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スーパーヒーロー魂2009"夏の陣"

09.8.15 Zepp Tokyo

 

出演/水木一郎 串田アキラ MoJo 宮内タカユキ

   高取ヒデアキ サイキックラバー(YOFFY JOE) 石原慎一 前田達也

    Z旗(Vo.TAKA G.Nobu B.Toshi Tb.Ozaki Tr.Ozawa)

 

特別出演/ささきいさお

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

演奏/Super Rescue Band(G.鍋島圭一 Ba.三宅博文 Dr.瀧本裕 Key.松原博)

    Z旗(Vo.TAKA G.Nobu B.Toshi Tb.Ozaki Tr.Ozawa)

 

 

見参。

 

99年8月「スーパーヒーロー魂'99見参」開催以来、毎年ANIME JAPAN FESの中日に開催されている「スーパーヒーロー魂」。

座長・串田アキラさんを筆頭に出演者の皆さんによるパワフルなステージは、

特撮ヒーローに特化したライブならではの独特の熱狂空間を作り出し、

それまでライブやステージに立つことがなかったオリジナルシンガー達の数々の復活劇や、

素顔のヒーローたちの登場なども相まり、アニメソングムーブメントの中で唯一無二の存在となっています。

 

09年「スーパーヒーロー魂」は10周年を迎えました。

 

串田さん、水木さん、MoJoさん、宮内さん、ショッカーさんという不動の五人、

10年前からのスターティングメンバーである石原さん、昨年から待望の参加となった前田さん、

次世代の担い手ともいえる高取さんとサイキックラバーのお二人に加え、

いさおさんが特別出演ということで、今回も期待に胸が膨らみます。

 

会場は前日の涼やかで和やかな「アニソン女子部」とは打って変わり、熱気のみが感じられるZepp Tokyo。

入場すると会場内にはすでに多くの人が、開演を今や遅しと待機中。

 

いよいよ開演時間。

 

石ノ森先生のヒーロー達があしらわれたバンダナとアロハ、

そして仮面ライダーのTシャツをまとい、司会のショッカーO野さんが登場。

 

全力な鼓舞の後、おなじみの合言葉。

 

ショッカーさん「スゥーパァーヒィーロォーォッ!!?」

観客「スピリィイイイイイイイッツ!!!」

ショッカーさん「ようこそいらっしゃいましたぁああ!!」

 

ショッカーさん「皆さんにも憧れのヒーローがいると思います。人によってスポーツ選手や歴史上の人物だったり、

        最近では宇宙飛行士ですか? …でもオレたちの憧れはスーパーヒーローだよなぁああああ!!」

観客「おおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「あ、自己紹介が遅れました。どうも通りすがりの"大ショッカー"です」

観客大湧。所々でショッカー戦闘員の「イィィッ!!」をやっている方々も。

ショッカーさん「仮面ライダーも平成が10周年ってことで平成ライダーが大集合したかと思ったら、劇場版では昭和まで揃って。

        でも何がすごいって、地獄大使と死神博士が蘇るとは思わなかったなぁ…。……せっかくだから、やっとく?」

観客「おおおおおお」

ショッカーさん「じゃぁ、せーので『ッイィィッ!!』(もちろんアクション付き)。せぇえええのっ!!」

戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

ショッカーさん「…二階のみなさんどうしましたー? 関係者席のみなさんもやるんですよー。

        普段じゃできませんから、これが意外とストレス解消になりますからね、いきますよ!! 戦闘員共、準備はいいかぁああ!!?」

戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

ショッカーさん「いいねぇぇ~、準備はいいかぁあっ!!」

戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

ショッカーさん「癖になりそう。準備はいいかぁあっ!!」

戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

ショッカーさん「軽い病気でーす」

会場笑。

 

ショッカーさん「まー今回はね、凄いよ。ちょっと前のだけど"最初に言っておく"。…今回のライブは"かーなーり"、楽しい!!」

観客「おおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「しかも"泣けるでぇ"(アクション付き)」

観客「おおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「さぁ~戦闘員共~、準備はいいかぁああ!!?」

戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

ショッカーさん「準備はいいかぁあっ!!」

戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

ショッカーさん「はじまりまぁあああす!!」

 

00:SE

 

ステージが暗転、緊迫した音楽に乗せてSuper Rescue Bandのみなさんが拍手で迎えられます。

バンドのみなさんとアップルのお二人のセッティングが完了すると流れてきたイントロは…

 

01:機動刑事ジバン/串田アキラ

 

トップは座長・"クッシー"串田さんから。高揚せずにはいられないイントロの「ジバン」から幕が開きます。

大合唱と無数のクッシーサイン(親指、人差し指、小指を立てるサイン)が会場を埋め尽くします。

 

02:科学戦隊ダイナマン/MoJo

 

続いては「ダイナマン!!」の掛け声も勇ましく"にいさん"MoJoさんが序盤から爆発☆!! 

