で歌われつつ、長い手足を駆使して例年以上に踊り、通常よりさらに高速で回られ、
後半からは大西さんが登場され、一緒になってはしゃぎながら愉快に踊られていました。

・伊勢さんお一人でトーク。
 伊勢さん「こんばんは伊勢大貴です! 盛り上がってますか!?」
 観客「いぇええええ!!」
 伊勢さん「オレ次の曲が最後なんです!」
 観客「えぇぇええええ」
 伊勢さん「楽しませてください!!」
 観客「おぉおぉぉお!」
 伊勢さん「みんなが楽しませに来たんゃないオレが楽しみにきたんだ!!」
 観客「ぉおぉおおおおおおお!!」

10:烈車戦隊トッキュウジャー/伊勢大貴
-MC-


続いて伊勢さんが歌われたのは「烈車戦隊トッキュウジャー」よりオープニング。
伊勢さんは好奇心の塊のような歌声で歌われながら、序盤のヘドバンからはじまり、時に挑戦的に観客を煽ったりされ、
身体を大きく動かすダイナミックパフォーマンスで文字通り全身でライブを楽しまれていました。

・伊勢さんを見送られる形でショッカーさんがご登場。
 ショッカーさん「平成の若手達はあんなに動いても息がきれないんだね」
 観客笑。
 ショッカーさん「さぁ! 平成の若手達に続いては昭和の若手達が登場です!
                若手の中の若手、若手オブ若手、影山ヒロノブさんに登場していただきましょう!」
 観客「おっぉおおおおおお!」 
 ショッカーさん「人の体には、未知の力が秘められている。鍛えれば鍛えるほど、それは無限の力を発揮する。
       『光戦隊っ! マスクマンっ』!!」

11:光戦隊マスクマン/影山ヒロノブ ナレーション:ショッカーO野
-MC-


イマジネーションからオーラパワーへつながり「光戦隊マスクマン」よりオープニング。
前奏の中、登場されるや「笑ったろ?」と観客に投げかけた影山さん。歌になると研ぎ澄まされた歌声で
とても情熱的に歌われており、その姿に観客もサビでは一緒になって大合唱していました。

・影山さんお一人でトーク。
 影山さん「みんなの笑い声が聞こえた」
 観客笑。
 影山さん「確かに昭和の若手は一曲で肩で息します」
 観客笑。
・影山さん「今歌った曲と次に歌う曲は、レコーディングの時、作曲の井上大輔さんがディレクションしてくれて、
     すごく思い出に残ってます。じゃあエンディングの『愛のソルジャー』」
 観客「おぉぉぉぉお!!」

12:愛のソルジャー/影山ヒロノブ
13:あしたに生きるぜ!/嶋大輔
-MC-


続いては同じく「光戦隊マスクマン」よりエンディング。穏やかな前奏からのギターが魅力。
優しく頼もしい影山さんの歌声はとても素敵。間奏の生ブラスはたまらないものがございました。
影山さんが退場されて「超獣戦隊ライブマン」エンディングのイントロと共に起こる歓声の中、嶋大輔さんがご登場。
観客を眺めながら笑顔で歌われる嶋さんが印象的。サビ部分で照明が赤、黄、青になっていたのも心憎かったです。

・嶋さんお一人でトーク。
 嶋さん「年に一度の『スーパー戦隊"魂"』とても楽しみにしていました。
        いろいろとお話ししようと思ってたんですけど、New Jack 拓郎さんがしゃべりすぎまして……」
 観客笑。
・嶋さん「自分も昭和の若手として息きらして頑張ります。みなさん、"どっかーん"の準備はできてますか?」
 観客「ぉおぉぉおおお!!」
※「超獣戦隊ライブマン」の原曲にはサビの「超獣戦隊」と「ライブマン」の間に爆発音が入りますが、
この曲を別レーベルでカバーされているMoJoさんのライブでファン有志がその音を
タイミングに合わせて両手を上げて「どっかーん」という合いの手で表現。
2012年の「スーパー戦隊"魂"VI 2012」のアコギコーナーで「超獣戦隊ライブマン」が披露された際に
ショッカーさんの扇動で行われたものの、オリジナル歌手である嶋さんが参加されてからは控えられていました。
しかし2017年の「スーパー戦隊"魂"XI 2017 大阪」において 嶋さんの寛大な承諾を受け、
オリジナルの嶋さんが歌われる際も「どっかーん」の合いの手が解禁となりました。
・おもむろにショッカーさんが登場され観客騒然。
 ショッカーさん「友よ。君たちは何故、悪魔に魂を売ったのか?」
 嶋さん「『超獣戦隊っ!! ライブマン!!』」
 観客「ぅおおおっぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!!」

