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Anime Japan Fes 2007 "冬の陣"

07.1.7 Shibuya O-EAST

 

出演/水木一郎 堀江美都子 串田アキラ 山本正之 MoJo 宮内タカユキ YUKA 米倉千尋

初参加/森川美穂 谷本貴義 成田賢

 

スペシャルゲスト/影山ヒロノブ

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 矢ヶ崎哲宏)

演奏/Super Rescue BAND(G.鍋島圭一 Ba.三宅博文 Dr.瀧本裕 Key.河合英史)

 

 

2007年最初のライブ会場は今年もShibuya O-EASTから。

前回のSSSの時の凄まじい込み具合程ではないながら今回も満員状態。

ステージ両脇の画面には向かって右側に出演者の英語表記、左側にAJFのロゴが映し出されていました。

開演時間を五分ばかり過ぎた頃、「石ノ森章太郎ふるさと記念館」のハッピをまとってショッカーさんが登場。

新年の挨拶とお馴染みの鼓舞。

今回は「AJF」でしたが、なんでもありのお祭り。観客とのやりとりはもちろん…

 

ショッカーさん「「スゥーパァア、ア、ニ、ソ、ンッ!!」

観客「スピリィィィィィィィッツ!!」

 

00:SE-威風堂々(アレンジバージョン)-

 

軽快なテンポのSEでバンドの皆さんとアップルのお二人が登場。

今回のSEは「威風堂々」がアレンジされたものでした。

"歌うドラマー"裕さんの合図でいよいよ開演。

 

01:ハロー!サンディベル/堀江美津子

 

07年の一曲目はなんと堀江さん。

例年のトップバッターは水木さんだっただけに意外でもありました。

歌うのは軽快な曲調と元気づけられる詩がとびっきり素敵な「サンディベル」。

一曲目から意標をつかれました。

 

02:風よ光よ/串田アキラ

 

ここからは"魂の三兄弟"コーナー。

まずは長男クッシーこと串田さん登場。後ろ髪を結んでました。

歌うのは「ライオン丸G」でユーロビート調で復活した新曲「風よ光よ」

串田さん版では無いはずの合いの手、「オゥ!!」はどうしてもやってしまいます。

 

03:星雲仮面マシンマン/MoJo

 

「心に☆を持つ男」、☆MoJoさんが五年ぶりにSAS以外に参加。

マシンマンEDを歌う時にかぶるのが恒例になっている帽子をかぶって颯爽と登場。

以前はSHSで切望されたマシンマンも頻繁に歌われるようになり嬉しいです。

今回も「赤い太陽~」で照明が真赤になる素敵演出。

 

04:仮面ライダーBLACK RX/宮内タカユキ

 

唸る重低音のギター&ベース、そして響く「Wake UP!!」。たまりません。

今回出演者の皆様はどの曲かでドレスアップしていまして

宮内さんもこの時はフォーマルなスーツ姿でした。

迫力の歌声は是非一度ライブで体感を! 凄いです。

 

05:グランプリの鷹/水木一郎

 

レギュラーメンバーコーナーのトリは水木さん。

爆音と共にレーサースタイルで歌うのは「グランプリの鷹」

「いつかのぼるぜ栄光の空」の部分は三番まで共通して力が入ります。

三番の最初歌詞が飛んでしまったようでしたが、それもご愛嬌。

 

-MC-

 

ショッカーさんと堀江さんと一緒に三人で新年の挨拶。

 

水木さん「さっき凄い気持ちよくなっちゃって歌詞が飛んじゃったよぉ」

ショッカーさん「丁度いい具合に気持ちよくなっちゃったんですね」

水木さん「あれはアレンジャーが悪いんだよなぁ、もうちょっと間奏長めにお願いしなくちゃ」

ショッカーさん「遂にアレンジャーのせいにまでしちゃったよ!!」

水木さん「『熱い血潮で体当たり』の部分が飛んじゃってさぁ…

     でもその分はみんなが熱気で表してくれたからいいかな」

堀江さん「うまいっ」

 

堀江さん「なんか最近、わたしの方がボケ役になっちゃいまして」

ショッカーさん「そうなんスよね、去年の後半あたりからアニキとミッチの立場が逆転しちゃって」

堀江さん「ホントにぃ。水木さんがお兄ちゃん役になって…」

水木さん「…あの、そろそろ次へいってもよろしいでしょうか?」

ショッカーさん「アッ、アニキが仕切ってる!!!!」

 

