2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
340スズキ♪ presents 「歌祭29 ~石田燿子の巻~」
13.3.8 Naked Loft
出演/石田耀子
司会/鈴木美潮
演奏/カラオケ
特撮作品好きが高じ、多くの俳優や歌手を招いたイベント、340スズキ♪ presentsを催されている読売新聞記者・鈴木美潮さん。
特撮・アニメ作品の歌を歌った歌手をフィーチャーした「歌祭」の29回目は、
アニメ「美少女戦士セーラームーンR」のエンディング「乙女のポリシー」でデビューされて以降、
数々のアニメソングを歌われ、この年に20周年を迎えられた石田耀子さんがご登場。
石田さんはデビュー以降、コンスタントにアニソンを歌われているだけでなく、
パラパラカバーアルバム「Hyper Yocomix」シリーズをリリースされたり、海外のアニメイベントにも頻繁に赴かれています。
「歌祭」は歌の祭りですがトークライブですので、詳しい内容は省略します。
来場された方だけのお楽しみです。
会場は毎日数々のイベントが催されているライブハウス居酒屋Naked Loft。
客席からの距離も近い、一段高くなっただけのステージには、トーク用のテーブルと二つの椅子、譜面台がセットされていました。
スタッフさんによって美潮さんが結成されている疑似政党「日本特撮党」のグッズ販売が行われ、
開演時間になると荻野目洋子さん「ダンシング・ヒーロー」が流れ、美潮さんがご登場。
この日解禁の新たな試みの告知があり、今回の主役、石田さんを拍手で呼び込みます。
01:ダンバインとぶ (1C)
-MC-
前回の「歌祭」がMIQさんという事で、「聖戦士ダンバイン」のオープニングで石田さんがご登場。
石田さんは白いウェスタンハットを被り、オリジナルの力強さとは好対照なしなやかさで歌われました。
・石田さん「こんばんはー。ありがとうございまーす。近くてびっくりしてます」
・お二人の注文は赤ワイン。
・石田さん「みなさんのなんか色々願いつつ……カンパイ!!」
・新潟での幼少期。
・大人しい目立たない少女時代の歌手ごっこ。
・石田さん「わかります? 松の林ですよ?」
美潮さん「わかりますよ!」
02:硝子坂 (1C)
-MC-
1977年の高田みづえさんのデビュー曲であり、木之内みどりさんのアルバムタイトル曲でもあります。
お母様の影響でよく歌われていたという事もあり、慣れた感じでなめらかに歌われました。
・幼少期のお写真。
・神社?
・インパクトのある先生。
03:サウスポー (1C)
-MC-
オリコンチャートで9週連続1位を獲とくした、ピンクレディーの1978年のヒット曲。練習してきたものの、
踊りは不完全という事で、観客の方が踊られるのを見ながら挑戦。見よう見まねで踊られる中でもぶれない歌声は流石。
・見ていた特撮は「秘密戦隊ゴレンジャー」。
・「ゴレンジャー」の一員になる夢を何度も見る。
・飛び降りて戦って隠れる。
04:進め!ゴレンジャー (1C)
-MC-
幼少期にオリジナルのオレンジレンジャーに憧れていた石田さんが一人「ゴレンジャー」。
観客に男性パートをうながされ、振付も交えて「秘密戦隊ゴレンジャー」のオープニングを歌いきられました。
・石田さん「ささきいさおさんがいっぱい!」
・見ていたアニメは「魔法少女ララベル」、「花の子ルンルン」、「魔法の天使クリィミーマミ」など。
・堀江さんおめでとう!!
