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スーパーアニソン魂 LEGEND 2013

13.8.11 Zepp TOKYO

 

出演/水木一郎 堀江美都子 串田アキラ 山本正之 石原慎一

初参加/笠原弘子 うちやえゆか 西田MARCY昌史(EARTHSHAKER) 寺田恵子(SHOW-YA)

 

特別出演/ささきいさお

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

演奏/Super Rescue BAND(G.鍋嶋圭一 Ba.&Key. 吉岡満則 Dr.瀧本裕 Key.松原博) G.峰正典

       Ag.山本正之

 

 

ANIME JAPAN FES東京公演の千秋楽を飾るのは、アニメ・特撮・ゲームなどのジャンルを越え、

幅広い楽曲を楽しむ事ができる「スーパーアニソン魂 LEGEND 2013」。通称SAS。

今回は堀江美都子さんが3年ぶりに夏のSASに参加される事や、

初参加の皆さんの顔ぶれが非常にバラエティいに富んでいる事もあり、

とても楽しみにしておりました。

 

会場は東京公演ではお馴染みになっているZepp TOKYO。

当日は連日の猛暑に加え、雷も鳴り、若干のにわか雨も降るという、例年にない天候でしたが、

開場する頃には雨はやみ、観客は続々と入場して行きました。

 

ステージ上には観葉植物とバンドのブースがセットされており、

前日の「スーパーヒーロー魂2013"夏の陣"」の際に設置されていたZ旗hornsのみなさん用のブースは無く、

コーラスのアップルパイのお二人用のブースが設置されておりました。

 

-MC-

 

開演時間になると司会のショッカーO野さんがご登場。

AJF2013東京公演の千秋楽であることや、「今日一番アツいのはZepp TOKYOにしよう」

「自分が出てきたら水分補給のタイミング」など、連日の猛暑になぞらえたトークをされ

ライブでは通例となっている鼓舞で開演です。

 

ショッカーさん「みんな、歌えるかァアアアア!!!」

観客「ぉおおおおおおおおぉぉおおおおおおお!!」

ショッカーさん「盛り上がってくれるかァアアアア!!!」

観客「ぉおぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおおおおお!!」

ショッカーさん「スーパーアァァニィソンッ!!!?」

観客「スピリィいいィィィイイイッッ!!!」

ショッカーさん「はじ、まり、ます!!!」

 

00:SE

01:銀河鉄道999/ささきいさお

02:キャンディ キャンディ/堀江美都子

 

荘厳な前奏にのせ、バンドの皆さんが登場。いよいよ「スーパーアニソン魂2013"夏の陣"」がはじまります。

トップバッターはなんと、いさおさん。アニメ「銀河鉄道999」オープニングから情緒あるスタートです。

続いては堀江さんのご登場でアニメ「キャンディ キャンディ」からオープニングを涼やかに。

お二人の代表曲中の代表曲でアニメソングofアニメソングでの幕開けは一興でございました。

 

03:まかせて★スプラッシュ☆スター★/うちやえゆか

04:ヤッターマンの歌/山本正之

 

堀江さんと入替りでうちやえさんが登場され、曲紹介からのアニメ「ふたりはプリキュア Splash Star」オープニング。

うちやえさんのはつらつとした歌声で、はっちゃけぶっちゃけるると、山本さんによるアニメ「ヤッターマン」オープニング。

ヤッターワンがあしらわれたTシャツ姿で、場内をあっというまに熱狂の渦に。楽しい事この上なしでございました。

 

05:炎のキン肉マン/串田アキラ

06:ルパン三世愛のテーマ/水木一郎

-MC-

 

続いては"クッシー"こと串田さんのご登場。アニメ「キン肉マン」より二代目オープニングをパワフルに。

そしてオープニングコーナーのトリは座長水木さんで、しっとりと「ルパン三世(新)」のエンディング。

盛り上がる曲とバラードの違いはあれど、お二人とも前日のライブと変わらない圧倒的な歌声でした。

 

ここでショッカーさんが合流され、水木さんとご挨拶。

・水木さん「まだアニメソングがこんなに盛り上がっていなかった頃、"この指とまれ"ではじまったAJFも15年。

     応援してくれている皆さんは、一緒にライブを作ってくれる同士だと思っています。

     今日も初めて出る人もいるし、アニソン界には若手も沢山います。

     皆さんにはこれからもこのムーヴメントをしっかりと見ていて欲しいと思います」

・ショッカーさん「さて、続いては初登場の皆さんをご紹介していきたいと思いますが、まずはアニキのお友達から」

 水木さん「そうなんですよ。電話したらね。快くOKしてくれたんですよ」

 ショッカーさん「ではまずはレディファーストで、寺田恵子さんのご登場です。『エリア88』より『戦場のダンス』」

 

