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水木一郎・堀江美都子 ふたりのアニソン#8

10.10.12 ヤクルトホール

 

出演/水木一郎 堀江美都子

 

演奏/Key&Co.貴日ワタリ B&Co.村上聖 Dr&Co.岩田"GUNTA"康彦 G&Co.松尾洋一 カラオケ

 

 

アニメソング界を創世期より牽引し続けている水木一郎さんと堀江美都子さん。

 

おふたりの他ではライブではまず聴く事の出来ない歌と、

40年以上を共してきたからこその普段着のトークが堪能できるのが「ふたりのアニソン」です。

毎年10月の三連休の最終日に開催されている「ふたアニ」は今回で8回目を数えました。

 

会場のヤクルトホールはライブハウスではなく、着座型のコンサートホール。

じっくりと落ち着いてお二人の歌とお話を楽しめる空間です。

お時間になるとブザーが鳴り、会場が暗転。いよいよ開演です。

 

01:Now and Forever (1.5C)/水木一郎 堀江美都子

02:たたかえ! ガ・キーン/水木一郎 堀江美都子

-MC-

 

ステージの幕が上がり、フォーマルな装いのお二人に観客から拍手がおくられます。

オープニングは「#6」から歌われるようになった「Now and Forever」。

お二人ならではのメッセージが詰まったとてもやさしい歌なだけに、早期音源化を望みます。

続いては一転して「マグネロボ ガ・キーン」よりオープニング「たたかえ! ガ・キーン」。

もしかしたらフルコーラスの「ガ・キーン」を聞く事が出来たのは初めてかもしれませんでした。

 

・ディナーショー? トークショー? お笑い演芸場?

・堀江さん「水木さんは本当に裏表がないんですけど、『ふたアニ』の最初だけはフォーマルになるんです」 

・どっちが先に壊れるかが「ふたアニ」の醍醐味。壊れたもの勝ち。

・「ふたアニ」の構成は奇数回は堀江さん、偶数回は水木さん。

・でも今回は堀江さんが構成。

 

03:マジンガーZ/水木一郎

-MC-

04:キャンディ キャンディ (2C)/堀江美都子

-MC-

 

傍らでそれぞれがそれぞれを見守られる中、まずはお二人の代表曲中の代表曲から。

「マジンガーZ」ではステージの花道凸の先まで登場されてパワフルに歌われた水木さん。

続く「キャンディ キャンディ」での堀江さんのチャーミングな歌声は盤石の一言です。

 

・新調したタキシードを観客に見てもらいたくて花道に登場。

・水木さんの靴下は"ドットちゃん"。

・初めての香港公演で「キャンディ」の後、約10分歓声と拍手が鳴り止まず。

・水木さん「もらい泣きしましたよ。でもその後、オレが歌うんですよ」

 

05:バビル2世/水木一郎 堀江美都子

-MC-

06:恋は突然/堀江美都子 水木一郎

-MC-

 

続いても代表曲から、水木さんは不動の「バビル2世」。

ゆりかご会のパートを"しもべ1"の堀江さん、"しもべ2と3"の観客が担当。

堀江さんは「愛してナイト」よりオープニング「恋は突然」。

「♪やあってくる~」などの合の手は水木さんと観客が担当されていました。

こういったお互いの曲に友情参加されるのも「ふたアニ」ならではの魅力です。

 

・ゆりかご会にキャッキャ言われていた水木さん。

・水木さん「男の場合『かわいい』と言われると成長が止まっちゃう」 

・「Z」が沁みついてしまって人を指差すクセがついてしまった水木さん。

・堀江さんを指差そうとしてグーを向けてしまう格好に。

・水木さん「こんな指たべちゃう!」

 

水木さん「アニソンを歌って来年40周年。歌ってこれた事に感謝です」

堀江さん「わたしも今年八月までが40周年でしたからねー」

水木さん「オレ、今デビュー41年目だけど楽だよ~。ミッチもね、41年目ってすっごい体が軽くなるよ。」

堀江さん「ほんとですかー?」

水木さん「でも、今それがわからない人がひとりいます。50周年のささきいさおさんです」

会場笑。

 

・いつかはステージで座って歌う日が来る。

・堀江さん「声が衰えなければ大丈夫ですよね」

・鼻は老けない。

・堀江さん「40周年ってなんだか嬉しくてわらっちゃいますよ」

 水木さん「歌は真剣にやるけど、他の事はいいかげんになっちゃう。バラエティ番組ならなおさらだよ」

 会場笑。

 水木さん「ホントいいかげんになっちゃう。でなきゃやってらんないもん」

・"アニソン界のキャッチャー"堀江さん。

・水木さんの持論「奥さんが怖い方が出世します」

 