一番終わりには舞台袖のショッカーさんを呼びこみ、ハイスピードで科学戦隊の名乗りが!

 

03:特警ウインスペクター/宮内タカユキ

 

魂の三兄弟コンプリート。"宮兄"こと宮内さんはレスキューシリーズの筆頭でご登場。

大好きな曲だけに特に二番の「さぁ燃えろ 魂の兄弟」の部分の宮内さんの歌いっぷりはたまりません。

 

04:勝利だ! アクマイザー3/水木一郎

 

噎び泣く程カッコいいイントロに乗せて"アニキ"水木さんのザンザンザザン「アクマイザー3」。

水木さんの歌声に乗せて合いの手あり、コーラスありで会場が一体っぷりが最高に楽しいです。

 

05:斗え! 超人ビビューン(2C)/ささきいさお

-MC-

 

そして"大王"いさおさんの「ビビューン」!!! この連続。この連続をどれだけ切望したことか。

いさおさんの勇ましい歌声に、序盤から心の昂りが留まりません。

 

ショッカーさん「アニキの『アクマイザー』といさおさんの『ビビューン』。この連続がやりたかったんだよぉおおお!!!」

観客「おおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「まさに"最初からクライマックスだぜええ"!! 今日はみなさんの夢をかなえるいろんなヒーローたちが出てきます!! 

        まずは戦隊シリーズから、☆M・o・J・o、☆MoJoさんに歌っていただきましょう!! 『バトルフィーバーJ』!!!」

 

06:バトルフィーバーJ-オルタネートバージョン-/MoJo

-MC-

 

フィーバッ・ジェーィ!! MoJoさんがSHSに初登場され、"MoJo"としての活動を再開したのがこの曲だと思うと感慨深く。

サビの部分「ひとりひとりは小さいけれど~」でのMoJoさんの振り付けが会場一体になって揃う様子は圧巻です。

 

MoJoさん「いやぁっ!! んふふふ。今年は、"MoJo"として活動再開て10年目になるんだけどさ、

      何か悪いことしなきゃ載れないと思ってた読売新聞さんに取材とか受けちゃってさぁ…」

ライブ当日の一週間前、読売新聞日曜版「不屈のひみつ」にMoJoさんのインタビュー記事が掲載されていました。

MoJoさん「鈴木美潮さんに取材してもらったんだけど、そこにも書いてもらったんだけど、ライブが楽しくてさぁ~」

観客拍手。

MoJoさん「じゃぁ、次は、『大戦隊ゴーグルV』だっ!!」

 

07:大戦隊ゴーグルV-オルタネートバージョン-/MoJo

 

ゴーグルV・ゴーゴー!! MoJoさんと観客との一体感をこれでもかというほど堪能することができる「ゴーグルV」。

あの規模での「愛する国を~」からのコーラスや間奏の「ダイダィダィダダィヤ」の観客大合唱はたまらないものがあります。

 

08:超電子バイオマン/宮内タカユキ

 

ガラっとシリアスに「バイオマン」。宮内さんの歌声は原曲以上の迫力ある歌声がビシビシと響きます。

グレーのスーツ姿の宮内さん。時折ポケットに手をいれて歌うお姿がまたカッコよく素敵でした。

 

09:救急戦隊ゴーゴーファイブ/石原慎一

 

人の命は地球の未来!!! 燃えるレスキュー魂「救急戦隊ゴーゴーファイブ」で"慎ちゃん"石原さん出場です。

石原さんのパワーヴォーカルと華麗なステージングに今回も会場大興奮。やはり石原さんもSHSには欠かせない方です。

 

10:ハリケンジャー参上!/高取ヒデアキ

 

"風が哭く"イントロに「忍風戦隊・ハリケンジャァー!!」の掛け声も勇ましく、"ヒデちゃん"高取さん、シュシュッと参上!!!

