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ウェスタ川越夏まつり! アニソン ヒーローズ THE LEGEND 
第2部 歌は地球を救うんだゼーット!! [ヒーローソング・コレクション] 
16.7.31 ウェスタ川越 大ホール  

 

出演/水木一郎 山形ユキオ 速水けんたろう 高取ヒデアキ 石原慎一 風雅なおと 松原剛志 
    ショッカーO野 鈴木美潮 
    ネコーズ(伊集加代 山田洋子 菅井美和) 川島和子 
    五條真由美 うちやえゆか ドリーミング(ちよ かよ) 山野さと子

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一) G-Chorus

 

ダンサー/谷須美子 河内知子 上垣内平 塩野拓矢 飯田一徳 

演奏/Z旗(G.Nobu G.Kawase Ba.Toshi Dr.UTCHIE Key.Kagoshima

      Tr.KENITO Tr.Akuzawa Sax&Fl.Chouemon Tb.Ozaki) カラオケ

 

 

石原慎一さんが埼玉県川越市にある複合施設「ウェスタ川越」から依頼を受けて開催された 
アニメソングライブ「ウェスタ川越夏まつり! アニソン ヒーローズ THE LEGEND」。

 

石原さんがご自身と交友があるアニメソング関係のアーティストに幅広く声をかけた事で 
ANIME JAPAN FESやキングランのアニソンイベント、340プレゼンツ等でよく共演されている方、

コーラスワークで共演されている方などこれまで集まるようでなかなか集まらなかった方々が一堂に会しました。

 

歌手活動以外にも舞台などをプロデュースされている石原さんですが、アニソンライブをプロデュースされるのは今回が初めて。 
イベントは第1部「アニとも 音楽はパワー [ファミリ―ソング・コレクション]」と 
第2部「歌は地球を救うんだゼーット!! [ヒーローソング・コレクション]」とそれぞれ趣旨を変えて開催されました。 
今回は第2部「歌は地球を救うんだゼーット!! [ヒーローソング・コレクション]」のレポートです。

 

第1部はミュージカル仕立てで、アニメソングの他にも童謡やキッズソングなどが聞く事ができ、

とても貴重な内容で楽しませていただきました。 事前に石原さんが出演されたWEBラジオ番組において、

水木一郎さんに「自分が聞いた事の無い曲を」とリクエストされたという事で、 
出演者の方々がどんな歌をどんな形式で披露されるのかととても楽しみにしておりました。

 

会場は第1部と同じウェスタ川越大ホール。 
ステージ上には緞帳が下がっており、開演までは見えない様になっていました。

開演時間を少し過ぎた頃にブザーが鳴り、間もなく開演というアナウンスがあり、 
いよいよ「ウェスタ川越夏まつり! アニソン ヒーローズ THE LEGEND」の開演です。

 

01:Welcome to WESTA/速水けんたろう ドリーミング 山野さと子 五條真由美 うちやえゆか 
               石原慎一 風雅なおと 高取ヒデアキ 山田洋子 菅井美和 川島和子

 

第2部のオープニングは第1部と同じく出演者選抜によるイベントオリジナルテーマ。ディズニーランドを思わせる楽し気な曲調、 
夏休みならではの高揚感と、イベントがはじまる高揚感とがリンクしている歌詞で、短い曲ながらもとても素敵な曲でした。

ステージ後方の壁面はスクリーンになっており、今回のロゴや曲名や歌手、作品のデータなどが映し出されていました。 

ステージ上の中央にはステージ後方から前方にかけて花道が用意され、左右にはバンドのブース。 
その後方には客席側から向かって左側にホーン隊のブース、右側にコーラスのブースが設置されていました。 

 

02:Magic to Do/山形ユキオ 速水けんたろう ドリーミング 山野さと子 五條真由美 うちやえゆか 
          石原慎一 風雅なおと 高取ヒデアキ 山田洋子 菅井美和 川島和子 
          アップルパイ ザ☆カインズ G-Chorus

 

続いては選抜メンバーに山形ユキオさんも合流され、ミュージカル「Pippin」のオープニング「Magic to Do」。 
歌詞が今回の「アニソン ヒーローズ THE LEGEND」やアニソン、ライブの魅力を歌ったものになっており、 
選抜メンバーがそれぞれ順番にソロを担当。こういったアプローチも石原さんプロデュースならではで興味深かったです。

 

フォーマルな出で立ちの石原さん、ショッカーO野さん、松原剛志さんがご登場され、 
ここからは今回のイベントの見所の一つ、ミュージカル仕立てでイベントが進行していきます。

 

日本特撮党が政権を獲得し、鈴木美潮さん演じる党首が内閣総理大臣に就任。 
石原さん、松原剛志さん、ショッカーさん演じる秘書官達と共に、歌手を招いて祝賀パーティーを開催するというお話。 
折しも当日は2016年東京都知事選挙の投票日。なんとも不思議なものでございました。 
舞台端に設置された演説台で美潮総理とショッカーさん演じる秘書官の掛け合いを交えつつ、パーティーが進行していきました。 
詳細は当日来場された方のみのお楽しみという事で何卒ご理解いただけましたら幸いです。


 

●出演

 

内閣総理大臣・日本特撮党党首/鈴木美潮

 