14:超獣戦隊ライブマン/嶋大輔 ナレーション:ショッカーO野
-MC
-

嶋さんとショッカーさんとのナレーション再現から高らかに「超獣戦隊ライブマン」よりオープニング。
頼りがいのある歌声で観客と盛り上がる中、間奏ではショッカーさんが5人の超獣戦隊の名乗りをご披露。
歌われながら関係者席に来場されているブルードルフィン/岬めぐみ役を演じられた森恵さんに手を振る嶋さん。
関係者席の森さんも終始ノリノリで、観客といっしょになって「どっかーん!!」と楽しまれていました。 

・嶋さんを見送られながらショッカーさんご登場。
 ショッカーさん「"どっかーん"気持ちいいよね。まさかこんなに盛り上がるとは。
                カバーで歌われてたMoJoさんも草葉の陰で……いやいや、昨日いっぱい動いてた」
 観客笑。
・「マスクマン」「ライブマン」に続いて登場するのはこの年で30周年の戦隊。
 ショッカーさん「昭和の若手ではありません。永遠の高校生! 炎力!
        佐藤健太さんで、『高速戦隊っ! ターボレンジャー!!』」

15:高速戦隊ターボレンジャー/佐藤健太
-MC-


黒のロングコート姿で佐藤健太さんがご登場。放送30周年を迎えた「高速戦隊ターボレンジャー」オープニング。
青春的な歌声で颯爽と歌われる中、間奏でそれまで着ていたコートを脱ぎ捨て、レッドターボ/炎力役のご衣裳に。
何度拝見してもこのパフォーマンスは抜群に格好良く、特に今回は30周年という事もあってか、観客の盛り上がりは凄いものでした。

・なめていた飴ちゃんが飛んでしまった健太さんお一人でトーク。
・次の曲は前年の「スーパー戦隊"魂"XII 2018 東京 二日目」で練習"だけ"した「ターボ・ビクトリー」。
 曲の前に健太さんがおっかけや合いの手をご説明。
・健太さん「去年Twitterとか見てたら面白かったですよー。"佐藤健太が練習だけさせて歌いやがらなかった"とか出てきて」
 観客笑。
・掛け合いの復習が終わると、さらにサビ前の「百万パワーでガッツ」の後にあるウーラー兵がやられる声のところで、
 "ウーラー兵になってやられる"が追加。
 健太さん「周りの方のパーソナルスペースに気を付けてくださいね。
          よかったらお手すきの後ろのみなさん(コーラス、バンド、Z旗ホーン隊の皆さん)もやってみてください」
 観客笑。
 健太さん「若手やいろんな人が出るイベントなんで、知らない人もいると思いますが、一緒に30周年をお祝いしましょう!」

16:ターボ・ビクトリー/佐藤健太
-MC-


観客としっかりと練習した後、同じく「高速戦隊ターボレンジャー」より「ターボ・ビクトリー」。
弾むような健太さんの歌に合わせ、全編にわたって観客とのやり取りが堪能できる、ライブにとてもぴったりの一曲でした。
途中の低音部分はカインズの常見さんがご担当されており、暴魔百族やウーラー兵がやられる箇所では
ガンタさんやZ旗のホーン隊の皆さんも観客と一緒になってやられていました。

・健太さん「3・11の東日本大震災の時、僕たちヒーローは何もできないままで、
     何ができるのかって仲間たちと話し合ったんですね。
     それで募金とか色々しましたけど、実際には何もできていない状態のままでした。
     しばらくして落ち着いた頃、まぁ、まだ落ち着いてはいないんですけど、
           『この曲を聴いて勇気もらいました』っていう言葉をもらいました。
            その時、この曲を歌っていて良かったと強く思いました。
     聞いてくれている人の心に届きますように。『ジグザグ青春ロード』」

17:ジグザグ青春ロード/佐藤健太
-MC-


「高速戦隊ターボレンジャー」のラストはきらめく青春賛歌であるエンディングを会場全体で大合唱。
健太さんは晴れやかな歌声を披露されていながら、途中で指を涙を拭われているように見られました。

・健太さんを見送られてショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「高校生戦隊だった彼らも30周年ですよ。高校を30年間留年ってどんな感じなんだろう」
 観客笑。
 ショッカーさん「『マカロニほうれん荘』のきんどーちゃん以上ですよ。これ知ってる人は40代後半ですね」
 観客笑。
・ここでショッカーさんが観客にアンケートを取ってみたり、今後のライブの予定をアナウンスをされていました。
・ショッカーさん「後半は、この会場が野獣無法地帯になります!!」
 観客「おぉぉおぉおおお」 
 ショッカーさん「歩くワシントン条約が今、少しずつこのステージの向かっております」
 舞台袖からその言葉を受けてゆっくりと山形さんがご登場。
 ショッカーさん「ご安心ください、心優しい戦士です。日本語も通じます」
 白い歯を出してにっかりと笑顔を見せる山形さん。
 ショッカーさん「それでは参りましょう。命ある所、正義の雄叫びありィ!!
        『百獣戦隊ッガオレンジャァアアアアアアアアアアア』 吼えろォおおぅ!!」

