top of page

Friends of Disney Concert 2019 昼公演
19.4.7 東京国際フォーラム・ホールA

演奏/Friends of Disney Band カラオケ 

コーラス/Friends of Disney Singers (長谷川開 國末慶宏 吉田華奈 原田真絢)

ゲストアーティスト(50音順)/青山テルマ 麻生かほ里 海宝直人 咲妃みゆ
              中川翔子 パパイヤ鈴木 平原綾香 マルシア 山崎育三郎
              山寺宏一

ナビゲーター/パパイヤ鈴木 中川翔子

 


世界のウォルト・ディズニー社がてがけたアニメ作品や映画、実写ドラマ、ミュージカル、
東京ディズニーランドや東京ディズニーシー等のテーマパークなどにまつわる歌と音楽を
出演者と観客の垣根を越えて"オール・フレンズ・オブ・ディズニー"という合言葉のもとで楽しむコンサートが、
2015年より毎年春に開催されているコンサート「Friends of Disney Concert」です。

フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・バンド&シンガーズの皆さんが屋台骨となり、
ゲストにはディズニー作品で日本語吹替版で声や歌唱を担当された声優さんや、ミュージカルで演じられた俳優さん、
ディズニー作品の楽曲をカバーされているアーティストさん等をゲストに迎えて開催されています。
毎年昼の部、夜の部と開催されており、今回は昼の部のレポートです。

会場は東京国際フォーラムのホールA。
ステージには弦楽器や管楽器のブースが見られる豪華なバンド編成。
バンドのブースの向かって左側にはシンガーズの皆さん用の譜面台やマイクスタンドが用意されていました。
ステージの後方上部には大型ビジョンが設置され、コンサートのメインビジュアルが映し出されており、
不定期でディズニー関係のさまざまCMが上映されていました。

開演時間を少し過ぎた頃、ステージに演奏を担当されるフレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・バンドの皆さんと
歌とコーラスを担当されるフレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・シンガーズの皆さんがご登場。

これまでシンガーズのメンバーはアニメや特撮ソングも歌われている高尾直樹さんや、渕上祥人さん、
大嶋吾郎さん、鈴木佐江子さん、斎藤妙子さん、浅井麻里さんなどディズニーの楽曲に多く参加されている方々でしたが、
今回はゴスペルグループTHE SOULMATICSの一員で、ディズニー関連のイベントに出演経験もある
長谷川開さん、國末慶宏さん、吉田華奈さんに、ミュージカルで活躍されている原田真絢さんといった顔ぶれで、
これまでとメンバーを一新されていた様子でした。

バンド、シンガーズの皆さんの準備が整うと、開演の合図である煌びやかな鐘の音が鳴り、
ゆっくりと場内が暗くなっていき、指揮者の方がご登場。
指揮者の方の合図で全員で一礼されると観客から拍手が贈られ、
いよいよ「Friends of Disney Concert 2019」昼公演開演です。

●The First Section 第1部

00:Overture/Friends of Disney Band & Singers
-MC-


大型ビジョンにディズニー作品の様々な場面が映し出され、
弦楽器の穏やかで煌びやかな音色が 軽快な音楽に変わると、
観客の拍手の中、今回のナビゲーターのパパイヤ鈴木さんと中川翔子さんがご登場。

・お二人に呼びこまれゲストシンガーの皆さんがお一人づつ順番にご登場。
 ここで出演者の皆さんの何人かにコメントをいただく事に。 
・山寺さん「今年もゲストの皆さんが豪華ですよ。なんといってもメリー・ポピンズがいますからね」
 山寺さんのお隣には舞台「メリー・ポピンズ」と映画「メリー・ポピンズ リターンズ」でメリー・ポピンズ役を担当された平原綾香さんが。
 平原さんはこの時、メリー・ポピンズのご衣裳で登場されていました。
 山寺さん「そして振りむけばマルシア※」
 観客笑。
※マルシアさんのデビュー曲「ふりむけばヨコハマ」になぞらえたジョークでした。

・ゲストシンガーの皆さんが退場され、パパイヤさんと中川さんだけに。
 パパイヤさん「まずはこの歌でディズニーの魔法にかかってもらいましょう。中川翔子さんで『髪に風うけて』」

