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スーパーロボット魂2013"春の陣" 2DAYS

13.4.28 Zepp Tokyo

 

出演/MIQ 森口博子 鮎川麻弥 米倉千尋 麻倉あきら 新井正人

    串田アキラ 福山芳樹 angela(atsuko KATSU) 川添智久 鵜島仁文

 

初参加/笠原弘子 ひろえ純

 

司会/スペースショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 オスカル斉藤)

 

演奏/SUPER ROBOT SPECIAL BND(G.松尾洋一 B.村上聖 Dr.板垣正美 Key.松原博) G.KATSU

 

 

ロボットもののアニメやゲームなどの歌に特化したライブ「スーパーロボット魂」。

アニメソングライブの草分け的存在として1997年よりはじまった本ライブも16年目。

 

回を重ねるごとに出演者が増え、1公演で歌われる楽曲数も増えて行きましたが、

なんと今回は、16年の歴史の中でも初の試み二日間二公演の開催。

過去には通例の公演と「機動戦士ガンダムシリーズ」に特化した公演の二日間開催はありましたが、

「スーパーロボット魂」としての二日間公演は初となります。

 

出演者から見るに一日目は「ガンダム」に代表されるいわゆる「リアル系」。

二日目は「マジンガーZ」などのいわゆる「スーパー系」という住み分けがされている様子。

16年目にしてSRS初の試みということで一体どうなるんだろうと期待しておりました。

 

会場は東京お台場にあるライブハウスZepp Tokyo。

多くの観客が集まる会場前の広場から会場内へ入り、チラシをもらい、ドリンクを引き換え、

物販をさらりと見つつ重い扉を開けてライブハウス内へ入ります。

ステージ上にはライブのロゴマークがあしらわれた幕が掲げられており、

中央にはステージ後方から前方にかけて花道が用意され、左右にはバンド、コーラスのブース。

ぞくぞくと観客が入場して行き、開演を今や遅しと待ちます。

 

開演時間の少し前になると司会のショッカーO野さんが登場。

「魂は燃えているか!?」とひとしきり観客を煽り、

ショッカーさん「スゥーパァーロボットォゥ!?」

観客「スピリッィイッツ」

の合言葉を交わしました。

 

・期間限定"スペース"ショッカーO野。

・97年の「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」から数えて今年で16年目。

 ショッカーさん「199X年には何も起こらなかったんですねぇ……」

 

そしてショッカーさんと観客とのやりとりで大いに盛り上がり、

ショッカーさん「スーパーロボットッ!!」

観客「スピリィィッツ!!」

のやりとりがあり、いよいよ開演です。

 

00:SE 

01:熱風! 疾風! サイバスター/MIQ 串田アキラ

 

サイバー感あるSEから流れてきたイントロは、SRSの看板曲のひとつである「サイバスター」。

なんと! ステージ上にはMIQさんがお一人で登場。アレンジはMIQさんのオリジナル版ではなく、普段のSRS板でした。

「サイバスター」のオリジナルシンガーの底力を堪能していますと、1番を歌われた直後、

 

MIQさん「クッシー!!」

 

なんと、舞台中央から串田さんが登場! 観客大興奮。そしてMIQさんと共に今回だけのデュエットが披露されました。

串田さんとMIQさんという、通常のライブではまず見る事が出来ない組み合わせに、

観客の興奮は曲が終わっても覚める様子がありませんでした。

02:SEVENTH MOON/福山芳樹

03:嵐の中で輝いて/米倉千尋

04:風のノー・リプライ/鮎川麻弥

05:エルガイム-Time for L.GAIM-/MIQ

-MC-

 

興奮が尾を引く中、マイクスタンドが設置され、福山さんがギターを携え登場。奏でられたのはアニメ「マクロス7」のオープニング。

紫の照明の中、前年にクモ膜下出血から見事復帰された福山さんによるキレキレの歌声とギターを堪能いたしました。

続いては"ちっひー"米倉さんがご登場され、ご自身の代表曲OVA「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」のオープニング。

米倉さん持ち前のハリのある快活な歌声は、ライブで聞くごとにものすごくパワーアップされてきているように感じます。

そしてアニメ「重戦機エルガイム」の鮎川さんによる2代目オープニングからMIQさんの初代オープニングへのリレー。

アップルと一緒に振付を交え、軽やかでエレガントな鮎川さんと、パワフル&哀愁のMIQさんのパフォーマンスは好対照で素敵でした。

 

