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スーパーアニソン魂2009"夏の陣"

09.8.16 Zepp Tokyo

 

出演/水木一郎 堀江美都子 串田アキラ 山本正之 石田燿子 成田賢 速水けんたろう 高橋洋樹

初参加/DRAGON SOUL(谷本貴義 岩崎貴文)

 

ゲスト/大槻ケンヂ 

 

お祝いゲスト/KAKO 大杉久美子

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

演奏/Super Rescue Band(G.鍋島圭一 Ba.三宅博文 Dr.瀧本裕 Key.松原博) G.岩崎貴文

 

 

「ANIME JAPAN FES 2009 "夏の陣"」東京公演は千秋楽は「スーパーアニソン魂2009"夏の陣"」。

 

アニメソング、特撮ソング、ゲームソングなど、いわゆる広義での「アニメソング」の全てを網羅した、

なんでもありという贅沢なライブなので、今回もとても楽しみにしていました。

 

会場となるZepp Tokyoへもこの三日間で4回目の入場。

開演時間まで、いよいよあと数分と迫った頃、ショッカーさんが登場。

 

ショッカーさん「みなさん、こんばんわぁあああああ!!」

観客「わぁああああああああああ」

ショッカーさん「元気だったかぁあああああ!!」

観客「わぁあああああああああああああ」

ショッカーさん「魂は燃えているかぁああああああ!!」

観客「おおおおおおおおおおおおおお」

ショッカーさん「スゥーパァーア・ニ・ソンッ!!?」

観客「スピリィイイイイイイイイイッッッ!!」

 

ショッカーさん「三日間に及ぶANIME JAPAN FES。今回もいろいろなことがありました!

        まず一日目、ミッチによる『アニソン女子部』では出演者の皆さんが

        age嬢ならぬani嬢になりまして、キラキラな衣装で素敵でした。

        その日深夜は影ちゃん達のオールナイトアコギがありまして、

        こちらでは今年もサイキックラバーのJOEが見事な女装を披露していました。

        昨日はクッシーが座長の『スーパーヒーロー魂』はぐぁあ~と盛り上がりました。

        そしてみなさんが戦闘員になるという……。今日もやっちゃう?」

戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

ショッカーさん「おぉ、いいねぇ。じゃあ、せーのっていった『ッテェィィイイイッ!!』。せーのっ!!」

戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

ショッカーさん「二階はどうだぁあああ!!」

二階の戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

ショッカーさん「関係者席の皆さんも行きましょう!! これ。意外とストレス解消になるんですよ。せーのっ!!」

戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

 

ショッカーさん「盛り上がってくれるかぁああああ!!?」

戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

ショッカーさん「魂は燃えているかぁああああああ!!?」

戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

ショッカーさん「スゥーパァーア・ニ・ソンッ!!?」

観客「スピリィイイイイイイイイイッッッ!!」

ショッカーさん「はじまりまぁああああす!!!」

 

00:SE

 

シンフォニックな音楽が流れる中、Super Rescue Bandのみなさんが拍手で迎えられます。

バンドのみなさんのセッティング終わり、いよいよ開演です。

 

01:サバンナを越えて/水木一郎

 

オープニングを飾るのはきらめくロングコートを纏った座長・水木さんによる「ジャングル大帝 レオ」のOP。

まさか初っ端からこの曲が聞けるなんて、嬉しすぎます。またレスキューの皆さんのバンドアレンジが素敵すぎます。

 

02:ENDLESS WAY/堀江美都子

 

続いては堀江さんの登場。ご自身が主役を務められた永井豪先生原作のOVA「夢次元ハンター ファンドラ」の挿入歌。

まさかの選曲。今回のSASも凄いことになりそうです。堀江さんの凛とした勇ましい歌声が素敵すぎます。

 

03:キン肉マンGo Fight!/串田アキラ

 

前日のSHSで40周年を盛大にお祝いされた串田さん。歌うは今年で30周年の「キン肉マン」より不動のOP。

「わたしは!(ドジで!)」の掛け合いも楽しく、串田さんのマッスルヴォイスはいつ聴いても元気になる心持です。

 

04:ヤッターマンの歌/山本まさゆき

-MC-

 

タイムボカンシーズ特有のシビれるイントロで山本さんが登場。歌うは不朽の名曲「ヤッターマン」。

おなじみの掛け合いはいわずもがなですが、山本さんの「さぁ来い!!!」の煽動には高揚せずにはいられません。

 

ショッカーさん「まさかミッチの『夢次元ハンター ファンドラ』が聞けるとは思わなかったなぁ…」

こう呟きながら登場したショッカーさんの格好は、石ノ森漫画館のはっぴに「サイボーグ009」のTシャツ。

ショッカーさん「さて、今年は、2009年、に・ゼロゼロ・きゅう年。……千年に一度の009(ゼロゼロナイン)イヤーです!!」

観客「おおおおおおおお!」

ショッカーさん「ですので、次に登場していただくのはもちろん成田賢さん!!

        …なのですが、先日、この『誰がために』の"幻の2番"というのが発見されました。

        従来の二番とは別に石ノ森章太郎先生が作詞されたものなのですが、

        なんと今日は"幻の2番"版を成田賢さんに歌っていただきます!!」

観客「おおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「ですので、別に歌詞を間違えたわけじゃないですからね。

        それではこういった大きい会場では初披露になります!! 『サイボーグ009』より『誰がために』!!!」

 

05:誰がために("幻の2番"版)/成田賢

-MC-

 

勇ましくも儚げなイントロと共に成田さん登場。おぉ…マフラー。

"幻の2番"は本来の2番に負けず劣らずの哀愁漂う素晴らしい詞で、最後のサビは従来の2番のサビを歌われていました。

 

成田さんと入れ替わりに登場したショッカーさん。

ショッカーさん「さてここからは特集をおおくりしたいと思います!! なんだと思う!?」

観客の皆さんが口々に作品名を。

 

この時のショッカーさんの格好は「DRAGON BALL Z」のアロハ。

 

ショッカーさん「このアロハ、前を開けるとほら、中のTシャツだとスーパーサイヤ人になってる」

観客笑。

ショッカーさん「それでは参りましょう!! 『DRAGON BALL』特集だぁああああ!!」

観客「おおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「まずは高橋洋樹さんの登場です! すべてはここから始まった!!! 『摩訶不思議、アドベンチャァアアア』!!!!」

 

06:摩訶不思議アドベンチャー!/高橋洋樹

-MC-

 

2年ぶりにAJF関係への参加となる高橋さん。今の歌声が当時にはない魅力でまた最高。

当方世代でして、この曲のすべてが大好きなもので、イントロ聞いただけでもう目頭が。

 

高橋さん「お久しぶりです!! 高橋洋樹です!!」

観客拍手。

高橋さん「もうね、世界中で大人気の作品じゃないですか?

