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ウルフェス ソングコレクションLIVE
19.8.16 池袋サンシャインシティ 文化会館4F 展示ホールB ウルトラライブステージ

出演/ボイジャー(TAKERU 瀬下千晶) 山口智広 上田和寛(TANEBI) MIKOTO 海弓シュリ

   マグマ星人マルバ ソラ
   そうたくんのウルトラマンタイガ

司会/女性の方 (お名前わからず。申し訳ありません)
 
演奏/カラオケ



特撮「ウルトラマン」シリーズの一大イベント「ウルトラマンフェスティバル」。 
1989年よりほぼ毎年夏、7月から8月にかけて開催されている通称「ウルフェス」は
趣向を凝らした展示やジオラマ、ヒーローショー「ウルトラライブステージ」等、見て楽しめたり、
ウルトラマン達が会場内をパトロールしたり、グリーティングが行われて実際に触れ合えるほか、
閉館後の夜にはスペシャルイベントそして、俳優さん招いたトークショー等が開催されるなど、
文字通りウルトラマンのフェスティバルであり、毎年大盛況を博しております。
そんなこの年に30周年を迎えました。おめでとうございます。

前途のヒーローショー「ウルトラライブステージ」ではショーだけで聞く事が出来る歌が流れ、
ヒーロー達のステージを彩っているのですが、2019年の「ウルトラマンフェスティバル 2019」において
2009年から2019年間での「ウルトラライブステージ」で流れた楽曲をえりすぐったアルバム
「ウルトラマンフェスティバル ライブステージ ソングコレクション 2009-2019」が会場限定で販売されました。
これまでショーでしか聞く事が出来なかった楽曲が自宅で楽しめるだけでなく、
アルバムの発売を記念して開催されたライブが今回の「ウルフェス ソングコレクションLIVE」です。

ウルトラマンシリーズの楽曲を多く歌われているボイジャーのTAKERUさんと瀬下千晶さんを中心に
初代ボイジャーの中心メンバーだった山口智広さん、フォークデュオTANEBIの上田和寛さん、
アニメ「B-PROJECT」「MARGINAL#4」等の楽曲を手がけているMIKOTOさん、
アニメ「レイヤードストーリーズ ゼロ」の楽曲を歌われている海弓シュリさんと言った面々がご出演。

会場はウルフェスの会場として長年親しまれている池袋サンシャインシティ。 
夏休みという事もあり同じ階の展示ホールAでは「スター☆トゥインクルプリキュア おほしSUMMERバケーション」が、 
展示ホールDでは「ゲゲゲの妖怪100物語」など他にも家族そろって他の締めるイベントが催されていました。

ライブ自体はウルフェス閉演後に行われるものであり、スムーズな入場にするためか、
既に閉場しているウルフェスの入場口ではなく、会場裏手の再入場口から会場内へ入り、
スタッフさんの誘導でライブ会場のウルトラライブステージへ。 
会場は「ウルトラマン」シリーズ関係の曲がBGMとして流されており、椅子がずらりと並べられていました。

連日ライブステージが開催されているステージは前、中、後の三段に分かれており、
それぞれの壁面には光線や情景等を映しステージに彩りを加えるビジョンが全面に設けられているのですが、
この時は今回のアルバムのジャケットが全面に大きく映し出されており、
ジャケットのロゴに「SPECIAL NIGHT」の文字が付け加えられていました。
更に今回は客席の丁度中頃、中央辺りにステージが設けられていました。

-MC-

開演時間になると司会の女性の方がご登場。
公演の諸注意とステージを楽しむための掛け声の練習し、観客を盛り上げて退場されました。
ほどなくして会場の照明がゆっくりと暗くなっていき、ビジョンにカウントダウン映像が流れ出し、
観客も映像に合わせてカウントダウン。0になるとBGMと共に出演者の皆さんがご登場。