「三つの力を合わせたら」の振り付けの一体感、"水が舞う"様なしなやかでパワフルな身のこなしに客席も"大地が震える"心持でした。

 

11:特捜戦隊デカレンジャー/サイキックラバー

 

和の風から一転、エマージェンシーコール発動。サイキックラバーのお二人が燃えるハートでクールに奏でるS.P.D「デカレンジャー」。

オールナイト終わりだというのを微塵にも感じさせないYOFFYさんの煽動、JOEさんのギターパフォーマンス、要所要所の振り付けも掛け声も盤石の盛り上がり。

 

12:道-タオ-/水木一郎

-MC-

 

戦隊コーナーのトリを飾るのは40周年を迎え、極みの向こうを目指す水木さんによる「獣拳戦隊ゲキレンジャー」のED。

"静の力強さ"あふれるこの曲。水木さんの魅力は激しい曲や雄たけぶ曲だけではないという事を改めて実感しました。

 

水木さんを見送って先ほどとは変わったバンダナとはっぴ姿のショッカーさんが登場。

バンダナとはっぴの柄は「侍戦隊シンケンジャー」。

 

ショッカーさん「さぁ、ここで、最新の戦隊の登場だぁあああ!!!」

観客「おおおおおおおおお!!!」

ショッカーさん「再びサイキックラバーに登場してもらいましょう!! 天下御免の侍戦隊!!! シンケンジャアァ!! 参る!!」

 

13:侍戦隊シンケンジャー/サイキックラバー

-MC-

 

真剣陣羽織を身に纏い、拍手の嵐、お祭りさわぎ、真打登場!! 現役の戦隊だけにその盛り上がりは折神つき。

「チャンチャンバラ チャンバラ」をはじめ、YOFFYさんの男伊達な歌声と振り付けも軽やかに、会場全体であっぱれ!!

 

サイキックラバーのお二人が退場されると、真剣陣羽織・黒を纏って高取さんが登場。

 

高取さん「オレ達の戦闘員、Z旗一同!!!」

高取さん改め、Z旗のヴォーカルTAKAさんに呼び込まれ、選抜Z旗の皆さんがステージへ。

 

14:四六時夢中シンケンジャー/高取ヒデアキ with Z旗

-MC-

 

TAKAさんの高揚感あふれる歌声とアクション、パワフルなZ旗の皆さんの演奏も相まって会場はわっしょいの嵐に。

今回のZ旗はフルメンバーではなく変則的に五人でしたが、その分"いつつの本気を合わせて"、"縦横無尽にわっしょい!!"

 

再び石ノ森先生のヒーローたちがあしらわれたバンダナとアロハ、

仮面ライダーのTシャツをまとって司会のショッカーO野さんが登場。

 

ショッカーさん「高取ヒデアキ with Z旗一同でしたぁああああ!! 『シンケンジャー』も大人気で、視聴率もいいらしいですよ。

        劇場公開の『銀幕版』も大好評で、なんと1万人の戦闘員・クサレナナシが出てくるんですよ」

観客「おぉおおお」

ショッカーさん「私事ですが、その中の100人くらいがわたくしです。『超電子バイオマン』以来25年ぶりに戦隊の現場に行ってきましたよ」

 

ショッカーさん「この後も続々とヒーロー達が登場ていきますが、続いてはコレです!!」

ご自分のTシャツを指さすショッカーさん。

観客「おおおおおお~」

ショッカーさん「そう、仮面ライダー!! ライダーと言えばこの方、水木一郎アニキ登場だぁ!!」

観客「おおおおおおおおおおおお」

ショッカーさん「次は諸君らは"ショッカー"ではなく"ネオショッカー"になっていただこう。戦闘員共、準備はいいかぁあああ!!」

戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

ショッカーさん「燃えろッ!仮面ライダァアアアア!!!」

 

15:燃えろ! 仮面ライダー/水木一郎

 

レッツゴー!! 栄光の仮面ライダーコーナーはスカイライダーの世界から、イントロからしてたまらない「燃えろ! 仮面ライダー」。

三番の「おのれを捨てて つっぱしれ」の部分での水木さんの感情のこもった歌い方は聞き入らずにはいられません。

 

16:仮面ライダーBLACK RX/宮内タカユキ

 

