top of page

JO☆STARS Special Live 2017 ~Bizarre Night~ in Autumn 東京公演
17.10.15 渋谷duo MUSIC EXCHANGE

 

出演/JO☆STARS 富永TOMMY弘明 Coda 橋本仁

 

Special Guest/ミト (クラムボン)

 

Opening Act/愛マリアンジェラ

 

演奏/JO☆STARS BAND (Dr.西田"Ryu"竜一 Ba.田中亮輔 G.IMAJO Key.高藤大樹) DJ.ミト カラオケ


 

2016年に開催されたライブ「JO☆STARS Special Live 2016 ~Bizarre Night~」。 
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズのオープニングを歌われている

富永TOMMY弘明さん、Codaさん、橋本仁さんのJO☆STARSの皆さんが各シリーズでご自身たちが歌われたオープニングはもちろん、

「ジョジョ」に登場するキャラクターのイメージソングを収録したアルバムである 
「ジョジョの奇妙な冒険 The anthology songs」シリーズの楽曲や、エンディングのカバーもされ、

シリーズの楽曲をほぼ全曲披露されました。 

更に同年には当時放送中の第四部「ダイヤモンドは砕けない」のオープニングを歌われたTHE DUとbattaの皆さんのゲスト出演や、 
お三方によるJO☆STARSオリジナル楽曲を披露された追加公演も開催され、両公演共大反響でした。

 

第一部から第三部のオープニングとエンディングを集めたベスト盤「ジョジョの奇妙な冒険 Theme Song Best 『Generation』」の

発売を受けて 2017年に大阪、東京と開催されたのが今回の「JO☆STARS Special Live 2017 ~Bizarre Night~ in Autumn」です。 
今回はJO☆STARSの皆さんに加え、大阪公演はbattaのボーカルホシノタツさん、東京公演はクラムボンのミトさんがゲストに、 
オープニングアクトに大阪公演はRinanaさん、東京公演は愛マリアンジェラさんを迎えて開催されました。今回は東京公演のレポートです。

 

会場はShibuya O-EASTの一階にある渋谷duo MUSIC EXCHANGE。 
ステージ上は向かって左側からギター、ベース、ドラム、キーボードの順で配置。 
後方の壁一面には世界地図が掲げられ、第三部「スターダストクルセイダース 空条承太郎 ―未来への遺産―」にて 
ジョースター一行がたどったルートが赤い線で記されていました。

 

-MC-

 

観客の入場が続く中、開演15分前になるとオープニングアクトを務められる愛マリアンジェラさんがご登場。 
日本のアニメソングをポルトガル語に翻訳して歌われているという事をポルトガル語を交えてお話されました。

 

01:STAND PROUD Bossa Nova Ver. (1.5C)/愛マリアンジェラ 
-MC-

 

「JO☆STARS Special Live 2016 ~Bizarre Night~」でも披露された

第三部「スターダストクルセイダース」よりオープニングをボサノヴァアレンジで。 
「Dramatic Ver.」に通じるしっとりとしたアレンジで、アコースティックギター一本の演奏のシンプルさが

愛マリアンジェラさんの歌声を際立たせていました。

 

マリアンジェラさん「Obrigado.ありがとうございます。昨日、このライブの大阪公演がありました。 
          その時のゲストは第四部のオープニングを歌っているbattaのホシノタツさんが来てくれました。 
          なんと今日も、皆さんに歌を届けたいと特別に駆けつけてくださいました!」 
観客「ぉぉおおおおおおおおおおおおぉおお」

マリアンジェラさんのご紹介でバンドbattaのボーカル、ホシノタツさんがアコースティックギターを携えてご登場。 
入れ替わりにマリアンジェラさんが退場され、スタッフさんがマイクスタンドをセッティングされていました。

 

02:chase ~Acoustic Ver.~/ホシノタツ

 

ゆっくりギターで演奏されたのは第四部「ダイヤモンドは砕けない 東方仗助」より

二代目オープニングのアコースティックアレンジバージョン。 ホシノタツさんの独特のスモーキーでシャープな歌声を

じっくり味わえるのもアコギ演奏の醍醐味。オープニングアクトからサプライズ、嬉しうございました。

 