05:アクビ娘 (1C)
-MC-
石田さんも大好きな堀江美都子さんの代表曲。「ハクション大魔王」のエンディングでありオープニングでもある曲。
印象的な男性コーラスが観客席から起こると、石田さんは「これこれ!」という調子でとても嬉しそうに歌われていました。
・六日町雪まつりでの帰ってきたウルトラマンとの写真。
美潮さん「これウルトラマン寒いですよね?」
・エレクトーンを習っていた事を打ち合わせで思い出す。
・「魔法のスター マジカルエミ」の影響で手品師になりたかった小学生時代。
・という事で、やった事の無い手品をご披露。
06:不思議色ハピネス (1C)
-MC-
「魔法のスター マジカルエミ」のオープニング。
「ウルトラアニメユーロビートシリーズ 美少女MAX~THE POWER OF NEW ANIMATION SONGS~」で
カバーされていますが、今回はオリジナル版のカラオケなので、より原曲を踏襲した雰囲気で歌われました。
・石田さん「手品が第一の心配事でした」
・大きな子犬を抱いたお写真
・美潮さん「いくつぐらいですか?」
石田さん「私ですか?」
美潮さん「あなたです!」
・初恋は小学五年生で見てるだけ。
・修学旅行で行った飯盛山で二、三本の白虎刀を振り回して遊ぶ。
・スポーツは苦手なのに中学時代は不勝のバドミントン部。
・高校時代は帰宅部。高校近くにできたカラオケボックスに通い、
プリンセス プリンセスやJUDY AND MARYを歌う。
07:黄砂に吹かれて (1C)
-MC-
イベントの前後は風が強い日が続いていた事もあって、美潮さんの「ここ2、3日は気になる」というコメントから、
工藤静香さんのヒット曲。石田さんは少し影のある様な歌声で、アニソンではあまり聞く事ができない面を聞く事が出来ました。
・美潮さん「花粉とか大丈夫なんですか?」
石田さん「症状はあるんですけど、花粉症じゃないです」
美潮さん「鼻むずむずするんですよね?」
石田さん「はい」
美潮さん「花粉症ですか?」
石田さん「違います!」
・1990年、16歳でコロムビアの第4回主題歌コンテストで、
沢靖英(沢崎靖英)さんと共にグランプリを受賞。石田さんは最年少受賞。
・それまで人前で歌う意識が無いままグランプリ会場へ。
・一部がコンテストで、二部がコロムビアのアニメソング歌手勢揃いのコンサート「コロムビア大行進」。
・他の出場者がきらびやかな出で立ちで笑顔で歌うのに、
自分はパーカーにジーパンで無表情。
08:メイプルタウン物語 (1C)
-MC-
オーディションの課題曲であったという、「メイプルタウン物語」のオープニング。
石田さんのはつらつとした歌声が歌のイメージにぴったりで、受賞もうなずける素晴らしさでした。
・真顔で「メイプルタウン物語」。
美潮さん「真顔なのにグランプリ獲れたんですね」
石田さん「後で伺ったら真っ白なコが欲しかったらしいですね」
・当時の記事の切り抜きに「えーそーなのー?」と石田さん。
09:瑠璃色の地球
-MC-
石田さんがお好きだと聞いた美潮さんが、歌いあげて頂こうと選曲。松田聖子さんのアルバム「SUPREME」より。
石田さんは「ご歓談されながらでも…」と言われていましたが、澄んだ歌声が素敵で、前半の締めにふさわしいものでした。
~休憩~
ここで10分間の休憩。
10:Believe Again
-MC-
1988年の浅香唯さんが歌われ、主演された映画「スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲」の主題歌。
アルバム「Another Sky」でカバーされるほどお好きなだけあり、石田さんはのびのびと軽やかに歌われました。
・石田さんと美潮さんは浅香唯さんが好き。
石田さん「買いました?」
美潮さん「買った!」
石田さん「私も買いました! コンサートも行きました!」
美潮さん「いいなぁ~」
石田さん「前から2列目!!」
・ひっそりと佐藤健太さん。20年ぶりくらいにお会いしたとか。
・コンテスト当日、他の同い年のコンテスト出場者と「コロムビア大行進」のリハーサルを
2階席から見ていた石田さん。健太さんの「高速戦隊ターボレンジャー」を二人で見て「かっこいぃいい~!!」
・観客から1993年に行われた行川アイランドでのイベントの写真が。
・石田さん「鼻が…むずむずします」
美潮さん「花粉症ですか?」
石田さん「違います!」
・初めてのアーティスト写真は白黒。美潮さん「モノクロの方が新聞では使いやすいんですよ」
・デビューの為に東京の大学を受けまくるも不合格。
・石田さん「ありがとう大妻女子!!」
・明るい色を着て来い。
・「プリンセス・ムーン」のオーディションを落ちる。
・見て無かったけど見たら面白い。
・着ぐるみショーと全国を回る。
・近くで見ると怖い。
・永遠の若手・石田よう子。
・ベテランが多過ぎて…。
・ドラえもんみたいになってもいいですか?
11:五星戦隊ダイレンジャー (1C)
-MC-
石田さんが20周年ならこちらも20周年。「五星戦隊ダイレンジャー」のオープニング。「転身だァァッ! 気力だァァッ!」の個所では、
ドラえもんが四次元ポケットからひみつ道具を取り出す仕草をされつつ、華麗に歌われました。
・NEW JACK拓郎さんのレコーディングでの話。
・体育会系の縦社会ながらもやさしい先輩たち。
・面白くて気さくな水木一郎さん。
・94年に行われたイベントのフライヤーを見ながらトーク。
・3人のアップル・パイ。
・石田さん「弊社の社長が…」
・今と違う社長。
・周囲がバンドをやっているのでやりたいという理由で、
ケルト系ロックバンド「J.e.t.」を2000年に結成。
・解散していないので活動中。
・くしゃみを頻発される石田さん。
美潮さん「花粉ですか?」
石田さん「違います!」
12:Only When I Sleep (夢の中で抱きしめて) (1C)
-MC-
メンバー全員が兄妹の、アイルランドのフォークロックバンドThe Corrsの曲で、J.e.t.のライブでもカバーされた事のある曲。
物憂げなケルティックサウンドに乗る石田さんの歌声は、それまでに聞いた事が無い、
独特の空気をはらんでいました。サビの高音が素敵。
・美潮さん「近くJ.e.t.でやるという…」
石田さん「やら……ないですね」
・出産を機に新潟へ。
・"新潟の良い所"を10個列挙。
・ゴキブリと戦う東京生活。
・娘さんのお話。
石田さん「先月の2月18日で4歳になりました」
美潮さん「お誕生日は?」
石田さん「今言いました!」
美潮さん苦笑。
・美潮さん「おたくの社長さんと同じ誕生日じゃないですか」
石田さん「そうなんですよ。弊社の社長と。あと私の父と同じなんですよ」
・まんまるさん(娘さん)の歌の力は?