内閣総理大臣秘書官/ショッカーO野 
内閣総理大臣秘書官/松原剛志

 

内閣総理大臣秘書官/石原慎一


 

03:Great Big Stuff/鈴木美潮 石原慎一 松原剛志 ショッカーO野 
-MC-

 

エレガントな前奏で花道から美潮総理がご登場され、ミュージカル「ペテン師と詐欺師」より「Great Big Stuff」。 
歌詞を変え月光仮面、仮面ライダー、レインボーマン、ウルトラマン、宇宙刑事ギャバンなど 

多くのヒーローが歌詞の中に登場する日本特撮党賛歌になっていました。 
セリフ部分を美潮さん、歌の部分は石原さんと松原さん、セリフや合いの手をショッカーさんがそれぞれご担当。

 

美潮総理「とうとうやったわっ! たった今、指名されてきたのよ!」 
ショッカー秘書官「いよっ、大統領!!」 
美潮総理「バカモノッ! 私を誰だと思っているの」 
秘書官全員「総理!!」

 

04:オーレ! オーレンジャー/速水けんたろう 
05:電磁戦隊メガレンジャー/風雅なおと 
06:救急戦隊ゴーゴーファイブ/石原慎一 
-MC-

 

「早く特撮ソングが聞きたい!」という美潮総理の逸る気持ちを最初に満たすスーパー戦隊シリーズ。 
第1部は一番だけでしたが、第2部ではフルコーラスでたっぷりとご披露。 
まず寿ぎに登場されたのは速水けんたろうさん。「超力戦隊オーレンジャー」オープニングからスタート。 
二番では「とびきり熱い ウエスタの仲間たちっ!」と歌詞を変えられ、観客を盛り上げた後は風雅なおとさんのご登場。 
エスニックファッションで軽やかに舞いながら「電磁戦隊メガレンジャー」オープニングを歌われた後は、石原秘書官のご出場。 
「救急戦隊ゴーゴーファイブ」オープニングを颯爽かつスタイリッシュなパフォーマンスで総理就任をお祝いされました。

 

・戦隊ソングに開宴からご満悦の美潮総理。 
・ショッカー秘書官「総理、今日はミシオグリーンをお召しなんですね」 
 美潮総理「特に意味はありません」 
 ショッカー秘書官「そうでしたね。ここは埼玉ですから。都知事選なんて関係ないですね」 
 観客笑。 
・ショッカー秘書官「これからもどんどんとお届けしましょう!」 
 美潮総理「ちょっとまって。舞台の端っこからなんか殺気を感じるわよ」 
 ショッカー秘書官「え? ちょっと暗くて見えないですね…」 
 後方ステージの向かって右側にスポットライトが当たるとそこには山形さんのお姿が。 
 山形さん「へへへへ~」 
・スキャットをしながらステージ中央へ移動される山形さん。この時のご衣裳は全身アニマル柄でコーディネイトされ、 
 ヒョウ柄のリュックとライオンの頭部を模したリュックを肩に掛けているスタイル。

 

07:ウィニング・ラン! -風になりたい- (2C)/山形ユキオ

 

ヒッピーかはたまたベトコン帰りの兵隊さんのような独特の雰囲気でスキャットを続け、ステージ前方へ座り込み、 
ヒョウ柄のリュックの中からハンドルを取りだし、アカペラで歌われたのはアニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」よりオープニング。 
ハンドルを回しながら伸びやかに歌われる山形さん。途中でハンドルがどこかへ行ってしまったり、観客の子供の声に応えたりと 
自由に歌われているご様子は、さながらミュージカルの一幕を見ている様でした。

 

美潮総理「ちょっとちょっと、あの人、外国の方なんじゃない?」 
ショッカー秘書官「そんな、あんな格好してるのはジュウオウジャーのファンか大阪のおばちゃんくらいですよ!」 
石原秘書官「!! 山形ユキオさんじゃないですか!? ご無沙汰しております!」 
山形さん「!! そうデス! デスデスデスガリアァァアアン!」 
石原秘書官「『デスガリアン』お歌いになりますか? カラオケ用意いたしましょうか?」 
ショッカー秘書官「ここは山形さんにおまかせしましょう!!」

 

08:上を向いて歩こう/山形ユキオ

 

美潮総理、石原秘書官、ショッカー秘書官が退場され、山形さんがアカペラで歌われたのは坂本九さんの代表曲「上を向いて歩こう」。 
ブラックミュージックの香り漂う山形さんの歌いぶりがとても素敵でした。こちらの曲でも子供の声に応えるチャーミングな場面も。

 

山形さん「ひとりじゃないよね。今日から友達だよね。みんな、友達」

 

09:ガオレンジャー吼えろ!!/山形ユキオ 
-MC-

 

それまでのしっとりとした雰囲気からがらりと変わって「百獣戦隊ガオレンジャー」よりオープニング。 
猛々しい楽曲を独特のハードな歌声で歌われる山形さんのお姿は、先程までの柔和な印象とは打って変わってとてもパワフル。

 

・美潮総理「泣いてるお子様、いらっしゃらないですね? 支持率に関わりますので」 
 観客笑。 
・フォーマルなタキシード姿から身軽な格好になったショッカー秘書官。 
 ショッカー秘書官「今日は日曜日ですからね。あとあんな格好は地球上では3分しか持ちませんよ」

