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YOKOTA-CON
Live Music from Zetki Band & Rica Matsumoto
19.10.19 在日米軍横田基地 Taiyo Community Center

出演/松本梨香 高取ヒデアキ Z旗

司会/女性の方 (名前わからず。申し訳ありません) 

演奏/Z旗(Vo.TAKA G&Co.Nobu G.Kawase Ba&Co.Toshi Dr.生田目勇司 Key.Kagoshima
         Tr.KENITO Tr.Akuzawa Sax.Chouemon Tb.Ozaki)
 
 

東京福生市にある在日米軍横田基地で開催された「YOKOTA-CON」。
アメリカで開催されているコミック、アニメ、映画等の大規模なコンベンション「コミコン(ComicCon)」の
横田基地版を目指して今回初めて開催されました。

日本にあるとはいえ横田基地内はアメリカという扱いであり、軍の基地でもあり、
イベント自体も住む方々向けなので、基本的に一般の方は入る事が出来ないのですが、
今回、幸いにもご縁あって見学する事が出来ました。

「YOKOTA-CON」は大きなホールの中に複数のブースが設けられていたのですが、
今回はその中でステージイベントとして松本梨香さんとZ旗の皆さんのライブステージのレポートです。

松本さんといえば声優としてアニメ「ポケットモンスター」シリーズのサトシ役を代表格に
数多くのキャラクターを演じ、海外映画やドラマの吹替えも担当されているほか、
歌手としてもアニメ「ポケットモンスター」シリーズの主題歌や特撮「仮面ライダー龍騎」のオープニングなどをご担当。
日本はもちろん、世界各地のステージに立たれています。
今回はそんな松本さんが「YOKOTA-CON」のステージに立たれるという事を知り興味を惹かれたのですが、
さらに続報でバックバンドに高取ヒデアキさん率いる"Hard Boiled Brass Rock"Z旗の皆さんが務める事を知り、
松本さんのソロステージのバックバンドがZ旗の皆さんなのか、それとも松本さんとZ旗の二組のステージなのか
俄然、興味津々で物見遊山感覚でございました。

会場は横田基地内の住人を対象に様々な催しものが開催されているTaiyo Community Center。
SF的な装飾がされたトンネルを抜けて会場に入ると日本のイラストレーターの方々がライブドローイング中。
他にもVRゲームが実際にプレイできるブースや、アメコミの作家さんが実際にイラストを描かれていたり、
3Dプリンタで作った造形物の展示や基地内の子供達を対象としたアートのコンテスト等々見所が沢山。

ライブステージはホール内のステージで行われ、ステージ上にはZ旗の皆さんの楽器が設置済み。
ステージの前には客席が設けられ、観客は立ち見以外にも座って見る事も出来ました。
観客は基地内に住むアメリカ人の方々が主で、老若男女が思い思いのコスプレをしている方が多くいました。

-MC-

イベントの開始時間が開演時間という事もあり、椅子に座る観客はまばらではありましたが、
開演時間が近づくとZ旗演奏陣の皆さんがそれぞれのブースにスタンバイ。
するとアニメ「美少女戦士セーラームーンS」に登場するセーラーネプチューンのコスプレをした外国の女性の方が
司会としてご登場。英語で何がしかを案内された後、いよいよ開演です。

01:ハリケンジャー参上!/高取ヒデアキ
-MC-
02:Alive A life/松本梨香
-MC-


一曲目は高取さんがシュシュっと登場され、特撮「忍風戦隊ハリケンジャー」よりオープニングからスタート。
高取さんの爽やかな歌声と豪快なブラスサウンドで幕を開けた後は、高取さんと入れ替わりで松本さんがご登場。
アメリカでは「仮面ライダードラゴンナイト」としてリメイクされている特撮「仮面ライダー龍騎」オープニング。
パワフルな歌声で観客を盛り上げられていた松本さんですが、最後に歌詞を間違えてしまうライブならではの一幕も。

・高取さんも合流され、お二人でトーク。
・ステージから見えるコスプレをしている観客達に感心するお二人。
・松本さん「盛り上がっていこうぜぇえええ!」
 高取さん「今日、日本語で大丈夫なんだよね?」
 松本さん「たぶん」 

03:動物戦隊ジュウオウジャー/高取ヒデアキ
-MC-
04:スナイパー/Z旗
-MC-


ここからはそれぞれのソロ―コーナー。まずは高取さんによる特撮「動物戦隊ジュウオウジャー」よりオープニング。
優しく広がりを感じる高取さんの歌声を堪能した後は、高取さんの「撃ち抜けよスナイパー」の一声から
Z旗の皆さんのオリジナル曲でアルバム「Z旗(ZETKI)」より「スナイパー」。まさか今回聞く事が出来るとは。
間奏になると高取さんはステージからとび降り、観客達と触れ合う場面も見られました。

・高取さんと入れ替わりで松本さんがご登場。
・ここで次に歌われる「生きてこそ」のサビ部分の手話を松本さん自らレクチャー。
 小さい子供さんにもわかるようにとても丁寧に教えられていました。

05:生きてこそ/松本梨香
-MC-
06:顔晴れワッショイ!/松本梨香
-MC-


ご自身のアルバム「まんまる」でカバーされているアニメ「甲虫王者ムシキング 森の民の伝説」のオープニング。 
松本さんがとても大切に歌い継いでいらっしゃる曲だけに、思いを込めて歌われているのが感じられ、
事前に練習した振り付けはZ旗のホーン隊の皆さんや観客も一緒に行われていました。
続いてはがらりと雰囲気が変わって松本さんのオリジナルリズム歌謡曲「顔晴れワッショイ!」。
サビ部分がとても覚えやすい曲なので、曲が進むにつれ一緒になって歌っている観客のお子様もちらほら。