18:ガオレンジャー吼えろ!!/山形ユキオ
19:White light~ガオホワイト 冴のテーマ~/堀江美都子
20:ヒーリン'ユー/Salia
-MC-


手にライオンのマスクを持ち、体中に動物の毛皮やぬいぐるみを付け、背中に毛ばたきを2本背負って
ゆっくりと山形さんが登場され、灼熱の真っ赤な照明の中「百獣戦隊ガオレンジャー」よりオープニング。
山形さんの他を寄せ付けないやる気満々な歌声に、観客も大興奮で熱の入った盛り上がりぶりでした。
続いては堀江さんによる同じく「百獣戦隊ガオレンジャー」より"麗しの白虎"ガオホワイト/大河冴のテーマ。 
どこか虎の模様を思わせる照明の中、白いお衣装を翻す堀江さんが凛としてキュートに歌われる様子に圧巻されっぱなしでした。
熱気を誘う曲が続いたところで、Saliaさんの「百獣戦隊ガオレンジャー」のエンディングでクールダウン。
Saliaさんが一言一言ゆっくりと歌われる様子は穏やかで透明感があり、まさに一服の清涼剤といった感じでした。

21:ハリケンジャー参上!/高取ヒデアキ with Z旗
22:いま 風のなかで/影山ヒロノブ
-MC-


ハリケンレッド/椎名鷹介の忍ジャケット姿で高取さんが登場され「忍風戦隊ハリケンジャー」よりオープニング。
ステージ前方にZ旗ホーン隊の皆さんも登場され、颯爽とした歌声と演奏でさわやかに観客を盛り上げていました。
続いても「忍風戦隊ハリケンジャー」およびVシネマ「忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER」より、影山さんによるエンディング。
影山さんはとても楽しそうに歌われながら、サビで手を左右に振り、観客も一緒に左右に手を振っていました。

・影山さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「15年前、初代の『ゴレンジャー』を歌われているあの方が、この作品のエンディングも歌われ、
        だったら『ゴレンジャー』ではじまり、この作品で締めくくるライブが出来るんじゃないのかと。
        それが『スーパー戦隊"魂"』を立ちあげるきっかけとなりました」
 観客「おぉぉおお」
 ショッカーさん「今宵はその作品が10年ぶりに復活したバージョンでお届けしましょう。
        ささきいさおさんで『ミッドナイト デカレンジャー 10YEARS AFTER』」 

23:ミッドナイト デカレンジャー 10YEARS AFTER/ささきいさお
-MC-


いさおさんが登場され「10 YEARS AFTER」つながりでVシネマ「特捜戦隊デカレンジャー10 YEARS AFTER」よりエンディング。 
絢爛としたゴージャスな曲調の中、ダンディズム溢れるセクシーないさおさんの歌声とパフォーマンスはとても素敵。
間奏ではステージ前方にChouemonさんが登場され、楽しそうないさおさんと向き合いながら魅惑のサックスソロをご披露されました。

・いさおさんお一人でトーク。
・いさおさん「いやぁ、次の曲はね、聞いたところによると10年くらい前に歌ったらしいんですよ。
      ボクはレコーディング以来歌ってないと思ったんですよ。ンフフフ」 
 観客笑。
 いさおさん「それでは、クールにいってみましょう『デカマスターNEVER STOP』」
 観客「おぉぉぉぉおおおおお!?」

24:デカマスターNEVER STOP/ささきいさお
25:特捜戦隊デカレンジャー/サイキックラバー
-MC-


「特捜戦隊デカレンジャー」より"地獄の番犬"デカマスター/宇宙警察地球署 署長ドギー・クルーガーのテーマ。
実に11年ぶりにご披露された本曲。デカマスターのカラーである水色を基調にした照明に一筋の白い光が入る心憎く、
いさおさんの大人の色気漂うスタイリッシュな歌声と、KENITOさんのトランペットソロもたまらないものがありました。
続いて赤い照明がパトランプの様に光る中、サイキックラバーのお二人が登場され「特捜戦隊デカレンジャー」よりオープニング。
YOFFYさんのシャープな歌声が披露される中、後半ではJOEさんが観客の手の振りと同じようにギターを動かす場面も。

