高取ヒデアキ&Big Band Z 1st LIVE "THE START OF Z"
26.5.28 渋谷Club Asia
出演/高取ヒデアキ&Big Band Z
(高取ヒデアキ 籠島裕昌 川瀬智 高取伸和 timiri toshi 阿久澤一哉 Kenito 生田目勇司 島田直道 清水洋之助)
ゲストプレイヤー/八巻綾一 堀江有希子 渡邊滋 座光寺卓音 江藤ヒロノリ 石川智久 津島周平
スペシャルゲスト/串田アキラ 吉田仁美
演奏/高取ヒデアキ&Big Band Z
(Vo.高取ヒデアキ G.川瀬智 Key.籠島裕昌 G&Co.高取伸和 Wb&Ba&Co.timiri toshi
Tr.阿久澤一哉 Tr.Kenito Dr.生田目勇司 Tb.島田直道 Sax&Fl.清水洋之助
Sax.八巻綾一 Sax.堀江有希子 Sax.渡邊滋 Tr.座光寺卓音 Tb.江藤ヒロノリ Tb.石川智久 Per.津島周平
スーパー戦隊シリーズをはじめ、様々なアニメ、特撮、ゲームなどの楽曲を歌われている高取ヒデアキさんが、
2002年に特撮「忍風戦隊ハリケンジャー」のオープニングを歌われた後の燃え尽き症候群の中、
人生最後のバンドとして背水の陣の心持で旗揚げされたブラスロックバンド「Z旗(ZETKI)」。
"Hard Boiled Brass Rock!"を掲げて20年以上の間、多彩なオリジナル曲を発表されてきただけではなく、
スーパー戦隊シリーズやアニメにおいて高取さんや他の歌手、俳優の方の楽曲にも演奏面で参加されていました。
また、水木一郎さんや串田アキラさんのライブや、ライブシリーズ「ANIME JAPAN FES」、
東映特撮ヒーローたちのイベント「超英雄祭」などにも参加されました。
2020年頃から新型コロナウイスルの世界的な蔓延を受け、本格的にYouTubeチャンネルを稼働。
ブラスロックアレンジをメインにしたアレンジで、アニメや特撮の曲はもちろん、幅広いジャンルのカバー曲を精力的に公開。
その一方でアニメソング関係の歌手や俳優さんをゲストを招き、その方が歌われた楽曲のカバー動画の公開や、
高取さんお一人やZ旗の皆さんと共に生配信を行ってファンと交流されたりと、どの動画も国内外から試聴されています。
そんな高取さんがZ旗を母体とした新しいプロジェクト「高取ヒデアキ&Big Band Z」を旗揚げされました。
それが「高取ヒデアキ&Big Band Z」。通称「BBZ」。
高取さんが長年考えられてきたというビッグバンド構想を実現すべく、Z旗を内包する形で展開。
当初はZ旗やBBZの名前での活動を想定されていましたが、内容を分かりやすく、伝わりやすくしようという提案があり、
現在、世界中から評価を受けているご自身のYouTubeチャンネルの名前であり、
日本コロムビアでのソロ活動で長年使用していて認知度もある"高取ヒデアキ"の名前を使用する事になったそうです。
Z旗の現メンバー10名全員を母体とし、ゲストプレイヤーを招いて総勢17名による編成を実現。
ビッグバンドによるダイナミックな演奏でアニメソング、特撮ソングをカバーしていく事を当面の活動指標に掲げられておりますが、
並行してZ旗としての楽曲もビッグバンドアレンジで披露され、さらにBBZとしてのオリジナル楽曲も発表されていく予定で、
アニメソングを受け継ぎ、伝えながら、Z旗の世界観を受け継ぐオリジナル曲も多くの人に知ってもらう事を目標とされているそうです。
BBZの旗揚げを記念し、最初の活動として開催されたのが今
回のライブ「高取ヒデアキ&Big Band Z 1st LIVE "THE START OF Z"」です。
アニメソング、特撮ソングが迫力のビッグバンド演奏で披露される旨が発表されており、
スペシャルゲストとして串田アキラさんと吉田仁美さんのご出演も発表されていました。
会場は東京にある渋谷Club Asia。 これまでにもZ旗の皆さんが多くライブを行われてきた会場です。
ビッグバンドの楽曲がBGMとしてながれる中、観客が続々と入場。
今回は各指定席のチケットが早々に完売。立ち見もすぐに売り切れたという事で、ホール内は満員状態でした。