     その作品の一番はじめがオレの『つ・か・も・うぜ』の『つ』ではじまったかと思うと…。たまらんですよ!!

     先日、Wii用の『DRAGON BALL』のソフト『ドラゴンボール 天下一大冒険』の主題歌をレコーディングしました。

     今、放送している『改』の間にちょこちょこと流れているんですけれど…気を抜いたら見逃しちゃうかも。

     次に歌わせていただく曲は、そのゲームのテーマソング『POWER OF DREAMER』です!!」

 

07:POWER OF DREAMER/高橋洋樹

-MC-

 

ハンパない夢、ハンパない勇気。よりハスキーによりワイルドによりパワフルな今の高橋さんの魅力満点。

無邪気な挑戦者・孫悟空を思わせる詞は「摩訶不思議アドベンチャー!」を継承しているようで好感触。初聴なのに涙が。

 

08:Dragon Soul/Dragon Soul

-MC-

 

Dokkan Dokkan!! 当時放送中「DRAGON BALL KAI(改)」より谷本さんと岩崎さんのユニットDragon Soulが歌うOP。

この曲のキモでもある部分「Dokkan Dokkan!!」は谷本さんの煽動で会場一体となって凄い勢いの「Dokkan Dokkan!!」でした。

 

谷本さん「どうもー、サイキックラバーでーす」

岩崎さん「違う違う」

会場笑。

Dragon Soul、サイキックラバーともヴォーカルとギターのユニットですし、

Dragon Soulのお二人はシルバーのキラキラな道着を着用。サイキックラバーのお二人の真剣陣羽織と似通った部分がある衣装。

 

谷本さん「えー、高橋さん、影山さんと歌い継がれてきた『DRAGON BALL』を自分たちが歌うことができて光栄です!!

     僕たち、モロに『DRAGON BALL』世代ですからね。すっごい嬉しいですよ」

 

谷本さん「もう一曲あるんですけど、これはを歌うときは幼稚園のお友達にもできる振り付けがあるんですよ。

     ちょっとテンポが難しいんですけど、皆さんやってみましょー。全員参加ですよ!!

     まず手をあげてこれを歌に合わせて左右に振ります。♪Yeah! Break! Care! Break! かめはめ波~

     この"かめはめ波"でかめはめ波のポーズをします。絶対右から始めないとかめはめ波打てないですからね。

     そんな歌詞ないですけど…じゃあやってみましょうか」

会場全体でやってみるも、バラバラ。

谷本さん「右からだっっつたろっ!?」

 

09:Yeah! Break! Care! Break!(ヤブレカブレ)/Dragon Soul

-MC-

 

OPにつづいてはもちろんED。東京国際アニメフェアでは両方とも1番だけだったので、今回フルで聞けてうれしく。

谷本さんからレクチャーがあった振り付けも会場一体となって行われました。が、この振り付けがなかなか難しく。

 

ショッカーさん「はーい、谷本貴義&岩崎貴文、"Dragon Soul"のお二人でしたァアアア!!

        さて、昨日のスーパーヒーロー魂では男、この場合は"漢"と書いて"おとこ"と読みますけど

        男性出演者ばかりでしたが、今日は素敵な華もいます!!

        先程のミッチも素敵でしたが、つづいては石田燿子ちゃんの登場です!!

        『ああっ女神さまっ』より『OPEN YOUR MIND~小さな羽根ひろげて~』」

 

10:OPEN YOUR MIND~小さな羽根ひろげて~/石田燿子

-MC-

 

涼やかな装いの石田さんが登場。ご自身が作詞を手掛けられたという「OPEN YOUR MIND~小さな羽根ひろげて~」。

伸びやかな石田さんの歌声とアップルのコーラスも素敵で、先程までの熱気に打って変わり、さわやかな風が通りぬけていきます。

 

石田さん「どうもーお久しぶりでーす。石田燿子です。なんかとても久し振りな感じがします。

     『ああっ女神さまっ』から『OPEN YOUR MIND~小さな羽根ひろげて~』聞いていただきました。

     この曲は私の代表曲だった……あ、過去形じゃなくて今も代表曲ですよ!!

     今度『ストライクウィッチーズ』のゲームのテーマソングを歌わせていただくんですけど…あ、今日は歌いませんよ。

     来月、こちらである『ストライクウィッチーズ』のイベントでは…うたう…と思います。歌います!!

     今日は、アニメの『ストライクウィッチーズ』のテーマソング『わたしにできること』を聞いてください!」

 

11:STRIKE WITCHES~わたしにできること~/石田燿子

 

がらりと雰囲気が変わって軽快なテンポの「STRIKE WITCHES~わたしにできること~」。

疾走感あふれるこの曲、原曲よりも更にはつらつと、力強く歌い上げる石田さんが印象的でした。

 

12:オーレ! オーレンジャー/速水けんたろう

-MC-

 

超力変身! SAS初参加となる速水けんたろうさんの登場はやはりこの曲、ダッシュ!! ダッシュ!! 「オーレンジャー」。

2番の「とびきり熱い 5人の仲間」を喜びたっぷりに「とびきり熱い Zeppの仲間」と歌われていたのが、もうたまりませんでした。

 