・サイキックラバーのお二人が残られてYOFFYさんがトーク。JOEさんはギターで合いの手。
・YOFFYさん「みんな『シンケンジャー』すきィ?」
 観客「おぉおおおおおおおおおぉおおおお」 
 JOEさんのギター「ギュィイイイイイイン」
 YOFFYさん「みんな『デカレンジャー』すきィィイイ?」
 観客「おぉおおおおおぉおおおおおおおおおぉおおおお」 
 JOEさんのギター「ギュィイイイイイイン」
 YOFFYさん「さすが、ギターで返事してくれてる」
 観客笑。

26:冒険者 ON THE ROAD (Album Version)/サイキックラバー
-MC-


続いては「轟轟戦隊ボウケンジャー」よりエンディングをアルバム「PSYCHIC LOVER」収録バージョンの前奏付きで。
期待感あふれるYOFFYさんの歌声としなやかなJOEさんのギターで、会場は爽やかな盛り上りをみせました。

・サイキックラバーのお二人を見送られながらショッカーさんがご登場。
・この間にスタッフさんがマイクスタンドをステージ前方にご用意されていました。
 ショッカーさん「この準備がされ多という事は……N・o・B!! NoBちゃんに歌って頂きましょう!!」
 観客「おぉぉおおおおおおおおおおおおおぉおおおおお」 
 ここで次のが曲のイントロが流れ出します。
 ショッカーさん「命がけの冒険に、今日も旅立つ者がいる。密かに眠る危険な秘宝を守り抜くために、
        あらゆる困難を乗り越え進む、冒険者達ィ! 『轟轟戦隊ボウケンジャァアアア』」

27:轟轟戦隊ボウケンジャー/NoB ナレーション:ショッカーO野
-MC-


ショッカーさんのナレーションの中、NoBさんが登場され、「轟轟戦隊ボウケンジャー」よりオープニング。
マイクスタンドを縦横無尽に操られながらハードな歌声を披露されるNoBさんのお姿は実に格好良かったです。

・NoBさんお一人でトーク。
・NoBさん「やーなんか一年に一回こうしてみんなに会えるのをひじょーに楽しみにしていました!
     次はねぇ、みんな覚えてるかな?今、『リュウソウジャー』が頑張って戦ってるけど……」
 観客「おぉぉぉおおっ」
 NoBさん「その前に4週間だけ、放送していた作品があるんだよね。その歌をボクが歌ってました。
     次はその曲です! 『最強最高 SUPER STARS!』」

28:最高最強 SUPER STARS!/NoB
-MC-


続いては2019年に放送されたスーパー戦隊の交流戦である4週連続スペシャル「スーパー戦隊最強バトル!!」よりオープニング。
きらめく曲調とNoBさんの研ぎ澄まされた歌声はとてもパワフルでカッコよく、ライブでは一層高揚感抜群でした。

・NoBさんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「さすがNoBちゃん、最高ですよ。最高で最強でしたよ。
        それでは次は高取ヒデアキさんに登場していただきましょぉおおおう!!」
 観客「おぉおぉおおおおおおおおおおおおおおおぉおおお」
 ここで次のが曲のイントロが流れ出します。
 ショッカーさん「多くの命が生きる星、地球。1人の人間と4人のジューマンが出会い、ひとつの群れが生まれた。
        この地球を守るために! 『動物戦隊ッジュウオウジャァアアアアア!!』」

29:動物戦隊ジュウオウジャー/高取ヒデアキ with Z旗 ナレーション:ショッカーO野
30:レッツ! ジュウオウダンス/大西洋平 伊勢大貴 ショッカーO野
-MC-


ショッカーさんのナレーションと共にイントロが始まり「動物戦隊ジュウオウジャー」よりオープニング。
オープニング映像さながらに高取さんとZ旗ホーン隊の皆さんがステージ前方に一列にご登場。
伸びやかで広がりある歌声を披露される様子はいつ拝見していてもグッとくるものがあります。
続いてはヘッドセットマイクを装着した大西さんが登場され「動物戦隊ジュウオウジャー」よりエンディング。
躍動感あふれる曲調の中、大西さん独特のキレのイイ歌声で歌い踊られ、観客も共に踊る中、
後半には伊勢さんとショッカーさんがご登場。特に伊勢さんは本来の振り付けよりもかなり激しく踊られていました。

・大西さんと伊勢さんを見送られながらショッカーさんだけ残られ、すぐに次の曲のイントロが流れ出しました。
・ショッカーさん「ガブリンチョ! 恐竜、プラス人間。億千年の時を越え、地球を守るために今、史上最強のブレイブチームが誕生したァ! 
         っ聞ーぃいてっおっ・どっ・ろっ・けえええええぇぇっ! 『獣電戦隊キョウリュウジャー』!!」 

31:VAMOLA! キョウリュウジャー/鎌田章吾 ナレーション:ショッカーO野
-MC-


ショッカーさんのナレーションを受け、鎌田省吾さんがご登場。「獣電戦隊キョウリュウジャー」よりオープニング。
放送当時に着られていたジャケットを翻しながらブレイブな歌声でステージ上を動き回る鎌田さんと
曲が盛り上がるにつれ高らかになっていくブラスサウンドとが観客の高揚感を一層かきたてていました。

