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340スズキ♪ presents 「歌祭26 ~山野さと子の巻~」

12.7.6 Naked Loft

 

出演/山野さと子

 

司会/鈴木美潮

 

演奏/カラオケ

 

 

読売新聞記者ある鈴木美潮さんが、大好きな特撮ヒーロー作品の関係者をゲストに迎え、

トークや歌を中心に催されているイベント「340 presents」。

その中でも歌手をフューチャリングしたのが「歌祭」です。

 

リレー形式で出演者が決められる事、26回目。

今回は工藤真由さんからのご紹介で、山野さと子さんがご登場。

 

山野さんは日本コロムビア主催の「第1回アニメシンガーコンテスト (「地球へ…」主題歌コンテスト)」で優勝され、

テレビドラマ「生徒諸君!」のオープニング「ハーイ! 生徒諸君」でデビューされました。

 

アニメ「ミームいろいろ夢の旅」のオープニング「ポケット宇宙」、

アニメ「とんがり帽子のメモル」のオープニング「とんがり帽子のメモル」

アニメ「メイプルタウン物語」のオープニング「メイプルタウン物語」など、

やわらかくかわいらしい印象の主題歌を数多く歌われ、

中でも大杉久美子さんから歌い継がれた「ドラえもん」のオープニング「ドラえもんのうた」は、

10年以上にわたり番組の顔として親しまれました。

特撮作品では「どきんちょ! ネムリン」のオープニング「ぴんく、ピンク、PINK!」 

「光戦隊マスクマン」の挿入歌「レディアクションきめたらおしゃれ」などを歌われています。

また、歌手としてだけではなく、「トッポ・ジージョ」のジーナや、「ピグマリオ」のオリエなど、

主にご自身が主題歌を歌われた作品で声優としても活動されています。

「歌祭」は歌の祭りですがトークライブですので、詳しい内容は省略します。

来場された方だけのお楽しみです。

会場は新宿にあるNaked Loft。ライブハウス形式の居酒屋で「歌祭」シリーズは毎回ここで行われています。

トーク用のテーブルと二つの椅子が置かれたステージには、譜面台も用意されており、

その脇には関係者席としてヒーロー席が設けられていました。

開演の30分程前になると、Naked Loftのスタッフ、前川さんによる「日本特撮党」グッズの物販が行われ、

スポーツタオルには直前に撮影された山野さんのサイン入りポラロイドが付けられていました。

 

物販が終了し、開演時間になると前川さんの紹介で、

ご自身の歌われた「激流」な流れる中、司会の鈴木美潮さんがご登場。

 

・当日は芳しくない天候。

 美潮さん「山野さんは晴れ女らしいんですけど…」

・そして今回の主役、山野さと子さんのご登場です。

 

01:ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪ (1C)/山野さと子

-MC-

 

前回の工藤真由さんからのご紹介という事で、「スイートプリキュア」よりオープニングを歌いながら山野さんご登場。

帽子をかぶりって夏らしい出で立ちでの山野さんは、格好そのままにさわやかに歌われていました。

 

・山野さん「よろしくねがいしまーす」

・乾杯の発声「みなさん、盛り上がりましょー!」

・お酒って怖い。

・美潮さんによる「歌祭」の説明。

 美潮さん「今回はムチャ振りできて無い」

 

・大人しかったという小さい頃のお話。

 山野さん「授業中に答えがわかってても手を挙げられないくらいでしたね」

・「ロンパールーム」「ママとあそぼう! ピンポンパン」を見て一緒に歌う。

 山野さん「テレビと一緒に『鏡よ鏡よ鏡さん~』ってやってたんですけど、なかなかさと子ちゃんって呼んでくれないんですよ」

・山野さんと美潮さんは一歳違い。

 美潮さん「27歳と28歳ですよね」

・優等生だけど家では変な顔をしていた。

・子供の頃のお写真。

 山野さん「おー」

・耳が立っていてすぐわかる。

 山野さん「お父さん似なんですけど、人間の子じゃないみたいですよね子供の頃は嫌で嫌で。

     だから今はその反動で伸ばしてるのかもしれませんね」

・小さい頃の写真が白黒でホッとする美潮さん。

 美潮さん「前回の真由ちゃんなんて写真の右下に90年とか書いてあるんですよ!?」

・この頃はみんなパッツン刈り上げ。

 山野さん「前髪が伸びてきたらおばあちゃんに切られちゃうんですよ。耳にかかっても駄目ですし」 

 美潮さん「目が悪くなるとか言われるんですよね」

・初めて人前で歌ったのは、小学校の授業で先生に「さっちゃん、みんなの前で歌ってみな」と言われて。

・子供の頃好きだったアニメ。

 

02:エッちゃん (1C)/山野さと子

-MC-

 

