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340スズキ♪ presents 「歌祭15 ~松本梨香の巻~」 

10.9.3 Naked Loft

 

出演/松本梨香

 

司会/鈴木美潮

 

前説&永遠の新人歌手/佐藤健太 植村喜八郎

 

演奏/カラオケ 

 

 

読売新聞記者の鈴木美潮さんによるトークライブ「340スズキ♪ presents」シリーズの中でも、

特撮関係の歌を歌われた歌手の方をゲストに迎えた、トークと歌のイベント「歌祭」シリーズ。

 

前回の五條真由美さんからのご紹介で、松本梨香さんのご登場。「松本祭」です。

 

松本梨香さんといえば声優さん、俳優さんとして「ポケットモンスター」のサトシ役をはじめ、

アニメ、洋画、舞台を問わず、その声を知らない人はいない程に活躍されている他、

歌手としては前途の「ポケットモンスター」シリーズの主題歌をはじめ、

「仮面ライダー龍騎」や「ママはぽよぽよザウルスがお好き」などの主題歌を歌われています。

基本的にトークライブですので詳しい内容は省略します。

来場された方のお楽しみということで。

会場は新宿にあるライブハウス形式の居酒屋Naked Loft。

残暑も厳しい折に加え、観客大入り状態で会場内はたいへん蒸しており、たいへん暑かったです。

 

開演までもうしばらくという頃になると、

「超新星フラッシュマン」のグリーンフラッシュ・ダイこと植村喜八郎さんと

「高速戦隊ターボレンジャー」のレッドターボ・炎力こと佐藤健太さんがご登場。

 

●「歌祭」課題曲「高速戦隊ターボレンジャー」メドレー

「歌祭」シリーズに出演された方々が歌唱された「ターボレンジャー」を健太さん責任編集でダイジェスト。

串田さんから五條さんまで、個性的な「高速戦隊」を一度に味わえる贅沢さと、要所要所に登場るMoJoさんが素敵。

 

01:「C」/佐藤健太

-MC-

 

健太さんがご出演されていた1985年放送のTBS系ドラマ「夏・体験物語」主題歌、中山美穂さんの「『C』」。

美潮さんと五條さんのリクエストによる選曲で、何とも言えない表情で歌われている健太さんが印象的でした。

 

・「地球戦隊ファイブマン」で松本さんと共演した喜八さん。

・サイン入りTシャツで嬉しそう。

 

02:地球戦隊ファイブマン (2C)/植村喜八郎 佐藤健太

-MC-

 

"アーサー"松本さんから"シュバリエ"喜八さんへのリクエストで「ファイブマン」。

一番は喜八さんがしなやかに、二番は健太さんがさわやかにメインに歌われていました。

 

03:進め! ゴレンジャー (1C)

~ジャッカー電撃隊 (1C)/佐藤健太 植村喜八郎

-MC-

 

「制限時間のギリギリまで使ってやれるところまで全34スーパー戦隊メドレー」。

さらりと歌われている健太さんと、好対照に若干苦戦気味の喜八さん。ジャッカーまでで今回はおしまい。

 

●「影山祭」~「五條祭」ダイジェスト映像

 

「歌祭12 ~影山ヒロノブの巻~」から「歌祭14 ~五條真由美の巻~」の模様を健太さん責任編集でダイジェスト。

きただにさんの包丁さばきに放心状態の美潮さんなど、各「歌祭」のダイジェストに加えて、

松本さんが「高速戦隊ターボレンジャー」で演じられた"スズナリボーマ"や「ファイブマン」の"アーサーG6"の映像。

最終的には美潮さんのCD「激流」のCMに収まる辺り、健太さんならではの編集でした。

 

妙な笑いがうごめく中、司会の鈴木美潮さんご登場。

 

・笑いの意味がよくわからない。

・「アリエッティ」も「フラガール」も見た事がないのに。

・司会者の都合で一時間くりあがり。

 

・今回の主役、松本梨香さんが拍手で迎えられます。

・松本さん、タンバリンを鳴らしまくってご登場。

・登場した時から観客をアジりまくるパワフルな松本さん。

 

・美潮さん「じゃあ、座らずに駆けつけ一曲」

 松本さん「ええええええええええ!!」

 

04:DANZEN!ふたりはプリキュア(Ver.Max Heart) (1C)/松本梨香

-MC-

 

前回の主役、五條さんからのバトンを受けて、ということで「ふたりはプリキュア(Ver.Max Heart)」。

短時間に観客にマイクを向けまくり、一緒に歌わんかいや状態を作り上げてしまう松本さんの凄まじさ。

 

・"かわいい"が苦手。存在できない感じ?