ショッカーさんが登場され、ライブ冒頭を飾ったMIQさんを呼び込む事に。

・MIQさん「一人でどうしようかと思ったけど、クッシーと歌えてよかった!」

 ショッカーさん「びっくりしましたよね。心強い味方が来てくれましたよ!!」

・ショッカーさん「僕の仕事、いわゆる司会業で最初にご一緒したのがMIQ姐、当時MIOさんだったんですよ」

 MIQさん「ショッカーは変わんないね」

 ショッカーさん「姐さんもね」

・今日は曲数が多い。

 MIQさん「さっきみたいなサプライズもあるから」

・ショッカーさんお一人になり、次のコーナーへ

 ショッカーさん「ガンダムいきましょう、ガンダム!! まずはコレ!」

 と、空中で×字を切るショッカーさん。

 観客「おぉおおぉ!!」

 ショッカーさん「麻倉あきらさんの登場で、『機動新世紀ガンダムX』より『DREAMS』!!」

 

06:DREAMS/麻倉あきら

-MC-

 

トップバッターは「SRS09」以来、実に4年ぶりの登場となる麻倉さんによる「ガンダムX」初代オープニング。

すらりとした長身から繰り出されるしなやかな歌声は、実にROMANTICなMODEでございました。

 

麻倉さん「おひさしぶりで~す。麻倉あきらでーす!」

麻倉さん単独でMC

・本名の"斉藤さおり"としても活動中。

・五月に行われるライブのスペシャルゲストを初発表。

・ライブDVD「OCCASION」のお話。

 

07:Resolution/麻倉あきら

08:FLYING IN THE SKY/鵜島仁文

09:STAND UP TO THE VICTORY~トゥ・ザ・ヴィクトリー~/川添智久

10:10 YEARS AFTER/米倉千尋

-MC-

 

麻倉さんの芯の強い歌声が光る「ガンダムX」より2代目オープニング。歌い終わると付けていたリストバンドを客席に投げつつご退場。

続いてはイントロが鳴るや大歓声。鵜島さんのご登場で「機動武闘伝Gガンダム」より初代オープニング。

「SRS06II GUNDAM」以来7年ぶりの参加となる鵜島さんの歌声を受け、客席を無数のシャイニング・フィンガーが埋め尽くします。

鵜島さんと同じく7年ぶりの登場となる川添さんは、ベースを携えて「機動戦士Vガンダム」の初代オープニング。

ハスキーでなめらかな歌声と、力強いアジテートから溢れる高揚感に続いては、

米倉さんが登場され「第08MS小隊」エンディングをはつらつと歌われました。

盛り上がる曲が続いているだけに歓声の勢いもどんどん増していくのがわかりました。

 

米倉さん「ありがとーございまーす。次はですね、ステキな男性お二人をお呼びしたいと思います!!」

と、呼び込まれたのは川添さんと鵜島さん。

・改めて挨拶をし終えたお二人の影で客席に背中を向け動かない米倉さん。

 川添さん「……水を飲んでいます……5mlくらい?」

・米倉さん「お二人のユニットTOPGUNと私、米倉千尋で歌った曲があるんですが、今日はそれを歌いたいと思います!!」

 

11:Naked Soul/TOPGUN×米倉千尋

-MC-

 

お三方が揃うなら是非聞きたかった曲です。PSP及びWiiゲーム「SDガンダム ジージェネレーション ワールド」のオープニング。

ゴリゴリのロックサウンドとお三方それぞれのシャープな歌声をライブで聞くと、一層魅力的でたまらないものがありました。

 

お三方を見送る形でショッカーさんがご登場。

ショッカーさん「以上、ガンダム特集"その一"でしたぁああ」

観客「ぉおぉおおおおおおおお」

ショッカーさん「さて次は、先程、疾風のように現れて去って行った、我等が"クッシー"こと、串田アキラさんの登場です!!」

 

12:疾風ザブングル/串田アキラ

-MC-

 

アニメ「戦闘メカ ザブングル」のオープニング。この曲を初めて生で聞く事が出来たのは「SRS00"夏の陣"」でした。

以来、比較的聞く機会に恵まれている曲ですが、やはりSRSで聞けるとなると趣も異なって感じました。

 

