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スーパーヒーロー魂2016"夏の陣" 
16.8.13 Zepp Tokyo

 

出演/串田アキラ 水木一郎 MoJo 宮内タカユキ Project DMM(大門一也 松原剛志 KATSUMI)

 

初出演/ボイジャー(TAKERU 瀬下千晶)

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一) 
演奏/Super Rescue BAND(G&Ag.鍋嶋圭一 Ba.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし)

 


毎年8月中頃に開催されているアニメソングの祭典「ANIME JAPAN FES "夏の陣"」。通称AJF。 
東京公演二日目の今回は、多くのアニメソングライブの中でも特撮作品の歌に特化した他に類を見ないライブ、 
串田アキラさんが座長を務める「スーパーヒーロー魂2016"夏の陣"」通称"SHS"です。

 

今年は「ウルトラマン」50周年、「仮面ライダー」45周年、「スーパー戦隊」40作目と、 
特撮ヒーローの中でも代表格ともいえる作品達が軒並みアニバーサリーを迎えております。おめでとうございます。

 

今回のSHSはレギュラーの皆さんに加え、Project DMMの皆さんが三年ぶりにご出演されたり、 
2009年以降、ウルトラマン関連の数々の楽曲を専属で歌われているボーカルユニット・ボイジャーのお二人が初出演。 
更に「ウルトラマン」最新作「ウルトラマンオーブ」の主題歌を水木一郎さんとボイジャーのお二人が担当される事もあり、 
これまでSHSでは戦隊やメタルヒーローに比べてそれほど多く歌われてこなかった「ウルトラマン」の楽曲が 
多く聞く事が出来るのではないかと楽しみにしておりました。

 

会場のZepp Tokyoに入場すると、ステージ後方には観葉植物が設置され、その中にバンドブースが設けられており、 
ステージ上空には今回のAJFのロゴマークがあしらわれた旗が掲げられていました。

 

-MC-

 

開演時間を少し過ぎた頃になると音楽にのせて司会のショッカーO野さんがご登場。

・ショッカーさん「AJFも15年以上やってますけど、初めてですね、音楽と共に登場したのは」 
 観客笑。 
・まさか「アニソン女子部」で二年連続でヒーローショーをやるなんて。 
・「コミケ行ってきた人ー!?」 
・なんといっても「ウルトラマン」「仮面ライダー」「スーパー戦隊」がアニバーサリー。

ショッカーさん「みんな、盛り上がってくれますかぁああああ!!!」 
観客「ぉおおおおおおおおぉぉおおおおおおぉぉおお!!」 
ショッカーさん「一緒に歌おうぜぇええぇええええええ!!!」 
観客「ぉおぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「一緒に盛り上がろうぜぇえええぇええええええ!!!」 
観客「ぉおぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「スーパーヒーローォオオオッ!!!?」 
観客「スピリィいいィィィイイイッッ!!!」 
ショッカーさん「はじまります!!!」

 

00:SE 
01:ジライヤ/串田アキラ 
02:バトルフィーバーJ -オルタネートバージョン-/MoJo 
03:特捜エクシードラフト/宮内タカユキ 
04:時空戦士スピルバン/水木一郎 
-MC-

 

ショッカーさんが登場された時と同じ音楽が流れる中、バンドの皆さんがスタンバイされ、いよいよ開演です。 
まずは座長・串田さんによる戸隠流正統「世界忍者戦ジライヤ」よりオープニングからスタート。力強い歌声で盛り上げる串田さんは、 
間奏では磁雷矢の名乗りを披露されました。続いてはMoJoさんのご登場で「バトルフィーバーJ」オープニング。世界つながり。 
サビでの振り付けの一体感は千人規模だと壮観。一転してハードな前奏「特捜エクシードラフト」オープニングで宮内タカユキさんご登場。 
小脳梗塞発症を患われて5年、それまでのように歌う事は難しくなりながらも渾身で歌われる様子には頭の下がる思いでした。 
オープニングコーナーのトリは水木さんによる「時空戦士スピルバン」オープニング。きらめく曲調にきらめくロングコートで颯爽とご登場。 
強く頼もしいスピルバンの雄姿を、とてもさわやかに逞しく歌われていらっしゃいました。

 

