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スーパーヒーロー魂2010"夏の陣"

10.8.14 Zepp Tokyo

 

出演/水木一郎 串田アキラ MoJo 宮内タカユキ 石原慎一

    NoB 高取ヒデアキ サイキックラバー(YOFFY JOE) 谷本貴義 Sister MAYO

特別出演/ささきいさお

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

演奏/Super Rescue BAND(G.鍋島圭一 Ba.吉岡満則 Dr.瀧本裕 Key.松原博)

 

 

「ANIME JAPAN FES 2010 "夏の陣"」(AJF)東京公演二日目、三公演目は「スーパーヒーロー魂2010"夏の陣"」(SHS)。

特撮ヒーローソングに特化した本ライブも11年目を迎え、

座長・串田アキラさん筆頭に、出演者の皆さんのパワフルさはとどまる所を知りません。

 

更に当日は夏休み、会場の近隣は「コミックマーケット78」、

フジテレビジョン主催の参加型イベント「お台場合衆国」という夏の恒例行事に加え、

花火大会「東京湾大華火祭」が重なり、それはそれは多くの人でごったがえしておりました。

 

会場となるZepp Tokyo内は前日の「アニソン女子部」、「ゆかいな仲間たち」の時と違い、

じわじわとした熱気に包まれていました。前日より湿度が高かったというのもございますが。

 

開演時間が近づくと司会のショッカーO野さんが登場。

 

ショッカーさん「みなさんこんばんわぁあ!」

観客「おぉおおお!」

ショッカーさん「元気だったかぁああ!?」

観客「ぉおお!!」

ショッカーさん「スゥーパァーヒーローォオッ!?」

観客「スピリィイィイイィイイッツ!!」

ショッカーさん「ようこそいらっしゃいましたぁああ!!」

 

ショッカーさん「まー夏という事で、いろんなイベントございます。

        でも、最初に入っておく!! …今日!! 一番アツいのは、

        ……コミケでもなく!!」

観客「ぉおおお」

ショッカーさん「花火大会でもなく!!」

観客「ぉおおおおお」

ショッカーさん「花火を上げている花火師さんです!!」

観客爆笑。

ショッカーさん「でも! 魂が一番アツいのは、ここだよなぁああ!!!」

観客「ぉおおおおおおおおおおおお!!」

 

ショッカーさん「子供の頃に胸を熱くして、大人になってもまだ好きな、そんなヒーロー達がぞくぞく登場します!

        準備は良いかぁあああああああああ!!?」

観客「ぉおおおおおおおおおおお」

ショッカーさん「準備はいいかぁあっ!!」

観客「ぉおおおおおぉおぉおおおおおお」

ショッカーさん「スゥー・パァー・ヒー・ローォオォォッ!?」

観客「スピリィィイイイイィイイィイイッツ!!」

ショッカーさん「はじまりまぁぁああああああす!!」

 

00:SE

01:ジライヤ/串田アキラ

 

緊張感を誘う音楽が流れる中、Super Rescue BAND、ザ☆カインズ、アップルパイの皆さんがスタンバイ。

そして刻まれるイントロ。「スーパーヒーロー魂2010"夏の陣"」の幕開けは「世界忍者戦ジライヤ」オープニングから。

パワフルかつ使命感にあふれる串田さんの歌声は原盤以上の迫力。間奏ではブラジル仕込みのカニダンスとムーンウォークを。

 

02:大戦隊ゴーグルV-オルタネートバージョン-/MoJo

 

「ぉおおおおっっす!!」と全力疾走で登場されたMoJoさんが歌うのは「ゴーグルV」。ゴーゴー。

☆MoJoさんの歌に合わせての合いの手、手拍子、オルタネートはライブならではの一体感です。

 

03:仮面ライダーBLACK RX/宮内タカユキ

 

ハードなイントロが奏でられ、照明が赤く、黒くなり宮内さんがご登場。「WAKE UP!!」 の声ではじまるのは太陽の子「RX」。

宮内さんの凛とした歌声を聞きながら、改めてこの曲の魅力を再確認した思いです。最後はもちろん「ぶっちぎるぜぇえ!!」

04:ロボット刑事/水木一郎

-MC-

 