串田さん「うおっす!!」

観客「ぉおぉおぉぉお!!」

串田さん「いやぁははは。初めてなんだよねスパロボ出たのって。いいよねスパロボ。

     なんか違う感じだよね。じゃあエンディングもいってみよう!」

 

13:乾いた大地/串田アキラ

14:わすれ草/MIQ

-MC-

 

続いてはエンディング「乾いた大地」。串田さんの哀愁漂う骨太な歌声は、生で聞くと原曲以上の迫力。

間奏での、観客を交えての拍手は、毎回どこかしみじみとさせられる一幕です。

次は「ザブングル」の挿入歌で、MIQさんのデビュー曲でもある「わすれ草」。個人的に大好きな曲なのでイントロで飛び上がりました。

MIQさんのせつない歌声がたまらく魅力的で、まさか今回聞けるとは思いもよらなかったので大歓喜でした。

 

MIQさん「今の『わすれ草』は私の原点で、最初に歌ってから去年で30周年を迎えました!!

         『ザブングル』といえばもう一曲! 次は『ザブングルグラフィティ』から『GET IT』!!」

 

15:GET IT!/MIQ

-MC-

 

SRSでは久し振りの披露となる劇場アニメ「ザブングル グラフィティ」よりエンディング。

疾走感あふれる曲調と、MIQさんのパワフルさ満載の歌声が心地良い快曲。後半のアドリブの迫力は圧巻です。

 

ショッカーさんが登場されると、バンドとコーラスのみなさんが退場され、スタッフさんがいそいそとセッティング。

ショッカーさん「なんとなーくわかりますね。今日もやります! アコースティックコーナーです!!」

・観客の中でいわゆる"魂ライブ"に初めて来た方、二回目の方、三回目以上の方と順番に挙手。

・準備が整ったところでアコギコーナーのメンバーを呼び込む事に。

 ショッカーさん「今回は悩みましたが、メンバーを見てひらめきました。

        それではご紹介しましょう!! キングスゲーナーズの皆さんです!!」

・登場したのは舞台向かって右から鵜島さん(アコギ)、福山さん(アコギ)、森口さん、MIQさん、鮎川さん、川添さん(ベース)。

・ショッカーさん「まず何より、よく帰ってきてくれました! 福ちゃん!」

 福山さん「あは、いや、どうも」

 ショッカーさん「せーので"おかえり"。せーの!!」

 観客&出演者「おかえりー!!」

 福山さん「ぁありがとぉおう!」

・ショッカーさん「名前の頭文字でM、M、A、F……とか色々考えたんだけど、揃ってるのを見て、ピンと来て、まずキングでしょう?」

 MIQさん、鮎川さん、森口さん、川添さん、鵜島さんの歌う「機動戦士ガンダム」のLP/CDはキングレコードから発売されました。

 ショッカーさん「で、す"ゲイナー"」

 福山さんは「OVERMAN キングゲイナー」の主題歌を歌われています。

 ショッカーさん「だからキングスゲイナーズ」

 ステージと客席から納得の声があがりました。

・森口さん「なんたって麻弥先生がいますから」

 MIQさん「ホント凄いのよ」

 恐縮して一例する鮎川さん。

 今回のアコギコーナーのコーラスアレンジは鮎川さんの手によるものだとか。

・ショッカーさん「まずはこの曲をいきましょう!『装甲騎兵ボトムズ』から『炎のさだめ』!!」

 観客「おぉぉぉおおおお!!」

 

16:炎のさだめ/キングスゲーナーズ ショッカーO野

-MC-

 

アニメ「装甲騎兵ボトムズ」からオープニング。随所に風の音などの効果音がさりげなく盛り込まれていました。

原曲のハードボイルドな雰囲気そのままに、みなさんそれぞれの個性を堪能いたしました。

 

・ショッカーさん「元は男の声でかっこいいけど、女性の声もイイ!!」

・次も鮎川さんの手によるコーラスアレンジ。

 森口さん「やっぱりキングですよ」

 口々に「そうそう」と相槌を打つみなさん。

 「ビクターも忘れないで」と福山さんをフォローするショッカーさん。

・ショッカーさん「では『超時空世紀オーガス』より『漂流~スカイハリケーン~』!!」

 観客「ぅぅおおぉぉおおおお!!」

 

17:漂流~スカイハリケーン~/キングスゲーナーズ

-MC-

 

続いてはアニメ「超時空世紀オーガス」よりオープニング。このメンバーでこの曲とは恐れ入りました。

後半の「命の炎~」からの大合唱は、舞台上の皆さんの抜群のハーモニーと観客の合唱が相まり、えもいわれぬ素晴らしさでした。

 

キングスゲーナーズの皆さんが拍手の中退場。

ショッカーさん「先程、客席にも初めての方がいましたが、次の方は今回が初見参の方です! 