水木さんと入れ替わりにショッカーさんがご登場。 
ショッカーさん「さぁ、冒頭でお話した通り、今年は様々な特撮作品がアニバーサリーを迎えております。 
        本日は『三大アニバーサリー』と題してお届けしますがまずはこの作品から……1971年4月3日に放送開始、 
        つい最近もテレビ『アメトーーク!』で『仮面ライダー芸人』という特集も組まれました! 
        45周年を迎えた『仮面ライダー』からお届けします!!」

 

05:ドラゴン・ロード/串田アキラ 
06:仮面ライダーBLACK RX/宮内タカユキ 
-MC- 
07:誰かが君を愛してる/宮内タカユキ

 

まずは"パーフェクトサイボーグ"仮面ライダーZXの登場です。

串田さんのZXの名乗りから「10号誕生!!仮面ライダー全員集合」よりオープニング。 
ワイルドな串田さんの歌いぶりは他の仮面ライダーソングと一線を画す存在感。ライブで聞くとよりソウルフルな歌いぶりを味わえます。 
続いては"太陽の子"「仮面ライダーBLACK RX」オープニングで宮内さんがご登場。

本曲も大変人気の高い曲だけに、観客も宮内さんと一緒になって大合唱。 後奏ではショッカーさんが登場され、

RXの名乗りを披露され、宮内さんが「ぶっちぎるぜぇ!」と締められたると、続いては同じく「RX」よりエンディング。 
優しく語り掛けるような宮内さんの歌声が印象的。「ロンリー仮面ライダー」のアンサーソングと思って聞くと更に味わい深かったです。

 

08:セタップ! 仮面ライダーX (1C) 
~仮面ライダーストロンガーのうた (1C) 
~男の名は仮面ライダー (1.5C)/水木一郎 
-MC- 
09:はるかなる愛にかけて 
-MC-

 

「仮面ライダー」独特のバイク音が鳴り響き、"カイゾーグ"「仮面ライダーX」のオープニングと共に水木さんがご登場。 
Xライダーの武器"ライドル"を引き抜くアクションを交えながら颯爽と歌われた後は、

"改造電気人間"「仮面ライダーストロンガー」オープニング。 必殺技"電ショック"のアクションを交え、

ドスを効かせて歌われた後は"スカイライダー"「仮面ライダー(新)」より二代目オープニング。 
昨年に引き続き歌われた本曲は、いぶし銀の魅力を感じる水木さんの歌いぶりが印象的でした。 
仮面ライダーシリーズを多く歌われている水木さんだけに、

今回のようなメドレー形式でたっぷりと聞く事が出来るのはとても嬉しうございました。 
「全てのライダー、全てのヒーローへ捧げたい、この命を授かっている皆さんに捧げたい歌」と歌われたのは

「仮面ライダー(新)」より初代エンディング。 より円熟味を増した水木さんならではの表現力たっぷりな歌唱と

カインズの皆さんの哀愁のコーラスにじっくり聞き入りました。

 

ショッカーさん「さぁ、アニバーサリー第二弾はこちら!」 
着られていた半袖シャツを脱ぐと、下に着ていたのは「ウルトラマン」柄の半袖シャツ。 
ショッカーさん「今年、生誕50周年を迎える『ウルトラマン』。今日は久しぶりにあの方々が帰ってきてくれました! 
        Project DMMの皆さんで『ウルトラマン』メドレー!!」

 

10:ウルトラマンメビウス (1C) 
~Spirit (1C) 
~ウルトラマンガイア! (1C)/Project DMM 
-MC-

 

Project DMMの皆さんがおそろいの色違いの衣装で登場されて歌われたのは「ウルトラマン」メドレー。 
一曲目は松原剛志さんをメインに"未来は無限大"「ウルトラマンメビウス」オープニング。 
DMMの皆さんと観客との大合唱が素晴らしく。続いては"慈愛の勇者"「ウルトラマンコスモス」オープニング。 
強さとやさしさを兼ねそなえた歌声のKATSUMIさんがメインで軽やかに歌われた後は、 
"大地の赤い光の巨人"「ウルトラマンガイア」より大門一也さんが田中昌之さんと歌われたオープニング。 
田中さんパートは松原さんが担当。根強い支持を集める楽曲だけに観客の興奮振りを感じられました。 
軽快に揃いのステップを交えながら、それぞれの個性が光る選曲で楽しませていただきました。

