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スーパーロボット大戦20周年記念イベント 鋼の魂祭 夜の部

12.3.18 東京国際フォーラム・ホールA

 

出演/神谷明 古谷徹 置鮎龍太郎 中村悠一 寺島拓篤 檜山修之 保志総一朗 小西克幸 相沢舞 (発表順)

 

    水木一郎 JAM Project(影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし 奥井雅美 福山芳樹)

    美郷あき 樋浦一帆 angela(atsuko KATSU) 米倉千尋 (発表順)

 

    寺田貴信

 

演奏/G.松尾洋一 G.横関敦 G.TAKEO B.山本直哉 Key.寺田志保 Dr.岩田"GUNTA"康彦 G.福山芳樹 G.KATSU カラオケ

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

 

この星の明日の為のスクランブルだ。

 

 

「マジンガーZ」や「ゲッターロボ」、「機動戦士ガンダム」などの数多のロボットアニメが

一つの世界に集まるシミュレーションRPGシリーズ「スーパーロボット大戦」。

各ロボット作品の、年代やシリーズの枠を超えての「夢の共演」は、放送当時各作品を見ていたファンは勿論、

放送当時に生まれていなかった年齢層も巻き込み、今までに50本以上のタイトルを発売する一大ムーブメントとなりました。

 

ゲーム業界に様々な影響を及ぼし続けているのはもちろん、アニメソング界にも多大な影響を与えているのがこの「スーパーロボット大戦」。

ゲームのヒットを受けて1997年に開催されたライブ「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」がひとつのきっかけとなり、

往年のアニメソングが再評価され、レコード会社の垣根を越えたアニソン歌手の共演や、オリジナルシンガーの復帰、

なにより現在は当たり前になっているライブスタイルでのアニメソングイベントが多く開催されるようになりました。

 

そんな「スーパーロボット大戦」が2011年に発売から20周年を迎えました。

20周年を記念し、参戦作品の声優さんによるトークとアーティストさんによるライブによるイベント「鋼の魂祭」が開催されました。

昼夜の二回公演のうち、今回は夜の部のレポートです。

 

会場は公的総合文化施設・東京国際フォーラムのホールA。

ロビーでは20周年記念のグッズが各種販売されていた他、歴代のゲームソフトやフィギア等が展示されていました。

会場内には「スーパーロボット大戦」のオリジナルBGMが流されていました。

ステージ上は前方にメインステージがあり、バンドブースで挟まれた階段を上ると、後方にステージがもう一つ。

後方ステージのすぐ後ろには大型ビジョンがあり、「SUPER ROBOT WARS 20th ANNIVERSARY」の文字が映し出されていました。

ステージの左右にもビジョンがセッティングされていおり、その上空には20周年記念ロゴマークがつるされていました。

 

開演15分前になるとBGMがそれまで流れていたものと違うもの変わり、徐々に音が大きくなっていきました。

次第に重低音が響くようになると、5分前を告げるブザーが鳴り、今回ご出演の相沢舞さんによるアナウンスが。

 

 

●挨拶/寺田貴信

 

・開演前に「スーパーロボット大戦」チーフプロデューサーの寺田貴信さんがご挨拶。

・10周年、15周年と節目にイベントを開催し忘れ、今回念願の記念イベント開催。

 

大型ビジョンに水木一郎さんが出演されている最新作「第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇」のテレビCMが、

開演までのカウントダウンがメイキングを織り交ぜて映し出される中、

バンド、コーラスの皆さんがセッティングされ、いよいよ開演です

 

01:空飛ぶマジンガーZ/水木一郎

 

雄々しいカウントダウンと共に、真っ赤にきらめくジャケットコートを纏った水木さんがご登場。

オープニングは「スーパーロボット大戦」でもお馴染み「マジンガーZ」の挿入歌であり、

映画「マジンガーZ対デビルマン」のオープニングである「空飛ぶマジンガーZ」から。

一番が終わると水木さんの周囲をスタッフさんが取り囲み、何やら装置を取り付けて、

二番がはじまるカウントダウンと共に、勢いよく炭酸ガスが噴射されたと思った途端、

 

