2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
スーパーヒーロー魂2013"夏の陣"
13.8.10 Zepp Tokyo
出演/水木一郎 串田アキラ MoJo 宮内タカユキ
山形ユキオ 高取ヒデアキ Project DMM(大門一也 松原剛志 KATSUMI)
初参加/鎌田章吾
司会/ショッカーO野
コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)
演奏/Super Rescue BAND(G.鍋嶋圭一 Ba.吉岡満則 Dr.板垣正美 Key.松原博)
Z旗horns(Tr.阿久澤一哉 Tr.ケニートー Sax&Fl.Chouemon Tb.Ozaki)
1998年より、毎年8月の中頃に開催されているANIME JAPAN FES(AJF)。
様々なアニメを中心としたカルチャーのイベントがあった初期から、
アニメソングライブに焦点を絞った現在まで、毎年行われているのがこの「スーパーヒーロー魂」(SHS)です。
2002年には特別編「メタルヒーロー魂」と姿を変えながらも回を重ねてきたSHSは、
今回の2013年で15周年を迎えた夏のAJFの中でも、最も歴史のあるイベントです。
前回はZepp Diver City(TOKYO)で行われましたが、今回の会場は2003年以来の常宿であるZepp Tokyo。
当日は全国的に記録的な暑さで、関東地方は気温が40度近い猛暑日となったものの、
人気の観光スポットであるお台場、しかもフジテレビの夏のイベント「お台場合衆国」が開催されており、
そこに「第25回東京湾大華火祭」も行われる事もあって、当日の会場周辺の人の多さは例年以上でした。
会場内は外とは比べ物にならない快適な温度で、ステージには、
「夏の陣 AJF 2013 ANIME JAPAN FES TOKYO×NAGOYA×OSAKA」のロゴと文字をあしらった幕が掲げられ、
向かって右奥には、SHSでは初となるZ旗hornsのみなさん用のブースが設けられていました。
-MC-
開場時間になるとショッカーさんが登場され、拍手の中で客席の照明が落ちて行きました。
ショッカーさん「……ちちんぷいぷい!!」
衝撃の第一声からはじまったショッカーさんのトーク。
当時大ヒット公開中だった「劇場版 仮面ライダーウィザード イン マジックランド」
「劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック」のお話を交え、
さらに「仮面ライダーウィザード イン マジックランド」にショッカーさんが出演されているお話などをされいよいよ開演の合図。
ショッカーさん「みんな準備はいいかぁああ!!!」
観客「ぉおおおおおおおぉぉおおおおぉぉおぉお」
ショッカーさん「盛り上がってくれるかぁああ!!」
観客「ぉおおおおおおおぉぉおおおおぉぉおぉお」
ショッカーさん「スゥーパーァヒーロォーオ!?」
観客「スピリィイイイイイイイイイイイイイッツ!!」
ショッカーさん「はじ、まり、ますっ!!!」
00:SE
01:科学戦隊ダイナマン/MoJo
02:百獣戦隊ガオレンジャー/山形ユキオ
03:ハリケンジャー参上!/高取ヒデアキ
高揚感を掻き立てるSEが終わり、観客が息を呑んだ瞬間に会場に響いた「ダイナマン!!」の声に驚きの大歓声。
SHSでは座長の串田さんがトップを務められる事がほとんどですが、今回はなんと、MoJoさんが初のトップバッター。
サプライズに盛り上がる観客を、間奏でのショッカーさんによる名乗りが更に加熱されると、続いては山形さんがご登場。
全面にライオンの顔が、背面には動物たちが描かれたポンチョのような出で立ちで、枝についたピーマンなどの野菜を
束にしたイミテーションを片手に持って歌われるという、インパクトの強い衣装と歌声で魅せられました。
そこに「10周年だ! 忍風戦隊ハリケンジャー!!」と高取さんが飛び込んでくると、Z旗hornsのみなさんがステージ前方へ。
居並ぶZ旗郎党でのかろやかなステージで、「忍風戦隊ハリケンジャー」の10周年を祝われました。
ショッカーさん「特警ウインスペクターとは、平和を愛し、友情を信じ、人の命を守る為犯罪に立ち向かう、
"警視庁特別救急警察隊"のことである!