ホールの天井には大きなミラーボールが設置され、ステージ上には前方左右にはお立ち台が二台設置されており、
その後ろにはBBZのロゴがあしらわれた譜面台や各楽器陣のブースがステージ狭しとセッティングされていました。
BBZのロゴマークには丸型と旗型の二種類があるのですが、譜面台には丸型のロゴがあしらわれていました。
ステージ後方壁面には大型ビジョンがあり、その左右にも縦長方形の大型ビジョンが設置されていて、
入場した際には今回のメインビジュアルが映し出されていましたが、
開演が近づいてくると今回のゲストプレイヤーの皆さんをお一人づつ紹介する映像に変わっていました。
00:遠い日のヒーロー/SE
開演時間から5分ほど過ぎた頃になるとBGMが小さくなり、会場内の照明が暗くなっていくと
大型ビジョンに丸型のロゴが大きく映し出された後、縦に回転しカウントダウンが開始。
カウントが1になるとBBZのオリジナル曲「遠い日のヒーロー」が流れる中、演奏陣の皆さんがご登場。
登場された皆さんのお衣装は黒のフォーマルなスーツで統一され、皆さん蝶ネクタイを着用。
観客が手拍子をする中、それぞれのブースでご準備されていました。
01:刃の心/Big Band Z
02:ハリケンジャー参上!/高取ヒデアキ&Big Band Z
03:シークレット カクレンジャー/高取ヒデアキ&Big Band Z
04:ああ電子戦隊デンジマン/高取ヒデアキ&Big Band Z
-MC-
「遠い日のヒーロー」がフルコーラス流れ終わって演奏されたのは、
スーパー戦隊シリーズより、特撮「忍風戦隊ハリケンジャー」のBGM「刃の心」から番組の次回予告で使用されたパート。
勇ましさあふれる演奏の中、Nobuさんの英語によるナレーションで呼び込まれて燕尾服姿の高取さんがご登場。
旗揚げ一曲目は特撮「忍風戦隊ハリケンジャー」からオープニングをロカビリー調にアレンジしてご披露。
最初はゆったりとはじまった後、小気味の良さが強調される曲調に変わり、軽快に旗揚げを彩られました。
ロマンチックな演奏を挟んで特撮「忍者戦隊カクレンジャー」よりトゥー・チー・チェンさんが歌われたオープニング。
原曲を忠実に再現されながらもホーンセクションが強調され、痛快さが一層増していた趣でした。
電子音が聞こえ観客がうなり声をあげる中、特撮「電子戦隊デンジマン」より成田賢さんが歌われたオープニングへ。
高取さんがストレートな歌声も勇ましく、ホーンセクションとパーカッションの生演奏も嬉しうございました。
・高取さんが旗揚げのご挨拶。既に感極まって込み上げてくるものがあるご様子。
・これまで歌われた楽曲のご紹介。
・カバー曲は再現性を。持ち歌はチャレンジを。
・高取さん「『ハリケンジャー』は持ち曲なので、思い切った事をやってみようとロカビリーバージョンでお届けしました。
原曲が不滅で素晴らしいのは当然ですけど、こういったチャレンジをさせてもらえればと思います」
・Nobuさんが楽屋で「シークレット カクレンジャー」のコーラスをずっと練習されていたのが気になる高取さん。
・更に今回のメンバー紹介。ホーンセクションは島田さん、リズムセクションとバンドセクションは生田目さんがそれぞれご紹介。
・この間、高取さんは一旦ステージから退場され、ご自身が紹介される際にはステージに戻られていました。
05:動物戦隊ジュウオウジャー/高取ヒデアキ&Big Band Z
-MC-
06:夜行性。/高取ヒデアキ&Big Band Z
07:Bottom fish→/Big Band Z
08:超えろ。/高取ヒデアキ&Big Band Z
-MC-
続いては特撮「動物戦隊ジュウオウジャー」オープニングを4ビート調にアレンジしてご披露。
前奏は原曲基調で、高取さんがのびやかに歌い出されると心地よい軽快さを感じるアレンジになっており、
間奏部分では阿久澤さんがステージ前方のお立ち台に登場されてソロパートを披露されていました。
続いてはZ旗のオリジナル曲から「夜行性。」。高取さんが「この曲があったからビッグバンドを志した」という曲だけに