お好きだったアニメという事で挙げられた「さるとびエッちゃん」のオープニング。オリジナルは増山江威子さん。

ミラーボールが回り、山野さんの穏やかな歌声に合わせて多くの観客が身体を揺らして聞き入っていました。

 

・美潮さん「なんか異様な光景ですね。外から見た人はどう思うんでしょうか」

・子供の頃見ていた特撮。

 山野さん「弟がいるので『ジャイアントロボ』とか『マグマ大使』とか見てましたね」

 

03:マグマ大使 (1C)/山野さと子

-MC-

 

という事で「マグマ大使」のオープニング。マモルとガムがお好きだったとか。オリジナルは勇壮な男声コーラスですが、

山野さんの歌声で聞くと少年視点の趣きを見ました。歌の最後では手を挙げてポーズをとられていました。

 

・中学では三年間学級委員。

 美潮さん「ピンク・レディーとか踊ってたりしました?」

 山野さん「踊ってました! 昼休みとかに」

 美潮さん「それは真面目な方ですね」

・ブラスバンド部でピッコロを担当。

・これまでの「歌祭」出演者の部活動。

・高校もブラスバンド部だったものの、廃部に。

 山野さん「夏休みの朝連が早くて、校門が閉まってるから塀を越えたりして。それが問題になっちゃったんですよ。今は大丈夫ですけど」

 美潮さん「塀を乗り越える…ね」

・その頃の真面目なお写真。

・個人情報が漏れる恋バナ。

 

04:恋する夏の日 (1C)/山野さと子

-MC-

 

恋の話から天地真理さんの7枚目のシングルを、少しものまねをしながら振り付きで。山野さんが歌われると、

原曲とは一味違う味わいでした。美潮さんが感嘆した振り付けは、当日に動画サイトを見て覚えられたとか。

 

・打ち合わせの翌日にメールで「やっぱりアグネス・チャンじゃなくて天地真理で!」

・中学の時、お母様と妹さんと「家族そろって歌合戦」に出場。

 

05:だけど… (1C)/山野さと子

-MC-

 

「家族そろって歌合戦」に出場された際、山野さんがソロで歌われたという高田みづえさんの2枚目のシングル。

それまでとは異なる、凛と少し蓮っ葉に歌われる山野さんの歌声は、とても新鮮でした。

 

・歌手になるきっかけは、高校二年生の4月、妹さんの勧めで受けた「地球へ…」主題歌コンテスト。

・「地球へ…」主題歌コンテストのチラシ。

・「キャンディ キャンディ」で応募。

・「地球へ… Coming Home To Terra」と「愛の惑星 All We Need Is Love」を口ずさむ山野さん。

・コンテストの最中と優勝した際の竹宮惠子先生とのお写真。そして当時の宣材写真。

 山野さん「私の他に男性の優勝者もいたんですよ。堀欣也さん、『がんばれ元気』の。

            彼は私より少し先にデビューしたんですけど、今は普通のお仕事されてますね」

・"妹分"として堀江美都子さんにかわいがってもらう。

・コンテストに優勝するとは思っておらず、同行したお母様と東京見物して、パンダでも見て帰ろうと。

 山野さん「でも優勝して、母と、ぅわぁ~えらいこっちゃ~って」

・デビュー曲を作曲された小林亜星さん。

 山野さん「すごく大きな方で、一緒に撮った写真があったんですけど、

             私がセミみたいに先生にくっついてる」

 美潮さん「セミですか?」

 

06:IF WE HOLD ON TOGETHER/山野さと子

-MC-

 

ここで趣きを変えて洋楽を。アニメ映画「リトルフット」の主題歌で、日本ではドラマ「想い出にかわるまで」の

主題歌にも使われたDiana Rossの楽曲。かわいいだけではない、包容力のある一面を垣間見れました。ラストのロングトーンが素敵。

~休憩~

 

ここで10分間休憩。後半までは別のスタッフさんによって「メイプルタウン」の話を交えながら

再び物販が行われました。そして休憩が終了すると、美潮さんが登場されました。

 

07:ハーイ! 生徒諸君!/山野さと子

-MC-

 

美潮さんに呼び込まれ、右手にリストバンドを付け、活発な印象に衣装チェンジされた山野さんがご登場。

デビュー曲ドラマ「生徒諸君!」のオープニングを衣装そのまま活発に振り付きで歌われ、観客はコールで応えていました。

 

・カラオケに当時の声が入っている。

・コンテストに優勝してから。

・ボイストレーニング。

・再び乾杯からお酒の話。

・かつての「歌祭」の課題曲「高速戦隊ターボレンジャー」。

 美潮さん「今日はそのオリジナル歌手の方が来てますね」

 

08:高速戦隊ターボレンジャー (1C)/山野さと子

-MC-

 