・今回の司会はボイジャーのお二人がご担当。
・TAKERUさんが今回の出演者の皆さんをご紹介。
・「ウルトラマンフェスティバル2009」のライブステージにおいて
 ウルトラマンボイスが人間に憑依した姿として2009年のライブステージにご出演されていた山口さん。
 山口さん「元ボイジャーの山口智宏でーす! ウルフェスに帰ってきたぞー!!」
・TAKERUさん「初期のボイジャーを支えてくれていた山口君ですが、
      ボイジャー卒業後、なんと、『ジード』でドンシャインとして帰ってきてくれました!!」
 観客拍手。
 山口さんは2013年にボイジャーを卒業された後、現在は声優として活動されており、
 その後特撮「ウルトラマンジード」に登場した主人公の憧れのヒーロー・ドンシャインの声を担当されていました。
 千晶さん「あの声を聞いた時は感動でしたよー」
 TAKERUさん「あれぇ? 今、ドンシャインの声しなかった?」
 山口さん「待って待って。そういうのフられると思ってなくて
     ちゃんとした台詞を覚えてきてないから待って」
 TAKERUさんの急なフリに観客にドンシャインの台詞を確認する山口さん。
 山口さん「ちょっと待ってね…………爆裂戦記! ドン! シャイン!! ヒアウィーゴー!!」
 観客拍手。
 顔の前で両手のひらを大きく開くドンシャインのポーズをされる千晶さん。
 TAKERUさん「ホンモノー!」 
 千晶さん「すごーい! この前呑んだ時はやってくれなかったのにー!」
 観客笑。
・山口さんを残して出演者の皆さんが退場され、いよいよライブスタート。

01:POWER OF VOICE/山口智広
02:暗黒の宴/マグマ星人マルバ
03:OVER THE HORIZON/ボイジャー
-MC-


オープニングは当時ボイジャーの一員だった山口さんが「ウルトラマンフェスティバル2009」において
ライブステージの第2部「守れ!光の国~闇の戦士大 襲来!~」でボイス役で出演された際に歌われた「POWER OF VOICE」。
曲が流れ出すと当時のライブステージの映像が映し出されると観客から歓声が。ウルフェスのステージは久し振りという山口さんは、
メインステージで力強く歌われる中、ビジョンで当時のご自身を眺めたりしていましたが、曲の中盤で客席中央にあるステージへ。
久し振りのウルフェスの空間を楽しまれている様子で元気なステージをご披露されていました。
山口さんが退場されるとマグマ星人の集団がステージに。披露されたのは「ウルトラマンフェスティバル2018」ライブステージより
マグマ星人の一団が登場した第2部「時代を染めろ!伝説のウルトラ兄弟」よりへヴィメタル風の「暗黒の宴」。
マグマ星人マルバがステージ中央に陣取ってマイクスタンドで歌う中、ツインテールの女性マグマ星人と
旗を持った男性マグマ星人がステージで観客を煽り、残りが客席に散っていくなどやりたい放題で会場を占拠する中、
マルバは2番からハンドマイクに替えて客席を睨むように歌い、女性マグマ星人が男性マグマ星人に馬乗りになる等、
まさに「暗黒の宴」の様相を呈していました。マグマ星人達がマルバの「最後まで気を抜くんじゃねえぞ」と高笑いと共に去っていくと、
ボイジャーのお二人がご登場され「ウルトラマンフェスティバル2014」より「OVER THE HORIZON」。
「2014」のライブステージ第1部「新たなる銀河へ! ~明日へのビクトリー~」の映像と共に抜群に息の合った歌はもちろんですが、
時にタオルを回し、時に手拍子を促し、間奏ではお二人とも客席中央のステージへ行ったりと、観客を大いに盛り上げられていました。