水木さんと堀江さんが退場後、ショッカーさんが次に登場する方を紹介。

 

ショッカーさん「谷本貴義さんの登場です!曲は『金色のガッシュベル!!』より『君にこの声が 届きますように』」

 

06:君にこの声が 届きますように/谷本貴義

 

若手シンガーのホープ、谷本さんが遂に魂ライブに初登場。

拳を振り上げるような箇所は無いものの大合唱状態。

少々緊張しているように見えましたが、軽やかにステージを歩く姿は堂々たるもの。

独特のなめらかで熱い歌い方はライブでも変わる事無く堪能できました。

 

-MC-

 

谷本さん単独でMC。

 

谷本さん「今回参加できてとても嬉しいです。ではもう一曲歌ってもいいですか!?」

 

07:見えない翼/谷本貴義

 

続いても「ガッシュ!!」の三代目OP。谷本さんもだんだんと慣れてきた様子。

サビで無数にあがる観客の手が見ていてとても嬉しかったです。

「悲しみもいつか笑顔に変わるんだ」では消えていった魔物たちの映像が目に浮かび目頭が熱く。

 

-MC-

 

ショッカーさんと谷本さんでトーク。

 

ショッカーさん「さぁ、今回初登場の谷本君なわけですが………カッコイイよね」

谷本さん「やぁ、ありがとうございます」

ショッカーさん「そういえば谷本君さぁ、こんなものがあるんだけどね」

 

と、少年期の必読書「てれびくん」のとあるページを開きました。

知らない人はじわじわ唸る、知ってる人はニヤニヤ笑う観客。

 

ショッカーさん「このね、『獣撃戦隊ゲキレンジャー』っていうのがあるんだけどね」

谷本さん「はい」

ショッカーさん「毎年これくらいになると『誰が主題歌を歌うんだろう』って話題になるんだよ。

        去年のボウケンジャーもここにNoBちゃんが来てて『夏ぐらいに一緒にライブしたいね~』って

        言ってごまかしてたんだけどね」

谷本さん「ええ」

ショッカーさん「でこれを歌うのが…谷本…貴義っていうんだよね」

谷本さん「あ、そうなんですか!」

 

観客大歓声。

 

谷本さん「でも、それさっき楽屋でショッカーさんが歌ってるの聞きましたよ」

ショッカーさん「そうそう、♪ゲキ、ゲキ、ゲキ、ゲキ、ゲキレンジャー(We are the Oneの節で)って」

谷本さん「なっ、なんで知ってるんですかっ!!!」

 

観客大笑。

 

ショッカーさん「こうなるとこの夏も一緒にやりたいね!」

谷本さん「是非!よろしくおねがいします!」

 

谷本さん退場後、ショッカーさんが初登場のもう一方を紹介。

 

08:プルーウォーター/森川美穂

09:YES,I WILL/森川美穂

 

谷本さんと同じく初登場の森川さん。

「ふしぎの海のナディア」よりOPとEDを連続で披露。青いサイリウムがそこかしこに。

昨年のNHK「アニメ主題歌大全集」ではハーフサイズでしたが、今回はもちろんフルコーラスで。

音源そのまま、もしくはそれ以上の爽やかで力強い歌声はライブで聴くととても心地良く。

熱い歌だけがライブの良さではないという事を再認識しました。

 

-MC-

 

ショッカーさんが登場し改めて森川さんを紹介。

 

ショッカーさん「アイドルだったころ、大ファンだったんですよ~」

森川さん「(怒った調子で)アイドルだったぁ?大ファンだったァ?何、過去形?」

ショッカーさん「いえ、いまも大ファンですけど…って森川さんそんなキャラだったんですか!!」

森川さん「ハハハハ、いいんです、アタシそんなキャラなんで」

 

ショッカーさん「ナディアも何年前になりますかね」

森川さん「十…五年?くらいですかね」

観客「十七年ー!!」

森川さん「十七年ですか!なんかワタシよりお客さんの方が知ってるって…」

ショッカーさん「ナディアといえば今度21世紀バージョンとして新しく歌い直されたとか」

森川さん「はい。演奏も豪華なメンバーで。テレビ版ではサビから入るんですけど、私、レコーディングで

     サビから歌ったこと無いんですよ。今回はちょっとテレビ版に近くなってるんですよ」

 