                  笠原弘子さんで、『機動警察パトレイバー』より『コンディション・グリーン~緊急発進~』!!」

観客「うぉおぉおおお!!」

拍手の中、笠原さんがご登場。

かなり緊張されているご様子で、ショッカーさんとの会話中もそわそわされていたご様子でした。

 

18:コンディション・グリーン~緊急発進~/笠原弘子

-MC-

 

照明が真緑になる中、特車二課の出動です。テレビ版アニメ「機動警察パトレイバー」の2代目オープニング。

若干緊張を残しつつも、独特のクリアな歌声で爽やかにステージを彩られていました。

 

笠原さん「ありがとうございました……次は……次の曲です」

かなり緊張している様子の笠原さん。

笠原さん「『超時空要塞マクロスⅡ』から大好きな曲です。聞いてください『約束』」

 

19:約束/笠原弘子

-MC-

 

続いてはOVA「超時空要塞マクロスII-LOVERS AGAIN-」より2代目エンディング「約束」。

ヒロイン・イシュタル役で出演されていた笠原さんの、しっとりとやわらかな歌声が会場を包みました。

 

・ショッカーさん「夏のAJFにも出て頂けるという事で」

 笠原さん「はい」

 ショッカーさん「僕ね、凄い好きな曲があるんですよ。それが聞けると思うと楽しみで楽しみで。

                    もう空を飛びたい気分ですよ」

 

・笠原さんを拍手で見送られ、再び"帰ってきた男"福山さんがギターを携えて登場。

 ショッカーさんと固く握手、熱く抱擁を交わされました。

・ショッカーさん「あとは福ちゃんにおまかせしますっ!」

 という事で福山さんお一人に。

 福山さん「みんな『ガンダム』じゃん? 間に『マクロス』演るっていうね」

 観客笑。

 福山さん「俺の歌を聞けって…よくよく考えるとおかしいよなぁ?」

 観客笑。

 福山さん「いきますか?」

 と、刻まれるギターに観客の歓声が重なります。

 福山さん「DYNAMITE EXPLOSION!!」

 

20:DYNAMITE EXPLOSION/福山芳樹

-MC-

 

OVA「MACROSS DYNAMITE SEVEN」のオープニングで、

HUMMING BIRDのアルバム「UNSWEET」に収録されているセルフカバーバージョン。

この曲の熱狂ぶりは毎回凄まじいものですが、福山さんの久々のSRS参加と、

大病からの復帰もあり、客席の空気のうねりが凄まじかったです。

 

・福山さん「えーここでセッションをしたいと思います!」

 と、笠原さんが登場され、観客大歓声。

・福山さん「『マクロスⅡ』ですもんね。オレ『7』なんで、先輩ですよ」

 笠原さん「いやいやいや」

 福山さん「五つも前っすからね」

 笠原さん「!!」

・福山さん「当時ね『マクロス』の歌をやるって決まった時、ビデオをレンタルして見たんですよ。

            で、思ったんですね。『あ、オレ、これ無理だ。歌ってるのみんな女の子じゃん』って」

 観客笑い「だってみんな歌姫、ディーバじゃないですか? オレ、ディーバになんなきゃいけないのか? って。

     だからオレもディーバなんです」

 観客笑。

 笠原さん「ナイトですね」

 福山さん「ぇえっ?」

 笠原さん「男性ですからナイトですね」

 観客の黄色い声にまんざらでもない様子の福山さん。

・笠原さん「凄く素敵な曲で、私、自分の曲よりもいっぱい聞いちゃいました」

 福山さん「オレ、忘れてました。歌ったら歌いっぱなしの方なんで。去年の曲なのに」

 観客笑。

 笠原さん「去年なんですね。私、もっと長年にわたって歌い続けられてる曲だと思ってました」

 福山さん「そうなんすよ。で、その曲は、えっと、去年やった映画の歌で、『ヴァージンストーリー』」

 観客「おぉおおぉおお!!」

 

21:ヴァージンストーリー/福山芳樹 笠原弘子

-MC-

 

劇場版「マクロスFB7 銀河流魂 オレノウタヲキケ!」より「ヴァージンストーリー」。

原曲はFIRE BOMBERの楽曲で"バサラ"福山さんと"ミレーヌ"チエ・カジウラさんのデュエットでしたが、

なんと今回は"イシュタル"笠原さんとバサラの超時空的共演が実現! 

