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JAM Party 2015 EAST
15.7.17 山野ホール

 

出演/JAM Project (影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし 奥井雅美 福山芳樹)

 

司会/やまけん

 

演奏/カラオケ

 


2000年の7月17日に結成記者会見を開いたことから、同日が結成日となっているJAM Project。 
それから15年目の7月17日に開催されたのが今回の「JAM Party 2015 EAST」です。

先日発売された11枚目のベストアルバム「JAM Project BEST COLLECTION  XI X less force」の 
キャンペーンの一環として、東京と大阪でそれぞれ開催された今回のイベント。 
アニメグッズ専門店アニメイトで同アルバムの購入者に数量限定で配布された参加券で参加することができました。


基本的にトーク部分は詳しい内容は省略します。 
来場された方のお楽しみということでご了承いただけましたら幸いです。


会場は東京にある山野ホール。 
山野美容専門学校に併設するこの会場は2007年に改装されるまでは 
各種イベントはもちろん、「欽ちゃんのドンとやってみよう!」「ロッテ 歌のアルバム」など 
さまざまな番組収録の会場としても利用されていました。

 

会場の入口でイベント参加権と引き換えに座席の抽選が行ってから入場。 
BGMとして「JAM Project BEST COLLECTION  XI X less force」が流れる会場内は広々とした印象。

入場時にイベントで使用するアンケートが配布。 

「今さらな質問大歓迎! 一問一答」というメンバーへの質問を記入するものと、 
即興で曲を作るコーナー用に歌詞のイメージ、曲のイメージ、○○テーマソング、 
タイトル、歌い出し担当、歌い出しの歌詞という計6つのうちの1種類がランダムに宛がわれたものの、 
合計2種が配布され、開演までにアンケートを記入し、スタッフさんに渡します。

 

ステージ上の床にはJAMのロゴマークのシートが敷かれてあり、 
長机と5つのイスがセットされ、長机の上には水が5つとアンケートが入った抽選箱が6つ置いてありました。

 

開演時間になると会場が暗くなり、今回の司会を担当されるやまけんさんがご登場。 
やまけんさん「凄い拍手をいただいて恐縮ですけど、スポットライトがまぶしくてお客さんもなんも見えない!」 
観客笑。 
この後、やまけんさんによるイベント開催に当たっての諸注意があり、JAM Projectの皆さんがご登場。 
まずはお一人ずつご挨拶。

 

・奥井さん「今日が設立記念日でイイの?」 
 影山さん「それ、どうなんやろね? 一応結成日ってことなんやろうかね?」 
 きただにさん「結成記者会見したお二人は覚えてないんすか?」 
 遠藤さん「あんまり覚えてないすね。暑かったのは覚えてますね」 
 影山さん「eggmanで記者会見したのは覚えてるんやけど、お客さんいたかなぁ? なんか歌ったかなぁ?」 
 福山さん「それも覚えてねえの?」 
 やまけんさん「ボク行ってました。たしか業界内の人だけでお客さんはいませんでしたね。何か歌ったと思います」 
 影山さん「『疾風になれ』かなぁ? 隣に口が大きい女の人がいたのは覚えてんねん」 
 観客笑。


●「JAM Project BEST COLLECTION  XI X less force」について。


ここからはメンバーの皆さんは着席され、トークコーナー。 
まずは最新アルバム「JAM Project BEST COLLECTION  XI X less force」についてトーク。

 

・やまけんさん「15年目に11枚目のベストアルバムという事ですが、ほぼ一年に一枚ベストアルバムを出してる」 
 影山さん「多いよなぁ」 
 やまけんさん「"ベストアルバムという意味が分かっていない説"」 
 観客笑。 
・影山さん「ベストやから『レスキューサンバ』とか入ってないねん」 
 きただにさん「それJAMじゃなくてオレのソロだし。でもだいぶオレが作った曲は削られてますね。B面やから」 
・今回はパチンコ関係の楽曲を多数収録。 
 影山さん「CR関係の曲ってなかなか聞けないから、今回は大放出しました」 
 やまけんさん「大放出っていうとCRっぽいですね。ホールで聞くと他の音も結構大きいから、CDで集中して聞けるのはイイですね」