04:特警ウインスペクター/宮内タカユキ ナレーション:ショッカーO野
05:宇宙刑事ギャバン/串田アキラ
-MC-
TV放送と同じタイミングという、ショッカーさんの嬉しいナレーションと共に宮内さんがご登場。
サビの照明演出も、会場に足を運ぶ魅力の一つです。
数年前に大病を患われた宮内さんですが、回復ぶりは目覚ましく、力強さが戻られてきた様に感じました。
そしてイントロが奏でられると同時に登場され、「蒸着!」とポーズも決めて、座長の串田さんがご登場。
今や親子二代にわたるヒーローとなった「宇宙刑事ギャバン」のオープニングを、変わらない歌声で力強く歌われました。
串田さん「やぁ、ありがとう。『シャリバン』は今年で30周年だよね?」
観客「おぉお!?」
串田さん「じゃあ、続いてこのヒーローいってみようか」
観客「おぉおお!?」
串田さん「ゼェェエエクゥロォオスゥゥウウー!!」
06:ドラゴン・ロード/串田アキラ
-MC-
TVスペシャル「10号誕生!!仮面ライダー全員集合」のオープニングを飾った10号ライダー・仮面ライダーZXのテーマ。
オリジナルの魅力であるブラスが加わっている上に、串田さんがZXの変身ポーズを披露されるという、贅沢な一幕でした。
ショッカーさんが入れ替わりに登場され、これまで数多くのヒーローを生み出した
日本特撮界の第一人者でこのライブの数週間前に逝去された平山亨さんのお話に。
ショッカーさん「今日は、上の世界からきっと見に来てくれていると思います。
次のヒーローも平山亨プロデューサーが手掛けられました。先程クッシーが『ZX』をうたってくれました、
登場して頂くのは、もちろん我等が水木一郎さんです。栄光のッ、昭和ライダーァ、ヒットメドレェエ!!!」
07:栄光の昭和ライダーヒットメドレー
セタップ! 仮面ライダーX (1C)
~仮面ライダーストロンガーのうた (1C)
~燃えろ! 仮面ライダー (1C)
~はるかなる愛にかけて (1C)
~永遠のために君のために (1.5C)/水木一郎
-MC-
アルバム「THE HERO ~Mr. アニソン~」に収録されているメドレーとほぼ同じ内容ながら、アレンジはオリジナル版に近く、
更に「仮面ライダーBLACK RX」の挿入歌「永遠のために君のために」が加わるという、今回だけのスペシャル版。
水木さんは全編情感を込めて歌われましたが、中でも「はるかなる愛にかけて」での気持ちの入り方は鬼気迫るものを感じました。
・ショッカーさんと共に平山亨さんの思い出を語る水木さん。
・ショッカーさん「今年は石ノ森章太郎先生の生誕75周年。きっと今日も平山亨プロデューサーと一緒に見に来てくれていると思います。
石ノ森先生と平山亨プロデューサーが手掛けられた作品を一番多く歌われているのが、アニキにです。
今日はメドレーでお届けします!! 生誕75周年石ノ森作品メドレエエエエエ!!」
08:石ノ森章太郎作品メドレー
嵐よ叫べ (1C)
~ロボット刑事 (1C)
~がんばれロボコン (1C)
~オー!! 大鉄人ワンセブン (1C)
~地獄のズバット (1C)
-MC-
原作・石ノ森先生、プロデューサー・平山亨さん、歌・水木さんの曲を集めた特別メドレー。
まずはお三方が初めて名前を並べた「嵐」から、40周年の「ロボット刑事」、雰囲気を変えて陽気な「ロボコン」、
さらに雰囲気一変の「ワンセブン」、そして最後は「ズバット」と、作品毎にカラーの全違う、
バラエティに富んだメドレーで、石ノ森先生の発想、平山さんの手腕、水木さんの表現力の豊かさを感じました。
ショッカーさん「今年の3月22日には石巻にある石ノ森萬画館も無事に再開いたしました。
お隣の登米市には石ノ森章太郎ふるさと記念館もありますので、みなさん、是非、足を運んでみてください」
観客拍手。
ショッカーさん「その石巻から、一曲の為にこの男が駆けつけてくれました!!」
観客「おぉおぉおお!?」
ショッカーさん「遠藤正明さんで、『シージェッター海斗』ォォ!!」
観客「おぉおおおおおおおお!!」
09:シージェッター海斗/遠藤正明
10:たたかえ!! シージェッター海斗/水木一郎
-MC-
「スタンバイ フォー アクション!!」の投げ込みも高らかに、なんと遠藤さんがサプライズ登場。さらにシージェッター海斗も登場し、
