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第27回調布観光フェスティバル 
公開生放送! 髙寺成紀の怪獣ラジオ(昼) 朝川ひろこ・青空ライブ 元気娘はひろこにおまかせ! 
18.8.25 調布駅前広場 青空ステージ

 

出演/朝川ひろこ

 

司会/髙寺成紀 仁瓶あすか 

演奏/カラオケ

 


東京都調布市が開催しているお祭り「調布観光フェスティバル」。

調布の物産展や出店、市民団体によるパフォーマンスが行われているお祭りです。

 

調布には多摩地区最大級のシネマコンプレックス「イオンシネマ シアタス調布」がある事や、 
出版社および映画会社であるKADOKAWAが有する「角川大映スタジオ」がある事から

「映画のまち調布」として積極的に町興しをしております。

調布では「角川大映スタジオ」のプロデューサーであり、過去に特撮「仮面ライダークウガ」や1990年代後半のスーパー戦隊シリーズ、 
特撮「美少女仮面ポワトリン」などの不思議コメディシリーズや、「大魔神カノン」などのプロデューサーを務められた高寺成紀さんが 
調布のコミュニティFMである調布FMでパーソナリティを務めるラジオ番組「髙寺成紀の怪獣ラジオ」、通称「怪ラジ」が放送中。 
放送日や形態を変化させつつ、現在は毎月最終土曜昼に「髙寺成紀の怪獣ラジオ(昼)」として放送しております。

 

「調布観光フェスティバル」ではそんな高寺さんプロデュースで2016年の第25回から青空ライブが開催されています。 
初回の宮内タカユキさん、昨年2017年のmickey-Tさんとご自身が手がけられた作品に縁のある歌手の方々が招かれています。

 

今回のご出演は朝川ひろこさん。1989年版のアニメ「魔法使いサリー」のオープニング、エンディングなどのアニメソングや 
不思議コメディシリーズの「魔法少女ちゅうかなぱいぱい」のオープニングを歌われている他、

スーパー戦隊シリーズの挿入歌を数多く歌われております。 

これまでアニメソング関係のライブはおろか、生で朝川ひろこさんのステージを拝見した事が無く、 
これはまたと無い機会だと思い、楽しみにしておりました。

 

今回のレポートはラジオ番組「髙寺成紀の怪獣ラジオ(昼)」の公開生放送ではありますが、 
生放送された中から朝川さんのライブパートのみのものとなります。何卒ご了承ください。

 

会場は調布駅前広場に設けられた特設野外ステージ。

ステージ横にはイベントのタイムテーブルや今回の朝川さんのライブポスターが飾られていました。 
ステージ壁面には「第27回調布観光フェスティバル」のタイトルが掲げられ、ステージ後方には調布FMの幕がかかったテーブルが設置、 
駅前で往来のある場所なので、ステージ前にはテーブルと椅子が数組設置され、他の観客はスタンディングで観覧する形でした。 
周辺には調布の団体や企業が模擬店を出店しており、なかかなの賑わいになっていました。

 

-MC-

 

・生放送開始時間の13:00が近くなるとパーソナリティの高寺さんとフリーアナウンサーの仁瓶あすかさんがご登場。 
・当日は快晴で陽ざしが強く、35度越えの猛暑で文字通り炎天下の中でのライブになる為、 
 熱中症に気をつける様に注意喚起が行われました。 
・高寺さんと仁瓶さんが生放送準備の為、一旦退場。しばらくして再びステージに登場され生放送スタートです。

 

00:髙寺成紀の怪獣ラジオ(昼)/SE

 

まずは「怪ラジ」のオープニングが流され、番組のご挨拶「こんガチョラ」で高寺さんと仁瓶さんがご挨拶。 
オープニングトークでは当日の天気や「第27回調布観光フェスティバル」等についてお話され、 
ジングルを挟んで改めて「怪ラジ」と「青空ステージ」の説明をされた後、朝川さんが呼びこまれ、いよいよライブスタートです。

 

01:魔法使いサリー (2C)/朝川ひろこ 
-MC-

 

朝川さんが真っ白なご衣裳で登場され、ライブの幕開けは1989年版のアニメ「魔法使いサリー」のオープニング。 
しなやかな朝川さんの歌いぶりがとても魅力的。当方、世代なもので今回生で聞く事が出来てとても嬉しうございました。