実際のビッグバンドで演奏されるとオリジナルのZ旗版の都会的な印象に絢爛さが合わさり、一層魅力的でした。
続いてBig Band Zの皆さんによるインストゥメンタルの演奏が続き、高取さんが観客を扇動しスキャットをされる中、
徐々にZ旗のアルバム「クラブシャレード」より「Bottom fish→」のビッグバンドアレンジ版に変わった時にはシビれました。
「Bottom fish→」が終わると高取さんの一声からそのままZ旗のオリジナル曲から「超えろ。」へ。
好戦的な曲調と高取さんの決意とも取れる歌詞が続く中、間奏になると観客との吠えるコール&レスポンスへ。
躍動感あるリズムが刻まれる中、「獣になれー!」という高取さんの言葉を受け、観客も大いに吠えて盛り上がっていました。
・ここで物販のご案内。
・刺しゅう入りTシャツは肌触りが大事なお年頃の高取さんこだわりの一品。
・高取さん「なにせ大所帯なもんで、どう考えても、どう考えてもなんですよ」
・当日は会場限定で「超えろ。」のBBZ版と「遠い日のヒーロー」の2曲入りのCDが販売。
09:遠い日のヒーロー/高取ヒデアキ&Big Band Z
-MC-
ここで高取ヒデアキ&Big Band Zとして初となるオリジナル曲である「遠い日のヒーロー」を生披露。
ビッグバンドありきで作成されたという本曲は、高取さんの柔らかい歌声としなやかな演奏が印象的。
ヒーロー達に勇気をもらい、新しく一歩を踏み出す思いを歌われた本曲は旗揚げの曲にぴったりでした。
・「遠い日のヒーロー」が終わるとそのまま軽快なドラムの演奏が続く中、
高取さんに呼び込まれてスペシャルゲストの吉田仁美さんがご登場。
・吉田さん「こーんばんわーよーしだひとみでーす。おーめでとーございまーす」
観客「おぉぉおおおおおおおおおぉお」
吉田さん「すみませんたかさん。いつものやつお借りしてよろしいでしょうか。
みなさーん、んもーりあがってますかぁあああああぁあああー!?」
観客「いぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
吉田さん「Big Band Zはだーいすきですかぁあああああぁあああー!?」
観客「いぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
吉田さん「あ、ところでーぇ。みなさんはーぁ、どーこからきたんですかぁあああああぁあああー!?」
観客「家えぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええぇええええ」
吉田さん「家からですよねー。ずっとやりたかったんですよー」
観客拍手。
吉田さん「みなさんから素敵な"家ーい"をいただいたので、わたしも"イェイ!"をおかえししたいとおもいまーす!」
10:イェイ! イェイ! イェイ!/吉田仁美 高取ヒデアキ&Big Band Z
吉田さんが歌われたのはアニメ「スマイルプリキュア!」より高取さんが作曲された初代エンディング。
ダンスを織り交ぜて弾ける様に歌われる吉田さんの傍らで高取さんもダンスを真似しつつ合いの手やコーラスをされていました。
11:ドラム&パーカッションソロ/生田目勇司 津島周平
~快盗戦隊ルパンレンジャーのテーマ/Big Band Z
12:ルパンレンジャーVSパトレンジャー/吉田仁美 高取ヒデアキ&Big Band Z
-MC-
高取さんと吉田さんが退場されるとドラムの生田目さんとパーカッションの津島さんによるソロ演奏。
それぞれが視線を交わしながら競う合うようにたっぷりと演奏されると、観客も大いに盛り上がり、そまま演奏されたのは
特撮「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」よりLowland Jazzの皆さんが演奏された「快盗戦隊ルパンレンジャーのテーマ」。
作中でも印象的だった本曲を臨場感たっぷりの空間で生のビッグバンド演奏で聞くことが出来たのは実にうれしかったです。
吉田さんと高取さんが再び登場され、特撮「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」よりオープニング。
