第35回 下北沢音楽祭 フラフラ下北沢
26.7.5 EKIMAEステージ
出演/影山ヒロノブ&景山菜奈
演奏/カラオケ
東京都世田谷区にある下北沢駅周辺で開催されているイベント「下北沢音楽祭」。
劇団による演劇や音楽ライブ、古着をはじめとしたファッションなど様々な文化が入り混じり、
若者たちを中心に独特な存在感のある町・下北沢。地元商店街とライブハウスが一体となって
1991年の「ワールド ミュージック フェスティバル イン 下北沢」として開催された事からはじまり、
19回目から現在の「下北沢音楽祭」として開催されています。
「異世代共存響声」をコンセプトに小劇場での演劇やライブハウス、ホール、野外でのライブ、
マーチングバンドによるパレードなどが街中で開催される中、
世田谷区在住の影山ヒロノブさんを中心に2023年より「下北沢音楽祭 Premium Live アニソンFesta」を開催。
2026年も「下北沢音楽祭 ~ Premium Live アニソン Festa 2026」として開催され大盛況だったそうです。
今回は「アニソンFesta 2026」の翌日に「下北沢音楽祭」の一環として町内の複数箇所で行われる
野外フリーライブ「フラフラ下北沢」二日目の最終演目に
影山さんと御息女でありシンガーソングライターの景山菜奈さんが出演されました。
下北沢は影山さんが長年お住まいの土地であり、とても思い入れが深いご様子で、
ご自身のオリジナル曲では下北沢を題材にした楽曲「シモキタ」や「Bang! Bang! Bicycle!」などを発表されている他、
菜奈さんや同じくシンガーソングライターのクリス・ローシェ(Kris Roche)さん、歌手のshuriさんと共に
新型コロナウィルスの世界的蔓延に伴う自粛期間中の自宅での楽曲制作から始まったユニット
Ouch! Rocks(オウチ ロックス)としても下北沢を題材にした楽曲「Shimokita Vibes」を発表されています。
「フラフラ下北沢」は7月4日と5日の二日間、野外で開催されているフリーライブ。
下北沢駅駅前のEKIMAEステージ、多目的イベントスペース「下北線路街 空き地」にある下北沢路線街ステージ、
ライブハウス440前の440ステージの合計三ヶ所で時間毎に様々なアーティストによるステージが行われ、
影山さんと菜奈さんは5日のEKIMAEステージのトリでのご出演でした。
EKIMAEステージは前途の様に下北沢駅前の広場に設置されたステージ。
下北沢駅前の広場に到着すると多くの仮設テントで飲食や衣服など様々なものが販売されて実に賑やか。
広場を奥まで進むとステージトラックが停まっており、それがEKIMAEステージでした。
ステージにはマイクスタンドが二本設置され、壁面中央には筆文字で「下音祭」と書かれた幕が掲げられていました。
観客エリアはフリースペースとなっており、ステージ向かって左側には椅子席が設けられていました。
開演少し前になるとステージ周辺に観客が多く詰めかけ、椅子席も満席になって大賑わいでした。
開演時間になると影山さんと菜奈さんがステージに登場されて自己紹介されると観客から拍手が送られました。
・影山さん「雨に関してはオレはヤバい人なんで、今日は雨が降っていないっていうのが凄いんです」
観客笑。
影山さんがライブを行う時には屋内外関わらずに雨が降ることが多く、自嘲気味に「雨男」を自称されています。
2024年に「フラフラ下北沢」でもお二人のステージが行われる予定だったのですが、
折からの雨が激しい雷雨になった為、開演時間直前に中止になっていました。
01:Shimokita Sevendays/Ouch! Rocks
一曲目は前日のライブ「アニソン Festa 2026」でテーマソングとして初披露された新曲「Shimokita Sevendays」。
お二人がOuch! Rocksとして作成した本曲は、下北沢が一週間どの日に来ても楽しい町というメッセージが込められており
ポジティブな歌詞と軽快な曲調をお二人が楽しそうに掛け合いされ、後奏では揃ってラインダンス風のモモ上げをされる場面も。
02:BADDEST VILLAIN/景山菜奈
-MC-
影山さんがご退場され、菜奈さんお一人のステージはご自身のオリジナル曲「BADDEST VILLAIN」から。
菜奈さんは強さを感じる女性を描いた本曲をスタイリッシュに歌われながら軽やかなステージをご披露されていました。
・菜奈さんお一人でお話。
