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スーパーアニソン魂2010"夏の陣"

10.8.15 Zepp Tokyo

 

出演/水木一郎 堀江美都子 山本正之 影山ヒロノブ タケカワユキヒデ 

   速水けんたろう 谷本貴義 遠藤正明 美郷あき

初参加/奥井雅美 TAP(村石有香 うちやえゆか 谷本貴義) 工藤真由 武川アイ

 

特別出演/ささきいさお

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

演奏/Super Rescue BAND(G.鍋島圭一 Ba.吉岡満則 Dr.瀧本裕 Key.松原博) Ag.山本正之

 

 

3日間、4公演にわたって開催された「ANIME JAPAN FES 2010 "夏の陣"」東京公演。

最終日はアニソンのオールジャンルを網羅した「スーパーアニソン魂2010"夏の陣"」(SAS2010"夏の陣")。

 

蒸し暑さこの上ない陽気の中、会場のZepp Tokyoには多くの人が。

「ゆかいな仲間たち」、「スーパーヒーロー魂」同様、ステージ上には観葉植物が設置されており、

ステージ後方には「ANIME JAPAN FES」のロゴマークと、「AJF 2010」の文字がきらめくラメ使用のプレートが掲げられていました。

 

開演時間になると司会のショッカーO野さんが登場され、

これまでの「女子部」、「ゆかいな仲間たち」、「スーパーヒーロー魂」を振り返りながらトーク。

そのトーク中にバンドの皆さんがスタンバイ。

 

ショッカーさん「今でこそ、アニメソングや特撮ソングという住み分けがなされていますが、

        かつてそれらすべては『テレビまんがの歌』と呼ばれていました。

        コロムビアから4枚組5000円のLPレコード『テレビまんが主題歌のあゆみ』というのが発売されていましたが、

        そこには、『鉄腕アトム』も『マジンガーZ』も『仮面ライダー』も

       『ウルトラマン』も『キャンディ キャンディ』も収録されていました。

        今日は、そんな『テレビまんが』の魂を受け継いで、今、巷にあふれかえっている、

        あらゆるジャンルのアニメソングを、全部まとめて面倒ようじゃないですか!!!」

観客「おおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「それこそが、まさにぃ、スゥーパーァア・ニ・ソぉ・ン!!?」

観客「スピリリィイイイイイイイイイイイッツ!!」

ショッカーさん「なのです!!」

 

ショッカーさん「さぁみんな準備はいいかぁあああああああああ!!?」

観客「おおおぉおおおおおおおおおおぉおおお!!」

ショッカーさん「準備はいいかぁあああああああああ!!?」

観客「おおおぉおおぉおおおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「スゥーパァーア・ニ・ソ・ン!!!?」

観客「スピリィイイイイイィイイイイイイイイイイッツ!!!」

ショッカーさん「開っ演です!!!」

 

00:SE

01:ダッシュ! マシンハヤブサ/水木一郎

 

SEがエンジン音に変わっていき、会場がエンジン音で埋め尽くされた頃、刻まれるギター音。

「SAS2010"夏の陣"」は水木さんによる"男のロマンを歌うんだ"「マシンハヤブサ」で幕を開けました。

「マシンは僕だ 僕がマシンだ」の部分での水木さんの渾身の歌いっぷりは絶品です。

 

02:鬼神童子ZENKI/影山ヒロノブ

 

経文と和太鼓が鳴り響く中、影山さんご登場。"You get thunder" 鬼神の現臨です。

影山さんの鍛え抜かれた唯一無二の歌声と、繰り出されるシャウトはいつ聴いてもパラフルです。

 

03:環境超人エコガインダー/遠藤正明

 

続いては影山さんの弟分、遠藤さんが駆け入ってきてのZETTAI!! みんなのニューヒーロー「エコガインダー」。

持ち前の突き抜けるヴォーカルに乗せ、エコへのメッセージをストレートに歌い上げた「快」の一曲です。

 

04:ぼくらの元気/堀江美都子

 