 

・ここから曲が終わるたびに高寺さん、仁瓶さんが登場され、朝川さんとトークを展開されます。 
・仁瓶さんが曲ごとに解説を交えてくださいます。 
・仁瓶さん「オリジナル版とはメロディはそのままでアレンジが変わってるんですよね」 
 朝川さん「当時はディスコサウンドが流行っていたから、そういうアレンジになってるんですね」

 

02:Moonlight Destiny (1.5C)/朝川ひろこ 
-MC- 
03:あの娘が街にやって来た (2C)/朝川ひろこ 
-MC-

 

「サリー」の後に歌われたアニメソングというお話から、劇場版アニメ「美少女戦士セーラームーンS」よりエンディング。 
朝川さんのしっとりとした歌いぶりは、炎天下中で清涼感を誘い、穏やかなバラードで一時暑さを忘れる思いでした。 
続いて歌われたのは石ノ森章太郎先生原作の不思議コメディシリーズより、特撮「魔法少女ちゅうかなぱいぱい」のオープニング。 
張りのある歌声で小気味よく歌われ、呪文部分では主人公ぱいぱいが持つ

魔法ステッキの中心部分が回転する様な振り付けも披露されていました。

 

・高寺さん「僕の中のイメージでは朝川さんが子供向けの作品を歌われるのは『サリー』からはじまったと思っていたのですが、 
     実は『ぱいぱい』の方が9ヶ月くらい早いんですね」 
 朝川さん「そうなんですよ。女の子向けの作品では『ぱいぱい』の方が早いですね。 
     その前に『じゃあまん探偵団 魔隣組』の挿入歌(気軽にシリアス)を歌った事が『ぱいぱい』につながったんだと思います」 
 高寺さん「レコーディング当時って番組の担当プロデューサーは来てました?」 
 朝川さん「それがよく覚えてないんですよね」 
 高寺さん「ボク、この後に歌われる作品のレコーディングに立ち会ってたのは覚えてますか?」 
 朝川さん「もちろんですよー。高寺さんは有名でしたからねー」

・高寺さん「この不思議コメディシリーズでは僕は『美少女仮面ポワトリン』から関わる事になったのですが、 
     それから数年後にスーパー戦隊シリーズのプロデューサーを担当することになるんです。それ……」 
 仁瓶さん「それが『激走戦隊カーレンジャー』ですね」 
 高寺さん「あ、最後まで言わせてくれないんですね」 
 観客笑。 
 仁瓶さん「はい。その『カーレンジャー』で二人のヒロイン、

     ピンクレーサーとイエローレーサーが戦う時に流れていた曲を次に歌っていただきます」

 

04:青春サーキット (1.5C)/朝川ひろこ 
-MC-

 

前途の特撮「激走戦隊カーレンジャー」より、レコーディング以来初めて歌われるという挿入歌「青春サーキット」。 
青空の中、青春的な疾走感あふれる本曲を、爽やかに伸びやかに歌われる朝川さんがとても印象的でした。

 

・朝川さん「『青春サーキット』は最後に裏声を使う部分をライブで歌える自身がなくて22年間歌ってこなかったんですよ。 
     でも高寺さんのお願いですから頑張ろうと。高寺さんとの出会いの歌なんで頑張ってみました」 
 高寺さん「泣いていいですか?」 
 仁瓶さん「司会進行なので我慢してください」 
 観客笑。 
 高寺さん「今回、実はこの曲を一番歌ってほしかったんですよ。でもこの曲を歌って下さいってお願いした時に、 
     難色を示す程ではなかったんですけど、お考えになられて。結果的に快諾は頂けたんですけどね」 
 朝川さん「なんとか練習して歌えるようになったんで、快諾しました」 
 高寺さん「泣いていいですか?」 
 仁瓶さん「司会進行なので」 
 高寺さん「二回はやるなって? ごめんなさい」 
 観客笑。

 

05:Bomb Dancing メガレンジャー (2C)/朝川ひろこ 
-MC-

 