石田さん「ピッチがいいんですよ~」
13:哀しみ本線日本海 (1C)
-MC-
森昌子さんの曲で、発表された1981年にはこの曲で「第32回NHK紅白歌合戦」のトリを務められました。
イメージを持っていませんでしたが、石田さんの演歌はとても様になっていました。最後は声に出さずに「ありがとうございました」
・お酒好きなお二人。
・石田さん「いつまでも呑める気がしちゃうんですよね」
美潮さん「わかる!」
・酔ってしまった話。
・ハーゲン! ハーゲン!!
・「強く押す」を強く押す
・全然覚えていない先月の事
・呑まない奥井雅美さんと呑むために新潟から飲み屋へ一番乗りし、
幼稚園の迎えの為に朝一番の新幹線で新潟へ帰る。
・プリキュアになりたい娘さんと見るニチアサ。
14:Life is SHOW TIME (1C)
-MC-
当時絶賛放送中で、石田さんもお好きだという、「仮面ライダーウィザード」のオープニング。
低いキーだったようで、終始苦しそうにされている石田さんを、観客が一体になってフォローしていました。
・米みたいの。
・フォーゼとフリーザの名前が出てこない。
・「獣電戦隊キョウリュウジャー」ブレイブ2「ガブリンチョ! カミツキがったい」を見て「えぇっ!!」
・次が本日の山場。
15:この空の向こう (1C)
-MC-
こちらも当時絶賛放送中で、石田さんもお嬢さんもお好きだという、「ドキドキ! プリキュア」のエンディングをダンス付きで。
片手はマイクでふさがっていたものの、動きに危なげが無く、なにより歌がとても安定していて石田さんの凄さを体感しました。
・石田さんにとってはまぁまぁな出来ながら、一番の出来。
・ここで入場時に配られた抽選権を元に「歌祭」恒例の抽選会。
アメリカでのみ発売されたDVD「Anime-Pop Star YOKO SHIDA LIVE IN CONCERT」や、
「ストライクウィッチーズ」のイベントで石田さんが着用されたTシャツ、
長年愛用され、当日も着用していたというウェスタンハットをプレゼント。
お友達紹介
・次の主役を石田さんが生電話。段取りに手間取りながらも、美潮さんのサポートで、
ナチュラルな会話で紹介されたのは、飲み仲間の美郷あきさん。
という事で、30回目の歌祭は「美郷祭」です。
・ラストは石田さんのオリジナル曲を続けて。
石田さん「呑んでる場合じゃなかった」
16:乙女のポリシー
-MC-
17:風の戦士
-MC-
18:約束の空へ~私のいた場所~
-MC-
まずは石田さんの代名詞「美少女戦士セーラームーンR」のエンディング「乙女のポリシー」から。
清く正しい女の子の応援歌を、振り付けも軽やかに歌いあげられると、続いては「五星戦隊ダイレンジャー」の挿入歌。
「♪旋風起こすのよ」では手を旋回させて"天風星"のテーマを美しい花のように歌われ、
石田さん「えー、只今ご紹介にあずかりました、石田耀子です」
美潮さん「普通でいいです」
と、挨拶され、最後の曲は「ストライクウィッチーズ 劇場版」のテーマ。CDでは2番から声優さん達が入れ替わり立ち替わりで歌われますが、
今回は全編にわたって石田さんお一人のライブ限定バージョン。最後は会場全体で拳を挙げて音頭を取ってにぎやかに締め。
観客の拍手の中、深夜のイベントが控えている事もあり、いそいそとした雰囲気で
340スズキ♪ presents 「歌祭29 ~石田燿子の巻~」は終演となりました。
確かな歌声はもちろん、ステージだけでは見る事ができない、
ナチュラルな石田さんの魅力と、等身大の人柄を垣間見れたイベントでした。
補足
・「瑠璃色の地球」について。
石田さん「よく歌ってましたね。下校中とかに」
美潮さん「下校中ですか!?」
・美潮さん「まさか日本でこんな事になってるとは思いませんよね」
石田さん「今エジプトですもんね」
・「この空の向こう」の為にインカムマイクを購入を検討したものの、予算の都合で断念した美潮さん。
・くじをごっそり取ってしまう石田さん。
・「乙女のポリシー」の間奏にて。
石田さん「間奏長いですけどどうします?」
美潮さん「まかせます」
・「風の戦士」の後奏にて。
石田さん「あ、もう大丈夫です。まさかのフェードアウトなんで…」
・石田さん「もしもう一回あるのなら、ムチャ振りに応えられるように、
頑張りたいと…思わないでもないです」
・最後まで名前が出なかった社長。