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340スズキ♪ presents 「歌祭61 ~Zweiの巻~」
19.4.18 Naked Loft

出演/Zwei (Megu Ayumu)

司会/鈴木美潮

演奏/カラオケ Ba.Megu



特撮ヒーロー好きな読売新聞記者のメディア局編集委員もつとめられている鈴木美潮さん。
疑似政党「日本特撮党」の党首を自称されていおり、ご自身の主催で特撮作品の様々な関係者を招き、
その方の生い立ちを中心としたお話やお話の内容を踏まえた様々な楽曲を歌ってもらう
トークと歌のライブイベント「祭」シリーズを開催されております。

様々な「祭」シリーズがある中で特撮やアニメの歌を歌われている歌手、アーティストの方々を招き、
交友数珠つなぎのリレー形式に開催されて行くのが今回「歌祭」シリーズです。

61回目の今回は、AiRIさんからのご紹介でZwei(ヅヴァイ)のMeguさん、Ayumuさんのお二人がご登場。

「歌祭」初登場のZweiのお二人はこの年、デビュー15周年を迎えられました。おめでとうございます。
ベースでリーダーのMeguさんと、ボーカルのAyumuさんのお二人によるユニット。
2002年に結成後、CD発売やライブなど精力的に活動されて行く中、
2010年にPCゲーム「光輪の町、ラベンダーの少女」やゲーム「Memories Off ゆびきりの記憶」等で
アニメソング界に仲間入り。以後はアニメ、ゲーム等の楽曲を多く担当されており、
このライブの前日には当時放送中のアニメ「BAKUMATSUクライシス」エンディングである
シングルCD「青き炎」発売されたばかりでした。

また、Meguさんはベーシストとして女性だけのライブ「NAONのYAON」に参加されたり、
バンドCASCADEなどでサポートベーシストとしても活動されている他、
ボーカルのAyumuさんはソロ歌手としても楽曲を発表されたりライブに出演されています。

「歌祭」シリーズは「歌祭55 近江祭リターンズ」でsavage geniusのボーカルである、ああさんが
近江知永さんのサポート役として出演された以外、基本出演者は単独でのご出演でしたので、
ユニットの方がお二人揃っては初めて。どういった感じになるのか楽しみにしておりました。


「歌祭」は歌の祭りですが、基本的にトークライブですので、詳しい内容は省略します。
来場された方だけのお楽しみという事でご了承いただけましたら幸いです。



会場は新宿駅と新大久保駅の間にある居酒屋形式のライブハウスNaked Loft。
開演までの間は特撮作品のオープニングがテレビサイズなどでBGMとして流れており、
ステージ上にはテーブルと椅子の他、テーブルのすぐ横にはマイクスタンドと譜面台、
更にステージのはしにはベースが設置してありました。
ステージのすぐ横には関係者用の席、通称「ヒーロー席」が設けられておりました。
また、ステージの壁面や会場内にアニメ「BAKUMATSUクライシス」や「青き炎」のポスターが張られていました。

当日はお二人にちなんだスペシャルカクテルとして「あゆ汁 (レモンサワー)」、
「ビビリンゲボーボー (メロンパイン)」「青き炎 (ラムネソーダ ノンアルコール)」が
それぞれ販売されていました。

開演の少し前になるとステージの壁面にスクリーンが張られ、
Naked Loftのスタッフさんからお店の説明があり、今後のスケジュール告知映像が流されました。
映像を流し終えてしばらくしすると、スタッフさんに呼びこまれて司会の美潮さんがご登場。
この間、ヒーロー席に橋本みゆきさん、AiRIさんがご到着されていました。

「祭」のお知らせやこの年の6月に岩手県大船渡市で開催されるイベント「気仙空想文化祭」において
構成・司会を担当されるというお話や、直前にメイクさんとの会話が盛り上がったというお話をされ、
美潮さんに呼びこまれていよいよ今回の主役、ZweiのMeguさん、Ayumuさんのご登場です。

01:Mind-set (1C)/Ayumu
-MC-


一曲目はAiRIさんからのご紹介という事でAiRIさんのオリジナル曲「Mind-set」。
ヒーロー席のお二人からの野次を受けたり、マイクの不調に苦戦されていたAyumuさんでしたが、
後半はシャープで独特な歌声で伸びやかに歌われていました。
この間、Meguさんは様々な色に変わるペンライトを振り盛り上げ役に徹されていました。