ホシノタツさんが拍手で見送られると再びステージ上が暗くなり、開催にあたっての諸注意がアナウンスされました。 
開演時間まではしばらく時間があり、BGMが流れ出し、開演時間になるとそのBGMが消え、場内が暗くなって、 
「JO☆STARS Special Live 2017 ~Bizarre Night~ in Autumn」東京公演いよいよはじまります。

 

 

00:スターダストクルセイダーズ/SE 
03:ジョジョ その血の記憶~end of THE WORLD~/JO☆STARS 
-MC-

 

第三部「スターダストクルセイダース 空条承太郎 ―未来への遺産―」より

劇中でも印象的に使用されていたメインテーマが流れると観客大歓声。曲調に合わせて手拍子が続く中、バンドの皆さんがご登場。

バンドの準備が整うとJO☆STARSのお三方が登場されて立ち位置につかれました。 
ライブ本編の一曲目は第三部「スターダストクルセイダース エジプト編」よりオープニング「その血の記憶」から。 
緊迫感のある曲調とそれぞれの個性あふれる歌声は、ライブで体感すると音と声の厚みに観客の盛り上がりが合わさり一層圧倒されました。

 

・橋本さん「JO☆STARSでのライブは一年ぶり。待たせたなァみんな、よぉ待っててくれたなァ」 
・橋本さん、Codaさんが退場され、TOMMYさんお一人に。 
 TOMMYさん「みんな待たせたなぁ!! さぁ、『JO☆STARS劇場』始まるぜぇ!! まずはッ『Fire of Soul』ッ」

 

04:Fire of Soul/富永TOMMY弘明 
05:ゴォ! ウエストォォォッ! (GO WEST)/富永TOMMY弘明

 

ここからはソロコーナー。まずはTOMMYさんから第三部「スターダストクルセイダース」より"魔術師の赤"モハメド・アヴドゥルのテーマ。 
エキゾチックな魅力漂う曲調とTOMMYさんのしなやかで妖艶な歌いぶりを堪能した後は、

同じく第三部「スターダストクルセイダース」のイメージソングで

WEBラジオ「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース オラオラジオ!」オープニングでもある「ゴォ! ウエストォォォッ!」。 
TOMMYさんのパワフルな歌声を全編通して味わう事が出来、観客も大盛り上がり。

「JoJo」や「オラオラ」ではTOMMYさんが観客にマイクを向ける場面も。

 

06:Crazy my Beat/Coda 
07:Goodbye Nostalgia/Coda 
-MC-

 

続いてはCodaさんのご登場で第二部「戦闘潮流 ジョセフ・ジョースター ―その誇り高き血統」よりジョセフ・ジョースターのテーマ。 
表裏一体の軽さと激しさをしなやかな歌声で歌われて観客を翻弄した後は、

雰囲気一変、第三部「スターダストクルセイダース」より"法皇の緑"花京院典明のテーマ。 
花京院の生き様を独特のハスキーな歌声で絞り出すように歌われ、曲が進むにしたがってどんどんと惹きこまれました。

 

Codaさん「Codaだョ、久し振りィ。元気だった?」 
観客拍手。 
Codaさん「みんなこじらせてるゥ?」 
観客笑。 
Codaさん「我々、JO☆STARSの三人は第一部から第三部までを歌って来ました。第四部にもちょと足を突っ込んだりしてるけどねェ。 
     ……ところで、岸部さんチの露伴クン、しってるゥ?」 
観客「おおおおおおぉおおおおおおお」   
Codaさん「彼、"動かない"らしいよォ……オレもお金持ちの村に住みたいなァ」 
観客「ぉぉぉおおおおおおぉおおおおおおお」 
Codaさん「という事で、新曲を歌わせてもらいます」 
観客「ぉぉぉおおおおおおぉおおおおおおおぉぉおおおおおお」 
Codaさん「このツアーで本邦初公開。知らない人は、30秒後に、知るッ」

 

08:FINDING THE TRUTH/Coda

 