 

●今さらな質問大歓迎! 一問一答コーナー

 

続いては開演までに集計したアンケートを基に観客の質問にメンバーが答える一問一答コーナー。 

・傷心して大泣きしたい時。 
・遠藤さん「泣きたい時は、泣きますよね」 
・犬猫になぐさめてもらったり、泣いたり、大泣きしたり、お酒を呑んだり、マジスパだったり。 
・犬派? 猫派? 
・福山さん「無理。選べねえ。自分の子供が二人いてどっちが好きかって聞かれてるようなもんだ!」 
・一番苦手な曲は? 
・福山さん「オレあれ『レスキューマンボ』!」 
 きただにさん「まだそんな曲作ってない!」 
・一番高い買い物は? 
・影山さん「きただにひろしを買った事やね」 
 やまけんさん「それ人身売買の話。大丈夫っすか?」 
・奥井さん「ギターは?」 
 福山さん「あんまり高いの買ってないんだよ。ボロいの買ってる」 
 やまけんさん「楽屋で楽器持ってるといつも奥井さんに言われてますね『新しいの買いなよって』」 
 福山さん「買ってるんですよ。持ってこないだけで」 
・20年後のJAM Project、ファン、Lantisは? 
・影山さん「20年後、オレ、いさおさんくらいやなぁ」 
 きただにさん「オレ67歳ですよ」 
 影山さん「それ今のアニキと同い年だよ。だから20年後はお前、アニキだよ」 
 きただにさん「ゼェエエエッ!!」 
 影山さん「全然重みがない」 
 観客笑。 
・やまけんさん「20年後の"スーパー遠藤タイム"楽しみですよね」 
 観客拍手。 
 遠藤さん「ないよ。ない」 
 やまけんさん「毎回命がけですよね。20年後の"スーパー遠藤タイム"は」 
・きただにさん「20年後は二番の歌い出しとかも不安だから、誰かに叩いて合図してもらうとかね」 
 影山さん「ナハハハ。それアニキやん!」

 

●みんなと作るJAM Project新曲コーナー

 

ここからはアンケートをもとに歌詞のイメージ、曲のイメージ、○○テーマソング、 
タイトル、歌い出し担当、歌い出しの歌詞の6つを基に即興で楽曲をつくるコーナー。 

・空間に満ちるイメージの眠くなる曲調の赤ちゃんのテーマ「熱血タイフーン」。歌い出しは影山さん。 
・影山さん「バブー」 
・和田アキ子さん&ザンボット3風でテクノポップ調のフィギュアスケートテーマ「JAM☆CHU CHU」。歌い出しは福山さん。 
・影山さん「和田アキ子さんはどこに?」 
 福山さん「っっはっ!」 
・ダンディなイメージで昔懐かしい少女アニメ風でぶらり途中下車の旅のテーマ「JAM LIVE」。歌い出しは福山さん。 
・福山さん「またオレかよっ、ごめん全然聞いてなかった!!」 
・福山さん「♪なんかっ疲れたっ そんーな日はっ (キャンディ・キャンディの節で)」 
 遠藤さん「おぃやぁおぃや」 
 きただにさん「なんでそこパクったんすか!」 
 やまけんさん「影響を受けすぎてますね!!」 
・遠藤さん「おぃやぁおぃや」 
 やまけんさん「なんで滝口順平さんのマネ気に入ってるんすか」 
・台風を吹き飛ばす雨が上がるイメージでサムライマラソンのテーマ「きただにひろしの優雅な一日」。歌い出しは福山さんと奥井さん。 
・影山さん「じゃあ福ちゃんは谷村新司さんみたいに後ろから手を、奥井さんは小川知子さんみたいにして」 
 きただにさん「なぁっはぁああ色っぺえええ」

 