 

松原さん「久し振りにこのメンバーで帰ってきました!」 
KATSUMIさん「ただいまー」 
観客拍手。 
松原さん「次の曲は、当時様々なイベントで歌ってきた曲です。『ウルトラの奇跡』!!」

 

11:ウルトラの奇跡/Project DMM 
-MC-

 

「ウルトラマンマックス」のイメージソングとして作られ、「ウルトラマンメビウス」で挿入歌として使用された「ウルトラの奇跡」。 
作詞、作曲ともにDMMのリーダー大門さんが手がけられた本曲は、ウルトラマンを讃えると共に、聞いている自分達を鼓舞する快曲。 
DMMの皆さんの揃いのダンスを拝見しながら、サビの部分では観客も一緒に手を左右に振って大合唱する様子はとても幸福な時間でした。

 

松原さん「今年の三月に新しい新曲をとあるグループと一緒に歌いました。その素敵な後輩をお呼びしましょう! ボイジャー!」 
拍手で迎えられ、今回初参加となるボイジャーのTAKERUさん、瀬下千晶さんがご登場。 
TAKERUさん「皆さんこんばんは! 僕たちは先輩のProject DMMさんからとってもとっても可愛がってもらっている 
       "ウルトラの後輩"ボイジャーでーす! ボイジャーのTAKERUでーす!」 
KATUMIさん「なんか今の言い方、わざとらしいよ! わざとらしい!」 
TAKERUさん「え、え、それって後輩いじめってやつですか?」 
観客笑。 
KATUMIさん「なに言ってんのよ」 
松原さん「さっきコーヒー買ってきてあげたじゃない!」 
観客笑。 
大門さん「まあまあまあ」 
千晶さん「ちょっとちょっと、TAKERUが変な事言うから自己紹介出来てないんですけど。ボイジャーの千晶でーす!!」 
観客拍手。

松原さん「ボイジャーとDMMは今回初めて全員揃ってステージに立つんだよね」 
千晶さん「そうなんですよ。DMMさん全員とご一緒するのは初めてですね」 
TAKERUさん「だからすっごく嬉しくて。もう今帰ってもいいくらいです!」 
千晶さん「そうですね。ありがとうございましたー!」 
KATUMIさん「おいおいおい」 
観客笑。 
松原さん「これから歌うのは『ウルトラマンX』の映画の歌なんですけど、5人でステージで歌うって初めてなんですよ」 
観客拍手。 
TAKERUさん「サビで簡単な振り付けがあるんですけど、ここで説明しても時間を取ってしまって先輩達をお待たせしてしまうので」 
観客笑。 
TAKERUさん「見て頂ければすぐにわかります! 二秒でわかりますのでよろしければご一緒にやってみてください!」

 

12:Unite~君とつながるために~/ボイジャー feat. Project DMM 
-MC-

 

"解き放て究極の力!!"劇場版「ウルトラマンX きたぞ! われらのウルトラマン」より、ボイジャーのお二人の作詞による主題歌。 
程よい疾走感の中、ボイジャーのお二人とDMMの皆さんというウルトラマン主題歌ユニット同士がユナイトして歌われる光景は感慨深く。 
振り付けもすぐに覚えられました。今回お二組ともご出演という事で、是非とも聞きたかった一曲だけにとても嬉しかったです。

 

DMMの皆さんを見送りながらショッカーさんが登場され、改めて初登場のボイジャーのお二人をご紹介。

ショッカーさん「先程、お二人とも自己紹介されてましたんで……何話しましょうか」 
観客笑。 
TAKERUさん「じゃあO野さんのウルトラマンファッションについて語りましょうか。さっき仮面ライダーだったのに早着替えで」 
ショッカーさん「やっぱりウルトラマンコーナーはね。バンダナは『ウルトラマンキッズ』なんですよ」 
千晶さん「あ、ほんとだー」

ショッカーさん「通常ね、初めて来た方って、一、二曲歌われて終わりなんですけど、お二人には……いっぱい歌ってもらいます!」 
観客拍手。 
TAKERUさん「ありがとうございます!」 
千晶さん「ホントにすみません」 
土下座するボイジャーの二人。 
ショッカーさん「そんなそんなどっかの議員みたいな安っぽい事はしなくていいから!」 
観客笑。

