top of page

10周年だよ! ボイジャーCREW全員集合!!
19.3.23 パセラリゾーツ銀座 BENOA

出演/ボイジャー(TAKERU 瀬下千晶)

演奏/カラオケ



特撮「ウルトラマン」シリーズをはじめとした円谷プロ作品関連の楽曲を担当され、
日本全国各地の様々なステージに立たれている音楽ユニット、ボイジャー/voyager。
2009年の結成以来、数度のメンバーチェンジを経て2011年に現メンバーのTAKERUさんと瀬下千晶さんが加入。
2013年以降はTAKERUさんと千晶さんのお二人で活動されており、この年2019年に結成10周年を迎えました。

10周年を記念してファンクラブ「voyager CREW」会員向けの限定フリーイベント
「10周年だよ! ボイジャーCREW全員集合!!」が開催されました。

2018年3月から始まったファンクラブ「voyager CREW」は諸事情により開始一年余りで一時解散。
今回は会員へ向けてのお詫びも兼ねての会員限定のフリーイベントとしての開催とされ、
更に当日来場できない会員向けに動画サイト「ニコニコ動画」にて生配信も行われ、
リアルタイムで試聴できない会員向けに見逃し配信も予定されていました。

ファンクラブイベントという事で会員限定のお楽しみな度合が非常に高いイベントなので
詳しい内容は省略します。 来場された方だけのお楽しみという事でご了承頂けましたら幸いです。


会場はカラオケ店パセラ系列であるパセラリゾーツ銀座店の地下イベントスペース「BENOA」。
受付を済ませて入場すると、ボイジャーのお二人がお出迎え。
入場した観客はお二人と記念写真を撮影した後、各自自由に席を選び着席するという段取りでした。

開演まではこれまでのボイジャーの楽曲のカラオケがBGMとして流れており、
ステージ背面と会場の左右壁面上部にはスクリーンが張られ、
お二人の加入から現在までの様々な場所、様々な人と撮影した写真がスライドショー形式で上映中。
客席後方にはこれまでお二人が着用されてきた歴代のステージ衣装や、ファン有志による横断幕の展示や、
今回オリジナルフレームで記念撮影ができる撮影スポットが設けられていました。

入場時には今回のアンケートの他、今回のイベントの中盤でお二人が歌われる曲を
クジで選ばれた観客がダーツで決めるという催しがあり、クジで使用する名前を記入する用紙が配布。
観客は用紙に名前を記入したり、展示やフレームを用いて記念撮影を行っていました。

更に入場前にはファン有志により、「キボウノカケラ」が歌われる際、
オレンジ色のサイリウム/ケミカルライトを振って驚かせようという
ボイジャーのお二人へのサプライズが企画され、
サイリウム/ケミカルライトがお二人に内緒でこっそり配布されていました。

観客をお出迎えし、記念撮影をしていたボイジャーのお二人が一旦ご退場。
しばらくするとそれまで流れていたBGMが徐々に大きくなっていき、
いよいよ「10周年だよ! ボイジャーCREW全員集合!!」開演です。

01:フュージョンライズ!
-MC-


お二人がステージに登場され、一曲目はなかなかライブで聞く機会が少ない特撮「ウルトラマンジード」挿入歌。
疾走感ある曲調と千晶さんの張りのある歌声とTAKERUさんの凛々しい低音はイベントのスタートにぴったりでした。

02:Unite~君とつながるために~
03:ウルトラマンギンガの歌2015
-MC-


続いて歌われたのは特撮「新ウルトラマン列伝/ウルトラマンX」より「Unite ~君とつながるために~」。
サビ部分の振り付けは観客もお二人と一緒になって行い、会場に一体感が生まれました。
お二人のハーモニーが幻想的な特撮「新ウルトラマン列伝/ウルトラマンギンガ」より「ウルトラマンギンガの歌2015」。
間奏では「まだまだギンガに届いていないみたいだよ」と観客をさらに盛り上げるTAKERUさん。

04:GEEDの証
05:Shine your ORB
-MC-


特撮「ウルトラマンジード」よりウルトラマンジード/朝倉リク役の濱田龍臣さんと歌われたオープニング。
お二人は二番からはステージを降りられ、客席を回りながら歌われました。続いては特撮「ウルトラマンオーブ」よりエンディング。
しっとりとした曲調とお二人の広がりを感じる歌声をじっくりと味わえ、とても清々しい思いでした。