 

10:アンパンマンのマーチ/ドリーミング 
11:ドラえもんのうた/山野さと子

 

続いては美潮総理の「子供達が安心して楽しめる歌が聞きたい」というご要望で心優しいヒーロー達の歌。 
まずはドリーミングのお二人のご登場でアニメ「それいけ! アンパンマン」よりオープニング。 
不変的なヒーロー像そのものの歌詞をお二人の抜群の歌声で堪能した後は、

山野さと子さんによるアニメ「ドラえもん」四代目オープニング。 弾むような山野さんの歌声はとても魅力的。

三番は第1部と同じく山野さんの誘導で一番をもう一回歌われました。

 

12:プリキュアメドレー2016 ウェスタスペシャル 
Happy Go Lucky! ドキドキ!プリキュア (冒頭のみ) 
~DANZEN!ふたりはプリキュア(Ver. Max Heart) (サビ)/五條真由美 
~まかせて★スプラッシュ☆スター★ (サビ)/うちやえゆか 
~プリキュア5、スマイル go go! (サビ)/山野さと子 
~プリキュア5、フル・スロットル GO GO! (サビ)/ドリーミング 
~Let's! フレッシュプリキュア! (サビ)/五條真由美 
~Alright! ハートキャッチプリキュア! (サビ)/うちやえゆか 
~ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪ (サビ)/山野さと子 
~Let's go! スマイルプリキュア (サビ)/ドリーミング 
~Happy Go Lucky! ドキドキ!プリキュア (サビ)/五條真由美 
~ハピネスチャージプリキュア! WOW! (サビ)/うちやえゆか 
~Miracle Go! プリンセスプリキュア (サビ)/五條真由美 うちやえゆか 
~Dokkin◇魔法つかいプリキュア! (サビ)/ANISON GIRL HEROES (五條真由美 うちやえゆか ドリーミング 山野さと子) 
-MC-

 

続いて五條真由美さん、うちやえゆかさん、ドリーミングのお二人、山野さんら女性出演陣による 
「ふたりはプリキュア」「ふたりはプリキュア Splash Star」「Yes! プリキュア5」「Yes! プリキュア5GoGo!」 
「フレッシュプリキュア!」「ハートキャッチプリキュア!」「スイートプリキュア♪」「スマイルプリキュア!」 
「ドキドキ! プリキュア」「ハピネスチャージプリキュア!」「Go! プリンセスプリキュア」、 
そして最新作「魔法つかいプリキュア!」の初代「ふたりはプリキュア」のアレンジ違いである二作目「Max Heart」除いた 
全てのプリキュアシリーズの初代オープニングのサビをつないだ、今回だけのスペシャルメドレー。 
第1部終盤に披露された時はその怒涛ぶりにただただ圧倒されていたのですが、改めて拝見してみると 
シリーズに縁が深い五條さんとうちやえさんは各曲のオリジナル歌手の方が行っている振り付けを交えられていたり、 
ドリーミングのお二人と山野さんはご自身の個性を出しつつも、原曲を踏襲した歌いぶりだったのも印象深かったです。

 

・ショッカー秘書官はプリキュア柄の半袖Yシャツ。 
・美潮総理もお召かえ。 
 美潮総理「衣装だけでも紅白歌合戦みたいにしたいなと。目指せ有働アナウンサー」 
 ショッカー秘書官「とってもエレファント……いやいやエレガントですよ」 
 観客笑。 
・ここでネコーズの皆さんがステージへご登場。 
 ショッカー秘書官「この方々のステージを見られる事はとてもラッキーです。皆さんはスタジオミュージシャンを中心に結成され、 
         特に伊集加代さんは日本の歌謡界、CM界、アニソン界の歴史を作られた方です!」 
 観客拍手。 
 ショッカー秘書官「今日はそんな伊集さんの魅力をグッと詰め込んだメドレーをお届けしたいと思います!!」

 

13:加代ちゃんCMメドレー/ネコーズ 
-MC-

 

これまで伊集さんがソロやユニットで携わられた楽曲群をZ旗の皆さんの生演奏による迫力のメドレーで。 
どの曲も一度は耳にしたことのあるものばかりで、曲が歌われる度に歓声が起こっていました。 
生で聞く事が出来てとても貴重な体験をした思いでした。以下、わかる範囲での曲名及び作品名です。

 

「バン・ボ・ボン (アニメ「アタックNo.1」エンディング)「おしえて (「アルプスの少女 ハイジ」よりオープニング)」 
「時間ですよのテーマ (ドラマ「時間ですよ」オープニング)」「森永製菓「チョコボール」CMソング」 
「シオノギ製薬「ポポンS錠」CMソング」「キリン「FIRE」CMソング」「よっちゃん食品工業株式会社「よっちゃんのす漬いか」CMソング」 
「東芝「エアコン 大清快」CMソング」「明治「カール」サウンドロゴ」「博水社「ハイサワー」サウンドロゴ」

「「11PM」のテーマ(テレビ「11PM」テーマ)」「イオナ インターナショナル「ほほえむ・ひと」篇CMソング 」

「めざめ(ネスレ「ネスカフェ・ゴールドブレンド」CMソング)」「大岡越前のテーマ(ドラマ「大岡越前」オープニング)」

 