・鎌田さんお一人でトーク。
・鎌田さん「オレ、めちゃくちゃ出番待ってました」
 観客笑。
 鎌田さん「次は久し振りに歌なんですけど、一人じゃ歌えません! みんなのブレイブな声でタカさんって呼んで下さい!」
 観客「タカサァアアアアアアアアン」
 軽快なステップで高取さんがご登場。
 高取さん「おぉーっしこぉなったら、トークの時間はNew Jack拓郎さんにとられちゃったんで……」
 観客笑。
 高取さん「踊るぞォ! 『みんな・デ・カーニバル』」

32:みんな・デ・カーニバル/高取ヒデアキ 鎌田章吾
-MC-
33:みんな集まれ! キョウリュウジャー/高取ヒデアキ with Z旗 鎌田省吾 伊勢大貴 大西洋平 ショッカーO野
-MC-


続いては映画「獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ」よりエンディング。
序盤のトロピカルさを感じるお二人のロマンチックな歌声から、一気に楽い雰囲気になる様子はまさしくカーニバルで、
その楽しさもそのままに「獣電戦隊キョウリュウジャー」より獣電竜達を歌ったエンディングへ。
高取さんが途中で歌詞と踊りを忘れてしまうという珍しいハプニングもありながら、
後半では伊勢さん、大西さん、ショッカーさんも合流。みなさん一緒に踊られ、とても賑やかに締めくくられていました。

・高取さん、Z旗ホーン隊の皆さん、鎌田さん、伊勢さん、大西さんを見送ってショッカーさんお一人でトーク。
・ショッカーさん「平成はこれが楽しいんだよなぁ、踊っちゃうよぉ」
 観客拍手。
 ショッカーさん「恐竜だよなぁ、今の『リュウソウジャー』も恐竜だけど……恐竜と言えばねえ……」
 この時のショッカーさんのTシャツは「恐竜戦隊ジュウレンジャー」のティラノレンジャー・ゲキの
 海外版「Mighty Morphin Power Rangers」のRed RangerのTシャツ。
 ショッカーさん「ラストブロックまずは佐藤健太さんに登場していただきましょう!!!」
 観客「おぉぉおおおおおおおおおおおおおぉおおおおお」 
 ここで次のが曲のイントロが流れ出します。
 ショッカーさん「一億数千万年前の恐竜時代から、今甦った五人の戦士たち!『恐竜戦隊ッ ジュウレンジャー』」

34:恐竜戦隊ジュウレンジャー/佐藤健太 ナレーション:ショッカーO野
35:鳥人戦隊ジェットマン/影山ヒロノブ
36:天装戦隊ゴセイジャー/NoB
-MC-


ラストブロックは健太さんから。「恐竜」つながりで「恐竜戦隊ジュウレンジャー」よりオープニング。
健太さんのストレートでわくわくする歌声と神秘的で優しい曲調に毎回目頭が熱くなるのですが、
個人的にとても思い入れの強い作品なので、今回ショッカーさんのナレーションをされたので一層泣きそうになりました。
続いて影山さんがダッシュで登場され、「つのごうじ先生作曲」つながりで「鳥人戦隊ジェットマン」よりオープニング。
伸びやかで晴れやかな影山さんの歌声を受け、間奏でショッカーさんが登場されて鳥人戦隊の名乗りをご披露。
影山さんとショッカーさんという長年のムーヴメントを支えられている同い年コンビの待望の共演はたまらなく嬉しかったです。
さらにNoBさんのご登場で「翼」つながりで「天装戦隊ゴセイジャー」よりオープニング。
ドラマティックに歌われるNoBさんは圧巻の迫力で、二番終わりのシャウトでさらに観客を魅了されていました。
従来のマイクスタンドを用いてのステージではなく、ハンドマイクスタイルだったのも印象的でした。

・NoBさんと入れ替わりにショッカーさんがご登場され、いさおさんと堀江さんを呼びこまれてトーク。
・堀江さん「なんかあたし50周年なんですけど、隣に来年60周年の人がいるとちょっと霞みますね」
 観客笑。
 ショッカーさん「何言ってるんですか? アニキからの50周年のバトンをミッチとクッシーが受け取ってますからね」
 堀江さん「アニキひどいんですよ。自分の50周年が終わったら今度は『50周年"突破"』って言い出して」
 いさおさん「どれだけ周年をひっぱるんだよな、アイツ」
 観客笑。

