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堀江美都子プロデュース 「アニソン女子部夏祭り2015 女子部戦隊現る!!!」
15.8.14 Zepp Tokyo

 

出演/堀江美都子 大杉久美子 金月真美 Salia 三重野瞳 米倉千尋 吉田仁美   
    AKINO with bless4 (KANASA AKINO) シンガーズ・ラボ・シスターズ(織部ハル 渡邊恭子 稲川友紀 津田彩菜)

 

初参加/鈴木結女

 

コーラス/シンガーズ・ラボ・シスターズ(織部ハル 渡邊恭子 稲川友紀 津田彩菜) 金月真美 KAKO♪ 

演奏/JYOSHIBU-BAND(B.村上聖 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.中村智美 G.IMAJO) G.Shin-Go カラオケ

 


毎年夏に開催されているアニメソングライブの祭典「ANIME JAPAN FES "夏の陣"」。通称AJF。 
アニソンライブフェスの中でも8月中頃に東京、下旬に大阪、名古屋と各地で開催され、 
アニメ、特撮、ゲーム、イメージソングなど、すべての"アニソン"と呼ばれるジャンルの音楽を楽しむ事が出来ます。 
2015年の今回は「ANIME JAPAN FES 2015 "夏の陣"」というタイトルで開催。 

名古屋公演は行われず、東京三日間四公演、大阪一公演での開催となりました。 
今回は東京公演一日目「アニソン女子部」のレポートです。

 

初日は"アニメソング界の女王"堀江美都子さんがプロデュースで開催されている「アニソン女子部」。通称"アニ女"(あにじょ)。 
バンドミュージシャン等を除き、出演者はアニメソング界で活躍する女性アーティストのみで構成されています。 

毎年、ライブパフォーマンスの他にもミュージカルや演劇、コントなどの催し物が行われ、 
女性アーティストの皆さんが、文字通り部活のような熱意で取り組まれているという、他ではなかなか見ることができないイベントです。 
今回はタイトルに「女子部戦隊現る!!!」とうたわれており、どういった趣になるのか楽しみにしていました。

 

会場のZepp Tokyoは東京お台場にある「ANIME JAPAN FES」東京公演のホームグラウンドともいえるライブハウス。 
ステージには今回のAJFのロゴマークがあしらわれた旗が掲げられ、 
舞台中央にはステージ後方から前方にかけて階段が用意され、それを挟むようにバンドブースが設置されていました。

 

●DJタイム

 

開演まであと少しという頃になるとそれまで会場内に流れていたBGMが軽快なものに変わり、堀江さんのナビゲートでDJタイム。 
女子部顧問である大杉さんとゲストの鈴木さんを除く女子部の皆さんが入れ替わりで近況報告をされました。

 

00:SE 
01:創聖のアクエリオン (1C)/Salia 
02:嵐の中で輝いて (1C)/KANASA AKINO from bless4 
03:イェイ! イェイ! イェイ!  (1C)/米倉千尋 
04:ひとつのハートで (1C)/吉田仁美 
05:もっと! モット! ときめき (1C)/三重野瞳

 

DJタイムが終わるとゴージャスなBGMが流れ、「まずは出演者によるリレーメドレーです」というアナウンスからいよいよ開演です。 
アニメ「創聖のアクエリオン」オープニングのイントロが高らかに鳴り響く中、後方ステージに立たれたのは、なんとSaliaさん。 
冒頭から出演者がそれぞれの持ち歌をカバーされるというひねりのきいたメドレーで、ライブの期待値がとても高くなりました。 
SaliaさんからのバトンはKANASAさんとAKINOさんへ。OVA「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」オープニングを

抜群のハーモニーで歌われ、 続いては米倉千尋さんがアニメ「スマイルプリキュア!」の初代エンディングを

アニメそのままの振り付けではつらつとした歌声を響かせ、 さらに吉田仁美さんがアニメ「超魔神英雄伝ワタル」の初代オープニングを

等身大の歌声で歌われ"ひとみ"つながりで"女子部のブレーン"三重野瞳さんへ。 
ゲーム「ときめきメモリアル」のオープニングをしなやかに歌われ、観客に合いの手を扇動したり、曲に合わせて跳ねられていました。