「イェイ! イェイ! イェイ!」とは好対照にクールな表情で凛とした歌声をご披露された吉田さん。
高取さんはオリジナルでは吉田達彦さんが歌われていたパートを颯爽としたしなやかさで担当されていました。
・ここで改めて高取さんが吉田さんをご担当。
・吉田さんと高取さんとの出会いは「イェイ! イェイ! イェイ!」のレコーディング。
・高取さんが観客とのコミュニケーションで行われている「家ーイ」をずっとやりたかった吉田さん。
高取さん「あっぶねー。仁美ちゃんがやる前にやんなくてよかったー」
吉田さん「先にやられていたとしても被っちゃってもいいかなーって。あはははは」
・ここでスタッフさんがステージ中央のリズムセクションの前に椅子を設置されていました。
・色合いが違う「イェイ! イェイ! イェイ!」から「ルパンレンジャーVSパトレンジャー」へどうつなげるか考えた時に
「快盗戦隊ルパンレンジャーのテーマ」を間に挟む事を思いつかれたそうです。
・高取さん「でもドラムとパーカッションのソロがあんなに長いとは思わなかったよ」
観客笑。
toshiさん「モテようとしてたよね。最初はちょっとだけだって言ってたのにアレですよ」
吉田さん「これがモテかー」
高取さん「しかも今日ぶっつけ本番だからね」
観客拍手。
・高取さん「『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』といえば、オレ達も挿入歌、歌ってるんですよ」
観客拍手。
※Z旗の皆さんはルパンレンジャーのアクション曲「ルパンレンジャー Here we go!」を担当されています。
ここで次の曲を披露されようとした所、何事かが起こった様子で高取さんが一旦ご退場。
その間に吉田さんが小噺をされようとしましたが、序盤で高取さんがステージに戻られました。
高取さん「ちょっと機材トラブルがねあったけど大丈夫。じゃあやってみようか!」
観客「おぉぉおおお」
声「おいおい、ルパンがどうしたってぇ?」
高取さん「!! その声は!!?」
13:ギャングラーズパラダイス/串田アキラ 吉田仁美 高取ヒデアキ&Big Band Z
-MC-
特撮「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」より異世界犯罪者集団ギャングラーのテーマと共に
声の主である串田アキラさんが登場されると観客大歓声。まさか今回本曲が聞けるとは。
サングラス姿の串田さんはステージ中央の椅子に堂々と座られ、がなりを交えたダーティな唄いぶりをご披露。
高取さんと吉田さんは串田さんが歌われる傍らでアンニュイにスキャットやコーラスを担当されていました。
・高取さんが改めて串田さんをご紹介。
・串田さん「悪いヤツの唄だからどうやって登場しようかって悩んだんだよ」
高取さん「全部持ってかれました」
観客拍手。
吉田さん「串田さんが悪役の曲ってめずらしいですし、サングラス姿もめずらしいですよね」
高取さん「悪役の唄って結構あるんですか?」
串田さん「何曲かはあるけど、普通に唄ってるんだよね。こんなにワルそうに唄っているのは他には無いね。
なんでこんな風になったのかは、わからない」
観客笑。
・今回「ギャングラーズパラダイス」が唄われる事になった経緯。
吉田さんが「ルパンレンジャーVSパトレンジャー」を歌われる事を聞いた
串田さんが「おれも同じ作品で歌ってるよ」とお話された事がきっかけだとか。
・串田さん「でも悪役の唄だから大丈夫かなって思ったんだけどね」
吉田さん「わたしこの曲だいすきなんですよ。コーラスご一緒させていただけましたし」
高取さん「いやぁ不慣れなものでシュビドゥビすみません」
吉田さん「こんなお近くで聞かせていただけてシュビドゥビうれしかったです」
観客笑。
串田さん「シュビドゥビよかったよ。おれも何かやろうと思ったけど、二人が良かったからやめておいたよ」
・ここで吉田さんが拍手で見送られ、串田さんと高取さんお二人に。
・串田さんとは今回のBBZ旗揚げの他、以前Club AsiaでZ旗がライブをされた際にゲスト出演されたり、