・16時から呑んでいて既に出来上がっているヒーロー席のお二人。
 Ayumuさん「アタマおかしいんじゃないっすかぁ?」
 美潮さん「Ayumuさん、相手はセンパイ」
 Ayumuさん「あぁスンマセン、パイセン」
 観客笑。
・Meguさんは「青き炎」、Ayumuさんは「あゆ汁」でカンパイ。
・前半の乾杯の挨拶はAyumuさん。
・ライブでは「わっしょい」コールが定番のZweiのお二人という事で乾杯のご発声も「わっしょい」。

・史上初のお二人での「歌祭」。
 作編曲家の渡部チェルさんやサイキックラバーのギタリストIMAJOさんも歌った本イベントですが、
 今回はベーシストのMeguさんは歌わず、Ayumuさんが歌をご担当。
 Ayumuさん「ワタシが歌ってる間、Meguさん何しよっか?」 
 Meguさん「アタシはほら、色々やりたい事があるから」
 美潮さん「私、今日リハーサルに来た時にいろんなものがテーブルに置いてありましたけど」

・ここからはお二人の生い立ちを順番に。まずはMeguさんから。
・歯磨き粉が大好きでカーテンに隠れてこっそり食べていた幼少期。
・Meguさん「当時の写真は歯磨き粉を食べてるか、ソフトサラダせんべいを食べてるかですね」
・美潮さん「最近は食べてないんですか?」
 Meguさん「ずっと食べなかったんですけど、それから色んな歯磨き粉を集めるのが好きになったんですね。
     でもこの前、久し振りに食べたんですよ」
 美潮さん「ちなみにおススメは何ですか?」 
 Meguさん「Ora2ですね」 
 美潮さん「割と庶民的ですね」
 観客笑。

・ヒーロー席の私語を制するZweiのお二人。
 Meguさん「ちょっとそこ黙って」
 Ayumuさん「うるさいんだわーそこー」
 観客笑。
 AiRIさん「びっくりしたー」
 橋本さん「えー聞こえたのー」
 美潮さん「だいぶ出来上がってますねあの二人。割と聞こえるんですよ」 

02:デリケートに好きして (1C)/Ayumu
-MC-


話の内容関係無く突然歌になる新スタイル。アニメ「魔法の天使クリィミーマミ」よりオープニング。
Ayumuさんが楽し気に歌われる中、Meguさんはシャボン玉鉄砲を取り出しステージの演出をご担当。
Meguさんによるシャボン玉が軽やかに彩る中、Ayumuさんは歌いながらシャボン玉を食べる仕草をされたり。

・美潮さん「『歌祭』史上初ですよ。シャボン玉が飛んだの」
 Ayumuさん「口の中が洗剤臭が凄いんすよ」
 Meguさん「いやぁーもうちょっと上手く飛ばしたかったなぁー」
 Ayumuさん「これ買ったの?」
 Meguさん「買った。『うわこれ使える―』って」
 Ayumuさん「何によ!?」 
 観客笑。

・Meguさんは三歳の頃からピアノを習いはじめ、20代まで続ける。
・クラッシックを習っていた中、テレビで見たバンドのメタリカに衝撃を受けてベースも始め、
 中学生の頃にX JAPANに出会いロックへ傾倒する。
・斬新な髪型だった少女時代。
・ピアノの発表会に着物を着てモヒカンで演奏する。
・20年くらいずっと金髪。そろそろ金髪が生えてきてもいいはず。

03:勝手にしやがれ (1C)/Ayumu
-MC-


続いては"ジュリー"沢田研二さんの代表曲の一つ「勝手にしやがれ」。急に歌コーナーになり驚くお二人。
Ayumuさんが色気たっぷりに歌い、サビ部分では両手を上げて揺らす振り付けを交える中、
今回のMeguさんは観客やヒーロー席のお二人に紅白の玉を配布され、
最後にご自身の頭にミニサイズの玉入れに使うネットを装着。Ayumuさんが歌われる中、客席前方を移動し、
真剣な顔で「みんな入れて!」と観客を巻きこむ盛り上げ方を展開されました。

・20個ほどあった玉のうち、約半分の9個が入る。
・Meguさん「アタシ、ベーシストですからね」
・高校時代はバンド活動の傍らファッション雑誌「KERA」で読者モデルも。 