 

13:Shine your ORB/ボイジャー 
-MC-

 

当時放送中でこの日も放送されていた"覚醒せよ、光の戦士"「ウルトラマンオーブ」よりお二人が作詞されたエンディング。 
やさしい曲調の中に宇宙の広がりを思わせる穏やかさと芯の強さを感じるお二人の歌いぶりにじっくりと聞き入りました。

 

TAKERUさん「ありがとうございます! このおのずと手拍子を頂ける感じ!」 
千晶さん「暖かい、というよりアツい! ありがとうございます!」 
TAKERUさん「僕たちは『オーブ』も大好きなんですが、

       前作『ウルトラマンX』も隊員役で出演させて頂いた事もあり、とても思い入れがあります。 
       この主題歌を皆さんと歌いたいわけですが、曲中でとあるポーズをしてお台場を揺らしたいんです!」 
千晶さん「揺らしましょう」 
TAKERUさん「そのポーズとは手をクロスさせる『X』ポーズなんです」 
千晶さん「右手前なんですよ」 
TAKERUさん「このポーズ、某有名カリスマバンドと同じです。

       世代の方もいっぱいいらっしゃると思いますが、まだクレームはきておりません!」 
千晶さん「大丈夫!!」 
観客笑。

 

14:ウルトラマンX/ボイジャー 
15:ゾフィーのバラード/水木一郎 
-MC-

 

イントロの小刻みなドラムがたまらない"つながる心、つながる力"「新ウルトラマン列伝 ウルトラマンX」よりオープニング。 
曲が盛り上がるにつれて高まる伸びやかな高揚感は、ライブで体感すると一層際立ち、「X」ポーズで場内がユナイトする様子は壮観でした。 
続いてギターのナベさんのしっとりとしたアコギに合わせ、水木さんのご登場で「ウルトラマンA」より"宇宙警備隊隊長"ゾフィーのテーマ。 
この曲がSHSで歌われるのも16年ぶり。ゾフィーの存在感と重なるような水木さんの包容力のある歌いぶりに観客も聞き入っておりました。

 

水木さん「自分のイメージは『仮面ライダー』とか『マジンガーZ』の印象が強いとは思うんですけど、 
     実は『ウルトラマン』も何曲か歌ってて、映画の歌とかも歌っていて、結構人気なんですね。今日はその曲を歌わせてもらいます」

 

16:ウルトラマン物語 ~星の伝説~/水木一郎 
-MC-

 

"戦え! ウルトラの戦士たち!"映画「ウルトラマン物語」より勇壮な曲調の中に、水木さんの優しい歌いぶりが光るエンディング。 
個人的に水木さんとウルトラマンの原体験の一つである大好きな曲なので、今回のコーナーで歌われたのはとても嬉しかったです。

 

ショッカーさん「なんか今日はアニキがウルトラの父に見えてきましたね。 
        という事で、ウルトラ兄弟の末っ子を呼びましょう。ボイジャーのお二人です!」 
拍手の中、ボイジャーのお二人がご登場。 
水木さん「いやーもうね。可愛い弟と妹が出来ましたよ」 
ショッカーさん「この期に及んでまだ弟と妹って言い張りますか!」 
観客笑。 
千晶さん「アニキ―!」 
TAKERUさん「アニキ―! お肉たくさん食べさせてくれるから大好きです!」 
観客笑。 
ショッカーさん「やっぱり公私ともに可愛がってるんですね」 
水木さん「二人はねステージングもいいし、トークも面白いし。歌声もちゃんと伝わる様に歌っているからね。エンディングもイイ曲だし」 
TAKERUさん「アニキから『ボイジャーのソロ一曲目は『Shine your ORB』にしたら?』とご助言頂いたんです」 
水木さん「あの曲を作曲した小西貴雄さんが『今度は水木さんも一緒に歌いませんか』って言ってくれたね。

     ♪っちゃっちゃらちゃらっちゃら~」 
TAKERUさん「なんでちょっと女子みたいな歌い方になるんですか!」 
千晶さん「若干の千晶寄りになってくれて、嬉しいです」 
観客笑。