 

06:エースをねらえ! (1.5C)/金月真美 
07:キャンディ キャンディ (1C)/大杉久美子 
08:キューティーハニー (1.5C)/堀江美都子 
-MC-

 

アニメ「エースをねらえ!」オープニングを金月真美さんが透き通るような歌声で高らかに歌われた後は

"女子部の癒し"大杉久美子さんのご登場。 イントロが鳴り観客がどよめいたアニメ「キャンディ キャンディ」オープニングを

ころころとキュートな歌声で歌われ メドレーのラストは"部長"堀江さんが織部ハルさんと稲川友紀さんを従え

アニメ「キューティーハニーF」オープニング。 堀江さんは黒のジャケット姿でSaliaさんと同じ振り付けを交え颯爽と歌われ、

織部さんと稲川さんがダンスで彩りを加えられていました。

堀江さんの呼び込みでメドレーに参加された部員の皆さんがご登場。 


・フジテレビでかつて放送されていた歌番組「夜のヒットスタジオ」よろしく、カバーメドレーで観客の足元をすくう。 
・ここからはメドレーの感想を交えつつ自己紹介。 
・大杉さん「ミッチの大ヒット曲を歌うのはホントに緊張しちゃって。すみません」 
 観客笑。 
 堀江さん「大杉さんが登場されてあのイントロが鳴っただけでお客さんが『おぉおおお』って言ってましたよ」 
・三重野さん「金月さんのあの歌、いつも袖で見てて跳ねてるんですけど、ずっと! ズット! 歌いたかったんですよ」 
・米倉さん「歌は好きなんですけどね、あの踊りね、やってごらん。大変だから」 
 観客笑。 
・Saliaさん「トップバッターだったんでとても緊張しました」 
 堀江さん「皆さんがキョトンとしてたもんね」 
 三重野さん「bless4が合体したんじゃないかと思ったよね」 
 Saliaさん「お客さんに間違えて出てきたんじゃないかと思われたらどうしようと。こんなに緊張したのは久しぶりでした」 
 観客笑。 
・AKINOさん「大好きなちっひーのあの曲を歌う事が出来てとても嬉しかったです!」 
 KANASAさん「緊張しすぎて変な顔になっていたかもですが、心の中ではとても楽しんでいました」 
・吉田さん「三重野さんの代表曲を歌わせてもらえたので、これはアニ女の"ひとみNo.1"を譲ってくれたのかなぁーと」 
 観客笑。 
・金月さん「大好きな大杉さんの『エースをねらえ!』を歌う事が出来て、本望でございます」 
 観客笑。 
・当日の金月さんの衣装はチュチュのようなひらひらとしたスカートで「エースをねらえ!」の"お蝶夫人"竜崎麗香をイメージしたものだとか。 
・堀江さん「女子部でこのロックな衣装を着るとは思わなかったわ。これスパロボの衣装よ」 
・堀江さん「みんな、自分たちの時より上手いよ」 
 観客笑。

 

・ここで初参加の鈴木結女さんがご登場。 
・鈴木さん「はじめまして。よろしくおねがいします!!」 
 堀江さん「鈴木さんカッコイイ……見つめないで」 
 観客笑。 
 堀江さん「もうみんな鈴木さんのカッコよさに『惚れてまうやろっ』って言ってるんですよ」 
 鈴木さん「とんでもないです。憧れのみなさんに混ざらせてもらえて、感激しております」

 

09:A-motion~アニソン女子部のテーマ~/堀江美都子 大杉久美子 金月真美 Salia 三重野瞳

                    米倉千尋 吉田仁美 KANASA AKINO 鈴木結女 
-MC-

 

ここで、元気さと前向きなメッセージが込められた女子部の初代テーマ曲「A-motion」を全員そろって歌われます。 
そろいの踊りの中にも皆さんそれぞれの個性を見る事が出来、観客も一緒におそろいの振り付けで参加できる楽しい一曲です。

 