イントロと共に思わず声が出ました。水木さんの登場曲は、当方個人的に大好きな「ロボット刑事」。

水木さんのシリアスな歌声から、盛り上がるだけがヒーローソングではないという事を如実に感じる事ができます。

 

水木さんにショッカーさんも合流し、座長・串田さんを呼び込んでのオープニングトーク。

 

水木さん「昨日の女子部にさぁ、bless4のAKASHIとAIKIが出たんだって?」

ショッカーさん「そうなんですよ。男性としては初だそうですね」

水木さん「オレや影ちゃんですら、お面でしか出れなかったのによぉ…」

ショッカーさん「あれですよ。紅白歌合戦の紅組方式ですよ。

        女性メインのユニットは紅組っていう、チェリッシュとかトワ・エ・モアとかぁ…」

水木さん「そういえば真夏の紅白歌合戦ってのをやるんだよ、さんまさんの番組で」

ショッカーさん「あぁ、あの番組ね。クッシーと一緒に出たやつ」

串田さん「そうですね」

 

水木さん「女子部の後の影ちゃんたちのオールナイトも成功したみたいだね」

ショッカーさん「女子部は相変わらず華やかでしたね。いつも必ずアンケートを見るんですが、

       『ゆかいな仲間たち』は褒め言葉で『おバカ』って書いてました」

観客笑。

水木さん「今の『ゆかいな仲間たち』ってホントに『仲間たち』だよね」

ショッカーさん「ほとんど『ソリボな仲間たち』と言いますかね」

観客一部苦笑。

水木さん「一番最初の『ゆかいな仲間たち』の時もいろんな人たちが出たんだよ。オレも出たんだけど、

     影ちゃんに『みんな知り合いなの?』って聞いたら『おれも知らない人がいるんスよ』って言われてね」

ショッカーさん「まぁ、いろいろありますよ、大人の世界は」

そして水木さん舌好調。

ショッカーさん「アニキ! クッシーがしゃべってないっすよ!!」

串田さん「………」

水木さん「ぁああッ!!」

会場大笑。

ショッカーさん「ホントにテレビと一緒なんだから…」

トークが絶好調の水木さん。

 

串田さん「ホントに今日は暑い中、来てくれてありがとう!!」

水木さんと好対照に短くまとめる串田さん。

 

ショッカーさん「続いては戦隊を特集したいと思います!! まずは、今年芸能生活50周年を迎えられたこの方に登場して頂きましょう!!

        御大、ささきいさおさんの登場です!! 『秘密戦隊ゴレンジャァアアア』」

 

05:秘密戦隊ゴレンジャー/ささきいさお

 

「スーパー戦隊特集」の幕開けは"芸能生活50周年"いさおさんによる「秘密戦隊ゴレンジャー」エンディング。

「バンバラバンバンバン…」のスキャットやコーラスなど、いさおさんとカインズと観客の"力と技と団結"が見所聴所。

 

06:科学戦隊ダイナマン/MoJo

07:超電子バイオマン/宮内タカユキ

 

続いては爆発!、「ダイナマン」の登場です。MoJoさんと観客との「必殺!(必殺!)」、「スーパー!(スーパー!)」の掛け合いが素敵。

間奏でMoJoさんが「ッショォッカァー!!」とショッカーさんを呼び込み、「科学戦隊」の名乗りを披露。

続いてぐっとシリアスに「バイオマン」。宮内さんのシャープな歌声と歌詞のメッセージはいつ聴いても最高です。

一番終わりの間奏での裕さんのドラムがたまりません。宮内さん、最後の締めは片手をパー、片手をグーにしたあのポーズで。

 

08:救急戦隊ゴーゴーファイブ/石原慎一

 

石原さん、出場。歌詞、曲、歌声、全部ひっくるめて緊張感と使命感にあふれるスピィーディーさがたまりません。

ハードボイルドな歌声と、しなやかなステージングは石原さんの存在そのものがゴージャスでございます。

09:ハリケンジャー参上!/高取ヒデアキ

10:特捜戦隊デカレンジャー/サイキックラバー

 

