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voyager CREWファンミーティング~10周年の夏、ボイジャーの夏~
19.8.25 目黒THE LIVE STATION

出演/ボイジャー(TAKERU 瀬下千晶) 山口智広 鹿間水月 永田舞

演奏/カラオケ



ボイジャー/voyager。
特撮「ウルトラマン」シリーズをはじめとした円谷プロ作品関連の楽曲を担当するユニットとして
2009年に山口智広さん、鹿間水月さん、永田舞さん、千秋夕さんの四人でスタート。
テレビで「ウルトラマン」シリーズの新作の放送がされていない中、シリーズを歌で支えるべく、
毎年夏に行われている「ウルトラマンフェスティバル」(通称:ウルフェス)や、
年末年始に行われている「お正月だよ!ウルトラマン全員集合!!」、「ウルトラヒーローズEXPO」をはじめとして
日本全国各地の「ウルトラマン」関係の様々なステージに立たれていました。
2011年に鹿間さん、永田さんが卒業され、南翔太さん、TAKERUさん、瀬下千晶さんが加入。
更に2013年に千秋さん、山口さんが卒業され、南さんがSpecial Crewという位置づけになり
2019年現在はTAKERUさんと千晶さんの二人体制で活動されています。
そのボイジャーがこの年に結成10周年を迎えました。おめでとうございます。

10周年を記念して2019年の春にファンクラブ「voyager CREW」解散に伴う会員限定のフリーイベント
「10周年だよ! ボイジャーCREW全員集合!!」が開催され、今回は10周年ライブの第二弾として
「voyager CREWファンミーティング~10周年の夏、ボイジャーの夏~」が開催されました。

今回はTAKERUさんと千晶さんの現メンバーに加え、結成当時のオリジナルメンバーである
山口さんと鹿間さんがご出演。さらにライブの数日前には永田さんのご出演も決定し、
オリジナルメンバーの3/4が揃う事に。オリジナルメンバーの方々を交えた歌はもちろん、
トークも伺えるという事で楽しみにしていました。

会場はこれまで幅広いジャンルのライブがプロアマ問わず開催されていたり、
ボイジャー加入前からTAKERUさんがバンドTAKERU SOLDIERSでライブをされていた場所である
ライブハウス目黒THE LIVE STATION。
ビルの地下にある会場に入場するとステージ壁面にはスクリーンが張られており、
開演までの間は「voyager CREW」ファンクラブ会報DVDが上映されていました。
客席は前方は自由の椅子席、後方はスタンディングで客層は親子連れや大人など年代も幅広く。

入場時には企画として、観客の有志が提示された楽曲の中から好きな曲の好きなパートを選び、 
お二人のどちらかとデュエットする事ができる「なりきりボイジャー」のエントリー受付と
出演者の皆さんに対しての質問を記入する用紙が配布されていました。

開演の5分ほど前になると会報DVDの上映が終わり、しばらくすると会場が暗くなり、
観客の拍手の中、スクリーンに10から数字がカウントダウンしていく映像が映し出され、
いよいよ「voyager CREWファンミーティング~10周年の夏、ボイジャーの夏~」開演です。

01:ウルトラマンX
02:Over The Horizon
03:GO AHEAD~すすめ! ウルトラマンゼロ~ (ボイジャーver.)
-MC-


TAKERUさんと千晶さんが元気よく登場され、特撮「新ウルトラマン列伝/ウルトラマンX」よりオープニング。
現体制のボイジャーの代表曲ともいえるこの曲は、ライブではお二人のパワフルな歌声と盛り上げ振りが見所。
間奏での両手をクロスさせる「Xポーズ」の扇動ぶりと観客との一体感は楽しいの一言。
春に行われた「10周年だよ! ボイジャーCREW全員集合!!」のラストに本曲が歌われたので、
10周年イベントが本曲でリレー形式で繋がったようにスタートとなりました。
続いてはお二人がタオルを手にして「ウルトラマンフェスティバル 2014」より「Over The Horizon」。
序盤から「タオルじゃなくてもいいから回してみよう!」というお二人の言葉を受け、観客も色々なものを回し、
間奏で「それじゃこの夏食べたバーベキューを消費できないわよッ!!」というTAKERUさんの言葉を受け、更に回していました。
次いで歌われたのは特撮「ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE」より水木一郎さんと歌われたオープニングのお二人版。 
「アニキに届くかなっ。アナタの力をお借りします」と話されながらいぶし銀の魅力を歌われていましたが、
水木さんパートではTAKERUさんが水木さんの様な雰囲気で歌ってパフォーマンスをされ、
千晶さんがツッコんで観客を和ませていました。