Wake UP!! つづいては太陽の子・RXの世界へ。大好きな曲でして。いつ聴いても背筋を正される思いです。

緊迫感あふれる宮内さんの歌声はもちろんのことですが、最後の「ぶっちぎるぜぇええっ!!」の一言はかっこよすぎます。

 

17:仮面ライダーAGITO/石原慎一

 

Ready to Go,Count ZERO. 石原さんがゆっくりと登場され、平成ライダーからは「目覚めろ、その魂」、アギトの世界。

拳をガンガン振り上げる様な曲ではないからこそ、石原さんの時に静かで、時に激しい歌力にじっくり聴き入りました。

 

18:ウルトラマンダイナ/前田達也

 

続いては光の巨人「ウルトラマンダイナ」が登場。ダイナの赤い輝きにつつまれて"タっツぁん"前田さんのご登場です。

前田さんの優しさと強さを感じさせる、まさにウルトラヴォイスな歌声に加え、ライブならではの節回しも魅力的。

 

19:星雲仮面マシンマン/MoJo

 

続いては単体ヒーローから、あれは僕らの「マシンマン」。帽子なMoJoさんが強く優しく歌い上げます。

MoJoさんと観客との「あ・れ・はぁ!?(あれは!?)」の掛け合いは楽しく、Zeppの規模となると壮観でもあります。

 

20:ジライヤ/串田アキラ

-MC-

 

忍び走りで登場した串田さんが歌うのはメタルヒーローシリーズの異色作、我古来闘者悪魔不動「世界忍者戦ジライヤ」。

間奏ではカニ的なフラ的なダンスをステージいっぱいに踊られる串田さん。歌中のカッコよさとのギャップがチャーミング。

 

ショッカーさん「さて、ヒーローと言えば忘れてはいけないのが"石ノ森ヒーロー"です!!

        続いては、我らがささきいさおさんに登場していただきましょう!!」

観客「おおおおおおお」

ショッカーさん「この作品の曲紹介が出来ることを誇りに思います。

        参りましょう!! 宇宙鉄人ッ!! キョォォオオオダイィィィィン!!!!」

 

21:宇宙鉄人キョーダイン(2C)/ささきいさお

-MC-

 

バンザイ!! 兄弟ロボット!! イントロから大興奮。これが盛り上がらずにいられましょうか。待望の「宇宙鉄人キョーダイン」です!!

いさおさんの伸びやかで力強い歌声とカインズのみなさんと観客のコーラス&合いの手が最高です。

 

いさおさん「いやぁっ!! ハハハハ。歌ったよー!!」

観客「おおおおおおおおお!!」

いさおさん「『キョーダイン』はたぶんレコーディング以来、何十年かぶりに歌ったよぉ。

      次も、レコーディング以来。今までの曲は2番までしか歌わなかったけど、この曲はフルで歌うよ」

観客「おおおおおおおおお」

いさおさん「だってみんなに『ウッ!!』って言って欲しいからねっ。じゃあ、行こう『勇者よ 銀河を渡れ』!!!」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

22:勇者よ 銀河を渡れ/ささきいさお

-MC-

 

まさかこの曲を生で聞くことができる日が来るとは思いませんでした!! 「宇宙からのメッセージ銀河大戦」よりOP。

ダイナミックな銀河・宇宙を哀愁を込めて勇ましく歌いあげるのはいさおさんならでは。間奏ではカインズのみなさんも大活躍。

 

ショッカーさん「まさか、『宇宙からのメッセージ銀河大戦』が聞けるとは思わなかっただろぉおおお!!」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「何がすごいって10年目にしてやっとザ☆カインズに日の目を見たという…」

観客笑。

ショッカーさん「カインズ、よかったなぁ~。これでもう向こう10年はほっといても大丈夫だろうなぁ…」

観客笑。

ショッカーさん「さぁ後半はこのままラストまでイッキにいくぞぉおおおお!!」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「ラストは戦隊の影に隠れてご無沙汰でした!! メタルヒーローシリーズ!! まずは石原慎一さんの登場です!! 重甲ぉッ!! ビーファイター!!!」

 

23:重甲ビーファイター/石原慎一

 

重甲!! メタルヒーローコーナートップは石原さんによる「ビーファイター」。どストライク世代なだけにたまらないです。

石原さんの突き抜ける歌声はもちろんですが、「目には目を 歯には歯を」のアクションがまー物凄くかっこいいです。

 