07:風の少女/堀江美都子

-MC-

08:道-タオ-/水木一郎

-MC-

 

堀江さんご自身が「今一番自分らしく歌える曲」と言われていた「風の少女エミリー」オープニング。 

数多くの少女たちを歌で応援し続けている堀江さんの表現力をじっくりと体感しました。

堀江さんが退場後、水木さんが歌われたのは「獣拳戦隊ゲキレンジャー」よりエンディング「道-タオ-」。

水木さんが「歌詞が40周年を越えた自分に重なる」と言われるだけに、情感たっぷりに歌われていました。

 

スタッフさんによってソファーやテーブル、お水が運び込まれ。

「ふたアニ」恒例のソファーコーナーがはじまります。

 

・このコーナーはあえてリハーサルなし。

・今回は最初だけバンドの皆さんも"あそびにきてくれた"。

・ということでちょっと早めにバンドの皆さんをご紹介。

・水木さん「これから会を追うごとにみんなを休ませないようにしようと思っています」

・堀江さん「みなさんとは私の20周年の時以来だから、20年以上のお付き合いになるんですよね」

 水木さん「あの頃と比べるとみんな横に広がってね…」

 堀江さん「また人のことばっかり言ってぇー」

 

09:ロマンティック・アゲイン/水木一郎

-MC-

10:君がいるから/堀江美都子 貴日ワタリ 村上聖

-MC-

 

最初のコーナーは「リクエストコーナー」。

堀江さんから水木さんへのリクエストは「エロイカより愛をこめて」より「ロマンティック・アゲイン」。

久し振りに聞く事ができた大人の包容力があふれ、どこまでも甘美な水木さんによるラブソングの殿堂曲。

水木さんから堀江さんへは09年の40周年コンサート「歌は心にこだまする」での家族共演に感動したという、

「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」より「君がいるから」。大好きな曲なので近年頻繁に聞く事が出来て嬉しいです。

 

・「エロイ」で止まらないで。

・子供は意外と練習している。

・ここでバンドの皆さんご退場。貴日さんはBGMを生演奏。

・堀江さん「水木さんは何気におしゃれですよー」

・タキシードは「Paul Smith」。

・堀江さん「Paul Smithが着れるってことはまだ細いんですよ」

・夏の人間ドックのお話。

・寝ている間に一気に3つの検査をされている堀江さん。

・かのうせいありー。

・眼がまだはっきり見えない三人が街へ繰り出す。

 

・続いてのコーナーは世界に関係のある曲を歌う「なるほど! ザ・ワールド」

・上海万博のお話。

・30分前からアニキコール。

・フランスでの「コン・バトラーVのテーマ」話を超早口で話される水木さん。

・堀江さんのアマゾン川「視察」。

・堀江さん「ブラジルの人もアマゾン川ってあまり行かないらしいですよ。

          一生に一回行くかどうかだってヒカルドが言ってました」

 水木さん「え? なに汁? ブラ汁?」

 堀江さん「……つまみだせー!」

 会場笑、水木さん苦笑。

 堀江さん「そんなことできるのはショッカーしかいないよねー」

・アマゾン川の雄大さにびっくり。

・堀江さん「やっぱり思わず叫んじゃいましたよ『アァーァ・マァーァ・ゾォーォオン!!!』」

 水木さん「それ仮面ライダーじゃないの?」

 堀江さん「そうですよ。ホントに言っちゃうんですよ」

・同じ地球人として仲良くしていきたい。

11:アストロガンガー (1C)/水木一郎

-MC-

12:アクビ娘(スペイン語バージョン) (1C)/堀江美都子

-MC-

 

先行の水木さんは中東で流行っているという、水木さん最初の巨大ロボットソング「アストロガンガー」。

曲自体も短く、一番もすぐ終わってしまうのでので、若干拍子抜けしたような堀江さんが印象的。

堀江さんは10代の頃に録音したという、ブラジル放映版の「アクビ娘(スペイン語バージョン)」。

オリジナル歌手の方が、世界版の主題歌を歌われているというのはなんとも凄い事です。

 

・堀江さん「10代の頃、カタカナでおぼえたのに忘れないものですねー」

・スペイン語を解読する水木さん。

・海外からのオファー。いろいろいきたい国がある。

 