06:目覚めよウルトラマンティガ
-MC-
07:GO AHEAD~すすめ!ウルトラマンゼロ~ (ボイジャーver.)
-MC-
08:英雄
-MC-


ここで前途の歌う曲をクジに当たった観客が投げたダーツで決めるコーナーへ。
最初に選ばれた少年が投げたダーツが当たったのは、特撮「ウルトラマンティガ」海外放送版オープニング。
英語詞が多く、久し振りに歌われるという事で、珍しくかなり苦戦されていたのが印象的でした。
続いて当方が選ばれ歌って頂いたのは、特撮「ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE」より水木一郎さんと歌われたオープニング。 
お二人の凛々しさ溢れる歌声を間近で聞く事が出来た事はもちろん、折に触れご配慮いただき恐縮至極でした。
コーナー最後は女性の方が当てた特撮「ウルトラマンネクサス」より、doaの皆さんによるオープニングのボイジャーの皆さんのカバー版。
お二人も観客も大に盛り上がっており、最後のサビでは「男なら」はTAKERUさん、「女もそうさ」は千晶さんと歌い分けられていました。

09:オーブの祈り (ボイジャーver.)
10:キラメク未来 (1C)
~キラメク未来~夢の銀河へ~ (1.5C)


後半は特撮「ウルトラマンオーブ」より水木さんと歌われたオープニングをボイジャーのお二人版で。
お二人は曲が始まるとステージから客席へ移動され、観客とハイタッチをしたり、空いている座席に座ったまま歌われたり、
観客と沢山触れ合われると、TAKERUさんが初期メンバーの山口智大さん、鹿間水月さん、永田舞さん、千秋夕さん、
Special Crewの南翔太さんやウルトラマンゼロに届くようにと話をされ、特撮「ウルトラマン列伝」より「キラメク未来」。
お二人の広がりを感じる歌声は、そのまま特撮「新ウルトラマン列伝/ウルトラマンギンガS」より「キラメク未来~夢の銀河へ~」へ。
「キラメク未来」がロック色力強めにアレンジされた本曲は、颯爽としたお二人の歌声がとても魅力的でした。

11:ウルトラマンビクトリーの歌2015
12:Over The Horizon
-MC-


続いては特撮「新ウルトラマン列伝/ウルトラマンギンガS」より「ウルトラマンビクトリーの歌2015」。
千晶さんが「信じあえる仲間と」と歌われた後にTAKERUさんが「voyager CREWと」と追っかけを入れ込まれたり、 
見えないウルトラマンビクトリーが登場したり、TAKERUさんがビクトリーの代理でタケルビクトリーになったりされていました。
お二人がタオルを取り出し「二の腕が痩せるお時間です」「タオルを振りましょう! 無い人は拳でOK」という一声から、
毎年夏に行われているウルトラマンの大イベント「ウルトラマンフェスティバル」の2014版イメージソング「Over The Horizon」。
テンポが速く激しい曲を歌われながら、ステージ所のお二人と観客とがタオルを振る光景はなかなかに壮観でした。

13:キボウノカケラ

お二人がファンクラブの一時解散への思いを話されて深々と礼をされ、本編の最後は特撮「ウルトラマンジード」よりエンディング。
前途の観客がオレンジ色のサイリウム/ケミカルライトを振って驚かせようというサプライズが行われると
涙をこらえながら歌われている様子の千晶さんと、観客に「気がつけば 瞬き出す オレンジのみんなの絆」と替歌で応えるTAKERUさん。
穏やかでポジティブな歌詞をじっくりと噛みしめるように歌われているお二人が印象深く、
サビ部分ではお二人の手の降りに合わせてオレンジ色のサイリウム/ケミカルライトが左右に揺れる様子はとても綺麗でした。

-アンコール-
-MC-


お二人が拍手で見送られると拍手がアンコールへと変わり、お二人が再登場され客席を駆け回ったり。
更に会員の有効期限や会報DVDのお知らせ等をお話されていました。

14:ウルトラマンX

ラストはお二人が「ボイジャーの代名詞」と称された特撮「新ウルトラマン列伝/ウルトラマンX」よりオープニング。
エックスのザナディウム光線を表す「X」ポーズでお二人と観客とのユナイトぶりが堪能できる本曲ですが、
今回は途中からお二人がステージを降り、客席を回り、開いている座席に座って観客にマイクを向けたりと
イベントの締めくくりにぴったりなザナディウムパワーあふれる一層のユナイトぶりでした。

