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スーパー戦隊"魂"V 2011 東京公演

11.11.13 Zepp Tokyo

 

出演/ささきいさお 堀江美都子  串田アキラ MoJo 宮内タカユキ 北原拓 New Jack拓郎

    山形ユキオ 高取ヒデアキ サイキックラバー(YOFFY JOE) NoB 谷本貴義 高橋秀幸 松原剛志

    (主題歌発表順)

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

演奏/Super Rescue BAND(G.鍋嶋圭一 Ba.吉岡満則 Dr.板垣正美 Key.松原博)

 

 

飛び出せ! 永遠に時を越え 最強戦士 オンパレード!

 

1975年(昭和50年)に放送された「秘密戦隊ゴレンジャー」から始まったスーパー戦隊シリーズ。

様々な境遇の複数の戦士たちが力を合わせ、人々を傷つける悪と戦い、地球を守る様子を描いた

特撮ヒーロー番組も、2011年に35作品目を数えるまでに至りました。

 

11年の最新戦隊である「海賊戦隊ゴーカイジャー」は節目の35作目という事もあり、

ゴーカイジャー達が歴代戦隊に変身したり、過去のスーパー戦隊シリーズの登場人物が、当時と同じ配役で登場するなど、

記念作としての要素が強い作品になっています。

 

そんなスーパー戦隊シリーズの主題歌、挿入歌のみで構成されるライブシリーズ「スーパー戦隊"魂"」。

04年の初演以後06年、08年、10年と二年毎に開催されてきましたが、

戦隊シリーズが35作品目を数える本年、昨10年に引き続き、異例の二年連続開催となりました。

 

会場は昨10年に引き続き、東京お台場にある大型ライブハウスZepp Tokyo。

場内には多くの観客が詰めかけ、開演を今や遅しと待っており、ステージ上にはバンド、コーラスの各ブースがセッティングされ、

その後方に「SSS スーパー戦隊"魂"V 2011 TOKYO×OSAKA」のロゴマークが入った旗が掲げられていました。

開演まで諸注意のアナウンスが流れ、ほどなくして開演時間を少し過ぎた頃、司会のショッカーO野さんの声でアナウンスが。

 

「本日はスーパー戦隊"魂"シアターにご来場いただきまして、誠にありがとうございます!」

 

-MC-

 

アナウンスが終わるとすぐにショッカーさんがご登場。

 

ショッカーさん「……っはぁーいっ!! よいこだったおともだちー、こぉーんにちわー!!」

観客「こーんにーちわぁあああああああ!!」

 

後楽園ゆうえんち(現:東京ドームシティアトラクションズ)の野外劇場とスカイシアターで行われていた

ヒーローショーの名物司会者"ヒロちゃん"ことなりた洋さんのモノマネでご挨拶。

 

・久し振りにスーパー戦隊シリーズ全35作を一気に枚挙するショッカーさんに大声援。

・今日はド派手に行くぜ!

・ショッカーさん「現在放送中の『ゴーカイジャー』見てる人ー!?」

 多くの観客が挙手。

 ショッカーさん「出てた人ー? …はーい」

 観客笑。

 ショッカーさんは「海賊戦隊ゴーカイジャー」の第33話「ヒーローだァァッ!!」に

 「五星戦隊ダイレンジャー」のリュウレンジャー/天火星・亮役の和田圭市さん、

 スーパー戦隊シリーズで数多のレッドを演じられたスーツアクター新堀和夫さん、

 同じく戦隊シリーズでマスコットキャラを中心にスーツアクターを演じられている神尾直子さんと共にご出演されました。

・新堀さんと僕が出ていて、やられっぱなしの訳が無い。

 

ショッカーさん「スゥーパァー戦っ隊っ?」

観客「スピリィィイイイイイイイイイッツ!!」

ショッカーさん「はじまります!!」

 

00:SE

 

「魂ライブ」シリーズお馴染みの鼓舞の後、ステージ上が暗くなり、音楽が流れる中、

Super Rescue BANDのみなさんがご登場されると手拍子がより強くなり、いよいよ開演です。

 

01:進め! ゴレンジャー/ささきいさお 堀江美都子

-MC-

 

ゴー!! いさおさんと堀江さんが登場され、スーパー戦隊シリーズ1作目「秘密戦隊ゴレンジャー」オープニング。

力強く、はつらつとしたお二人の歌声に合わせて、「スーパー戦隊"魂"」の幕開けに相応しい大合唱となりました。

 

お二人がご挨拶され、「進め! ゴレンジャー」レコーディング時のお話。

いさおさん「はじめてミッチと一緒に歌ったんだよね。すごく緊張したよ」

堀江さん「わたしだって緊張しましたよー。こわいおじさんだったらどうしようって」

いさおさん「んふふふふ。当時はまだオジサンじゃないだろぉ! お兄さんでたのむよ~」

 

いさおさん「せっかく二人が居るんだから、あんまり歌わないのをやってみようか」

堀江さん「そうですねー」

いさおさん「もう歌詞を覚えるのが大変だったよぉ。んふふふふ。じゃあいってみよう! 『ゴレンジャーストーム』」

 

02:ゴレンジャーストーム/ささきいさお 堀江美都子

-MC-

 

フィニッシュ!! 必殺技・ゴレンジャーストームをはじめとしたゴレンジャーの武器や兵器のテーマ。

SSSでは二回目の披露となるこの曲。随所のスキャットと、いさおさんの勇ましさ、堀江さんの凛とした歌声が魅力です。

 