37:ゴレンジャーストーム/ささきいさお 堀江美都子 

本編のラストを飾るのは「秘密戦隊ゴレンジャー」よりゴレンジャーの武器や兵器を歌った「ゴレンジャーストーム」。 
いさおさんと堀江さんの貫禄の歌声に、コーラスの皆さんと観客の全編にわたって繰り広げられるスキャット、
バンドとホーン隊の皆さんの演奏もいわずもがなで、照明も歌詞に合わせた色でステージと客席を照らすという
文字通りの会場一体となって一曲を完成させる光景は、まさに連帯感の喜びで本編のラストにぴったりでした。

-アンコール-
-MC-


拍手の中、いさおさんと堀江さんに続いてコーラス、バンド、Z旗ホーン隊の皆さんも順番に退場され、 
ステージ上が暗くなるとそれまでの拍手が手拍子変わり、観客からアンコールの声がおこりました。
・しばらくアンコールの声が続く中、合いの手を入れながらショッカーさんがご登場。 
・ショッカーさん「アンコールありがとうございまーす!! それでは出演者の皆さんをお呼びしたいと思います!!
         呼んでもらうのはもちろん皆さんですっ! いきますよっスーゥパーァ戦隊ぃィイイイ!!?」 
 観客「スピリィイイイイイイイイィイイイイイイイイツ!!」 
 ショッカーさん「おぉねがいしまぁあああす!!」 

・ショッカーさんに呼びこまれて出演者の皆さんが続々とご登場。
・皆さんがステージに揃った所でショッカーさんがバンド、Z旗ホーン隊、コーラスの皆さんを順番にご紹介。 
・紹介される順番は今回も前日と同じくコーラス、Z旗ホーン隊、バンドの皆さんの順番でした。
・常見さんが紹介されると毎回笑顔になっている影山さん。
・Z旗ホーン隊の皆さんが紹介されるとお父さんの様に両手を上げて喜ぶ高取さん。
・鍋島さんサイボーグ説。
・この間、出演者のみなさんはそれぞれ屈まれたり、座られたりしているのですが、
 堀江さんと高取さんの近くに可動式の照明が設置されており、
 お二人は長丁場をのりきった事をねぎらうように照明の頭をなでるようにされていました。

・ここで出演者の皆さんがお一人づつご挨拶。
・大西さんが挨拶時に、マイクを通さない大声で大西さんを激励される伊勢さん。
 大西さん「もー。となりでうるさいなー」
 観客笑。
・伊勢さん「いぇぇえええええええぃ!!」
 観客「いぇぇえええええええぃ!!」
 伊勢さん「いぇぇえええええええぃ!!」
 観客「いぇぇえええええええぃ!!」
 伊勢さん「今日は『オレを楽しませてれ』って言いましたけどほんとーにたのしかったです!!」
 ショッカーさん「今、イェーイって言った瞬間、こっちの方でピクってなってる人がいましたけど」
 観客笑。
 少し嬉しそうな表情の高取さん。
・JOEさん「サイキックラバーの令和元年の夏もこれで終わります」
 YOFFYさん「夏? 今終るの?」
 JOEさん「まー夏みたいな暑さじゃないっすかねー」
 観客笑。
・拓郎さん「本編で喋りすぎましたんで、一言だけ。ありがとうございました」
 観客笑。
・健太さん「ボク、20世紀では最年少なんですけど今日は若手も一緒で変に緊張しましたね。
     でもね、若手の楽屋がね、うるさかったんですよ。本気で発声練習とかしてるし」
 観客笑。
 健太さん「こっちも緊張してるから、思わず『ごめん少し静かにして』って言いに行っちゃいましたよ」
 恐縮する大西さん、鎌田さん。土下座している伊勢さん。
・嶋さん「ホントにうるさかったんですよ」
 観客笑。
 更に恐縮する大西さん、鎌田さん。大土下座している伊勢さん。
 嶋さん「(お隣のNoBさんに)まるで怪獣が吼えてるみたいでしたよねぇ?」
 NoBさん「すぐ慣れますよ」
 嶋さん「慣れちゃ困りますよ!」 
 観客笑。
 さすが若手の方々と共演する回数の多いNoBさん。重みのある一言でした。
・Saliaさん「今日は私が歌う前に最強の"牙吼"が二匹もいらっしゃったので、私で癒せたかどうか心配です」
 観客笑。
・山形さん「楽しかったっ、ユキオちゃんって呼んでね」
 観客「ユキオちゃぁあああああああん」
 山形さん「ありがっと!」
・堀江さん「ちょっと。Saliaおねえさん、最強の"牙吼"が二匹ってどゆこと?」
 観客笑。
 堀江さん「あたしはほら、清涼感あったでしょう? 最強はこちらの方だけ」
 笑顔の山形さん。
 堀江さん「こちらは最強、あたしは清涼感。年は一緒だけど、そこは一緒にせんといてー」
 Saliaさん「ハイ! あ、でもお二人とも最強でした」
・高取さん「めぁんなぁ楽しかったかぁあああ!?」
 観客「いぇええええええええぃ」
 高取さん「どこに帰るんだぁああい!?」
 観客「家ぇええええええええぃ」
・影山さん「もう今日は、高取の『家ぇぇえい』を聞きたかったんで、めっちゃ満足しました」
 観客笑。
・堀江さん「高取君もお兄さんになったんだなぁって思いましたね」
 高取さん「すみませんっ!! (一礼)」
 堀江さん「でもそれくらい今日は若手が多かったんですね。……うるさかったよぉ」
 観客笑。
 影山さん「ナハハハ。めぇっちゃ怒ってるー」
 ショッカーさん「女性の楽屋はかなり離れてたのに、聞こえるんだ」 
 恐縮するどころか動けなくなっている大西さん、鎌田さん、伊勢さん。
 大西さん「でも、基本はこの二人(鎌田さん、伊勢さん)です」 
 伊勢さん「裏切ったっ! めっちゃ声高くて通るのに!」
 鎌田さん「『♪手裏剣戦隊ぃいい』って発声練習してたのに!」
 観客笑。
 堀江さん「まぁ、好きにすればいいさ」
 観客笑。
・いさおさん「しかしお客さんもずっと立ちっぱなしだよね。二日間長い時間ありがとうございます」