一転してさわやかに堀江さんによる「ザ☆ドラえもんズ ドキドキ機関車大爆走!」よりエンディング。

夏休みにぴったりの素敵友情賛歌をチャーミングに歌われる堀江さん。カインズの皆さんのコーラスも素敵。

 

しばしの間。

 

そして。

 

 

たった一つの命を捨てて、生まれ変わった不死身の体、鉄の悪魔を叩いて砕く、キャシャーンがやらねば、誰がやる

 

 

05:たたかえ! キャシャーン/ささきいさお

-MC-

 

たまらないことこの上ないいさおさんのナレーションが響き渡り、唸りを上げる菊池節。会場はすべからく大熱狂。

伸びやかでたくましい歌声はライブで聴くと一層魅力的。最後のロングトーンには芸歴50年の凄みと厚みを感じました。

 

・ショッカーさん「思わず"フレンダージェーット!!"の後に"ワォーン"って叫びましたよ」

・いさおさんとショッカーさんが堀江さん、水木さんを呼び込みトーク。

・ショッカーさん「このお三方のそろい踏みはたまらないものがありますよ」

 堀江さん「BIG3よりも凄いですよね。スーパー…なんとかみたいな…」

・改めていさおさん芸能生活50周年をお祝い。

・水木さん「何度も言いますけど、僕はいさおさんがいなければ今ここにいないですからね」

 いさおさん「んふふっふ」

 水木さん「中学の時、いさおさんの『GIブルース』を歌ったら先生に『お前、歌手になったらどうだ?』って言われたのがきっかけですから」

・前日の「SHS」同様、トークが絶好調の水木さん。

・とはいえまだ序盤なので、女房役の堀江さんが見事にストップ。

・いさおさん、堀江さん、水木さんが退場され、続いては初参加の方々のコーナーへ。

・まずはTAP(たのしいアニソンプロジェクト)の村石有香さんことYUKAさん、うちやえさん、谷本さんがご登場。

・ショッカーさん「TAPはアレですね、JAM Projectの向こうを張ってやっていくという」

 谷本さん「そうですね!! ……って冗談で言っても本気で楽屋裏に呼ばれそうなんで…」

 

06:TAPメドレー

TAPオリジナルメロディー

~まかせて★スプラッシュ☆スター★ (1C)

~見えない翼 (サビのみ)

~お料理行進曲 (1C)

TAPオリジナルメロディー/TAP

-MC-

 

「アニソンRush」でも披露されたTAPオリジナルのメドレー。「夢をくれた」素敵ハーモニーがオープニングを飾り、

「勇気をくれた」それぞれの代表曲の美味しい所を連続で一気に味わえるのはとても贅沢です。

お三方が鈴、タンバリン、ピアニカを手に演奏されているのも興味深かったです。

 

・ジャンルにとらわれずアニソンを"たのしく"歌っていきたい。

・諸般の事情でライブで聴くことができないアニメソングを、自分たちを通して歌っていきたいのがTAP。

・そんな素敵な心意気でお届けするのが「TAPメドレー2」。

 

07:TAPメドレー2

Dancing Star(1.5C)

~恋の呪文はスキトキメキトキス(1.5C)

~コブラ(1C)/TAP

-MC-

 

TAPの皆さんが「楽しく」をモットーにしたカバーメドレー。

「うる星やつら」よりうちやえさんがメインで2代目オープニング「Dancing Star」、

「さすがの猿飛」よりYUKAさんメインで「恋の呪文はスキトキメキトキス」、

「スペースコブラ」よりYUKAさんメインで「コブラ」。

この素敵ラインナップはSASでは比較的"穴"の部分を見事にカバーされていて嬉しかったです。

 

・YUKAさんと谷本さんが退場され、うちやえさんおひとりに。

・「プリキュア」つながりでうちやえさんが工藤さんをご紹介。

・工藤さんとうちやえさんで当日限定のデュエットをされることに。

 

08:プリキュア5、フル・スロットル GO GO!/工藤真由 うちやえゆか

-MC-

 

「Yes! プリキュア5 GoGo!」のオープニングを工藤さん、うちやえさんによるデュエットで。これもライブならでは。

高揚感あふれるお二人の歌声と曲調が、琴線にぐっと触れます。アップルと観客による合の手も臨場感あふれます。

 

うちやえさんが拍手で見送られ、工藤さんおひとりに。

工藤さん「次は『ハートキャッチプリキュア!』から、ひとつ前のエンディング『ハートキャッチ☆パラダイス!』です!