第四部「ダイヤモンドは砕けない」のBlu-ray、DVDの全巻購入者特典OVA「岸辺露伴は動かない エピソード5:富豪村」よりエンディング。 
ギターの前奏が印象的で、全体的に静かな曲だからこその不可思議さや一種の怖さが「岸辺露伴は動かない」シリーズそのもの。 
全編英語の歌詞をCodaさん独特のしなやかな歌いぶりも相まって

「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ本編とはまた違った余韻を味わう事が出来ました。

 

09:Star Platinum/橋本仁 
10:OH MY GOD,JAHHHHHHH!/橋本仁 
-MC-

 

Codaさんと入れ替わりに橋本さんが登場され、第三部「スターダストクルセイダース」より"星の白金"空条承太郎のテーマ。 
じわりじわりとテンションが上がっていき、激しくなる曲調とシリアスで颯爽とした橋本さんの歌いぶりはさながら承太郎の様。 
続いてはドラムが激しく打ち鳴らされ、第三部「スターダストクルセイダース」より"隠者の紫"ジョセフ・ジョースターのテーマ。 
「ジョジョ」の楽曲の中でも特にヘヴィーな楽曲で、ライブで味わうと橋本さんのタフな歌いぶり、

観客との臨場感が合わさってたまらないものがありました。

 

・ここでバンドの皆さんが退場され、橋本さんがTOMMYさん、Codaさんを呼び込まれお三方でトーク。 
・この間、スタッフさんによってアコースティックギターや

 アコースティックベース、キーボード、譜面、椅子等の準備が進められていきました。 
・登場されたTOMMYさん、Codaさんはラフな格好に衣装替え。 
・赤い光沢感のあるワイシャツ姿のTOMMYさん。 
 Codaさん「まぶしくね?」 
 TOMMYさん「そうかな?」 
 橋本さん「ギラギラやね」 
 TOMMYさん「せっかくだからね」 
・橋本さんも衣装替えのため一旦ご退場。

 

・この年に開催されたアコースティックライブツアー「JO☆STARS Acoustic Session 2017 ~Season 1~」が好評だった事を受け 
 翌年2018年春から「JO☆STARS Acoustic Session 2018 ~Season 2~」が開催決定。 
 Codaさん「今日のライブが終わってから最速予約がはじまります」 
 TOMMYさん「22時くらいからかな?」 
 Codaさん「えェとォ……特別……最速……抽選予約…的なヤツ」 
 TOMMYさん「そうだそれだ。ネットでJO☆STARSって検索すると我々のサイトが出てくるんでそこを見てくれれば大丈夫だ」 
 Codaさん「ミンナ、ネットを駆使して生きてるでしょう? 今こそそれを使う時だよ」 
・鮮やかな青いワイシャツに着替えられ橋本さんが合流。 
 TOMMYさん「なんだそんな爽やかな格好して」 
 橋本さん「TOMMY、ひとりだけディスコにいるみたいやん」 
 Codaさん「確かにィ、居そうだわ」 
 観客笑。 
 TOMMYさん「そうか。♪Night Fever~……これ以上は歌ったらダメだッ」 
 橋本さん「……さ、次、行きましょうか」 
 TOMMYさん「なんでだよッ!」 
 観客笑。 
・ここでそれぞれがアコースティックコーナーの立ち位置へ移動。 
・TOMMYさんはベース、Codaさんはキーボード、橋本さんはアコースティックギターでしたが、 
 最初はギターを持たずに椅子に座られていました。

 

11:NAKED SILVER/橋本仁 富永TOMMY弘明 Coda 
-MC- 
12:IGGY WALK/Coda 富永TOMMY弘明 橋本仁 
-MC- 
13:未来への遺産 -Jonathan’s Ballade-/富永TOMMY弘明 Coda 橋本仁 
-MC-

 

アコギコーナー一曲目は橋本さんによる第三部「スターダストクルセイダース」より"銀の戦車"ジャン=ピエール・ポルナレフのテーマ。 
ブラックミュージック調にアレンジされ、橋本さんの歌いぶりも雰囲気たっぷりで原曲のしなやかなさとはまた違った趣がありました。 
橋本さんがギターを携えると、続いてはCodaさんによる第三部「スターダストクルセイダース」より"愚者"イギーのテーマ。 
ピアノを演奏しながら斜にかまえたような独特の気だるげな歌いぶりのCodaさんはとてもスタイリッシュで素敵でした。 
アコギコーナーラストはTOMMYさんによる第一部「ファントムブラッド」より