・「GO AHEAD」の最後のキメをひとりじめした千晶さん。TAKERUさんから「アネキ」と呼ばれる。
・TAKERUさん「暑い。空調意味ないよー」
 千晶さん「酸素足りてます? 足りてない? 深呼吸ー。すってーはいてー」
 TAKERUさん「千晶ちゃんひとりだけだよねやってるの」
 観客笑。 
・TAKERUさん「地上がこんなに盛り上がってるとさ、地下の彼も出てきたいんじゃない?」
 千晶さん「ここも若干地下だけど、もっと地下にいる彼をみんなで呼んでみようか?」
 TAKERUさん「それじゃあみんなの『ビクトリー』っていう声で歌をはじめましょう。せーのっ!」
 観客「ビクトリィイイイイイイイイイイ」 

04:ウルトラマンビクトリーの歌2015
05:Unite~君とつながるために~
-MC-


特撮「新ウルトラマン列伝/ウルトラファイトビクトリー」より「ウルトラマンビクトリーの歌2015」。
前奏で「みんなのその声がブラジルの裏側にも届いたよー!」という千晶さんの言葉を受けて
不思議な顔をされながら歌っていたTAKERUさんですが、間奏で「ブラジルの裏側ってココだよ!」と指摘。
言い返そうとした千晶さんでしたが間奏が終わってしまい、TAKERUさんが強制的に歌へと戻され、
千晶さんは合間を縫って「最後まで言わせて!」「そんな君が好きだ!」と話され観客の笑いを誘っていました。
TAKERUさんが「ユナイトのお時間です」と話され、続いては特撮「新ウルトラマン列伝/ウルトラマンX」よりエンディング。
千晶さんがメインで歌われる優しいメッセージが込められた本曲は、サビで振り付けがあり、ライブならではの一体感が味わえます。

・特撮「新ウルトラマン列伝/ウルトラマンX」のウルトラマンエックス/大空大地役高橋健介さんのお話。
・お花を贈るのも何なのでと、出演者、スタッフ、ライブハウスのスタッフ全員にお弁当を差し入れられたとか。
・千晶さん「ホントに彼は生まれる前からヒーローなんでしょうね」
 TAKERUさん「今までいました? お黒部さん(特撮『ウルトラマン』ウルトラマン/ハヤタ・シン役の黒部進さん)からはじまり……」
 千晶さん「お黒部さんっ。"お"つけちゃったよ」
 観客笑。
 TAKERUさん「レジェンドだからね。お黒部さんからはじまり歴代のヒーローの中でお弁当を差し入れてくれる方、
      しかも、宅配してもらうんじゃなくて、自分で届けに来てくれましたからね」
 千晶さん「おっきめのタクシーで来てくれたんですよ。両手にお弁当持って」
 観客「おぉぉおおおおおぉお」
 TAKERUさん「なんていい人なんでしょうって思うでしょ? でも彼、タクシーに携帯を忘れちゃって、
       ケースに『X』って描かれてる携帯を乗せたタクシーを追いかけながら『エェックスゥウー!!』って」
 観客笑。
 TAKERUさん「変身する時のあの掛け声をまさかここで聞けるとは思いませんでしたよ」
 千晶さん「しかも目黒の路上で。でも安心してください。携帯は無事に戻ってきましたから」
・TAKERUさん「いろんなウルトラヒーロー達に会ってきたけど、ウルトラマンが大好きなヒーローもいたよね(※)」
 千晶さん「いるね。もう自らがウルトラマンなのにね。彼のウルトラ愛は止まらないもんね」
 TAKERUさん「彼は丁度ボイジャーと一緒の2009年のあの映画からウルトラマンに関わってたんだよね」
※特撮「ウルトラマンジード」のウルトラマンジード/朝倉リク役を演じられた俳優の濱田龍臣さん。
自他共に認めるウルトラマンファン、ヒーローファンであり、ご自身が朝倉リクを演じられる前、
2009年の映画「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」にナオ役でご出演されていました。