・ショッカーさんも合流され、お三方でトーク。

・ハートが散りばめられたベストでモモレンジャー風衣装の堀江さん。イヤリングもハート。

 堀江さん「なんか、イヤリングとか投げちゃおうかしら」

 ショッカーさん「観客のあそこらへんに投げるとみんな戦闘員ゾルダーになって『ホイー!!』って言って爆発してくれますよ」

 堀江さん「ホント? よーし。行くわよッ!!」

 観客「ホイィィー!!」

 堀江さん「おぉーすごーい」

 ショッカーさん「さっきこっそり3000円づつ渡しておきましたから」

 観客笑。

・いさおさんと堀江さんが劇場版「海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船」にゲスト出演されたお話から、

 「仮面ライダー」シリーズにいさおさんがゲスト出演された時のお話へ。

 いさおさん「悪いヤツだったり、ライダーを助けたりとかしてるけど、だいたい博士役が多いんだよね」

 ショッカーさん「そうですね。今年の映画(「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」)でもそうでしたもんね」

 いさおさん「それだけオレが知的だってことなのかな、んぁふふふふふふふ!」

 観客笑。

 ショッカーさん「えーっと、どうツッコめばいいんでしょう?」

 堀江さん「この方はこの方で大変なんですよー」

 いさおさん「んふふふふふ」

 

堀江さんが拍手で見送られ、いさおさんとショッカーさんのお二人だけに。

ショッカーさん「続いてはこの作品です、J・A・K・Q!! 出撃!! ジャッカァアア電撃隊!!!」

 

03:ジャッカー電撃隊/ささきいさお

-MC-

04:いつか花は咲くだろう/ささきいさお

 

ビィイィッグ・ワァアアン!! 戦隊シリーズ2作目「ジャッカー電撃隊」より、他の戦隊と一線を画す雰囲気のオープニング。

序盤のいさおさんとコーラスの掛け合いの疾走感と、中盤以降の哀愁あふれるいさおさんの歌声がたまりません。

続いては「SSS II」以来の披露であり、哀愁の塊ともいえる「ジャッカー電撃隊」のエンディング。

歌の最後を「♪電撃たァーい」でなく「♪電撃たいーィ」と歌われ、いさおさんのロック歌唱のワビサビが堪能できる心地でした。

 

05:バトルフィーバーJ-オルタネートバージョン-/MoJo

-MC-

 

フィーバーッ!! 元気いっぱいに駆け込まれたMoJoさんが歌うのは、戦隊シリーズ3作目「バトルフィーバーJ」オープニング。

MoJoさんの歌声、オルタネートなコーラス、「一人一人は~」からの振り付けで、約2500人が一つになった様子はごらん、無敵です。

 

MoJoさん「みんな、最高だっ!!」

観客「おおおおおおおおおお!!」

MoJoさん「『バトル』を歌っても残っているという事は、まだ歌うという事です。

      次の曲には、なんと素敵なコーラスをつけて頂く事になりました」

コーラスのブースには貴日さんがスタンバイ中。

MoJoさん「次の曲は、MoJoの歌なんかよりも、貴日さんのコーラスを聞いてください!」

会場笑。貴日さんは笑顔で手を横に振られていました。

MoJoさん「みなさんもよろしければ、一緒に"鋼鉄のスクラム"しましょう!」

 

06:勇者が行く/MoJo

-MC-

 

ナベさんの突き抜けるギターから「バトルフィーバー」エンディング。先程と表情ががらりと変わり、シリアスに歌われるMoJoさん。

全戦隊共通のテーマソングともいえるこの曲を、貴日さんとアイコンタクトを取りながらの大合唱は文字通りの鋼鉄のスクラムでした。

 

ショッカーさん「彼らが戦い続ける中、頼りになる存在がいます。 そこで、今回の『スーパー戦隊"魂"』には裏テーマを設けました」

観客「ざわざわざわざわ」

ショッカーさん「スーパー・戦・隊・"合・体・魂"ィイイ!!!!」

観客「うォォオオオオオオぉおおおおオオオぉおおおオおおおおおぉおおおおおおおおお!!!!!!」

ショッカーさん「"合体"といえばまずはこの作品『太陽戦隊サンバルカン』!! 歌うのはもちろん、クシィイイイイ!!!」

観客「ぉおおおおおおおおおおおお!!!」

 

07:太陽戦隊サンバルカン/串田アキラ

-MC-

 

サンバルカン!! 串田さんが登場され、戦隊シリーズ5作目であり、この年に30周年を迎えた「太陽戦隊サンバルカン」オープニング。

間奏のショッカーさんによる「太陽戦隊」の名乗りと敬礼で更に盛り上がり。もちろん串田さんと観客も一緒に唄う・ゾ!!