 

水木さん「じゃあ、続いては『ボイジャーの祈り』を……」 
ボイジャーのお二人「違います違います」 
ショッカーさん「さっき楽屋で今日はカッコよく行くって言ってたじゃん!!」 
観客笑。 
TAKERUさん「元はといえばO野さんがリハーサルで僕らを『オーブの二人』って言ったのがはじまりなんですよ」 
水木さん「そうそう。オレそれが気に入っちゃって」 
ショッカーさん「相当気に行っちゃったみたいですね。じゃあそんなオーブの皆さんに歌って頂きましょうか」 
観客笑。

17:オーブの祈り/水木一郎 with ボイジャー 
-MC-

 

当時放送中でこの日も放送されていた"闇を照らして悪を撃つ"「ウルトラマンオーブ」オープニング。 
アニソンを歌われて45年目の水木さんの説得力ある歌声と、ボイジャーのお二人の誠実でスマートな歌いぶりが相乗効果で素晴らしく。 
放送開始から一月以上経って浸透してきた事もあり、サビ部分の観客との大合唱はライブの醍醐味。たまらないものがありました。

 

水木さんとボイジャーのお二人を見送ってショッカーさんお一人に。 
ショッカーさん「さて、続いてはアニバーサリー第三弾です!!」 
観客「ぉぉぉおおおおおおおおおおおお」 
ショッカーさん「やっぱりコレがないとね。1975年『秘密戦隊ゴレンジャー』が誕生し、今年の『動物戦隊ジュウオウジャー』までで 
        ジャスト40作を数える『スーパー戦隊シリーズ』です!!」 
観客「ぉぉぉおおおおおおおおおおおぉぉぉおおおおおお」 
ショッカーさん「先程はアニキ、ボイジャーのお二人による新しい伝説が作られましたが元祖・伝説にも登場していただきましょう!! 
        "魂の三兄弟"のご登場です!! 『伝説』!!!」

 

18:伝説/串田アキラ MoJo 宮内タカユキ 
-MC-

 

スーパー戦隊コーナー一曲目は串田さん、MoJoさん、宮内さんによる

Vシネマ「轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊」よりエンディング。 
各ソロパートに沿ってMoJoさん、宮内さん、串田さんと順番にご登場。それぞれの魅力がたっぷりとつまった歌いぶりは抜群の盤石さ。 
キメどころでばっちり魅せる串田さん、躍動のMoJoさん、不動の宮内さんと三者三様のステージングも見所でした。

 

串田さん、宮内さんが見送られてMoJoさんお一人に。 
MoJoさん「こういうライブに出させてもらったのが1999年、今は2868年ですから……随分と経ちましたけど」 
観客笑。 
MoJoさん「わかってますよ。2016年ですよ。おかげ様でこうしてライブに呼んでもらえる感謝します」 
観客拍手。 
MoJoさん「みんなは年をとるけど、オレは年は取らないから……なんてったって"MoJo星雲"からやってきてますからね」 
観客笑。

 

19:大戦隊ゴーグルV -オルタネートバージョン-/MoJo 
-MC- 
20:科学戦隊ダイナマン/MoJo 

続いてMoJoさんが歌われるスーパー戦隊は「大戦隊ゴーグルV」よりオープニング。MoJoさんの軽快で勇ましい歌声と 
コーラスの皆さんと観客とが一緒に合の手&コーラスをする様子はライブならではの一体感でした。 
「みんなのコーラス最高だねっ!!」というお話をされてから歌われたのは「科学戦隊ダイナマン」よりオープニング。 
本曲では二番の終わりにショッカーさんが呼びこまれ「科学戦隊」の名乗りをするのが恒例になっていますが、 
今回は一番の終わりでショッカーさんの名乗りが披露され、間奏ではナベさんのギターソロにスポットが当てられていました。

 

21:超電子バイオマン/宮内タカユキ 
22:海賊戦隊ゴーカイジャー/松原剛志 
23:We are the ONE~僕らはひとつ~/串田アキラ 
24:道-タオ-/水木一郎 
-MC-

 