大空はばたく紅の水木さん。

 

ワイヤーで吊り下げられながら、ジェットスクランダーを得たマジンガーの勇姿を高らかに水木さん。

この曲が最初に歌われた事も不意を突かれた感じでしたが、まさか水木さんが空を飛ぶとは。初っ端から驚きでした。

 

●SUPER ROBOT WARS HISTORY 1/神谷明 古谷徹 置鮎龍太郎 檜山修之

 

水木さんが退場されると、大型ビジョンには、これまでゲームに参戦した作品の、

放送当時の映像が年代順に矢継ぎ早に映し出されました。

「機動武闘伝Gガンダム」まで上映された所で、神谷明さんと古谷徹さんがご登場。がっちり握手をされると会場内は大歓声。

神谷さんは「ゲッターロボ」の流竜馬、古谷さんは「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイとして

「スパーロボット大戦」の歴史を辿る中、途中から置鮎龍太郎さんが「新機動戦記ガンダムW」のトレーズ・クシュリナーダ、

檜山修之さんが「機動戦士ガンダム第08MS小隊」のシロー・アマダとして合流し、共に歴史語りをされました。

げーむさながらのキャラクターの会話を、生で体感する事が出来るのは、とても貴重で嬉しゅうございました。

 

神谷さん「『スーパーロボット大戦』を語る上で、彼の事は外せない。"Mr.スパロボ"、水木一郎、 プレミアムヒットメドレー!!!!」

 

02:水木一郎 プレミアムヒットメドレー

   おれはグレートマジンガー (TVサイズ)

~コン・バトラーVのテーマ (TVサイズ)

~鋼鉄ジーグのうた (TVサイズ)/水木一郎

 

水木さんが登場され「スーパーロボット大戦」参戦作品の中から代表作ともいえる三作をTVサイズのメドレーで。

ゲーム中でも中核になっている「グレート」、「コン・バトラー」、「ジーグ」の連続に、会場内は大盛り上がり。

TVサイズという事で、大型ビジョンには放送当時のオープニング映像が流れるという、嬉しい演出がされておりました。

 

●20周年記念スペシャルトークショー/古谷徹 置鮎龍太郎 中村悠一 寺島拓篤

                  檜山修之 保志総一朗 小西克幸 相沢舞 寺田貴信

 

続いては「スーパーロボット大戦」に参戦した作品に出演された声優さん達によるトークショー。

置鮎さんと相沢さんが司会、寺田さんが解説をご担当。

・まずは保志総一朗さん、小西克幸さん、中村悠一さん、寺島拓篤さんがご登場。

・まず保志さんが普通にご挨拶すると、小西さんが「天元突破グレンラガン」のカミナ、

 中村さんが「機動戦士ガンダム00」のグラハム・エーカー、寺島さんが「創聖のアクエリオン」アポロとそれぞれの役柄を交えてご挨拶。

 保志さん「なんだぁ、みんながそうするんなら僕もそうすればよかった」

・続いて古谷さんが「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」のアムロ・レイ、

 檜山さんが「機動戦士ガンダム第08MS小隊」のシロー・アマダの台詞を交えご登場。

 