・TAKERUさん「ウルフェスの歌ってカッコイイんですよね」
 千晶さん「ヒーロー達が戦っているココ! まさにココですよ」
 と、ステージを踏みしめる千晶さん。
 千晶さん「ココで歌えるっていうのが……」
 TAKERUさん「ちょっともう一回やって」
 と、千晶さんが踏みしめるタイミングに合わせてジャンプするTAKERUさん。
 千晶さん「ちょっと!」
 観客笑。
 このやりとりが楽しくなってしまったボイジャーのお二人。
 TAKERUさん「……ライブ中でした」
 千晶さん「あ、忘れてた忘れてないよ?」
 観客笑。
・TAKERUさん「しかし君は楽しそうだね」
 千晶さん「いつでも全力で楽しいです!」
 TAKERUさん「でも今日は僕達のソロライブじゃないですからね?」
 千晶さん「出てました? "あわよくば感"出てました? ひっこめます! ふふふ」
 TAKERUさん「ハウス! ……という事でねー」
 観客笑。
・続いては上田和寛さんがご登場されボイジャーのお二人とトーク。
・上田さんが歌われた「君と僕の明日へ」がお気に入りのボイジャーのお二人。
・上田さん「今回のCDはノリのイイ曲が多い中、一曲だけバラードで、
           ライブステージでも感動する所で使われているので、
           みなさんのイメージを壊したくなくて、今1/5くらいのテンションです」
 TAKERUさん「今までの僕ら見てました? こっちは200%でやっとんじゃい!」
 観客笑。
 上田さん「いやぁ、歌のイメージ壊したくないので」
 千晶さん「何%でしたっけ? 5%でしたっけ?」
 上田さん「いや5%は少ないでしょう!?」
 観客笑。
 千晶さん「あぁすみません5だけしか覚えていませんでした」 
・上田さんが好きなウルトラマンはウルトラセブン。
 上田さん「あの頭のちょんまげを取って……」
 TAKERUさん「NO JAPANESE!」
 千晶さん「江戸時代じゃないんで」
 観客笑。
 TAKERUさん「でもわかるー。何も知らないとちょんまげって思っちゃいますもんね」
・スリッパなどをアイスラッガーに見立ててセブンごっこをされていた上田さん。
 千晶さん「女子でもしてました! あと赤白帽でもやりませんでしたか?」
 観客「あぁ~」
 上田さん「半分にしてね」
 千晶さん「やられましたか!? いやぁ~聞いてよかった。赤白帽は世界を救う!」
 観客笑。
・上田さん「でもあの赤白帽で一番強い攻撃知ってますか?」
 千晶さん「え、なんですか?」
 上田さん「アゴのゴムをぐっと引っ張ってパチンっと……」
 TAKERUさん「痛い! それは痛い! ベリアルの攻撃ぐらい危険ですよ」
 上田さんの赤白帽トークが笑いのツボに入ったご様子の千晶さん。
 上田さん「どうしたんですか?」
 TAKERUさん「きっとあの攻撃をやられた記憶があるんでしょうね」
 観客笑。
・「君と僕の明日へ」は今回、ライブで初披露。
 千晶さん「みなさん! 初上陸ですよ!」
 TAKERUさん「……まぁ初上陸なんですけれど」

04:君と僕の明日へ/上田和寛
05:ヒカリ二ナレ/ソラ
-MC-


「ウルトラマンフェスティバル2017」ライブステージの第2部「僕たちの翼! ウルトラホーク発進!」より「君と僕の明日へ」。
お好きだというセブンの映像をバックに、上田さんはハスキーでキメの細かいお声で力強く歌われて
その様子を今回のライブで唯一のバラードということで観客もじっくりと聞き入っていました。
上田さんが退場されると「みなさん。今日はお越しいただきありがとうございます」と丁寧に挨拶をされ登場されたのは
「ウルトラマンフェスティバル2018」ライブステージの第2部「Brother ~ 勇者たちの絆~」に登場さた光の国の住人・ソラさん。
シャープで鋭い曲調の中、ソラさんはご自身の映像を中心とした当時のステージの様子をバックに、
ソラさんにしかできないステージで魅せられましたが、退場する際、つまづいて転びかけてしまうというアクシデントが。

・ボイジャーのお二人がソラさんを心配されながらご登場。
 TAKERUさん「大丈夫? ソラちゃん?」
 舞台袖のカーテンから顔を出し、恥ずかしそうにしているソラさん。
 TAKERUさん「あらーかわいいー」
 千晶さん「素敵だったよー」
・千晶さんがしゃべると観客の眼が菩薩の様に。
 千晶さん「わかってます。みなさんがやさしく見守ってくださっているのはわかっています。がんばります」
・ついマイクのスイッチを確認してしまう千晶さん。
 千晶さん「やー。ちゃんとスイッチ入ってるかなって思って」
 TAKERUさん「素人か!」
・次に歌われる曲はテンポが速く、歌詞も詰まっているのでレコーディングが大変だった曲。
 千晶さん「でもそれを越えたからボイジャーとして新しい一歩を踏みだせたというか……」
 千晶さんが一歩踏み出したのに合わせてジャンプするTAKERUさん。
 千晶さん「……一歩踏み出せたというか……」
 千晶さんが一歩踏み出したのに合わせてジャンプするTAKERUさん。
 千晶さん「やめましょう。みなさん飽きてきちゃうから」
 TAKERUさん「やめよう」
 観客笑。