・興奮を禁じ得ない美潮総理とショッカー秘書官。 
・ネコーズの名前の由来は全員猫好きだから。

 

14:Stand By Me/ネコーズ 
15:WE WILL ROCK YOU/ネコーズ 石原慎一 高取ヒデアキ 
16:Shake It Off (1C)/五條真由美 速水けんたろう 石原慎一 松原剛志 うちやえゆか

 

続いてはCMソングつながりで、多くのCMで使用されている海外の楽曲特集。 
はじめはベン・E・キングが発表し、同名の映画の主題歌にも起用されたスタンダードナンバー「Stand By Me」。 
お三方それぞれの魅力とそれが合わさった時のハーモニーを堪能した後、ドラムがテンポよく叩かれる中、石原さんがご登場。 
観客にリズムに合わせて「足、足、手」と鳴らすように促し、ネコーズの皆さんが歌われたのはQUEENのヒット曲「WE WILL ROCK YOU」。 
途中から高取さんも合流され、持ち前のハイトーンで観客と一緒になってのサビを大合唱は、迫力のロックな一幕となりました。 
当時放送中「家庭教師のトライ」のCMにも使われていた時の歌姫テイラー・スウィフトの「Shake It Off」。

五條さんのティーンな歌声がぴったり。更に速水さん、石原さん、松原さん、うちやえさんらダンス経験者がダンサーの皆さんと共に、

五條さんのバックダンサーとして登場され、 「家庭教師のトライ」のCMで踊られているダンスを披露されたのは

今回ならではの貴重な光景でした。

 

17:序曲/川島和子 
18:宇宙戦艦ヤマト/川島和子 石原慎一 ザ☆カインズ 観客 
-MC-

 

先程までのにぎやかさがすっかり落ち着き、ステージが宇宙を思わせる照明になると、花道に川島和子さんがご登場。 
流れてきたのはアニソンでの川島さんの代名詞、アニメ「宇宙戦艦ヤマト」より「序曲」。

川島さんのひろがりあるスキャットに引き寄せられた後は同じく「ヤマト」よりオープニング。

観客への歌唱を促す文と歌詞が映し出されると、川島さんのスキャットに合わせ、石原さんとカインズの皆さんと共に観客大合唱。 
観客の合唱を一身に受けながらステージ中央で雄大なスキャットを響かせる川島さんの存在感は絶大でした。

 

・美潮総理、ショッカー秘書官が改めて川島さんをご紹介。 
・ショッカー秘書官「川島さんにスキャットをやっていただいて、観客全員が気分はささきいさおさんでしたからね」 
 観客笑。 
・川島さんが携わったCMの中から、「吉徳大光CMソング」「JR東海サウンドロゴ」が披露され、観客から感嘆の声が上がっていました。

 

19:マッハゴー・ゴー・ゴー1997/速水けんたろう 
-MC-

 

続いては速水さんのご登場で1997年版アニメ「マッハGoGoGo」二代目オープニング。イントロが少々カットされていました。 
とにかく爽やかでスマートな速水さんの歌いぶりはカッコイイの一言。当時見ていた世代なのでとても嬉しうございました。

 

・川越市民の速水さん。 
 速水さん「新しくできたウエスタ川越のステージに初めて立たせて頂いているんですけど、音もよくて気持ちよく歌わせてもらってます!」 
・速水さん「続いては、ロボットがスポーツを……」 
 観客「おぉぉおおおおおおおおお」 
 速水さん「あ、わかりますか? いろんなスポーツをやるんですけど、よかった皆さんも一緒に歌ってください!!」

 

20:アイアンリーガー~限りなき使命~/速水けんたろう 
21:千本桜 (1.5C)/風雅なおと 
-MC-

 

高らかなブラスのファンファーレとベースが高揚感を誘うアニメ「疾風!アイアンリーガー」オープニング。 
根強い人気をもつ曲だけに、速水さんの変わらない颯爽とした歌声を受け、観客はとても盛り上がっていましました。 
続いては風雅さんのご登場で音声合成ソフト「VOCALOID(ボーカロイド)」の「初音ミク」の楽曲の中から黒うさPさんによる「千本桜」。 
「初音ミク」さんの楽曲の中でも特にポピュラーな本曲を、風雅さんは軽快なステップを交え疾走感たっぷりに歌われていました。

 

風雅さん「ふぅっ、ありがとうございまーす。風雅なおとでーす。今の曲は『初音ミクさん』の曲でした。 
      私は音声合成ソフトの『初音ミクさん』の仲間である『KAITO(カイト)』という青い男の子の声を担当しています。 
      ですので、今のは『KAITOバージョン』といいますか、『KAITOのお父さんバージョン』という感じでお届けしました」

 

22:気のせいかな/風雅なおと 
23:流星合体!! ビクトリーマーズ (1.5C)/石原慎一 G-Chorus 
24:俺流!! ゲキバイオレット/石原慎一 with Z旗 
-MC-

 