ここからはそれぞれのソロコーナー。 
堀江さん「まずは三重野瞳ちゃん。アニ女の"ひとみNo.1"は譲ったのでしょうか?」 
三重野さん「吉田ぁー。あとで楽屋でじっくりね。ステージでする話じゃないからねっ」 
観客笑。

 

10:風の翼/三重野瞳 
11:二人の時~forever~/金月真美 
12:プリキュア・メモリ/吉田仁美 
13:よあけのみち/大杉久美子 
-MC-

 

ソロコーナーは三重野さんのOVA「LORD of LORDS Ryu KNIGHT ADEU'S LEGEND」オープニング「風の翼」からスタート。 
三重野さんが伸びやかな歌声を披露され、続いては金月さんによるゲーム「ときめきメモリアル」よりエンディング。 
ときめく歌声で金月さんが鮮やかに歌われた後は、吉田さんのご登場でアニメ「ハピネスチャージプリキュア!」の初代エンディング。 
吉田さんの持ち味の一つである弾ける歌声とダンスで観客を魅了され、最後は大杉さんがシンガーズ・ラボ・シスターズの皆さんを従えて 
この年に放送40周年を迎えたアニメ「フランダースの犬」オープニングを軽やかに、時にせつなく歌われました。

 

大杉さんを見送りながら堀江さんがご登場され、再び初参加の鈴木さんを呼び込まれ、お二人でトーク。 

・鈴木さん「ありがとうございます。かたじけない」 
・堀江さん「たぶん、皆さんが聞きたいと思っていると思うんですけど、いくつですか?」 
 観客笑。 
 鈴木さん「その前に男か? 女か? ってのもありますけどねっ。さっき女子トイレ入ろうとしたらスタッフさんに止められましたからね」 
 観客笑。 
 堀江さん「鈴木さんなら好きな方のトイレに入ってください」 
・アニメソングを歌うきっかけの話。 
・堀江さんの曲を聞いて育ったので、感無量。 
・渡米してお母ちゃん業10年。息子は反抗期の15歳。 
 鈴木さん「彼はアニメ大好きなんで今日も来てるんですけど、『お母さんの歌はどうでもいいから他の人の歌が聞きたい』だそうです」 
 観客笑。 
 鈴木さん「ですので『堀江さんの歌、ちゃんと聞いとけよっ。日本の宝、世界の宝だよ』って言ってやりましたよ」 
・堀江さんの息子さんは21歳。音楽の道を志す。 
 堀江さん「じゃあ正月コナカで買った就活セットはどうするんだよぉ」 
 観客笑。 
・巨匠・堀江さんと一緒にいると後ずさりしてしまう鈴木さん。 
・書道をたしなむ鈴木さん。 
・鈴木さん「女子部には武士道があります!」 
 堀江さん「色気がないんですよねー」 
・好きなスポーツの話。 
・たしなむ楽器の話。 
・鈴木さん「堀江さんの質問はいろんな角度から掘り下げて下さるのでびっくりします」

 

14:輝きは君の中に/鈴木結女 
-MC- 
15:それでも明日はやってくる/鈴木結女 
-MC-

 

堀江さんが退場され、アニメ「NINKU -忍空-」よりオープニング。力強くしなやかで一本芯が通った歌声は原曲以上の迫力。 
近況報告を交えられた後は、アニメ「NINKU -忍空-」より、当時鈴木さんが命を懸けて作られたという

前向きで少し哀しげな初代エンディング。 力いっぱいに歌われる鈴木さんがとても印象的ですが、

途中では観客にマイクを向け観客が合唱する場面もありました。

 

●女子部戦隊現る!!! アニジョ戦隊ハーモレンジャー!