06:フュージョンライズ!/ボイジャー
07:たいせつなたからもの/瀬下千晶 そうたくんのウルトラマンタイガ
-MC-


「ウルトラマンフェスティバル2017」ライブステージの第1部「運命を切り開け~光と闇の戦い~」で使用され、
特撮「ウルトラマンジード」の本編でも使用された「フュージョンライズ!」。曲に漂う緊迫感そのままに、
「ウルトラマンフェスティバル2017」の映像も相まって、ボイジャーのお二人の鬼気迫る表情で歌われていました。
歌い終えられたTAKERUさんが千晶さんの肩を叩いて退場されると、千晶んお一人に。このイベントの十日前まで上演されていた
「ウルトラマンフェスティバル2019」ライブステージの第1部「受け継がれる光 僕らの未来」より「たいせつなたからもの」へ。
1番のサビの前になると、ステージの中心人物である"そうたくんのウルトラマンタイガ"が登場して観客大歓声。
千晶さんが明るくはつらつと歌われる声に合わせ、ステージで跳ねたり、会場中を駆け回ったり、
バックで流れる映像を見て涙ぐんだり、それでも客席中央ステージへ駆けだしたりと、とても表情豊かでした。

・TAKERUさん「そうたくんのタイガがきてくれましたよ!」
 千晶さん「ほんとですよ。感動ですよ」
 TAKERUさん「ちょっと君、目から肉汁が」
 千晶さん「汗! 心の汗!」
・実際に「ウルトラマンフェスティバル2019」のご自身の歌が流れるライブステージ
 第1部「受け継がれる光 僕らの未来」をご覧になった千晶さん。
 千晶さん「まぁ~いい所で流してくれるんですよぉ~。
     お話も相まってむぁあ~ってなって、その日は寝れないぐらい興奮しました」
・ここでボイジャーのお二人に呼びこまれ、続いてはMIKOTOさんと海弓シュリさんがご登場。
 MIKOTOさんはピンクの髪に白いパーカーの下に赤いインナー。靴まで赤でウルトラマンロッソカラー。
 海弓さんはショートヘアの毛先のインナーカラーがブルーで青いワンピースというお衣装のウルトラマンブルカラー。
・TAKERUさんは青いコート、千晶さんは赤いジャケットなので、
 TAKERUさんとMIKOTOさん、千晶さんと海弓さんでユニットができそうな色合い。
・MIKOTOさんの歌われる「Red Closer」と海弓さんの歌われる「Blue Spinning」の2曲が合わさって一つの曲になったのが「Ready To Beat」。
 TAKERUさん「普段はどういった活動をされてるんですか?」
 MIKOTOさん「歌ってます」
 TAKERUさん「知ってます」
 観客笑。
・TAKERUさん「シュリさんは?」
 海弓さん「歌ってます」
 TAKERUさん「知ってます」
 観客笑。
・MIKOTOさんと海弓さんのユニット感にジェラシーを抱くボイジャーのお二人。

08:Ready To Beat/MIKOTO 海弓シュリ
-MC-


MIKOTOさんと海弓さんが歌われたのは「ウルトラマンフェスティバル2018」ライブステージより「Ready To Beat」。
特撮「ウルトラマンR/B(ルーブ)」のウルトラマン達や物語の意匠が随所に散りばめられている本曲では
背面のビジョンに流れる「ウルトラマンフェスティバル2018」ライブステージの第2部「Brother ~勇者たちの絆~」の
ウルトラマンロッソとブルさながらに、一見、個性の異なるMIKOTOさんと海弓さんですが、
疾走感あふれる曲の中、MIKOTOさんの色気ある精悍な歌声と海弓さんのしなやかな高音が合わさりながら
対象的でありながら別々ではないコンビネーションで難曲を見事に歌いきられていました。
それぞれが歌われながら時にステージ上下に分かれつつ、前後に揃って立たれて歌われていたり、
後奏で海弓さんが「行けるかウルフェス―!!」と更に観客を煽られている場面もありました。