ショッカーさん「以前、NHKのBS方でこのライブの仲間達…水木一郎一座といいますか…」

森川さん「ハハハ、一座ですか」

ショッカーさん「うちの仲間と一緒にね、出演なさった時に楽屋の前にお茶が飲める所がありまして。

        そこに☆MoJoさんと一緒にいたんですけど、森川さんが通った時に☆MoJoさんが

       『おっ、おいショッカー。凄い綺麗な人だぞ!!』って言っていたんですよ~」

 

森川さんが退場後、ショッカーさんが単独でMC。

おもむろにセットされるマイクスタンドと譜面。

魅惑の山本正之アコギコーナーです。

 

万雷の声援の中、アコギを手に山本さん登場。

 

山本さん「…もうすでに涙が出てるよ…こんなに心臓があおられてる…歳のせいか?

     ………違う…みんなの熱気のせいだよ。みんなは親友だ」

山本さん独特の語り口調に沸きあがる観客。

山本さん「そんな親友たちの歌。『黄金戦士ゴールドライタン』のエンディング…『メカニカル・ダンシング・ファイト』」

唸る観客。

山本さん「この曲は…途中テンポが変わる箇所があるから要注意」

 

10:メカニカル・ダンシング・ファイト/山本正之

 

まさかこの曲が山本さんのアコギで聴けるなんて。

原曲はノリのいい、まさにダンシングな曲ですが、今回の山本さん版は最初は若干スローなテンポ。

そして「ハート、ハート」から一気に原曲のスピードに戻る構成はなんとも痛快。

 

-MC-

 

山本さん「エンディングをやったから…オープニングもやろう。

     ♪か~わるんだぁ、かわるんだ~から♪ゴールドライタ~ンまではこうやってみて。」

とルービックキューブを動かす要領でクルクルと手首を左右対称に交互に動かす山本さん。

 

11:黄金戦士ゴールドライタン/山本正之

 

山本さんのリクエストどおり観客全体で振り付け。

盛り上がる曲だけに会場全体で大合唱状態。

あの独特の空気感は山本さんの世界と言ってもいいくらいです。ああ楽し。

 

-MC-

 

おもむろに"ハンカチ王子"斉藤投手よろしくハンドタオルで汗を拭く山本さん。

そして異様な沸きっぷりの観客から「王ー子ー!!」の歓声に、照れる山本さん。

 

山本さん「こんなに沸くとは思わなかった。……二曲歌っただけで…血圧が上がってきた。

     ……これは歳のせいだ。でも、大丈夫……アニキよりは若い。

     しかも今日で更に歳が離れた」

観客爆笑。

 

山本さん「続いては…本邦初公開…『魔境伝説アクロバンチ』より…『夢の狩人』」

 

12:夢の狩人/山本正之

 

それまでの歓声が水を打ったような静けさの中、アコギで再現されたあのイントロが。

セルフカバーアルバム「アニメの大王」とは違った雰囲気で歌う山本さん。

サビの盛り上がりっぷりは凄まじいながら2番になると静かになる観客もさすが。

 

-MC-

 

山本さん「今日配られたチラシは…私が自分でコピーしてA4をハガキ大に切った。

     必ずそのチラシのどこかに私の指紋がついている。ちょっとした思いやり。

     そのアルバム中から…いま一度、逆転イッパツマンを今回はアコギ一本で」

 

13:逆転イッパツマン(3C)/山本正之

 

去年の夏のAJFでの涙の追悼版がアコギで再び聞けるとは思いませんでした!

前回は感動と興奮のあまりほとんど聞き取れなかったのですが

今回は歌詞をじっくりとかみ締めることができました。

やっぱりスキだスキだあの声が。

 

-MC-

 

山本さんと入れ替わりにショッカーさんが登場。

ショッカーさん「やっぱりアニソンとなると女性陣が花を添えてくれます。

        前回のSSSなんか、男ばっか。ガオオゥとか言っちゃって。

        女性はミッチとSisterMAYOちゃんだけでしたから。次も素敵な華が登場してくれます!」

 

14:WILL/米倉千尋

 

魂ライブの常連となりつつある米倉さん。

歌うのは「仙界伝封神演技」の主題歌で米倉さんの代表曲ともいえる「WILL」

今回も小柄ながらパワフルなステージングで本当に楽しそうに歌っていました。

サビの最後は観客にマイクを向けるパフォーマンスも。

 

15:お料理行進曲/YUKA

 

鐘の音と共にYUKAさんが登場。

「キテレツ大百科」の中でも数少ないちゃんとした方のアニソン。

コロッケの材料で出来た島で戦うキテレツ、コロ助、ブタゴリラ、トンガリが懐かしく。

「キャベツはどうした?」は観客渾身の大合唱。二番はペロリアーナ。

 

-MC-

 

ここでYUKAさんも新年の挨拶。退場するバンドの皆さん。

 

YUKAさん「次の曲は今回はスペシャルゲストのこの方にギターをお願いしました。

       紹介します!アニソン界のプリンス!影山ヒロノブさん!」

 

愛機をたずさえ影山さんが登場!