07:戦場のダンス~dance in battlefield~/寺田恵子

08:DON'T LOOK BACK/西田MARCY昌史

-MC-

 

ワイルドでセクシーな装いで寺田恵子さんがご登場され、歌うのは2004年版のアニメ「エリア88」よりエンディング。

ハードな印象のある寺田さんですが、バラードも素敵。独特の奥深いハスキーヴォイスをじっくり堪能しました。

寺田さんと入れ替わりに峰正典さんがこっそりとギターに参加され、バンドとイントロをかき鳴らす中、MARCYさんご登場。

アニメ「超音戦士ボーグマン」初代オープニングを、ソロアルバム「MARCY」版のゴリゴリのアレンジで披露。

年月を経て鍛え抜かれたセクシーな歌声と、パッショネイトかつ颯爽としたステージは魅力的でございました。

 

MARCYさん「こんばんわー!!」

観客「ぉぉぉおおおおおぉぉおおおおぉおお!!」

MARCYさん「いやー、すごいねー。今歌ったのは『ボーグマン』のテーマでしたけど、セカンドテーマも歌ってるんだよね」

観客「ぉぉぉおおおおおお!!」

MARCYさん「じゃあ、さっき素敵なブルースを聞かせてくれた、寺田恵子!!!」

 

09:夜をぶっとばせ!/HIPS

-MC-

 

寺田さんを呼び込まれ、お二人のユニット"HIPS"で「超音戦士ボーグマン」二代目オープニング。

こちらもアルバム「MARCY」版で、ロックな中にも軽快さが心地良いアレンジ。

お二人とも高揚感誘う歌声やセクシーなパフォーマンスで、コンビネーションも抜群でした。

 

ショッカーさんが合流され、改めてお二人をご紹介。

・ショッカーさん「寺田さんはリハーサルの時、客席でずっとアニキとかいさおさんのステージを見て歌ってたんですよ」

 寺田さん「だってみんな知ってる曲だし歌えるんだもん!! 今日はアタシむしろそっち(客席)にいたい!!」

・MARCYさん「去年、アニメのイベントに初めて出させてもらったんですけど、みんなの熱気がすごいんですね。

       今回声をかけてくれたアニキ! ありがとうございます!!」

 ショッカーさん「アニキは二人のステージ中、舞台袖でずっと見守ってくれてたんですよね」

 寺田さん「アニキー! やったよー!!」

 舞台袖にいるであろう水木さんに無邪気に手を振る寺田さんとMARCYさん。

 

寺田さんとMARCYさんが退場され、ショッカーさんお一人に。

ショッカーさん「続いては、この方も初登場なんですね。いつもはヒーローに出ているのですが、今日はアニソン。

        さぁ、今年デビュー30周年を迎えます。何をするかわからない男、石原慎一さんの登場で、『強殖装甲ガイバー』!!!」

観客「ぉぉぉおおおおおおぉおおおおお!!」

 

10:強殖装甲ガイバー/石原慎一

-MC-

 

颯爽と登場した石原さんは、前年のSHSで話題をさらった燕尾服に短パン姿。そして殖装の一声「ガイバァアアアアアァアアア!」。

OVA「強殖装甲ガイバー」のオープニングを、妖艶でミステリアス、かつ短パン姿で歌う石原さんに酔い知れました。

 

石原さん「いやぁ、恐ろしく猛暑じゃない? だから涼しい格好で着たら、まさか寺田さんと被るっていうね」

観客笑。

 

11:時の中を走りぬけて/石原慎一

12:ザ☆ウルトラマン/ささきいさお

-MC-

 

続いて石原さんが歌うのは、劇場アニメ「ウルトラマンUSA」のエンディングテーマ。

ヒロイックなテーマの歌詞を石原さんはスマートに歌われました。とても味わい深い一曲です。

そして"こうきたらこう"。いさおさんによるアニメ「ザ☆ウルトラマン」オープニング。

はつらつと頼もしさあふれるいさおさん。アニメ版「ウルトラマン」の2作品の主題歌を連続して聞ける嬉しさたるや。

 