01:髪に風うけて
~いつまでも幸せに (Life After Happily Ever After)/中川翔子
02:想いを伝えて/麻生かほ里
03:リメンバー・ミー
~ウン・ポコ・ロコ/マルシア
04:True To You/咲妃みゆ
05:In This Place~2人のキズナ/青山テルマ


一曲目は中川さんご自身が主人公ラプンツェルを演じられたアニメ「ラプンツェル あたらしい冒険」より「髪に風うけて」。
中川さんの伸びやかな歌声で会場は爽やかな雰囲気。そのまま続けてアニメ「ラプンツェル ザ・シリーズ」より「いつまでも幸せに」。
明るさを感じる序盤からしっとりとした後半へと中川さんの様々な歌声の表情を堪能することが出来ました。
続いては麻生かほ里さんが登場され、映画「魔法にかけられて」より「想いを伝えて」。アカペラによる歌い出しが圧巻。
弾むような麻生さんの歌声と曲調を楽しんだ後は、マルシアさんによる映画「リメンバー・ミー」より劇中歌「リメンバー・ミー」。
物語の要になる本曲を包容力たっぷりに歌われたると、そのまま劇中歌「ウン・ポコ・ロコ」へ。
一転して情熱的なラテン調の陽気な曲調でマルシアさんの晴れやかな歌声を披露され、
中盤からはシンガーズの男性お一人がステージ中央に登場、お二人で軽快なステップを交えてデュエットを披露されました。
続いては咲妃みゆさんによる「True To You」。クレジットカード「ディズニー☆JCBカード」の
10th Anniversaryテーマソングとなっている本曲は、これぞディズニーの曲いった印象で、夢と魔法を思わせる穏やかな曲調と、
広がりを感じる咲妃さんのきらきらとした歌声にうっとりと聞き入っていました。
オープニングブロックのラストは、青山テルマさんによる映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」日本版エンドソング。
AOR風のファンキーで小気味よい曲調と、青山さんのしなやなかな歌声が合わさり、躍動感を感じる心地よさでした。

●実写版「アラジン」日本語吹き替え版予告編上映
-MC-


ナビゲーターのお二人が登場され、今年の6月に公開予定の実写版「アラジン」日本語吹き替え版予告編を上映。
本作でウィル・スミスさん演じるランプの魔人・ジーニーの日本語吹き替えを、
アニメ版のジーニーと同じく山寺さんが担当されるという事で、ここで山寺さんを呼びこんでお三方でトーク。

・山寺さん「ジー二―さんでぇーーす!」
・中川さん「今回もジーニーを演じるという事になってどう感じられていますか?」
 山寺さん「これでまでウィル・スミスを何回か演じているんですけど、やっといてよかったですねー」
 観客笑。
・パパイヤさん「最初に今回のオファーを受けた時は『……やっぱりな』という感じでしたか?」
 山寺さん「いやいやいやもう内心ドキドキでしたよ。だからホッとしましたよ。
     だって最初にジーニーやってからもう20年以上経ってるんですよ」
・この日の前日に吹き替えや歌はほぼ録り終えられたとか。
 山寺さん「色々言っちゃいけないってスタッフさんに言われてるんですけど、サイコーです!!
     とにかく、サイコーなんでみなさん是非お楽しみに!!」

06:フレンド・ライク・ミー (僕は大親友)/山寺宏一

ナビゲータのお二人が退場され、山寺さんによるアニメ版「アラジン」よりジーニーの自己紹介的ソング。
ジーニーの驚異の大宇宙パワーをジェットコースター級のスピードで歌われる本曲を、
山寺さんが"七色の声"と称される様々な声で千変万化に歌われる様子は、生のコンサートで目の当たりにすると迫力満点。
歌い終られると観客から大きな拍手が贈られていました。

●映画「メリー・ポピンズ リターンズ」トーク
-MC-


山寺さんのステージを称賛しながらナビゲーターのお二人がご登場。
続いては映画「メリー・ポピンズ」の続編にあたる映画「メリー・ポピンズ リターンズ」のお話を
「リターンズ」でメリー・ポピンズの吹き替えを担当された平原綾香さんと共に。