・台湾で「リカ、コワイィ~」

・松本さん「それくらいアツい! ここは台湾か!!?」

・お店の中で一番高いヤツ!!

・"永遠の新人歌手"の歌はいかが?

・"喜八くん"とのエピソード。

・次回"永遠の新人歌手"お二人でヒデキ。

・「正義は勝つ」だった少女時代。

・野良犬ポチにハム。

・秘密基地で捨て犬、捨て猫を飼う。

・「はなしがいの猿」

・松本さん「ホントなぁんだよぉ!!」

・スポーツ万能な「野生のエルザ」。

・だまされて800m(本当は900m)→横浜新記録。

・しかし後輩は来ない。

・松本さん「だって小雨が降ってんだよぉ!!」

・水泳大会に駆り出され、平泳ぎ区大会一位。

・松本さん「もう河童か梨香かってくらい!!」

 

05:青い珊瑚礁 (1C)/松本梨香

-MC-

 

水泳部→夏というつながりで、松田聖子さんの代表曲の中から「青い珊瑚礁」。

物凄く音が高そうではありましたが、しっかりアイドル風に歌われている松本さんが印象的でした。

 

・「赤祭手ぬぐい」をセールスする松本さん。

・"まつりか"ってくらいですからねー。

・槍投げの話。投げ槍に槍投げ。

・ラグビー選手の背中を狙う。

・コーチ「槍を投げてみないか?」

・すきだったアイドルはフィンガー5。

 

06:個人授業 (1C)/松本梨香

-MC-

 

松本さんがお好きだったアイドル、フィンガー5の楽曲より代表曲の一つ「個人授業」。

アキラさんのハイトーンを彷彿とさせる松本さんの歌声は「快」の一言、高揚感を誘われずにはいられません。

 

・松本さん「キーが高いなっ、500mくらいだなっ」

・好きなアニメ・特撮。

・「キングコング」を一節だけ。

・女子向けは「魔女っ子メグちゃん」。ディズニーは「ダンボ」。

・共通点はカラス。

・松本さん「あとはー『サリーちゃん』とか『アンデルセン物語』とかー」

・でも違う作品を言ってほしい美潮さん。

・美潮さん「スポ根では?」

・生で日向小次郎登場。

 

07:アタックNo.1 (1C)/松本梨香

-MC-

 

美潮さんが引き出したかった松本さんの好きなスポ根アニメは「アタックNo.1」。

キーが高く苦戦している様子でしたが、「だけど涙が出ちゃう 女の子だもん」の台詞は流石の貫禄。

 

・曲中のセリフは絶対負けない。

・松本さん「男には負けない! …だからJAMだと遠ちゃんと戦うんですよ」

・将来は体育の先生になる予定だった。

・先生に見抜かれて養成所へ。

・初舞台はお父さんの舞台。

・大きい舞台は井上ひさしさん主宰による「こまつ座」。

 

08:ズッコのうた (1C)/松本梨香

-MC-

 

「アンデルセン物語」より井上ひさしさん作詞である偶数回のエンディング。

オリジナルの山田康雄さんのコミカルさに加え、少年的なやんちゃさが際立っていました。

 

・♪りーかのりーはりこうのりー

・くちょー!