24:TRUE DREAM/前田達也

-MC-

 

WARNING! BLUE S.W.A.T!! 毎回ライブで聞くことが出来るたびにイントロでこみあげてくるものがあります。

優しさあふれる前田さんの歌声が会場全体に響き渡り、照明効果も相まって、なんとも素敵な雰囲気に。

 

前田さん「前回、初めて参加させてもらった時はオープニングだけだったけど、今回はエンディングも歌わせてもらおうかな!」

観客「おおおおおおおおおおお」

前田さん「みんないっしょに歌ってね。『HELLO THERE!』」

 

25:HELLO THERE!/前田達也

 

まさか今回、この曲が聞くことができるとは思いませんでした。感無量です。

「Everybody Dancing!!」と前田さん。OPとは違った魅力の軽快な歌声に思わず当時の思い出がフラッシュバック。

 

26:特捜エクシードラフト/宮内タカユキ

 

実装!! 続いては宮内さんによる「エクシードラフト」。イントロでギターのナベさんに何やらトラブルがあった様ですが、

それもライブの醍醐味。「ウインスペクター」と同じく「魂の兄弟たちよ」の部分での宮内さんの感情の込めた歌いっぷりがたまりません。

 

27:君の青春は輝いているか/ささきいさお

 

怒る!! 「超人機メタルダー」よりOP。実に3年ぶりにライブで聴くことができました。OP映像のネロス帝国総登場が壮観だった思い出が。

この曲は幼少の頃から「コロちゃんパック」で擦り切れるほど聞いていた曲で、いさおさんの歌声をじっくりと噛みしめて聞いていました。

 

28:タイムリミット/水木一郎

-MC-

 

言葉にならない喜びというのはあるもので。「超人機メタルダー」のOPとEDをライブで連続で聞くことができる日が来るなんて。

この喜びをどう文章で表していいのやら。原曲よりもさらに「天使」と「悪魔」を歌い分ける水木さんの表現力たるや。

 

水木さん「さっきいさおさんの『♪君のぉ青っ春っは~』を舞台袖で聞いていまして、鳥肌が立ちました。

      オレもいつかいさおさんみたいになりたいです」

 

水木さん「さて、次も久しぶりですね。いってみましょう、『時空戦士っスピルバン』!!」

 

29:時空戦士スピルバン/水木一郎

-MC-

 

結晶!! きらめくイントロが一気に激しくなる個所がたまりません。水木さんと観客との「行くぜ 行くぜ 結晶!!」が揃う揃う。

後半の「おれは生まれた 戦うために~」からラストまでの水木さんの伸びやかで勇ましい歌声は、聞いていて身震いするほどの格好よさ。

 

と、ショッカーさんが登場し、水木さんと合流。

 

水木さん「きっとね、次出る人は驚いてると思うよ」

ショッカーさん「ホントならこのまますぐに曲に行くと思ってますからね。じゃぁ皆さんでお呼びしましょう。

        せーのでクッシー。せぇーのぉっ!!」

水木さん&ショッカーさん&観客「クッシィイイイイイイイイイイイイイ!!」

状況をつかめない様子の串田さんが登場。

串田さん「え、何?」

ショッカーさん「クッシー、目が泳いでる」

 

ショッカーさん「クッシーは今年で芸能生活40周年を迎えられます!! みんなでおめでとう。せーぇのっ!!」

水木さん&ショッカーさん&観客「おめでとぉおおおおおおおおお!」

串田さん「あ、ありがとう!!」

ショッカーさん「せっかくだからね、魂の三兄弟、☆MoJo兄と宮兄もお呼びしましょう!!」

水木さん「(舞台袖を見ながら)なんか重そうに持ってるね」

ショッカーさん「兄さんたち、そんなに重くもないでしょうが!!」

大きな箱を重そうに持ってMoJoさんと宮内さんが登場。

水木さんも協力しようとして同じように重そうなアクションをしたり。

ショッカーさん「だから、そんなに重くないでしょうがぁあ~!」

 

ショッカーさん「クッシーはいつも走ったりして体を鍛えているアスリートなので、オリジナルのジャージを作りました!!」

 

プレゼントはNIKEのオーダーメイドの帽子とジャージ。帽子とジャージにはそれぞれ「Kussy」の文字、

胸部には串田さんの事務所のマスコットであり、愛鳥のスノーキーのイラストがあしらわれていました。

 