・平原さんはこの時もメリー・ポピンズのご衣裳で登場されていました。
 中川さん「本物が来たー! ばっちりですね」
 平原さん「……そぉなの」
 観客笑。
 パパイヤさん「今日は空からくるんじゃないかと思ってんですけど」
 平原さん「……私も迷ったんですけど、徒歩できました」
 観客笑。
・吹き替え、劇中歌、エンドソングをお一人で担当されるのは平原さんが初めで。
・劇中歌版とエンドソング版の「幸せのありか」の違い。
・平原さん「今回歌うのはアレンジが平原版の『エンドソング』になっているんですけど、
     劇中のメリーの気持ちもミックスして歌ってみようと思います」

07:幸せのありか (エンドソング)/平原綾香
08:ゴー・ザ・ディスタンス/海宝直人
09:ひそかな夢/山崎育三郎
-MC-


ナビゲーターのお二人が退場され、平原さんによる映画「メリー・ポピンズ リターンズ」より「幸せのありか」。
平原さん独特のシルキーな歌声が会場全体を優しく包み込むようで、間奏の高音のスキャットは圧巻でした。
続いて海宝直人さんがご登場。映画「ヘラクレス」より「ゴー・ザ・ディスタンス」。
ご自身もアルバム「I wish. I want.」でカバーされている本曲を、穏やかな序盤とダイナミックな後半を、
凛々しい歌声で迫力一杯に披露されました。続いては山崎育三郎さんがご登場。
ご自身が野獣役で吹き替えと劇中歌を担当された実写映画版「美女と野獣」より、劇中歌「ひそかな夢」。
重々しい雰囲気の中、哀愁を感じる歌声が、曲が盛り上がるにつれ情熱的になっていく様子はとてもドラマチックでした。

・ナビゲーターのお二人が登場され、続いてのコーナーの解説。
 「Friends of Disney Concert」では恒例になっているディズニー作品を朗読と歌で第一部の締めくくり。
 その間、スタッフさんによってステージ上に向かって右側に椅子と机が用意されていました。

10:朗読「リトルマーメイド」/朗読・山寺宏一
~パート・オブ・ユア・ワールド/平原綾香
~アンダー・ザ・シー/パパイヤ鈴木
~哀れな人々/マルシア
~キス・ザ・ガール/海宝直人 山崎育三郎


今回は公開から30周年を迎えた「リトルマーメイド」の世界を、山寺さんによる朗読とゲストの皆さんの歌でお届け。
平原さんは作品を象徴する楽曲「パート・オブ・ユア・ワールド」はアリエル風のご衣裳で、繊細かつのびやかな歌声を披露。
山寺さんの台詞を受けて、パパイヤさんが宮廷音楽家セバスチャンが歌う海の賛歌「アンダー・ザ・シー」を楽しく豪快に。
コンサート「Disney on CLASSIC Premium『リトル・マーメイド』イン・コンサート」でヴィランズ(悪役)のアースラを担当された
マルシアさんが、再びアースラとして歌われた「哀れな人々」は、迫力満点の凄みを感じるステージで観客を圧倒。
セバスチャンが口づけせよとはやし立てる「キス・ザ・ガール」は

海宝さんと山崎さんが綺麗なハーモニーでとてもロマンチックに歌われました。

山寺さんは朗読の他、同作のTVシリーズやアトラクション、ゲーム等でご自身が演じられた三代目セバスチャンはもちろん、
アリエルやエリック等、全てのキャラクターを演じ分けられており、特にアースラは白眉で、
オリジナルの吹き替えを担当された森公美子さんや二代目のくじらさんを彷彿とさせる口調や演じぶりで
その迫力に思わず息を飲み、様々な声で演じ分ける"声優・山寺宏一"の真骨頂を目の当たりにする事が出来ました。

山寺さん「これから休憩です! まだ二部でお会いしましょう!」


~休憩~
●The Second Section 第2部


約20分間の休憩時間。大型ビジョンにはコンサートのメインビジュアルや各種CMが流れており、 
そろそろ休憩時間が終わるという頃になるとバンド、シンガーズの皆さんが登場されてご準備。
準備が整った頃に煌びやかな鐘の音が鳴り、徐々に照明が暗くなって穏やかな空気で第二部へ。