トークコーナーはここで終了し、メンバーの皆さんはスタンバイの為、一旦ご退場。 
ステージ上はスタッフさんによって机や椅子が片づけられていく中、 
やまけんさんが9月に発売されるアルバム「JAM Project 15th Anniversary STRONG BEST ALBUM MOTTO! MOTTO!!-2015-」の 
完全受注生産版「JAM Project 15th Anniversary STRONG BOX」の内容紹介をメインにした告知をされ、 
ふたたびライブコーナーに向けての注意をされた後、やまけんさんは拍手でご退場。

しばらくするとやまけんさんによるアナウンスがあり、ライブコーナースタートです。

 

01:Unlimited Force 
02:Breakthrough 
-MC-

 

まずはアルバム「JAM Project BEST COLLECTION  XI X less force」よりオープニング曲を初披露。 
疾走感ある曲調、しなやかなコーラス、最後をバキっと決めるという今のJAMらしさがつまった一曲。 
続いてはアニメ「ノブナガ・ザ・フール」より二代目オープニング。ここで立ち位置が入れ替わるのですが、 
福山さんが移動を忘れてそのまま歌い始めてしまい、ばつの悪そうに移動されながら歌われると観客から笑い声が。 
大きいライブでは緊張するような場面でも、今回のように若干の緩さがあっても和やかになるのが 
こういったイベントならではの醍醐味だと思いました。

 

影山さん「久々に5人でこういう風に歌ったんですけど、いろんな事がおきますね。どかないヤツがいる」 
観客笑。 
福山さん「しかもそいつがデカいっていうね。ごめんなさい」 
影山さん「気づくまで何秒か間があったもんなぁ」 
福山さん「なんかこうズルズル移動したね」 
奥井さん「一応、リズムにノってる感じで」 
福山さん「ノってるんだけど、人の間を縫うように恐縮しながら動いたね」

影山さん「二番のはじまりで♪はちりだーぁしたーって歌うきただに。頑張ってる」 
観客笑。 
きただにさん「頑張ってるって」 
奥井さん「あんまり笑えない」 
影山さん「だにぃ~と奥井ちゃんは結構そうなっちゃうんですよ。二人とも"走り"を"はちり"とか"戦士"を"せんち"とか」 
奥井さん「サ行が苦手なんですよね」

 

03:Rebellion ~反逆の戦士達~ 
04:TRANSFORMERS EVO. 
-MC-

 

冒頭の荘厳で勇ましいイントロと高らかなハーモニーが印象的なゲーム「第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇」オープニング。 
「♪その手でつかめ」をはじめ、各コーラス終わりの時の遠藤さんの歌声は生で聞くと迫力の凄さに圧倒されます。 
スタッフさんからメンバーの皆さんにタオルが手渡され、久々にアニメ「トランスフォーマー アニメイテッド」オープニング。 
ライブではタオルを回して楽しむ"タオル曲"である本曲。メンバーの皆さんはタオルをブンブン回して歌われていました。

 

・タオルを回したからホコリが凄い。 
・最後にメンバーの皆さんが一言ずつコメント。 
・福山さん「大人になってから5から先は"たくさん"と数えるようになりました」 
・影山さん「この山野ホールって、今みたいにキレイに改修される前なんすけど、オレにとって思い出の場所なんすよ。 
     まだLAZYがデビューする前に腕試しで歌った場所なんすけど、その時、東京ではじめて歌ったんですよ」 
 観客「おぉぉおおおおお」 
 影山さん「当時、ベイ・シティ・ローラーズって爆発的に人気の外国のバンドがいて、ここでフィルムコンサートをやったんですよ。 
     『サタデー・ナイト(Saturday Night)』ってめっちゃ有名な曲があるんすけど、それがエンディングで流れたんすよ。 
     そしたらフィルムコンサートなのに観客が紙テープ投げて、涙流して、キャー!! ってなってるんですけど、 
     終わったら生音でその曲のドラムが響く中、幕が上がってサプライズでオレが歌ったんですよ。 
     『めっちゃ盛り上がってるやん』と思ってたんですけど、