次は「ないものねだりコーナー」

堀江さん「『この曲歌いたかったー』っていう曲を歌ってみようっていうコーナーです」

水木さん「オレは『ヤマト』以外はないよ。あれはオレに依頼が来ても歌えないもん

      あんな雄々しい感じはいさおさんじゃないと」

堀江さん「えー、オーディションで落ちちゃった曲とかないんですか?」

水木さん「オーディションってほとんどやってなと思うなぁ」

堀江さん「わたしは結構あるんですよ」

水木さん「あの頃は女の子いっぱいいたもんね。しまざき由里とか、天童よしみとか、小野木久美子とかね」

堀江さん「あと戸田恵子ちゃんもそうだったんですよ」

水木さん「ミッチでもオーディションおちることあるの?」

堀江さん「ありますよー『アンデルセン物語』とかー」

観客「おおおおおおおおおおおお」

堀江さん「あとは『赤毛のアン』とか」

観客「ぇええええええええええええええ」

水木さん「あの大和田りつ子さんの?」

堀江さん「そうそう。ちょっとクラシックな感じなんですよね」

 

13:海のトリトン(Go!Go!トリトン) (1.5C)/水木一郎

-MC-

14:魔女っ子メグちゃん (1.5C)/堀江美都子

-MC-

 

水木さんはご友人でもあるヒデ夕樹さんの「海のトリトン」オープニング。

過去にライブで数回カバーされていますが、哀愁と使命感に満ちた歌声は水木さんならでは。

堀江さんは前川陽子さんの「魔女っ子メグちゃん」のオープニング。

はつらつとして、どこか蓮っ葉な印象のある歌いっぷりは、とても堀江さんらしさが溢れていました。

アニソン界の大御所であるお二人が、他の方の曲をカバーをされるのはとても貴重です。

 

・他の方の曲は緊張する。

・ピートマックにとられちゃった。

・水木さん「横文字じゃなきゃだめっていわれちゃったんだよ。チャーリー・コーセイとか」

・「トリトン」は高い。

・よく「メグちゃん」を歌っていると間違えられる堀江さん。

・堀江さん「『草原のマルコ』とまよったんだけどなー。あー『トトロ』もよかったなー」

 観客どよどよ。

 

・続いては動物系の歌を歌われる「わんにゃんコーナー」

・堀江さん「生きものなら何でもOKですね。昆虫とか」

 水木さん「えぇ! 昆虫もいいのぉ!?」 

 堀江さん「生きものですから」

 水木さん「…ならいいのあったのに」

15:シマウマは旅をする (1C)/水木一郎

-MC-

16:あそぼトイちゃん (1C)/堀江美都子

-MC-

 

TBS系「わくわくどうぶつソング」より快曲「シマウマは旅をする」。感激です。

曲の世界観と水木さんの颯爽とした歌いっぷりが大好きな曲でしたが、まさか生で聞ける日が来るなんて。

堀江さんは「あそぼトイちゃん」より「あそぼトイちゃん」。見てました「あにめあさいち」。

堀江さんの当時と変わらぬ歌声に、作品を見ていた小さい頃の記憶がよみがえってくるようでした。

 

・トイちゃんは何の動物なのかわからない。

・アラブ調から演歌になる「シマウマ」。

・カラオケでは冠二郎さんの「炎」を歌う水木さん。

 

次のコーナーは「ふたアニ」恒例「超レアソングバトル」

水木さん「道玄坂を歩いていて『歌って下さい!』っていわれたんだよ」

堀江さん「何の歌ですかー?」

水木さん「オレがよくコピー用紙とかを買いに行ってたお店の歌」

堀江さん「なあんだー。だったらわたしも鹿児島のスイミングスクールとか神戸の地下街とかあったのにー」

 

17:SAGASのテーマ (1C)/水木一郎

-MC-

18:キテレツ大百科のうた (1C)/堀江美都子

-MC-

 

水木さんはOA機器専門店「SAGAS」テーマソング。O-EASTへの道中、店頭でよく聞く事ができました。

歌いだしが大変難しいらしく、イントロ部分でリズムをとりながら真剣な表情の水木さんが印象的でした。

堀江さんはレギュラー放送される前のスペシャル版「藤子不二雄のキテレツ大百科」の主題歌。

小さい頃にビデオで見で聞いていた曲ですが、ライブで聞く事ができるとは思わなかっただけに嬉しい限りです。

 

・SAGASと貴日さん。

・10年経ったら歌えないかもしれない「SAGASのテーマ」

・最後のコーナーは聴いている人が元気になる、栄養になる様な曲を選ぶ

 「ふたりを栄養で例えると何になる? コーナー」

・堀江さんは「ビタミンミッチ」

・水木さんは「カルシウムアニキ」

 

19:だれかが私を待っている/堀江美都子

-MC-

20:Golden Rule~君はまだ負けてない~/水木一郎

-MC-

 