●映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」トーク。
-MC-


・ナビゲータのお二人が登場され、ここからは映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」のお話。
・主人公をレック・イット・ラルフを演じた山寺さん、日本語版エンドソングを歌われた青山さんを呼びこみ、
 この日から数日後にネットでの配信がスタートするというお話や、見所やトリビアをトーク。
・アニメーターさんの遊び心でディズニー内外の様々な作品のキャラクターや小道具が散りばめられている本作。
 その数は1000以上と言われており、その中から山寺さん、青山さんが注目ポイントをご紹介されました。

11:『シュガー・ラッシュ:オンライン』プリンセス・メドレー
Let It Go ~ありのままで~/マルシア
~どこまでも ~How Far I'll Go~/咲妃みゆ
~Some Day My Prince Will Come/青山テルマ
~輝く未来/中川翔子 山崎育三郎
~ホール・ニュー・ワールド (新しい世界)/麻生かほ里 山崎育三郎
~夢はひそかに/平原綾香 海宝直人
-MC-


「シュガー・ラッシュ:オンライン」には歴代のディズニープリンセスが集合したという事で、
第二部は歴代ディズニープリンセスの楽曲をゲストの皆さんが入れ代わり立ち代わりで歌われるメドレーから。
まずはマルシアさんが登場され、映画「アナと雪の女王」より、大ヒットした「Let It Go ~ありのままで~」。
エルザ風のご衣裳と髪型で表現力のすさまじさを感じる歌声を披露されるマルシアさんは、抜群の存在感でした。
続いては咲妃さんのご登場で、映画「モアナと伝説の海」より「どこまでも~How Farl'll Go~」。
未知への期待にあふれるポジティブな咲妃さんの歌声はとても伸びやかで、その清々しさにぐっときました。
がらりと雰囲気が変わり、青山さんによる映画「白雪姫」より「Some Day My Prince Will Come」。
格調の高さを感じる穏やかな曲調の中、英語詞を透き通るような歌声で歌われる青山さんが印象的でした。
続いては中川さんのご登場で、映画「塔の上のラプンツェル」より「輝く未来」。
中川さんがゆったりと歌われている中、中盤で山崎さんが合流され、フリンのパートを頼もしい歌声で担当されました。
拍手で中川さんが見送られると、映画「アラジン」より「ホール・ニュー・ワールド」の前奏が奏でられる中、
本作のヒロイン・ジャスミンの声と歌唱を担当された麻生さんがジャスミン風のご衣裳で合流。
山崎さんの甘さを感じる歌声と麻生さんの張りのある歌声が合わさっていく様子はとてもロマンチックでした。
メドレーのラストは平原さんと海宝さんのご登場で、実写映画「シンデレラ」より「夢はひそかに」。
しっとりとした序盤からワルツへとリズムへ変わっていく中、お二人が寄り添いながら歌われる様子は
さながら舞踏会を見ている様で観客の多くがうっとりと見入って聞き入っている様でした。

・平原さん「続いてはディズニー名曲メドレーです」

12:「愛」で奏でる『ディズニー』名曲メドレー
スーパーカリフラジリスティックイクスピアリドーシャス (Short size)/麻生かほ里 平原綾香
~とびら開けて/青山テルマ 山崎育三郎
~ベラ・ノッテ/マルシア
~はやく王様になりたい/海宝直人 パパイヤ鈴木
~愛を感じて/海宝直人 咲妃みゆ
~生まれてはじめて/中川翔子 咲妃みゆ
~ユール・ビー・イン・マイ・ハート/ 海宝直人 山崎育三郎 山寺宏一
~みんなスター!/青山テルマ 麻生かほ里 海宝直人 咲妃みゆ
        中川翔子 パパイヤ鈴木 平原綾香 マルシア 山崎育三郎
        山寺宏一