09:生きてこそ/松本梨香

-MC-

 

芸能生活25周年記念ミニカバーアルバム「まんまる」より。アニメ「甲虫王者ムシキング 森の民の伝説」のオープニング。

他界された御両親へ贈る歌として選曲されたそうで、言葉の一語一句をじっくりと噛みしめ聞き入らせていただきました。

 

~休憩~

 

-MC-

10:高速戦隊ターボレンジャー (1C)/松本梨香

-MC-

 

美潮さん、松本さんが登場され、後半の一曲目は「歌祭」の課題曲である佐藤健太さんの「高速戦隊ターボレンジャー」から。

多少苦戦されていたようでしたが、元気さとパワフルさがあふれる松本さんの歌いっぷりはとても素敵でした。

 

・松本さん「キー合ってるの? 低いっ!!」

・健太さん「一番手を抜きましたね?」

 松本さん「抜いてないってー!」

・健太さん「タイムレンジャーぽくなるかなって思いましたけど」

・スズナリボーマは出来ないけど害地目蛮機獣ボーセキバンキは出来る。

・ボーセキバンキは松本さんが演じられるという事で急遽女性に。

・氷川丸でやりたいねー。

・地デジカと美潮さん。

・松本さん「人生、谷あり、谷あり、谷啓ありだよねー」

・五秒おきの話。

・大病"結核"の話。

・兄の他界。

・松本さん「交通事故にあってもー大丈夫だったしー」

 美潮さん「いま聞き流しそうになったんですが、ちょっとそれはどういう事ですか?」

・松本さん「運動会に出れなかったのがすごくくやしくてー」

 美潮さん「そこですか?」

・松本さん「演歌歌ってええんか?」

・オヤジギャグは男性脳で考えている証拠。

11:北の宿から (1C)/松本梨香

-MC-

 

つらい経験と言えば演歌。という事で演歌を一曲。都はるみさんの代表曲「北の宿から」。

コブシのまわしっぷり、ワビサビの効いた歌いっぷり、松本さんのポテンシャルの高さを改めて実感しました。

 

・アルバイトをしていたバーで「北の宿から」を歌う。

・気付くと三番でみんな泣いている。

・美潮さん「この歳になると沁みますねぇ」

 松本さん「でも、その時、梨香、10代だったんですよ」

・声優への道。

・名古屋章さん登場。激似。

・同期・山寺宏一という男。

・松本さん「山さんができんなら、アタシもできるじゃん!」

・「おそ松くん」のオーディション。

・はじめてのアフレコ現場。後ろは向かない。

・「うぉ! ハクション大魔王だ! ぁあ! ダッシュ勝平だ!! ぉぉ! ケンケンだぁ!!」

・三年後、生のハクション大魔王に感激。

・特撮作品との出会いは……覚えてない。

・Q 小さい頃に見ていた特撮作品は?

・A 仮面ライダーとかー、仮面ライダーとかー、仮面ライダーとか。

・でも違う作品を言ってほしい美潮さん。

・美潮さん「模範回答はひとつです」

・「ミラーマン」が全校に轟く。

 

12:ミラーマンの唄 (1C)/松本梨香

-MC-

 

美潮さんが引き出したかった松本さんが好きだった特撮ヒーローは「ミラーマン」。

松本さん台詞が抜群だったものの、設定していたキーが物凄く高かったらしく、キリキリと歌われていました。

 

・はまだー!

・戦隊のお仕事は?

・キャスター役で出演。さがさないで。

・「地球戦隊ファイブマン」でのアフレコエピソード。

・アドリブ入れまくり。

・生で貧保耐三登場。

・生でアーサーG6登場。

・初めてのキャラソン。「スーパー・アーサー」のレコーディングの思い出。

・ディレクターさん「アーサーで歌って下さい!」

 松本さん「??????????」

 

13:スーパー・アーサー (1C)/松本梨香

-MC-

 

「地球戦隊ファイブマン」より松本さん演じるアーサーG6のテーマ。今回是非聞きたかった曲です。

松本さんのはつらつとした歌声もそのままに、冒頭から、終わりまで徹頭徹尾楽しく。次回は是非フルサイズで。

 

・松本さん「あぁ~封印してたのになぁ~。『RICA the BEST』(ご自身のベストアルバム)にもいれちゃってたもんなぁ~」

・キャラソンの楽しさ。声優さんだからこそ出せるもの。

・ジャズライブに挑戦。

 

プレゼント抽選会

 

プレゼント抽選会は"カバー"になぞらえたものでした。

 

お友達紹介

 