間髪いれずに吹き抜ける風、「忍風戦隊ハリケンジャー」のタイトルコールも軽やかに、シュシュッと参上、高取さん。

不世出の高揚する歌声とみなぎるパフォーマンスは、「三つの力を合わせたら」の振り付けの一体感に集約されています。

ガラッとハードなサイレンとギターが鳴り響くイントロと共に、サイキックラバーのお二人が登場。歌うはS.P.D「デカレンジャー」。

YOFFYさんの扇動で観客一体で繰り出される「特捜戦隊っ・デカレンッジャァー」の振り付けはSuper coolにPerfectな光景です。

 

11:呪文降臨~マジカルフォース~/Sister MAYO

12:轟轟戦隊ボウケンジャー/NoB

-MC-

 

続いては今回の出演者"紅一点"Sister MAYOさんのご登場。「魔法戦隊マジレンジャー」のエンディング。

今回のMAYOさんは「飛べー!!」などアジテート凄まじく、後半、呪文の連続ではマイクを客席に向け交互に唱えていました。

一変、マイクスタンドがセッティングされ、NoBさんがご登場。スタート・アップ「ボウケンジャー」。 

果てなきボウケンスピリットを高らかにハードな歌声で歌い上げるNoBさんは、カッコイイ事天井知らずです。

 

ショッカーさん「N・o・B!! NoBちゃんでしたー!! さぁまだまだ続くぞおおお!!」

観客「おおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「続いては水木一郎アニキの登場です! みんなでアニキに声を届けよう! 『道-タオ-』!!!」

 

13:道-タオ-/水木一郎

14:獣拳戦隊ゲキレンジャー/谷本貴義

 

ここでちょっとした番狂わせ。「獣拳戦隊ゲキレンジャー」はエンディング「道-タオ-」から。

黒い中華服に襟巻き姿の水木さん。サビの振り付けはアップル、カインズ、そして袖のショッカーさんも一緒になって。

そして悠久の調べから「ィャアッチャアアアアアアアアァァ!!」と、激気あふれるオリジナルTシャツと獣風の腰巻姿の谷本さん。

様々なイベントで指摘され続けてきた「最後の"ゲキレンジャー"を観客に歌わせる」事は今回は一回だけ。

 

谷本さん「次の曲は"暴言歌姫"と歌いたいと思います!! Sister MAYOぉっ!!」

 

15:炎神ファーストラップ-Type Normal-/Project.R(谷本貴義 Sister MAYO)

 

谷本さんとMAYOさんが揃って歌って踊るのは、「炎神戦隊ゴーオンジャー」の初代エンディング。

お二人に合わせて客席の方々で踊る観客もちらほら。1番、2番、3番と照明の色が赤、青、黄と変わっていったのが心憎かったです。

 

16:侍戦隊シンケンジャー/サイキックラバー

-MC-

 

雅やかな調べからチャンチャンバラ チャンバラと、一気にお祭り騒ぎで折神つきの盛り上がり「シンケンジャー」。

ラストのサビではYOFFYさんの「今日も朝日がZeppに上る」と粋な替え歌も軽やかに、会場が「あっぱれ」の嵐でございました。

 

高取さん「んん盛り上がってるかぁあああああぃ!!?」

観客「イェエエエエエエエエエエエエエィ!!」

高取さん「盛ぉり上がってるかぁあああぁぁあああぃ!!?」

観客「イェエエエエエエエエエエエエエィ!!」

高取さん「……どぉっから来たんだぁああぁああああああああい!!?」

観客「家ぇえええええええええええええ!!」

高取さん「四六時夢中ぅ!! シぃンケぇンジャぁああああああああ!!」

 

17:四六時夢中シンケンジャー/高取ヒデアキ

 