 

鈴木さんとバンドの皆さんが退場されると、ここから今回のタイトルにもあるヒーローショーのはじまり。 
歌声を奪い世界征服をたくらむ悪の軍団「デスボイス」に立ち向かう「アニジョ戦隊ハーモレンジャー」の活躍が描かれます。

 

ハモレンジャーを演じたのは堀江さん、米倉さん、Saliaさん、AKINOさん、KANASAさん、金月さん。 
対するデスボイスの総統に三重野さん、総統の右腕にbless4のAKASHIさん、戦闘員として4人のスーツアクターの方々が登場されました。 
さらに自称・ハモレンジャー弟子入り志願者に吉田さん、巨大ロボに大杉さんという布陣。

 

内容はデスボイスがハーモレンジャーの声を奪ってしまい戦えなくなった隙に、観客をステージに上げて声を奪い、 
観客の声援で声を取り戻したハーモレンジャーがデスボイスを相手に大立ち回りを繰り広げるというまさにヒーローショーそのものでした。 

本レポートでは数か所の箇条書きにとどめさせていただきます。 
詳細は当日来場された方のみのお楽しみということでご理解いただけましたら幸いです。

 

●出演

 

サンバレッド・ミッチ/堀江美都子 
タンゴイエロー・ちっひー/米倉千尋 
ロックパープル・サリア/Salia 
ワルツピンク・アキノ/AKINO 
ワルツピンク・カナサ/KANASA 
演歌グリーン・金ちゃん/金月真美

 

デカボイス・ヨシダ/吉田仁美

 

ヨク・シャベルンデス総統/三重野瞳

 

ポリープ将軍/AKASHI 
戦闘員デスボイサー/ショッカーO野 林潔 中川素州 椎名和隆

 

ハーモロボ・オースギン/大杉久美子

 

・総統「拍手をするならちゃんとしなさい」 
・タブレット端末を離さないポリープ将軍「これは台本ではないです。世界中を乗っ取る為のチェックリストです」 
・素顔のハーモレンジャーは稽古着のような姿。 
・勢いのあるKANASAさんとAKINOさんの合いの手。 
・総統「このままヤツらの声を奪っておしまい!」 
 将軍「Sounds great!」 
 総統「え、なに?」 
 将軍「あ、イイ感じですねっていう意味です」 
 総統「かなりいい発音なんでわからなかったわ」 
・吉田さん「ちょーっとまーったー」 
 総統「アホそうな子だ。キノコみたいな頭してるし」 
・総統「お前、台本を持っているのに何で見ないんだ!」 
 ポリープ将軍「これは台本ではないです。世界中を乗っ取る為のチェックリストです!!」 
・デスボイサー「ここからはプロの仕事を見せてやる!」 
・観客へのデスボイサーによる「今回の出演者で一番好きなアーティストを言え」に刺さる総統の視線。 
・声を失った観客へお土産。 
・総統「このまま世界征服といこう。手始めに夏コミ会場を襲ってやるか」 
・変身したハーモレンジャーはももいろクローバーZの皆さんのようなお姿。 
・総統「さっきの私服は何だったんだ」 
・全員が見事な名乗り。 
・金月さんの役者魂。 
・弟子入り志願者のヨシダさんは実はデスボイスのスパイ怪人デカボイス・ヨシダ。 
・ハーモレンジャーの声を奪ったヨシダさん。持参のデスボイスノートでハーモレンジャーのセリフを代読。 
・ハーモレンジャーVSデスボイサーで大立ち回り。 
・扇子で戦う演歌グリーン・金ちゃんさん。 
・小さくて見つけてもらえないタンゴイエロー・ちっひーさん。 
・将軍とワルツピンク・アキノさん、ワルツピンク・カナサさんはテコンドーで対決。本格的。 
・デスボイサー「史上最大の兄弟喧嘩だ!」 
・ローラーブレードで颯爽と戦うロックパープル・サリアさん。 
・日本刀で戦うサンバレッド・ミッチさん。 
・お・と・も・だ・ち・の。 
・観客「がんばれーハーモレンジャー」の声でハーモレンジャーに声が戻り「キャンディ キャンディ」のイントロをアカペラで披露。 
・サンバレッド・ミッチさんの「発進! ハーモロボ!!」の掛け声で大杉さんが登場すると観客大沸。 
・ハーモロボ「どもーわたしがハーモロボよー。よろしくねー」 
・ハーモロボにハーモレンジャーが合体し、ハーモロボ・オースギンが完成。 
・オースギンが歌う「ドラえもんのうた」に引き寄せられて総統とヨシダさんが倒されデスボイスの野望は砕けました。

 