・美潮さん「奇抜な髪型はおうちの方々は何も言われなかったんですか?」
 Meguさん「何も言われなかったんですよ。あの、アタシ、いい子だったんですよ」
 美潮さん「……何を言ってるのかわからないんですけど」
 観客笑。
 Meguさん「世間体を気にする家庭で、アタシ、おじいちゃんおばあちゃん子だったんすよ」
 美潮さん「なんか文脈がおかしいですけど」
 観客笑。
 Meguさん「なんか見た目で人を決めつけるのが嫌なんすよね」
・「人は見た目ではない」を証明したくてピアノは上級クラス。学校は小中高皆勤賞。試験も必ず三位以内。

・クラッシック畑なので音符メイン。コード進行メインのロックに苦戦。
・Meguさん「Zweiのベースは他のベースよりも動きがあるんですけど、クラッシック出だからかもしれないです」

04:仮面ライダークウガ! (1C)/Ayumu
-MC-


ここで特撮ソングを聞きたいという美潮さんのリクエストで特撮「仮面ライダークウガ」よりオープニング。
Ayumuさんも「大切な曲」とお気に入りのご様子でミステリアスな雰囲気の楽曲を雰囲気たっぷりに歌われ、
その様子をMeguさんはじっくりとご覧になっていました。

・ここからはAyumuさんの生い立ちを伺う事に。
・茨城で暴れん坊。木登り大好きなアウトドア派。木の上に秘密基地をつくったり。
・母ちゃんがスナック、おばあちゃんが商店をされていた。
・Ayumuさん「家の周りは荒野があったり、あとは山とか、家とかあったり……」
 美潮さん「なんか変な遠近法ですね」
 観客笑。 

05:リンゴ追分/Ayumu
-MC-


お話から美潮さんの急な舵取りが発揮され、続いては美空ひばりさんの代表曲の一つ「リンゴ追分」。
Ayumuさんが朗々と歌われるご様子は、ロックな歌いぶりとはまた違う趣がありました。
曲の後半の語り部分では訛りも披露され、郷愁が誘われしみじみといたしました。

・後半の語りは原曲の青森訛りにAyumuさんのお国言葉の茨城訛りをフレンド。
・台風の中、屋根の上に登って竜を呼んでいた少女時代。
・電線にいる鳥を大声を出して追い払う事に夢中になる。結果発声練習になる。
 Ayumuさん「電線にたくさん止まってるんですけど、声を出した所だけいなくなるんですよ。
      面白いんでなんとかして全部いなくならせたかったんですけど、左右二羽くらい残るんですよ」 
 美潮さん「まるでボウリングみたいですね」

・学生時代カラスに追いかけられた事があるMeguさん。
・Meguさん「おじいちゃんがスキンヘッドだったんすけど、カラスが頭にとまった事があるんすよぉ」
 美潮さん「カラスは光るものに注目しますからね。Meguさんもピアスとかしてたんじゃないですか?」
 
06:異邦人 -シルクロードのテーマ- (1C)/Ayumu
-MC-


続いてはAyumuさんが小さい頃に聞いた思い出の曲という事で、久米小百合さん(当時:久保田早紀さん)が歌われて
大ヒットした三洋電機のカラーテレビ「くっきりタテ7」のCMソング「異邦人」。
オリエンタルな曲調をなめらかに歌われるAyumuさんの横で、Meguさんがとり出したのは鳥の操り人形。
曲に合わせて鳥の操り人形を駆使されるMeguさんと歌いながら鳥の操り人形に餌をあげるAyumuさん。

・鳥の操り人形の名前は「ポーちゃん」。AiRIさんとフィリピンに行った際に購入されたとか。
・小学生から20歳くらいまではバレーボール人生。
・厳しいバレー部。今報道されている様な諸々は当たり前だった時代。
・女子高の寮生活だったので、年に二回しか実家に帰れない。
・小学生の頃にテレビで「ザ・ベストテン」を見て「テレビの中に入りたい」と思う様になる。

07:抱いてくれたらいいのに (1C)/Ayumu
-MC-


Ayumuさんが好きだったアイドルの曲ということで、工藤静香さんの代表曲「抱いてくれたらいいのに」。
スローながらも情熱的なバラードをAyumuさんは伸びやかに抒情的に歌われておりました。
Meguさんは曲に乗って体を揺らしていたりされ、じっとAyumuさんの歌に聞き入っていました。