軽快でロックンロールな曲調を楽しそうに歌う福山さんと笠原さんが印象的。今回のSRSは一味違います。

 

福山さんと笠原さんと入れ替わりにショッカーさん登場。

ショッカーさん「素敵な男女二人組でした。男女二人組といえば! 次はangelaの二人の登場だ!!」

観客「うぉおぉお!!」

 

今度はショッカーさんと入れ替わりで、angelaのatsukoさんとKATSUさんが、

当日会場で販売されていたオレンジ色の「スーパーロボット魂2013"春の陣"」タオルを携えて登場。

atsukoさん「どうもー! angelaでーす!」

観客「ォォオオオオオオオオ!!」

atsukoさん「盛り上がってますかぁああ!」

観客「ォォオオオオオオオオ!!」

atsukoさん「スーパーロボットォォ!!?」

観客「スピリィイイイッツ!!」

atsukoさん「ありがとうございます!!」

KATSUさん「いやぁ……暑くないですか?」

atsukoさん「暑いですねぇ……はっ! こんな所にタオルが!」

観客笑。

atsukoさん「はーい、今から歌う曲はタオルを使いまーす」

KATSUさん「タオルが無い方は、ハンカチとかのタオル的なもので大丈夫でーす」

atsukoさん「このタオルを~、振ったり、上げ下げしたり、ぶん回したりしまーす」

KATSUさん「超電磁"タ・ツ・マ・キ"ですよ。"タツマキ"!! ……って、今日はいないじゃん!!」

昨年の「SRS12"春の陣"」で「超電磁タツマキ」というべき所を間違えて「超電磁ヨーヨー」と言ってしまい、

今回リベンジをするも、観客席にコン・バトラーV(のコスプレをした方)がいなくて落胆するKATSUさん。

 

22:Shangri-La/angela

-MC-

 

angelaのお二人の一曲目はアニメ「蒼穹のファフナー」よりオープニング。お二人の代表曲。

凛とした独特の歌声を響かせるatsukoさんと、TATSUさんのギターパフォーマンスは魅力。

振り付けやアジテートを交え、会場を一体にされていました。

 

atsukoさん「いつもだとこれで終わり、『Shangri-La』が終わったら、

     『以上、angelaでしたー』ってなりがちですが、今日は違います!!

            私達、新しいロボットソングを歌っております!! ありがとうございます!! 主題歌です!!」

観客「おおおぉぉおお!!」

KATSUさん「『ガンダム』じゃありませんがサンライズ作品です!!」

観客「おぉおぉおお!!」

atsukoさん「angela、サンライズ作品を歌うのに10年かかりました!!」

 

23:僕じゃない/angela

-MC-

 

当時絶賛放送中のアニメ「革命機ヴァルヴレイヴ」より、リフレインが印象的な世界を暴くシステム的エンディング主題歌。

力強いお二人のパフォーマンスに、荘厳なコーラスと激しい曲調が合わさり、独特の雰囲気を醸し出していました。

 

angelaのお二人を拍手で見送りながらショッカーさんがご登場。

 

ショッカーさん「冒頭で16年目とお伝えしましたが、最初の頃は、連絡がとれないとかの理由で、

                 アニキとかミッチとか、MIQ姐や影ちゃんがロボットソングをカバーしてライブで披露していました。

         今はそういったカバーをしていた曲を、オリジナルの歌手の方に披露して頂けるようになりました。

         今年、デビュー35周年を迎えられます。新井正人さんの登場です!