速水さん「いやぁ…こんばんわぁああ!!」

観客「こんばんわぁあああああああ!!」

速水さん「凄いなぁ…初めて参加させてもらったのが、昨年の秋…冬かな。渋谷のEASTでやった『スーパー戦隊"魂"』だったんですけど、

     それまであまりライブハウスでこうやって盛り上がるようなのってあまりやってなかったんです。

     皆さんもご存じのとおり、僕は普段は"げんきなおともだち"を相手にしているもので…」

観客笑。

速水さん「でも、今日は…"すごくげんきなおともだち"ばかりですね!」

観客「おおおおおおおおおおおお!!」

速水さん「じゃあ、ちょっと、普段やれないような事やっていですか?」

観客「おおおおおおおおおおおお!!」

 

ここで"けんたろうおにいさん"と"すごくげんきなおともだち"によるコール&レスポンス。

速水さんすっごく楽しそう。

 

速水さん「さて、次の曲はですね。1967年に制作されたアニメです。97年にリメイク版が作られまして

     海外でも大人気で、去年アメリカで『スピードレーサー』として映画化されたんですけど…」

観客「おおおおおおおおお!!」

速水さん「皆さんご存じですね。『マッハGoGoGo』です! 次の曲は僕が歌っている97年版の主題歌『純白のエナジー』です!!」

 

13:純白のエナジー/速水けんたろう

-MC-

 

マッハ・GO!!! まさか今回この曲を聴くことができるとはついぞ思いませんでした。

イントロからニヤニヤしっぱなしです。速水さんのさわやかで頼もしい歌声は原曲そのまま。とにかく感激。

 

速水さん「レコーディング以来だから緊張しました!! ではもう一曲…」

観客「おおおおおっ!!」

速水さん「次の曲の前に、僕の友達を呼ぼうと思います。ちょっと待っていてくださいね」

そう言うと舞台袖に下がる速水さん。再び姿を現したのは……

 

「どうも、谷本憲彦です!!!」

 

観客大沸。

谷本さん「今日の僕はずいぶん調子にのっちゃっていますねぇ」

谷本さん粋な演出。

 

谷本憲彦さん「実は以前この"谷本憲彦"として演歌などを歌っていた時期があったんですけれど、

       改名して"速水けんたろう"として『おかあさんといっしょ』に出演することが決まったのと同時期に

       次に歌う作品の主題歌が決定したんです。でもイメージの問題とかいろいろ事情があって、

       "うたのおにいさん"と同じ"速水けんたろう"という名前で発表するのは難しいという事で"谷本憲彦"として発表したんですね。

       なんか噂によるとすごい人気があるみたいで嬉しいですね。ここまで言っておいて…みなさん、次の曲、わかります?」

観客「わああああああああ」

谷本憲彦さん「あの…二頭身の…」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 

嵐おこる会場、同じ思いを胸に抱きしめ…

 

14:アイアンリーガー~限りなき使命~/谷本憲彦

-MC-

 

銀光の旗の下に、待望の「アイアンリーガー」です!!! 観客大熱狂。オレのオイルが沸騰するぜ。最高です。

速水さんの変わらぬ歌声に作品を見ていた当時に戻った心持。あの頃はこの曲を生で聞く日が来るとは予想だにしていませんでした。

 

ショッカーさん「やっと『アイアンリーガー』聞けたよぉおおおおおおおおお!!」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

ショッカーさん「……まだ、曲あるよね? もう放さないぞ…」

ここでスタッフさんによってマイクスタンドと譜面台が準備されていきます。

ショッカーさん「さぁ、今日はアニメもあるし、ヒーローもなんでもありだあああ!!」

観客「おおおおおおおお!!」

ショッカーさん「なんでもありといえばこの方、山本正之さんのアコギコーナーです!!」

 

ショッカーさんに紹介され、アコギを携えた山本さんがゆっくりと登場。

観客「わぁあああああああ」

山本さん「…昨年の…初頭の騒動の折には大変ご心配おかけしました…。

     ……そして……暖かい応援ありがとう…………」

観客「おおおおおおおおおおおおお」

山本さん「………心強かったぞぉ…」

当方、山本さんの一言に泣きそうでした。

 

山本さん「…おかげで『ヤッターマン』の映画も大ヒットした…ボカンシリーズが復活した。

     次は…J9シリーズの復活を願って…」

観客「おおおおおおおおおおおおお!!」

山本さん「『銀河旋風ブライガー』を…」

観客「おおおおおおおおおおおおお」

山本さん「もちろん、じょんがらイントロで行くぞ」

観客「おおおおおおおおおおおおお」

 

15:銀河旋風ブライガー/山本正之

-MC-

 

2年ぶりとなるSAS名物、山本さんによるソロアコギ。幕開けはじょんがら風の前口上も粋に「銀河旋風ブライガー」。

山本さんのアコギコーナーはえも言われぬ躍動感と楽しさだということを改めて実感しました。

 

恒例の譜面(歌詞カード?)を客席前方の観客の方にプレゼント。

山本さん「…じゃぁ次は…ゴールドライタンの復活も…」

観客「おおおおおおおおおおおおお」

 

16:黄金戦士ゴールドライタン/山本正之

-MC-

 

つづいては正義を秘めて勇気に燃えて金色に輝く「ゴールドライタン」。「かーわるんだ」の部分では手首を回す人もちらほら。

前奏や間奏でマイクスタンドから離れ、物凄い勢いでギターをかき鳴らす山本さんのステージングは圧巻です。

 

おさまらない大歓声と声援。

山本さん「……おれたちは、仲間だ。…『アステロイド・ブルース』!」

観客「おおおおおおおおおおおお!!」

 

17:アステロイド・ブルース/山本正之

-MC-

 

「銀河烈風バクシンガー」より不朽の名ED。山本さんは2番が終わってもそのままギターをかき鳴らし、再びサビを観客が大合唱。

最後は声を振り絞り、力の限り歌われる様子は私たちの脆弱な文才では表現できないほど迫真のパフォーマンスでした。

 

ショッカーさん「いやぁ~盛り上がったなぁ~」

観客「わぁあああああああああ」

ショッカーさん「盛り上がるといえば、ここで今回のゲスト、大槻ケンヂさんの登場だぁあああ!!」

観客「おおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「曲はもちろん、『GO! リュウケンドォオオオ!!!』」

 

18:GO! リュウケンドー/大槻ケンヂ

-MC-

 

ターバンを巻き、「特撮」特攻服を翻し、颯爽と"オーケン"こと大槻ケンヂさんが2年ぶりにAJFに登場!! 