ショッカーさんが合流しお二人でトーク。

・「ザ☆ウルトラマン」を語るいさおさん。

 いさおさん「主題歌がオレで、主人公が富山敬、ウルトラマンになったらデスラーだよ。伊武なんか、いま演ってくれないよね」

・「ウルトラマン」を生み出した円谷プロが50周年ということで、いさおさんと円谷プロにまつわるトーク。

 いさおさんが出演された円谷作品や「怪奇大作戦」で共演された俳優・岸田森さんのお話をされました。

・ショッカーさん「先程、いさおさんには『ザ☆ウルトラマン』を歌って頂きましたが、つづいては…」

 いさおさん「これねー。レコーディング以来だよ。歌うの。んふふふふふ」

 

13:愛の勇者たち/ささきいさお

 

続いていさおさんが歌われたのは「ザ☆ウルトラマン」よりエンディング。まさかこの曲が今回聞けるとは。

勇ましく優しくあふれる愛。スケールのある歌いっぷりはこれぞ"ささきいさお"という印象でございます。

 

14:ガツガツ!!/串田アキラ

-MC-

 

一変、世はまさにグルメ時代。串田さんの登場で当時絶賛放送中アニメ「トリコ」より初代オープニング。

ハングリー精神あふれるパフォーマンスでガツガツ系に歌われる串田さんのなんとも力強いこと。

 

・当時絶賛公開中の映画「劇場版 トリコ 美食神の超食宝」のお話。

 串田さん「いやーすごいよね。映画になっちゃってさ……おれ、ちょっと出てるんだよね」

 観客「ぉぉぉおおおおお」

 串田さん「最初依頼が来た時にさ、『何の役?』って聞いたら『串田アキラ』だって。びっくりしたよー」

 観客笑。

 

15:豪食マイウェイ!!/串田アキラ

16:グランプリの鷹/水木一郎

-MC-

 

続いては当日の朝も絶賛放送していた「トリコ」より、グルメ細胞沸き立つ二代目オープニング。

「ガツガツ!!」に負けず劣らずのパワフルな曲を、食義の心そのままに歌う串田さんの姿に圧倒されます。

串田さんと入れ替わりに水木さんが登場され、アニメ「グランプリの鷹」オープニング。

「きっと抱くんだ」からの力のこもった歌いっぷりは水木さんの表現力のすさまじさを体感します。

 

水木さん「次の曲は、この作品もアニメ化40周年なんですね。

     当時、物心ついて字が読めるようになったばかりのみんなは、

     "水木一郎"じゃない名前で覚えてると思います。『侍ジャイアンツ』!!」

 

17:侍ジャイアンツ (2C)/水木一郎

-MC-

 

アニメ「侍ジャイアンツ」より、水木さんが"松本茂之"名義で歌われたオープニング。

水木さんと観客の豪快な「ズンタタタズンタッタ」の合唱が、会場内に響きわたり、なんとも痛快な一幕でした。、

 

ショッカーさん「みんなまだまだ歌えるかァアアアア!!!」

観客「ぉぉおぉおおおおおおおおおお!」

ショッカーさん「ここから後半戦だァアアアア!!」

観客「ぉぉおぉおおおおおおおおお!」

ショッカーさん「さぁ、こちらにマイクスタンドと譜面台が用意されたという事は…」

観客「ぉぉおぉおおお」

ショッカーさん「後半のトップは山本正之さんの登場です!!!」

 

大歓声の中、ショッカーさんと入れ替わりで山本さんご登場。

 

山本さん「……………うれしいなぁ…」

観客「ぉぉおぉおおおおおおおおおお!」

山本さん「……今年は、エデュケーショナルな年だから……小学三年生社会…『このまちだいすき』をロックスタイルで…」

 

18:このまちだいすき/山本正之

-MC-

 

当方直撃世代でございます。92年から99年に放送されたNHK教育「このまちだいすき」主題歌。たまりません。

まず聞けない曲だと思っていただけに、もう嬉しい以外のなにものでもございません。ありがとうございます。

 

歌い終わったら歌詞カードを観客にプレゼント。いつかは欲しいものです。

山本さん「続いては…愛しの笠原弘子の初出演を記念して……『究極超人あ~る』を」

観客「ぉぉおぉおおおおおおおおお!」

 

19:究極超人あ~るの歌/山本正之

-MC-

 

待ってました。イメージアルバムのパイオニア「究極超人あ~る」より。この作品も曲も大好きです。まーっかせて。

山本さんのパッショネイトなステージングはもちろん、歌う前に山本さんから掛け合いのレクチャーがあったので

より一体感が味わえました。

 