                 今の夢を忘れた大人たちに聞かせてやりたいですね。『アニメじゃない』っ!!」

 

24:アニメじゃない-夢を忘れた古い地球人よ-/新井正人

-MC-

 

ハイパービームサーベルを片手に新井さん3年ぶりのご登場です。アニメ「機動戦士ガンダムZZ」オープニング。

35周年を迎えられた新井さんの歌声は当時と同じくファンキー。観客をながめながらとても楽しそうに歌われていました。

 

・新井さん「アニメじゃないっ!?」

 観客「アニメじゃない!」

 新井さん「アニメじゃないっ!?」

 観客「アニメじゃない!!」

 新井さん「♪本当のこ~とさ~」

 観客「♪本当のこ~とさ~」

・新井さん「みんながみんな『ガンダム』ファンじゃないからマネージャーとかに止められてたんだけど…やっちゃおうかな?

       ジークジオン!!」

 観客「ジークジオン!!」

 新井さん「ジークジオン!!」

 観客「ジークジオン!!」

 新井さん「ジークジオン!!」

 観客「ジークジオン!!」

 新井さん「ジークジオン!!」

 観客「ジークジオン!!」

 新井さん「やっちゃった。マネージャーごめん」

・新井さん「アニメじゃないっ!?」

 観客「アニメじゃないっ!!」

 新井さん「アニメじゃないっ!?」

 観客「アニメじゃないっ!!!」

 新井さん「アニメじゃないっ!?」

 観客「アニメじゃない!!」

 新井さん「♪本当のこ~とさ~」

 観客「♪本当のこ~とさ~」

 新井さん、やみつきなご様子。

 

25:時代が泣いている/新井正人

26:サイレント・ヴォイス/ひろえ純

-MC-

 

続いては「ガンダムZZ」よりエンディング。新井さんの今の歌声も、ティーンエイジャーの気持ちを歌った作品内容にぴったり。

サビの「♪夢を忘れた~」の部分は回を追うごとに観客の合唱が強まり、とても素敵な一幕でした。

新井さんがおっかけをされ、観客が合唱する場面も。

続いて「ガンダムZZ」2代目オープニング「サイレント・ヴォイス」を歌うひろえ純さん、SRS初登場です。

しっとりとした印象がある曲も、ひろえさんの凛とした歌声に呼応するように観客が大合唱し、ライブならではの臨場感でした。

 

ショッカーさんが改めて、ひろえ純さんをご紹介。

ショッカーさん「先程もお話しましたけど、ひろえさんの歌われた『サイレント・ヴォイス』は、

        最初の頃はアップルがカバーしてまして、他のイベントでも事あるごとに歌ってもらってて、

        ずっと守っててもらってたんですよ。それが今回オリジナルが聞けて、良かったなぁ~!?」

観客「ぉおぉぉぉおおお!!」

ひろえさん「ありがとうございます!」

 

27:一千万年銀河/ひろえ純

28:Ζ・刻をこえて/鮎川麻弥

-MC-

 

続いてひろえさんが歌うのは「ガンダムZZ」より、ひろえさんのきりりとした歌声が光る2代目エンディング。

全ての「ガンダム」シリーズに通じるテーマが詰まっている本曲を、こうして生で聞く機会に恵まれ、嬉しい限りです。

ひろえさんが拍手で見送られ、続いては鮎川さんによる「機動戦士Zガンダム」の刻の涙を見るオープニング。

なめらかな鮎川さんの歌声と、ライブならではのアドリブやコール&レスポンスで会場が一体になりました。

 

鮎川さん「実は私は、アニメとかのお仕事のほかにもいろいろ歌を歌っているのですが…

        今日は少しだけ、その歌を聴いて欲しいと思います」

観客「ぉおお!?」 

 

28.5:三幸製菓 丸大豆せんべいCMジングル/鮎川麻弥

 

CMソング界でもその人ありと言われた鮎川さん。

当時放送中の「三幸製菓」のCM「香りにトライ!編」では俳優の松平健さんと「太陽がくれた季節」をデュエットされていました。

今回はその「香りにトライ!編」の最後にも流れる「丸大豆せんべいCMジングル」を少しだけ披露されました。

 

29:星空のBelieve/鮎川麻弥

30:水の星へ愛をこめて/森口博子

-MC-

 

続いては「Zガンダム」より、鮎川さんのはつらつさが堪能できるエンディング。SRSで歌われるのは「SRS06II GUNDAM」以来。意外。

Zの鼓動はそのまま2代目オープニング、森口さんへとバトンタッチされます。

森口さん独特の透明感ある歌声は、ライブで聞くとより一層その魅力を体感する事ができます。

 