歌うは「魔弾戦記リュウケンドー」の二代目OP。体を前後しながらの独特の歌い方、観客のアジりっぷりは最高としか言えません。

 

オーケンさん「ぅおおおおおおおおおお!!」

観客「おおおおおおおおおおおお!!」

オーケンさん「もりあがってるかぁあああああああ!!」

観客「おおおおおおおおおおおお!!」

オーケンさん「あの、ボクはですね…」

急にのほほんとした口調になるのもオーケンさんの魅力。

オーケンさん「今年はいろんなところに呼んでもらってるんですけど。ボク、先週、FUJI ROCK FESで歌ってきたんですよぉ。

       昨日はJACK IN THE BOXっていうL'Arc~en~Cielの人たちがやってるライブで歌ってきたんです。 

       それで今日はANIME JAPAN FESじゃないですか? もーわけわかんなくなっちゃて…整理がつかない…」

観客笑。

オーケンさん「なんかわけわかんないけど、とにかく楽しいぜぇ。なんか、いい感じだぜぇえええ」

観客「おおおおおおおおお!!」

オーケンさん「でね。昨日は観客が女の子ばっかりイベントだったんだけど、なんか、どぉこ行ってもアウェーな感じだったんですよ。

       …でもここは違うよなぁ。」

観客「おおおおおおおおお!!」

 

オーケンさん「次に歌う作品はちょっとこのライブとカラーが違うんじゃないかなぁ…。

       あのね。今回の出演依頼のお話をアニキからあった時に『アニソン歌ってるよね?』って聞かれたんです。

       で、『あ、はい。でも皆さんが歌っている曲とちょっとカラーが違うと思うんです』って言ったら、

       アニキ『ドンマイ!! (親指立てて笑顔)』ですって。

       そんな懐が深いイベントに感謝して歌います!!」

観客大喝采。

オーケンさん「じゃぁ、次の曲は…」

観客「おおおおおお」

オーケンさん「あ、その前に。みなさんのお手を拝借。こうやって両手を掲げていただいて…」

無数の手、手、手。

オーケンさん「こう、手を揺らしながら下げて……ぶれぶれぶれぶれ、と…」

観客「(ぶれぶれしながら)おおおおおおおおお!!」

オーケンさん「それでは参りましょう。『さよなら絶望先生』オープニング、『人として軸がぶれている』!!」

 

19:人として軸がぶれている/大槻ケンヂと絶望林檎姫隊達

-MC-

 

ぶれぶれぶれぶれ。けだるい様な前半とサビでの心の奥底からの叫びの様な歌いっぷりはオーケンさんならではの歌力の世界。

コーラスのアップルのお二人も大活躍。そしてオーケンさんと観客一体となっての「ぶれぶれぶれぶれ」は壮観でした。

 

笑顔の水木さんが登場し、オーケンさんとお二人でトーク。

 

水木さん「そもそも初めて会ったのが『ゴー!!』だったんだよな」

オーケンさん「あ、あれですね」

水木さん「筋少の曲で『ゴー!!』っていうのが出てくる曲を作ってて、『"ゴー!!"っていったら水木一郎しかいないんじゃないか?』

     ってことで、筋少と一緒に歌わせてもらったんですよ」

 

水木さん「他にも、オーケンの書いた小説にも名前を出してもらっちゃってね『ヌイグルマー』」

オーケンさん「はい、『縫製人間ヌイグルマー』にアニキの名前を出させていただきました」

水木さん「泣けます。もぉーいい話でね。まだ読んでない人はぜったい読んだ方がいい。

     しかも、オレの名までもかなり泣けるところで出してくれてるんですよ」

 

水木さん「今回、オーケンに『出てくれない?』って聞いた時、オーケンが一つだけ条件を出してきたんですよ」

オーケンさん「あ、アニキ…なんか、態度デカイやつみたいになってないっですか? あれ条件って言いますか…」

水木さん「『お願い』だね。『一緒に歌いたい曲があるんですけど…あれ、アニメじゃないですよね?』って」

オーケンさん「ええ。あれはオリジナルですもんね」

!!!!!!!

水木さん「いいんです。あれはアニメです!!」

オーケンさん「ええええっ? アニメなんですかぁ?」

水木さん「アニメです。…あのね、これからの時代はですね、自分の頭の中で作るんです」

オーケンさん「ほぉ。自分の頭の中で」

水木さん「そうなんです。みなさんもいいですか? みなさんも、自分の頭の中でアニメを作れるんですよ!!」

オーケンさん「なるほどぉ」

 

20:221B戦記/大槻ケンヂと水木一郎

-MC-

 

まさか大好きなこの曲が今回聞けるとは! さすがは何でもありのSAS!! 水木さんとオーケンさんの緊迫感ある歌声がたまりません。

最後のオーケンさんの「行くぞォオオ!!」が原曲とはまた違った歌い方で素敵。ギターのナベさんがラストにステージ前に出て素敵プレイ。

 

ショッカーさん「はーい、アニキ、アーンド、オーケンでしたぁあああああ!!」

お二人と入れ替わりでショッカーさんが登場。

ショッカーさん「まさか『221B戦記』とはなぁ…。でもアレ、台詞言ってたの神谷明さんと"みやむー"宮村優子さん。

        ……りっぱなアニソンじゃぁあああん!!」

 

ショッカーさん「さて、次に登場していただくのは、ボクの永遠のアイドル、堀江美都子さんです。せぇえええのっ!!」

観客「ミッチィイイイィイイイ!!」

浴衣姿も華やかに堀江さんがご登場。

堀江さん「どうもー」

ショッカーさん「ミッチ、あの女子部の時に聞いたんですけど、足を怪我されたって…」

堀江さん「そうなの。金沢に水木さんと影ちゃんと『アニソンビッグ3』で行った時に転んじゃって…」

ショッカーさん「うわぁ…」

堀江さん「でも、骨が折れてなくて良かったと思いましたよ」

ショッカーさん「そうですよね」

堀江さん「『怪我しちゃったけど折れてなくて良かった』って前向きに考えてるんですね」

 