主人公ジョナサン・ジョースターの山吹色の青春を歌った人間讃歌。 歌詞、曲共にドラマチックな本曲はアコギのシンプルな演奏により

優しく力強いTOMMYさんの歌声をストレートに味わう事が出来更に魅力的でした。 
それぞれがメインボーカルを務められる中、Codaさんは橋本さん、TOMMYさんの楽曲にコーラスとしても参加されていました。

 

・スタッフさんによって次の準備が進められる中、お三方でトーク。 
・橋本さん「こういう感じでアコースティックをやってるわけですが、アレ。来年やるって事は話したの?」 
 TOMMYさん「うん、先行でやるポチっとナントカの話はしたよ」 
 Codaさん「ポチっとナントカの話はしてないよTOMMYさん」 
 橋本さん「ポチっとナントカって何?」 
 TOMMYさん「ほら、さっきCodaがバシッと言ってくれたヤツ」 
 Codaさん「TOMMYさんの空想の話じゃなくて? 幽波紋(スタンド)にやられたの?」 
 観客笑。 
・Codaさん「でもね、そう。今日の22時から特別最速抽選予約がはじまりますから、ぜひ見に来てくださいね」 
 TOMMYさん「そう、その事を言おうとしたんだよ」 
 Codaさん「ポチっとナントカってこの事だったの?」 
 観客笑。 

・橋本さん「ここでスペシャルゲストを呼んじゃおうと思うんですけど、Codaは心臓バクバクしてるんちゃうの?」 
 Codaさん「うん、ちょっと心臓が飛び出そうだよ」 
・ここで今回のスペシャルゲストのバンド、クラムボンのリーダーであるミトさんがご登場。 
 ミトさん「ずっと見てたんですけど、滾りますね。アコギでほっこりしたのもまた滾りましたし」 
・橋本さん「じゃあちょっとここは若い二人に任せますか」 
 TOMMYさん「そうだね。オレらはね。お邪魔でしょうからね」 
 観客笑。 
・拍手でTOMMYさんと橋本さんが見送られ、スタッフさんがDJブースを運びこまれました。 
・ミトさん「普段はベースを弾いてるんですけど、今日は凄く売れてるEDMのDJくらいの感じでやらせてもらいます」 
 Codaさん「これは史上初のコラボですよ。ぶっちゃけ、あのアレンジでオレ歌えるのかってドキドキしてますけど」

 

14:BLOODY STREAM ~mito remix ver.~/Coda ミト 
-MC-

 

アルバム「ジョジョの奇妙な冒険 The anthology songs 2」収録の第二部「戦闘潮流」オープニングのアレンジバージョン。 
ミラーボールが回る中、Codaさんがしなやかに歌われ、途中でミトさんが扇動するとクラブさながらに飛び跳ね盛り上がる観客達。 
原曲からさらに躍動感を増したアレンジになっている本曲をライブで聞く事が出来たとても貴重な一幕でした。

 

・ミトさんが拍手で見送られ、最初の衣装に戻られたTOMMYさんと橋本さんがご登場。Codaさんは着替える為、一旦退場されました。 
・橋本さん「TOMMY、今の曲やったらさっきの衣装でよかったやん」 
 TOMMYさん「そうかッ、ってオイ!」 
 観客笑。 
 橋本さん「でもさっきのアレンジで歌うっってなったらそりゃあCodaも心臓バクバクやったろうなあ」 
 TOMMYさん「オレは出来ないかもしれない」 
・ここで観客に第一部、第二部、第三部どれが好きか橋本さんが聞いてみる事に。 
・TOMMYさん「ちょっと待って、さっき仁が聞いたから、今度はオレが聞いて見ていい? 一部が好きな人?」 
 観客「はーーーい!」  
 橋本さん「さっきより多いやん。じゃあ後で二部も聞きなおさななぁ。じゃあ一部の好きな場面ってある?」 
 観客「相合傘―!」 
 TOMMYさん「相合傘ッ! アレね。アレを見てディオがズキュウウゥンだもんなッ」 
・Codaさんが最初の衣装に戻られて合流。 
 橋本さん「さっきオレが一部から三部どれが好きって聞いたんやけど、TOMMYが聞きなおしたら一部好きが増えたんだよ」 
 Codaさん「………ウソつきがいる……」 
 TOMMYさん「そうじゃないんだッ、そういうんじゃないだろォ?」 
 観客笑。 
 橋本さん「Codaちょっと聞いてみてよ」 
 Codaさん「二部が好きな人ォ?」 
 観客「ハーーーーーーーーァイ」  
 橋本さん「増えとるやないかッ!!」  
 観客笑。