06:GEEDの証
07:キラメク未来~夢の銀河へ~
08:Shine your ORB


特撮「ウルトラマンジード」より、ウルトラマンジード/朝倉リク役の濱田龍臣さんと歌われたオープニング。
序盤の瑞々しさから後半のダイナミックな歌いぶりは、ライブで味わうととても迫力を感じます。
間奏ではお二人が両手を広げ飛ぶ様にステージを動き回り「飛んでる!」「間奏で一度これやってみたかった」と千晶さん。
続いては「新ウルトラマン列伝/ウルトラマンギンガS」より「キラメク未来~夢の銀河へ~」へ。
ロック調の疾走感と小気味の良いお二人の歌声を聞きつつ、間奏では客席を左右半分に分け手拍子対決をされる場面も。
熱をもった盛り上がりからがらりと雰囲気が変わり、特撮「ウルトラマンオーブ」よりエンディング。
お二人の優しく暖かい歌声は曲の盛り上がりに連れ伸びやかになっていき、穏やかに会場を包み込んでいました。


●なりきりボイジャー

09:GEEDの証 (1C)
-MC-
10:キボウノカケラ (2C)
-MC-
11:GEEDの証 (1C)
-MC-
12:ウルトラマンビクトリーの歌2015 (1C)
-MC-
13:ウルトラマンビクトリーの歌2015 (1C)
-MC-
14:Unite~君とつながるために~ (1C)/ボイ山くん
-MC-
15:Unite~君とつながるために~ (1C)
-MC-
16:Unite~君とつながるために~ (1C)


ここからはお二人のどちらかとデュエットする事ができる「なりきりボイジャー」のコーナー。 
TAKERUさんと千晶さんがそれぞれエントリー用紙をランダムで引き当てる形式で進行。
ドラムロールは口で、歌詞はTAKERUさんがワープロ打ちのA3用紙という手作りぶりが素敵。

後半には「ボイ山くん」というエントリー名で初代メンバーの山口さんがご登場。
後方スタンディングの観客の中から登場され、最初は「ボイ山くん」として緊張されているていでしたが、
是非歌いたかったという「Unite」を千晶さんとご披露されると、さすがの堂々たる歌いぶりで、
TAKERUさんが「このままだとすぐ山口君と換えさせられるから、ちゃんと歌わないで」と言う程。
「ボイ山くん」退場後も「なりきりボイジャー」コーナーは続き、子供から大人まで観客が登場し、
思い思いになりきっていました。「GEED」「ビクトリー」「Unite」が人気でした。


●おしえて! なぜなぜボイジャー

ここからは山口さん、鹿間さん、永田さんの初代ボイジャーメンバーもご登場され、
続いては観客から事前に募った質問に答える「おしえて! なぜなぜボイジャー」のコーナー。
TAKERUさん、千晶さんが加入される前に出演されたイベントの話や、思い出深い楽曲のお話、
それぞれのパーソナルなお話などをされ、中盤になると、今回来ることが出来なかった
初代メンバーでありリーダーだった千秋夕さんがテレビ電話で合流されるサプライズ。
背面のスクリーンに千秋さんの姿が映し出され、間接的ながら初代メンバーが全員揃い、
歌への思いや初代の皆さんから当世のお二人への思いなどを終始和やかな雰囲気でお話されました。

・TAKERUさん「せっかく初代ボイジャーのみんなが来てくれたのに、お話だけってことはないよね」
 山口さん「え? 面白い事やらなきゃいけないの?」
 観客笑。
 TAKERUさん「いやいやいや。やっぱり今日はライブだから。三人だけのステージも見たいよね!?」
 観客拍手。