     みなさん、よろしければ踊れる範囲で一緒に踊ってみてください!!」

 

09:ハートキャッチ☆パラダイス!/工藤真由

-MC-

 

"乙女チックにはじまるショータイム"。当時絶賛放送中「ハートキャッチプリキュア!」の楽しい初代エンディング。

エンディング映像そのままのダンスをパワフルに踊られ、爛漫に歌われる工藤さんのポテンシャルの高さに脱帽です。

 

歓喜の声をあげながらショッカーさんも合流されお二人でトーク。

ショッカーさん「去年あたりから、プリキュアデビューしましたよ」

工藤さん「"フレッシュ"デビューですね!?(即答)」

ショッカーさん「そうそう。いつも『仮面ライダー』終わりで録画が止まる設定だったんだけど、

        キュアピーチとかキュアパインが知り合いなもんだからさぁ。見ちゃったら…おもしろいね」

工藤さん「そうですよね、今の子たちもかわいいんですよ~」

ショッカーさん「さっき歌ってくれたの、踊りテレビのまんまだよね。アレ、振り付け前田健ネエさんだよね」

工藤さん「はい、前健さんですね」

ショッカーさん「あのエンディング見るたびに、前健さんが踊ってると思うと変な気持だよね」

工藤さん「前健さんは手で"ハート"を作る部分にかなり力を入れてらっしゃったんですよ」

 

ショッカーさん「ギターのナベちゃんも嬉しそうに弾いてたねぇ。今日は柄にもなくピンクのランニングなんか着ちゃってぇ」

 

工藤さんが見送られショッカーさんおひとりに。

 

ショッカーさん「続いても初登場の方ですが、春に『スーパーロボット魂』に初参加してくれました美郷あきちゃんの登場です!」

 

10:少女迷路でつかまえて/美郷あき

-MC-

11:BLOOD QUEEN/美郷あき

-MC-

 

SAS初参加の美郷あきさん。浴衣姿で登場された一曲目は「Strawberry Panic」より初代オープニング。

美郷さんの歌声はせつなげでどこかはかなげですが、トークになるとどことなくフワフワしている印象。

「多くの先輩方と同じステージに立つことができて幸せです」という旨のトークをはさんで二曲目へ。

続いての残酷礼賛隷属冷笑の「BLOOD QUEEN」は「怪物王女」のオープニング。

ヴァイオレンスかつ攻撃的な歌詞をやんわりと、しなやかに歌われているという印象でした。

 

美郷さんを見送りながらショッカーさんがご登場。

ショッカーさん「今年のAJF初日『女子部』の後にミッチ達の楽屋にお邪魔したんですね。

        そしたらちょうど『ゆかいな仲間たち』の出演メンバーも入ってくるところで、

        その中に美郷ちゃんもいて、今日みたいな浴衣姿だったんですよ。

        それ見て『………ぁあ~さらっちゃおうかな』って一瞬思っちゃいましたよ」

会場笑。

 

ショッカーさん「さぁ、続いての方も意外なことに初登場だったんですねぇ。

       『ゆかいな仲間たち』にはレギュラー出演されてるんですけど、アニソンには初めてなんですよ」

 

12:輪舞-revolution/奥井雅美

-MC-

 

ソロではSAS初登場の奥井さんが歌うのは「少女革命ウテナ」よりオープニング。初めて生で聞けました。

若干斜に構えつつ、アジテートしまくりなステージングとなめらかな歌いっぷりは、まさに潔く、格好よく、といった趣でした。

 

奥井さん「いつもと景色が違う…」

 

奥井さん「このシリーズには何年か前に一回JAMで出させていただいた事があったんですけど、ソロでは初参加なんです。

     いつも、ライブではどちらかというと私が女性の中で一番お姉さんなんですけど、

     今日は私よりも年上の方がいらっしゃって、ちょっと、可愛い自分になれる~ぅって感じです」

 