・森口さん「そうそう! この暑苦しいのがスパロボよねっ!!」

・泣きそう。でも歌いたい。

・今年もいた。私の歌で指揮をする人。

 

31:銀色ドレス/森口博子

-MC-

 

続いての森口さんの曲は「Zガンダム」より第20話「灼熱の脱出」で効果的に使用された挿入歌「銀色ドレス」。

清々しくさわやかな歌声を堪能。サビの「♪ドレス着て(ドレス着て)」の追っかけは、回を重ねるごとに会場一体になりました。

 

・観客の「ドレス着て(ドレス着て)」の追っかけで再び泣きそうに。

・森口さん「続いての曲は、私のガンダムといえばこの曲は外せません。

     東北の被災地の方々からも『この曲で勇気をもらった』という声を頂いています。

     日本が、世界がやさしい気持ちになれますように。『ETERNAL WIND』」

 

32:ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~/森口博子

-MC-

 

劇場版「機動戦士ガンダムF91」のテーマソング。「SRS03」で森口さんが初登場されたから10年が経ちました。

やさしさあふれる序盤から芯の強さを感じさせる中盤、その両方をあわせもつ後半と、森口さんの表現力の深さを感じました。

 

ショッカーさん「以上、『ガンダム』特集パートⅡでした!!

        さぁ、ここからは最後まで一気に行くぞぉ!! まずはangelaで『明日へのbrilliant road』!!」

 

33:明日へのbrilliant road/angela

34:Trust You Forever/鵜島仁文

35:キングゲイナー・オーバー!/福山芳樹

36:夢色チェイサー/鮎川麻弥

37:MEN OF DESTINY/MIQ

 

ラストコーナートップは、angelaのお二人によるアニメ「宇宙のステルヴィア」より、なめらかな歌声が印象深いオープニング。

揃いの振り付けもあり、改めてangelaのお二人は会場を一体にさせるのが達者な方々だと思いました。

そして勇壮なイントロと大歓声の中、鵜島さんが歌われたのは「機動武闘伝Gガンダム」より2代目オープニング。

この曲も人気が高いだけに、観客は大合唱状態。ライブならではの空気感の中で堪能するこの曲は、たまりませんでした。

まだまだ人気曲が続きます。SRSでは久々となるアニメ「OVERMANキングゲイナー」よりオーバーヒートなオープニング。

福山さんの高揚感ある歌声に誘われ、観客の多くがオープニング映像よろしく踊りまくりました。

オーバーヒートからデッドヒート。アニメ「機甲戦記ドラグナー」より初代オープニング。

曲の進行と共に鮎川さんのしなやかで深みのある歌声も加速度を増していき、さらに大盛り上がりとなりました。

「ラストソング!!」と登場されたMIQさんが歌うのは、OVA「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」より2代目オープニング。

たくましくも哀愁漂う戦士の姿を、MIQさんが力強く歌いあげ、熱狂の渦となりました。

 

-アンコール-

-MC-

 

拍手と歓声の中、MIQさんがご退場。続いてバンドの皆さんも退場される事になると観客からアンコール。

しばらくアンコールが続いているとアンコールに合の手を入れる形でショッカーさんがご登場。

 

観客と一緒に出演者全員を一気に呼び込みます。

ショッカーさん「呼んでくれるのはもちろん皆さんです。いきますよっ! スーパーロボットォオオ!!」

観客「スピリィイィイイイイイイイッ!!」

拍手の中、出演者の皆さんが続々とご登場。

 