17:ウルトラマンメビウス/山口智広 鹿間水月 永田舞
-MC-


TAKERUさん、千晶さんが退場され、ここからは初代ボイジャーのお三方のみのコーナー。
まず歌われたのは特撮「ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース」より「ウルトラマンメビウス」。
Project DMMの皆さんが歌われた特撮「ウルトラマンメビウス」のオープニングのカバーで、
ボイジャーオリジナルのフレッシュなアレンジと歌声の中、お三方が当時の振り付けをそのまま披露され、
山口さんの扇動で観客も一緒になって振り付けを行う様子は感慨深いものがございました。

・「ウルトラマンメビウス」はボイジャーとして最初にレコーディングした曲だとか。
・レコーディングの思い出。当日に歌詞が決まる事もしばしば。
・鹿間さんは当時現役高校生の17歳。ボイジャーのメンバーとして最後に加入が決まったとか。
・「ウルフェス」出演と同時進行でレコーディングしていたので山口さんは喉を壊してしまったとか。
・「Power of voice」ならぬ「Power of medicine」。

18:新しい光/山口智広 鹿間水月 永田舞
-MC-


続いては特撮「ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ」より「新しい光」。
今回は序盤では鹿間さんと永田さんがメインを歌い、山口さんが合流するパート分けでポジティブに晴れやかに。
ライブでは山口さんの歌に合わせ、鹿間さんと永田さんの扇動で手拍子をしたり、手を左右に振ったり、
カウントダウンをしたりと、観客との触れ合いがふんだんに盛り込まれていて楽しい一体感でした

・山口さん「僕達はしっかりとウルトラマンの歌を届けようっていう感じだったんだけど、
     今のTAKERU君、千晶ちゃんが加入して……どっちかていうと面白い感じになっていきました」
 観客笑。
 山口さん「でもそんな二人の明るさにホントに救われたんだよね」
 永田さん「二人ともすっごく暖かいんだよね」
・初めて会った時に山口さんに連絡先を聞かれ、すぐに拒否したという鹿間さん。
 山口さん「普通、これから一緒にやってこうってなったら連絡先交換するでしょ?」
 鹿間さん「まだ高校生でしたから、それまで男の人と連絡先交換するって、そんなになかったんですよ。
     で、山口君ってイケメンでしょ? イケメンにいきなりそんな事言われたんでビックリしたんですよ」
・永田さんと鹿間さんはボイジャー以前から共通のアーティストさんのファンとしてお知り合いだっとか。
 永田さん「アーティストさんの握手会で並んでる前後が水月ちゃんだったんですよ。
     そこで話してるうちに同じように歌を志してるっていう話から仲良くなって連絡先を交換して。
     それで別々にオーディションを受け、受かったメンバーの中に知ってる名前があったっていうね」
 山口さん「なんで趣味の関係では連絡先交換して、これから仕事しようっていう僕とはしてくれなかったの?」 
 観客笑。 

19:ガールフレンドボーイフレンド/山口智広 鹿間水月 永田舞
-MC-


かつて「ウルフェス」で歌われていたという、未CD化のボイジャーオリジナル曲「ガールフレンドボーイフレンド」。
軽快な曲調で、息子や娘の目線で父母へ向けて想いを綴られた歌詞もあいまってとても可愛らしく、
息子目線で歌われた一番は山口さん、娘目線で歌われた二番は鹿間さんと永田さんがメインで歌唱。
間奏では「みんなお父さんお母さんに感謝してますか?」と山口さんが観客に問いかける場面も。

・小型カメラを手にTAKERUさんと千晶さんが合流。
・ボイジャーにとって大きな存在であるウルトラマンゼロの話。
・山口さんとウルトラマンゼロの話。
・当初ウルトラマンゼロへの応援歌として勝手に作られた「新しい光」。
・TAKERUさん「せっかく五人が揃ってるから、初代の頃も、僕達が入った頃も歌っていた曲を歌いたいと思うんです。
      今はアニキ、水木一郎さんの力をお借りして一緒に歌ってるんですけど、今日はその元になった曲を
      山口君、水月ちゃん、舞ちゃんの力をお借りして……」
 山口さん「山口の力、お貸しします! ……あ、スベった」
 観客笑。
・山口さんを中心にV時にフォーメーションを組むも点呼が揃わない。