・ボイジャーのお二人と山口さん、上田さん、マグマ星人マルバ、ソラさんがご登場。
 TAKERUさん「いやぁ盛り上がりましたね~。どうですか上田さん」
 上田さん「いいですね~。ちょっとみんなやってるんで僕もやってみていいですか? 
             みんな盛り上がってるかぁー!?」
 観客「いえぇぇえー!!」
 上田さん「ありがとうございます!」
・TAKERUさん「盛り上がってるんですが……次の曲で……最後の曲になってしまいましたっ!」
 観客「えぇええええぇええ」
 TAKERUさん「……ちょっと、みなさんこっち来てもらっていいですか?」
 と、出演者のみなさんを舞台向かって右側へ誘導するTAKERUさん。
 TAKERUさん「次の曲で……最後の曲になってしまいましたっ!」
 観客「えぇえぇぇええぇええ」
 TAKERUさん「じゃあ次はこっちで」
 観客笑。
 千晶さん「マグマさんもこちらへ」
 と、出演者のみなさんを舞台向かって左側へ誘導するボイジャーのお二人。
 TAKERUさん「次の曲で……最後の曲になってしまいましたっ!」
 観客「えぇえええぇええぇえぇえ」
 TAKERUさん「最後、真ん中で」
 山口さん「ちゃんとセンターでね」
 と、舞台中央に集まったみなさん。
 TAKERUさん「なんと」 
 千晶さん「次の曲で」
 TAKERUさん「最後の曲になっ」千晶さん「最後でーす」
 TAKERUさん「ちょっ、待って待って」
 山口さん「うぉい!」
 観客「えぇえぇえぇえええええええええ」
 千晶さん「……これは色んな意味のえーですね」
・TAKERUさん「まだみんなが大好きな歌を歌ってないですよね?」
 山口さん「それもしかしてオレも歌ってるヤツ?」
 千晶さん「その頃はバリバリボイジャーでしたから」
・「歌っていいんですか?」と、山口さんにふられるも返答に困るマグマ星人マルバ。
 山口さん「ウルトラマン好きですか?」
 千晶さん「ちょっとこれ以上聞いちゃうと歴史が変わっちゃうから」

09:みんな大好きなウルトラマン/ボイジャー 山口智広 上田和寛 MIKOTO 海弓シュリ マグマ星人マルバ ソラ

観客の「ウルトラマーン」の呼び声を合図に、出演者全員でウルトラマンフェスティバルの20周年記念ソングであり
ウルフェスのテーマのように親しまれている2010年に作られた「みんな大好きなウルトラマン」。
千晶さんをメインボーカルに山口さんとTAKERUさんがコーラスをされ、上田さん、MIKOTOさん、海弓さんも随所で参加。
1番が終わると一番上奥のステージにいたマグマ星人マルバの左右からウルトラの父とウルトラの母が登場し観客大歓声。
バツが悪そうなマグマ星人マルバに父が手を差し伸べて握手をすると、観客から更に歓声が起こりました。
そのままマグマ星人マルバやソラさんに続いて山口さんがステージを飛び出して客席を周られれいる中、
残った皆さんが肩を寄せあって歌われ、その様子を見た山口さんが急いで合流されるという光景も今回ならではでした。
最後の間奏で千晶さんが「ウルフェスって最高ー!!」と叫ばれてサビが続き、会場はあたたかい雰囲気に包まれました。

-アンコール-
-MC-


観客の拍手の中、出演者の皆さんが退場されると、バラバラだった拍手がアンコールを表すように
次第にひとつに揃っていきました。
しばらくするとそれに応えるように出演者の皆さんが登場されました。