 

串田さん「よいこのみんなこんにちわあああああ!! …って言って僕がこの曲を歌ったのが30年前。

     確か遊園地だったかな? 初めてみんなの前で歌ったのも、この曲でした。…みんな、大きくなったねえ!!」

観客拍手。

串田さん「いやぁ……もう次の曲行った方がいいのかな?」

観客「ぇえええええええ」

串田さん「…もうちょっと喋っちゃおうかな。30年前、僕がみんなに勇気や元気を伝えようと歌ってきましたけど、

     この国は今、見えない敵と戦っています、セシウムとか、シーベルトとか。

     でも、こういう大変な時こそ、ヒーローが必要です。

     ヒーローの勇気、元気を忘れないで、みんなでヒーローの歌を歌っていく事が大切だと思います。

     きっと彼らも、あのロボットと一緒に戦い続けてくれていると思います。

     30年経った今も、戦い続ける、太陽戦隊!!!」

 

08:ファイト! サンバルカンロボ/串田アキラ

 

合体グランドクロス! チェンジ・サンバルカンロボ!! 「スーパー戦隊合体"魂"」の先陣は戦隊初の合体ロボ・サンバルカンロボのテーマ。

原曲から30年を経て迫力を増した串田さんの歌声と、カインズのみなさんの勇壮なコーラスの"合体"は至高の限りでした。

 

09:科学戦隊ダイナマン/MoJo

-MC-

10:ゴーゴーダイナロボ/MoJo

 

ダイナマン!! MoJoさんが登場され、盛り上がり必至の戦隊シリーズ7作目「科学戦隊ダイナマン」のオープニングで爆発!!

二番が終わるとショッカーさんが呼び込まれ、「科学戦隊」の名乗りを披露され、最後は☆MoJoさんと観客が一緒に「ダイナマァン!!」

合体グランドスラム!! 「スーパー戦隊"魂"」をはじめ、ANIME JAPAN FES系列のライブでは初披露となるダイナロボのテーマ。

MoJoさんのダイナミックな歌声はダイナロボの巨大さを思わせ、ラストの「ダイナロボ」の伸びやかさには感嘆しました。

 

11:超電子バイオマン/宮内タカユキ

-MC-

 

バイオマン!! 戦隊シーズ8作目「超電子バイオマン」オープニングのシャープなイントロと共に宮内さんがご登場。

宮内さんの歌声は原曲から更にきりりとした迫力で魅力。間奏ではショッカーさんが呼び込まれ「超電子」の名乗りで応援参加されました。

 

宮内さん「今年も色々な所でライブをやってきて、この前は沖縄に行ってきました。今日も沖縄から来てくれた人もいるそうです。

     去年は足を怪我しちゃったけど、だいぶ良くなって、今入ってるボルトを外せば、

     来年のエクシードラフト20周年とバースデーライブには走りまわれるようになると思います」

 

宮内さん「やっぱり歌って、耳で聞くだけじゃないんだよね。命で聞くんだよ。なんちゃって。ハハハ。

     人はいつか亡くなってしまうけど、その人の魂、命ってのは永遠に生き続けて行くんだよね。

     じゃあオレもロボットを歌わせてもらいます『バイオロボの歌』!!!」

 

12:バイオロボの歌/宮内タカユキ

-MC-

 

ハイパークロス!! 戦隊ロボソングの中でも宮内さんのパッションあふれる歌いっぷりで根強い人気である「バイオロボの歌」。

「バイオ バイオ バイオロボ」の連呼で場内熱狂の渦。後奏では剣を振るアクションで「スーパーメーザー! バイオ粒子斬りッ!!」と宮内さん。

 

ショッカーさん「ちょうど『ダイナマン』や『バイオマン』の頃ですね。僕が悪の組織で戦っていたのは。

        埼玉県の寄居という所の採石場でしたね。ナパームっていうガソリンの爆発をよくやりました。

        さぁ続いては、久し振りに帰ってきてくれました。北原拓さんの登場です!! 『超新星ッ!! フラッシュマァアン!!!』」

 

ある日地球から五人の子供が宇宙の果てにさらわれた。

そして45年後。

 

13:超新星フラッシュマン/北原拓

-MC-

 

プリズムフラッシュ! シャットゴーグル!! 戦隊シリーズ10作目「超新星フラッシュマン」オープニングを歌うは、「SSS III」以来の登場の北原さん。

放送から25周年を迎え、原曲より更にロックな歌声になった北原さんと共に、観客が拳を突き上げまくる盛り上がる光景は壮観でした。

 

北原さん「久し振りー!! 何年振りだろうね? 久々にみんなの顔を見る事が出来て嬉しいよ!」

 

14:ファイティングポーズ、フラッシュマン!/北原拓

 

続いて北原さんが歌われたのは、「SSS」では初演以来の披露となる「フラッシュマン」よりエンディング。

軽快でしなやかな曲調にのせ、北原さんのなめらかでいてどこか粋さを感じさせる歌いっぷりはとても魅力的でした。

 

拓郎さん「…おぃおぃおぃ。忘れんじゃねぇぞぉ…オレも久々なんだゼええええええ!!!」

 

15:五星戦隊ダイレンジャー/New Jack拓郎

-MC-

 

気力転身、オーラチェンジャー!! 戦隊シリーズ17作目「五星戦隊ダイレンジャー」オープニングで拓郎さん「SSS III」以来の登場だァァッ!!