一緒にブラジルのイベントに行ったりと高取さんの節目節目でご一緒する機会が多いそうです。
・串田さんは一昨年の1月末に急性すい炎を患われて入院。半年以上の間寝たきりで活動を休止されていました。
復帰後はお声もお身体もだいぶ細くなっていましたが徐々にお声もお身体も戻られてきており、
ステージに立つ回数を徐々に増やされてきていました。
・入院中に病室で防音マスクを着けて唄の練習をされる動画をご自身のYouTubeで公開されていましたが、
実は病院には内緒で練習されていたものの、すぐに動画が見つかってしまったのだとか。
病院の方々は何も言わずにこっそりと動画をご覧になっており、そのうち「今度いつ公開するの」と聞かれるようになったとか。
・串田さん「先生もまだ口にチューブがついていた時期から『せっかく生き返ったんだから』『またライブするんでしょ?』って
『早めに外せるようにしますね』って一生懸命治療をしてくれました。手抜きじゃないですよ」
観客笑。
・串田さんが主題歌を歌われたメタルヒーローシリーズ特撮「宇宙刑事ギャバン」のギャバン/一条寺烈役をはじめ
特撮「バトルフィーバーJ」バトルケニア/曙四郎役、特撮「電子戦隊デンジマン」デンジブルー/青梅大五郎役など
多くの特撮、ドラマ、映画などで活躍された俳優の大葉健二さんが、この年の5月6日にご逝去されました。
・串田さんも大葉さんとは国内外の多くのイベントで共演されていて、交流を深められていた事もあり、
高取さんを聞き役に串田さんから大葉さんとの思い出を伺う事に。
・串田さん「最初に訃報を聞いた時は何日間か何もできなかったですね。しばらくしてだんだんと昔の事を思い出せるようになりました。
大葉さん自身と大葉さんが演じたヒーロー達はどんどん重なっていくんですよ。まるでギャバンがそばにいるみたい。
ギャバンを見ていると大葉さんそのものになっていくんです。秘めたやさしさを持っている本物のヒーローでしたね」
14星空のメッセージ (サビのみ)/Kenito
~チェイス! ギャバン (1C)/串田アキラ Big Band Z
-MC-
大葉さんを偲び特撮「宇宙刑事ギャバン」よりエンディングのサビをKenitoさんのトランペットソロで演奏された後、
高らかに鳴り響いたのは挿入歌「チェイス! ギャバン」。立ち上がった串田さんは力を込めてまっすぐに唄われていました。
・曲中、大型ビジョンには串田さんと大葉さんが国内外の様々なイベントで共演された際の写真を
大葉さんのご遺族から許可を得て映し出されていました。
・串田さんと大葉さんのお付き合いは特撮「宇宙刑事ギャバン」の主題歌レコーディングに叶和貴子さんと応援にいらっしゃた時から。
事前に蒸着したギャバンの姿を見て未来を感じていた串田さんは更に気合が入り、あっという間にレコーディングを終えられたとか。
串田さん「大葉さん達もあんまりにも早く終わっちゃったから拍子抜けしちゃっただろうね」
・串田さんが大葉さんの故郷である愛媛県松山市のイベントでご一緒した翌日、帰りの飛行機の前に体験したどしゃぶりの中での釣り。
串田さん「おれこんな釣りはじめてだよって言ったら『好きなんでしょ?』っていうからさ。『好きだよ』って返したんだよ」
・別のイベントの打ち上げ終わりの帰りの車中で二人だけでの打ち上げ。
15:宇宙刑事ギャバン/串田アキラ 高取ヒデアキ&Big Band Z
-MC-
大葉さんを偲び、同じく特撮「宇宙刑事ギャバン」よりオープニングを串田さんが高取さんと共に。
立ちあがられた串田さんは名乗りポーズを交えて強く優しく歌われ、高取さんは観客を煽りながら随所で参加。
最後は串田さんの「蒸着」の掛け声で、お二人が揃って蒸着ポーズをされて締めくくられました。
・高取さん「あっという間に最後の一曲になってしまいました」
観客「えぇぇえええええええぇえええええええ」
高取さん「もっとずっと歌っていたいんですけど、串田さん、次の曲を一緒に歌ってもよろしいですか?」
串田さん「……いやだな」
高取さん「ぇぇぇえええええぇえええええええ」
串田さん「一度コレ言ってみたかったんだよね」
観客笑。
高取さん「ああ~よかったぁ~」