堀江さんはオリジナルソング「だれかが私を待っている」。ご本人も10数年ぶりに歌われるとか。

アニメソングとは趣の違う、軽やかでしなやかなこの曲を聞く事が出来るのも「ふたアニ」ならでは。

THE ALFEEの高見沢俊彦さんプロデュースで発表された曲。当方もなんども勇気づけられた曲です。

曲の最後は本曲のCDジャケットと同じ、天高く指を差す格好で決められたのもたまりませんでした。

 

スタッフさんによってソファーなどが撤収されていき、バンドの皆さんも再登場されます。

水木さん「続いては、それぞれのソロコーナーです。まずはミッチで『かぐや姫先生のうた』」

 

21:かぐや姫先生のうた/堀江美都子

-MC-

22:緑の陽だまり/堀江美都子 貴日ワタリ 村上聖 岩田"GUNTA"康彦 松尾洋一

-MC-

 

特撮「好き!すき!!魔女先生」よりオープニング。久々に聞く事が出来ました。フルコーラスで聴けたのは初めてかもしれません。

レコーディングからより一層歌い込まれ、更にのびやかに、更に包み込むような暖かさあふれる堀江さんの歌声でした。

続いてはミッチーとチャタラーズ名義の「山ねずみロッキーチャック」のオープニング「緑の陽だまり」。

堀江さんの扇動でバンドの皆さんと観客が"チャタラーズ"となって共に歌う空間は楽しいの一言です。

 

堀江さん「自分で歌っていて最後の方は泣きそうになってしまいました…やばし。

     この頃の渡辺岳夫先生の曲はいいですよね。わたしは当事者なだけに、より想いが強いです。

     もう『金メダルへのターン』とかイントロで泣きそうになってしまいます」

 

堀江さん「『ふたアニ』だけなんですよ。ウチから普段着のまんまで来たような感覚なのは」

23:思い出の鏡/堀江美都子

-MC-

 

堀江さんご本人が「今歌いたい」と話された、「風の中の少女 金髪のジェニー」のエンディング。

少し切なく、これからの希望をしっとりと歌いあげられる堀江さんの歌声に、じっくりと聞き入りました。

 

24:ルパン三世愛のテーマ/水木一郎

-MC-

25:ハーロックのバラード/水木一郎

-MC-

 

水木さんのソロコーナーは「ルパン三世(新)」より二代目エンディング「ルパン三世愛のテーマ」。

バラエティ番組などでは見せない一面が堪能でき、水木さんの真骨頂はバラードにありと、改めて感じました。

続いてもバラードで「わが青春のアルカディア 無限軌道SSX」よりエンディング。

「愛のテーマ」とは好対照に、男の哀愁と使命感を情感深く歌い上げられている水木さん。

 

水木さん「歌っていてもアニソンに勇気をもらうけど、悲しい時もあります。

     次の曲は、白血病にかかった一人の女の子が、生きようとする意志を持ち続け、

     亡くなる直前まで聴いていた曲です。きっと今も天国で聴いてくれていると思います」

 

26:Zのテーマ/水木一郎

-MC-

 

水木さんのファンには知られているエピソードからのあのイントロ。歌詞の一語一句を噛みしめて目頭が熱く。

久し振りに効く事が出来たという感激も相まって、改めて「Zのテーマ」が持つ歌の力というのを感じました。

 

堀江さんも合流。

堀江さん「アニソンはいい歌ばかりですよ。歌うたびにドキドキするし、嬉しいです」

水木さん「特に今日はなんか新鮮な気持ちになりますね」

 

堀江さん「水木さん、その衣装はお初ですか?」

水木さん「そう。ほらミッチと衣装もばっちり会うもんなぁ」

堀江さん「まさに"以心伝心摩訶不思議"ですね」 

水木さん「いつも全く打ち合わせしてないんですよ」

堀江さん「BGI3の時は『最初は黒でいこう』って言ってますけど、それくらいですもんね」

水木さん「そーだよ。不思議ですよねー…あ、眼がかゆくなっちゃった」 

会場笑。

 

28:大空のキャプター/水木一郎 堀江美都子

-MC-

 

シュシュッシュシュ。久し振りに効く事が出来た特撮「忍者キャプター」のエンディング。

ガッツリ高揚感を誘われるパワフルかつとてもハードな曲。それだけにお二人とも若干辛そう。

 

堀江さん「こんなつらい曲作ったの…宙明さん?」

水木さん「『キャプター』は小森さんだよ」 

堀江さん「もーアニソンはパワフルですよ。年取ってるヒマないもん」

 