間奏で拓郎さんが「久々に来てみればそんなもんかァ?」とアジテートしまくりで、その盛り上がりは凄まじい気力に満ち溢れていました。

 

拓郎さん「久し振りだなぁあああああ!!」

観客「いぃぇええええええええええええええィ!」

拓郎さん「お前が元気だったかぁああああ!!?」

観客「いぃぇええええええええええええええィ!」

拓郎さん「なんでもイエイって言えばいいってもんじゃねえぞぉ!」

観客「いぃぇええええええええええええええィ!」

拓郎さん「はい、お約束。ありがとうございます!!」

観客笑。

 

拓郎さん「ちょっと、ライブっぽい事をしたいんですけど。…その前にお水貰っていいっすか?」

舞台袖でスタッフさんが水を用意しに奔走されているご様子。

拓郎さん「ああ、バタバタしてますね。その間に。僕が『俺たち無敵さ!!』って言ったら、お客様は『ダイレンジャー』と言って下さい」

一度、練習をした後、スタッフさんが水を持ってこられました。

拓郎さん「あ、ありがとうございます。もう歯と唇がくっついちゃって…」

水を飲み、舞台袖のブン投げ…ようとしてスタッフさんへ手渡した拓郎さん。

拓郎さん「ではいってみましょう、『俺たち無敵さァァッ!!!!』」

観客「ダイレンジャァアァァッ!!」

 

16:俺たち無敵さ!! ダイレンジャー/New Jack拓郎

-MC-

 

「ダイレンジャー」エンディングに"行くぞォォッ"。個人的に夢中になっていた戦隊の一つなので、久々に聞けて感慨もひとしおでした。

流れる様にしなやかなでありながら、みなぎる力強い拓郎さんのハスキーボイスは、ライブで聞くと理屈抜きに迫力満点です。

 

ショッカーさん「拓郎ちゃん、あんだけ『おまえらァァッ!!』って言ってますけど、実はめっちゃイイ人ですからね。

        はじめてこのライブ出演された時に『おまえらァァッ!!…マイミクになってください』っていう名言を残した人ですから」

この間、スタッフさんによって譜面台やマイクスタンドなどがセッティングされていき、アコースティックコーナーへ。

 

 ・今回のグループ名は「昭和・平成 Project どっと いりみだれーる」。

 メンバーは向かって左から谷本さん(メロディカ)、YOFFYさん、JOEさん(アコギ)、山形さん(アコギ)、串田さん、MoJoさん、高取さん。

・昭和・平成 Project どっと いりみだれーるのリーダーは串田さん。

 串田さん「おれ、楽器やらないけど、それでもいいの?」

・ショッカーさん「ユキオさんがアコギって珍しいですよね、そのままアコギ食べちゃったりして」

・Project.Rのリーダー高取さんへショッカーさんからの質問「昭和と一緒ってどうですか?」

 

17:激走戦隊カーレンジャー/昭和・平成 Project どっと いりみだれーる

-MC-

 

激走、アクセルチェンジャー!! ご陽気に戦隊シリーズ20作目で15周年を迎えた「激走戦隊カーレンジャー」オープニング。

パート分けはMoJoさんから主題歌歌唱順。疾走感が魅力のこの曲を、アコギでも見事に再現されていました。

 

・むしろゾクレンジャーなメンバー。

 「ここにホンモノがいますけどね」と言うショッカーさんの傍らには高取さん。

・ここはひとつご陽気を続けたい。ご"妖"気でなくご"陽"気に。

 

18:天国サンバ/昭和・平成 Project どっと いりみだれーる

-MC-

 

続いては同じく「カーレンジャー」のエンディング。MoJoさんがカズーでイントロの演奏に加わっていました。

歌いはじめが山形さんなので、その迫力に観客から歓声が上がっていました。ステージ上も観客側も楽しげな一幕でした。

 

昭和・平成 Project どっと いりみだれーるのみなさんが退場され、ショッカーさんお一人に。

 

ショッカーさん「さぁ、ここから後半戦。まずは先程、総長ガイナモよりも総長らしかった山形ユキオさんのご登場です。

        そういえばいつかの戦隊"魂"の時はオープニングからいきなり旗振って登場されましたからね。まさに総長。

        後半戦も裏テーマ"合体魂"は続いています!!

       『救急戦隊ゴーゴーファイブ』より『緊急合体!! ビクトリーロボォオオオオ!!!!』」

 

剣よ、光を呼べ。

 

19:緊急合体!! ビクトリーロボ/山形ユキオ

-MC-

 

緊急合体!! 「救急戦隊ゴーゴーファイブ」よりビクトリーロボのテーマ。是非とも聞きたかった曲なだけに大感激です。

勇壮で緊張感ある山形さんの歌いっぷりが最高で、「パァアワッ!!」、「スピリッツ!!」の部分が原曲より更に迫力を増していました。

 

山形さん「『ゴーゴーファイブ』、いい作品だったよね…」

 

19.5:救急戦隊ゴーゴーファイブ (冒頭・サビのみ)/山形ユキオ

 

おもむろに戦隊シリーズ23作目「ゴーゴーファイブ」の出だしを歌いだした山形さん。

ざわつく観客の反応を楽しむようにニコニコされた後、サビを軽やかに歌われていました。

山形さんはふいにこういったサービスをして下さるのでとても嬉しいです。

 

山形さん「じゃあ、次、この曲!」

 

20:ガオレンジャ-吼えろ!!/山形ユキオ

 

ガオアクセス! Summon Spirit of the Earth!! 戦隊シリーズ25作目で本年10周年を迎えた「百獣戦隊ガオレンジャー」オープニング。

軽やかな身のこなしと圧倒的迫力の歌声を響かせる山形さんに呼応するかのような観客の熱気は、凄まじいものがありました。

 

21:ハリケンジャー参上!/高取ヒデアキ

 

忍風、シノビチェンジ!! 高取さんがシュシュッと登場され、続いては戦隊シリーズ26作目「忍風戦隊ハリケンジャー」オープニング。

高取さんはハリケンレッド/椎名鷹介の忍ジャケットを着用し、シャープな歌声を響かせながら、観客を盛り上げまくっていました。

 

 