奥井さん「次の曲は、私がキングレコード時代の最初のほうに歌った曲なんですけど、『宇宙の騎士テッカマンブレードII』の……」

観客「!!!!」

奥井さん「『REINCARNATION』という曲を何年か前に出したアルバムでセルフカバーしたのでそのバージョンでおとどけします」

 

13:REINCARNATION (Self Cover Version)/奥井雅美

14:ハローダーウィン! ~好奇心オンデマンド~/JAM Project featuring 影山ヒロノブ 遠藤正明 奥井雅美

-MC-

 

まさか今回この曲が披露されるとは思ってもいませんでした。しかも08年に発表された奥井さんのアルバム「大奥」版。

バンドのメンバーとコンタクトをとりながら、時折アドリブも交えながら歌われているお姿が印象的でした。

続いて、影山さん、遠藤さんがなだれ込み、JAM Projectのナンバーから「ケロロ軍曹」の9代目オープニング。

2番終わりのメンバー総動員での早口部分をお三方で見事にやってのけていました。でもちょっとした軽いデジャビュ。

 

ショッカーさんも合流。

ショッカーさん「ケロロ、15分枠になっちゃったんだよね?」

JAM Project「…………」

ショッカーさん「いっつも楽しみにしてたのに、なんで短くなっちゃったんだろうね」

JAM Project「………………」

なぜ誰一人見ていない答えない。

 

遠藤さん「ダニーはきっとそこらへん(ギターブースの隅を指して)にいますよ」

会場笑。

影山さん「ちゃうちゃう、ダニーは靴の下やで」

ショッカーさん「それ踏んじゃってるじゃん!!!」

影山さん「ナハハハハハハ」

 

影山さん、遠藤さん、奥井さんが見送られショッカーさんの一人に。

 

舞台中央にはマイクスタンドと譜面台がセッティング。

 

ショッカーさん「こういう感じで準備がされているという事は、そうです」

観客「おおおおお」

ショッカーさん「AJF名古屋公演の座長が!! ギター片手にやってきました!!」

観客「おおおおおぉおおおおお!!」

ショッカーさん「全てをお任せしましょう、山本正之さんの登場です!!!!」

 

大歓声の中、ギターを片手にゆっくりと山本さんご登場。

 

山本さん「………毎日暑いなぁ…」

観客「わぁああああああああ!!」

山本さん「……先日、夏バテしそうになってしまった……」

観客「おおおおおおおおお」

山本さん「………あわてて、中野ブロードウェイにある…中華料理屋に入って…」

観客「おおおおおおおおおおお」

山本さん「……餃子を一気に10個食べた…」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおおおお」

山本さん「…治った」

 

AJFでの山本さんは独特の語り口。

これがとても素敵で私達観客の心をつかんで離しません。

 

山本さん「…じゃあまずは…『ヤッターキング』から…」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

 

15:ヤッターキング/山本正之

-MC-

 

"行くぞ強いぞ負けないぞ"山本さんのアコギコーナー、一発目は僕らの「ヤッターキング」。

「ブル! ドジラ! パンダ! コパンダ!」の部分は山本さんと観客一体になっての光景はたまりません。

 

譜面を観客の方にプレゼントされる山本さん。

山本さん「……先程、ライブの進行表を見ていたら…『山本正之 アコギコーナー』…約10分と書いてあった」

観客「おおおおおおおおお」

山本さん「私は小学3年生の頃、四捨五入というのを習った……」

観客「おおおおおおおおお」

山本さん「10分という事は…14分やっても10分だという事だ……」

観客「おおおおおおおおおおおお!!」

山本さん「…でもそうもいかない…こちらの社長にも…いろいろ事情があるんだ…」

観客笑。

山本さん「…『ヤットデタマンの歌』…」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

16:ヤットデタマンの歌/山本正之

-MC-

 

続いては"地球のアイドル"「ヤットデタマン」。"あの笛の音"をギターで再現された冒頭から大歓声。

最後に「きたぞ きたぞ 大巨神」をさらに繰り返し、観客と一体になっての大合唱。最高です。

 