ショッカーさん「クッシーへのサプライズ企画を発案したアニキの呼びかけに多くの方が応えてくださいました。 

        もうクッシーは交友関係が広いので、各方面から様々な方々が賛同してくださいました!!」

 

記憶しているかぎり以下の皆さんだったと思います。

敬称略で。

 

 

水木一郎 ☆MoJo 宮内タカユキ 山形ユキオ 石原慎一

影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし 高取ヒデアキ

サイキックラバー(YOFFY JOE) 谷本貴義 岩崎貴文 高橋秀幸

ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

 

堀江美都子 MIQ Sister MAYO 五條真由美 YUKA 石田燿子

中川翔子 中川桂子 下田麻美 アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子)

 

大葉健二 渡洋史 筒井巧 新堀和男 佐藤健太

 

有限会社ねこのしっぽ なべやかん 

 

ショッカーO野

 

 

ショッカーさん「クッシー、これからもアニソン界を走り続けください!!!」

串田さん「わぁ~、ありがとぉう!! おれ、アスリートにはなれないけど、これを着てもっと鍛えて、これからも走り続けるよ!!」

 

水木さん、MoJoさん、宮内さんが見送られ、いよいよラストブロック。クッシーオンステージです。

 

30:宇宙刑事シャリバン/串田アキラ

 

赤射!! 40周年の感謝をこめて、おれたち仲間さ「宇宙刑事シャリバン」。

串田さんの歌声に合わせてShine!でDash!な観客の合いの手も見事に揃う様は圧巻で壮観です。

 

串田さん「ラスト・ソォオオオオオオオオオオオング!!」

 

31:宇宙刑事ギャバン/串田アキラ

 

「スーパーヒーロー魂」の10年にわたるすべての歴史は、銀光の「宇宙刑事ギャバン」からはじまりました。

原曲以上にパワフルに円熟味を増した歌声は最高です。最後は串田さんの「蒸着!!」の一声で締められました。

 

-アンコール-

-MC-

 

この時点で30曲以上、ほぼノンストップでライブが繰り広げられてもアンコール無しには終われません。

観客のアンコールが鳴り響く中、アンコールの音頭に合わせて合いの手を入れつつショッカーさんが登場。

 

ショッカーさん「ありがとおおおおお!! それでは今回の出演者のみなさんを呼び込みたいと思います!!

        呼んでいただくのはもちろんみなさんです!! スーパーヒィーロォーおおお!!?」

観客「スピリィイイイイイイイイイイイイイイイッツ!!!」

 

出演者のみなさんが続々と登場。

向かって舞台右側からショッカーさん、石原さん、宮内さん、MoJoさん、いさおさん、

串田さん、水木さん、前田さん、高取さん、YOFFYさん、JOEさん。

 

ここでほぼノンストップで演奏し続けたバンドのみなさんとコーラスの皆さんが紹介され、

 

ショッカーさん「せっかくですから、みなさんに一言づつコメントをいただきたいと思います。

        ね、このままじゃぁ、CDと同じになっちゃいますからね」

 

ということで、アーティストのみなさんから一言づつコメントが。

 

JOEさん「えー、串田さん、40周年おめでとうございまっす。いつも酔って…」

水木さん「なぁんだよ、JOEさぁ」

JOEさん「え…」

水木さん「40周年おめでとうございまっす。って本気じゃねえみてえじゃん。もう一回!!」

観客笑。

JOEさん「ハイ!! 串田さんっ40周年おめでとうございます!! (直角にお辞儀)」

水木さん「いいじゃんか~」

JOEさん「いつも飲んで迷惑ばかりかけてスイマセン!!」

串田さん笑。

ショッカーさん「そうなの? でもJOE昨日はオールナイトで見事に女装してたよね」

JOEさん「また来年もやりますから」

 

YOFFYさん「串田さん、40周年おめでとうございます!!