20:すすめ! ウルトラマンゼロ/山口智広 鹿間水月 永田舞 TAKERU 瀬下千晶
-MC-


初代ボイジャーの皆さんに当世のお二人が合流して歌われたのは、
映画「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」より「すすめ! ウルトラマンゼロ」。
大好きな曲ながら生で聞ける機会に恵まれず、今回是非とも聞きたかった曲でしたのでとても嬉しかったです。
ゼロの奔放さを思わせる口笛と啼きの入った曲調に、山口さんを中心に五人の厚みのある歌声が独特の高揚感。
「向かい合う時が来た」では山口さんとTAKERUさんがじゃれあうように向かい合って歌われたり、
間奏では山口さんから当世のお二人へ向けての感謝の言葉とエールが送られる場面もありました。

21:たいせつなたからもの
22:フュージョンライズ!
23:ウルトラマンギンガの歌2015
-MC-


山口さん、鹿間さん、永田さんを見送り、更にTAKERUさんも退場され、千晶さんお一人で歌われたのは、
「ウルトラマンフェスティバル2019」ライブステージ第1部「受け継がれる光 僕らの未来」より「たいせつなたからもの」。
若干歌詞に苦戦されている様子でしたが、千晶さん独特の強く優しい歌声で観客を魅了された後は、
TAKERUさんを呼びこまれ、お二人で歌われたのは「ウルトラマンフェスティバル2017」ライブステージで使用され、
特撮「ウルトラマンジード」でも流れた「フュージョンライズ!」。激しいお二人の歌とパフォーマンスを味わった後は、
特撮「新ウルトラマン列伝/ウルトラマンギンガS」より「ウルトラマンギンガの歌2015」。
様々な思いが込められていると感じられる歌詞と、まさに銀河を思わせる独特のメロディにぐっとくるのですが、
更に今回は「新ウルトラマン列伝/ウルトラマンギンガS」にお二人が出演された際に踊られていたダンスも披露されていました。

・TAKERUさん「もうダメよ。踊っちゃったらもうダメ」
 千晶さん「ホントは踊るつもりなかったのに、パッと眼が合ってね。やるもんね」
 TAKERUさん「だってオリジナルメンバーがあんなに盛り上げてくれたんだからさ。踊らないと」
 千晶さん「それを一瞬、パって眼が合って『やろう』っていうね」
 TAKERUさん「だからもうダメよ。もう何も出来ない」
 観客笑。 
・「たいせつなたからもの」の歌詞を間違えてしまったのが悔しいご様子の千晶さん。
 千晶さん「大好きな曲なのに。申し訳ないです」
 TAKERUさん「そんなことないよ。良い曲何だから『ウルフェス』以外でも積極的に歌って欲しいですよね?」
 観客拍手。
 千晶さん「わぁああありがとうございますー」 
 TAKERUさん「そしたらボクが一曲休めるっていうね」
 観客笑。
 TAKERUさん「ウソ、ウソ、全力でやりますよ!!」
・噛むか、話すか、眼に汗をかくを全部一緒にやろうとして失敗する千晶さん。
・TAKERUさん「皆さんここからはラストまでノンブポップでいきますよ!」
 千晶さん「え? なんて? さっきさんざんわたしに言っておきながら、なんて?」
 TAKERUさん「ノンスポップでいきますよ!!」 
 観客笑。

24:オーブの祈り (ボイジャーver.)
25:フュージョンファイト!
26:キボウノカケラ


ラストブロックは特撮「ウルトラマンオーブ」より、水木さんと歌われたオープニングをボイジャーのお二人版から。
ウルトラマンオーブ/クレナイ ガイさんよろしく「皆さんの力お借りします!」とTAKERUさんが観客の拳を扇動し
スピーディーながらも貫禄を感じるステージを披露された後は、トレーディングカードアーケードゲームの
データカードダス「ウルトラマン フュージョンファイト!」のテーマソング「フュージョンファイト!」へ。
お二人はそれぞれのはつらつとした歌声を披露されつつ、再びタオルを取り出し、観客と共に回して楽しまれておりました。
盛り上がりの余韻の中、照明がオレンジ色一色になり、本編のラストは特撮「ウルトラマンジード」よりエンディング。
二番では歌詞に合わせてミラーボールが回り、星空を作りだす中、お二人が暖かさとせつなさ入り混じりつつ前向きに歌われ、
これまでの10年とこれからと歌われているようにも感じつつ、観客と共に手を左右に振る光景はラストにぴったりでした。