続いてもスーパー戦隊シリーズの特撮「電磁戦隊メガレンジャー」より夏季限定エンディング。

映像には朝川さんご自身も出演されていました。エンディング映像そのままの振り付けを交えながら、

粋でいなっぽい節回しで軽快に歌われる朝川さんに気分な夏祭りでございました。

 

・朝川さん「この暑いのにこんな白いひらひらの衣装できてごめんなさい」 
 高寺さん「とんでもないですよ」 
 朝川さん「この衣装、『セーラームーン』を歌ってた当時のものなんですよ。 
     今日は衣装を2着持ってきていて。チャックが上がったら着ようと思ったら無事チャックが上がったんですよ。 
     でも、やっぱり苦しい。息ができない」 
 高寺さん「息ができなきゃ歌えないじゃないですか」

 

06:ギンガピンク サヤ・花の戦士 (1.5C)/朝川ひろこ 
-MC-

 

続いては高寺さんが担当された最後のスーパー戦隊シリーズという紹介があり、

特撮「星獣戦隊ギンガマン」よりギンガピンク/サヤのテーマ。 強い日差しと暑さをものともせず、

凛とした歌声でしなやかに歌われる朝川さんは、文字通りの可憐爆発!大胆素敵!でございました。

 

・朝川さんが曲の締めでされたキメポーズを番組公式カメラマンの方のためにもう一回。 
・高寺さん「次の曲を持ってして最後になってしまいました」 
 観客「ぇええええ」 
 高寺さん「"えー"ですよね。"エーイング"ですよね」

 

07:カービィ! (TVサイズ)/朝川ひろこ 
-MC-

 

朝川さんのライブコーナーラストはアニメ「星のカービィ」より二代目オープニングをTVサイズで。 
突き抜けるような伸びやかな歌いぶりで朝川さんがステージを爽やかに彩られ、あっという間に終了となりました。

 

退場される朝川さんを高寺さんと仁瓶さんが見送られ、「公開生放送! 髙寺成紀の怪獣ラジオ(昼)」が続く中、 
「朝川ひろこ・青空ライブ 元気娘はひろこにおまかせ!」は終了なりました。

 

初めて生の歌声とライブパフォーマンスを拝見した朝川さん。 
なかなかアニメソングムーヴメントの中にあるライブには出演されていないだけに、 
小さい頃に朝川さんの歌声を聞いていた身にとっては生のステージを拝見できるだけでも有難い事でしたし、 
更に、不思議コメディシリーズやスーパー戦隊シリーズの挿入歌といった高寺さんならではの選曲もとても嬉しうございました。 
何より、独特の凛とした歌声はそのままに炎天下の中、涼やかに歌われる様子の朝川さんに脱帽するばかりでした。

 


補足

 

・高寺さん「想定外なのは汗が眼に入る事ですね。野外でステージをされるアイドルの気持ちがわかりましたよ」 
 仁瓶さん「アイドルですか」

 

・朝川さん「暑いのか何なのかわからないんですけど、ちょっと手が震えちゃいますね」

 

・高寺さん「だいたい生放送をやりますと、時間が押してしまう事があるんですけど、巻いてます。 
     やっぱり暑いんでみんなが早くしようと思っちゃうんですよね」

 

・「カービィ!」はTVサイズとフルサイズとでは曲の長さが違い、TVサイズでは歌詞も短く編集されています。 
 高寺さんによると朝川さんはイベントでTVサイズを多く歌われて慣れているらしく、 
 プライベートでカラオケに行った際などで「カービィ!」を歌う事になった際には苦戦してしまうそうです。 

・朝川さんが退場されると「映画のまち調布応援キャラクター」であり「怪ラジ」のマスコットであるガチョラがご登場。 
 仁瓶さんとのパーソナリティの座をかけて若干のひと悶着をした後、退場していきました。

 

・高寺さん「僕としてもガチョラと一緒にやりたかったけど、この炎天下で一時間もいれる?」 
 ガチョラ「えぇっ?」 
 高寺さん「やっぱりほら。この暑さはプロでもつらいでしょ?」 
 ガチョラ「プロってなんだよ!! プロって!!」

 

・公開生放送終了後、再び朝川さんとガチョラがご登場。高寺さん、仁瓶さんと共に写真撮影会の時間が設けられました。

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