     出てくるなり、お客さんもうめっちゃ怒って、おにぎり投げつけてきたんすよ」 
 観客笑。 
 きただにさん「おにぎりっすか?」 
 影山さん「おにぎり。もう一人20個くらい投げつけられたで」 
・影山さん「でもね、デビューした後に初めてLAZYがライブをやったのもここなんすよ」 
 きただにさん「その時もおにぎり投げられて?」 
 影山さん「そん時はねおにぎりは差し入れでもらったのかもしれんね」 
 観客笑。 
 影山さん「でもね。その時は一回公演だったんですけど、あまりに人が多く来すぎて、当日に二回公演になったんすよね」 
 その後もデビュー当時はテレビ番組の収録などで頻繁に通っていて、今回30数年ぶりにいらっしゃったそうです。

 

05:SKILL-2015-

 

影山さんの「最後にオレたちのマスターピースを一緒に歌ってくれ!」という声を受けて始まったのは 
ゲーム「第2次スーパーロボット大戦α」より、JAM Project結成15年を記念して再アレンジ再録されたオープニング。 
アレンジが変わった事で、歌い出すタイミングが原曲と異なる部分での観客のちょっとした狼狽している様子を楽しむ福山さん。 
原曲よりも「motto motto」の回数が大盛りになって入る為、とてもライブに栄える仕上がりになっていました。

 

やまけんさんも合流され、最後に改めてメンバーの皆さんから軽くご挨拶。

福山さん「みなさん新しい『SKILL』どうですか? 間違えませんでしたか? 僕らはリハーサルで間違えました」 
観客笑。 
福山さん「これからは当分このアレンジで行くと思うんで、慣れてください!」 
観客笑。 
福山さん「もし間違えている人がいても笑わないでください。古いファンです。大事にしてください」 
影山さん「なんか訪問販売のおじさんみたいやなぁ」 
観客笑。

 

拍手でメンバーの皆さんが見送られ、やまけんさんによる閉演の挨拶があり「JAM Party 2015 EAST」は終演となりました。

JAM Projectとしてのソロライブでは二の線でいることが多いメンバーの皆さんですが、 
今回は一種のファンイベントという事もあってか、和やかな雰囲気で肩の力を抜いた皆さんのトークを聞く事が出来ました。 
またバンドスタイルの爆音演奏ではなく、カラオケでのライブだったので、皆さんの歌声をじっくり聞く事が出来たのも嬉しかったです。

 

15周年を迎えたJAM Projectが11月に予定している「JAM Project 15th Anniversary Premium LIVETHE STRONGER’S PARTY」では 
今回とはまた違った雰囲気になると思われますが"15周年記念のプレミアムライブ"と銘打っているだけに、とても期待しております。

 

 

補足

 

・パイプ椅子のクッションがとても柔らかく実に座りやすい。

 

・福山さん「こういうイベントは歌うだけじゃなくて頭も使わなきゃいけない。めんどくさ……めんどくさくないですね」

 

・影山さん「オレ言っていいっすか? 『大丈夫だよ』」 
 きただにさん「ぁあああーヒカゲさーん!!」 
 奥井さん「まぁたそうやって遊んでー」 
 特撮「牙狼〈GARO〉-GOLDSTORM- 翔」にて奥井さんは魔戒法師ヒカゲ役で出演され、そのセリフで遊ぶ影山さん。

 

・奥井さん「『ザンボット3』って何?」 
 影山さん「♪ザンボッツスリーッ!! ってやつやねん」 
 遠藤さん「そうですね」 
 影山さん「ザビタンが出てくるやつやっけ?」 
 遠藤さん「それ違いますね」 
 影山さん「あ、それは『アクマイザー3』や」

 

・トークコーナーから退場する際、ご自身が即興でつくられた曲を口ずさみながら退場される福山さん。 
 やまけんさん「気に入ってんじゃないっすか!」

 

・老眼大変。

 

・当日は関西を中心に台風が上陸中。 
 影山さん「この前知ったんですけど、きただには"台風一過"を"台風一家"だと思ってたらしいです」 
 きただにさん「そうそう。お父さんがおってお母さんがおってちっちゃい台風がおるっていうね」 
 観客笑。

 

・ライブコーナーの後半で靴の紐が何度もほどけてしまっていた福山さん。

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