MoJoさんと入れ替わりに宮内さんが登場され、「超電子バイオマン」よりご自身のアニソンデビューとなったオープニング。 
宮内さんのシャープな歌いぶりに加勢するかのように、二番終わりにショッカーさんが登場され、「超電子」の名乗りを披露されました。 
続いては金色のジャケットをはためかせ、「派手に行こうぜ!!」と松原さんがご登場。「海賊戦隊ゴーカイジャー」よりオープニング。 
スマートな歌声とゴーカイなアクションで魅了されると、続いては串田さんによる「爆竜戦隊アバレンジャー」よりエンディング。 
躍動感たっぷりの串田さんの歌いぶりに呼応するように観客もエンディング映像で踊るバーミア兵よろしく踊っておりました。 
スーパー戦隊コーナーのトリは水木さんのご登場で「獣拳戦隊ゲキレンジャー」より静の水木さんの歌いぶりが素敵なエンディング。 
ソロライブでもなかなか聞く事が出来ない一曲なだけに、今回聞く事が出来てとても嬉しうございました。

 

ショッカーさん「先の熊本地震、その前の東日本大震災と心が痛む事が多く起きています。ですが、日本はヒーローの国です。 
        これまで日本は多くのヒーローによって守られています。今ではもっと身近になり、町内を守るヒーローもいます。 
        そんな中でも、私の名付け親でもある石ノ森章太郎先生の故郷、宮城県石巻のヒーローが『シージェッター海斗』です。 
        石巻にある石ノ森萬画館では5年前の地震の後、東映の平成ライダーを作っているスタッフが結集して 
        萬画館で上映する為の『海斗』の映画が作られました。続いてはその『海斗』の歌をアニキに歌って頂きます!」

 

25:たたかえ!! シージェッター海斗/水木一郎 
-MC-

 

海原ババッバーン!! 宮城県石巻市の石ノ森萬画館でしか見る事が出来ない映画「シージェッター海斗 特別編」より劇中歌。 
一曲の中で様々な歌いぶりをされる水木さんがとてもドラマチック。その表現力の魅力をたっぷりと味わいました。

 

水木さん「今はまだ言えないんですけど、これからまた色々活動させていただく中で 
    『水木なにやってんの?』って言われるような事があるかもしれません。今はまだ言えないんですけど」 
観客笑。 
水木さん「『ウルトラマンオーブ』の時も早くみんなに言いたくて言いたくて、どこに行ってもずっと我慢してたんですよ」 
観客笑。 
水木さん「私は次の曲のタイトルみたいな事にはなりませんよ! でも歌のタイトルなので。

      みんなも一緒に歌ってください!『タイムリミット』!!」

 

26:タイムリミット/水木一郎 
27:星雲仮面マシンマン/MoJo 
28:特警ウインスペクター/宮内タカユキ ナレーション:ショッカーO野

 

ここでエンディングという選曲が嬉しい「超人機メタルダー」よりエンディング。

幼少期にずっと聞いていた曲がライブで聞けるのはとても有難いです。 天使と悪魔を歌い分ける水木さん表情の迫力に圧倒された後は、

帽子をかぶられたMoJoさんのご登場で「星雲仮面マシンマン」よりオープニング。 

「すっくと立った星雲仮面」で観客も段階を追って指を挙げられていたのが新鮮でした。

続いては宮内さんによる「特警ウインスペクター」よりオープニング。 宮内さんと観客と大合唱はいつ聞入れもゾクゾクします。

ショッカーさんがナレーションを担当されるのもお馴染みになって嬉しい限りです。

 

29:未来予報はいつも晴れ/串田アキラ 
-MC- 
30:宇宙刑事ギャバン/串田アキラ

 

続いては「機動刑事ジバン」よりエンディングで串田さんのご登場。

ライブ後半でエンディングが歌われるのは意外性があって味わい深いです。 
この曲も幼少期からずっと聞いていて大好きな曲なので、改めて串田さんのパワフルな歌声の魅力を噛みしめながら聞いていました。 
「最後の曲はこの曲だ!! よろしく勇気!!」という串田さんの言葉から本編ラストは「宇宙刑事ギャバン」よりオープニング。 
力強く頼もしい歌声ももちろんの事、「蒸着」や名乗りを随所に織り交ぜる串田さんのパフォーマンスには脱帽でした。

 

-アンコール- 
-MC-

 