      もう最初のジバンが始まった時から、ものすごい熱気で、そのままどどどぉと続いて

      みなさんのシャウトが普段の二割増しぐらいのアツさでした!!」

 

高取さん「串田組長! おめでとうございます!! 今日はコレ着てきました! Respect to Akira Kushida」

そう言った高取さんが来ていたのは「キン肉マン2世」のTシャツ。おぉ…Trust yourself。

高取さん「あと、いつもは"チュウケンジャー"ですけど今日は若手に入れてうれしかったです!!」

 

ショッカーさん「つづいてはタっツぁん!」

前田さん「えーまずは串田さん、40周年おめでとうございます。今日はBLUE SWATのENDING歌えてよかったよ」

ショッカーさん「この前、シンケンジャーショーをやりに行ったら、そこでタっツぁんにばったり会ったんですよ。

         タっツぁんもお祭りにバンドで出演されてたんですよ。

         以前、ダイレンジャーショーをやった時にアニキとばったりってのもあったんですよね」

 

石原さん「串田さん、40周年おめでとうございます!! 今年は串田さんに手をひかれてブラジルにも行ってきましたし…」

ショッカーさん「おぉ、ついにブラジルに」

石原さん「ホントに串田さんに何から何までお世話になって。『はい、慎ちゃんパスポートだしてー』って」

ショッカーさん「なんか親みたい」

石原さん「いや、でもその通り。お父さんみたいでしたよ。ブラジルに行って改めて串田さんの人気の凄まじさを体感してきました」

 

ショッカーさん「つづきまして、☆MoJo兄!」

MoJoさん「クッシー兄貴、40周年おめでとうございます!!」

ショッカーさん「なんかだんだん組関係みたいになっていくなぁ…」

MoJoさん「オレのことは話したんでもういいけど、細かいライブやってますんでヨロシク…」

ショッカーさん「兄さん、今度、9月6日にエスパ川崎というところでM・I・Q、MIQさんとライブやるんですよね?」

MoJoさん「そうなんだよね」

ショッカーさん「アニメ&戦隊ジョイントライブ!! なんと入場無料! ぜひ足を運んでいただけると嬉しいです!」

 

ショッカーさん「さて、続いては宮兄!!」

宮内さん「…クッシー!!」

串田さんに歩み寄ってがっしり抱擁する宮内さん。

宮内さん「おめでとう!! 10月の40周年記念ライブも応援に行かせていただきます!!」

ショッカーさん「あ、10月17日に渋谷のO-EASTでクッシーの40周年ライブが行われます!!」

観客拍手!!

宮内さん「オレも月一でライブやってますんでよろしかったら来てみてください!」

 

いさおさん「いやぁ、今日は新曲というか旧曲を覚えなおしたんで脳が活性化したぞぉ~」

観客笑。

いさおさん「串田君、40周年おめでとう。50周年はつぅらいぞぉ~。んふふふふふふ」

大王のプレッシャー。

いさおさん「俺も60周年、70周年と歌っていけるように頑張らないといけないよね」

串田さん「ついていきます!!」

 

水木さん「クッシー、40周年おめでとう! 今年はクッシーとミッチが40周年だけど、

     来年はいさおさんが50周年ですからね」

観客「おおおおおおおおおおお」

いさおさん「ぃよせよぉお~」

ショッカーさん「あ、いさおさん50周年? いさおさん50周年ですか? あぁ~そう。…何歌ってもらおうかなぁ…」

観客笑。

水木さん「オレは去年40周年だったけど、オレもAJFもまさかこんなに長く続くとは思いませんでした。

     それに仲間も増えてこんなに大きなイベントになるなんて思いませんでした。

     こんなイベント他にはないと思います。本当にありがとうございました!!」

ショッカーさん「何、何? 急に」

水木さん「なんでお礼を言っているかってぇとぉ、オレが最初にはじめたうちの一人だからね。

     ミッチと影ちゃんとMIQと一緒にはじめたからね」

 

ショッカーさん「最後は、今日の座長、クッシー!!」

串田さん「いやぁ、ありがとう。びっくりしたよぉ…。

     10月のライブはおれがずっとやりたかったライブをやります。その日だけしかやりません。

     もしよかったら、ここにいる全員が、来てくれると、嬉しいなぁ~。これからも歌っていくんでヨロシク!!」

 

32:太陽戦隊サンバルカン/串田アキラ&ALL CAST

-MC-

 

「スーパーヒーロー魂」のラストを締めくくるのは、もちろんこの曲「太陽戦隊サンバルカン」。

間奏でのショッカーさんが舞台中央で繰り広げる太陽戦隊の名乗りは必見です。

座長・串田さんを中心に出演者、観客、会場一体になって大合唱。

 