最後にお二人と観客との「10周年だよ! ボイジャーCREW全員集合!!」のタイトルコールが行われ、
お二人が一旦退場され、スタッフさんによってこの後に行われるサイン会のアナウンスがあり
ファンクラブイベント「10周年だよ! ボイジャーCREW全員集合!!」は終演となりました。

結成10周年のスタートであり、ファンクラブ「voyager CREW」としては一旦の区切りとなる今回のイベント。
どういった内容になるのかと思っていましたが、いざはじまるとがっつりとしたソロライブ。
会員限定のイベントという事で、他のライブやイベントでもなかなか聞けない曲が多く披露されたのが嬉しく、
歌声やパフォーマンスはもちろん、手拍子や拳を挙げる等の観客のノセ方の妙を感じるお二人に脱帽でした。
また、イベント前後に記念写真撮影やサイン会が行われたり、観客がダーツで歌う曲を決めたり、頻繁に客席に降りられるなど、
つねにサービス精神旺盛で、お二人がファンとの触れ合いをとても大切にされている事が伺えました。

それだけに今回のファンクラブ一時解散はとても名残惜しく、
ボイジャーのお二人はファンクラブ結成は念願だったというだけに、我々以上にやるかたないと思います。
これからのお二人のご活躍と、いつかまた「voyager CREW」が再開することを願っております。
そしてボイジャー結成10周年おめでとうございます。


補足

・記念撮影用のオリジナルフレームに書かれていた文字が「#10周年」でなく「#10週年」になっていたり。
 
・「10周年だよ! ボイジャーCREW全員集合!!」というタイトルコールが揃わなかったので、
 全部なかった事にして仕切りなおしちゃうお二人。

・千晶さん「ケイキヅケテコー」
 TAKERUさん「何で急に片言になったんでしょうね」

・TAKRUさん「ギンガのあの頃を思い出して! ギンガに届くように! ビクトリーにも! (地面に向かって) 聞こえますかー?」

・TAKERUさん「まだ三曲目なのにもうセトリ確認してるの?」
 千晶さん「何年付き合ってると思ってるの? 私だよ? 見るわ!」
 観客笑。
 TAKERUさん「ニワトリの次くらいの脳みそだもんね」
 千晶さん「ニワトリに失礼!」
 観客笑。

・スライドショーの過去の自分達に若さを感じるお二人。

・千晶さん「みんなが降ってくれるペンライトがオーブリング(ウルトラマンオーブの変身道具)に見えるね」
 TAKERUさん「酔っぱらってる? まっすぐなペンライトが丸いオーブリングに見えるの?」
 観客笑。
 千晶さん「TAKERU君。悪い気持ちを持っているとオーブリングに見えないんだよー」
 TAKERUさん「……お気づきでしょうか? 今、君、ひとりぼっちだよ」
 千晶さん「ウソだっ!」
 観客笑。

・ダーツにはTBS系で放送されていたバラエティ「関口宏の東京フレンドパークII」よろしく「パジェロ」の文字も。

・当然ダーツを投げる際は「パジェロ」コール。

・もし「パジェロ」にダーツが当たった際はミニカーをプレゼントする予定だったものの、
 パジェロのミニカーが見つからず、はとバスのミニカーをプレゼントする予定だったとか。

・「英雄」は初期メンバー在籍時のカラオケから更にお二人用に音源を作り直したものだそうで、
 お二人とも「いつか生バンドでやってみたい」と意欲を見せていらっしゃいました。

・TAKERUさん「大黒摩季さんっていう歌の世界の光の超人が入るんだよ。ウルトラマンでいうとウーマンべスみたいなね」

・TAKERUさん「ファンクラブ解散という事でみなさんをびっくりさせてしまったかもしれませんが、
      ボイジャー自体が解散という事ではないので、これからももっともっと高い所を目指して行きたいと思います」
 千晶さん「もちろん、今日来てくださった皆さんと、配信を見てくださっている皆さんと一緒に!」

bottom of page