串田さん「ぜひぜひ。皆さんも一緒に唄いましょうね」
高取さん「ありがとうございます!! じゃあその前にちょっとだけ。みぇんな、盛り上がってるかぁあああああぁあああい!?」
観客「いぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
高取さん「高取ヒデアキ&Big Band Z 気に入ってくれたかぁあああああぁあああい!?」
観客「いぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
高取さん「串田さんを愛しているかぁあああああぁあああい!?」
観客「いぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
高取さん「あっ、ところでぇ、どおっからきたんだあぁああああああああああぁあああい!?」
観客「家ぇええええぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
高取さん「家からだよねぇえー! ラスト一曲。太陽戦隊っ!!」
串田さん「サンバルカン!!」
16:太陽戦隊サンバルカン/串田アキラ 高取ヒデアキ&Big Band Z
スーパー戦隊シリーズから特撮「太陽戦隊サンバルカン」よりオープニングを串田さんと高取さんで。
からりとした晴れやかさが心地よい本曲を、一番は串田さんが頼もしく、二番は高取さんが情熱的に唄われ
最後は高取さんの扇動で観客も一緒になって大合唱の中で締めくくられていました。
串田さんが拍手で見送られた後、高取さんの号令でBBZの皆さんが起立し、一例をされました。
その後、高取さんが観客に「Big Band Z」コールを促し、観客の「Big Band Z」コールの中退場されていきました。
-アンコール-
●超えろ。ミュージックビデオ上映
-MC-
観客がアンコールを表す「Big Band Z」コールをつづける中、大型ビジョンに「超えろ。」のミュージックビデオが上映。
今回が初公開となる映像は、Z旗の楽曲をBig Band Zとして演奏し、発表しているという事もあってか、
Big Band Zとしての皆さんの演奏とZ旗としての皆さんの演奏とが交差する作りになっており、感慨深いものがありました。
・ミュージックビデオの上映が終わると高取さんが登場され、次いでBig Band Zの皆さんがご登場。
・Big Band Zの皆さんは今回のライブグッズであるTシャツ姿で登場され、それぞれのブースでご準備をされていました。
17:ラブバラッド/高取ヒデアキ&Big Band Z
アンコール一曲目はZ旗の楽曲からアルバム「旗盤」より「ラブバラッド」をビッグバンドアレンジでご披露。
よりラグジュアリーな雰囲気が増したアレンジの曲調を、高取さんが柔らかい歌声でご披露され、観客もうっとりと聞き入る中、
大型ビジョンにはZ旗の様々な写真を古写真風に加工された画像がビジョン一面にあしらわれており、
後半になるとBBZの写真へと変わっていき、まるでZ旗へ向けたラブソングのような映像が流れていました。
・ここで高取さんに呼び込まれて「遠い日のヒーロー」の前奏が演奏される中、串田さんと吉田さんがご登場。
・続けて串田さん、吉田さんから一言ずつご挨拶がありました。
18:伝説/串田アキラ 吉田仁美 高取ヒデアキ&Big Band Z
「高取ヒデアキ&Big Band Z 1st LIVE "THE START OF Z"」ラストは串田さん、MoJoさん、宮内タカユキさんと歌われた
Vシネマ「轟轟戦隊ボウケンジャーvsスーパー戦隊」エンディングをお三方でご披露。
高取さんはMoJoさんのパートを雄々しく、吉田さんは宮内さんのパートをはつらつと歌われ、
二番の「仲間とつないだ手は離さない」では串田さんの元にお二人が手を重ねられると大歓声がおこりました。
○記念写真撮影
-MC-
「伝説」が終わると出演者の皆さんが高取さんの案内で会場全体で記念写真を撮影する事に。
二階のスタッフブースからステージを正面に見て撮影する為、観客が振り向く形で撮影されていました。