-アンコール-
-MC-


TAKERUさん、千晶さんが退場されるとそれまで続いていた拍手が手拍子へ、更に手拍子がアンコールへ。
観客のアンコールの中、スタッフさんがステージ後方にキーボードと椅子を用意されていました。
準備が整うとTAKERUさん、千晶さんが再びご登場されました。

・TAKERUさん「夢に見た10周年のライブ。僕達が入ってからはまだ8年目なんですけど、
      それまでボイジャーを応援してくれていた方も、今、応援してくれている方も集まるライブをやりたかったんです」
 千晶さん「でも段取りを段取れないボイジャーなので、色々とギリギリになってしまったんですけど、
     ゲストのみんなも嫌な顔一つせずに付き合ってくださいました」
 TAKERUさん「僕達のキャパってボールくらいかと思ってたら、御猪口くらいかと思ったら、ティースプーンだったの」
 千晶さん「わたしなんかコンタクトレンズくらいだったよ」
 観客笑。
・TAKERUさん「この日までに多くの方々に支えられ手伝ってきました。そんな中で10年前の結成時から、
            音楽面でずっとボイジャーを支えてくださっている方をお呼びします。小西貴雄さん!」
・お二人に呼びこまれ、眼にも鮮やかな作務衣で作曲家の小西貴雄さんがご登場。
・ウエルカム「タカオ」「タカトラマン」コール。
・お二人が"タカトラマン"小西さんにインタビュー。
・みんなで探した男女ボーカルのスタイル。
・「係りの者」を貫こうとする小西さんに「そんな派手な作務衣来てる係りの人いませんよ」とTAKERUさん。

27:いつか、僕らが。
-MC-


アンコールは小西さんのキーボード演奏のみで「いつか、僕らが。」。まさか今回聞けるとは思いませんでした。
お二人が2018年のライブ「続・デビュー50周年記念 『水木一郎アコースティックライブ2018』」にサポートで参加された際、
約50年前に水木さんが作られた楽曲「古い友達のように」がプレゼントされ、お二人が新しい歌詞を作って完成させた本曲。
水木さんをはじめとした先輩たちの背中を見ながら、お二人なりに進んでいこうという決意を
TAKERUさんと千晶さんならではのやわらかく優しい歌声で歌われ、とてもほっこりといたいしました。

・TAKERUさん「次で、正真正銘、最後の曲になってしまいましたっ」
 観客「ぇえええええぇえええええええええ」
 TAKERUさん「みんな、ちょっと来て!」
 千晶さん「みんながえーっていってくれてるよー」 
・TAKERUさんに呼びこまれて山口さん、鹿間さん、永田さんがステージにご登場。 
・出演者全員が揃った所でTAKERUさんの誘導でステージ向かって左側に。
 TAKERUさん「みんなちょっとコッチ寄って」
 山口さん「寄るのね」 
 TAKERUさん「次で……最後の曲になってしまいましたっ」
 観客「ぇえええええぇえええええええええ」
 TAKERUさん「次、逆行くよ」
 千晶さん「足元気をつけて」
 続いて全員でステージ向かって右側に移動されました。
 TAKERUさん「次で……最後の曲になってしまいましたっ」
 観客「ぇえええええぇえええええええええ」
 TAKERUさん「最後、真ん中ね」
 ステージ中央に移動されるみなさん。
 千晶さん「小西さんすみません、もうちょっとで終わりますからね」 
 山口さん「大丈夫? 小西さんに僕ら被っちゃうけど、隠す?」
 千晶さん「そうだね。小西さんきっと不安そうな顔してるから隠しましょうか」
 TAKERUさん「次で……最後の曲になってしまいましたっ」
 観客「ぇえええええぇええええええええぇえええええええええ」
 山口さん「いやコレ何なん!?」
 観客笑。
 山口さん「先週の『ウルフェス ソングコレクションLIVE』でもやったけどさーぁ?」 
 きょとんとされるTAKERUさん。
 山口さん「何それ、『ぷーぅ?』じゃないよ。『TAKERUわかんなーい』じゃないよ!!」
 観客笑。