勇壮なイントロの中、Z旗頭目、真剣陣羽織・黒を身に纏って異風堂々の単騎駆け。

「♪いつつのぉ、むっつの!!! 本気を合わせて」と高取さん。

今宵一夜一盛り。高取さんの作品愛あふれる四六時夢中の「わっしょい」祭りは1から10まで楽しいの一言です。

 

18:天装戦隊ゴセイジャー/NoB

-MC-

 

「スーパー戦隊特集」締めくくりは優しさあふれるNoBさんの歌声が琴線に触れる「ゴセイジャー」。

さすがは当時現役戦隊。観客の「天装!!」の合いの手の凄まじさ。NoBさんも思わず驚かれていたご様子でした。

 

ショッカーさんがNoBさんを見送りつつご登場。

この年の11月に開催される「スーパー戦隊"魂"IV 2010」の告知をされ、ここから後半戦。

 

ショッカーさん「後半は、水木一郎アニキに登場して頂きましょう『ゼブラァアアアマァアアアン』!!」

 

19:ゼブラーマンの歌/水木一郎

-MC-

 

続編「ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-」の公開のこの年に、映画「セブラーマン」劇中歌。

曲中や決め台詞「オレの背中に立つんじゃねぇ!!」など、全編にドスの効いた水木さんの歌声が素敵。久し振りに聞く事が出来ました。

 

水木さん「次も"Z"だ!! この曲だ!!」

20:地獄のズバット/水木一郎

 

若干の間がありつつ、さすらいのヒーロー、ズバッと参上。唸る怒りのメロディ地獄節「快傑ズバット」。

ワビサビ効きまくりの水木節に、呼応するように観客から「飛鳥」、「アニキ」コールが投げ込まれます。

 

21:星雲仮面マシンマン/MoJo

-MC-

 

続いては心に星を持つ男「マシンマン」が登場。MoJoさんの強く優しい歌声と観客の「あれはっ!?」の掛け合いが魅力です。

ホームグラウンドであるライブハウス LANTERNとはまた違った、しなやかかつダイナミックなアクションを見せるMoJoさんが印象的。

 

MoJoさん「じゃあ、もう一曲、…『俺とおまえと大五郎』を…」

観客笑。

MoJoさん「ははは、違うかっ。今日はちょっと大きいステージでは歌った事ない歌を歌うんだけどね」

観客「おおおおおおお?」

MoJoさん「ちょっと小道具が必要なんだっ。ショッカー! 持ってきてくれる?」

舞台そででスタンバイしていたショッカーさんが颯爽と登場。

 

その手には帽子が。

 

22:おれの名はマシンマン/MoJo

 

ぐっとシックに「マシンマン」のエンディング。「スーパーヒーロー魂」初披露でございます。

MoJoさんの頼もしさあふれ、時にとろけるように甘い歌声に会場全体が聞き入ります。

 

23:宇宙鉄人キョーダイン(2C)/ささきいさお

-MC-

 

雰囲気がガラッと変わって"ビビっとかよった男意地"「キョーダイン」よりオープニング。

はつらつとたくましいいさおさんの歌声と、カインズのコーラスと相まって大合唱状態でした。

 

いさおさん「いやぁ…『キョーダイン』懐かしいねっ。最初に譜面をもらった時はビックリしたよ。『ダダ ダダダダ』って」

観客笑。

いさおさん「それを見事に歌にしてしまうのは、メロディーメーカーの菊池俊輔先生ならではだよね。

      あと石ノ森先生の詞の世界観の凄さだよね。『999』の元になった『銀河鉄道の夜』の宮沢賢治さんもそうだけど、

      東北出身の方っていうのはそういった独創性に秀でているというか、

      僕の祖父も東北の出身なんだけど、そういった所を受け継いでいたら嬉しいなぁ、ンフフフフフ」

 

いさおさん「ロカビリーでデビューして、気が付いたら50年。歌い続ける事ができました。

      この前、香港で久し振りに二時間、ライブをやったんだけど、さすがに腰が痛くなっちゃってね」

会場笑。

いさおさん「でも、香港には良いマッサージ屋さんがいっぱいあってね、ンフフフフフ」

 

24:斗え! 超人ビビューン(2C)/ささきいさお

-MC-

 

イントロから心を持っていかれ、ズンズンズンズン…の「はじまるぞ」感がたまらない「ビビューン」。

力強いいさおさんの歌声に心の底から勇ましさが湧き出る思いです。今回も1番と3番、ビビューンとズシーンの登場でした。

 

ショッカーさん「さぁ、いよいよラストブロック、みんなまだ歌えるかぁぁああああ!?」

観客「おおおおおお!!」

ショッカーさん「…元気だねぇ。ラストは80年代後半から90年代を一気に駆け抜けた、あのシリーズを特集したいと思います!!