続いては「メガレンジャー」より風雅さんご自身も時折聞いて元気づけられるというエンディング。 
青春の香り漂う曲を風雅さんが伸びやかに歌われた後、石原さんと石原さん主催のコーラスグループG-Chorusの皆さんで 
「ゴーゴーファイブ」より流星合体ビクトリーマーズのテーマをサビのアカペラからはじまる変則的なアレンジで。 
石原さんとG-Chorusの皆さんの師弟による荘厳なコーラスは、ライジングフォーメーションさながらの凛とした迫力でした。 
がらりと雰囲気が変わり、特撮「獣拳戦隊ゲキレンジャー」より"アイアン・ウィル"ゲキバイオレットのテーマ。 
紫のお衣装がまぶしい石原さんと原曲でも演奏を担当したZ旗の皆さんとの躍動感あふれるステージはスタイリッシュな格好よさでした。

 

美潮総理「やっぱり戦隊はイイ! ワラワはもっと戦隊の曲を聞きたいぞよ!」 
ショッカー秘書官「いつからお姫様キャラになったんですか総理?」 
美潮総理「OH! ソーリーィ!」 
観客「ひゅーひゅー」 
ショッカー秘書官「……今、拍手されたのはやはり日本特撮党の方々ですか?」 
美潮総理「そうです私の支持者です」 
ショッカー秘書官「ああ、だから開演前にひとり三千円づつ渡してたんですね」 
観客笑。

 

25:ハリケンジャー参上!/高取ヒデアキ with Z旗 
26:海賊戦隊ゴーカイジャー/松原剛志 
-MC-

 

美潮総理の要望を受け、21世紀の戦隊ソング特集。まずは「忍風戦隊ハリケンジャー」オープニングから。 
高取さんの号令でステージ前方にZ旗の皆さんがご登場され、更に間奏では高取さんを筆頭にブラスの皆さんが客席へ。 
客席を縦横無尽に動き回ってシュシュっと盛り上げられると、続いては松原さんの登場で「海賊戦隊ゴーカイジャー」オープニング。 
松原さんのストレートな歌いぶりもさる事ながら、舞台で培われた伸びやかなパフォーマンスも見所でございました。

 

松原さん「戦隊シリーズ、今は『ジュウオウジャー』が放送していますが、先週、先々週と、ある曲が流れました。 
     新ヒーロー・ジュウオウザワールドのテーマなんですけど、僕が歌っております!」 
観客拍手。 
松原さん「今日は初披露させていただきたいと思います!!」

 

27:ジュウオウザワールド/松原剛志 
-MC- 
28:動物戦隊ジュウオウジャー/高取ヒデアキ with Z旗 
-MC-

 

当日も放送されていたシリーズ40作目「動物戦隊ジュウオウジャー」より"世界の王者"ジュウオウザワールドのテーマ。 
ロック調のハードな楽曲を、松原さん独特のハキハキとした勇ましさで颯爽と歌われていました。 
続いては松原さんの紹介で再び高取さんのご登場。同じく「ジュウオウジャー」よりオープニング。 
穏やかさから疾走感が混ざって高らかに盛り上がっていく曲調と、優しさと逞しさを孕んだ高取さんの歌声がとても魅力。 
第1部と同じく後方ではダンサーの皆さんがジュウオウジャー5人を思わせる色合いのTシャツで登場され、バトル風のダンスを披露。 
更に「イーグル! シャーク! ……」の部分ではダンサーの皆さんが動物戦隊の名乗りをされていたのを再び見れて嬉しうございました。

 

・退場するダンサーの皆さんに「ジュウオウジャーに拍手ゥ!」と高取さん。 
・高取さん「楽しんでるかあああい!?」 
 観客「ぃえええええええええええええい!!!!」 
 高取さん「ん盛り上がってるかあああい!?」 
 観客「ぃえええええええええええええい!!!!」 
 高取さん「一応聞いておこう。んどぉっからきたんだぁああぁああい!!?」 
 観客「ぃえぇぇえええええええええええええぇえええええい!!!!」 
 高取さん「そうだよね。家からきたんだよね。じゃあ次は一緒に踊ってくれるかぁあああああぃ!!?」 
 観客「ぃえぇぇええええええええええええええええぇえええええい!!!!」 
 高取さん「ん踊ぉってくれるかぁあああああぃ!!?」 
 観客「ぃえぇぇぇえええぇえええええええええええええぇえええええい!!!!」

 

29:みんな集まれ! キョウリュウジャー (1C)/高取ヒデアキ 
-MC- 
30:レッツ! ジュウオウダンス (1C)/高取ヒデアキ 
-MC-

 

高取さんの勢いある扇動から「獣電戦隊キョウリュウジャー」「動物戦隊ジュウオウジャー」エンディングを連続で。 
ダンサーの皆さんも登場され、高取さん、Z旗の皆さん、コーラスの皆さん、観客とが一緒になって踊っていました。

 

美潮総理「まだまだ何かが足りない気がするんですよね」 
ショッカー秘書官「そうですね。何か、誰か足りないような……」 
美潮総理「……思い出した。スーパースターよ! 私達が求めているのはスーパースターよ!!」 
ショッカー秘書官「わかりました。ではレジェンドスーパースターに登場していただきましょう!! 
         じゃあ、ブラックスーパースター、山形ユキオさんにこの曲で呼んでいただきましょう」

 

31:Superstar (1.5C)/山形ユキオ 速水けんたろう 石原慎一 風雅なおと 
            松原剛志 五條真由美 うちやえゆか アップルパイ ザ☆カインズ G-Chorus

 