S.P.D スペシャル・ポリス・デカレンジャー。燃えるハートでクールに戦う六人の刑事達。

彼らの任務は地球に侵入した宇宙の犯罪者達と戦い人々の平和と安全を守ることである。

 

22:特捜戦隊デカレンジャー/サイキックラバー

 

エマージェンシー・デカレンジャー!! 今なお根強い人気である戦隊シリーズ28作目「特捜戦隊デカレンジャー」オープニング。

近未来的な歌声のYOFFYさんとスピーディーなギターの"相棒"JOEさんは今回も抜群のコンビネーションで魅せていました。

 

 

命がけの冒険に今日も旅立つ者がいる。

密かに眠る危険な秘宝を守りぬく為にあらゆる困難を乗り越え進む、冒険者達。

 

23:轟轟戦隊ボウケンジャー/NoB

24:冒険者 ON THE ROAD (Album Version)/サイキックラバー

 

ボウケンジャースタートアップ!! NoBさんの登場で5周年を迎えた戦隊シリーズ30作目「轟轟戦隊ボウケンジャー」オープニング。

マイクスタンドを軽々と操りながらハードな歌声を響かせるNoBさんとポジティブな詞・曲が合わさり、最高のプレシャスでした。

続いて再び登場したサイキックラバーのお二人は、アルバム「PSYCHIC LOVER」に収録されているバージョンで、

「ボウケンジャー」エンディングにアタック! さわやかな曲調ながら合いの手が多く、観客一体となって盛り上がりました。

 

 

獣を心に感じ、獣の力を手にする拳法"獣拳"。

獣拳には、相対する二つの流派があった。

一つ、正義の獣拳"激獣拳・ビーストアーツ"

一つ、邪悪な獣拳"臨獣拳・アクガタ"

二つの流派は一つに還り、最後の戦いが今、始まる。

 

25:獣拳戦隊ゲキレンジャー/谷本貴義

 

たぎれ、獣の力! ビーストオン!! スーツ姿で叫び一発、谷本さんが歌うのは戦隊シリーズ31作目「獣拳戦隊ゲキレンジャー」オープニング。

柔軟でいて突き刺すようなハイトーンが谷本さんの魅力。特にラストの振り絞るかような「ゲキレンジャー」は、曲内随一の聞き所です。

 

26:炎神戦隊ゴーオンジャー/高橋秀幸

 

チェンジソウルセット! レッツゴーオン!! 戦隊シリーズ32作目「炎神戦隊ゴーオンジャー」オープニングで「会いたかったぜぇえ!」と

ドルドルーッと登場した高橋さんは、と明るく歯切れのよい歌いっぷりと、ハンドルを回す振り付けで会場内を一体されていました。

27:侍戦隊シンケンジャー/サイキックラバー

 

一筆奏上!! 続いては戦隊シリーズ33作目「侍戦隊シンケンジャー」オープニングで真剣陣羽織を纏ったサイキックラバーのお二人がご登場。

疾走感の塊のような曲で、観客と一体になって斬り斬り舞い舞い大盛り上がり。最後はYOFFYさんと観客、一緒になって「あっぱれ!!!」。

 

サイキックラバーのお二人が退場されると、ステージ上が暗くなり、舞台袖から高取さんのお姿が。

…ところが、出番を間違えたらしい高取さん。慌てた様子でステージから退場され、流れてきたのは…

 

折神大変化!! 「大」

侍合体!! 「合」

 

28:侍合体! シンケンオー/串田アキラ

-MC-

 

シンケンオー、天下統一!! 串田さんが駆け込まれ、"天下御免の侍合体"シンケンオーのテーマ。思わず声をあげる程に嬉しかったです。

初めて生で聞く事が出来ました。重厚感と疾走感が入り混じった串田さんの威風堂々の歌いっぷりは、もう最高でした。

 

今度は堂々と登場した高取さん。

 

高取さん「もぉおおおおりあがってるかぁあああああい!!?」

観客「ぃええええええい!!!!」

高取さん「んんんもぉぉりあがってるかぁあああああぃ!!?」

観客「ぃええええええええええい!!!!」

高取さん「大先輩を前にして、出順をまちがってないかぁあああいぃ!!?」

観客「ぃえええええええええぇえええええええい!!!!」

高取さん「……どぉっからきたんだぁああい!!?」

観客「家ぇえええぇえええええええええええええええ!」

高取さん「さぁ、今夜もぉワッショイいッきゃッしゅぉぉおお!?!」

観客「おおおおおおおおおおおお!!」

高取さん「ぅゥゥワッシゥイ!!」

観客「ワッショイ!!」

高取さん「ゥワッシゥイ!!」

観客「ワッショイ!!」

高取さん「ッワッシゥイ!!」

観客「ワッショイ!!」

高取さん「ワッショイ!!」

観客「ワッショイ!!」

高取さん「ワッシゥイ!!」

観客「ワッショイ!!」

高取さん「ワッショイ!!」

観客「ワッショイ!!」

高取さん「ワッショイ!!」

観客「ワッショイ!!」

高取さん「四六時夢中ぅぅ、シュィンケぇンジュぁああー」

 

29:四六時夢中シンケンジャー/高取ヒデアキ

-MC-

 

仕切り直し。「シンケンジャー」のエンディングを、黒の真剣陣羽織もいなっぽく、Z旗の頭目単騎駆けのお祭り騒ぎ。

名誉挽回とばかりに観客と共にワッショイしまくる様子は、ライブならではの絶景かつ楽しい一幕です。わっしょい。

 

 

ショッカーさん「さあいよいよラストスパートまだまだいけるかぁあああああ!!!?」

観客「ぉおおおおおおぉぉおおおおおお!!!」

ショッカーさん「続いては、ここZepp TOKYOに天使が舞い降ります。N・o・B!! NoBさんのご登場です!!