熱気の余韻を残しつつ串田さん、バンドとコーラスの皆さんが退場されると、観客の拍手がアンコールへと変わります。 
しばらくアンコールが続く中、そのアンコールに合いの手を入れながらショッカーさんがご登場。

 

ショッカーさん「ここで出演者の皆さんを一気に呼び込みたいと思いますが、呼んでいただくのはもちろん皆さんです。 
        スゥーパァーヒーィローォオオオッ!!!?」 
観客「スピリィいいィィィイイイッッ!!!」 
ショッカーさん「ぅおねがいしまぁああす!!」 
拍手の中、出演者の皆さんが一斉にご登場。

 

・ここでショッカーさんから「頼もしいバディ」であるバンド、コーラスの皆さんをおひとづつご紹介。 
・ナベさんを「魂のギタリスト」と称した水木さん。結局他の皆さんも「魂の」をつけて呼ばれていました。 
・家庭菜園をされているGUNTAさん。リハーサル時に出演者の皆さんにキュウリを差し入れされたとか。 
・ナベさん用の椅子にこっそり座るMoJoさん。 
・対角線上の「ひろし」たち。 
・ウルトラマンを両脇にしてスーパー戦隊とメタルヒーローが脇を固める並び順。 
・「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」からはじまったムーブメントも来年で20周年。 
・今回はトークで攻めの姿勢を見せたTAKERUさん。 
・水木さん「ボイジャーは歌もウマいし、トークもウマい。それに比べてDMMは……"新しい新曲"とか言っちゃって」 
 松原さん「すみません、先生」 
 水木さん「頭痛が痛いと同じになっちゃうよ」 
 ショッカーさん「師弟関係が垣間見えますね。師弟愛ですね」 
 観客笑。 
・松原さん「今年はDMMとしてひさっ、びさに」 
 水木さん「噛んでるし!」 
 松原さん「プレッシャーで。久々にDMMとして出演出来ました。先程楽屋で水木先生に『新しい新曲』ってなんだって言われまして……」 
 観客笑。 
 水木さん「ご存知ない方がいらっしゃると思うんで。松原は僕の弟子なんですよ。で一番出世してないのがカインズなんです」 
 観客苦笑。 
 松原さん「いえいえいえ。大先輩ですから。貴日さんも僕にとって先生ですからね」 
 水木さん「アップル・パイはコワい先輩ですから」 
 松原さん「そんなことないです!!」 
・ショッカーさん「MoJoさん、せっかくなんで後ろ向いて」 
 MoJoさんの衣装は背面にライオン、虎の赤ちゃんがあしらわれていました。 
 ショッカーさん「今、背中に合う歌を隣のクッシーが歌ってくれますから」 
 水木さん「聞きたい聞きたい!」

 

30.5:富士サファリパークCMソング (CMサイズ)/串田アキラ

 

ショッカーさんと水木さんの合図で静岡県にある動物園「富士サファリパーク」CMソングを即興のアカペラでご披露。 
短いCMサイズではありますが、関東ローカルでは長年放送されていて馴染みの深い曲なだけに観客も一緒になって歌っていました。

・串田さん「ここで歌うぅ!?」 
 ショッカーさん「ちなみに今は"泳ぐ象"が見る事が出来るそうです!」 
・水木さん「クッシーとはほぼ同い年なんで、昔の事を話すと一週間くらいずっと話せるんです。 
     今日はボイジャーやDMMと一緒にも出来る、ナベちゃん達も休まず演奏してくれてるし。 
     皆さん、もう一度、出演者、スタッフに大きな拍手をお願いします」 
 観客拍手。 
 ショッカーさん「さぁ、この雰囲気の後はやりづらいとは思いますが、トリは座長・串田アキラさんお願いします!」 
 串田さん「はぁい。今日ありがとうございました。『スーパーヒーロー魂』がこれだけ長く続いたのは皆さんのおかげですね。 
     そして若い人が参加してくれて層が厚くなっていく。どんどん受け継いでいってくれるんですよね。 
     おれ達がいなくなってもずっと継いでいってくれる、秘伝のタレのようなライブになってほしいですね。 
     これからもまだまだ『スーパーヒーロー魂』が続くように、アツい応援、よろしくおねがいします!!」 
  