不意の事に観客は多盛り上がり。突如出現したファリンクスを相手に立ちまわる海斗は、
遠藤さんの歌での応援を受け、見事宿敵を退けました。遠藤さんに「アニキィィイイイ!!」と呼び込まれた水木さんが歌われるのは、
石ノ森萬画館でしか見る事が出来ない「シージェッター海斗 特別編」でしか聴く事の出来ない劇中歌。
「海原ババッバーン」のフレーズが印象的で、海斗と共に気迫充分に歌われました。
ショッカーさんが水木さんと合流。
・ショッカーさん「観光大使様をお呼びしないと」
という事で"いしのまき観光大使"遠藤さんが再びご登場。
・「たたかえ!! シージェッター海斗」のオリジナルはコーラスに高橋秀幸さん、谷本貴義さん、Sister MAYOさん、五條真由美さん、
ギターはIMAJOさん、そして今回のライブ同様、阿久澤さんがトランペットを担当され、水木さんが作詞作曲。
水木さん「もし『海斗』が70年代に作られていたらこういう歌だったんじゃないかと思って、
誰でも歌えるように作ったんだけど」
遠藤さん「歌えないですよ! だって"海原ババッバーン"ですよ?」
観客笑。
遠藤さん「歌えるのアニキだけですよ!!」
・ここで水木さんは当日生放送のNHK「第45回 思い出のメロディー」に出演の為、NHKのある渋谷へ向かう事に。
ショッカーさん「とういうことでアニキ、遠ちゃん、シージェッター海斗でしたー!!」
観客拍手。
水木さん「じゃあ、海斗とかいとー(帰ろう)!」
遠藤さん「え、かいとぉ?」
ショッカーさん「先程はアニキに仮面ライダーの曲を歌ってもらいましたが、
続いても、日本が誇るヒーロー、巨大な彼らの登場です!」
観客「ぉおおお!」
ショッカーさん「歌はもちろん、スーパーヒーロー魂には13年ぶりの登場となるProject DMMのみなさんです!」
拍手の中、大門さん、松原さん、KATSUMIさんがProject DMMのみなさんが揃いの衣装でご登場。
松原さん「みなさん、お久しぶりでーす! Project DMMでーす!!」
観客拍手喝采。
ショッカーさん「久し振りに揃われたという事で、衣装も当時の衣装なんですよね?」
松原さん「そうですね」
ショッカーさん「松原君は若干お腹がゴーカイジャーみたいですが……」
観客笑。
松原さん「それについては後で……」
11:平成ウルトラマンメドレー
Spirit (1C)
~ウルトラマンマックス (1C)
~ウルトラマンコスモス~君にできるなにか (1.5C)/Project DMM
-MC-
DMMのみなさんの4年ぶりのステージは、"強さとやさしさを兼ねそろえた"「ウルトラマンコスモス」のオープニングから。
KATSUMIさんのソロパートが耳に心地よく、続く「ウルトラマンマックス」のオープニングではお三方のハーモニーが素敵でした。
最後は劇場版二作品では主題歌にもなった「ウルトラマンコスモス」の初代エンディング。優しくも力強い言葉の数々は、
実に「コスモス」そのもので、この曲を聴く事ができるとは思っていなかった事もあり、感慨一入でした。
・13年ぶりのSHSという事で、DMMのみなさんがお一人づつご挨拶。
・松原さん「こうやって3人でおそろいの衣装を着て出れて嬉しいす。お二人とも体形が変わって無くて」
大門さん「変わってないね」
KATSUMIさん「そうでもないんだけどね」
松原さん「さっきショッカーさんに言われちゃいましたけど、僕だけお腹の辺りがゴーカイジャーになってしまってるんですが、
これにはワケがありまして、出演している舞台の役作りなんですよ。舞台が終わったらなんとかします」
12:ウルトラマンメビウス/Project DMM
-MC-
イントロからグッとくる「ウルトラマン」シリーズの誕生40周年記念作である「ウルトラマンメビウス」のオープニング。
大門さんの低音での抑えが効いたところからの「♪ウルトラマンメビウス」は振り付けと合唱で会場が一体になりました。
「僕たちの最後の曲なんですが、震災があってから沢山のリクエストを頂いている曲です。
聴いてください。『ウルトラの奇跡』」
観客大歓声。
13:ウルトラの奇跡/Project DMM
-MC-