ロックミュージカル「Jesus Christ Superstar」よりイスカリオテのユダが歌った「Superstar」が高らかに演奏され、 
ステージの花道からイエス・キリスト風の白い単衣の衣装で星条旗を担いで山形さんがご登場。 
圧倒的存在感の歌声とパフォーマンスでまくしたてる様に歌われる山形さんの格好良い事格好良い事。 
速水さん、石原さん、風雅さん、松原さん、五條さん、うちやえさん、コーラスの皆さんのサビの大合唱と 
山形さんのアドリブが勢いを上げる中、壁面に「水木一郎」の文字が大きく映し出され、花道から水木さんがご登場。

 

水木さん「ありがとう!! アニソンヒーローズ!! まだまだ盛り上がるゼェエエエエエエエエッ!!!」

32:マジンガーZ/水木一郎

 

大歓声の中、水木さんが歌われたのはご自身の代表曲アニメ「マジンガーZ」よりオープニング。 
アニソンデビュー45年目を迎えた水木さんの盤石の歌いぶりに観客も一緒になって「ゼェエエエエッ!」と盛り上がっていました。

 

33:妹たちよ/水木一郎 
34:レーサーブルース/水木一郎 川島和子 
35:はるかなる愛にかけて/水木一郎 
-MC-

 

熱気あふれる雰囲気ががらりと変わり、アニメ「宇宙海賊キャプテンハーロック」より「妹たちよ」。 
優しく観客に寄り添うように歌われる水木さんが素敵。ソロライブでもなかな歌われない曲なので、まさかの選曲に嬉しい驚きでした。 
続いて、ステージに川島さんがご登場され、照明が夕日を作り出し歌われたのはアニメ「グランプリの鷹」よりエンディング。 
原曲のコーラスを務められた川島さんのスキャットで聞ける日が来るとは思いませんでしたので感激。驚きつつもしっかりと聞きりました。 
余韻を残しながら、続いては「仮面ライダー(新)」より水木さんの哀愁の表現力をたっぷりと堪能できる初代エンディング。 
歌詞の一語一句を噛みしめるように歌われる水木さんのお姿に、思わず背筋が正される思いでした。

 

・感嘆の声をあげながら曲紹介をする美潮総理とショッカー秘書官。 
・改めて「アニキ」コールで呼びこまれて水木さんご登場。 
・水木さん「嬉しい嬉しいその響き。いつまでも『アニキ』と呼ばれたいゼェエエエッ!!」 
・東日本大震災の被災地をランニングと自転車でつなぐリレー「未来への道 1000キロメートル縦断リレー2016」に参加された水木さん。 
 水木さん「足が細いのによく走れたと思いますよ。やっぱりアニソン登山部で鍛えたから」 
 美潮総理「やっぱり話を登山部に持っていくんですね」 
・宮城県石巻市にある石ノ森萬画館で上映中の映画「シージェッター海斗 特別編」劇中歌を歌われた水木さん。 
 CDとして発表する際、カップリングの作曲はご自身でされ歌詞を石巻出身の遠藤正明さんに依頼した話。 
・石巻へ向かう際に水木さんが作曲されていた様子を目撃していた美潮総理。

 

36:まほろばの群青/水木一郎 Akuzawa

 

映画「シージェッター海斗 特別編」劇中歌のカップリング「まほろばの群青」。 
原曲のレコーディングの際参加されたZ旗のトランペットAkuzawaさんもステージ前方へ登場され、高らかに奏でられました。 
父と子の関係を渋みのきいた歌声で力を込めて歌われる水木さんのお姿が印象的で、じっくり聞き入りました。

 

37:ルパン三世のテーマ/Z旗 ネコーズ 水木一郎  
38:ルパン三世愛のテーマ/水木一郎 ネコーズ Z旗 
39:ルパン三世'80/Z旗 ネコーズ 
-MC-

 

水木さんが退場されると、ネコーズの皆さんが花道に登場され、Z旗の皆さんによるアニメ「ルパン三世(新)」初代オープニング。 
原曲でもコーラスをされている伊集さんが属するネコーズの皆さんのコーラスと、ダンサーの皆さんの彩りにうっとりしていると、 
二番からは赤いジャケットに青いネクタイを締めた水木さんが合流され、歌詞入りの二代目オープニングへ。

水木さん版が聞けるのも久々でした。続いては同じく「ルパン三世(新)」より水木さんが歌われた二代目エンディングを

ネコーズの皆さんのスキャットと共に。アンニュイな世界観で歌われる水木さんに

"謎の女"峰不二子風の衣装のダンサーさんが寄り添ってぐっと大人な雰囲気に。 
水木さん、ダンサーの皆さんが退場され、Z旗の皆さんが演奏されたのは「ルパン三世(新)」四代目オープニング。 
ゴージャスなジャズアレンジのこの曲をZ旗の皆さんの演奏で聞けるのはとても嬉しかったです。

壁面にはメンバーの名前が映し出されていました。

 