ラストコーナーはディズニーの様々な作品の楽曲をメドレー形式で。
平原さんに初代メリーポピンズ風のご衣裳の麻生さんが合流され、
まずは映画「メリー・ポピンズ」より早口が楽しい「スーパーカリフラジリスティックイクスピアリドーシャス」。
麻生さんが一番を日本語詞で歌われると、平原さんが二番を英語詞で歌われ、最後はお二人で日本語詞を歌われていました。
「リターンズ」でメリー・ポピンズを吹き替えられた平原さんと、初代「メリー・ポピンズ」でメリーポピンズを吹き替えられた麻生さんの
ダブルメリー・ポピンズが本曲を歌われるというのは何とも嬉しく、お二人のステージは楽しくも圧倒的でした。
続いては映画「アナと雪の女王」より、「とびら開けて」を青山さんと山崎さんのデュエットで。
作中そのままにロボットダンスを交えたり、山崎さんが跪いたりされながらハッピーな歌声を披露されていました。
ゆったりとした前奏の中、マルシアさんが登場され、映画「わんわん物語」より「ベラ・ノッテ」。
マルシアさんの大人な歌声で会場が情緒的な雰囲気に満ち満ちた後は、
海宝さんとパパイヤさんによる劇団四季版「ライオンキング」より「はやく王様になりたい」。
初代ヤングシンバを演じられた海宝さんが本曲を歌われる興味深さとパパイヤさんの軽妙な節回しが魅力的でした。
パパイヤさんと入れ替りに咲妃さんが登場され、同じく劇団四季版「ライオンキング」より「愛を感じて」。
壮大な曲調をお二人が見つめ合いながら歌われる様子は、さながらミュージカルの一幕を見ている様な心地でした。
続いては軽快な曲調に乗せて中川さんが登場され、映画「アナと雪の女王」より「生まれてはじめて」。
中川さんが弾ける様な明るい歌声でアナパートを歌われ、中盤では咲妃さんが登場されてエルザパートをご担当。
咲妃さんの凛とした歌声とはつらつとした中川さんの歌声はそれぞれ好対照の魅力でした。
続いては山寺さんと山崎さんと海宝さんによる映画「ターザン」より「ユール・ビー・イン・マイ・ハート」。
山寺さんを中心に包容力たっぷりな歌声と魅惑のハーモニーで披露された後は、
ゲストの皆さんが全員呼びこまれ、本編のラスト、映画「ハイスクール・ミュージカル」より「みんなスター!」。
ラストソングとして恒例になっている本曲ですが、今回は間奏部分でパパイヤさんによるダンス講座が開講。
観客全員が立ちあがり、パパイヤさんがサビ部分での簡単な振り付けをレッスンされ、ゲストの皆さんと共に実践。
一通りレッスンが終わるとパパイヤさんが感極まった表情を見せて観客を和ませつつ、
最後は会場全体を一つに大盛り上がりる様子はラストにぴったりのとても華やかさを感じる一幕となりました。

~アンコール~ 
-MC-


・ゲストの皆さんが退場された後も観客は立ちあがったままで、見送る拍手が手拍子に変わっていきアンコールへ。
・しばらくするとゲストの皆さんが再びご登場。ここからは進行を山寺さんにバトンタッチ。
・山寺さん「すみません。いきなりここから仕切らさせてもらいます。理由は年上だからです」
 観客笑。
・ここで演奏とコーラスを担当されたバンド、シンガーズの皆さんをご紹介。
・更にオープニングでお話されなかったゲストの皆さんから一言づつコメントをいただく事に。
・平原さん「今日は割と両極端な曲を歌わせていただいて、途中『誰やねん』と思った方もいると思いますけど」
 山寺さん「思わないです」
 観客笑。
 平原さん「そうですよね。でも何より今日はダブルメリーで『スパカリ』を歌えたのが嬉しかったです」
・山崎さん「小さい頃からディズニーが大好きで、クリスマスにサンタさんにもらったのが『アラジン』のビデオだったんですよ。
     今日は本物のジーニーにも会えて、本物のジャスミンともデュエットできて、本当に夢の様でした。
     海宝君が本当はミュージカルでアラジン役やってるから、本来なら海宝君が歌うべきなのにごめんね」
 観客笑。
・ドナルドダック、スティッチ、野獣登場。観客大盛り上がり。