・TAKERUさん「やーでもマグマは人生最大のピンチでしたね」
 山口さん「父と母に囲まれてね」
 観客笑。
・ここでみなさんから一言ずつご挨拶。
・山口さん「このウルフェスのステージは僕にとって特別で、またここで歌えて、今日は一人で歌うので緊張してたんですけど、
             みなさんに本当に暖かく迎えてもらって嬉しかったです!」
・TAKERUさん「ひとつ言いたいんだけどさ、楽しくなっちゃって一人で走ってっちゃって、
      みんなで集まって歌ってるのに入らないで一人だけ目立つのってぇ、ゼロみたいでキラァイ!」
 観客笑。
 山口さん「いや、みんなそれぞれ客席に散るのかなって思ってたら一人だけになっちゃってさぁ。疎外感!」
 観客笑。
・上田さん「ここに来るまで今日は子供の方が多いのかなと思ったら大人の方が多くて。歓声も怒号みたいで」
 観客笑。
 上田さん「なんか童心を忘れずにキラキラ輝いてていいなって思いました」
 TAKERUさん「これで上田さんもウルトラソングのファミリーですよ!」
 上田さん「本当ですか? 親戚くらい?」
 TAKERUさん「そうですねぇ……あ、後で楽屋で話しましょう」
 上田さん「そうですね」
 観客笑。
 千晶さん「いとこぐらいですかね?」
 TAKERUさん「続けるんかーい」
 観客笑。
・MIKOTOさん「僕たちが歌った曲が流れたのが去年のウルフェスなので、アウェーかと思ったんです。
       ライブが始まって楽屋で待ってたら凄い歓声が聞こえてきて。それで出ていっても盛り上がってくださって。
       これで僕らもファミリーになれましたかね?」
 TAKERUさん「何言ってるんですか。ファミリーですよ……あとでちょっと楽屋で話しましょか」
 観客笑。
 千晶さん「えっと、いとこの、おにいちゃんの……」
 TAKERUさん「また続けるんかーい」
 観客笑。
・昨年2018年のウルフェスに来場され、ライブステージをご覧になった海弓さん。
 海弓さん「ちびっこや大きいおともだちに混ざって光るヤツ(ウルトラフラッシュ)を掲げて応援してたんですけど、
             今日、その時に見てたステージに立って歌えているのが感無量です! 私もファミリーになれますか?」
 TAKERUさん「もちろんですよ」
 千晶さん「妹になってくださーい!」
 海弓さん「わーぁ!! お姉さんになってください!!」
・想いがあふれて泣きそうになりつつも言葉を探してお話をされる千晶さん。
 山口さん「えーっと、TAKERUくんこのトークまとまる?」
 TAKERUさん「……まとまりま……せん」
 観客笑。
 千晶さん「まとめます! まとめますと……ありがとうございました!!」
・TAKERUさん「ウルフェスが回を重ねる毎に曲が増えていって、新しいファンの方も増えていって、
        それで今日初めて歌手の方々にもお会いできて、どんどん輪が広がっていくのが本当に嬉しいです」
 千晶さん「本当に。ずっとウルトラマンを応援していたいです!」
・TAKERUさん「じゃあ最後の曲はみんなが知ってる曲を一緒に歌ってお別れしたいと思うんですけど、
      ミュージックスタートォ!!………………って言ったら曲がかかるので……」
 山口さん「ちょっとちょっと! 今のタイミングだと音響さん曲かけちゃうよ!」
 観客笑。

10:ウルトラマンの歌/ボイジャー 山口智広 上田和寛 MIKOTO 海弓シュリ マグマ星人マルバ ソラ

最後はみんな知ってる初代「ウルトラマン」のオーニングを出演者全員と観客で大合唱。
イントロと共に客席中央ステージにウルトラマンが登場すると観客大歓声。
1番を上田さんが、次いでMIKOTOさんと海弓さんが、2番ではまず山口さん、続いてボイジャーのお二人が歌われ、
「光の国から~」は全員で歌うというパート分けで、3番は全編全員で。観客も出演者と一緒に大いに歌い、
会場一体大合唱のフィナーレとなりました。


閉演BGM:キボウノカケラ (カラオケ)

特撮「ウルトラマンジード」よりボイジャーのお二人が歌われたエンディングのカラオケが流れ出し、
観客の拍手の中、出演者全員がステージ前方に並んでラインナップする事に。マグマ星人マルバも一緒に。
そして出演者のみなさんがそれぞれ「ありがとう」と言いながら退場されていきました。

しばらくすると司会の女性の方がご登場され、閉演のアナウンスをされた後、
サプライズとして会場出口で出演者の皆さんがハイタッチでお見送りされるという旨が知らされると観客から大歓声。
出演者の皆さんのお見送りの準備が整うまで、司会の方がウルフェスに関するお知らせなどアナウンス。
準備が整ったところで司会の方は案内とご挨拶をされ、拍手の中退場されました。
観客は出口で出演者の皆さんとハイタッチをして帰路につき「ウルフェス ソングコレクションLIVE」は終演となりました。