ショッカーさん「それでは堀江美都子さんに歌っていただきましょう、この曲のおかげで早起きするようになりました。

        『ねぎぼうずのあさたろう』よりエンディング『風の歌、星の歌、私の歌』」

堀江さん「ありがとう」

ショッカーさんが退場され堀江さんお一人に。

堀江さん「『ねぎぼうずのあさたろう』では声もやらせていただきました。朝早いのに視聴率もいいみたいですよ」

 

21:風の歌、星の歌、私の歌/堀江美都子

-MC-

 

ご自身が"ゆりねのお仙"役で、劇中でもお仙さんのまま歌われました。今回是非とも聞きたかった曲です。

堀江さんの真骨頂ともいえるあくまで前向きなバラードの素敵曲。まるで堀江さんをそのまま歌ったかのような歌詞も印象的です。

 

堀江さん「次も新曲です。いつも新曲をいただけるとわくわくします。

     若い時よりも今になっての方が、新曲をいただけるわくわくはより強いと思います。

     今日も放送してたかな? 『ジュエルペット』っていう…女の子版のポケモンみたいな感じ? 合ってる?

     かわいい動物たちが出てきて、首輪のところにジュエルがあって。流行るといいなぁ…。

     歌は今時の女の子たちの言葉『メチャ』とか『っていうか』とかを私が言っちゃっていますけど。

     みなさんの素敵な笑顔がつながって、笑顔が広がっていくと、とても嬉しいです」

 

22:笑顔のループ/堀江美都子

-MC-

 

日曜日の朝の新曲を連続で。3日と開けずに聞くことができるとは思いませんでした!

前向きなメッセージは「風の歌、星の歌、私の歌」と同じながら、曲調の好対照で堀江さんの歌声の魅力を堪能できました。

 

深々とお辞儀する堀江さん。

その時ゆったりと流れてきたのは……。

 

22.5:君が創る詩(instrumental)/Super Rescue Band

 

水木さんと堀江さんのオリジナルバラードが演奏される中、ショッカーさんが登場。

事の次第が飲み込めない様子の堀江さん

 

ショッカーさん「今年、堀江美都子さん、デビュー40周年でぇええええええす!!!」

観客大喝采。

ショッカーさん「せーの、で、おめでとう!! せーのっ!!」

観客「おめでとおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

堀江さん「…あぁ、ありがとうございます」

 

堀江さん「本当ならここですぐに水木さんが…」

笑顔で水木さん登場。

そして、堀江さんのマネージャーであり、女子部のコーラスも担当されているKAKOさんがなにやら荷台を押しながら登場。

荷台には箱が。

堀江さん「…なぁ~にぃ~?」

箱を開けてさらにびっくりした様子の堀江さん。

ショッカーさん「メッセージプレート入りの、ティアラとネックレス・イヤリングのセットでぇええええす!!」

観客「おおおおおおおお!!」

ショッカーさん「やっぱりミッチにプレゼントを渡す役目は、KAKOちゃんしかいないでしょう!?

        このティアラも全部、KAKOちゃんが探し回って見つけてきてくれたんですよ!」

堀江さん「なぁんで~。KAKOずっといっしょにいたじゃぁ~ん。いつのまにぃ~?」

水木さん「40周年ライブはぜひこれを付けて…」

堀江さん「ちょうど40周年ライブの時に、このティアラにぴったりのドレス発注してたんですよ~」

 

ショッカーさんによる、堀江美都子さん40周年記念プレゼント賛同者一同のメッセージが、

続いて、水木さんが堀江さんへ向けてのメッセージを読み上げられました。

 

そして賛同されたの方々のお名前をショッカーさんが読み上げられました。

記憶しているかぎり以下の皆さんだったと思います。敬称略、50音順で。

 

 

bless4(AKASHI KANASA AKINO AIKI) アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子)

鮎川麻弥 石田燿子 石原慎一 井上あずみ

遠藤正明 大杉久美子 奥井雅美 影山ヒロノブ きただにひろし

ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一) 金月真美 

サイキックラバー(YOFFY JOE) Salia ショッカーO野

たいらいさお 高橋洋子 ドリーミング(ちよ かよ) 福山芳樹

水木一郎 三重野瞳 MIQ 宮内タカユキ ☆MoJo 森川美穂 森口博子

山形ユキオ 山本正之 吉田仁美 米倉千尋 YUKA

 

 

計40名ですが、ショッカーさんの説明では全員で41名。

上記の方々の中でも記憶違いがあるやもしれません。ご了承ください。

 

 

ショッカーさん「会場には、この中の何名かもお祝いに駆けつけてくださっています!!」

関係者席には多くの歌手の皆さんのお姿が。

ショッカーさん「ほら、女子部のみなさんも!!」

堀江さん「あぁっ!! もぉ~女子部のみんな、すっごいおしゃべりなのになんで黙ってたのぉ~!!」

関係者席から身をのりださんばかりに堀江さんに手を振る大杉さん、井上あずみさん、YUKAさん、吉田さんのお姿が。

堀江さん「こんな疑り深い、あたしなのになんで気付かなかったんだろぉ…。

     でも、思ってみれば、少し前、いきなりbless4のみんなからメールがあって『40周年おめでとうございます』って。

     しかも今日の朝も、山形ユキオさんから『40周年おめでとうございます』ってメールが入ってたぁ!!」

 

ここで同じく40周年の串田さんも呼び込まれました。

 

ショッカーさん「昨日はここでクッシーへのサプライズがあったんですよ!!」

堀江さん「でもあたしそれ知らなかったよぉ」

串田さん「おれも今日の事、知らなかった…」

ショッカーさん「でもお二人とも、お互いの賛同者になってるのは不思議でしょう?