 

直前のYUKAさんと影山さんの日記で、影山さんがサプライズ参加することは

知っていましたが、それでもやっぱり盛り上がります!

 

影山さん「俺のギターなんかで良えの?」

YUKAさん「もちろんですよ。えー、次は私が歌ったエンディングなんですけど、

      『はじめてのチュウ』じゃありませんよ。あれはあんしんパパですから。」

 

16:HAPPY BIRTHDAY/YUKA 影山ヒロノブ

 

「はじめてのチュウ」の次のED。どストライク世代です。

影山さんのアコギとアップル&カインズのコーラスのみというシンプルなものだけに

YUKAさんのやさしい歌声が会場全体に響き渡ります。

この選曲はやはり"あの人"への誕生日プレゼントでしょうか。

 

-MC-

 

YUKAさんが退場し、影山さん一人に。

 

影山さん「たぶんノーギャラやと思うけど、俺も一曲歌っていいっすか?」

観客大歓声。

影山さん「じゃあ、優秀な遠藤のサポートメンバーもいることだし、カラオケでは歌ったことあるけど

      バンドでは初めてやります! 真・三国無双BBより『風雲無双伝』!!」

 

17:風雲無双伝/影山ヒロノブ

 

影山さんが歌うならDBZかな? でも「風雲無双伝」はいつか生で聞きたい…夏のAJFかな?

と思っていただけに、曲が紹介されたときは驚き狂喜。

詩も曲も歌い方もラウドな影山節炸裂。「オウオウ」コーラすしまくりです。

JAMツアー初日の前日なのにわざわざ来てくれたのに新曲まで歌ってくれるなんて感激でした。

 

-MC-

 

影山さんが退場すると突然ファンファーレのような音楽が流れ、コソコソと堀江さんとショッカーさんが登場。

 

 

ショッカーさん「(ヒソヒソ声で)姉さん、姉さん、準備は出来ましたか?」

堀江さん「(ヒソヒソ声で)大丈夫。さっきまでアイマスクとヘッドホンさせてたから。

      でも結構速く舞台袖に来ちゃってたんで追い返したら不満そうな顔してましたよ」

ショッカーさん「(ヒソヒソ声で)よし。じゃあ、クッシー、山本さん、MoJo兄、宮兄、影ちゃん、谷本っちゃん出てきて~」

 

今まで出演した男性陣が登場する中、ナレーション風に語りだすショッカーさん。

 

ショッカーさん「昭和23年の今日、元気な男の子が生まれました。

        彼の産声は成長と共に大きくなり、いつしか雄叫びと呼ばれるようになしました。

        今日は我等がアニキ、水木一郎さんの誕生日だ!!」

 

女性陣のエスコートされて水木さんが登場。少し照れているご様子。

 

水木さん「いやぁ、嬉しいねェ!」

影山さん「アニキ、これプレゼント」

持参した紙袋を差し出す影山さん。

影山さん「今度、2月18日にJAMのライブの追加公演があるんだけど、そのスペシャルゲストにアニキが来てくれるんで」

中身はJAMのロゴ入りツアーバッグでした。

 

ショッカーさん「せっかくレスキューもいるんだから、演奏してもらいましょう!」

堀江さん「じゃあ、キーくれますか?」

Keyの河合さんがキーを設定して観客も一緒に歌で祝福することに。

 

18:ハッピーバースデー/堀江美都子 串田アキラ 山本正之 MoJo 宮内タカユキ 影山ヒロノブ 

            YUKA 米倉千尋 森川美穂 谷本貴義 ショッカーO野 観客

 