・ここでショッカーさんからのアナウンスで、アンコール一曲の間のみ携帯電話、スマートフォンなどでの写真撮影がOKに。 
・注意事項として「本格的な望遠カメラでの撮影NG」「SNSで是非拡散」等がアナウンスされました。

38:秘密戦隊ゴレンジャー/ささきいさお 堀江美都子 影山ヒロノブ 嶋大輔 佐藤健太 New Jack拓郎 山形ユキオ Salia
            高取ヒデアキ YOFFY JOE NoB 鎌田章吾 伊勢大貴 大西洋平 ショッカーO野


「スーパー戦隊"魂"XII 2019 東京」二日目のラストを飾るのは「秘密戦隊ゴレンジャー」よりエンディング。 
毎回いさおさんを中心に大合唱になりますが、今回は堀江さんも大活躍。高取さんとコーラス部分を楽し気に歌われたり、
ステージの向かって左側に出向いて、若手の皆さんを従えて観客のコーラスを扇動されたりしていました。

・出演者の皆さんに拍手が贈られる中、ステージ前方にコーラス、バンド、Z旗ホーン隊の皆さんも合流され、
 今回もステージ前方に入り切らない大所帯でした。
・東京公演最終日という事で通常の三本締めでライブを締めくくることに。
 ショッカーさん「ゼーットっていうのはまた来年の春に、あの方がいる時にしましょうね」
 いさおさん「せっかくだから最後に『オウッ!』っていれるのはどうかな?」
 ショッカーさん「いいですね。斬新。そして珍しくナベちゃんがやる気です」
 握りこぶしを掲げる鍋嶋さん。

39:三本締めオウ

いさおさんのご提案で「パパパン パパパン パパパンパン」と手を打つのを三回繰り返した後、
最後に握りこぶしを掲げて「オウ」とされるという、新しい三本締めがステージと観客全体で行われました。

・拍手の中、改めてショッカーさんがお一組づつ紹介されながら出演のみなさんが順番に退場され
 最後にいさおさんと堀江さんがお二人揃って退場されてきました。

ショッカーさん「さぁ、みなさん、盛り上がってくれましたかぁあぁああああああああ!!」
観客「おおおおおおおおおおおおお!!」
ショッカーさん「それじゃあ皆さん、さよーならぁあーって言っちゃうとぉー。
        みんなの顔見えなくなっちゃうみたいでしょ?
        ぼくがあいずをしたらぁー。みんなは、おっ・おっ・きっ・なっ・こっ・えっ・でっ
       『んまぁあああたねぇぇええええええ』でお別れしたいと思います!」
観客拍手。
ショッカーさん「いいですか? っいぃーーきぃーーまぁーーーーすぅよーーぉ! せぇーーーーーのおっ!!」
観客「まぁあああーーーーたねーーーーーーーーー」
ショッカーさん「スゥゥゥウウパァアアアア 戦ン隊ィイイイいいッ!!?」
観客「スピりィイイイいいいいいいいいいいいいいィイイイいイッツ!!!」
ショッカーさん「SNSで拡散してね。ショッカーO野でしたっ!!」

観客の拍手の中、ショッカーさんが颯爽とした足取りで退場されていき、
「スーパー戦隊"魂"XIII 2019 東京」二日目および東京公演二日間は終演となりました。

二日目は作曲家つながりや和風つながりなどが織り交ぜられながら、
昭和の若手と平成の若手たちの交流戦の様なにぎやかしさを感じつつ、
パワフルな楽曲が多い中でダンスを取り入れた曲も多く披露されていった印象。
38曲という曲数が次々と披露され、その都度都度で盛り上がる様子はまさに疾風怒涛でした。