水木さん「オレもいさおさんも、アニソン界ではミッチより後輩なんですよね」

堀江さん「わたしの次にアニキっていう感じだから、アニソン界に先輩がいないんですよ」

水木さん「だからどこまで行くのかわからないよね」

堀江さん「発声もほかのジャンルと違うもんねー」

水木さん「だからいつまでも歌って行けるのかもね」

 

・コロムビア100周年記念コンベンションの話。

・社名も「コロムビアミュージックエンタテイメント」からかつての「日本コロムビア」へ。 

・堀江さん「私としてはぜったいこっち」

 

29:CROSS FIGHT!/水木一郎 堀江美都子

 

本編のラストソングはOVA「破邪大星ダンガイオー」よりオープニング「CROSS FIGHT!」。

AJFなどの他ライブでも頻繁に歌われている曲だけに、観客の盛り上がりはいわずもがなです。

 

-アンコール-

 

30:輝け!! スーパーヒーロー/堀江美都子 水木一郎

-MC-

 

アンコール一曲目はゲーム「スーパーヒーロー作戦」のテーマソング「輝け!! スーパーヒーロー」。

他のライブでは滅多に聞くことができない曲を堪能できるのは「ふたアニ」の醍醐味です。大好きな曲です。

 

・堀江さん「もっと歌いたいですね。楽しい」

 水木さん「まだ歌ってない曲がありますもんねー」

 堀江さん「むしろ歌ってない曲の方が多いですもんねー」

・水木さんの新曲は山本正之さんからのご指名で「燃えよドラゴンズ」。

・改めてバンドのみなさんへ拍手。

・堀江さん「『#1』からほとんど一緒ですものね」

 水木さん「横に広がっていますけどね」

 堀江さん「まーたー人のことばっかり言ってー」

 水木さん「…一年後、見てて下さいよ!」

 堀江さん「言いましたねー?」

 水木さん「あっ!! ウーソ!! やっべぇなぁ…。もAJFの最初の頃なんかオレ、シャツ1枚で歌ってたんだよなぁ」 

 堀江さん「じゃあシャツ1枚で歌えるようになりましょうよ」

・堀江さん「いよいよ最後の曲ですよ」

 水木さん「やっぱり皆さんと"同じ時代に生まれて"…細くなろうが、太くなろうが…」

 "最後の曲"の歌詞を引用するも観客の皆さんにはわかってしまったようで。

 堀江さん「水木さん、みなさんに読まれてますよ」

 

31:Dear Friend/水木一郎 堀江美都子

 

「ふたりのアニソン#8」をしめくくるのは、お二人のオリジナルデュエット「Dear Friend」。

水木さんと堀江さん、ひいてはアニソン界のお二人の仲間達を歌ったような歌詞。

40年以上共に同じジャンルを歩んできたお二人ならではの歌声のコンビネーションは素敵です。

 

曲終了後、「Dear Friend」のサビの伴奏が繰り返しながら、お二人はステージの左、右、中央でお辞儀。

そして腕を広げて堀江さんに歩み寄る水木さんと、途端に逃げてしまう堀江さん。

最後は仲良く手をつなぎ、お二人一緒に退場される光景は、なんとも微笑ましいです。

その後、バンドの皆さんは演奏を続け、幕が下がるまでバンドの皆さんにも惜しみない拍手が贈られました。

 

閉演BGM:Dear Friend(Ending Version)/BGM

 

しっとりとした「Ending Version」が流れる中、余韻を残して観客が退場。

「水木一郎・堀江美都子 ふたりのアニソン#8」は終了となりました。

 

ここ数年の「ふたアニ」はその年に発表された新曲がメインに歌われる事が多かったのですが、

今回はお二人の数多のレパートリーの中でも、最近はなかなか歌われない曲を多く聞く事が出来ました。

そしてアニメソング歌手界の牽引者であるお二人の

飾らないトークも堪能できる「ふたりのアニソン」は唯一二の楽しい空間です。

 

補足

 

・「童謡祭」の話はヤバい。

 

・イントロが歌謡祭みたい。

 

・パルナスは哀しい歌。

 

・楳図かずお先生の曲の締め方。タカトン!

 

・思いついたままが「ふたアニ」の魅力。

 

・1000曲ライブ以後の水木さんの新曲は227曲。

 

・水木さん「歌ってきた事は間違いじゃ無かった」 

 

・堀江さん「とにかく一日も長く、遠く、この声のまま、歌いたいなっ」

 

・水木さん曰く「『ハーロック』と言う作品は地球へのメッセージ」

 

・終演時間がジャスト20時。

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