        こういったライブでないと滅多にそろいません。最初はゴージャスに参りましょう!!」

観客「おおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「ゴージャスだぞぉおおお!!」

観客「おおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「ゴージャスだぞぉおおお!!」

観客「おおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「石原慎一さん、『重甲ォオオッ・ビィーファイタァアアアー』」

 

25:重甲ビーファイター/石原慎一

26:特救指令ソルブレイン/宮内タカユキ

 

ラストは毎年恒例になりつつある「メタルヒーロー特集」。まずは石原さんによる「ビーファイター」。

「ビーファイター」での石原さんのスマートな中にもドスの効いた歌声は、一度ライブで聞くと病みつきになります。

「メタルヒーロー」といえば宮内さんも欠かせません。「レスキューポリスシリーズ」から今回は「ソルブレイン」。

レスキューならではの使命感と哀愁を、優しさをこめて歌われる宮内さんの迫力に脱帽です。

 

27:君の人生は輝いているか/ささきいさお

28:時空戦士スビルバン/水木一郎

 

荘厳なイントロが心地いい「超人機メタルダー」のオープニング。幼少時に聞きまくっていた曲。

メッセージの塊といえるこの曲を、スケール感たっぷりに歌われるいさおさんの姿に、芸能生活50年の深みを見ました。

瞬転一転、ときめくきらめくイントロと共に水木さんが登場。行くぜ結晶、まかせろ結晶「スピルバン」。

「オレの怒りは爆発寸前」や「あきれちまうぜ」など、歌詞に合わせ、顔と声の表情を変える様は"アニメソングの帝王"の真骨頂。

 

29:機動刑事ジバン/串田アキラ

-MC-

 

都会的な雰囲気を感じさせるイントロから、一気に盛り上がる高揚感がたまらない「ジバン」。

串田さんの鍛え抜かれた歌声と、小気味いいパフォーマンスに呼応した観客から繰り出させるクッシーサインは壮観です。

 

串田さん「よぉしっ、ラストも一緒に、唄う・ゾォッ!!!」

 

30:宇宙刑事ギャバン/串田アキラ

 

「メタルヒーロー特集」、そしてライブ本編を締めくくるのは不動の「ギャバン」。

串田さんの、そして「スーパーヒーロー魂」の看板曲だけに、会場は大合唱状態。最後は串田さんの「蒸着っ!!!」で締め。

 

-アンコール- 

 

観客のアンコールに「それっ!」と合いの手を入れながらショッカーさんが登場。

ショッカーさん「今回出演の皆さんを一気に呼び込みたいと思いますっ。呼んで頂くのはもちろん皆さんです、スーパーヒーロォぉおお!!?」

観客「スピリィイイイイイイイイイイイッツ!!」

ショッカーさん「おねがいぃしまぁあああああす!!」

ステージ上に出演者の皆さんが全員揃った所で、30曲ほとんど休まず奏で続けたバンド、コーラスの皆さんをご紹介。

そして、今回の出演者の皆さんから一言づつコメント。

 

谷本さん「今日は最後の『ゲキレンジャー』の部分をお客さんに振るなと言われていたので、殆ど自分でやりました」

ショッカーさん「あぁ、全部やったの?」

谷本さん「いえ、一か所だけお願いしたんですけど…ちょっとなんかひっぱられている様な…」

と、谷本さんの獣風腰巻をひっぱるも、すぐに手を離すMAYOさん。

ショッカーさん「?????」

谷本さん「で、ですねぇ………ひっぱって、はやく、ひっぱって」

MAYOさんに再度獣風腰巻をひっぱるよう、小声で合図を送る谷本さん。

動かないMAYOさん。

ショッカーさん「……ごめん、打ち合わせすませてから出てきてくんねぇかなぁ?」

観客笑。

 