更に観客が自身のスマートフォンなどでステージ上を写真を撮影することが出来る時間も設けられました。
記念写真を撮影し終えると、Big Band Zの皆さんが立ち上がられて一礼。
観客から拍手が送られる中、高取さんが串田さんと吉田さんをお見送りされると、
「退場」の号令でBig Band Zの皆さんも順番に退場されていきました。
高取さん「ありがとうございましたー! あいしてまーす!!」
閉演BGM:遠い日のヒーロー
高取さんが拍手で見送られると「遠い日のヒーロー」が流れ出し、会場内の照明が明るくなると、
大型ビジョンに次回のライブが2027年の1月17日に同じ渋谷Club Asiaにて行われる予定である旨が告知され、
観客から歓声と拍手が送られる中、「高取ヒデアキ&Big Band Z 1st LIVE "THE START OF Z"」は終演となりました。
遂に動き出した高取ヒデアキ&Big Band Zの皆さんによる旗揚げ公演。
ビッグバンド編成によるサウンド、披露された様々な楽曲、スペシャルゲストのお二人
それぞれに対してのこだわりと熱意と敬意がひしひしと伝わってきました。
ビッグバンドサウンドは音圧の迫力の心地良さがたまらなく、臨場感たっぷり。
歌と歌の間にもBBZの皆さんによるインストゥメンタルの演奏が披露される場面が随所に設けられ、
歌はもちろん、ビッグバンドが作る音の世界全体を楽しんでほしいという熱意が感じられました。
高取さんご自身が歌われた楽曲には原曲を尊重しつつ、別角度からのアレンジというチャレンジを、
カバーされる楽曲は原曲のイメージや持ち味を受け継ぎながらもビッグバンドならではのアプローチを、
と、それぞれの楽曲への敬意をはらった上で、BBZの世界に落とし込む形で世界観を受け継がれている印象でした。
今回はスーパー戦隊シリーズが多くカバーされましたが、今後はどんな楽曲が披露されるのか楽しみです。
また、オリジナル曲ではZ旗の楽曲がBBZでも引き続きビッグバンド編成によるアレンジでご披露されたり、
BBZとしての新曲「遠い日のヒーロー」のヒーロー達に勇気をもらい、新しい一歩を踏み出そうという内容で、
Z旗への敬意を表し、その世界観を受け継ぎながらBBZをスタートさせようという思いと重なっている様にも感じました。
旗揚げライブなので、本来はBBZを前面に出す事に終始しても差し支えないのですが、
開演前にはゲストプレイヤーの皆さんを一人づつ丁寧に紹介する映像が流れたり、
後半はスペシャルゲストの串田さんと吉田さんお二人の代表曲はもちろん、
お二人と高取さんを含めた共通項でビッグバンド演奏が生える特撮「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」や、
串田さんと大葉健二さんとのお話からの特撮「宇宙刑事ギャバン」の楽曲群が披露れるなど
ゲストプレイヤーの皆さん、スペシャルゲストのお二人、大葉さんへの畏敬の念が感じられました。
圧巻のビッグバンドサウンドによるこだわりと熱意と敬意にあふれた高取ヒデアキ&Big Band Zの皆さん。
高取ヒデアキ&Big Band Zとしての音楽の世界観はもちろんですが、
アニメソングを受け継ぎ伝えていく存在、Z旗の世界観を受け継ぐ存在、
その両方の側面を持ちながら挑まれる皆さんの今後のご活躍注目していきたいと思います。
補足
・来場者には入場時にBBZのロゴマーク(丸型、旗型)と旗揚げを祝うメッセージ入り特製ラッピングの
チロルチョコが三つ一セットになったものがファンの有志の方から来場者にプレゼントされていました。
・ロビーには祝花の他、メンバー全員のサインが書かれたボードや串田さん、吉田さんからのサイン色紙の他、
今回のライブのイメージビジュアルとYouTubeや各種SNSのQRコードが印刷されたボードが展示されていました。
ボードにはSNSへの推奨ハッシュタグとして「#BBZ」「#音圧解放」が記載されていました。
・グッズの物販に並ぶ購入者にはオーダーシートが配布され、列に並んでいる間に数量を記入する事で
物販の会計がスムーズになるような工夫がされていました。