・姉がバレー部だったので特待生で進学。就職もバレー推薦で上京。
・歌を志すものの就職するべしという親の言いつけで社会人バレー部のある企業へ。
・就職して数年、歌を忘れて東京を楽しんでいた頃に会社の先輩が持ってきた新聞の切れ端に
 音楽学校の広告を見つけ、再度歌の道を志す事に。
・美潮さん「やっぱり新聞って大事よね」
・就職した企業のバレー部は意外と緩かったのでギャップを感じる。エース級になれた。

08:ハナミズキ (1C)/Ayumu
-MC-


前半の最後は改元前平成最後の「歌祭」という事で、平成で一番カラオケで歌われた曲である
一青窈さんの代表曲「ハナミズキ」を美潮さんがリクエスト。
穏やかにしっとりと歌われるAyumuさんをご覧になって盛り上がってこられたのか、
ヒーロー席にいた橋本さんとAiRIさんがその場でコーラスとハーモニーを歌いだされ、
期せずして前半の締めくくりにぴったりな光景となりました。

~休憩~
-MC-


・ここでMeguさん、Ayumuさん、美潮さん、橋本さん、AiRIさんが退場され、約15分間の休憩。
・この間にスタッフさんによってステージ脇にテーブルが運び込まれ、後半の準備が行われていました。
・休憩時間が終わると美潮さんが登場され、ヒーロー席に橋本さん、AiRIさんが戻られて後半がスタート。

09:CAT'S EYE/Ayumu
-MC-


お二人が登場されてまずは一曲。後半はアニメ「CAT'S EYE」初代オープニングからスタート。
大人な雰囲気をかもし出しながらAyumuさんが歌われる中、Meguさんは青い布を取り出され、
歌っているAyumuさんの腰に巻き、作中に登場するキャッツアイの来生瞳風にデコレーション。
続いてオレンジ色の布を取り出しご自身の腰に巻き来生愛風に。
更にヒーロー席のAiRIさんを呼びこんで紫色の布を取り出しAiRIさんを来生泪風に。
更にさらに橋本さんを呼び込みペンライトを持たせ、コースターをキャッツカード風に持たせたり。
最後は四人そろってポーズを決められとても賑やかなスタートとなりました。

・美潮さん「歌ってる最中に腰に巻くのを見るだけなのにこんなにハラハラするとは思いませんでした」
・後半の乾杯のご挨拶はMeguさん。今回の乾杯のご発声も「わっしょい」。
・特撮「侍戦隊シンケンジャー」のエンディングで同じく「わっしょい」が印象的な
 「四六時夢中 シンケンジャー」を歌われた高取ヒデアキさんは美潮さんと親交が深いので、
 Zweiのお二人の「わっしょい」と親和性の高さを感じる日本特撮党党首。

・今回の「歌祭」で歌う楽曲を選定する為、多くの特撮ソングを聞いたというAyumuさん。
 「四六時夢中 シンケンジャー」を絶賛。
・Ayumiさん「今まで知ってはいたけどちゃんと聞いた事がなくて、今回改めて聞いたんですよ。
      いいっすわ。歌詞がいい。『クウガ』もそうだけど。真面目な歌詞でワタシみたい」
 美潮さん「DVD貸しましょうか?」
 観客笑。

・出会う前の音楽活動のお話。
・Meguさんはアンダーグラウンドでバンド活動。
・Ayumuさんもバンド活動中にインディーズで2枚リリースされていたり。
・Meguさんがいたバンドが解散し、ボーカルを探しに方々のライブハウスに出入りしていた頃、
 偶然見たライブでステージに立たれていたAyumuさんを見つけ、歌声に惚れてその場で勧誘。
・美潮さん「いきなり声をかけられてAyumuさんの反応は?」
 Ayumuさん「『やろう』って言われて『うん、やろう』って」
 美潮さん「めちゃくちゃあっさりですね」
 観客笑。
 Ayumuさん「その頃やってたバンドもちょっとバラバラになりつつあったんですよねー」
・本格的に顔合わせをした時のお互いの印象はよくない。
・喫茶店の奥から笑顔で駆けよってくるモヒカン。
・Meguさん「第一印象を悪くしちゃいけないと思ってとびきりの笑顔だったんですよ」
・Ayumuさん「ワタシ、女子高出身なんすけど『一緒にトイレ行こう』とか言うノリが苦手で。
      Meguさんがそういう人だったら嫌だなあと思いました。違くてよかったっす」
・目玉おやじの白いTシャツに赤いピンヒール。
・Ayumuさん「あのTシャツが目玉おやじっていう認識が無くて。色的にイケると思ったんですよ」
・Meguさん「もうね、うーわダッセーぇって思ってました。笑顔でしたけど」 