ここからは事前のアンケートを基にトークを展開していくことに。

・質問「自分の機体以外に乗ってみたいロボットは?」

・中村さんの答えは「νガンダム」。中村さん「アムロしか『フィン・ファンネル!!』って言ってないんですよ。

 他のキャラはみんな『ファンネル』なんですね。"フィン"が言いたい」

・ご本人の前で言ってみる。古谷さん「やっぱり誰が言ってもカッコイイですよ」

・小西さんは是非参戦してほしいという思いを込め、未参戦作品の「銀河漂流バイファム」のラウンドバーニアン。

・続編「銀河漂流バイファム13」で主人公ロディの演じている保志さん。

 「ラウンドバーニアンは動かしやすいですよ。ガンダムとは全然違いますね」

・小西さんと同じく「バイファム」好きな寺田さん「ラウンドバーニアンは子供でも動かせるように設定されていますからね」

・「バイファム」好きな寺田さんが「スーパーロボット大戦」に「バイファム」を出さない、出せない理由。

・質問「子供の頃、買ってもらいたかったロボット玩具は?」

・ジャンボマシンダーシリーズの大空魔竜ガイキングを挙げた檜山さん。そして寺田さん。当時の檜山家にはそんな面積はなかった。

・超合金のコン・バトラーVを挙げたのは保志さん。そして置鮎さん、寺田さん。「バンドすらうらやましかった」と寺田さん。

・質問「好きなロボットアニメのヒロインは?」

・「機動戦艦ナデシコ」のホシノ・ルリを猛プッシュする寺島さん。魅力を語れ、

 古谷さんに説明しろという言を受けた「何といっても電子の妖精ですよ!」に観客大喝采。

・「『スーパーロボット大戦』の収録で心がけている事は?」

・「前日は深酒しない事」と古谷さん。

 置鮎さん「呑みはするんですね」

 古谷さん「でも日本酒は呑まないようにしてるよ。鼻が詰まっちゃうから」

 置鮎さん「めちゃくちゃ個人的な体調の話ですよね」

 

・ここからは「第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇」のゲーム画面を使用してのスペシャルアテレココーナー。

・まずは寺島さんの「創聖のアクエリオン」アポロVS保志さんの「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のキラ・ヤマト。

・続いて小西さんの「マクロスF」のオズマ・リーVS置鮎さんの「新機動戦記ガンダムW」のトレーズ・クシュリナーダの"組織の偉い人対決"。

・小西さん、置鮎さんお二人ともアドリブを入れまくり。

・喜色満面の相沢さん「いやぁ~エレガントですなぁ~」

・最後は中村さんの「マクロスF」の早乙女アルトVS蒼月昇さんの「機動戦士ガンダム00」のリボンズ・アルマーク。

・ここでシークレットゲスト。古谷徹さんによく似た"新人声優"蒼月昇さんご登場。新人声優なのにサングラス着用。

・出演陣の中で誰よりも新人で腰も低い蒼月さん。でも他の皆さんは妙に恐縮。

・蒼月さん「スゴク、緊張しました」

 

●SUPER ROBOT WARS HISTORY 2/中村悠一 寺島拓篤 檜山修之 保志総一朗 小西克幸

 

ここでトークショーは終了。「Gガンダム」から現在までの参戦作品の、放送当時の映像が矢継ぎ早に映し出される中、

保志さんが「機動戦士ガンダムSEED」のキラ・ヤマト、

小西さんが「マクロスF」のオズマ・リー、中村さんが同じく「マクロスF」の早乙女アルト、

「機動戦士ガンダム00」のグラハム・エーカー、寺島さんが「創聖のアクエリオン」アポロをそれぞれ演じ、

「スーパーロボット大戦」の歴史を「α」から語りはじめます。

途中で「第二次α」の下りになると、小西さんがそれまでのオズマから「勇者王ガオガイガー」のボルフォッグに役柄がひらりと変わり、

それに合わせるように「勇者王ガオガイガー」の獅子王凱の檜山さんがご登場。

 

檜山さん「俺達の歌を熱く歌いあげる、この人の登場だ!! 『勇者王誕生!』!!」

 

03:勇者王誕生!/遠藤正明

 

獅子王凱からの紹介を受け、遠藤正明さんが颯爽とご登場。「勇者王ガオガイガー」よりオープニング。

人気の高い作品だけに、観客の盛り上がりは凄まじく「ガガガ」の大合唱が場内に響き渡りました。

 

再び歴史語りがはじまり、小西さんと檜山さんで「天元突破グレンラガン」のカミナとヴィラルの掛け合いを交え、

最新作「第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇」まで語られました。

 

小西さん「オズマです。この頃から、オレが好きで聞いていたこの男も戦いに加わってくれた。『DYNAMITE EXPLOSION』!!!」

 

04:DYNAMITE EXPLOSION/福山芳樹

 