ファンの間では名曲と名高い「ウルトラの奇跡」がまさかの披露。「ウルトラマンマックス」のイメージソングとして作られ、
「ウルトラマンメビウス」で挿入歌として使われた事からもわかる様に、「ウルトラマン」シリーズを通したメッセージそのままの曲。
サビでの頭上に手を掲げて左右に振る振り付けと、覚えやすいメロディーも相まり、ここでも会場が一体となっていました。
ショッカーさん「ライダー、ウルトラマンときたら、日本の三大ヒーローといえば戦隊でしょう! ですから」
観客「おおおお」
ショッカーさん「まずはM・o・J・o! MoJoさんに登場です! 『大戦隊ゴーグルV』!!」
14:大戦隊ゴーグルV -オルタネートバージョン-/MoJo
-MC-
SHS定番のスーパー戦隊シリーズコーナーは、ライブでもトップを飾ったMoJoさんによる「ゴーグルV」からスタート。
コーラス、掛け合い、手拍子と、ライブ映えする曲だけに、MoJoさんはとても楽しそうに観客のレスポンスを受けられていました。
MoJoさん「もう一曲。あまり大きなステージじゃ歌ってない曲なんだけど、エンディング。『ストップ・ザ・バトル』いってみよう!」
15:ストップ・ザ・バトル/MoJo
16:超電子バイオマン/宮内タカユキ
-MC-
17:四六時夢中 シンケンジャー/高取ヒデアキ
-MC-
SHSでは実に10年ぶりの披露となる「大戦隊ゴーグルV」のエンディング「ストップ・ザ・バトル」。こちらも掛け合いやコーラスはもちろん、
数をカウントする度に手拍子をする部分で観客が参加できるライブの醍醐味がありました。
続く「バイオマン」では、宮内さんの歌声に迫力が戻ってきている事を再確認。ショッカーさんの名乗りも嬉しかったです。
そして登場した高取さん舞台前方に移動したZ旗のみなさんと共に花火に負けじと"わっしょい"の掛け合いから
「侍戦隊シンケンジャー」エンディングで左右無尽の立ち回りをみせました。
高取さん「ここで、尊敬する先輩とデュエットをさせてもらいたいと思います! ではお呼びしましょう!
不屈の魂を持つ男! 宮内タカユキ!!」
歓声と拍手の中ゆっくりと宮内さんがステージへ。
宮内さん「ありがとう。いやぁ、嬉しいね。一緒に歌えるなんて」
高取さん「なに言ってんスか! 僕の方が嬉しいですよ!」
宮内さん「曲も作ってくれてね」
高取さん「そうなんです。一緒に歌わせてもらうのは『ゴーカイジャー』の時に、
宮内さんが歌われるって聴いて、宮内さんをイメージして詞を書かせてもらった曲なんですよ」
宮内さん「嬉しいねぇ~。だってほら、巨匠じゃない?」
高取さん「!! もぉ~、やめてくださいよ~!」
大テレする高取さんに、観客から「巨匠!」の声援が。
高取さん「でも、本当に凄い回復ぶりですよね」
宮内さん「そうかなぁ? 自分じゃあんまりわかんないんだけど……」
高取さん「凄いですよ! 超人的ですよ!」
観客からも拍手が。
宮内さん「そう? 巨匠にそう言われると嬉しいよ」
高取さん「もぉお~、やーめーましょーよー!」
この後も宮内さんと観客による"巨匠"が続き、どんどん恐縮していく高取さん。
18:海賊たち ~宇宙海賊のテーマ~/宮内タカユキ 高取ヒデアキ
-MC-
「海賊戦隊ゴーカイジャー」のイメージソング。しっかりとパート分けされて歌われました。静かながらも雄々しく歌う宮内さんと、
寄り添ってコーラスをする高取さんの二人がスポットライトに照らされる様子は、今回だけの価値ある姿でした。
ショッカーさん「さぁ! 続いては最新の戦隊に行きたいと思います! 初参加の鎌田章吾さん、かましょーの登場です」
ルーキー・鎌田さんがご登場。
鎌田さん「こんばんはー鎌田章吾でーす!」
ショッカーさん「去年は客席にいたんだって?」
鎌田さん「はい。二階席の一番後ろで見てました。それがまさかここに立てるなんて思ってなかったので、緊張してます」
ショッカーさん「みんな! 夢は叶う!!」
ショッカーさん「先日、僕の声優の師匠の一人である千葉繁さんにお会いしまして、今回こういうイベントがあるんで、
やってもいいですか?とお伺いしたところ、『いいよっ!』と快諾して頂きました。ではっ!」
ショッカーさん「ガブリンチョ! 恐竜、プラス人間。億千年の時を越え、地球を守るために今、史上最強のブレイブチームが誕生したァ!