・本日のここまでの曲数は、なんと史上最多の37曲。

・ここでバンド、コーラスのみなさんを改めてご紹介。

・普段も金髪でエレガントなカインズの斉藤さん。当日は髪の毛を縦ロールに巻かれていました。

 なので期間限定芸名「オスカル斉藤」。

・まだまだ若手のangela。

・「アニメじゃない」コール&レスポンスがやみつきな35周年の新井さん。

・「ガンダム」関係が大半を占める中、がんばる「マクロス」班。

・串田さん「さっき初めてスパロボに出たって言ったけどさぁ…」

 ショッカーさん「ホントはかなり初期の頃に出てくれたんですよね。まったくのサプライズで。」

 串田さん「そうなんだよねぇ、いやぁ覚えて無かったんだよなぁ」

 ※ちなみにこの時のサプライズ出演とは「SRS00"夏の陣"」。その時の盛り上がりは凄まじかったです。

 その後、串田さんは「SRS04"春の陣"」で正式にSRSに初参加され、今回実に9年ぶりのご登場でした。

・MIQさん「今日は最初からクッシーと歌えて楽しかった! もっと一緒に歌いたかったー!」

・ショッカーさん「姐さん、最後はあの曲でいきますか?」

 MIQさん「(ポーズを交えながら)これかい?」

 ショッカーさん「いやいや、それは明日、でっかいZがまってますから。ここはひとつ、とびますか?」

 MIQさん「そうだね。とぼう!!」

 ショッカーさん「とびましょう! 皆さんも一緒にとんでくださいね!! 『ダンバインとぶ』!!!」

 

38:ダンバインとぶ/MIQ & ALL CAST

 

「スーパーロボット魂2013"春の陣" 2DAYS」1日目のフィナーレを飾るのはアニメ「聖戦士ダンバイン」よりオープニング。

てっきりラストは「翔べ! ガンダム」か「哀・戦士」かと思っていただけに嬉しい選曲でした。

放送より30周年目となるMIQさんの代表曲を、このメンバーで大合唱している様は圧倒的な壮観でした。

 

拍手が続く中、出演者、バンド、コーラスのみなさんがステージ前方にご登場。

MIQさんの音頭で万歳三唱をした後、ショッカーさんの紹介順にみなさんそれぞれが拍手で見送られ退場されていき、

残りはMIQさん、鮎川さん、森口さん、ショッカーさんだけに。

 

ショッカーさん命名の「ガンダムレディース/ガンダムギャルズ」はとても仲良しということで、

お三方は一緒に退場されました。

 

ショッカーさん「みんなぁああ、楽しんでくれたかァアアア!!?」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「また絶対会おうなぁああああああああ!!!」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおおぉおおおおお!!」

ショッカーさん「それじゃあ、約束のっ!! ッスゥウーゥパァァアアア・ロォ・ボ・ッ・ト・ォッ!?」

観客「スピリイィイイイィィイイィイイィッッツ!」

ショッカーさん「…期間限定、スペースショッカーO野でしたっ!! また明日!!」

 

ショッカーさんが颯爽と退場され、「スーパーロボット魂2013"春の陣" 2DAYS」1日目は終演となりました。

線引きはあやふやではありますが、リアル系ロボットを中心にしたライブというのはとても新鮮。

一曲目からやられっぱなしで、おなじみの盛り上がる楽曲もあり、久し振りに聞く事が出来た曲や、

ここでしか聞く事が出来ないデュエット、最新ロボットアニメに至るまでを網羅しているのはSRSの懐の広さならでは。

更にSRS史上最多の曲数を、これでもかという程に堪能させて頂きました。

ですので、翌日の「スーパーロボット魂2013"春の陣" 2DAYS」2日目への期待が更に高まりました。

補足

 

・まず、やはり特筆したいのはMIQさんお一人での「サイバスター」。

 最近イベントでソロで歌われたという話は聞いていましたが、まさか今回聞けるとは。

 思えば水木さんや影山さん、そしてJAM Projectに至る「スーパーロボット大戦」のオリジナル楽曲の歴史は、

 MIQさんの「サイバスター」と「TIME TO COME」から始まったんだと思うと、感慨深くしみじみ聞いていました。

 

・さらに途中から串田さんが駆けつけられるとは。おぉマサキとイングラムの合体攻撃。

 

・SRSのコール&レスポンスをトーク中はもちろん、歌の中でも交えたり、

 SRSタオルを愛用したり、アンコールでSRSTシャツ姿で登場したり、

 アンコールで歌いながらとにかく煽りまくったり、音頭を取りながらと相棒を正拳突きしたりと、

 angelaのお二人の染まりっぷりと、楽しもう楽しませよう心意気につくづく感服いたしました。

 

・ショッカーさんの「(魂ライブに来るのが)三回目以上の方ー!?」

 という問いに殆どの観客が手を挙げる中、スタッフであるカメラマンさんも挙手。

 

・とにかくコール&レスポンスが大好きな新井さん。

 

・近所で買い物中、たまたまMIQさんに遭遇したショッカーさん。

 ショッカーさん「普通の街中で会うとね。なんかびっくりしますね」

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