・生まれも育ちも下北沢である菜奈さん。
・菜奈さん「去年出させて頂いた時、ステージは駅を背にしていたんですけど、
今回とは逆方向でより皆さんの顔がよく見えます。皆さん楽しんでいってくださいね!」
観客拍手。
03:Party For Me/景山菜奈
03:僕達は天使だった/影山ヒロノブ
-MC-
続いて菜奈さんがご披露されたオリジナル曲は落ち込む自分自身を励ます内容の「Party For Me」。
菜奈さんは小気味よい曲調をしなやかに歌われながら、観客へ手拍子や手を挙げるように扇動されていました。
退場される菜奈さんと入替りに影山さんがご登場。アニメ「DRAGON BALL Z」より二代目エンディング。
影山さんは明るくもどこか切なくなる本曲を観客を見渡しながら終始笑顔で楽しそうに歌われていました。
・影山さんお一人でお話。
・大阪生まれの影山さんが下北沢で暮らして45年。
・影山さん「気づけば年金とかもらえる年になってしまいましたけどォ……まだ貰ってないっすよ」
観客笑。
影山さん「んまぁ、大阪生まれの自分にとって下北沢ってなんか住みやすいんすよ。子供育てるのにも最高です!」
04:CHA-LA HEAD-CHA-LA/影山ヒロノブ
-MC-
影山さんのソロ二曲目はご自身の代表曲であり世界に轟く存在感のアニメ「DRAGON BALL Z」より初代オープニング。
前奏で上着を脱がれた影山さんはそのまま上着をグルグルと回して気合いを入れた後、舞台袖へ上着を放り投げ、
観客を大いに扇動されながらパワフルに歌われ、多くの観客が拳を振り上げて合いの手などを入れていました。
最後は影山さんの「元気玉いくぞおお!」の一声で観客と手を掲げた後、手を前にかざし「Sparking!」と締め括られていました。
・影山さんが菜奈さんを呼び込まれ、ご挨拶。
・影山さん「最後はアンコールってわけじゃないんですけど最初にこのイベントに声かけてもらった時に二人で作った曲です。
『シモキタはいい所だよ』っていう思いを込めてオレが作詞して菜奈が作曲とアレンジをしました。聞いてください……」
影山さん&菜奈さん「『Shimokita Vibes』!!」
05:Shimokita Vibes/Ouch! Rocks
ラストはライブ「下北沢音楽祭 Premium Live アニソンFesta 2023」テーマソングとして作られた「Shimokita Vibes」。
下北沢への思いを明るく軽快に歌われた本曲を影山さんと菜奈さんはお二人でポジティブに歌われ、
サビのダンスパートでは揃いのステップや振り付けを交えてパフォーマンスも見所でした。
観客から拍手が贈られる中、お二人がご挨拶をされて一緒に退場されていき、
「第35回 下北沢音楽祭」の「フラフラ下北沢」でのお二人のステージ、およびEKIMAEステージの演目は終演となりました。
2024年直前で中止、2025年は別件で行く事ができなかったので、お二人だけのステージを拝見するのは今回が初めて。
影山さんと菜奈さんはソロでのステージは歌とパフォーマンスにそれぞれの個性と共通性を感じつつ、
お二人揃ってのステージでは影山さんが牽引しながらも菜奈さんが得手とされているダンスを織り交ぜられ
親子共演をとても楽しそうにされていたのが印象的でした。
補足
・開演の十分程前には影山さんと菜奈さんがリハーサルの為、お一人ずつご登場。
お二人ともスタッフさん達や待機している観客にご挨拶された後、
影山さんは本編で歌われなかった「WE GOTTA POWER」、菜奈さんは「BADDEST VILLAIN」を途中まで歌われていました。
・この日の影山さんは終始サングラスを着用されてのステージ。
数日前に白眼の毛細血管が切れて片目が真っ赤になってしまったそうで
リハーサルで待機している観客に向けてその旨をお話しされていました。
・菜奈さんが歌われた楽曲は各種配信やご自身のYouTubeチャンネルにて視聴することができます。
・電車派の影山さん。ほぼ毎日駅を利用されているとか。
・終演後は会場内のブースで菜奈さんがご自身のグッズを販売されており、ファンと交流されていました。
・影山さん「四年前からこのイベントに誘ってもらって、自分が住んでる町が元気になるならってアニソンライブもやってます。
『下北沢とアニソンってどうなの?』って思う人もいるかもしれないんすけど、ま、いいでしょと。
シモキタもみんなをハッピーにするし、アニソンもみんなを元気づけるためにあるような音楽なんで!」