・山口さん「楽しかった。ありがとうと楽しかったしかないね」 
・永田さん「こんなにやさしく迎えてくれるなんて思わなかったです」
・鹿間さん「不思議な事に全く緊張しなかったんですよ。これもみなさんが暖かさのおかげです」
・山口さん「ボイジャーの二人、今日はホントに沢山歌ったよね」 
 TAKERUさん「まだまだよ。水木さんなんて24時間1000曲ライブとかやってたんだから」
 千晶さん「そうだよ今日の曲数なんてイントロ・ドンのイントロくらいなもんだよ」
 TAKERUさん「さすがにイントロよりは長いけどね」
 観客笑。

・TAKERUさん「最後はみんなの『ウルトラマーン』っていう声をお借りして歌いたいと思います。
      みんな、大きな声で呼んでみてね。もう目黒駅が吹きとぶくらいに」
 千晶さん「そんなことしたらみんな帰れなくなっちゃうよ」
 TAKERUさん「帰らせたくな~い」 
 千晶さん「なるほどね~ウッマ~い」
 観客笑。

28:みんな大好きなウルトラマン/TAKERU 瀬下千晶 山口智広 鹿間水月 永田舞

「voyager CREWファンミーティング~10周年の夏、ボイジャーの夏~」を締めくくるのは
観客との「ウルトラマン」の声から、小西さんの演奏のみでのウルトラマンフェスティバルの20周年記念ソング。
名残惜しさを感じながら、皆さんが明るく穏やかに歌われる様子にグッときました。
中盤には山口さんがカメラを手に持ちステージや客席を撮影されている場面もありました。
ラストはそれぞれが思い思いにアドリブを交わされているのも印象的でした。

拍手の中、小西さんが見送られ、TAKERUさんが山口さん、鹿間さん、永田さんをご紹介。
山口さんがTAKERUさんと千晶さんを紹介され、皆さんが退場されると会場が明るくなり終演
かと思いきや、すぐに出演者の皆さんが慌てて再びステージへご登場。
出演者の皆さんと観客全員で写真を撮りたいという事で、客席をバックに記念写真が撮影されました。
再び拍手の中、出演者の皆さん全員が退場されていき、
「voyager CREWファンミーティング~10周年の夏、ボイジャーの夏~」は終演となりました。


結成10周年という事で、のべ三時間半で代表曲づくし、盛り上がる楽曲づくしというパワフルさ。
当方、ボイジャーの楽曲だけは結成当時の2009年当時から存じ上げていたものの、
実際にステージを拝見したのはここ数年でしたので、初代メンバーのステージは見た事がなく、
その為、今回の山口さん、鹿間さん、永田さんら初代メンバーのご出演は大変嬉しうございました。
しかもトークに加え、初代メンバーのみでのステージを拝見できた事や
是非聞きたかった「すすめ! ウルトラマンゼロ」を五人編成で聞く事ができたのも有難かったです。
初代メンバーからのバトンを受け、現在活動されているTAKERUさん、千晶さんが
歌で盛り上げトークで和ませ「なりきりボイジャー」等で随所に気配りをされているお姿に感嘆するばかり。
そして歌われているお姿と色々な曲の歌詞の内容とが重なるように思えて感慨深いものがありました。

ボイジャー10周年おめでとうございます。これからもさらなるご活躍を楽しみにしています。


テレビ電話ゲスト/千秋夕

演奏ゲスト/Key.小西貴雄


補足


・ボイジャーのお二人も待ちに待った「長いイベント」。
 TAKERUさん「長いので、出入自由です。外にはね、喫茶店もコンビニもありますし」
 千晶さん「なんなら居酒屋もありますからね」
 TAKERUさん「それはちょっと早いね」
 観客笑。 