歌の途中でケーキも登場し会場全体で水木さんの誕生日を祝福。

ステージの空調でロウソクの火が消えてしまいそうになりながらも見事に吹き消す水木さん。

ステージ上の皆さんの手から、いつの間にか持っていたクラッカーが放たれ、更に盛り上がります。

ですが、影山さんだけがなぜか、キャノン型のクラッカー。しかも逆さま。

影山さん「あぶなっ!」

駆けつける敏腕マネージャー桑やん。しかしクラッカーは不発。

 

-MC-

 

水木さん、感激のあまり感想や今後の豊富を述べるも、かなりの早口。

ショッカーさん「アニキ、アニキ、そんなに急がなくてもいいからっ!」

 

水木さん「谷本君とは夏に一緒にステージに立って、影ちゃんと一緒に歌ったスパロボの曲あるでしょ」

影山さん「……ああ、あれね」

水木さん「あれを谷本君にお願いして一緒にやったんだけど。すぐ歌詞を覚えてくれてね。いいやつなんだよ~」

影山さん「ホント、彼はいいヤツなんすよ。この前の野川さくらのアルバムの編曲とかやってくれたんすよ~」

谷本さん「いやいやありがっつとござっま…」

ショッカーさん「カミカミかよっ!先程、谷本ちゃんがゲキレンジャーの主題歌を担当することを言いましたが…」

水木さん「そうそう。言っちゃいけない状態じゃなくてよかった」

ショッカーさん「この時期っていうのは情報公開が難しい時期なんですよね。

        前にいさおさんがデカレンジャー歌うっていっちゃったけど」

水木さん「そっ! あぁのいさおさんったら、ばぁかでぇ~」

ショッカーさん「あ! あ! そんなこといっちゃってぇ~。ところでエンディングの方なんですけど」

水木さん「俺は何も言ってないからね。俺は。…でもレコーディングは16日なんですよ。いい曲でねぇ。…あ、言っちゃった。」

ショッカーさん「自分で言っちゃって。ということで、エンディングは、なんとアニキが担当されます!!」

 

観客大歓声。

 

水木さん「やっと歌わせてもらいます。これで戦隊魂にも出れるよ」

堀江さん「この前も『来る?』って聞いたらすねっちゃったんですよぉ」

水木さん「だって、みんな出てるのに一人だけ出れないって辛いよ~。

     だから今年は谷本君と全国回ると思います。イイヤツだから楽しくなるよね~」

堀江さん「でも、二人で行くとカミカミになっちゃいそうですね」

ショッカーさん「わかりました! じゃ僕も行きます」

 

水木さん「じゃあ、皆へのお礼に一曲歌います」

 

19:セイリング未来へ/水木一郎

-MC-

 

イントロと共に水木さんを残し皆さん退場。

未来へ向けての希望を爽やかに歌う、まさに今年一発目のライブにふさわしいとても素敵な曲です。

 

水木さん「次は世界でも日本語で歌われている曲、テッカマンの歌!」

 

20:テッカマンの歌/水木一郎

 

水木さんが連続で歌うのも珍しく。

「テッカマン」は文句なしの抜群のカッコ良さ。是非今度タツノコ特集をしていただきたく。

サビの部分ではおもいっきり拍手の連打を。

 

-MC-

 

「もらっちゃったぁ~」と、JAMのツアーバックを肩に掛けスキップで水木さん退場。

 

ショッカーさん「ここからは後半戦。続いては、初披露の曲をお届けしたいと思います」

 

21:若き旅人/MoJo

 

遂にこの曲が魂ライブで念願かなって初お披露目!

今まで"<り~つ~ペイさん>のカラオケ"で聞く事ができましたが、

原曲のアレンジで聞けるとなると、やはり感慨深いものがあります。

☆MoJoさんの心のこもった歌唱に目頭が熱くならずにいられません。

 

22:グローイング・アップ/堀江美都子

 

この二曲連続は琴線に触れまくり。もう泣いてしまうかと。

少しの切なさと内に秘めた希望を歌う堀江さんのやさしい歌声で、

「私のあしながおじさん」を見ていた当時を思い出されます。

 

-MC-

 

ショッカーさん「こういった曲が聴けるというのもアニソンならではなんですが…」

 

と後ろを向くショッカーさん。背中には「「石ノ森萬画館」の文字と

 

 

"009・島村ジョー"が。

 

 

ショッカーさん「さあ、今回初登場。成田賢さんの登場です!!」

 

物凄い歓声の中、白いマフラーを身にまとい成田賢さん登場!!