        それはぜぇんぶお二人のマネージャーさんに承諾を取っているからでぇええす!!

        事前にお互い知られたら感づかれちゃうと思いましたんでね。

        だからクッシーにも昨日の事をミッチに一切言わないように口止めしておきました」

 

串田さん、KAKOさんが退場され、三人だけに。

 

ショッカーさん「さて、ここでお二人が初めて一緒に歌った曲を歌っていただきますが、戦闘員共、準備はいいかぁああああああ!!?」

戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

堀江さん「うわあ、すっごい!!」

水木さん「今日のオレのベルトも、ショッカーなんだよ、ほら」

ショッカーさん「ぉおお! ほんとだ!! さぁ! 皆さんには次の曲では戦闘員は戦闘員でもデルザー軍団になっていただきましょう!!」

戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

堀江さん「おぉおお、すっごい!! 練習したみたい!」

ショッカーさん「『仮面ライダーストロンガー』より、『戦え! 七人ライダー』!!」

戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

堀江さん「みんな、すごいねぇええ!!」

 

23:戦え! 七人ライダー/堀江美都子 水木一郎

-MC-

 

選曲の素晴らしさたるや。「仮面ライダーストロンガー」より。久しぶりに聞けて感激。3年ぶり?

間奏で涙ぐむ堀江さんを見た水木さん、優しく肩を抱き一緒に歌う様は共に歩んできた"戦友"だからこそ。

 

堀江さんと水木さんが仲良くお二人で退場され、ショッカーさんが登場。

ショッカーさん「だーいせーぃこぉー!!」

 

ショッカーさん「さぁーここから一気にラストスパート!! いろんな作品が飛び出してきます!!

        まずは、成田賢さんの登場です!! 『ああっ!! 電磁戦隊!! デンジマァアン!!』」

 

24:ああ電子戦隊デンジマン/成田賢

-MC-

 

ときめく電子音。カインズの皆さんと観客との重厚なコーラスも勇ましく「デェンジマァアアアアアアアアアアアン!!」

間奏では成田さんの「ショッカー!!」の呼びかけで舞台袖からショッカーさんが登場し電子戦隊の名乗りを。これぞライブの醍醐味。

 

成田さん「やっと声が戻ってきました。26年目にしてやっとだよ。これもみなさまの声援のおかげです。

     これからはね。ちょっとキャラを変えていこうと思うの。

     いつまでもおとぼけキャラじゃなくてもっと二の線になりたいんですよ。

     本気で思ってるんですよ。キャラ変えようって。

     それで、新しい気持ちで歌手としてより感動をお届けできるよう、一から精進していきたいです」

 

成田さん「えーっと。次はね。無理言って『もう一曲歌わせてー』ってお願いしたんですけど…。

     アップル・パイのお二人にも手伝ってもらうんですけど…あ、アップル・パイのお二人に拍手を」

観客拍手。

成田さん「アップル・パイのお二人にも手伝って…あ、カインズのみなさん…もう退場しちゃいましたけど…

     さっきの『デンジマン』の時には彼らがいないと2番の出だしが歌えないんですよ。

     1番の最後に『デンジマーァーン』って伸ばす時、僕、数えてないんで、

     カインズの『デンジマン、デンジマン』っていうのを合図に2番を歌いだすんですね。

     あ、そう言えば『デンジマン』のコーラスを、名古屋でだったかな? アップルパイのお二人がやられたんです。

     その後、反響で『女性がデンジマンのコーラスをやるのは認めん!』っていうのがあったんです。

     だけどそれの最後に『でも、アップルパイなら許す』…ですって」

 

成田さん「そんなアップルパイにも手伝ってもらって。

     ちょっとタイトルが長いんですけど。…『新…竹取物語…1000年女王…コスモス・ドリーム…-宇宙をかける夢-』…」

 

25:コスモス・ドリーム -宇宙をかける夢-/成田賢

 

曲が始まるとミラーボールが回りだし、会場は松本零士先生の大宇宙に。

切なく儚げな成田さんの歌声は、聞き入っているうちに曲の世界観へとぐいぐい引き込まれていきます。

 

26:君にこの声が届きますように/谷本貴義

 

続いて谷本さんが歌うのは「金色のガッシュベル!!」の二代目OP。歌われても「ゲキレンジャー」かと思っていただけに嬉しい誤算でした。

かろやかなステップとしなやかな歌声が魅力の谷本さん。「願うよ」では親指を立ててゆっくり振り下ろすパフォーマンスも健在。

 

27:ヤッターキング/山本まさゆき

 

山本さん、実写版「ヤッターマン-YATTERMAN-」のスタッフジャンパーを纏って「ウァアオッ!! アチョォオオオオオオオ!!!」

ボカンシリーズは文句なしにカッコよく、楽しくとてもライブ向き。これがもう楽しいってばないです。全員揃って「アチョォー! ヒョヒョヒョヒョ!」

 

28:炎のキン肉マン/串田アキラ

 

息もつかせぬ連続。M・U・S・C・L・E MUSCLE!!! 「3! 2! 1! FIRE!!」のカウントダウン部分は串田さんの指の出し方に注目。

串田さんのますます鍛え上げられパワフルな歌声に合わせて繰り出される拳の嵐、嵐、嵐。

 

29:ラ・セーヌの星/堀江美都子

 

赤い仮面に黒マント、剣を携えた"ラ・セーヌの星"シモーヌがSASに登場!! 