13:小さな世界/青山テルマ 麻生かほ里 海宝直人 咲妃みゆ
       中川翔子 パパイヤ鈴木 平原綾香 マルシア 山崎育三郎
       山寺宏一


「Friends of Disney Concert 2019」のラストは東京ディズニーランドのアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」のテーマ。
大型モニターには歌詞が映し出され、観客も歌えるように配慮されていました。出演者と観客の会場全体で大合唱する様子は、
明るい中に少々の名残惜しさも感じ、コンサートのラストにぴったりの光景でした。

BGM:小さな世界

「小さな世界」のインストゥルメンタルが演奏され、それに合わせて観客が手拍子をする中、
ゲストの皆さんがステージ前方に集合され、万歳三唱が行われました。
演奏はゲストの皆さんが退場された後も続き、演奏が終了するとバンドとシンガーズの皆さんにも拍手が贈られました。 
しばらくすると客席が明るくなると共にステージ上が暗くなり、「Friends of Disney Concert 2019」昼公演は終演となりました

今回も最新作からクラシックまで、アニメ作品を中心に、実写、アトラクション、クレジットカード等、
ディズニーにまつわる様々な楽曲を豪華な演奏とコーラス、ゲストの方々で披露された「Friends of Disney Concert」。
公開30周年を迎え、なお高い人気の「リトルマーメイド」での山寺さんの圧巻の朗読や、ダブルメリーポピンズのデュエット、
根強い人気の歴代ディズニープリンセス達の楽曲を「シュガー・ラッシュ:オンライン」での集合をきっかけに
メドレーで聞く事が出来たり、今回も見所がたくさんでした。
また、それぞれのキャラクターを演じられた方々や、楽曲を歌われたゲストの皆さんが
その役柄を思わせるご衣裳を多く着られており、心憎くも華やかでとても印象深かかったです。


補足

・会場のロビーには今回のコンサートのロゴや映画「リメンバー・ミー」のフォトスポットが設けられていました。

・中川さん「『今日は人生で最高の日になるわーっ!』とラプンツェルも言っている様な気がします!」

・山寺さん「ジーニーは声優として僕を成長させてくれたキャラクターです。
     ジーニーを演じたからこうやってディズニーのコンサートで歌を歌えてるといってもいいですよ。
     アヒルじゃあなかなか一曲は歌えないですからね」
 このあと山寺さんが演じられているドナルド・ダックを生で披露されると観客大盛り上がり。
 山寺さん「これもスタッフさんにあんまりやるなって言われてるんですけどね」
 観客笑。

・中川さん「平原さんとメリーに共通する所ってありますか?」
 平原さん「片づけが好きなことですね。舞台でもメリーを演じてるんですけど、彼女はホントに凄い人です。
     その時に現地のスタッフさんから沢山教わった事を吹き替えにも活かせていると思います」

・平原さん「メリーの舞台ではパパイヤさんもご一緒させていただいたんですよ」
 パパイヤさん「そうですね。ボクはブーム提督役でしたね。舞台をご覧になった方っていらっしゃいます?」
 客席からなかなかの量の拍手。
 平原さん「……思ったより少なかったですね」
 観客笑。
 パパイヤさん「そんな事ないですよ。みんな急なことだったからちょっと恥ずかしかっただけでしょ?」

・中川さん「『パート・オブ・ユア・ワールド』の『ねぇこれ欲しい? 20個もあるの』が大好きで
     あの台詞が聞きたくてディズニーランドの『フィルハーマジック』に何回も通いましたもん」
 観客笑。

・パパイヤさんの娘さんはアリエルになりたかったし、パパイヤさんはセバスチャンになりたかった。

・中川さん「……フライパン売っちゃうんかぁい」

・平原さん「海宝さんとは今日初めてお会いしたんですけど、顔のホクロの位置が一緒なんですよね」
 観客笑。
 海宝さん「そうなんですよね。何かご縁を感じますね」
 平原さん「ほぼほぼ一緒に位置にあるんですよ」
 山寺さん「ここでホクロの話ですか」
 パパイヤさん「そういうのは楽屋でやってください」
 平原さん「そうですね。ここで言うお話ではなかったですね」
 観客笑。

・ドナルドダック「バイバァーイ! まーたーねー!」

bottom of page