 

ショッカーさん「改めまして、成田賢さんです!!」

成田さん「こんばんわ」

ショッカーさん「成田さん、こうしてステージに立つのは?」

成田さん「…もう25年ぶりくらいでしょうかね」

ショッカーさん「んもうっ。25年間何してたんですかあ~」

成田さん「いやぁ…まぁいろいろね」

 

ショッカーさん「それでは成田賢さんに歌っていただきたいと思います!!

        まさか、この曲を自分で紹介できるとは思いませんでした!『サイボーグ009』より『誰がために』!!」

 

23:誰がために/成田賢

 

あのイントロと共にそれまで以上の大歓声。そして「ウッ、ウッ!」と突き上げられる拳。

まさかこの曲が生で聴く事ができる日が来るとは思いませんでした。夢のようです!

何てったって作詞、石ノ森先生。戦う戦士たちの哀しさと使命感と成田さんの歌声が見事に合わさってます。

成田さんも初めは緊張していたようですが徐々に徐々に慣れてきたようでした。

 

曲が終わると成田さん退場。

会場全体に「…ああ、成田さんが行ってしまう」という残念感にみちていました。

 

 

その時聞えてきたあの電子音のイントロ。

 

 

24:ああ電子戦隊デンジマン/成田賢

 

今まで体感したことのない怒号にも似た歓声。本当に凄い。肌のあわ立ちが半端無かったです。

一回退場されて一旦落ち着いた空気が、物凄い速さて一気に最高潮まで達した感じです。

響き渡るカインズ&会場のコーラス。これほどの会場の一体感をいまだかつて味わったことありません。

マフラーを外して登場した成田さん。先程と比べるとだいぶ慣れたご様子。

「誰ががために」と同じくみんなが待ってた。

 

-MC-

 

ショッカーさん「……どうだ、どうだ、どうだ、どうだ、どうだああああああ!!!」

観客「ぅぉおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「ここからラストまで一気に行くぞ!!つづいては元気娘ちっひーの登場だ!!」

 

25:Just Fly Away/米倉千尋

 

「六門天外モンコレナイト」よりオープニング。

米倉さんは小柄ながらも力いっぱいのアクションでまさに元気という言葉がピッタリ。

サビ最後の「Just Fly Away」はお客さんにマイクを向ける場面も。

 

26:POSITIVE/森川美穂

 

「らんま1/2熱闘編」の六代目エンディング。今回森川さんが参加されるという事で

「もしかしたら」と思っていましたが、まさか歌われるとは。

あくまで前向きで元気付けられる内容は、パワフルで爽やかな歌声を持つ森川さんならでは。

 

27:流れ星 銀/宮内タカユキ

 

続いては奥羽の総大将登場。黒のアーミージャケットが格好いい宮内さん。

二番の歌詞からサビまで一番を歌ってしまっていましたが、ライブならではのハプニング。貴重です。

歌詞を間違えながらも抜群の安定感は文句なしに素晴らしいです。

 

28:嗚呼!逆転王/山本正之

 

あのイントロ!まさかこの曲がバンドで聴ける日が来るなんて。

以前聞けたアコギ版もよかったですが、原曲版となるとまた違った喜び。

間奏ではムンムンやコスイネンなどの台詞を2パターン披露。嬉しいサービス。

 

29:キン肉マンGo Fight!/串田アキラ

 

文句なしに盛り上がる「キン肉マン」

お馴染みの掛け合いや間奏の台詞が楽しめるのもライブのお楽しみ。

今回、魂の三兄弟がロボ歌を歌わなかったという事はもしかして……。

 

30:キャンディ キャンディ(ロックバージョン)/堀江美都子

 

堀江さんのアルバム「DEBUT」に収録されているロックバージョン。

以前「紅三四郎」が歌われましたが、「キャンディ」は初めて。盛り上がるアレンジです。

このバージョンでは語尾が「そばかすゥウッ↑」と上がるのが特徴です。

 

31:おれたちの船出/水木一郎

 

「わが青春のアルカディア 無限軌道SSX」から新年にふさわしい「船出」の曲。

雄々しさあふれる力強いこの曲は何度聴いても飽きが来ません。

「舵を取れ」の振りつけも格好よく。

 

-アンコール-

-MC-

バンドメンバーに続いて水木さんと堀江さんのお二人が登場。

 

水木さん「あら、堀江さん鼻に毛がついてますよ」

堀江さん「いえ、これは生えている髪の毛です」

堀江さんの当日の髪型は、右の前髪を少し垂らしたものでした。

水木さん「あぁよかった。髪の毛じゃなかったら大変でしたね」

 