二番が終わり仮面をとったその素顔はもちろん堀江さん。のびやかではつらつと勇ましい歌声は原曲以上に素敵。

 

30:ルパン三世愛のテーマ/水木一郎

-MC-

 

おおおお。ここで「ルパン三世(新)」の名EDが。ライブ終盤で聞くことができるというのも味わい深いです。

大人な雰囲気の大野雄二さんのサウンドにのせて、甘くとろけるようにかつ哀愁漂う水木さんの歌声がまた格別です。

 

水木さん「ありがとうございます。Thank you。 謝謝。Merci beaucoup。

     …今日は遠くフランスからもいらっしゃっている方もいるそうで、本当にありがとうございます。

     それじゃぁ、ラスッ・ソング!!」

 

31:グランプリの鷹/水木一郎

 

先ほどまでの空気がガラッと一転、ラストは「アローエンブレム グランプリの鷹」のOP。

「いつかのぼるぜ 栄光の空」の部分の水木さんの歌いあげっぷりは1番から3番まで共通して突き抜ける格好良さ。

 

-アンコール-

-MC-

 

バンドの皆さんが拍手で見送られ、じわじわとアンコール。

怒涛の31曲が終わっても、まだまだ観客の皆さんも元気。

アンコールが続き照明がアンコールに合わせて点滅している中、堀江さんと水木さんが登場し深々と一礼。

 

水木さん「今日はね、浴衣着てましたけど、ミッチ怪我してるんですよ。

     この前、金沢行った時に転んでしまいまして、すっごいキレちゃってるんです」

堀江さん「でも骨は折れてないですからねー」

水木さん「それが良かったんですよ。それでも一昨日の女子部といい今日のアニソンだってこうやってがんばってねぇ…」

 

水木さん「お、さっそく付けてますね?」

先程プレゼントされたネックレスをさっそく着用した堀江さん。

堀江さん「これ、ナイショにされてたこと10年言い続けていい?」

水木さん「ナッハハハハハハ」

堀江さん「さっきKAKOちゃんには言ったんですよ『10年言い続けるからねっ』って」

水木さん「いいですよー。オレなんか去年の事なのに忘れちゃってるもんよ」

堀江さん「えぇ~、早い~」

水木さん「あ、みんなからプレゼントされた事じゃないよ!!! 内緒にされてたことは忘れてるってこと!!」

 

堀江さん「じゃあ、せっかくのアンコールいただいたんで、久しぶりに『ENGAGE!!!ゴーダンナー』歌いましょうか!?」

観客「おおおおおおおおお!!」

 

32:ENGAGE!!!ゴーダンナー/堀江美都子 水木一郎

-MC-

 

「神魂合体ゴーダンナー!! SECOND SEASON」よりOP。でっきり「Dear Friend」かと思っていただけに嬉しい番狂わせ。

改めてお二人のコンビネーションの凄さを実感しました。最後のたたみかけの部分は聞いているこちら側も力が入ります。

 

ショッカーさんが登場し、「スーパーアニソン魂」の掛け声で出演者の皆さんが続々と登場。

そしてこの二日間、奏でまくったバンドのみなさんが紹介され、コーラスの皆さんの紹介へ。

 

ショッカーさん「つづきまして女性コーラス!」

水木さん「今日ね、会場に来たときさ、アップルの事が大好きなファンの子がいたから、

     『アップル今日下手(向かって舞台左側)に出るよ』って言っておいたんだけど、どこにいるかな?」

観客席を探す水木さん。ミズキング・イタズラ。

ショッカーさん「どこどこ」

水木さん「あ!! ちゃんと上手(向かって舞台右側)側にいる!! ちっくしょー」

ミズキング・イタズラ失敗。

アップルのお二人、水木さん、ショッカーさん「せっかくだから」という事でいつものコーラスブースから

ステージ前方に移動してご挨拶。でもカインズのみなさんはそのままコーラスブースでご紹介。

 

ショッカーさん「そして、クッシー、ミッチと共にもう一方、40周年を迎えられた大杉久美子さん!!」

舞台袖にいた大杉さんが驚いたお顔をしながらステージへ。

ショッカーさん「みんなで、せぇーのっ!!」

観客「おめでとおおおおおおおおおおおおお!!」

大杉さん「ありがとう!!」

堀江さん「一昨日の女子部だと、あたしが大杉さんを驚かせたのになぁ~。今日は逆になっちゃった」

大杉さん「うふふふふふ」

 

その後、出演者の皆さんから一言づつ。

谷本さんが谷本さんらしかったり、"やっちまった"成田さんがまた"やっちまった"り、それで水木さんが謝罪したり。

 

オーケンさん「この夏はいろんなライブに呼んでいただいて、なんかいつもアウェーな感じがするんですよぉ」

水木さん「ここは違うよな。みんな、ウェルカムだもん」

オーケンさん「そうなんですよ。すっごいホームみたいなんですよね。なんか、帰ってきたって感じがするよなぁ」

 

ショッカーさん「続いては、山本さん!」

山本さん「去年はAJFを休んでしまったけど、やっぱり、この感動は表せないなぁ…」

水木さん「山本さんはなんで今日はカブスのTシャツ着てるの?」

この時の山本さんはアメリカ大リーグの球団「シカゴ・カブス」の赤いTシャツを着ていました。

山本さん「だって…今年、ウチ~弱いじゃぁ~ん」

ウチとは山本さんが愛してやまない球団"中日ドラゴンズ"。

山本さんの代表作の球団応援歌「燃えよドラゴンズ!」を数年前に水木さんが歌われています。

水木さん「なぁあにいってんのぉ!! あぁともう少しで首位じゃないの!!」

山本さん「あぁ…そうだっけ?」

観客の方がドラゴンズのタオルを水木さんに手渡したり。

水木さん「ほら。もぉ。また、オレに歌ーわーせろってのぉ」

 

水木さん「ほんとにミッチ、クッシー、大杉さん、40周年おめでとうございます。オレはただの41周年だけど…」

ショッカーさん「なにいってんすか、もー」

水木さん「ショッカーもさぁ、ありがとうな」

ショッカーさん「え、え、何? 何? ボク別に何周年でもないですけど」

水木さん「長い間ずっと司会として一緒にやってきてくれて、ありがとうな。みんなショッカーに拍手!」

観客大喝采。

ショッカーさん「え、あ、ハイ。あ、ありがとうございます」

 

ショッカーさん「じゃあ、アニキ、最後といえば…」

水木さん「これかい? (Zのポーズ)」

ショッカーさん「いやいや、そうじゃなくて…」

水木さん「あぁ、…大杉さんがいるからね…」

 

32.5:草原のマルコ/水木一郎

 

冒頭部分をほんの少しだけ歌唱。これは貴重。

 