「スーパーロボット大戦」20周年に熱気バサラも駆けつけます。

作品の枠を超えての紹介を受け、福山芳樹さんがギターをかき鳴らしながらご登場。

OVA「MACROSS DYNAMITE SEVEN」のオープニング「DYNAMITE EXPLOSION」をパッショネイトに歌い、奏で、叫ばれていました。

 

●SUPER ROBOT WARS HISTORY 3/神谷明 古谷徹 置鮎龍太郎 中村悠一 寺島拓篤 檜山修之 保志総一朗 小西克幸

●「第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇」プロモーションムービー&ゲーム画面先行上映

 

神谷さん以下、出演された男性声優の皆さんが総登場され、これからの「スーパーロボット大戦」へのメッセージが読み上げられた後、

「第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇」のプロモーションムービー&ゲーム画面が先行上映。

迫力の大画面と重低音の中、ロボット達が次々と登場するたびに観客から歓声が湧きあがっていました。

 

05:宇宙の王者! ゴッドマーズ/樋浦一帆

-MC-

06:Wild succession/美郷あき

-MC-

 

上映が終わるとすぐに大型ビジョンに「六神合体ゴッドマーズ」のオープニング映像とイントロが流れ、

「ゴッドマーーッズ!!!」の声が響く中、後方ステージのせり上がりから飛び出してきたのは樋浦一帆さん。

生でお姿を拝見するのも、歌声を聞くのも初めてでしたが、とても楽しそうに歌われているのが印象的でした。

桶浦さんから紹介を受け、美郷あきさんがご登場され、透明感ある歌声で「スーパーロボット大戦NEO」主題歌を歌われました。

 

07:Shangri-La/angela

-MC-

08:嵐の中で輝いて/米倉千尋

-MC-

 

美郷さんが20周年のお祝いメッセージを述べられた後、angelaのお二人をご紹介。

後方ステージからまずはatsukoさんが登場され、しっとりと歌われた後、曲が激しくなるタイミングでKATSUさんもご登場。

20周年記念のマフラータオルを片手に、振り付けを交えて歌うatsukoさんと、ステージを縦横無尽にかけて奏でるKATSUさん。

続いては米倉千尋さんがatsukoさんの紹介でご登場。ご自身のデビュー曲でもある「機動戦士ガンダム第08MS小隊」のオープニング。

最後のサビでは客席にマイクを向け、観客と一緒になって歌われました。

 

09:HEATS/影山ヒロノブ

-MC-

10:Break Out

~Rocks (1.5C)/JAM Project

-MC-

 

米倉さんに紹介され、続いては影山ヒロノブさんが登場。「真(チェンジ!!)ゲッターロボ -地球最後の日-」より二代目オープニングを歌われ、

「オレの友達を紹介するぜぇ!!」とJAM Projectの皆さんを呼び込み、

挨拶代わりにアニメ「スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ」のオープニング。続いて「SUPER ROBO!!」の大合唱から、

ゲーム「スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS」のオープニング「Rocks」へなだれ込みました。

締めのジャンプを奥井さんに促したものの、譲り返された影山さん。両者が一瞬たじろいだ、

その刹那の隙をついてジャンプを奪った福山さん。

 

・影山さん「ジャンプ泥棒、福山芳樹ぃぃい!!」

・ここでJAM Projectのメンバー全員がそれぞれ自己紹介。

・影山さん「JAMのメンバーでソロのロボット曲がある人はさっき歌ってましたけど、

      なんでサビはお客さんに歌わすねん? らくしゃぁがってぇ~」

 

11:SKILL/JAM Project

-MC-

 

「第2次スーパーロボット大戦α」のオープニングでJAM Projectの代表曲になった「SKILL」。

大人気の曲にイントロで「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」のプロモーションムービー(第1弾)が流れだした事もあり、

観客の盛り上がりは言わずもがなで、ステージ上もJAMとバンドの皆さんも飛んだり跳ねたりと大盛り上がりでした。

 

・ここで今回のバンドとコーラスの皆さん、マニュピレーターさんに至るまでご紹介。

・影山さん「さぁ、ラストはやっぱりこの人を呼ぶしかない!! アニキィイイイ!!」

・観客から怒涛の「アニキコール」を受け水木さんも合流され、いよいよラストの曲。

 