 

・ここでTOMMYさんのご紹介でバンドメンバーをお一人づつ呼び込んで一言コメントをもらう事に。 
・JOEさん「いやぁー今日もマジ卍っすねー」 
 TOMMYさん「まんじ?」 
 JOEさん「なんか若い人の間で『凄い』とかいう意味で使われてるらしいっすよ。えーっと昨日の大阪も大盛り上がりだったんですけど、 
     ちょっと呑みが足りなかったんで、今日は終わったらとことん呑みたいと思います!」 
 観客笑。 
・高藤さん「今更ながらSNOW(写真加工アプリ)はじめたんすよ。昨日から楽屋で盛り上がったんですけど、 
     twitterに上げたら反応がそれほど無くて、フォロワーも減ったりしてるんですよ」 
 観客「ぇぇえええええー」 
・西田さん「ホントに今更SNOWで盛り上がっちゃって大事故な写真が沢山撮れました。誰かがあげると思うんで見てくださいね」 
 観客拍手。 
 西田さん「JO☆STARSのみんなは歌も人柄もホント大好き。こうやってまた一緒に出来て嬉しいです」 
・田中さん「TOMMYさんとは実は僕が19歳の時からの知り合いなんですよ。当時は『なんかでっかい人いるなあ』って思ってましたね」 
 観客笑。 
 田中さん「でもその当時ぶりくらいだったんですよ。だからこのバンドに入る時スタジオでTOMMYさんの名前を見て 
     『ん? あのでっかい人かな?』って思ってたらTOMMYさんが来たんで『あ! やっぱりあのでっかい人だ』って思ってました」 
 観客笑。

 

・Codaさん「この素晴らしいバンドメンバーのおかげでオレ達も自由にやらせてもらってるんだけど、 
     それを逆手にとってか、オレ達のボスが色々カバーをさせるわけですよ。いろいろやってきたワケよ」 
 橋本さん「さっき三部好きって言った人は嬉しい曲だね」 
 観客「ぉぉぉおおおぉおおおおお」 
 Codaさん「今回のお題はそれこそ『JO☆STARS劇場』なんじゃないかと思うンすよ」 
 TOMMYさん「これはね、表現力の幅が試されるね」 
 Codaさん「なので今からリミッターをキります」 
 観客「ぉぉぉおおおぉおおぉおおおおおお」 
 TOMMYさん「それじゃあいってみようかッ 『アク役◇協奏曲』ゥウウウ!!!」

 

15:アク役◇協奏曲/富永TOMMY弘明 Coda 橋本仁 
-MC-

 

第三部「スターダストクルセイダース」より"クヌム神"オインゴ役の保村真さんと"トト神"ボインゴ役のくまいもとこさん、 
"皇帝"ホル・ホース役の木内秀信さんが歌われた不定期エンディングを

オインゴ/Codaさん、ボインゴ/TOMMYさん、ホル・ホース/橋本さんでカバー。 
イメージぴったりのCodaさんとパワフルなTOMMYさん、濁声を交えた橋本さんとそれぞれのアプローチで歌われながら、 
「オインゴ! ボインゴ! 兄弟」「ホルホース! ボインゴ! コンビ―」ではそれぞれの組み合わせでポーズをとられる等、見所も沢山。 
まさかこの曲がカバーされるとは思わなかったので、驚くと共にとても嬉しく思い、楽しませて頂きましたです。ハイ。

 