16:進め! ハーモレンジャー (1C)/アニ女戦隊ハーモレンジャー(堀江美都子 金月真美 Salia 米倉千尋 KANASA AKINO) 
-MC-

 

見事デスボイスを倒したハーモレンジャーによる特撮「秘密戦隊ゴレンジャー」オープニング。 
歌詞をハーモレンジャー用に変えた替歌を歌われ、ヒーローショーは大団円となりました。

 

17:千本桜 (1C)/津田彩菜 織部ハル 稲川友紀 
18:トウキョウト・ロック・シティ (1C)/織部ハル 稲川友紀 
-MC-

 

続いてはシンガーズ・ラボ・シスターズの皆さんのご登場で、音声合成ソフト「VOCALOID(ボーカロイド)」の「初音ミク」の楽曲。 
「初音ミク」の楽曲の中でも著名な黒うさPさんによる「千本桜」は和風なミクさんのコスプレ姿の津田さんが軽やかに歌われ、 
えこ。さん、はいのことんさんによる「トウキョウト・ロック・シティ」は黒スーツにソフト帽姿の男装の麗人のような 
織部さんと稲川さんがムードあるツインボーカルで素敵なハーモニー。二曲とも踊りを交えたエネルギッシュなステージでした。

 

・鈴木さん以外の部員の皆さんがAJFのライブグッズのタオルを持ってご登場され、 
 「女子部戦隊現る!!! アニジョ戦隊ハーモレンジャー!」を全員で振り返ります。 
・歌手だけど他の事にも全力で一生懸命取り組む。 
・立ち回った相手は本物。 
・悪の総統はカッコイイけど暑い。 
・よくできたお客さん。

・ここで女子部の新曲をお披露目。 
・作詞を金月さん、作曲を米倉さん、アレンジをSaliaさんとShin-Goさんによるユニットunicorn tableのShin-Goさんが担当。 
・金月さん「みなさんよろしかったら何かしらの布をお手に持っていただければ。もしなければお手てでも」 
・三重野さん「女子は何かしら布を持っていると思いますので、そちらを振り回してください」 
・米倉さん「いっそ脱いじゃうとか?」 
 金月さん「着ているものには何かしら液体が……」 
 観客笑。

 

19:アニジョ☆One Night Carnival/堀江美都子 大杉久美子 金月真美 Salia 三重野瞳

                 米倉千尋 吉田仁美 KANASA AKINO 
-MC-

 

女子部の新曲はフェス感あふれる軽快なタオル曲。女子部の楽曲に共通するはつらつとして元気づけられる歌詞と曲調で、 
特にサビの部分はとても覚えやすく、ステージ、客席一緒になってタオルを振り回して楽しんでいました。

 

・三重野さん「この歌めちゃくちゃ楽しい!」 
 AKINOさん「じゃ、もう一回!!」 
 観客笑。 
・米倉さん「もう汗だく。プールからの帰り道みたい」

 

20:Butterfly kiss/米倉千尋 
21:ヤワラカナミライ/unicorn table 
22:海色/AKINO KANASA from bless4 
23:セーラースターソング/堀江美都子 
-MC-

 

部員の皆さんのソロコーナー後半は米倉さんによるアニメ「RAVE」の初代オープニングから。 
オリエンタルな演奏の中で米倉さんの芯の強い歌声とダンスを堪能した後はSaliaさん、

Shin-Goさんによるユニットunicorn tableの登場。 久し振りに歌われたのはアキレスの子供向け運動靴「瞬足」シリーズのCMソング。

トランプをあしらった衣装でシャープな歌声とギターで披露。 続くAKINOさんはアニメ「艦隊これくしょん-艦これ-」オープニング。

後半からKANASAさんが合流しラップとコーラスを披露されました。 疾走感ある曲調とAKINOさんの迫力の歌声は、

実際に聞くとただただ圧倒の一言。改めてAKINOさんのポテンシャルの高さを体感しました。 
トリの堀江さんは「美少女戦士セーラームーン THE 20TH ANNIVERSARY MEMORIAL TRIBUTE」でカヴァーされた、 
アニメ「美少女戦士セーラームーン セーラースターズ」のオープニング。盤石の歌声に何度聞いても清らかな気持ちにさせられます。