・ボイ山くん「もしかしたらボイジャーになれるかもってさっきプロデューサーさんが言ってました」
 観客笑。

・「おしえて! なぜなぜボイジャー」はその場の思いつきで千晶さんが命名。
 TAKERUさん「ボイジャーはその場で名前を付けるとダサくなる傾向があります」

・「なりきりボイジャー」と「おしえて! なぜなぜボイジャー」の用紙を集める箱を忘れてしまい、
 ファンの方から贈られた花を入れていた袋がちょうどいい素敵さだったので代用。

・山口さん「僕達がボイジャーだった頃に生まれていない子達もいるもんね。
     今の二人の前に僕達三人とあと一人の四人でやってたんだけど、二人に追い出されたんだよー」
 TAKERUさん「だれがところてんじゃ!? 黒蜜かけて喰うたろうかい!」
 山口さん「ウソ、ウソ。ウソだよー」
 観客笑。

・記憶に残るイベントの話。

・とにかく寒かった徳島と思い出だらけの「ウルフェス」。

・千晶さんが初めてウルトラマンのイベントに出たのはボイジャーとしてではなく、
 「お正月だよ!ウルトラマン全員集合!!」で南翔太さんのバックバンドとして。
 山口さん「千晶ちゃんそれ、ボクもいたの覚えてる?」 
 千晶さん「覚えてる。挨拶したの覚えてる」

・山口さん「今日のMC聞いてたら、ブラジルの向こう側とかとんでもない事言ってたけど、
     ボイジャーっていつのまにこんな風になったの?」
 TAKERUさん「山口君、こんな風になったんじゃなくて、こんな風になってしまったの」
 観客笑。

・初代メンバーが今、歌ってみたいボイジャーの歌。
 山口さん「え……さっき……」

・楽屋で「ウルトラマンビクトリー」にハモりを入れていたという永田さん。

・当世ボイジャーに男女デュオとして魅力を感じて羨ましい鹿間さん。

・好きな映画の話。

・嗚咽交じりの「ニュー・シネマ・パラダイス」

・TAKERUさん「布団にもぐってみないといけない家なの?」

・「レ・ミゼラブル」ごっこ。

・4DXの映画館でTAKERUさんのポップコーンが舞う。

・時間にルーズなのは?
 山口さん「今ここにいない人じゃない?」

・千晶さん「ひさしぶりだねーそしてなにもかわってないー」
 千秋さん「うそだーあ!」

・"ちあき"という名前の人はおっちょこちょい。

・山口さん「今なにしてる?」
 千秋さん「今? いえでのんびりしてたー」
 山口さん「そういう事を聞いたんじゃ無いんだけどねー」
 TAKERUさん「近況を聞いたんだけどねー」
 観客笑。
 TAKERUさん「僕、千晶ちゃんと千秋ちゃんと三人組だったら多分爆発する気がする」
 観客笑。 

・歌で大切なものは?

・当時、姉御肌で女性陣をひっぱっていたという永田さん。

・楽屋で「鹿ねえさん」という新しいあだ名で呼ばれていたという鹿間さん。

・初代ボイジャーの皆さんは山口さんが赤、鹿間さんと永田さんは白と
 当時を思わせるお色の衣装でご出演されていました。

・Special Crewの南翔太さん曰く「たけやん、せしもん、ライブは全力が命なんだよ」

・「キボウノカケラ」では千晶さん横笛を吹くしぐさをされる場面も。

・小西さん「今と最初を点と点で見ると変わってきてるけど、線でつなぐと変わってないよね。
     ずっと子供達に寄り添って歌っていこうっていうのはいいなあっと思ってますよ」

・山口さん「『これからも頑張って』っていうのはなんかおかしいかな? これからもよろしくね!」 
 
・TAKERUさん「『voyager CREW』って当初は僕達を応援してくれる人全員の事を言ってたけど、
      ファンクラブが出来て、その名前を『voyager CREW』にした時に
      これからは会員じゃないと『voyager CREW』を名乗ったりしちゃいけないのかな、
      応援しちゃいけないのかなって思った方も沢山いたと思うんです。
      でもそんな事無いんです。応援してくれる人全員『voyager CREW』です!」

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