        『天装ぉ戦隊ッッゴセイジャァアアアアアア』!!!!!」

 

30:天装戦隊ゴセイジャー/NoB

-MC-

 

チェンジカード、天装!! 再びNoBさんが登場され、戦隊シリーズ34作目「天装戦隊ゴセイジャー」オープニングを。

さわやかでいて勇壮な趣きを感じられるNoBさんの歌声は、ライブで聞くと一層魅力的でとても味わい深いです。

 

NoBさん「みんな楽しんでる?」

観客「わあああああああああああああ!!」

NoBさん「ナハハハ。戦隊シリーズには主題歌からじゃなく『ウルザード』(※)から参加したんだよね。

    今日は『戦隊魂』だから普段じゃ歌わないような歌、ロボットの歌、歌います!」

観客「ぉおおぉおおおおおおおおおお!!!」

※「魔道騎士ウルザード」:NoBさんが本名の山田信夫名義で歌唱した「魔法戦隊マジレンジャー」に登場する敵の歌。

 NoBさんの戦隊ソングデビューとなったこの曲は、いつか「スーパー戦隊"魂"」でも聞いてみたい一曲の一つです。

NoBさん「ロボットは『ゴセイジャー』で二曲歌ってるんだよね。『ゴセイグレート』と『ゴセイアルティメット』。

      今日は最初の『ゴセイグレート』を歌います!!」

 

31:降臨! ゴセイグレート/NoB

 

天装合体!! 荘厳さとハードさが入り混じったゴセイグレートのテーマ。初めて生で聞く事が出来ました。

前曲「ゴセイジャー」よりハードでロックなNoBさんの歌いっぷりがゴセイグレートの力強さを讃える様で魅力的でした。

 

32:ガッチャ☆ゴセイジャー TYPE 2 REMIX/高橋秀幸

-MC-

 

Gotcha!! お兄さん風に「会いたかったよぉ~」と登場した高橋さんは衣装もお兄さん風。エンディング「ガッチャ☆ゴセイジャー」の

リミックス版「TYPE 2 REMIX」を。エンディングと同じダンスを交えたり

「レインボー!!」「集合!!」「天装!!」のコール&レスポンスもありと見所満載でした。

 

・ショッカーさんが登場され、残すはあと一戦隊「海賊戦隊ゴーカイジャー」のみ。

・松原剛志さんがショッカーさんに呼び込まれご登場。

・「ゴーカイジャー」のゴーカイレッド/キャプテン・マーベラスが来ているジャケットと色違いの金色ジャケット姿の松原さん。

・松原さんのお師匠さんは水木一郎さん。

・昨10年の年末に行われた日本コロムビアの納会前に「ゴーカイジャー」の主題歌を歌う事を水木さんに報告。

・寒い中で師匠を待つ松原さん。

・ショッカーさんを水木さんに見立てて報告の場面を再現。

 水木さん役のショッカーさん「そうか、そうか…うれしいゼェエエエエエエエエッット!!」

 松原さん「いやいやいや、やりませんって」

 水木さん「さすがにね」

 同門のカインズのみなさんも笑いながら手を振り、やわらかく否定。

・師匠の拳。

 

ここで改めて、いさおさんと堀江さんがご登場。

ショッカーさん「このお三方といえば、この夏公開された『ゴーカイジャー』の映画『空飛ぶ幽霊船』!!

        お三方はあの映画で重要な役柄を演じられていましたよね」

いさおさん「アレそんなに重要じゃないだろぉ!?」

ショッカーさん「何言ってんですか!! 重要ですよ!!」

堀江さん「あれで久し振りにカワイイキャラクターを演じられましたねー。わたし、もうキャラに入っちゃってますよー」

ショッカーさん「もうミッチがカーワイイカワイイ。そしていさおさん…」

堀江さん「ねー。長い事ご一緒させてもらってますけど、あんないさおさんは初めてでしたね」

いさおさん「あれが"地"なんだよ。んっふふふふふふ」

ショッカーさん「そうなのー!!?」

観客笑。

堀江さん「でもねー。アフレコの時に松原君ってば凄い事言ったんですよー。

    『あのー、先輩方はどうしてそんなにコワレられるんですか?』って」

観客大笑。

 

ショッカーさん「そんなお三方が揃われたという事は、本邦初公開…というか今日を逃したらいつ聴けるかわからない!!

        あの歌を歌って頂きたいと思います!! 『ないしょのユーレイッ・ヒーィ!!!』」

いさおさん「短くいからすぐ終わっちゃうよ」

 

33:ないしょのユーレイヒー/ささきいさお 堀江美都子 松原剛志

-MC-

 

劇場版「海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船」より、お三方が声を担当されたガツン、べロン、パチンが歌う劇中歌。

全体で40秒に満たないながら、お三方の表現力の真髄を味わえるかのような素敵曲。今回是非聞きたかった一曲でした。

 

ショッカーさん「今回お三方が揃われるという事で、どうしてもこの曲を歌って頂きたかったんですよ」

堀江さん「でもあっという間だねぇ~」

いさおさん「稽古だと一回も合わなかったのに本番になるとちゃんと揃うもんだね。

      1・2・3・4・♪ユーレイヒ~ィ 1・2・3・4・♪ユーレイヒ~ィ」

いさおさんと堀江さんが退場され、松原さんとショッカーさんだけに。

 

ショッカーさん「それでは、松原剛志さんに歌って頂きましょう!! 『海賊戦隊ッゴォオオオオォカイジャァアアア!!!』」

 

 

地球の平和と人々の笑顔を守り続けてきた34のスーパー戦隊。

宇宙帝国ザンギャックとの戦いで失われたその力を受け継いだのは、

とんでもない奴らだった!