 

堀江さん「今年はいつも以上に汗をかいた気がします」

 

24:キミのひかり/堀江美都子 
-MC-

 

「出演者全員の思いを込めて歌います」という堀江さんの言葉から

アニメ映画「ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~」挿入歌。 
優しい曲調とメッセージを歌う堀江さんの歌声は、暖かでやわらかく広がりがあり、会場全体を包み込むような感覚になりました。

 

・堀江さんが退場されると入れ替わりで、鈴木さん以外の部員の皆さんが揃いの赤いTシャツ姿で登場され

 「キミのひかり」についてしみじみとトーク。 
・大杉さん「泣いてまうね」 
 金月さん「何よみんなーしんみりしちゃってえ」 
 三重野さん「余韻ですよ。余韻」 
 金月さん「そうなのね。ごめんなさいね皆さん。余韻に浸ってるのにしゃべっちゃって」 
・金月さん「名残おしいもので、そろそろお別れの時間に」 
 観客「ぇええええええええええええ」 
 金月さん「もう一回やる? そしたらSaliaちゃんが出てきてもみんなキョトンとしませんし」 
 Saliaさん「いいですね。ぜひやりましょう!」 
 観客笑。 
・ここで着替えを終え、赤いTシャツ姿の堀江さんが合流され、出演のみなさんから一言ずつ。 
・大杉さん「みんな本当に才能のある方々ばかりなんですよね。来年は私も『コマネチ!』とかやりたいなぁと思っています」 
 三重野さん「芝居の中に『コマネチ』を入れろってことですか!?」 
 大杉さん「コマネチー!」 
 観客笑。 
・KANASAさん「今回の劇の中で私たちが一番滑舌が悪かったんですけど」 
 堀江さん「そんなことないそんなことないよー」 
 KANASAさん「ありがとうございます。久し振りにテコンドーをやったんですけど体がなまってましたね。もっと鍛えようと思いました」 
・三重野さん「毎年この時期に堀江さんの歌声を聞くと、なんでしょう……天使? 天使ってこう歌うんだなぁって思います。 
      もう上半期にやってきた悪事が全部浄化されていくんですよ。みなさんもあるでしょうそんな悪事」 
 観客笑。 
 三重野さん「これで下半期も頑張ろうと思って、一年経って、また堀江さんの歌声に浄化される。そんな人生で私は死にたい!」 
・堀江さん「じゃああたしは自分で歌って自分で浄化されてるって事かしら?」 
 三重野さん「そうですよ。最高のエコですよ!」

・堀江さん「それじゃあ、お別れの曲でーす。皆さんもうご存知の曲で……」 
 吉田さん「! その前に!」 
 堀江さん「あ、そうだ! 一緒に歌うんだ。鈴木結女ちゃーん!!」 
 観客笑。 
 堀江さんに呼びこまれて赤いTシャツ姿の鈴木さんのご登場。 
・堀江さん「結女ちゃんが赤着てる!! なんか新鮮!」 
 鈴木さん「そうですか? アタシのクローゼットは白黒ばっかりなんで、初の赤かもしれません。家宝にします!!」

 

25:Sing☆Girl☆Magic~アニメで女子でいんじゃない!?~/堀江美都子 大杉久美子 金月真美 Salia 三重野瞳

                            米倉千尋 吉田仁美 KANASA AKINO 鈴木結女

 

本編最後は09年に発表された全編通してダンスや合いの手で彩られている快曲「Sing☆Girl☆Magic」。 
女子部の皆さんからアニメが好きな人たちへ向けてのメッセージが詰まっており、聞くたびに元気づけられる曲です。

-アンコール- 
-MC-

 

部員の皆さんとバンドの皆さんが拍手で見送られると、拍手がそのまま手拍子にかわりアンコールへ。 
しばらくすると堀江さんを筆頭に部員の皆さんがご登場。

 