水木さん「次の曲は皆さんも好きだと思います。僕も好きな曲です」

堀江さん「私も好きな曲ですね」

 

32:大空のキャプター/水木一郎 堀江美都子

 

てっきり「Dear Friend」かと思っていただけに、ちょっと驚きでした。

オープニングと同様にお二人の掛け合いが絶妙な曲。久し振りに聞けました。

お昼のショッカーさんのラジオで「キャプター」が流れていたのはこういう事でしたか。

 

-MC-

 

ショッカーさんが登場し「スーパーアニソン魂」の掛け声で全員を呼び込みます。

 

ショッカーさん「影ちゃんは明日JAMが名古屋でライブなので早退しましました~」

 

ここでバンド・コーラスメンバー紹介。

 

ショッカーさん「今回も歌ってました。ドラムス、瀧本裕ー!」

堀江さん「この前、戦隊魂のDVDもらったんですけど、ホントに歌ってるのねぇ。びっくりしちゃった」

 

ショッカーさん「今回は大人な衣装です。アップルパイ!」

水木さん「去年までなんかカワイイ感じだったけど、今年は大人な感じの衣装で行くのかぁ」

 

水木さん「森川さんはNHKでみんなと一緒に共演した時に、『こういうのがあるんで来てくれませんか』って

     たのんで来てもらいまして、谷本君とは夏に一緒になって…」

ショッカーさん「それが今年の戦隊コンビになるとはね」

水木さん「まさかねえ。俺って先見の明があるのかな」

 

水木さん「まだニックネームが決まってない方がいますよね」

ショッカーさん「そうです。初登場の方には儀式があります、あだ名付けです」

 

まずは谷本さんから。

 

水木さん「谷本君は下の名前は…」

谷本さん「貴義(たかよし)です!」

水木さん「う~ん。T.Tかぁ…」

谷本さん「なんか"泣きマーク"みたいですね」

ショッカーさん「あぁあ。絵文字の。」

水木さん「ああ、そうかぁ…」

ショッカーさん「じゃあ、"タッキー"……ってのもなぁ」

谷本さん「っそれ、いいです!!」

ショッカーさん「ハハ、アニソン界のタッキー。じゃあみんなで、せーのぉッ!!」

観客「タァッキィー」

谷本さん「ありがとうございます!!」

 

続いて森川さん。

 

ショッカーさん「続いて、森川さんですが」

水木さん「う~ん、悩むね」

ショッカーさん「"翼"……ってのもなぁ」

水木さん「??」

森川さん「…あ、それ分かったぁ」

観客「姐御はー?」

ショッカーさん「姐御かぁ…でもそれはいるんだよなぁ、鳥取の方に」

水木さん「森川さんの下の名前は…」

森川さん「美穂です」

ショッカーさん「"ミポりん"ってのもなぁ。"ミホ"って名前がつく人はなぜか"ミポりん"って言われるんですよね」

水木さん「美穂さんだから…M.Mかぁ…」

ショッカーさん「また、イニシャルですか?」

観客「"美穂様"ー!」

ショッカーさん「ああ!それいい。……ですか」

森川さん「ええ?」

ショッカーさん「なんか女王様みたいですが」

水木さん「そういうキャラクターもいいよね」

ショッカーさん「じゃあ、みんなで美穂様。せーのッ!」

観客「美ぃ穂様あああ!!」

 

ショッカーさん「成田さんはどんなのがいいですか?」

水木さん「僕ら、業界の人たちはみんな"ナリケン"、"ナリケン"っていってますけどね」

成田さん「そうですね…。やっぱり"宮兄"ってよばれたりしてるから、"賢兄"がいいかな」

ショッカーさん「あっ。いいですね。じゃあみんなでせーのっ!!」

観客「賢兄ィィィィイイイ!!」

成田さん「ありがとう!!」

 

ショッカーさん「今年はいいスタートがきれました。なんてったってスパロボが10周年ですから」

水木さん「10周年にふさわしい内容にしたいと思っています。今は四人しか名前が出てませんけどゲストもいっぱい呼びたいですね」

ショッカーさん「ええ、いままで出演したことのない人たちなんかもお呼びしたいですね」

なぜか知らん顔でキョロキョロする"魂の三兄弟"

ショッカーさん「あれ? そこら辺の方々、どうなさいました?」

 