12:鋼の救世主/JAM Project

 

「スーパーロボット大戦α外伝」よりJAM Projectが初めて手掛けた「スーパーロボット大戦」のオープニング。

こちらでも「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」のプロモーション映像が流れていました。

最後のサビで水木さんが舞台中央に、その後ろの階段上ど真ん中に遠藤さんが立ち、リレー形式で歌われる様子は圧巻でした。

 

-アンコール-

 

JAM Projectとバンドの皆さんが退場されると、ステージ上が暗くなりアンコール。

今回のアンコールはJAM Projectのライブで見られる「motto motto」コールで、途中からコールに合わせて照明も点滅していました。

しばらくするとバンドの皆さんが登場され、アンコール一曲目のイントロが流れだしました。

 

13:鋼の魂/水木一郎 影山ヒロノブ

-MC-

 

この曲は「スーパーロボット大戦」の歌では無く、格闘ゲーム「スーパーロボットスピリッツ」のCMソングなのですが、

今回のイベント名が「鋼の魂祭」ですので、この曲が歌われないわけにはいきません。大変嬉しゅうございました。

オリジナルのお二人のみによる歌唱は久々という事もあり、水木さんも影山さんもとても楽しそうでした。

 

・置鮎さん、相沢さんも合流され、出演者全員がご登場。

・相沢さんが出演者の皆さんの名前を呼びあげ、皆さんそれぞれ一言づつご挨拶。

・呼ばれるも、自分の事とわからなかった樋浦さん。

・出演者を代表して声優陣からは神谷さんと古谷さんがご挨拶。

・古谷さん「…スーパーロボット大戦20周年……こんなにうれしいことはない」

・神谷さん「スーパーロボット大戦を通し、もう演じる事が出来ないと思っていた過去のキャラクターを演じる事が出来ました。

      そして『このキャラも演じていたんだぁ』という、嬉しい再会もありましたし、

     若者にかつてのキャラクターを知ってもらえました。

     ゲームはまだまだ続いて行きますが、私も『(年老いた声で)いぃくぞほぉ、げったぁ~びぃ~む』と演じるかもしれません」

 影山さん「ナハハハハ。そんな。ないない」

 神谷さん「とにかく、そんな風になっても演じて行きます!!」

・続いてアーティスト陣から水木さんと影山さんがご挨拶。

・影山さん「さっきの神谷さんじゃないですけど、ボクも、はがねぇ(歯が無ぇ/鋼)あくなるまで、鋼の歌を歌っていきます!!!」

・水木さん「オレはアニメソングを歌って40年になるんですが、その半分にスパロボがあります。

     『スーパーロボット大戦』が無ければ、今、自分達はここに立って、歌っている事はありませんでした。

     15年前に『ROBONATION』というライブをやってなかったら、アニソンのライブも今の様にはなっていなかったと思います。

     全ては『スーパーロボット大戦』があったおかげです」

 

神谷さん「『スーパーロボット大戦20周年記念イベント 鋼の魂祭』最後を飾るのはこの曲だぁっ!!

      みんなも一緒に歌ってくれ!! 『マジンガーZ』!!!」

 

14:マジンガーZ/水木一郎 神谷明 古谷徹 影山ヒロノブ 置鮎龍太郎 

         遠藤正明 きただにひろし 奥井雅美 福山芳樹

         中村悠一 寺島拓篤 檜山修之 保志総一朗 小西克幸 相沢舞

         美郷あき 樋浦一帆 atsuko KATSU 米倉千尋

         寺田貴信

 

「スーパーロボット大戦20周年記念イベント 鋼の魂祭 夜の部」を締めくくるのは、

「スーパーロボット大戦」を象徴するロボット「マジンガーZ」のオープニング。

冒頭の水木さんの「マジーン・ゴォウ!!」の掛け声は、遠藤さんやきただにさんが限りなく延ばすように合図されていました。

イベントの最後という事もあり、ステージ上も客席も大合唱でフィナーレとなりました。

最後の曲の締めでは、楽器が打ち鳴らされるのをより伸ばそうと、世間話を交えようとするも途中で断念された水木さん。

 