再び譜面を観客の方にプレゼント。いつかは頂きたいものです。

山本さん「……残す所……あと一曲になってしまった」

観客「ぇええええええええええええええ」

山本さん「……大丈夫、後でバンドで『絶唱カラオケマンの歌』を唄うから…」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

山本さん「…だから、最後に『UFO戦士ダイアポロン』を歌って終わりにしよう…」

観客「ぅおおおぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

山本さん「…弾き始めて2小節目にみんなでいっしょに『合身!』と叫ぶぞ」

観客「おおおおおおおおおおお!!!」

山本さん「…2小節目から3小節目に入る時に『合身!』…音楽の授業みたいになってきたなぁ…」

会場笑。

 

17:UFO戦士ダイアポロン/山本正之

-MC-

 

がぁああああっしぃいいいいいん!! 快曲「UFO戦士ダイアポロン」の登場に、否が応でも白熱します。

山本さんの扇動で「ヘッダー!!」、「トラングー!!」、「レッガー!!」の合の手抜群。楽しいってばないです。

 

山本さんを見送る形でショッカーさんがご登場。

 

ショッカーさん「いつも構成表には『山本正之 アコギコーナー』としか書いていないので、

        僕らでも何が飛び出るかわからないんです。…でも『ダイアポロン』とはねぇ…。

        ヘッダー、トラングー、レッガーだよなぁ…、思わず舞台そででタイトルコール言って名乗っちゃったもんなぁ」

 

ショッカーさん「続いては昨年、『スーパーアニソン魂』に初見参してくれた、速水けんたろうさんの登場です!!」

観客「おおおおおおおお」

ショッカーさん「1997年の『マッハGoGoGo』より、『マッハ・ゴー・ゴー・ゴー 1997』!!!」

 

18:マッハ・ゴー・ゴー・ゴー 1997/速水けんたろう

-MC-

 

まさかこの曲が聴けるとは。97年リメイク版「マッハGoGoGo」より主題歌を歌われた速水さんがカバーされました。

速水さんのさわやかで頼もしい歌声が見事にマッチしているのが魅力。アニソンの殿堂的曲だけに合唱状態に。

 

速水さん「盛り上がってるかいっ?」

観客「わぁあああああああああああ!!」

速水さん「んん盛り上がってるかいっ?」

観客「わぁあああああああああああああああああ!!」

速水さん「ありがとうございます!! いつもはこういうのなかなかできないんですよね」

観客笑。

 

速水さん「次が最後の曲なんですけど…」

観客「ええぇぇえぇええええええええええええ」

速水さん「…皆さんのソレが聞きたくて今、言ってみました、ハハハ」

 

速水さん「次の曲は『銀河戦国群……』」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

速水さん「!!! みんな知ってるの? 僕も記憶の隅にしかなかったんですよ。

     だから今回『歌ってください』ってお話を頂いたんですけど、すぐに『資料ください!』ってお願いしました」

観客笑。

 

19:雷伝説/速水けんたろう

-MC-

 

導くぜ下剋上。速水さんが"谷本憲彦"名義で発表されたアニメ「銀河戦国群雄伝ライ」のオープニング。

幼少時に聞き惚れ、大好きでしかたなかったこの曲を、まさか生で聴くことができる日が来るなんて。大感激です。

 

ショッカーさんが登場し、再び水木さんと堀江さんが呼び込まれます。

ショッカーさん「今日、この会場に素敵な方がいらっしゃっています。作曲家の小森昭宏先生です!!」

観客「おおおおおおおおおお!!」

と、客席二階、関係者席の小森先生が立ち上がられ観客に手を振ってくださいました。

ショッカーさん「先生といえば『勇者ライディーン』や童謡で有名ですけど、お二人にとっても縁深い方だという…」

水木さん&堀江さん「そうですね」

ショッカーさん「という事で、ここからは『小森昭宏先生特集』です!!