今回の「スーパー戦隊"魂"XIII 2019」東京公演二日間は
前回同様に20世紀、21世紀の垣根を無くし、更に出演者の歌われた年代の配分が細かくなった事で
様々な年代のスーパー戦隊シリーズの楽曲を堪能でき、一層バラエティ豊かに展開され、
これまで「スーパー戦隊"魂"」ではあまり交流の無かった方々のトークも聞く事が出来たのは嬉しかったです。

披露された楽曲以外でも特筆したいのは照明の演出。
歌詞に合わせたカラーになる事をはじめ、照明の方法やキャラクターのイメージカラー等でも
例年以上に作品に寄り添っていた様に感じられました。
更に今年はショッカーさんが司会以外でも八面六臂の活躍ぶり。
昨年左足のアキレス腱断裂による入院、手術の為行う事が出来なかった各戦隊の名乗りを披露されたのはもちろん、
これまで以上の作品数の戦隊の名乗りを披露されており、中には初披露と思われるものも多数。
加えて、各オーニングのナレーションも昨年以上に大幅に取り入れられていてとても嬉しかったです。

来年2020年は座長であるささきいさおさんのデビュー60周年であるとともに
スーパー戦隊シリーズ45周年で計45戦隊となる為、今後の展開に期待がさらに高まる思いでした。


補足

・今年デビュー50周年を迎えられた堀江さんに、観客一体でミッチコール、カワイイコール。
 堀江さん「……なんか申し訳ないっ!」
 ショッカーさん「何がですかっ?」 

・客席から投げかけられる言葉に「なに? 後で紙に書いて送って」と拓郎さん。

・この日から約一か月後に行われた「高速戦隊ターボレンジャー」の30周年イベント「青春の同窓会」のお話。
 健太さん「やるつもりなかったんですよ。でも『ライブマン』の30周年イベントをやった嶋さんに恫喝されて……」
 観客笑。
 健太さん「まぁ冗談ですけど。でもイベントに向けて色んな人と連絡とってると、30周年の重みと感謝を感じますね」

・今回、高取さんは全ての曲でご自身が歌われた当時のご衣裳を着用されていました。

・例年、大西さんは「レッツ! ジュウオウダンス」の間奏では手拍子をしていたのですが、
 影山さんが「いま、風の中で」で手を左右に振っていた様子を見てやりたくなったとの事で、
 今回は間奏部分では観客と一緒に手を左右に振っていました。
 
・いつか堀江さんも「レッツ! ジュウオウダンス」の歌部分に一緒に歌われないかしら。

・高取さん「『みんな・デ・カーニバル』は久し振りに歌ったなぁ。『超英雄祭』以来じゃない?」 
 鎌田さん「そうっスよ。しかもあの時はフルコーラスじゃなかったから、フルで歌ったのは今日初めてですよ」

・スーパー戦隊シリーズも来年で45周年。
 堀江さん「それなのに元祖の我々がずっと歌ってていいんでしょうかね?」
 ショッカーさん「いいんですよ!! 何をおっしゃいますか!?」
 いさおさん「しかしまぁ、長い間、歌ってるよねぇ」
 ショッカーさん「いさおさんもしみじみしちゃダメ!」
 観客笑。

・大西さん「今日はスーパー戦隊なんですけど、多分、今年コレやるの最後かもしれないんでアレやっていいですか?」
 観客「おぉぉおっ」
 大西さん「かぁっめぇぇえええええんらいだぁあぁあああああああ! ッジィッォォウッ」 
 観客「ぉおぉおぉぉぉぉおおぉおおおぉぉお!!」 
 ご自身が担当されている「仮面ライダージオウ」の変身ベルト・ジクウドライバー/ライドウォッチの音声をご披露されました。

・YOFFYさんのスカーフを借りていた鎌田さん。
 鎌田さん「これを着けていたのでYOFFYさんと合体できました」
 YOFFYさん「返せ!」 
 観客笑。

・影山さん「今日はショッカーに"昭和の若手"という新しい名前をもらったんで、これからもそれで頑張ります!」

・アンコールも終わりお一人づつ退場される際、
 YOFFYさん「どこに帰るんだぁああい!?」
 観客「家ぇええええええええぃ」
 JOEさん「とるんじゃないよー」
 観客笑。

・「家ーイ」が泥棒された高取さんは「わっしょい」で退場されて行きました。 

・いさおさん「この二日間、こんなに才能あふれる、清涼感あふれる方々と一緒のステージに立てるのは嬉しいですね」

bottom of page