・TOMMYさん「ハァ、ハァ……どうだぁああああああッッ!」 
 観客拍手 
 橋本さん「この曲をJO☆STARSがやるとは思わなかっただろう!? オレ達も思わなかったよ」 
 Codaさん「こんなボインゴ見たことあるかァ?」 
 観客笑。 
 橋本さん「どうなってるンだァ?」 
 TOMMYさん「信じてよッ!!」 
 観客笑。 
 橋本さん「本、デカそうだなァ。めっちゃデカいのに書いてそうやなァ」 
 TOMMYさん「ボクのよげんには『ハァ、ハァ……』って書いてあるよ」 
 観客笑。

 

16:ジョジョ~その血の運命~/富永TOMMY弘明 
17:BLOODY STREAM/Coda 
18:STAND PROUD/橋本仁 
-MC-

 

ラストブロックはTOMMYさんによる第一部「ファントムブラッド ジョナサン・ジョースター ―その青春―」からオープニングを連続で。 
荘厳さと力強さが合わさった曲調と、奇妙な波紋の渦さながらのTOMMYさんの歌いぶりに観客も大盛り上がり。 
息つく暇もなくCodaさんが登場され、第二部「戦闘潮流 ジョセフ・ジョースター ―その誇り高き血統」オープニングへと続きます。 
波紋のビートさながらの曲調と、疾走するCodaさんの歌声に合わせ、照明や観客のサイリウム、ペンライトも緑色に彩られていました。 
余韻もそこそこに鋭いギターサウンドと共に橋本さんご登場で

第三部「スターダストクルセイダース 空条承太郎 ―未来への遺産―」オープニング。 

颯爽とした序盤や、突きの連打の様な後半のパワフルさは、

ライブで体感すると橋本さんの熱の入った歌いぶりやオラついた扇動もあいまって熱狂的盛り上がりでした。

 

・TOMMYさん、Codaさんも合流してお三方でトーク。 
・Codaさん「JO☆STARSで集まってこういうライブをするのも一年ぶり。待っててくれた事とこうしてやれる事は嬉しいネ。 
     『ジョジョの奇妙な冒険』で出会った三人、バンドもみんな個性が違うんですよ。それが一つになる瞬間があるのネ。 
     それをみんなと共感とか共有じゃなくて共鳴してほしいんだァ。前回、

     せっかくやるなら曲を書きたいと思ってつくった曲があります。 
     その曲を最後に歌って、ここにいるアナタに捧げたいと思います。また、JO☆STARSに会いに来てね」

 

19:Never End/JO☆STARS

 

本編ラストは2016年の「JO☆STARS Special Live 2016 ~Bizarre Night~ 追加公演」で初披露されたJO☆STARSのオリジナルソング。 
JO☆STARSから「ジョジョの奇妙な冒険」やファンへ向けてのメッセージが込められたダイナミックなロックバラードは 
お三方それぞれの抱擁力と頼もしさを感じ、さらにそれが合わさったハーモニーも堪能できました。

 

~アンコール~

 

拍手の中、JO☆STARSの皆さんとバンドメンバーの方々も退場されるとステージ上が暗くなり、拍手がそのまま手拍子に変わりました。 
何度か手拍子のテンポが変わる中、再びステージ上が明るくなると、ライブTシャツに着替えられたバンドメンバーの皆さんが登場されてセッティング。

 

20:ROUNDABOUT/富永TOMMY弘明 Coda 橋本仁 
  

JOEさんがアコギを静かにつま弾かれ出すと、観客から悲鳴のような歓声が起きました。そのままうねりに巻きこまれる様にアンコールは 
第一部「ファントムブラッド」及び第二部「戦闘潮流」より、Yesが歌ったエンディングのカバー。序盤はTOMMYさんとCodaさんをメインに 
橋本さんが随所で関わる形で歌われていき、曲が進むにしたがってお三方のそれぞれの個性が合わさり厚みのあるハーモニーに。 
後半のなんともいえないクセになる奇妙さの曲調で盛り上がっていく空間は、なかなかのトリップ感でした。

 

演奏が終わるとバンドメンバーの皆さんもステージ前方に登場され、全員で横一列になり万歳三唱が行われました。 
拍手の中、バンドメンバーを見送った後、名残惜しそうにされながらお三方がクールに退場されていきました。