・ショッカー秘書官「アニキの歌、ネコーズのコーラス、Z旗の生演奏、ダンサーの皆さんとなんかもう夢がかなった感じですよ」 
 美潮総理「私もいつかあんな風に踊りたい!」 
 ショッカー秘書官「出来るでしょう!」 
 観客笑。 
・ショッカー秘書官「泣いても笑ってもラストコーナー。今年生誕50周年の巨大ヒーローといえばウルトラマンです!」 
 観客拍手。 
 美潮総理「さらにアニキがアニソンデビュー45周年で初めてテレビのウルトラマンの主題歌を歌われました」 
 ショッカー秘書官「そんな夢のコラボを含めてウルトラマンの歌を聞いていただきたいのですが、 
         まずはアニキの愛弟子、松原剛志さんに登場していただきましょう!!」

 

40:ウルトラマンメビウス/Project D.M.M. (松原剛志) 
41:オーブの祈り (ICHIRO MIZUKI SOLO VERSION)/水木一郎

 

生誕50周年記念「ウルトラマン」特集。まずはProject D.M.M.の一員として松原さんが歌われた「ウルトラマンコスモス」オープニング。 
Project D.M.M.の振り付けもそのままに、明るく希望に満ちたメッセージを歌われる松原さんはなんとも魅力的でした。 
ラストを飾るのは当時絶賛放送中の「ウルトラマンオーブ」よりオープニング。水木さんのソロバージョンとしては初披露だそうです。 
「世界中が君を待っている」からのサビでの水木さん、アップル、カインズの皆さん、観客の大合唱はたまらないものがありました。 
ラストブロックをウルトラマン40周年記念作と50周年記念作で、

しかも水木さんと松原さんの師弟で締められているというのもグッときました。

 

-アンコール-

 

・水木さんが退場されると観客の拍手がアンコールを促す手拍子に変わり、しばらくすると美潮さん、ショッカーさんがご登場。 
・ショッカーさんに呼びこまれて出演者の皆さん全員がステージへご登場。 
・美潮さん「凄い人数ですね」 
 ショッカーさん「通常ならお一人づつご紹介するんですけど、無理です」 
・バックでステージを支えられたZ旗の皆さん、ダンサーの皆さんがご紹介。 
・更に第1部に出演された菊池愛さんもステージにご登場。 
・ショッカーさん「せっかくアンコールをもらいましたけど、これだけの皆さんの見せ場がある曲なんて……アニキ! 持ってる!」 
 水木さん「ちゃんと考えてましたよ。この曲なら一人ひとりの出番があります」

 

42:懐かしくってヒーロー~I'll Never Forget You~ 
ヒーローのテーマ/水木一郎 山形ユキオ 速水けんたろう 高取ヒデアキ 石原慎一 風雅なおと 松原剛志 
          ショッカーO野 鈴木美潮 ネコーズ 川島和子 五條真由美 うちやえゆか ドリーミング 山野さと子 
          アップルパイ ザ☆カインズ G-Chorus 菊池愛 
~ぼくらのバロム1/水木一郎 
~デビルマンのうた/松原剛志 水木一郎 
~バビル2世/水木一郎 アップルパイ 
~進め! ゴレンジャー/高取ヒデアキ 菊池愛 
~ガッチャマンのうた/G-Chorus 石原慎一 
~ヒーローのテーマ/速水けんたろう 水木一郎 山形ユキオ 高取ヒデアキ 石原慎一 風雅なおと 松原剛志 
           ショッカーO野 鈴木美潮 ネコーズ 川島和子 五條真由美 うちやえゆか ドリーミング 山野さと子 
           アップルパイ ザ☆カインズ G-Chorus 菊池愛 
~海のトリトン/ネコーズ ショッカーO野 
~宇宙戦艦ヤマト/川島和子 ザ☆カインズ 
~鉄腕アトム/ドリーミング 
~ウルトラマンのうた/風雅なおと 水木一郎 
~ヒーローのテーマ/高取ヒデアキ 水木一郎 山形ユキオ 速水けんたろう 石原慎一 風雅なおと 松原剛志 
           ショッカーO野 鈴木美潮 ネコーズ 川島和子 五條真由美 うちやえゆか ドリーミング 山野さと子 
           アップルパイ ザ☆カインズ G-Chorus 菊池愛  
~行け行け飛雄馬/山形ユキオ 
~タイガーマスク/石原慎一 
~あしたのジョー/速水けんたろう 
~アタックNo.1/五條真由美 うちやえゆか 鈴木美潮 
~レッツゴー!! ライダーキック/シモンズ (ザ☆カインズ)

~ゲゲゲの鬼太郎/山形ユキオ 
~風よ光よ/速水けんたろう 山野さと子 
~(誰がために/水木一郎) 
~マジンガーZ/水木一郎 
~ヒーローのテーマ/石原慎一 水木一郎 山形ユキオ 速水けんたろう 高取ヒデアキ 風雅なおと 松原剛志 
           ショッカーO野 鈴木美潮 ネコーズ 川島和子 五條真由美 うちやえゆか ドリーミング 山野さと子 
           アップルパイ ザ☆カインズ G-Chorus 菊池愛

 

ラストは水木さんが90年に発表したアニソンメドレー「懐かしくってヒーロー」を出演者全員で入り乱れて。 
アニソンメドレーという特性を活かし、出演者全員に見せ場が設けられていたのにただただ脱帽。 
ブリッジのオリジナル曲「ヒーローのテーマ」も各所男性出演者選抜がソロを歌われているのも印象的でしたし、 
水木さんのソロライブではアップル、カインズの皆さんと一緒になっている振り付けがあの大人数で揃う様子は壮観。 
中でも水木さんと松原さん、アップルのお二人、石原さんとG-Chorusの皆さんと師弟共演がとても心に来るものがありました。 
お祭りの締めくくりにぴったりの、とても賑やかでとても楽しいラストでした。