ここでスタッフさんによって譜面台が取り払われました。

山本さん「最後は……」

観客「えええぇええええええええ」

山本さん「まぁまぁ……まぁまぁまぁ……後で…バンドで…本邦初公開の曲をやるから…」

観客「ぉぉおぉおおおおおおおおお」

山本さん「ではアコギコーナー最後は…『あ~る』つながりで『飯田線のバラード』」

観客「ぉぉおぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

山本さんが演奏を始めると観客が手拍子。

山本さん「…拍手は…お休みして下さい…」

 

20:飯田線のバラード/山本正之

-MC-

 

「あ~る」の後日談を描いたOVAより人気の高い挿入歌。待望でございます。じっくり聞き入ります。

山本さんギター一本でやさしく歌われ、会場全体を包み込み夏にぴったりの空間を作り出しておりました。

 

山本さんが拍手で見送りつつショッカーさんがご登場。

ショッカーさん「アニメには様々な作品がありますが、ここから特集したいのは『名作劇場シリーズです」

観客「おぉおおお」

ショッカーさん「トップバッターはやはり我等がミッチ! 堀江美都子さんのご登場です。

       『私のあしながおじさん』より『グローイング・アップ』」

 

21:グローイング・アップ/堀江美都子

-MC-

 

まずは堀江さんが主題歌だけでなく、ジュディ役で主演されたアニメ「私のあしながおじさん」オープニング。

幼少期に聞いていた曲を今でも変わらない歌声で聞けるという環境は、とても恵まれていると実感いたしました。

 

・曲が終わると作中で見られたジュディの手紙朗読風の台詞を披露。うわ本物だ。嬉し。

・「名作劇場」への想いを語る堀江さん。

 堀江さんと「名作劇場」の出会いや、「名作劇場」への印象、出会って演じたキャラクター達、

 堀江さんの立場だからこその視点から「名作劇場」を語られました。

 改めて堀江さんの作品への真摯な姿勢と心意気を感じた次第です。内容は会場限定でございます。

 

22:キミの風/堀江美都子

23:空へ…/笠原弘子

-MC-

 

同じく「私のあしながおじさん」エンディング。この曲も素敵な曲でございます。

堀江さんの当時と変わらないまっすぐな歌声を聞いているうちに、未就学児童だったあの頃に戻った思いでした。

続いては笠原弘子さんのご登場で「ロミオの青い空」より、今もなお根強い支持を集めているオープニング「空へ…」。

せつないながらも芯の通った印象の笠原さんの歌声に会場全体が聞き入っていました。

 

笠原さん「私もそうですが、皆さん、色々な思いが『空へ…』にはあると思います。

     次の曲も大好きな曲です『Si Si Ciao』。l聞いてください」

 

24:Si Si Ciao~ロマナの丘で~/笠原弘子

25:しあわせの予感/うちやえゆか

-MC-

 

続いては「ロミオの青い空」よりエンディング。ロミオの行進とピッコロの跳躍力が思い出深いです。

クリアでやわらかな笠原さんの歌声を堪能した後、笠原さんと入れ替わりにうちやえさんがご登場。

「家なき子レミ」よりYouca名義で歌われたエンディング。生きる希望をやさしく語りかけるように歌ううちやえさん。

歌詞のメッセージがそのまま「名作劇場」を象徴するように思え、とても感慨深いものがありました。

 

ショッカーさんが合流され、改めて、堀江さん、笠原さんを呼び込みます。

・お三方のそれぞれの「名作劇場」。

・地上波での最終作となった「家なき子レミ」の話と主人公レミ役で名作劇場の幕引きを任された堀江さん。

・堀江さん「悲しいんだ! もう辛い事だらけ」

 うちやえさん「わたしも見ててすっごく辛くて。思わず『堀江さんになにするのッ!!』って思いました!」

・うちやえさんと笠原さんが退場し、堀江さんとショッカーさんお二人に。

 ショッカーさん「『名作』シリーズはこれまでオープニング、エンディングという順番なんですよ」

 堀江さん「そうですね」

 ショッカーさん「で、いま『レミ』のエンディングががきたからやっぱりオープニングが聞きたいですよね…」

 観客「おぉぉおおお」

 堀江さん「えー。あれ、さださんだよー。できるかなー?」

 ショッカーさん「今日は特別に"レミ"が歌う『愛について』が聞きたいんですよ!!」

 

26:愛について/堀江美都子

-MC-

 