・かつてZweiのお二人のライブではMeguさんのコーナーが設けられており、
 ふたりで二人羽織りでおそばを食べたり、トイレットペーパー早巻き競争をしたり。
・Meguさん「アタシらこんな見た目じゃないっすか。コワいと思われる事が多いんですよ。
     クール気取ってる感じとか見られるのが嫌だったんで、そうじゃないよと」

・今回、取材などでも話してきた、長年Meguさんがやりたかった事を実現する事に。
・Meguさんの夢。岩手名物「わんこそば」に挑戦したい。
・Naked Loftのスタッフさんを総動員してMeguさんの夢をかなえる事に。
・Meguさん「わーやったーぁ」 
 美潮さん「ただ食べるだけではなんなんで、Ayumuさんに次の曲を歌ってもらっている間に
     Meguさんが何杯食べられるかというのに挑戦して頂きます」

10:girls in trouble! DEKARANGER (1.5C)/Ayumu
-MC-


わんこそばには軽快な音楽をという事で特撮「特捜戦隊デカレンジャー」よりスポットエンディング。
曲が始まると共に食べ始めたMeguさんは、途中から不意に動きが止まったり、飲み物を駆使したりと健闘。
Ayumuさんはボーイッシュでチャーミングに歌われながら、Meguさんに近寄って励ましたり、
観客の合いの手を楽しんだりされていました。

・Meguさんが食べられたのは計11杯。本来のわんこそばよりも1杯あたりの量が多く、
 合計すると1.5人前ぐらいとの事です。
・Meguさん「いやーたーいへーん。でも楽しかったっ」
・美潮さんが間近で見たギャル曽根さんの凄さ。
・お寿司を百個以上食べたテレビの打ち上げでサンドイッチと串カツを片手にやってくるギャル曽根さん。

11:JIKU ~未来戦隊タイムレンジャー~ (1C)/Ayumu
-MC-


今回、特撮ソングを聞きなおして改めて特撮ソングが好きになったZweiのお二人。
特にAyumuさんがお気に入りという曲という特撮「未来戦隊タイムレンジャー」よりオープニング。

疾走感ある楽曲とAyumuさんの歌声が非常にマッチしておりとても格好良かったです。

・Meguさん「この曲イイよねカッコイイ。Zweiにもあってる気がするんですよ」
 Ayumuさん「いつか特撮ソングを歌いたい。自分で言うのも何ですけど似合うと思うんすよ」
 観客拍手。
・15周年を迎えたZweiのお二人。
・これまでロック、J-POP、アニソン等、色々なジャンルを渡り歩いたのでファンの層も様々。
・人の流れが激しい。元々客層は9割女性だったものの、現在は男性が多い。

・アニメソング、ゲームソングを歌う事になった時の心境。
・Meguさん「もともとやりたいジャンルだったんですよ」
 Ayumuさん「Meguさんがアニメの曲とか好きでね。だから今の事務所に直談判したんですよ」
・アニメソングはJ-POPよりクオリティが高い。楽曲も難しい。
・Ayumuさん「結成したての頃、無名のJ-POPのバンドとかアイドルさんが楽屋で発声練習してるんですよ。
      でも願掛けもかねた形だけというか、本番でちゃんと声が出て無かったりするんですね。
      ところがアニソン、ゲーソンを歌う歌手の方々や声優さんがほぼほぼ発声練習をしないで
      最高のステージを披露するんですよ。なんか根本的な力量の高さを感じましたね」
・15年間、他に女性でベースとボーカルの二人組が出てこない。嬉しくもあり、さびしくもあり。
・アニメソング界にも楽器を演奏する女性がもっと増えて欲しい。

・招待されて海外のステージを踏む事が多いお二人。ユニット名からか特にドイツが多い。
・Meguさん「アンコールで『Zwei!! Zwei!! Zwei!!』ってコールしてくれるんですよ。
     でも日本で言ったらずっと『2!! 2!! 2!!』って言ってるようなもんなんすよね」
 観客笑。
・ドイツに行く当日、まず遅刻しないAyumuさんが寝坊で大遅刻して一緒に行けず。
・Meguさん「アァタシは大爆笑してましたね」 
・飛び起きて大急ぎで空港に向かうも、受けつけについた時に飛行機が離陸。
・当日券高騰。社内大会議。なんとかして次の日の便でドイツへ。
・Ayumuさんは現地でのリハーサルが出来ず、マネージャーさんが歌う。