バンド、コーラスの皆さんもステージ前方へ集合したところ…

ショッカーさん「さぁ、ここでいつもならラインナップと行きたいところですが、アニキ!」

水木さん「あいよ!!」

既にマイクをポケットに入れており、マイクを通さず地声で返事の水木さん。

ショッカーさん「ここはひとつーおめでたいやつをー! "三本締めZ"でー締めたいと思うのですが?」

負けじとショッカーさんもマイクを通さず地声で会話。

水木さん「わかりました!! えークッシーの40周年を祝して、そしていさおさんの50周年へ向けて

     これはおめでたいものでございますから、みなさまのご多幸とご発展を願いまして…行きます!!」

 

33:三本締めZ/ALL CAST

 

水木さんの40周年ライブや「アニソンパワー」などで行なわれたおめでたい三本締めZ。

今回も会場一体となっての「ゼェエエエッ!!!」と締められました。

 

出演者の皆さんが順番に見送られ、串田さんと水木さん、ショッカーさんだけに。

 

ショッカーさん「アニキ、大成功でしたね!?」

水木さん「ねぇ!」

串田さん「びっくりしたよー」

水木さん「明日もーもしかしたらーなにかあるかもしれないよー」

ショッカーさん「ねー。わーかりませんよー」

 

串田さん、水木さんが見送られ、ショッカーさんの一人に。

 

ショッカーさん「みんな、今日も楽しんでくれたかぁあああああああ!!!」

戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

ショッカーさん「ぉお…忘れてないねぇぇえ。戦闘員共、楽しんだかぁあああ!!」

戦闘員「ッイィィィィィィィッ!!(もちろんアクション付き)」

ショッカーさん「これだけ多くの戦闘員がいると我々も新たな一団を組織しなくてはなぁ。ふふふふ」

会場笑

ショッカーさん「最後は勿論この言葉、スゥウウパァアアア・ヒィイイイロォオオオ!!?」

観客「スピリィイイイイイイイイイイイイイッツ!!」

ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ!!」

 

颯爽と去っていくショッカーさんが拍手で見送られ、「スーパーヒーロー魂2009"夏の陣"」は終演となりました。

 

 

10年目のSHSは直球勝負。

スーパー戦隊、仮面ライダー、ウルトラマン、単体ヒーロー、石ノ森ヒーロー、メタルヒーローと、

日本を代表するヒーローが息をつかせぬほどに次々と登場し、32曲があっという間の出来事のようでした。

10年の間にSHSで数々のヒーローたちが復活し、また様々なヒーローたちが誕生してきました。

スーパーヒーローたちがこの国にいるかぎり、末長く「スーパーヒーロー魂」が続いていく事を願っております。

 

そして翌日は東京公演のトリ「スーパーアニソン魂2009"夏の陣"」。

 

 

補足

 

・SHSの旗があがってほしかったり。

 

・今回はSHS史上最多タイの曲数。アコギコーナーを含めないでバンドでこれだけの曲数は初。

 

・串田さんソロではメタルヒーロー縛り。

 

・いつも以上に宮内さんの声量がビシビシと伝わりました。

 

・MoJoさん「夏と言えば……つけめんだよねっ☆」

 

・ちらとだけ宮内さんと前田さんの「ウルトラマンガイア!」を期待してみたり。

 

・いつかフルメンバーZ旗も是非。

 

・そして高取さんはSASにも参加していただきたく。

 

・串田さんのサプライズに水木さんにやりにやり。

 

・「アクマイザー」→「ビビューン」、「メタルダー」OP→EDといさおさんと水木さんの豪華コンボに感激しっぱなし。最高です。

 

・水木さんの「ちゃんとお祝しないと」に戦々恐々なサイキックラバーのお二人。

 

・ショッカーさん「タっツぁん、誰かに似てると思ったら『ジバン』に出てくるバイオロン軍団のドクター・ギバに似てる」

 

・石原さん「この前、東京国際フォーラムでも『アギト』を歌わせてもらったんですけど、

     平成ライダー10周年という事でこれからも『アギト』を歌わせてもらう機会が多いと思います」

 

・いさおさんと水木さんが揃うとやはり飛び出る脚の長さの話。

 

・SHS10周年というということなのでせっかくですから創立メンバーの堀江さん、影山さん、鋼鉄兄弟の皆さんにも出てほしく。

 

・観客総戦闘員は楽し。

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