「ウルトラマンフェスティバル ライブステージ ソングコレクション 2009-2019」の発売を記念して行われた本ライブ。
毎年、ウルトラの戦士たちを応援していた歌達が、大型ビジョンに移しだされる当時の映像と共に
長年ウルトラの戦士たちが戦っていたウルトラライブステージで披露されていくのが感慨深く、
ライブとしては短い時間ながらもギュッと凝縮された内容でとても楽しかったです。
また、歌しか知れなかった方々のトークを聞けたのも、身近に感じる事が出来て嬉しかったです。


ゲスト/マグマ星人兄弟
        ウルトラの父 ウルトラの母 ウルトラマン

声の出演/関智一 潘めぐみ


補足


・今回は来場者限定でアルバムを収録することが出来るスペシャルなCDスリーブケースが配布されました。

・バックの映像の年代や演目は間違っているかもしれません。予めご了承ください。

・山口さん「しゃべりたいことがいっぱいあるー! もう、歌うのやめる?」
 TAEKRUさん「いやいやいや。『ソングコレクションLIVE』だから」 

・山口さん「今は声優として活動してるんですけど……」
 TAKERUさん「だって『君の名は』とか出てるんだよ」
 山口さん「待って、発音が『君の"縄"』になってるんだけど」
 TAKERUさん「鹿児島人なもので」

・「暗黒の宴」の一番が終わったあたりでマイクスタンドからマイクが外れてしまった様子で
 他に気づかれない様に歌いながらマイクを固定していたマグマ星人マルバ。

・「暗黒の宴」の際もビジョンに当時のステージの様子が映像で流れていたのですが、
 ステージで印象的だった「斬!」「滅!」「砕!」等、筆文字が全面に映し出さていた場面では
 ステージの映像ではなく、当時と同じ筆文字が表示されるという演出になっていました。

・「OVER THE HORIZON」で会場内を動き回り息が上がり気味のボイジャーのお二人。
 千晶さん「勢いであっち(客席中央ステージ)まで行っちゃったけど、
     足元が見えなくて転ぶんじゃないかってヒヤヒヤして……」
 TAKERUさん「会場こんなに広かったっけ? 向こうが遠い遠い」
 千晶さん「いつまで行ってもたどり着かない着かない」
 TAKERUさん「2014年の曲ですけど、みなさん、お気付きの様に千晶は歳をとりました」
 観客笑。
 千晶さん「二人一緒に年をとりました」
 観客笑。

・去り際に他のマグマ星人や観客からアニキと呼ばれていたマグマ星人マルバ。
 TAKERUさん「僕、アニキって呼ばれてる人水木一郎さんしか知らなーい!」
 観客笑。

・「君と僕の明日へ」がどれくらい素敵な曲かを力説しようとしてもなかなか伝わらない千晶さん。
 TAKERUさん「皆さん。千晶ちゃんに期待しても何も出ませんよ」

・この日は楽しさからかフルスロットルな千晶さん。
 TAKERUさん「皆さん、驚くでしょうけれど、この人、まだ呑んでませんからね」

・千晶さん「『今年のウルフェスは瀬下千晶で』って事でレコーディングは一人だったんですけど不安しかなくて。
      ……いつも、ありがとうございます (TAKERUさんの方を向いて一礼されました)」
 TAKERUさん「なによ? 急に」
 千晶さん「お世話になってます」

・TAKERUさん「お二人が歌われている『Ready To Beat』なんですけれど、
       僕たちも先日ステージでカバーさせてもらったんですけど……超ムズくないっスか?」
 MIKOTOさん&海弓さん「……超ムズいっす」
 観客笑。

・いつか「Ready To Beat」でテレビのモノマネ番組におけるご本人登場がやりたい。

・入場時にボイジャーのファンの方が「みんな大好きなウルトラマン」で一緒に振りましょうと
 自主的にオレンジ色のサイリウムを配布されていた為、「みんな大好きなウルトラマン」では
 客席がオレンジ色を中心に彩られていました。

・マグマ星人マルバはご自身の歌以外もマイクはないながらもしっかりと歌われているのが確認されました。

・「ウルトラマンの歌」では観客も一緒になって歌えるように後方の大型ビジョンに歌詞が映し出されていました。 

・司会の方「今日は皆さん楽しまれましたか?」
 観客拍手
 司会の方「ありがとうございます。みなさんの思いはアーティストのみなさん、
     今日来てくれたウルトラヒーロー、そしてマグマ星人にも伝わっていると思います」
 観客笑。

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