高取さん「YOFFYも谷本もいたんで今度は『バーサス!スーパー戦隊』を歌えたらいいなと…♪バーサス!!」

YOFFYさん「…???」

谷本さん「…???」

高取さん「……アレっ? 『♪バーサス! バーサス! バーサス!』って…」

ショッカーさん「……ヒデちゃん…打ち合わせは楽屋でやってくんねぇか?」

観客笑。

ショッカーさん「あとヒデちゃん、やるならココ。もうイッパツ、やっといた方がいいんじゃない?」

高取さん「っっわっかりました、…みんな…今日はもぉりあがったかぁああい!!?」

観客「イェエエエエエエエエエエエエエエ!!」

高取さん「楽しんだかぁあああああぃ!!?」

観客「イェエエエエエエエエエエエエエィ!!」

高取さん「……どぉぉこへ帰るんだぁああぁああああああああい!!?」

観客「家ぇえええええええええええええ!!」

高取さん「ありがとうございます!! 」

 

NoBさん「考えてみれば、久し振りに呼んで頂いたんですよね」

ショッカーさん「そっか-、『ボウケンジャー』からだから4年ぶりかぁ」

NoBさん「ついこの前の感覚なんですけどね」

ショッカーさん「あの時は一緒に名古屋も行きましたもんね。でも今回久々に帰ってきてくれた、

         N・O・B(えぬ・おー・びー)! NoBちゃんでしたぁー」

 

YOFFYさん「はい、Y・O・F・F・Y(わい・おー・えふ・えふ・わい)、YOFFYです!!」

ショッカーさん「言いづらい、言いづらい」

 

石原さん「今日はみんなの熱気が特に凄くて、花火大会よりもアツい、大輪の華が咲いたと思います!!」

 

水木さん「私は最初のトークの後、楽屋に戻ったらいさおさんに怒られたんで…」

いさおさん「んフフフフ、怒ったって言うかねぇ、僕の出番は水木たちのトークの後だったんだよ。

      舞台袖で待ってたんだけど、頭の中で歌詞を確認してたんだよ。

      そしたら、水木の話が長いもんだから『早くしろぉ』って思ってたんだよ、んフフフ」

会場大笑。

水木さんにズバッといえてしまうのもいさおさんならではです。

ショッカーさん「アニキが敵わないのはいさおさんとあと一人だけですもんねぇ。…奥さま」

水木さん苦笑。

いさおさん「あの奥さん、キョーレツだよなぁ、オレも何回か会ったことあるけど」

水木さん「あのですね、いさおさんはずるい人でね、ご家族で何回かウチに遊びに来た事があるんですよ」

いさおさん「うちの家族、初詣に水木ン家の近くにお参りに行ってたんだよ」

水木さん「それでオレの奥さんがお料理でおもてなしするんですけど、…あ、うちの奥さん料理上手なんです。

     オレはいさおさんのお子さんと遊んでるんですけど、気が付くとこの人、ソファで寝てるんですよ」

いさおさん「ニヒヒヒ、いぃだろぉ、それぐらい、ンフフフフ」

 

ショッカーさん「さぁ、ベテラン漫才が終わった所で、座長・クッシー!!」

串田さん「いやぁ、ホントに今回も盛り上がってくれて、このスーパーヒーロース…プリ…ット…」

見逃さない水木さん。

水木さん「クッシー、今"スプリット"って言いましたね…英語の得意な串田さんともあろうお方が…」

ショッカーさん「…ちょっとそこの"赤い人"黙っててくんねェかなぁ!!!」

会場大笑。

水木さんタジタジ。

 

串田さん「これからもホントに、どんどん続けていきたいんで、みんな、ヨロシクゥ!!!」

 