思わぬサプライズ。「家なき子レミ」より、さだまさしさんが歌われたオープニングを堀江さんがカバー。

その表現力たるや脱帽通り越す凄まじいもので、場内全体が堀江さんの世界に包まれていくようでした。

 

ショッカーさん「今のうちに水分補給をたっぷりしておいてください。なぜなら今日最後の給水ポイントです。

       ここからラストまで一気に行きたいと思いますが、準備は良いですかァアアアア?」

観客「ぉぉおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「まずは山本正之さんの登場です。先程もおっしゃっていましたが、本邦初公開の曲です。

        何故か今回は国営づいておりますが、国営放送といえば長く続いているのが『おかあさんといっしょ』、

       身近なところでは我等がアニキはその昔、二代目うたのおにいさんでした。

        ところがどうやら最近『おとうさんといっしょ』なるものが巷では人気だとか…」

観客「ぉぉお」

ショッカーさん「そんな『おとうさんといっしょ』から、『遊び隊士イチジョウマン7』!!」

 

27:イチジョウマン7/山本正之

28:キン肉マン Go Fight!/串田アキラ

 

なんと当時NHK BSプレミアムで絶賛放送中の教育番組「おとうさんといっしょ」より人気コーナー「遊び隊士 イチジョウマン7」のテーマ。

山本さんはスーツ姿で颯爽と軽快に歌われます。"今日のお友達"は水木さんのお孫さん。

なので会場のみんなで「ぜっとあそび」をする山本さん。続いては串田さんによる火事場のクソ力溢れるアニメ「キン肉マン」オープニング。

会場との掛け合いや、へのツッパリはいらない台詞も軽やかでした。

いさおさん「たった一つの命を捨てて 生まれ変わった不死身の体 鉄の悪魔を叩いて砕く キャシャーンがやらねば誰がやる」

29:たたかえ! キャシャーン/ささきいさお

30:きみのヒカリ/堀江美都子

 

この年に亡くなられた納谷悟朗さんによるナレーションをいさおさんが再現され、アニメ「新造人間キャシャーン」オープニング。

放送40周年を迎える本作はいさおさんのアニソンデビュー曲でもあり、今もなお颯爽と歌われるいさおさのお姿は圧巻です。

続いては堀江さんのご登場で、思わぬ選曲。映画「ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~」の挿入歌。

イントロからグッとくる本曲は、堀江さんの暖かでやさしい歌声をこれでもかと堪能できる魅力曲でございます。たまりません。

 

31:キャプテンハーロック(2C)/水木一郎

32:おれたちの船出(1.5C)/水木一郎

 

波の音からアルカディア号の発進。アニメ「キャプテンハーロック」オープニングを水木さんがロマンたっぷりに歌われます。

本来三番まである曲ですが、近年のライブでは珍しく二番までの歌唱かと思いきや、間髪入れずに無限軌道へ。

アニメ「わが青春のアルカディア 無限軌道SSX」オープニングへとつながる心憎い連続。思わず声が上がりました。

一番+サビのみと短い歌唱ではございましたが、とても好きな曲ですので、非常に嬉しうございました。

 

-アンコール-

 

水木さん、バンドの皆さんが退場されると観客から沸き起こるアンコール。

アンコールが続く中、再びバンドの皆さんがステージ上に登場され、準備をされていました。

 

33:バビル2世/水木一郎

-MC-

 

アンコール一曲目は水木さんが登場され、40周年を迎えたアニメ「バビル2世」オープニング。

観客との掛け合いが楽しい曲ながら、楽しいライブももう終わりだと思うと若干の寂しさも感じます。

 

・ショッカーさんも合流。話題は水木さんがダイエットに成功されたというお話で持ちきり。

・秘訣はベジタブル人間になる。お酒も甘いものも控える。

・でも断れないお酒もある。そして止まらなくなる。

 

観客と一緒に出演者全員を一気に呼び込みます。

ショッカーさん「呼んでくれるのはもちろん皆さんです。いきますよっ! スーパーアニソンッ!!」

観客「スピリィイィイイイイイイイッ!!」

拍手の中、出演者の皆さんが続々とご登場。

 

バンド、コーラスの皆さんが順番に紹介され、出演者の皆さんから一言づつご挨拶がありました。

 

