top of page

ささきいさお 「今の向こうの今を」発売記念イベント
16.5.25 HMVエソラ池袋 イベントスペース  

 

出演/ささきいさお

 

司会/白滝まつり

 

演奏/カラオケ

 


2015年にデビュー55周年を迎えられたささきいさおさん。 
55周年記念のシングルCD「今の向こうの今を」の発売を記念してミニライブとサイン会を合わせた 
インストアイベントが発売日当日の5月25日に開催されました。

デビュー55周年を迎えられ、文字通りの大御所であるいさおさんがインストアイベントをされるというのも珍しく、 
間近でいさおさんを拝見できるというのも滅多にない機会。 

 

会場は複合商業施設「エソラ池袋」の中にあるHMVのイベントスペース。 
店内の一角にあるステージ前に観客が集まる中、各種マスコミの方々用の取材スペースもありました。

 

-MC-

 

開演時間の少し前になると、いさおさんと同じ芸能事務所長良グループ所属タレントの白滝まつりさんがご登場。 
イベント開催にあたっての趣旨説明や開演中の諸注意をお話され、いよいよスタートです。

 

01:宇宙戦艦ヤマト 

-MC-

 

イントロと共にいさおさんがご登場。イベントのはじまりはアニメ「宇宙戦艦ヤマト」よりオープニングから。 
間近で勇ましく歌われるいさおさんの迫力と存在感の凄さに改めて圧倒されました。

 

白滝さん「本日は『今の向こうの今を』発売日当日ですが、発売日を迎えた心境はいかがでしょうか?」 
いさおさん「発売日が来たなあという心境です。ンフフフ」 
観客笑。 
いさおさん「こういう形で皆さんの前で歌うってなかなかないからね。 
      カップリングは初めて生で歌うんだけど、歌詞が危ないんだよね。まぁ間違ったみんな家でCDで聞いてね」 
観客笑。

白滝さん「今年の3月に『デビュー55周年記念スペシャルライブ』の追加公演が開催されましたね」 
いさおさん「ありがたいもので。去年やった公演はキップがすぐ売れちゃって。 
      追加公演はもっと広い所でやることになったので、お客さん来るか不安だったけど満席でね。 
      内容は去年のをベースにしたんだけど、大体3時間で終わると思ったら4時間もやっちゃって」 
観客笑。 
いさおさん「大阪から新幹線で来た人が時間が無くなってバスで帰ったって話を聞いて申し訳なかったね。次からは3時間位にしよう。 
      あそこは椅子がパイプ椅子だったからみんなお尻も痛くなっちゃったみたいだし」 
観客笑。 
白滝さん「4時間という長丁場で喉は大丈夫だったのでしょうか?」 
いさおさん「これがね、意外と平気だったんですよ」 
観客拍手。 
いさおさん「この年で4時間歌うって北島三郎さんとか加山雄三さんとかオレくらいじゃないかな? ンフフフ。 
      でも今年、55周年を迎える人が多いみたいね。加山さんとか橋幸夫さんとか。その中で生き残れているって嬉しいね」

 

02:銀河鉄道999 
-MC-

 

続いてアニメ「銀河鉄道999」よりオープニング。曲中、観客が手拍子をしていたのですが、会場の反響もあって、 
カラオケと手拍子の調子にずれが生じてしまい、いさおさんは若干歌いづらそうにされていたご様子でした。

 

いさおさん「『999』は手拍子が恐怖なんだよ。いつもは歌う前に『手拍子はなくていいですよ』ってお願いするんですけど 
      今日はお願いするのをわすれちゃった。だからあんな事になっちゃったんだよね。 
      反響と音と歌が一緒になって宇宙で迷子になってるみたいになっちゃうんだよ」 
観客笑。

いさおさん「続いては戦隊モノ。今は40作目。『ジュウオウジャー』だっけ? あれを歌ってるのはあの曲の作曲もしてるよね。 
      アイツには頭が上がらないんですよ。オレも『デカレンジャーちゃんと歌え!』って言われないようにしないとね」 
観客笑。

 

03:秘密戦隊ゴレンジャー 
-MC-

 

特撮作品より今年40作目を数えるスーパー戦隊シリーズの一作目「秘密戦隊ゴレンジャー」よりエンディング。 
この曲では観客も遠慮なく手拍子と合いの手を入れ、いさおさんも頼もしく力強く歌われていました。

 