っ聞ぃぃいておっどろっけぇっ! 獣電戦隊っ!」
ショッカーさん&観客「キョウリュウジャァアア!」
19:獣電戦隊キョウリュウジャー/鎌田章吾
20:みんな集まれ! キョウリュウジャー/高取ヒデアキ
-MC-
当時絶賛放送中「獣電戦隊キョウリュウジャー」のオープニング。
鎌田さんはステージを頻繁に左右に動かれ、コール&レスポンスも挟みつつ、若さあふれるステージングで力いっぱいに歌われました。
CDが発売間もない頃にステージを拝見しましたが、デビューから半年、方々を回られて以前より危なげなくなったように思いました。
続いて登場した高取さんは、「バモラしようぜっ!」と、ステージ前方へ移動したZ旗の皆さんと共に、エンディングを歌い踊られました。
2番からは鎌田さんと、なんと、山形さんも登場され、高取さんと共に歌い踊られました。
山形さんが退場され、ステージは高取さんと鎌田さんのお二人に。
高取さん「みんな踊ってくれたかい?」
観客「いぇえ!」
鎌田さん「盛り上がってるかー!」
観客「いぇえええ!」
高取さん「!!」
鎌田さん「楽しんでるかー!」
観客「いええええ!」
高取さん「!!?」
鎌田さん「どこに帰るんだぁー!?」
観客「家ぇえええ!!」
鳩が豆鉄砲食らったような顔でいる高取さん。
高取さん「とりやがったなぁ…」
鎌田さん「どんどん吸収していこうと思いまして」
高取さん「この前も、オレが歌う前にミルクティー飲むって話したらマネしやがって!!」
観客笑。
高取さん「アレっすからね。かましょーのお父さん、オレの一個下ですからね」
21:GABURINCHO OF MUSIC!/高取ヒデアキ 鎌田章吾
-MC-
ライブ当日のちょうど一週間前に公開された映画「劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック」のエンディング。
お二人の軽快なダンスに観客も参加し、会場が一体となって踊る様子は、夏の祭りらしい、にぎやかな光景でした。
ショッカーさん「さぁ、いよいよラストスパートだ! ここから最後まで一気に行くぞ!!」
観客「おおぉおお!」
ショッカーさん「だから水分補給を忘れずにね」
ショッカーさん「スーパー戦隊シリーズも色々な形で進化しています。今の劇場版もそうですし、VSシリーズなどのVシネ、
最近ではネットムービーなんかもあって、戦隊のみんながコントをやったりしていますが、
続いては山形ユキオさんの登場で、まさかの! 『帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ』より
『動物戦隊ゴーバスターズ』!!」
観客「おぉぉおおお!?」
22:動物戦隊ゴーバスターズ/山形ユキオ
23:海賊戦隊ゴーカイジャー/松原剛志
24:仮面ライダーBLACK RX/宮内タカユキ
25:星雲仮面マシンマン/MoJo
26:機動刑事ジバン/串田アキラ ナレーション:ショッカーO野
-MC-
ラストスパート一曲目は、まさかのVシネマ「帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ」の挿入歌から。
山形さんが洒落の効いた歌詞を迫力ある歌声で真っ正直に迫力をもってして歌われると、
続いて登場した松原さんは、金色のゴーカイジャケットを翻し、颯爽と歌われ、戦隊のトリを務められました。
一変して暗くなったステージに赤いサシ色の照明が映える中、宮内さんが鬼気迫る歌声を披露。
宮内さん気合の「ぶっちぎるぜっ!」を受け、MoJoさんが石ノ森先生つながりで軽やかなステージングで観客と「あれはっ?」を交換し合うと、
前奏と共にショッカーさんによる「これは人を愛し、正義を守る、若者と少女の心のドラマである」のナレーションが。
パワフルな面だけではなく、串田さんの静かな中にある芯の通った力強い表現力は、ライブで聴いて体感してこそ。
串田さん「ラストソォォォング!!」
観客「おぉおおぉぉ!!」