水木さん「まだまだ言っちゃあいけない事いっぱいあるんですよね、ミッチとちょっとね」

堀江さん「んもう言いたくて言いたくて」

水木さん「これは本当にナイショなんで言えないんだけど、五月の"ふたアニ"では言えるかな?」

堀江さん「ん~。どうでしょ?」

水木さん「それまではお楽しみという事で」

 

33:バビル二世/ALL CAST

 

最後はやっぱりこの曲。曲紹介の前の

ショッカーさん「アニキ。最後といえば?」

水木さん「(Zの振り付けをしながら)これかい?」

のやり取りもおなじみになってきました。

初参加組の皆さんが見事に歌えていたのには感服しました。

 

歌が終わり全員で万歳三唱。

そのあと一人ひとりが紹介され、水木さんと堀江さんのみに。

 

ショッカーさん「次は10周年のスパロボですね」

水木さん「そうだね。来年はAJFが10周年。その次はスパヒロが10周年と続くんだよね」

堀江さん「その間に私と水木さんの40周年が入ってきますからね」

水木さん「………」

堀江さん「やっだあ、自分の事は忘れちゃってるんだからぁ」

ショッカーさん「あと人造人間キカイダーが35周年、変身忍者嵐も35周年ですから」

 

お二人が仲良く退場された後、ショッカーさんの最後の鼓舞でライブは終了。

そしてお馴染み三本締め。これが無くては今年は始まりません。

 

07年最初のライブは70年代から00年代まで幅広いジャンルの曲が歌われ

レギュラーメンバーの抜群の安定感に加え、今まで参加されなかったような方々が参加された事で

とても新鮮に感じました。

 

 

補足

 

・今回は歌詞間違いが多々ありましたがご愛嬌。これもライブならではの醍醐味ということで。

 

・「こんじき」を「きんいろ」と読んでしまったショッカーさん。

 

・緊張のため終始カミカミな谷本さん。そりゃぁ緊張しますよ。

 

・アコギコーナーの山本さんは今回も一曲終わるごとに譜面をプレゼント。

 

・そして今回からピックもプレゼント。是非一度いただきたいです。

 

・堀江さん「年末年始テレビでまくりでしたね。なんか叫んでましたけど」

 水木さん「いや、あれはね。俺が出れば他の仲間達も元気がでるかなと思ってね。

     ミッチも誘ったんだよ。だけど事務所がどうしてもダメだって。

     俺だって仕事は選ぶんだよ。

              だけどさぁ、スタッフの人の一生懸命な熱意に押されてね。

     ……でも本当はバラエティ大好きなんだけどね。」

 

・スペシャルゲスト影山さんこれでAJFと魂ライブ見事に皆勤賞。(SRS06 2DAYSは一日と数えまして)

 

・プレゼントをもらった水木さん。影山さんとガッチリ抱擁。

 

・やっぱり印象に残るのは、成田さんの参加。観客の沸きよう凄かったです。

 歌いながらどんどん当時の歌声に近づいていくのが分かりました。

 次回への期待がふくらみます。

 

・「デンジマン」の時、舞台袖で押さえきれずに、「本気の本気」で凄まじくデンジマンの名乗りを全てやったショッカーさん。

 やっぱりショッカーさんも嬉しかったんだなぁと感じました。

 

・キーボード河合さんは今回も松任谷さん似をネタにされ。

 

・ちょっと☆MoJoさんと目が合ったような…

 

・ショッカーさん「森川さん!この人が『おっ、おいショッカー。凄い綺麗な人だぞ!!』って言った張本人です!」

 

・ショッカーさん「アニキとタッキーがゲキレンジャーの主題歌歌うと、"魂の三兄弟"がまた挿入歌とか歌えば素敵ですね」 

 

・水木さんはメタボリック対策として腹筋用ローラー(コロコロ転がす器具)を愛用中だとか。

 水木さん「自慢じゃないけど床ギリギリまで出来るんですよ」

 堀江さん「私も事務所に行ったときに見せてもらったんですけど、ホントにギリギリまでやるんですよ」

 水木さん「あれ戻るのもちゃんとやらなきゃダメみたいね。バネのないヤツじゃないと効果無いんだって」

 堀江さん「でも凄いですよね~、私なんかそのままぺチャンってなっちゃいますよ」

 

・串田さんと山本さんの話している姿を見るのも珍しく。このコンビ、結構好きかも。

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