白滝さん「改めて『今の向こうの今を』という曲はどういった曲なのでしょうか」 
いさおさん「この曲は今の少し先に自分がいるとして、その人が今を振り返った時に 
      思い出になる様に今を精一杯生きようね、という思いが込められている歌なんですよ」 
白滝さん「今回の新曲は畑 亜貴さんとのコラボが話題になっていますが、畑さんの詞を見られた印象は?」 
いさおさん「彼女のアニメチックな曲も色々書くけど、その先には阿久悠先生があるんですって。彼女も先生の歌詞が好きなんだって。 
      だからアニメ以外の少し真面目な曲も書ける人で、一生懸命取り組んでくれたっていうのが印象的だね。 
      カップリングなんだけど、オレがよくライブでエルビス・プレスリーの曲を歌ってるのを畑さんが見てくれていて 
      作曲家の方と話し合ってロックな曲を作ってくれました。でも初めて人前で歌うから歌詞を忘れそうでコワいんだよね」 
白滝さん「では、そういった所も注目ですね」 
観客笑。 
いさおさん「実はカンペを用意してもらったんだけど、字が小さくて見えないんだよンフフフ」 
観客笑。 
いさおさん「この曲だけ眼鏡つけて歌うわけにも行かないしなぁ。ンフフフフフフ」

 

04:始まりは何度でも 
-MC-

 

今回が初披露となる「今の向こうの今を」のカップリング「始まりは何度でも」。往年のロカビリーを思わせるカラリとしたロック。 
軽快にセクシーに歌われていたいさおさんでしたが、途中歌詞を忘れてしまわれ、照れ笑いをされている場面もございました。

 

いさおさん「ちょっと間違えちゃったね。途中で色んな歌詞が混同しちゃって。練習の時は上手く行ったんだけどなぁ。 
      そういう時ってだいたい本番失敗するんだよなぁ。ちゃんとしたのは後で家に帰ってCDで聞いてくださいね」 
観客笑。 
いさおさん「この曲ではちょっと高い所を出してるんだけど、イェーイって。意外と若い声もでるもんだね。 
      畑さんも調子の乗ってきて『コーラス入れて見てください』って言われたんでイェーイってやったら『若すぎます』だって」 
観客笑。

 

05:今の向こうの今を

 

ラストはデビュー55周年「今の向こうの今を」。おおらかな曲調と包容力あふれる歌声で55周年を振り返りながら 
その先を歌った歌詞が実に魅力的で、聞き終わった後はとてもさわやかな余韻に包まれる素敵な一曲でした。

 

いさおさん「どうもありがとうございました! また、語り合いましょう!」

 

拍手の中、いさおさんが退場された後、白滝さんよりサイン会開催にあたっての諸注意と告知があり、 
いさおさんが再び登壇され、マスコミによる撮影会が行われた後、CD購入者へ向けてのサイン会が開催されました。 
サイン会にも参加したのですが、はいさおさんがその場で直にサインをしてくださるので、とても緊張してしまいました。 
最後にいさおさんから観客へ向けてご挨拶があり『ささきいさお 「今の向こうの今を」発売記念イベント』は終了しました。

 

昨年11月の渋谷モディHMV&BOOKで開催された「ミッドナイトデカレンジャー10 Years After/悠久浪漫」記念ミニライブに 
続いて開催されたいさおさんのインストアイベント。アニメソング界でも大御所中の大御所であるいさおさんが 
インストアイベントをされるという事がまず珍しかったのですが、その歌声とパフォーマンスを間近で拝見できる事に加え、 
いろいろな事を飾らずにお話されているお姿は、スマートでありとても格好良かったです。

 


補足

 

・会場はアイドルさん等も多くリリースイベントを行われているようで、 
 店内のそこかしこに直筆サインが展示されていました。

 

・いさおさん「55年ってあっという間で体感的には15年くらいの感じないんだよね。 
       でもこれから55年やれっていわれると凄く長く感じると思うけど」 
 観客笑。 
 いさおさん「苦労が多かったからかな? その逆で楽しい事ばかりだったからあっという間に感じるのかもね」

 

・いさおさん「僕の大ファンだっていってくれている作詞家の畑 亜貴さんが頑張ってくれて、 
       畑さんのお気に入りの作曲家の方と一緒に楽しんで作ってくれたんですよ」

 

・白滝さん「デビュー55周年ということで印象に残っている出来事はございますか?」 
 いさおさん「ポイントポイントでいっぱいありますね。歌やって芝居やって『ガッチャマン』に出会って。 
       やっと落ち着いてきたと思ったら70歳を越えてるからね。あっという間でしたね」

 

・秋のご予定を軽くフライング。

 

・「秘密戦隊ゴレンジャー」の最後の「力と技と団結の」振り付けを間違えてしまったいさおささん。 
 いさおさん「ショッカーがいい加減な振り付けをするから……ンフフフ」 
 観客笑。 
 いさおさん「半年に一回くらいしか歌わないから間違えちゃうんだよね。今度は間違えないぞ!」

 

・いさおさん「これからも体に鞭打って頑張っていこうとも思います。別にサド・マゾの世界の話じゃないよ」 
 観客笑。

 

・いさおさん「今日の司会はウチの事務所の子で面白い名前なんだよね」 
 白滝さん「白滝と申します」 
 いさおさん「なんかすき焼きを食べたくなる名前だよねンフフフ」 
 観客笑。

bottom of page