31:太陽戦隊サンバルカン/串田アキラ ささきいさお 水木一郎 MoJo 宮内タカユキ 石原慎一 NoB

             高取ヒデアキ サイキックラバー(YOFFY JOE) 谷本貴義 Sister MAYO ショッカーO野

 

ラストは座長・串田さんをメインに据え、名残惜しさを含ませながらも「サンバルカン」でフィナーレ。

間奏の「イーグル・シャーク・パンサー」の箇所でのショッカーさんによる"太陽戦隊"の名乗りも見所です。

ステージ上を右に左に移動して、まさに会場全体と唄っているような串田さんが印象的でした。

 

最後は出演者全員がステージ前方に集まって万歳三唱。

拍手の中、出演者の皆さんがショッカーさんによって紹介されつつ退場されました。

 

ショッカーさん「みんな楽しんでくれたかぁあああああ!!」

観客「おおおおおおおおおお!!!」

ショッカーさん「また、会おうぜぇええええええええぇ!!」

観客「おおおおおおおおおぉおおおおお!!!」

ショッカーさん「それじゃぁ約束のぉっ、スゥーパァー・ヒー・ローッ!!?」

観客「スピリィイイイイイイイイイッッッ!!」

ショッカーさん「…ショッカーO野でしたッ!!!」

 

ショッカーさんが颯爽と退場され、観客有志による三本締めがあり、

「スーパーヒーロー魂2010"夏の陣"」は終演となりました。

 

AJFのスタンディングライブは30曲以上、3時間超えがざら。

今回は全30曲以上は変わらず、開演が17時で終演が20時前という、約二時間半のスピーディーさ。

出演者の皆さんも観客もほぼ休み無しで、まさに「怒涛」のように押し寄せるヒーローソングの数々を、

問答無用で堪能させていただきました。

心地よい疲労につつまれた終演後、会場Zepp Tokyoを出た夜空に花火が打ちあがる様は、

夏ならではの素敵な光景でした。

 

「ANIME JAPAN FES 2010 "夏の陣"」東京公演も「スーパーアニソン魂2010"夏の陣"」を残すばかりになりました。

  

補足

 

・"戦隊ヒーロー"じゃなく"特撮ヒーロー"。

 

・09年に引き続き、ショッカーさんと戦闘員(観客)による掛け合い再び。

 1000人規模での「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」は楽しいです。

 

・関係者関に八木徹さんと読売新聞記者の鈴木美潮さんのお姿が。

 

・☆MoJoさんがステージを動き回る様は、まさに縦横無尽。

 

・今回の「ロボット刑事」の「K」はクッシーサイン(親指、人差し指、小指を立てる)と同じに。

 

・ヒーロー第一世代だけに「ロボット刑事」が嬉しいショッカーさん。

 

・「伝えたい」という思いが強すぎてトークがとっちらかっちゃうのも水木さんならでは。

 

・そこにズバっと斬りこめてしまうはショッカーさんだからこそ。 

 

・そしてそれを暖かく見守っているのも串田さんならでは。

 

・普段滅多に歌詞を間違えないいさおさんと石原さんが歌詞が飛んでしまう一幕も。

 こういった予期しないサプライズもライブならではでございます。

 

・場面場面でバンダナとアロハとTシャツを変えていらっしゃるショッカーさん。

 

・「ゴセイジャー」の二番終わり、NoBさんの咆哮に観客全員が注目しているのが肌で感じられました。

 

・ソロのイベントになかなか赴けなかったので、生で宮内さんの歌声を聴けたのは久し振り。久々の「ソルブレイン」は沁みました。

 

・観客「マサヨかわいぃ~!!」

 MAYOさん「あ、生ビール!!」

 

・JOEさんの女装の話題を逃さないショッカーさん。

 

・創立メンバーである石原さんにはもう一曲くらい歌って頂きたかったところ。

 

・万歳三唱の前の裕さん「おなかすいたー」

 

・退場時にもうひと盛り上がりと「わっしょいコール&レスポンス」をぶちかまされた高取さん。

 

・今回は「プレ戦隊"魂"」といった趣の構成。

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