 

観客の拍手がステージにに贈られる中、出演者の皆さんが手を振る中で緞帳が下がり、 
ウェスタ川越夏まつり! アニソン ヒーローズ THE LEGEND 
第2部「歌は地球を救うんだゼーット!! [ヒーローソング・コレクション]」は終演となりました。

 

第2部は日本特撮党党首内閣総理大臣就任記念祝賀パーティーというテーマだったので、 
がっつりとしたお芝居というよりも観客がパーティーに招待されたような感覚でした。

 

特撮ソングを中心に出演者の方々の魅力を多角的に引きだされた選曲や、 
伊集さん、川島さんというアニメソングのイベントにはなかなか出演される機会の少ない方々のご出演、 
テーマにのっとったミュージカル楽曲の替歌や、山形さんの「Superstar」で水木さんを呼び込むなど 
これまでにない切り口が成立したのは石原さんのプロデュースだからこそできた事ばかりでした。

 

今回が初の開催となった「ウェスタ川越夏まつり! アニソン ヒーローズ THE LEGEND」。 
2016年現在はアニメソングのライブやイベントは若者・大人向けの開催が活発で、 

どうしてもそちらが目立ち、どうしてもマニア向けの音楽ジャンルという色合いが濃く、子供や往年のファンは置いていかれがちになっていました。 
それはそれとして楽しませていただいるものの、そうなるとイベントで披露される曲の選曲も若者や大人を意識したものになり、 
キッズソングや聞かせるバラードなどはなかなか聞く事が出来ず、少々寂しい思いもありました。

ですが、今回の「ウェスタ川越夏まつり! アニソン ヒーローズ THE LEGEND」は 
アニメソングのスタンダードナンバーは抑えながら、今の若者が育った90年代、00年代の楽曲を多く取り入れつつ、 
キッズソング、コーラスワークを織り交ぜた事で子供向け、往年のファン向けそれぞれが意識された、幅広い選曲でした。 
更にミュージカルという要素を加えた事でショーアップされ、エンターテイメント性がとても高くなり、 
他のアニメソングイベントとは明確に差別化が図られていたように感じとても楽しませていただきました。


 

ゲスト/菊池愛

 


補足

 

・美潮総理「大切な事はみんなこの本(自著「昭和特撮文化概論 ヒーローたちの戦いは報われたか」)に書かれているわー!」

 

・台詞の中にさりげなく「戦え! レッドバロン」の歌詞を織り交ぜる石原秘書官。

 

・美潮総理「思い出しますね。子供の頃にテレビの前でアニメが始まるのをワクワクして待っていた頃を」 
 ショッカー秘書官「あ、ブラウン管のですね」 
 美潮総理「ちょっとまって。私は公称"永遠の25.5歳"ですよ。生まれた時からデジタルです!」 
 観客笑。

 

・「時間ですよのテーマ」の前にはショッカー秘書官による「おかみさぁーん! 時間ですよ!」の掛け声も。

 

・「博水社「ハイサワー」サウンドロゴ」」でもショッカー秘書官が「お客さーん終点ですよ」と掛け声。

 

・伊集さん「違いの分かるアニソンヒーローズ」

 

・速水さん「『マッハゴー・ゴー・ゴー1997』は色んな歌詞をつぎはぎで歌ってしまいました。意味が何の事やらな内容でしたね」

 

・ダンサーの皆さんもヒーロー好き。

 

・ショッカー秘書官「夢のムーヴメントに参加できて嬉しいですよ。これも全部、石原慎一という男のおかげです」 
 石原秘書官「いやいやいや」 
 ショッカー秘書官「企画・脚本・演出その他諸々、全部この男がやったんですよ!!」 
 観客拍手 
 石原秘書官「ありがとうございます。今回まず最初に浮かんだのがこの『ルパン』コーナーだったんですよ。 
      ショッカーはじめみなさんも忙しい中、つらいリハーサルにつき合ってくれてありがとうね!」

 

・ミュージカル「アニー」で主役を演じられた菊池さん。第1部ではお芝居に終始されて歌声が聞けなかったのですが、 
 最後の最後で「ゴレンジャー」を高取さんとデュエットされたのは嬉しいサプライズでした。

 

・「懐かしくってヒーロー~I'll Never Forget You~」の各パート分けは 
 記憶とメモを頼りにしているので、間違っている可能性があります。ご了承ください。

 

・「懐かしくってヒーロー~I'll Never Forget You~」の「レッツゴー!! ライダーキック」を歌われたのは

 カインズの皆さんでしたが、壁面スクリーンには"シモンズ"と表記されていました。

 

・普通のライブイベントではステージ奥のバンドやコーラスは裏方的な扱いが多いのですが、 
 今回は見せ場がちゃんとあって、バンドとコーラスも出演者として扱われていたのが凄く嬉しかったです。

 

・水木さん「Thank you!! ANISON HEROOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOS!!」 

 

 

 

特別協力:ダヤさん

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