 

34:海賊戦隊ゴーカイジャー/松原剛志

 

ゴーカイチェンジ!! 戦隊シリーズ35作目「海賊戦隊ゴーカイジャー」オープニング、魂ライブ初披露です。

元気づけられる歌詞と、ドラマチックな曲調に松原さんの嫌みのない爽やかな歌声が合わさって場内大熱狂。

舞台俳優としても活躍中の松原さんならではの、ハイキックをはじめとした軽やかできりりとしたパフォーマンスは圧巻の一言。

 

ショッカーさん「さぁ、いよいよラストソング!! 最後はこの方達のご登場です! Project.R!!!」

拍手の中、Project.Rのメンバーで今回ご出演の高取さん、YOFFYさん、JOEさん、NoBさん、谷本さん、高橋さんが続々と登場し、

最後尾にはなんとSister MAYOさんと五條真由美さんのお姿が!

ショッカーさん「あれ!? あれ!? マイコちゃんとマサヨちゃん!!」

五條さん「きちゃったっ…」

MAYOさん「なーぁかぁさー、あそびにきちゃったーよぉー」

 

35:スーパー戦隊ヒーローゲッター/Project.R (高取ヒデアキ YOFFY JOE NoB

                        谷本貴義 高橋秀幸 松原剛志 Sister MAYO 五條真由美)

ファアアァイナルウェィィブ!! 本編のラストは「ゴーカイジャー」エンディングの歴代戦隊シリーズ数え歌。

「♪いちばん~」からの揃いの振り付けはステージも客席も一緒になって行われ、本編ラストにふさわしく大盛り上がりとなりました。

 

-アンコール-

-MC-

 

Project.Rのみなさんに続いてSuper Rescue BANDのみなさんが退場されると、拍手が手拍子になり、観客が口々に「アンコール」。

長めの時間アンコールが続く中、観客のアンコールに合いの手を入れながらショッカーさんがご登場。

 

ショッカーさん「アンコールありがとうございます!! なにぶん大所帯なもので準備に時間がかかるんです。

        それでは、出演者の皆さんをお呼びしたいと思いますが、呼んで頂くのはもちろん皆さんです、

        スゥゥウウパァァアアア戦っ隊ッ!!?」

観客「スピリィィイイィイイイイイイイイイイイイッ」

今回出演のみなさん、飛び入り出演のMAYOさん、五條さんの総勢17名がステージにご登場。壮観です。

 

・ショッカーさんがここまで演奏し続けられたバンドとコーラスの皆様をご紹介。

・そして出演者のみなさんが一言づつコメント。

・谷本さん、今日は出演していない名前を覚えてくれないアノ人の為に、これまで"タッキー"だったあだ名を"谷"残しで"タニー"に。

・拓郎さん「さっきは『お前らぁ』とか言ってすみませんでした」

 観客笑。

 ショッカーさん「最近マイミクは増えましたか?」

 拓郎さん「おかげさまで。…今度はFace Bookで僕を探してみてください」

・高取さん「もぉおおおおりあがってるかぁあああああい!!?」

 観客「ぃええええええい!!!!」

 高取さん「ちょっと早いけど、…どこへ帰るんだぁあああああい!!?」

 観客「家ぇえええええええええええええええ!」

 ショッカーさん「早いよ!!」

・MoJoさん「みなさんとの"鋼鉄のスクラム"最高でしたっ!! 

      あと、今日はとあるイベントで歌った事がある『ゴセイグレート』を舞台袖で生で聴けて嬉しかったです!」

・いさおさん「あと10年若ければ松原君みたいに足を上げられたんだけどね。最近腰が痛くってさぁ。んふふふふふ。

      最近、歌謡曲づいてきちゃったんだけど、今日みたいに若いみんなと一緒にステージに立つと、あと5年は歌えそうです!!」

・いさおさんと串田さんの「アニソン釣り部」のお話。

 ショッカーさん「アニキは誘わないんですか?」

 いさおさん「あぁいつはいいんだよ。んふふふ」

 堀江さん「なんかねー、船頭さんに怒られるとムカついちゃうんだってー」

 いさおさん「怒られるとすぐ落ち込んじゃうんだよあいつは。そこから這い上がってくるのが大事なのに。

        若手達をイジってんじゃなくてよぉ」

 ショッカーさん「師弟愛! 松原さんのは師弟愛ですよ」

 いさおさん「冗談だよぉんふふふふうふ」

 

36:秘密戦隊ゴレンジャー/ささきいさお 堀江美都子  串田アキラ MoJo 宮内タカユキ 北原拓 New Jack拓郎

             山形ユキオ 高取ヒデアキ YOFFY JOE NoB 谷本貴義 高橋秀幸 松原剛志

             Sister MAYO 五條真由美 ショッカーO野

エンドォッ!! 「スーパー戦隊"魂"V 2011」のフィナーレを飾るのは「秘密戦隊ゴレンジャー」のエンディング。

いさおさんを中心に、戦隊シリーズゆかりのアーティストが、総勢18名で♪バンバラバンバンバンと歌われている光景は圧巻。

「♪力と技と団結の」の部分での、初演から続けられている振り付けの一体感は大団円にぴったりの光景でした。

 