・終わった途端に「ドラムのGUNちゃんとベースの山本君は最近色んなライブに出過ぎ! 見に行ったライブに必ず出てる!」と水木さん。

 続いて「稼ぎ過ぎやろぉ」と影山さん。「いいかげんにしろよぉ~」と遠藤さん。

・イベントの最後を万歳三唱で飾る予定だったものの、水木さんからの提案で、ご利益がある「三本締めZ」で締める事になり、

 それまでステージの端にいた寺田さんを影山さんが中央に連れてこられて、「三本締めZ」が行われました。

 

15:スタッフロール(BGM:POWER/JAM Project)

 

突然「スーパーロボット大戦α外伝」のエンディングと共に、大型ビジョンに今回のイベントのスタッフロールが流れ出しました。

拍手の中、出演者の皆さんが順番に退場して行き、神谷さん、水木さん、古谷さん、影山さん、寺田さんの五人だけに。

五人は階段を通り後方のステージまで上がり、観客から惜しみない拍手がおくられる中、退場されました。

 

閉演BGM:宇宙のハーモニー永遠に…

 

スタッフロールが終わると、会場内が明るくなり、閉演のBGMが相沢さんによる閉演の挨拶がアナウンスされ、観客が再び拍手が。

これにて「スーパーロボット大戦20周年記念イベント 鋼の魂祭 夜の部」は終演となりました。

 

最新作「第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇」参戦作品を中心にした声優さん達のトークで楽しみ、

各企業の枠を乗り越えた作品の映像と、最新作の大迫力の上映に圧巻し、今回ならではの演出のライブに熱狂する、

「スーパーロボット大戦」20周年記念にふさわしく、盛りだくさんのイベントした。

 

私達も「スーパーロボット大戦」がひとつのきっかけでアニメソングにどっぷりと虜になった身ですので、

今回のイベントはとても感慨深いものがありました。20周年おめでとうございます。

補足

 

・最初の挨拶から噛んでしまった相沢さん。

 

・コーラスのアップルパイとカインズのみなさんは従来の「魂ライブ」ではステージ左右に分かれて入るのですが、

 今回はステージ向かって右側で一緒にコーラス。とても新鮮でした。

 

・今回のギターは松尾さんとKATSUさんの基本二人体制。JAMの時に横関さんが加わる形だったそうです。

 

・当日はスピーカーが音割れをしているように感じ、アーティストの皆さんのマイクの音量が低いような気がしましたが、

 それでも水木さんと影山さんは普段と変わらない歌声を響かせていらっしゃいました。

 

・置鮎さんの紹介で噛んでしまった相沢さん。

 

・当日会場で販売されていた「20周年記念SRWOG Tシャツ」を着ていた置鮎さんと寺島さん。

 

・せーので「徹ちゃーん」、「ステキー」。古谷さん「一度言ってみてほしかったんですよー」

 

・「フィン・ファンネル」はアムロの特権との事ですが、実は「ZZ」のモンドとかも言っていたりします。

 

・先輩の保志さんと「かわいいかわいい」言う相沢さん。

 

・そんな相沢さんより蒼月さんは後輩。

 

・小西さん「誰がなんと言おうと、今はボルフォッグだ!」

 

・atsukoさん「今日はスパロボ20周年という事でスパロボ20周年ピンバッヂを付けております!!」

 

・angelaは今年で19周年。atsukoさん「スパロボに追い付け追い越せで頑張っていきます! 待ってろ20周年!!」

 

・米倉さん「20周年、ハタチですよー。もうオトナですね。みんなでスパロボハタチおめでとーっていいましょー!!」

 観客&米倉さん「スパロボハタチおめでとー!!!」

 

・最後の最後でも噛んでしまった相沢さん。

 

・影山さん「JAMを結成して12年。オレ達の歴史はスパロボと一緒にあります!」

 

・出演者のみなさんが退場される時、蒼月さん再び登場。

 

・水木さん「寺田君との出会いが無ければ、このイベントはあり得ませんでした。ありがとう!!」

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