ショッカーさん「そぉうじゃなくって、もーミッチとクッシーこれからラジオ、生放送なんだから!!!」

堀江さんと串田さんは当日、ライブ終了後、NHK FM「今日は一日『SF・ヒーロー』三昧。」にゲスト出演されました。

ショッカーさん「さっきルパン"三世"を歌ったから、今度は"2世"!!」

 

33:バビル2世/水木一郎&ALL CAST

 

SAS最後を飾る曲と言えばこの曲。水木さんを中心に出演者、観客一緒になって大合唱です。

要所要所の「2世」や「三つの」、「ヤァ!!」などが見事に揃う事。オーケンさんが全編見事に歌われていたのが印象的でした。

 

バンド、コーラスの皆さんもステージ前方へ集合し、一列に。

ショッカーさん「さて、アニキ!!」

水木さん「あいよ!!」

前日のSHSと同じく、マイクを通さず地声で返事の水木さん。

ショッカーさん「40周年を迎えられたみなさんのを祝して、ここはひとつおめでたいアレ!! "三本締めZ"でー締めたいと思うのですが?!!」

前日のSHSと同じく、負けじとショッカーさんもマイクを通さず地声で会話。

水木さん「ハイ!! えー、みなさんホントありがとうございます!!」

出演者の皆さんの一列から一歩前に出て地声のままご挨拶。

水木さん「40周年を迎えた、クッシー!! ミッチ!! そして―…」

ここまで地声で挨拶しながら、出演者の列に戻った水木さん。ちょうど真横に大杉さんの持っていたマイクが。

水木さん「…大杉さぁん♥」

抜群のタイミング具合がとても面白く。

 

34:三本締めZ/ALL CAST

 

おめでたい三本締めZ。今回も会場一体となっての「ゼェエエエッ!!!」。

はじめてやられたオーケンさん、やりながらマイクなしで「あーなるほど」。

 

ショッカーさんが出演者の皆さんの名前をお一人ずつ読み上げつつ皆さん退場。

水木さん、大杉さん、堀江さん、串田さんとショッカーさんの五人だけに。

 

ショッカーさん「おぉお~、すっげえ4ショットぉおおお!!」

観客「おおおおおおおお!!」

ショッカーさん「この4人の歌を聞いて、ボクたちは育ったんだよなぁああああ!!!」

観客「おおおおおおおお!!」

 

大杉さん、堀江さん、串田さんが見送られ、水木さんとショッカーさんだけに。

ショッカーさん「アニキ、大成功でしたね!?」

水木さん「にぃひっひっひっっ」

ショッカーさん「すべての悪だくみはこの人から始まった!! 我らの大首領!! 水木一郎さぁああああん!!」

戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

水木さん「ありがとぉおお!!」

 

ショッカーさん「みんな、楽しんでくれたかぁあああああ!!」

観客「おおおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「絶対また会おうなぁぁあああああああああ!!」

観客「おおおおおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「じゃあ、約・束・のっ、スゥー・パァアアアア・アァニィソンッ!!?」

観客「スピりィイイイいいいいいいいいいいいいいいイッツ!!!」

ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ!!」

 

拍手でショッカーさんが見送られ、「ANIME JAPAN FES 2009 "夏の陣"」の東京全公演は終了しました。

 

 

今回のSASは曲のジャンルの幅広さに脱帽です。

まさになんでもあり、これぞ「スーパーアニソン魂」。

これぞオーケンさん言う所の「懐が深いイベント」、

他にはない、10周年を越えたからこそできる「ANIME JAPAN FES」の底力を見せつけられました。

今回も素晴らしく素敵な夏の3日間となりました。

 

堀江さん、串田さんそして大杉さん、40周年おめでとうございます。 

 

 

補足

 

・今年のSASでの堀江さんの選曲の攻め具合が半端ないです。

 「まさかこの曲が!!」という曲ばかり。さすがは40周年。

 

・串田さん「キン肉マンGo Fight!」ではキン肉マンTシャツ。

 

・「DRAGON BALL」特集。

 いくらアコギでアンコールに歌われたとはいえ、

 いくらショッカーさんのアロハとTシャツが「DRAGON BALL Z」だったとはいえ、

 …やはり"アノ方"の登場を期待してしまうもので。

 いつかちゃんとDRAGON BALL→Z→改と聴いてみたいです。

 もしくは「DRAGON LIVE」をぜひ。

 

・「POWER OF DREAMER」初めてフルで聞きましたがすごくいい曲。

 ちゃんと「ドラゴンボール」の歌という印象を持ちました。

 

・予想していた「セイザーX」や「乙女のポリシー」が無いあたりも

 次回への期待を高まらせてくれているようでニクイです。

 

・まさかの「純白の勇気」嬉し。

 

・これで「雷伝説」聞けてたら泣き伏してました。大好きな曲でして。

 

・次回はぜひ「ライブチェンジ」したいです。

 

・まさか「221B戦記」が聞けるとは思いませんでした。嬉しすぎ。

 アニソンじゃないとかそんな事は野暮天でございます。

 

・そしてオーケンさん「221B戦記」後奏で白熱のヌンチャクプレイを披露。

 

・あぁあ…堀江さんおめでとう企画の賛同者の方々の名前が不確か。

 …メモが間に合いませんで。

 

・アンコールで「水木一郎トークライブ」開催。……ならず。

 

・アンコールでオーケンさんはAJFTシャツ、谷本さんはスーパーサイヤ人孫悟空、岩崎さんはMなベジータTシャツ。

 

・アンコール中、観客席から女子部の皆さんがいなくなり、

 アンコールで大杉さんだけが登場されたのは、もしや大杉さんへのサプライズ?

 

・ショッカーさんの眼力。

 

・つけていた指抜きグローブを観客へ投げる成田さん。

 ショッカーさんに「高橋秀幸じゃないんだからぁ~」と突っ込まれたり。

 

・AJFの爆弾男。

 

・谷本さん「どうもサイキックカバーでした」

 

・観客と一緒に振り付けをするアップルとカインズのみなさん。

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