・バンドのみなさんを紹介しようとしたものの、まだセッティングされておらず、ざわざわする会場。 
・改めて堀江さんによってバンド、サポートギターのShin-Goさん、コーラスのシンガーズ・ラボ・シスターズの皆さんをご紹介。 
・さらに「今日のお兄さんたち」として今回のヒーローショーに登場された

 ショッカーO野さん、林潔さん、中川素州さん、椎名和隆さんを呼び込みまれました。 
・ショッカーさんのバンダナ、半そでYシャツはピンク色の女子部仕様。 
・ショッカーさんによって「お兄さんたち」のメンバーがそれぞれご紹介され、拍手で退場されました。 
・堀江さん「しかしあれだね。あたしたちは凄い人たちと戦ってたんだね」 
 三重野さん「バッサリ斬ってましたもんね」 
 堀江さん「あたしなんかショッカー突き刺しちゃったよ」 
・堀江さん「さぁ、みなさんと楽しんできた……あ」 
 三重野さん「……ポリープ!!」 
 堀江さん「OH! そーりーそーりー。AKASHIくーん!」 
 堀江さんに呼びこまれAKASHIさんがご登場。一礼され颯爽と退場されました 
・堀江さん「今日は歌わなくてセリフばっかりで、ありがとうね」 
 三重野さん「ポリープはね、いっぱいいっぱいでしたね」 
 堀江さん「でも台本をもってくるとは良い手を考えたね。」 
 三重野さん「アレはチェックリストです!」 
 観客笑。

 

26:ココロとココロ/堀江美都子 大杉久美子 金月真美 Salia 三重野瞳 米倉千尋 吉田仁美 KANASA AKINO 
          鈴木結女 織部ハル 渡邊恭子 稲川友紀 津田彩菜 
-MC-

 

最後は11年に東日本大震災チャリティーソングとして発表された「ココロとココロ」。 
聞いている人の傍らに寄り添って元気づけるような歌詞、曲は優しくてあたたかく最後にピッタリでした。 
部員の皆さんの中には名残惜しさに涙を見せていらっしゃる方もいらっしゃるようでした。

 

観客の拍手の中、いったん終わった演奏が再開され、部員の皆さんがご退場。

 演奏が終わってバンドの皆さんが退場されるまでも拍手は続き、「ANIME JAPAN FES 2015 "夏の陣"」東京公演初日 
堀江美都子プロデュース 「アニソン女子部夏祭り2015 女子部戦隊現る!!!」は終演となりました。

 

それぞれの持ち歌を取り換えて歌われるメドレーからはじまり、 
ヒーローショーを挟みつつ、それぞれのソロコーナーが設けられ、とても纏まっていたような印象でした。 
アニメソングを中心に活躍している女性シンガーの皆さんが、部活動のような熱意を持って一生懸命取り組まれている姿はとても素敵で、 
普段のライブでは見ることのできない楽しさはこれぞ女子部という印象でした。

 

 

今日のお兄さんたち/AKASHI ショッカーO野&大野親友会(ショッカーO野 林潔 中川素州 椎名和隆)

 


補足

 

・金月さん「私達は全員ほめられて伸びるタイプです」

 

・鈴木さん「息子さんも美声でらっしゃるんですか?」 

 堀江さん「……………(黙って首をかしげる)」

 

・壁ドン、顎クイに女子がときめき、アイカツおじさんの後ろにプリパラおじさんが並ぶ。

 

・堀江さん「この歳になると何でもいいのよ。何でもやったほうがいい。元気になるから。脚も出せるまで出すよー」

 

・米倉さん「女子部があるっていうのが心の支え、歌手としての支えになってます」

 

・AKINOさん「毎回女子部はリハーサルも楽しくて、いつも机には、お菓子がたくさんあるんですよ。それも楽しみ」 

 観客笑。

 

・吉田さん「アニソンデビューした時からアニ女に出させてもらっているので、どの場所よりも緊張しますけど、毎年ここに帰ってくるのが私の目標です」

 

・KANASAさん「学校に行っていたときはアメリカにいたので、部活に入った事が無かったんですけど、その分、女子部は楽しいです!」

 

・草創期より女子部の相談役としてかかわってきたものの、ステージ登場したのは初めてのショッカーさん。

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