・一方のAyumuさんは期せずして一人旅。フランス語での接客は悪い気がしない。
・ライブ当日。ホテルのビュッフェを堪能するMeguさんの元に砂かけ婆の様なていのAyumuさん登場。
・Meguさん「『Ayumuさんだー! おはよー!』って。そっから寝ずに3ステージでしたから凄いですよ」
・Ayumuさん「さすがに次の年は出発前日に空港の横にあるホテルに止まりましたよ。値段なんか関係ない!」

12:空港 (1C)/Ayumu
-MC-


寝坊した時の思いを込めてと美潮さんがリクエストしたのはテレサ・テンさんのヒット曲「空港」。

ドイツ遅刻事件のお話を受けて歌われるAyumuさんは当時のご自身と重なる歌詞が多々あるようで、
とてもドラマチックに歌われており、その様子が迫真さに思わず観客から笑い声がおこる場面も。

・毎年スタッフさんから遅刻をイジられる。
・AiRIさんとの親交はドイツで共演する前に事前に食事会をした事がきっかけ。
・ステージではサングラスをかけているAyumuさん。ある意味変身。
・美潮さん「サングラスの中はライブ用に何かが付いてるんですか?」
 Ayumuさん「付いてますよ」 
 Meguさん「どういう面白い答えをしてくれるの?」
 Ayumuさん「なんでそんなハードルを上げてくるの?」 
 観客笑。
・日本人はレイバンが相性がイイ。海外のものは絶対ずれ落ちる。

プレゼント抽選会

ここで入場時に配られた番号札を用い、AiRIさん自らがクジを引かれていくという形式のプレゼント抽選会。
今回はMeguさんからは歯磨き粉やステッカーなどをセットで。
Ayumuさんからは昨年イベントで来た巫女のコスプレ衣装を。それぞれポスターも一緒にプレゼント。

お友達紹介

・ここで次回の「歌祭」へバトンをつなぐべく、その場で生電話をする事に。
・Zweiのお二人は連絡先は知らないので、美潮さんから連絡することに。
・Meguさん「ドイツに行った時もサポートメンバーとして共演したんですよー」 
 電話の声「もしもし、内田です」
 Ayumuさん「うっちー! Ayumuでーす。ご無沙汰してまーす」 
・次回、奥井雅美さんや鷲崎健さん、OTAKU NOT DEAD、Z旗等、アニメソング界の様々なステージで
 ドラムやパーカッションを担当されている"うっちー"こと内田稔さんがご登場。
・Meguさん「絶対モノマネするよねー。面白いもんねー」
 Ayumuさん「歌、ウマいもんねー」
・ラスト前という事でビールを注文し本格的に呑むスイッチが入るAyumuさん。

13:青き炎 (序盤まで)/Ayumu
-MC-


ラストブロックはお二人が歌われた楽曲コーナー。ここからはMeguさんはベースを演奏。
まずは当時放送中、当日の夜放送のアニメ「BAKUMATSUクライシス」よりエンディング。
曲が始まるとAiRIさんが客席前方へ移動されシャボン玉鉄砲でステージを演出。

・観客のざわざわもあって思わず笑ってしまい、曲をストップさせるAyumuさん。
・Ayumuさん「シャボン玉はいいよ! 君が問題だ!! みんな君ばっかり見てるしーぃ!」
 観客笑。 

14:青き炎
-MC-
15:純情スペクトラ


仕切りなおして当時リリースしたてでリリース後、初披露となる「青き炎」。
今度はAiRIさんと同じ様に橋本さんがシャボン玉鉄砲でステージを演出され一番が終わるとご退場。
情熱的に歌われるAyumuさんと、先程までと打って変わってシリアスな演奏を披露されるMeguさん。
ロックバラードをシリアスに披露されるお二人はそれまでの雰囲気とがらりと変りました。
お二人がご挨拶された後、最後に披露されたのは、アニメ「Robotics;Notes」初代オープニング。
激しい曲調の中、Meguさんのしなやかな指裁きでベースが演奏されていき、
Ayumuさんは後半、椅子の上に立ち、観客を扇動し、そのままラストまでパワフルに歌われ、
ラストにぴったりの躍動感あふれるステージとなりました。