27:未来予報はいつも晴れ/串田アキラ
観客の声援が起こるや否、披露された本編ラストの曲は「機動刑事ジバン」のエンディング。大好きな曲でございます。
サビは客席も照明で照らされ、より舞台上と客席の一体感が増した大合唱で、非常に忘れがたい光景でした。
-アンコール-
-MC-
串田さんとバンド、コーラスのみなさんが退場され、客席からはアンコールの声が。
それを煽るように合いの手を入れながらショッカーさんが登場され、
ショッカーさん「スゥーパーヒーロー!?」
観客「スピリィィッツ!!」
の合言葉で出演者の皆さんを呼び込みます。
・まずはライブの立役者であるバンドのみなさん、Z旗のみなさん、コーラスのみなさんをご紹介。
・ファリンクスと並び"悪者"と称されるコワモテのナベさん。
・出演者皆さんから一言づつコメント。
・歌よりも緊張するかましょーさん。
28:太陽戦隊サンバルカン/串田アキラ MoJo 宮内タカユキ
山形ユキオ 高取ヒデアキ 大門一也 KATSUMI 松原剛志 鎌田章吾
遠藤正明 シージェッター海斗 ファリンクス ショッカーO野
2013年のAJF東京公演二日目「スーパーヒーロー魂」のラストは出演者全員で「太陽戦隊サンバルカン」。
居並ぶだけでも壮観ですが、MoJoさんと山形さんが一緒に踊ったり、遠藤さんと高取さんの同級生コンビがハモったり、
もちろんショッカーさんの名乗りがあったりと、にぎやかな中で、すっと筋の通った串田さんの歌声が響くさまは、
まさに「スーパーヒーロー魂」の縮図の様に思いました。
最後はステージ上の全員が一列に並び、串田さんのご挨拶があり、万歳三唱。
それからショッカーさんの案内で出演の皆さんがお一人づつ退場されていきました。
ショッカーさん「みんな楽しかったかぁぁあ!!」
観客「おぉぉおおお!!」
ショッカーさん「また会おうなぁ!!」
観客「ぉおおぉおぉお!!」
ショッカーさん「それじゃあ、約束のぉおお、スーパァーヒーローッ!?」
観客「スピリィィイッッツ!!」
ショッカーさん「また明日。ショッカーO野でした!!」
ショッカーさんが舞台袖へ駆け抜けていき、「スーパーヒーロー魂2013"夏の陣"」は終演となりました。
かつてのON-AIR EAST開催されていた初期の頃を思わせる様な選曲で非常に楽しませていただきました。
サプライズゲスト/遠藤正明 シージェッター海斗 ファリンクス
補足
・今回はAJF東京公演中日という事で、観客有志によるライブ後恒例の三本締めは、一本締めに。
・2013年で30周年である「ダイナマン」で幕開け。
・今回はメドレーが多く、イントロが奏でられる度に起こる歓声が素敵でした。
・今回の曲目が決定した後に平山亨プロデューサー逝去されたとの事で、
石ノ森先生メドレーの作品が全て平山さんのプロデュースとは偶然奇縁。
・遠藤さんの髪が金髪ではなく銀髪っぽいグレーに。
・「ギャバン」の「♪ビームビーム」では、串田さんが「ビーム!」と言われ、それに呼応するように観客も「ビーム!」という形に。
・DMMのみなさんのパフォーマンスは圧巻。次回は是非「High Hope」「僕たちのヒーロー」を。
・「みんな集まれ!」に山形さんがまさかの参加。すっごい楽しそう。
・最後の万歳三唱で、お二人とも海斗と手をつなぎ、両脇ではしゃぐアップルのお二人。
・アンコールが終わり出演者の皆さんが順番に退場して行く中、
ショッカーさん「じゃあ、ヒデちゃん、最後に一発」
高取さん「っっかりましたっ。みんなもぉりあがったかぁあああああい!!?」
観客「ぃええええええい!!!!」
高取さん「んんんもぉぉぉぉりあがったかぁあああああぃ!!?」
観客「ぃええええええええええい!!!!」
高取さん「んんんんもぉぉぉぉりあがったかぁあぁあああああぃ!!?」
観客「ぃええええええええええい!!!!」
高取さん「…どぉこへ帰るんんだぁああい!!?」
観客「家ぇえええぇえええええええええええええええ」
・冒頭の山形さんの衣装を見て串田さんが一言「ホントに?」