・高取さんも合流されお二人でトーク。
・アメリカでは「忍風戦隊ハリケンジャー」は「パワーレンジャー・ニンジャストーム」として、
 「侍戦隊シンケンジャー」は「パワーレンジャー・サムライ/スーパーサムライ」としてリメイク。
・高取さん「そいじゃあ、オレ達もわっしょいしたいと思います。ぅわっしょぉい!」
 観客「WASHOI!」
 高取さん「ぅわっしょぉい!」
 観客「WASHOI!」
 高取さん「ぅわっしょぉい!」
 観客「WASHOI!」
 高取さん「ぅわっしょぉい!」
 観客「WASHOI!」
 高取さん「四六時夢中 シュィンケェィンジィャアアアア」
 
07:四六時夢中 シンケンジャー/高取ヒデアキ
-MC-


松本さんのワッショイに続いては高取さんの方のわっしょい。特撮「侍戦隊シンケンジャー」よりエンディング。
お祭り騒ぎが楽しい本曲では、途中で高取さん、Nobuさん、Chouemonさんがステージを降りて観客と触れ合い。
ラストに曲を締める場面では高取さんが観客から映画「STAR WARS」シリーズの武器ライトセーバーを借り、
Z旗演奏陣の皆さんを次々と斬り倒す圧巻の九人斬り。意気揚々とポーズを決める高取さんでしたが、
背後から息を吹き返した九人に不意を突かれて斬られてしまうという見事な結びとなりました。

・舞台袖で高取さんの九人斬り&九人から斬られを見ていた松本さん。
・松本さん「混ざりたかったなぁって思って見てました」 
・イベントの開始時間が開演時間だったので、次はもうちょっと深い時間でやりたい。
・ラストはやっぱり「ポケットモンスター」の曲で締めたい。
・高取さん「ちょっとサトシやってみてよ」
 松本さん「わかった。みんなーサトシやるよー! (会場全体に聞こえる感じで)」
 観客「whoooooooooooo!」
 松本さん「ポケモンッ、ゲットだぜぇえっ!」
 観客「yeaaaaaaaaaaaaaaaah!」
・「Pokemon」を知らない観客に驚く松本さん。

08:ポケモンメドレー
~めざせポケモンマスター'98 (1番のサビまで) 
~ライバル (TVサイズ)
~タイプ:ワイルド (TVサイズ)
~めざせポケモンマスター -20th Anniversary- (最後のサビから)/松本梨香 高取ヒデアキ


ラストは観客との「ポケモン」「ゲットだぜ!」の掛け合いからお二人によるポケモンメドレー。
まずはアニメ「ポケットモンスター」の初代オープニングを
劇場版「ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」オープニングの為に再録された「'98」版から。
「あの娘のスカートの中」では女子の効果音に合わせて高取さんが頬を両手に沿えて恥じらったり。
アニメ「ポケットモンスター」二代目オープニング「ライバル」ではポケモン達の啼き声に重なる様に
松本さんがピカチュウボイスを担当されるという珍しい場面が。
アニメ「ポケットモンスター」五代目エンディングの人気曲「タイプ:ワイルド」では
サビをお二人の力強いデュエットで堪能することが出来とても嬉しく。
ラストは20周年を記念して「めざせポケモンマスター」を再録したアニメ「ポケットモンスター サン&ムーン」と
映画「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」オープニングのしっとりとした箇所、
いわゆるCメロへとつながり、最後はお二人がステージを左右に移動されながらサビをパワフルに歌われていました。

拍手の中、高取さんがZ旗皆さん、松本さんをご紹介され、変わって松本さんが高取さんをご紹介。
司会の方が登場されてお二組が退場されていき、これからの演目のアナウンスをされている感じで
「YOKOTA-CON」の「Live Music from Zetki Band & Rica Matsumoto」は終演となりました。

横田基地内に住む方々向けのイベントという事で、どういった感じになるのかと思いましたが、
アメリカでも評判の「ポケットモンスター」「仮面ライダー」「スーパー戦隊」といったシリーズを中心に
そして日本でのライブと変わらないパワフルさと盛り上げ上手ぶりでとても楽しく、
更にそれぞれのオリジナル曲も聞く事が出来たのは嬉しうございました。
松本さんと高取さんがZ旗の皆さんを従えてのライブは年に一度あるかないかですが、
今回は更にこれまでに無い場所でのライブだった事もあり、短い時間ながら充足感たっぷりでした。


補足

・ライブまでは新旧織り交ぜたアニメソングがBGMとして流されていました。

・お二組とも横田基地でのライブという事でとても楽しみにされていたとか。

・イベントの開始時間が開演時間という事もあり、観客は若干少な目でしたが、
 ライブが進むにつれ徐々に来場者も増えていっていました。

・高取さん「お、だんだん人が増えてきたねー。盛り上がってるかーい!?」
 観客「yeaaaaaaaah!」
 高取さん「盛り上がってるかーい!?」
 観客「yeaaaaaaaah!」
 高取さん「盛り上がってるかーい!?」
 観客「yeaaaaaaaah!」
 高取さん「あ、ところで、どぉっから来たんだぁあああい?」
 観客「yeh! (家)」
 高取さん「そう! 家ね」

・松本さん「今日は客席も明るいですからね。こっちからも丸見えですよ」

・松本さん「『顔晴れ』は英語でなんて言う? face fine? 何だろ? わかんない。でもそんな感じ」

・「四六時夢中」でステージを降り、そのまま会場の奥まで進みなかなか帰られなかったChouemonさん。

・ライトセーバーが意外に重くて驚いた高取さん。

・お二組ともステージ終了後は別のブースで「MEET &GREETS」グリーティングも行われ、
 観客とお話やサイン、記念撮影などをされていました。

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