「ターボレンジャー」の主演兼主題歌歌手である佐藤健太さんがいらしている事もあり、かつての課題曲が復活。

山野さん曰く「キーを高くし過ぎた」との事でしたが、それがかえって良い感じに作用していました。

 

・健太さん「最高ですっ! かわいいっ!!」

 美潮さん「女子高生戦隊って感じですよね」

・カバーソングのお話。

・歌が大阪弁になっている。

09:海のトリトン (Go! Go! トリトン) (1C)/山野さと子

-MC-

 

山野さんがお好きだという「海のトリトン」より、多くの方がカバーされているオープニング。

やさしい中にも芯のある山野さんの歌声は、さながらルカーの視点で歌っているようでした。

 

・ディズニーを歌うという事。

・ミッキーの60回目の誕生日の年から、10年近くショーで各地を周る。

 山野さん「ディズニー大好きなので、半分趣味みたいですよね」

・当時のお写真。

・ディズニーの人気者、世界のスーパースター。

・東京ディズニーランドも大好き。

・落ち込む松本梨香さんからの提案で米倉千尋さん、柿島伸次さん、

 結城アイラさん、彩音さん達とディズニーランドへ。

 山野さん「あと谷本貴義くんも」

 美潮さん「なんで今客席から笑いが起こったんでしょうね?」

 山野さん「みんな"社長"って呼んでましたね」

 美潮さん「まぁ間違ってないですね。ヘンなモノ売りつけられませんでした?」

・松本さん曰く「さとちゃんとディズニーランド行くと楽しいねっ!!」

・美潮さん「でもそれだけの面子で行ったらミッキーも驚きますよね。

           『おぉっ、ポケモン来たよポケモン』って。同じネズミですし」

・山野さん「手を振ると振り返してくれますからね、ミッキーは」

 美潮さん「さすが世界のスーパースター。ちゃんと一緒に周ってたの覚えてるんですね」

 山野さん「そうですよ。ミッキーは一人ですからね」

 

10:小さな世界 (It's a Small World) /山野さと子

-MC-

 

各国のディズニーパークにあるアトラクションのテーマ音楽で、誰しも耳馴染みのある曲。

山野さんは手話を交えて歌われ、かわいらしい中にも風格のあるステージでした。

 

・美潮さん「こういう雰囲気もいいですね」

・アニソン界の人々。

・同時代人である宮内タカユキさん。

・「メモル」と「超電子バイオマン」は同時期。キャンペーンで一緒になった

 初対面の宮内さんはサングラスに皮ジャンの黒ずくめのいで立ち。

 山野さん「でもサングラスを取ったら凄く可愛い目で、腰も凄く低くい方で」

・ここで山野さんが持参された90~93年当時のコロムビア所属アニソン歌手を紹介する

 パンフレットをプロジェクターで映して観賞。

 紹介されていたのは堀江美都子さん、水木一郎さん、山野さと子さん、

 橋本潮さん、内田順子さん、吉田小百合さん、石田よう子さん、

 大杉久美子さん、川田正子さん、沢靖英さん、古川久子さん、

 宮内タカユキさん、影山ヒロノブさん、

 串田アキラさん、アップルパイのみなさん、大倉正丈さんなど。

・コロムビア アニメ大行進のお話。

・その頃のチラシに写っている炎力さん。

・先輩達のお陰でお酒が強くなる。

 

11:宇宙刑事ギャバン (1C)/山野さと子

-MC-

 

パンフレットの串田さんが印象的だった為、串田さんの代表曲「宇宙刑事ギャバン」を。

串田さんとは異なる山野さんのアプローチは、美潮さんが「ギャバンすらもかわいい」と評されるほどでした。

 

・美潮さん「ミミーが歌ってるみたいですよね」

 山野さん「おー」

 美潮さん「叶和貴子さんが演じられて手…あの、インコになって飛ぶ人です……あたし間違った事言ってないよ!!」

・短大を卒業し、二十歳で大阪から東京へ。

・学芸部長の言葉とサンディエゴの青空。

・NHK教育の番組「ワンツー・どん」などのオーディションを経て、「ゆかいなコンサート」のお姉さんへ。

・山野さんの持参された、

 「ハーイ!生徒諸君」「Tango Chu Chu」「いけない三角関係」「そうだよおいらは」

 「バッテンロボ丸/ぼくらのカリントニュータウン」「ぴんく、ピンク、PINK!」

 のシングルレコードに載っている山野さんのお写真をプロジェクターで観賞。

・ここで課題曲。

 山野さん「やえどん、うたって~」

 

12:Everyday、カチューシャ/山野さと子 うちやえゆか

-MC-

 

一週間前にカラオケボックスで特訓を受けたうちやえゆかさんの助けを受け、「歌祭」の課題曲。

ミッキーとダンスをやられていただけあり、山野さんは軽やかに歌い、踊られていました。

 