 

閉演BGM:Last Train Home~I want you

 

お三方が退場されると第三部「スターダストクルセイダース エジプト編」よりPat Metheny Groupによるエンディングが流れ出し、 
更に第四部「ダイヤモンドは砕けない」よりSavage Gardenによるエンディングへと変わる中、観客が帰路についていき、 
「JO☆STARS Special Live 2017 ~Bizarre Night~ in Autumn」東京公演は終演となりました。

 

オープニングアクトでホシノタツさんの登場という嬉しいサプライズからはじまった今回のライブは 
ミトさんを招いたリミックスバージョンの披露や、「アク役◇協奏曲」までカバーされ、より「ジョジョの奇妙な冒険」の楽曲を深堀りつつ、 
前回のライブから今回までの間に行われた「JO☆STARS Acoustic Session 2017 ~Season 1~」のツアーで培われた 
お三方だけのアコースティックコーナーが設けられた事で、更に「JO☆STARSのライブ」になったという印象を受けました。 
今回も血統の妙と血統の業ほとばしる人間讃歌の数々をたっぷり堪能させていただきましたァン。

 

 

サプライズゲスト/ホシノタツ (batta)

 


補足

 

・橋本さん「今年やったアコースティックライブ、来てくれた人っている?」 
 客席の方々で挙手。 
 橋本さん「うわっ、ありがとう。よぉさんいてはるわ写真撮っとこ」 
 シャッターをきる仕草をする橋本さん。

 

・「JO☆STARS Acoustic Session 2017 ~Season 1~」ツアー中にそれぞれが幽波紋(スタンド)を使える事が判明。 
 Codaさん「オレは時を相当止められる事が発覚しましたからね。30秒くらい。もしかしたら1分ぐらいいけるかも」 
 橋本さん「一番凄いヤツやん」 
 観客笑。 

・橋本さん「オレの幽波紋(スタンド)なんかみんなに見えてるからね。大きくて赤いでしょ」 
 観客笑。 
 TOMMYさん「まあそういうことになるよね」 
 Codaさん「今日はギラギラしてるしね」

 

・TOMMYさん「まあオレの幽波紋(スタンド)は……きっと近くのお客さんは潤ってると思うよ」 
 橋本さん「湿度と温度が違うでしょ?」 
 観客笑。 
 Codaさん「それが能力なの?」 
 TOMMYさん「シャァ~~ (何かを振りまく仕草)」 
 橋本さん「あかんよ、みんなやられるよ」 
 観客笑。 
 Codaさん「コラーゲンをスプラッシュしてるから女性にはいいかもしれないよ」 
 橋本さん「コラーゲンスプラッシュて」

 

・ミトさん「ボク、ベースやるんですけど、TOMMYさんのベースが素敵で。やっぱ身体が大きい人がやるベースっていいですよね」 
 Codaさん「アレ実は弾いてませんからね。口で言ってますからね」 
 ミトさん「え、そうなんですか?」  
 Codaさん「そうですそうです。お尻にジャックが付いてますから」 
 ミトさん「やっぱりそうだったんですかー」  
 観客笑。

 

・橋本さん「一部好き、二部好き、三部好きってあるやん?」 
 TOMMYさん「お米の事かな?」  
 橋本さん「ん? そうそう、お米のつき方ね、ってちゃうわ」  
 観客笑。 
 橋本さん「なんでノリツッコミさせんねん。いくら関西人やからって……まあやるけども」 
 観客笑。

 

・「アク役◇協奏曲」で歌い出されるまでホル・ホースさながらに手で拳銃を作り帽子をクイと上げたポーズで待機されていた橋本さん。

 

・さらに最後のイギーの鳴き声も橋本さんがご担当。

 

・Codaさん「TOMMYさん、さっき泣いちゃったでしょォ?」 
 TOMMYさん「お前のさっきのトークのせいだろォ!!」  
 橋本さん「ほらほら人のせいにしないの」 
 観客笑。 
 TOMMYさん「今日は来てくれてありがとォう!!! また会おう!!」

bottom of page