観客の拍手が続く中、ショッカーさんの先導でバンド、コーラスのみなさんを含め、出演者全員がステージ前方へ登場。

総勢27名がステージにずらりと揃う様子は壮観。そのままいさおさんの掛け声で万歳三唱をされ、

ショッカーさんが出演者のみなさんを順番に紹介でお見送りされました。

 

ショッカーさん「みんな楽しんでくれたかぁああああああああああ!!?」

観客「ォオオオオオオォオオオオオオ」

ショッカーさん「楽しんでくれたかぁああああああああああ!!?」

観客「ォオオオオオオォオオオオオオ」

ショッカーさん「それじゃあ、みなさん、さようならぁ~…って、言っちゃうとォ~、

        ほらっ、みんなの顔が見れなくなっちゃうでしょっ! 

        だから、ここは、みんなで元気よく『まぁたぁね~』ってお別れしましょうねっ!?

        いいですか~いっ・きぃっ・まぁっ・すっ・よォ~ぉ! せーのぉっ!!?」 

観客「まぁぁああああたぁああああねぇえええええっっ!!」 

ショッカーさん「スウゥゥゥゥゥゥパァアアアア・戦んっ・隊ぃいい!!?」

観客「スピリィイイイイイイイイイイイイッツ!!」

 

颯爽と退場されたショッカーさんを見送ると、観客有志による三本締めが行われ、

「スーパー戦隊"魂"V 2011」東京公演は終演となりました。

 

スーパー戦隊シリーズが35作品目という節目を迎えた年に、5回目の開催となった「スーパー戦隊"魂"」。

36曲の長丁場でしたが、今回も全編を通して盛り上がりまくりで、長さを感じさせない、あっという間のライブでした。

 

より多くの人が楽しむためにはオープニングとエンディングが演目のメインとなるのは当然ですが、

"戦隊"の名前を冠しているライブであるだけに、挿入歌などのより深くつっこんだ要素を期待してしまうもの。

その期待に応えるかのように今回、裏テーマとして掲げられたのが「合体魂」。

ロボットソングの特集は、「合体魂」を期待してやまなかったディープなファンはもちろん、

作中で比較的多く流れていたロボットソングならライトなファンも楽しめるだろうという配慮を感じました。

大きな会場では挿入歌やマイナーな歌が披露される事はなかなか無いだけに、今回、Zepp東京でこれだけの曲が披露されたのは、

これからの展開をさらに広げ、期待を募らせるものになったのではないかと思います。

 

「スーパー戦隊シリーズ」も35作目を数え、協力して悪と戦うという基本的な信条は変えずに進化を遂げてきたのなら、

「スーパー戦隊"魂"」も回数を重ねるうちに、オープニング・エンディングという基本を踏まえつつ、

挿入歌を交えてくるなどして少しづつ進化してきているのだと思います。

飛び入りゲスト/Sister MAYO 五條真由美

 

補足

 

・2011年に30周年を迎えた「サンバルカン」をはじめ、戦隊シリーズ中でも2011年で○周年という戦隊が多く登場。

 

・「冒険者 ON THE ROAD」が(Album Version)だったり「ガッチャ☆ゴセイジャー」が「TYPE 2 REMIX」だったりと

 ちょっとした変化球がくるあたりに心憎さを感じました。

 

・いさおさん「石ノ森先生が『ゴレンジャー』を生み出す前、故郷の東北に行ったんだって」

 ショッカーさん「はい。先生は東北の宮城県石巻市のご出身ですね」

 いさおさん「それで仙台駅に着いてこう思ったんだって『よし! 今度の作品は"仙台(戦隊)モノ"でいこう!!』なんちゃってぇへへへへ」

 ショッカーさん「……ねーさん!! どうツッコんでいいの!!?」

 堀江さん「わたしもわかんない!!」

 

・いさおさん「ジャッカーはロックっぽくって事でプレスリーみたいにしてやったんだけど、

       本当はあっち(「空飛ぶ幽霊船」のガツン)が"地"なんだよ」

 

・MoJoさんとっても元気。

 

・今回の宮内さんの「バイオ粒子斬り」の様な、作品を踏まえての台詞やアクションの披露はとても嬉しいです。

 

・"カインズと衣装がかぶってる"拓郎さんは暴言と下ネタが大好き。あくまでくしゃみです。

 

・アコギコーナーでは演奏と歌で地味に大変だった谷本さん。イントロの再現がお見事。

 

・「天国サンバ」で山形さんの「♪たまには負けたりしってっねぇ」の後に「いいよぉっ」と串田さん。

 

・「四六時夢中シンケンジャー」を歌い終えると、舞台袖に深々とお辞儀をされていた高取さん。

 

・「スーパー戦隊ヒーローゲッター」の時、曲に合わせて舞台袖で全35戦隊の名乗りをされていたショッカーさん。

 

・アンコールで登場されたカインズのみなさんは全員「スーパー戦隊"魂"V 2011」Tシャツ。

 

・松原さん、"平成のゴージャス"を襲名。

 

・観客を煽るんじゃなくてアオリイカを釣りたい。

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