31:太陽戦隊サンバルカン/串田アキラ 水木一郎 MoJo 宮内タカユキ Project DMM ボイジャー ショッカーO野

 

「スーパーヒーロー魂」のラストソングとして長年歌われている「太陽戦隊サンバルカン」よりオープニング。 
串田さんを筆頭に一緒に歌ったり、客席にマイクを向かたりと、思い思いのスタンスでアンコールを楽しまれている皆さん。 
一番が終わりショッカーさんがステージ中央に登場され、「太陽戦隊」の名乗りをされる様子を見てボイジャーのお二人が大喜び。 
二番になると水木さんがコーラスブースに移動され、カインズ斉藤さんと一緒のマイクでコーラスを担当されていました。

 

ショッカーさんの案内でバンド、コーラスの皆さんがステージ前方に登場され、 
串田さんの「これから暑い日が続くけど、ヒーロー魂で負けない・ゾ!!」とご挨拶があって出演者全員で万歳三唱。 
拍手の中、ショッカーさんの紹介で出演者の皆さんがお一人ずつ退場されていきました。

 

ショッカーさん「みんな、楽しんでくれましたかァぁあアアアアアアア!!!!?」 
観客「ぉぉおおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「盛り上がりましたかあああああぁあああああ!!!!」 
観客「ぉぉおおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「歌いましたかあああああぁあああああ!!!!」 
観客「ぉぉおおおぉおおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「また絶対会いましょうねぇえええええ!!!!」 
観客「ぉぉおおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「それじゃあ、約束のっ! スーゥパーァヒーローォオオオッ!!!?」 
観客「スピリィいィイイイいィィィイイイッッ!!!」 
ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ、また明日っ!!」

 

ショッカーさんがステージにマイクを置き、颯爽と退場されて「スーパーヒーロー魂2016"夏の陣"」は終演となりました。 

「ウルトラマン」50周年、「仮面ライダー」45周年、「スーパー戦隊」40作目とメモリアルシリーズを三本柱に、 
メタルヒーローが脇を固めつつ、存在感で魅せる石ノ森ヒーローといったラインナップでバラエティ豊か。 
やはりこれまでそれほど多く歌われなかった「ウルトラマン」の楽曲が多く聞く事が出来たのが嬉しうございました。


 

補足

 

・AJF恒例グッズのパンフレットは今回は無し。残念。

 

・今回はナベさんのギターソロが多く取り上げられていた印象。

 

・ショッカーさん「お正月に東京ドームシティのプリズムホールでやってた『お正月だよ! ウルトラマン全員集合!!』に行ったんですよ。 
        そしたらボイジャーのお二人がさ、太鼓叩いてたんだよね」 
 千晶さん「そうなんですよ。叩きましたね。太鼓」 
 TAKERUさん「太鼓を毎日叩いていたんです。歌よりも練習しましたね」 
 観客笑。

 

・水木さん「最初は『仮面ライダー』コーナー以降は今まで歌ってきたヒーローソングを歌う予定だったんですけど、 
     急遽『ウルトラマン』コーナーにも出させて頂きまして。だったらと選んだのが『ゾフィーのバラード』だったんですよ」 
 ショッカーさん「またナベちゃんのギターがねえ」 
 水木さん「ナベちゃんのギターはね、すっげえ歌いやすいの。ひろしのキーボードもいいし、吉岡のベースもすげえ魂が入る。 
     でもね、ガンちゃん、アナタ間違ってますよ。なんで今日のドラムに永井豪先生直筆のマジンガーが描いてあるの! 今日はヒーロー!!」 
 ショッカーさん「いいじゃないっすか!」 
 観客笑。

 

・水木さん「アニソンを45年間歌ってきて、ちょうど『ウルトラマン』50周年の記念作品である『オーブ』で、 
     沢山歌手がいる中で自分に声をかけてくれるっていうのは本当に嬉しい。AJFもそうだけど長く続けてきて本当に良かったです」

 

・MoJoさん「思えばクッシーと宮内君とは10年以上前に石巻で一緒にライブやってから仲良くしてもらって。ライブにも呼んでもらってね。 
     自分でもソロライブをやるきっかけになったりしたので、二人は今でも大事な先輩と同輩です」

 

・串田さん「ヒーローはさ、"カッコイイ"んだよね!!」

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