・うちやえさん「完璧でした」

・山野さん「歌って踊るって大変ですね」

・絶対歌ってない。

 山野さん「でもあれだけのパワーがあるっていうのは凄いですよ」

・「ドラえもんのうた」の話。

 山野さん「どーしよー」

・堀江さんへの相談と助言。

 

13:越冬つばめ (1C)/山野さと子

-MC-

 

ここで演歌を。サビの「ヒュルリ ヒュルリララ」が印象的な森昌子さんの代表曲。

途中で歌詞を忘れてしまう場面もありましたが、最後のタメを含め、情感たっぷりに歌われていました。

 

・演歌好き。「津軽海峡・冬景色」や「夫婦みち」をよく歌われるとか。

 山野さん「出身が大阪なので『夫婦みち』の感想の台詞が好きなんですよ~」

 

プレゼント抽選会

 

入場時に配られた抽選権をもとに、出演者のグッズや私物が当るプレゼント抽選会。

今回は「アニソン紅白2010」のTシャツやお手製のステンレスたわしとポスター、

「おかしなかき氷 ガリガリ君」、ドラッチなどがプレゼントされました。

 

お友達紹介

 

次回の出演者にバトンを回すため、山野さんがお電話。

電話をかけながら「♪聞こえるか~?」と「復活のイデオン」を口ずさまれると、ヒーロー席から電話のお相手がご登場。

たいらさん「どうもこんばんわ、たいらいさおです」

美潮さん「という事で次回はたいらいさおさんです!」

 

・ラストのコーナーは山野さんのオリジナル曲。

 

14:ぴんく、ピンク、PINK!/山野さと子

-MC-

15:レディアクションきめたらおしゃれ/山野さと子

-MC-

16:ぼくらのカリントニュータウン/山野さと子

-MC-

17:ドラえもんのうた/山野さと子

 

まずは美潮さんもお好きな「どきんちょ! ネムリン」のオープニング。「久し振りに歌う」という山野さんは、

不思議な味わいがある楽しい歌を、観客の投げ込みと共に楽しげに歌われました。

続いては「光戦隊マスクマン」第34話「愛と殺意のブルース」。初めて歌われるというと事で、しっかりと着実に歌われ、

それは続く「ぼくらのカリントニュータウン」も同様。こちらは放送当時に遊園地などで歌われていた時以来だとか。

どの曲も雰囲気がブレず、山野さんの実力の程を思い知りました。

そして最後はやはり山野さんの代表曲中の代表曲「ドラえもんのうた」。

山野さんはひみつ道具の投げ込みでは観客にマイクを向けられ、はつらつとしながらも堂々とした歌いっぷりでした。

 

・最後に山野さんからご挨拶。

 山野さん「今日は生い立ちから語っちゃいましたが、楽しかったです! どうもみなさんありがとうございました!!」

 

閉演BGM:ドリーム・チェイサー

 

大きな拍手が起こり、340スズキ♪ presents 「歌祭26 ~山野さと子の巻~」は終演となりました。

美潮さんと同年代という事もあってか「歌祭」の中でも類を見ない程、和やかで清廉としたイベントになったのは、

ひとえに山野さんのお人柄あってのもの。

「歌祭」は出演者によって表情の変わるイベントだという事を改めて感じました。

 

ゲスト/うちやえゆか

 

補足

 

・山野さん「Sheena Eastonにしとけばよかったぁ~」

 

・○回目で数える誕生日。美潮さん「今度からそれでいきましょう」

 

・コロムビアのパンフレットは野球をモチーフにされていて、

 歌手のみなさんには野球に関係したキャッチコピーがつけられていました。

 

・山野さん「堀江さんには衣装を頂いたり、おウチに呼んで頂いてごはんを食べたり、お世話になりました」

 

・堀江さんは今の方が若い。

 

・水木さんはまだ赤いマフラーを巻いていない。

 

・大杉さんは本当に変わらない。

 

・宮内さんはまだしも、影山さんは全然違う。美潮さん「全然ロックを感じないですよね」

 

・山野さん「佳代ちゃん(平山佳代子さん)はわかる!」

 

・後のガオブラック。

 

・たいらさん「いやぁ、今日来てよかったよ」

 美潮さん「色々楽しみですよ~。歌はもちろん踊りとか」

 たいらさん「えっ! 僕と水木のアニキは『おかあさんといっしょ』のうたのおにいさんの中でも、

              フリを覚えないで有名な…アニキごめんね」

 山野さん「あ、なんか聞いた事あります」

 

・打ち合わせ後に山野さんが色々な曲のカラオケを発見され、

 その中の一曲であった「ぼくらのカリントニュータウン」は急遽追加されたとか。

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