・いさおさん「NHKと今日と、なんか三日間水木と一緒だったんだけど、ヤセた話ばっかりするんだよ」

 観客笑。

 いさおさん「水木もやっと自慢できる事が出来たな。んふふふふ」

 ショッカーさん「アニキにそんな事言えるのっていさおさんだけですよね」

 水木さん「でもミッチには貫禄が無くなったって言われるんですよ」

 いさおさん「もう年なんだからヤセてばっかりじゃなくて、少し肉をつけないと貧相に見えるぞ」

 水木さん「あ、そこはもうキン肉マンに相談しますから」

 "アニソン界のアスリート"こと串田さんをトレーニングコーチにご指名。

・山本さん「僕もアニキを見習いたいんですが、ビールは…やめられないなぁ」

 水木さん「最近はノンアルコールも美味しいんだよ」

 山本さん「いやぁ…ビールは止められない!!」

 いさおさん「アルコールが入っている方が美味しいよ」

 観客笑。

 

34:宇宙戦艦ヤマト/ささきいさお 水木一郎 堀江美都子 串田アキラ 山本正之 

         石原慎一 笠原弘子 うちやえゆか 西田MARCY昌史 寺田恵子 ショッカーO野

 

 

「スーパーアニソン魂 LEGEND 2013」のラストを飾るのは、アニメ「宇宙戦艦ヤマト」より不動のオープニング。

言わずと知れたアニソンofアニソンなだけに、ステージ上も客席もいさおさんを筆頭に大合唱。

とても楽しそうな寺田さんが印象出来でした。

 

拍手が続く中、出演者、バンド、コーラスのみなさんがステージ前方にご登場。

水木さんの音頭で万歳三唱をした後、ショッカーさんの紹介順にみなさんそれぞれがご退場。

 

水木さん「愛してるゼェエエエエエエッ!!!」

観客「ォっぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

水木さんが拍手で見送られ、ショッカーさんお一人に。

 

ショッカーさん「みんなぁああ、楽しんでくれたかァアアア!!?」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「また絶対会おうなぁああああああああ!!!」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおおぉおおおおお!!」

ショッカーさん「それじゃあ、約束のっ!! ッスゥウーゥパァァアアア・ァア・ニィ・ソ・ンッ!?」

観客「スピリイィイイイィィイイィイイィッッツ!」

ショッカーさん「…ショッカーO野でしたっ!!」

 

颯爽と去っていくショッカーさんを見送り、観客有志による三本締めがあり

「スーパーアニソン魂 LEGEND 2013」、「ANIME JAPAN FES2013"夏の陣"」東京公演は終演しました。

 

15回目の夏を迎えた今回の「スーパーアニソン魂」はそれぞれの代表曲からはじまり、HR/HM的の熱狂的ステージからの

男性出演者陣の個性あふれるパフォーマンス、個人的に涙モノだった山本さんのアコギコーナーを挟みつつ、

メインとなった「世界名作劇場」コーナーではそれぞれの歌の世界に酔いしれて当時を思い出し、

ラストコーナーでは驚きの選曲あり、今回もバラエティ豊かな内容でした。

「世界名作劇場」コーナーの影響でしょうか、拳を振り上げて盛り上がるのもいいですが、

じっくり聞き入るのもライブの醍醐味だと思いました。

 

 

補足

 

・前日のSHSからNHK「第45回 思い出のメロディー」の生放送に間に合った水木さん。

 ショッカーさん「録画したのを見たら、オープニングで出演者全員が歌う場面で

        いさおさんとアニキの2ショットがしっかりと映ってましたね」

 水木さん「オレは放送に遅れちゃうかもしれないから一番端っこだったんですよ。

     だからいさおさんに申し訳なくてさ、オレのせいで端っこになっちゃって」

 ショッカーさん「でもね、カメラがパーンしてって、ちょうどいさおさんとアニキの2ショットで止まったんですよ」

 

・公式では初参加扱いでは無い石原さん。何故。

 

・こっそりと「ガツガツ!!」で串田さんと同じ振付を一緒にやっていたり、 

 観客と同じリアクションをしているカインズの皆さん。

 

・串田さん「『トリコ』はね、歌ってると腹がへるんだよね」

 

・ひとりでもカウントをする山本さん。

 

・女の子にしか水はあげない。

 

・「キミの風」の時、ベースでは無くキーボードを弾いていた吉岡さん。

 

・「しあわせの予感」の直前、立ち位置からちょっとズレて恥ずかしそうに移動するうちやえさん。

 

・去年に続き観覧に来ていた佐咲紗花さん。堀江さんの歌にとても感動された様子。

 

・アンコールの山本さんのTシャツはキャプテン・アメリカ。

 

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