・Meguさん「トークイベントってなかなかやらなかったんですけど、凄く楽しかったです。
     みなさんアットホームだし、優しかったです。これからも仲良くして下さい」
・Ayumuさん「おつかれー! 今日は楽しんでくれたら嬉しいです。
      ホント、特撮の歌うたいたいです。偉い人なんとかしてくれないかなぁー」

拍手の中、美潮さんがMeguさんとAyumuさんとご紹介。ヒーロー席のAiRIさんと橋本さんが退場されると、
Zweiのお二人が観客をハイタッチでお見送りする旨が告知され、
スタッフさんが準備を進めていき、340スズキ♪ presents 「歌祭61 ~Zweiの巻~」は終演となりました。

これまでZwieのお二人のステージを拝見した際は、パワフルさと好対照にトークが面白い印象で、
今回は近距離で迫力の歌声と体に響くベースの演奏はもちろん、じっくりとお話を伺いつつ、
あの手この手で観客を盛り上げるMeguさんとAyumuさんの歯切れのいい語り口調とおとぼけぶりに
観客を楽しませようという心意気が感じられ、「歌祭」史上でも独特な回になった印象を受けました。

「人は見た目で判断しない」という事を正銘する為に学業に真剣に取り組み、ピアノの腕も上げ、
ライブではユーモアを交えたコミカルなコーナーを設けていたというMeguさんの姿勢に感服。
また、Ayumuさんが今回をきっかけに特撮ソングへの思いを高められていたご様子なので、
今後アニメ、ゲームに加えて特撮でのご活躍を期待していきたいと思います。


観覧ゲスト/橋本みゆき AiRI


補足

・Zweiは「ツヴァイ」ではなく「ヅヴァイ」。

・なぜ「ヅ」なのか。
 Meguさん「元々ドイツ語の『2』を表す言葉なんですけど、『女性』っていう意味もあって、
     お互い性格も真逆だし、ただの二人組じゃ無いよっていう意味を込めたんですよ。
     そしたら、……読みづらくなっちゃった」

・「ツヴァイ」と呼ばれたり、「ずわい」と呼ばれたり。

・Ayumuさん「Zweiをネットで検索すると結婚相談所の『ZWEI』が必ず一緒に出て来ますね」
 Meguさん「この前、twitterでフォロワー同士になったんですよー」
 美潮さん「いいですね。そのご縁でテーマソングなんか作っちゃってね」

・AiRIさん「すごいよねー。人は見た目じゃないのを証明するって。私このまんまだったからね」
 Meguさん「わかりますー。AiRIさんはそのままですもんね」 
 Ayumuさん「ヤンキーってことっすね」
 観客笑い

・Ayumuさん「戦隊で女性が歌ってるって『タイムレンジャー』くらいですよね?」
 美潮さん「ソロではね。デュエットでは堀江美都子さんと、お二人と同じ事務所の吉田仁美さん」
 Ayumuさん「ワタシ、吉田さんにtwitter上でDM送ったんすけど、……返ってこないんすよね」
 Meguさん「アタシLINE友達ーぃ!」 
 Ayumuさん「いーなー」
 Meguさん「でもさーtwitterのDMってあんまり見ないよねー」
 美潮さん「ひーちゃん(吉田さん)ってtwitterのDMとか見なさそうですもんね」
 観客笑。

・Ayumuさん「サングラスが必要な野外の明るい時でなく、必要じゃない屋内の暗い所で着けるので
      どんどん目が悪くなっていきますよね」
 美潮さん「いつか着けないで出られたらいいですよね」 
 Ayumuさん「そうですね。……何なら今、外しましょうか? 汗かいちゃってますけど」 
 美潮さん「いいです。そんな貴重な瞬間を軽くやらなくて」
 観客笑。

・Ayumuさん「うっちーさん。AiRIさんが凄く酔っぱらってまーす」 
 電話の内田さん「AiRIさんは大体酔っぱらってますよ」
 観客笑。
 AiRIさん「まだまだ酔ってないよ」 

・美潮さん「では最後にお二人からご挨拶を」
 Ayumuさん「……(ヒーロー席を指して)二人?」
 美潮さん「違います。あの二人には挨拶させません。あなた方です」
 観客笑。

・「純情スペクトラ」の間奏が終わり二番を歌いだす直前にビールを呑みだすAyumuさん。


 

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