・ホーンセクションの皆さんは曲によって楽器毎に同じ方向を向いたり立ち上がるなどのパフォーマンをされていました。
・「遠い日のヒーロー」はこの年の3月に開催されたライブ「高取ヒデアキ Birthday ふたり Live」で
デモ音源のカラオケにて初披露された際は「遠い日」というタイトルでしたが、その後改題されました。
・「シークレット カクレンジャー」の間奏では高取さんとNobuさんが顔を見合わせコーラスをされる場面も。
・サックスセクションの皆さんが紹介された時に両手でハートを作るのが連鎖する。
・「夜行性。」では大型ビジョンにはYouTubeで公開されているプロモーション映像が流れていました。
・「イェイ! イェイ! イェイ!」では大型ビジョンには極めく虹色の雲が映し出されていました。
・吉田さんもサックスセクションに負けじと険しい表情で両手でハートを作る。
・「ルパンレンジャーVSパトレンジャー」では吉田達彦さんの振り付けを随所で踏襲されていた高取さん。
・高取さん「今日はオレが吉田達彦君のパートを歌わせてもらいました」
吉田さん「じゃあもう吉田ですよ。あははは」
高取さん「オレが? 高取"吉田"ヒデアキ?」
吉田さん「そうですそうです。ミドルネーム。あははは」
高取さん「YouTubeではダブル吉田にオレも入って何故か三人で一緒に歌ってますんで」
吉田さん「ぜひおうちにかえったらご覧になって再整数を回してください。あははは」
高取さん「"ダイヤル回して"ださい、なんつってね」
吉田さん「ひゅ~ぅう。ひゅ~ぅう」
・吉田さんの小噺は「ルパンレンジャーVSパトレンジャー」のレコーディング裏話と
初めて一緒に歌われた際の思い出話でした。
・「ギャングラーズパラダイス」について。
串田さん「ライブでは前にも一回くらい唄った事あるけど、この編成では初めてですね。
やっぱり音が凄いから『負けるもんかー』って唄ったよ。やっぱりきもちいいねぇ」
・串田さんと吉田さんが初めてお会いしたのは何年か前の日本コロムビアの納会。
その後ライブで共演することが増えた吉田さんは楽屋での串田さんの面白いお話が楽しみだったとか。
串田さん「ステージだとつまんないんだけどね」
吉田さん「いえいえ。串田さんのお話はホントにおもしろくていつもばっくしょうです」
高取さん「今日も喫茶店にいるみたいに二人で向かい合ってずっと話してたんですよ。
オレ達が準備でてんやわんやしてる時に仲良く話してくださっていて安心しました」
・串田さん「入院中、最初の内は毎日『もうだめだ』『おれは一体何をしているんだろう』って思ってたんだけど、
やっぱり唄があったから『おれは歌手なんだ』って思って声を出してみる所からはじめました。
まだチューブとかが入っていて上手くできないのはわかっていたけど、少しずつ声が出せる様になりましたね。
それと、ずっと寝たきりで立てなかったから、はじめの一歩はすっごい大変だった。もう生まれたての動物みたい。
でも一歩を踏み出すと『これだよ! これが出来たら明日もまた何かできるようになる』って思えたんだよね」
・「チェイス! ギャバン」は当初演奏のみの予定が、串田さんのご希望で唄ってくださる事になったそうです。
・串田さん「大葉さんって目力が凄いじゃないですか。あの目で見つめられたから『うぉっ!』ってなりましたね」
観客笑。
・高取さん「『夜行性。』のプロモなど自分もAIを取り入れて曲作りや映像作りをしていますが、
AI技術が発達する中でも今回の様に生の演奏で音楽が届けるというのはこれからも続けていきたいです」
・ちなみに2月に行われた「高取ヒデアキ新プロジェクトPV撮影収録公開」では
BBZのPV撮影の見学のほか、撮影タイムが設けられ、参加者が撮影した写真や動画を
3月のライブ「高取ヒデアキ Birthday ふたり Live」開催中に各種SNSで投稿して欲しい旨が告知されており、
その時に鋼鉄が撮影した写真とそれを元に制作した画像を
今回のライブ「THE START OF Z」のメインビジュアルとして各種告知などに採用していただきました。
まさかこんなに各所で使用していただけるとは思いませんでしたので、光栄恐縮至極でした。