次の「歌祭」の主役へ生電話をしながら、早く出たり、お蕎麦の出前を注文したり。

 

松本さん「じゃあー。横浜つながりでぇ。ちっちゃい子!! 米倉千尋、ちっひー」

 

なんと、「歌祭」史上初となる「特撮ソングを歌われていない歌手の方」のご登場。

雷震子からのバトンを受けて次回は米倉千尋さんのご登場。

 

「米倉祭」です。

 

松本さん「もしもぃ? 今何してんのー? 外ぉ? え、ご飯? 今? ちょっと遅くなぁい?」

電話を美潮さんと変わった後も、米倉さんなりきりアテレコで受け応えしているふりをする松本さん。

細かな所でも楽しませようとされる松本さんの心意気。

 

14:疾風になれ/JAM Project featuring 松本梨香

-MC-

 

ラストはオリジナル曲をフルコーラスで。「eX-D エクスドライバー」のオープニング。JAM Projectが最初に発表した楽曲です。

思わぬ所で久し振りに聞く事が出来きとても嬉しく、松本さんのドスをきかせつつも艶やかで力強い歌声をがっつり堪能しました。

 

・やっぱり影にいのコーラスが欲しい。

・みんなでやろう「ポケモンゲットだぜ!!」

・美潮さんも「ゲットだぜ!」

・流し眼が肝。

 

15:めざせポケモンマスター'98/松本梨香

-MC-

 

「ポケットモンスター」初代オープニングを劇場版「ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」でセルフカバーされた版。

当方初代「ポケモン」どストライク世代ですので、松本さんの歌声で一気に当時に戻った心持でした。もうたまりません。最高です。

 

・あついー。

・龍騎が一番かっこいい。

・松本さん「ウチのお兄ちゃんが戦隊とか、ライダーとか好きだったから、

    『仮面ライダー』の主題歌を歌える事になったのはお兄ちゃんの導きかもしれない」

 

16:Alive A life/松本梨香

 

ラストを飾るのは「仮面ライダー龍騎」よりオープニング「Alive A life」。初めて生で聞けました。

作中の不条理を緊張感あふれるながらもしなやかに、かつ勇ましく歌いあげる事が出来る松本さんは素敵です。

 

 

松本さん「本当にアットホームな空間、楽しい時間をありがとう!!」

 

 

拍手の中、最後に松本さんのご挨拶で「歌祭15 ~松本梨香の巻~」は終演となりました。

多彩なジャンルを歌いこなせるお力は声優さん、俳優さんだからこそであり、なにより松本さんだからこそ。

お元気でサービス精神旺盛、ネガティブな話題もダジャレを混ぜつつ話されるお心遣い。

なにより「楽しんでもらって楽しもう」という松本さんのお姿にエンターティナーとしての真骨頂と、

カラリ、サバサバとしたお人柄、お言葉の中に人生の深みを感じました。

 

 

補足

 

・「あなた清水さんでしょう?」と言われる喜八さん。

 

・「赤祭」に出ないで動画編集。

 

・松本さん「これ重労働だねー」

 

・梨香太郎先生。

 

・松本さん「『アタックNo.1』の体育館のシューズの音が好き!! あのキュッキュッってなってるのが好き!!」

 

・「生きてこそ」のカラオケは「まんまる」版。

 

・松本さん「氷川丸でやりたいねー」

 美潮さん「ウチのイベントも急に規模が大きくなりますね」

 

・今だっ パンチのチャンスだっ 原田っ!

 

・松本さん扇風機で「あ゛ぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

 

・「ミラーマン」が好きで「龍騎」を歌われるというのも奇縁でございます。

 

・まつりかまつりー。

 

・終演後は「ドリーム・シフト(絶対無敵ライジンオー)」、「風の未来へ(伝説の勇者 ダ・ガーン)」、

 「輝きは君の中に(NINKU-忍空-)」など松本さんに縁が深い作品の主題歌が流れていました。

 

・松本さん「一人でいると変な事しか考えなくなっちゃう。悩み事がある時は友達としゃべろう。

     その友達は迷惑かもしんないけどね、何でもない事を友達としゃべるだけで悩みとか消えちゃうんだよ」

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