観客「おおおおおおおお!!!」

ショッカーさん「まずは聞いていただいた方が早いでしょう!!」

 

20:斗え! 忍者キャプター (2C)/水木一郎 堀江美都子

-MC-

 

トォー! トォー! トォー! トォー! 水木さん、堀江さんお二人のデュエット曲の定番「忍者キャプター」。

否が応でも盛り上がるイントロから、颯爽とした曲調を高らかに歌い上げる水木さん、堀江さん阿吽の呼吸はいつ聴いても素敵です。

 

水木さん「やっぱり先生がらっしゃると、いつもよりも更にちゃんと歌わないとという気持ちになります」

堀江さん「そうですね」

水木さん「先生はね、オレのちっちゃなイベントにもご家族で見に来て下さるんですよ」

堀江さん「はいはい。気軽なイベントにね」

そして水木さん絶好調。

水木さん「これ話すと長くなっちゃうんですけど、最近ワタシ、話したいことが湯水のようにわいてでちゃうんです。

     昨日もささきいさおさんに喋りすぎっ、て怒られちゃったんですけどね、今はいさおさんいないんで話せますけど、

     小森先生はお医者さんでもあって、以前ワタシにもいろいろとアドバイスをしていただいているんですけどね…」

トーク熱がぐんぐんと上昇して止まらなくなってしまった水木さん。

途中で舞台袖からショッカーさんが無言で登場し、無言で水木さんを連れ去っていってしまいました。

水木さんが「まいったなぁ」というようなお顔でショッカーさんに連れられていく中、堀江さんと観客大笑い。

 

堀江さん「はい、アニキが連れさらわれて行っちゃったので、わたしが歌います。

     今日はカインズのみんなに"こおろぎ'73"になっていただいて、先生が作られた『なかまっていいな』という曲を歌います」

 

21:なかまっていいな/堀江美都子

-MC-

 

カインズの皆さんとの掛け合いが楽しいアニメ「超人戦隊バラタック」のエンディングテーマ。

明朗快活なマーチを堀江さんがはつらつと歌われているのを聞いていると、アニメソングの楽しさの醍醐味を体感できました。

 

苦笑いで水木さんご登場。

水木さん「先程は失礼いたしました」

観客笑。

水木さん「先生の歌という事で、さっきミッチが歌った『バラタック』のオープニングを歌おうとも考えたんですけど、

     オレが最初に歌ったロボットの歌を小森先生が作曲されているんですね」

堀江さん「『マジンガーZ』より前に?」

水木さん「そう。『マジンガーZ』より前に。今日は当時を思いだして、当時の声を意識しながら歌いたいと思います」

堀江さんを送り出し、いよいよ水木さんの歌へ。

 

22:アストロガンガー/水木一郎

-MC-

 

水木さんのロボットソングのオープニングの中で唯一「スーパーロボット魂」でも歌われていないこの曲を、

まさかこの日に聞くことができるとは。水木さんは当時を彷彿とさせる若干抑えめのやさしい歌声で歌われ、

途中の「ヤーッ!!」は二番、三番は観客にマイクを向けていました。

 

ショッカーさん「いろんな曲を作ってくださった先生にみんなで『ありがとうございます』を言いましょう!!」

観客&ショッカーさん「ありがとうございまぁあああああああああす」

再び係者席の小森先生が立ち上がられ、観客に手を振ってくださいました。

スタッフさんによってマイクスタンドが設置されます。

ショッカーさん「さぁ、続いてはタケカワユキヒデさんの登場です!!」

観客「おおおおおおおおおお」

ショッカーさん「思えば、これも特撮なんですよね。毎週日曜が楽しみでした!! 参りましょう『Monkeyyyyyyy Magiiiiiiiic』!!!!!!」

 

23:Monkey Magic/タケカワユキヒデ

 

今回是非とも聞きたかったドラマ「西遊記」オープニングテーマ。

ときめくイントロに乗ってタケカワさん7年ぶりのご登場。手には「クモの巣」。

軽快なリズムで繰り出される英語詞がたまらなく心地良いです。二番の間奏終わりに、

ゴダイゴのライブでは定番という「クモの巣」をタケカワさんが放つや、観客大歓声。

 

24:ガンダーラ/タケカワユキヒデ

-MC-

 

間髪いれずにドラマ「西遊記」のエンディングへ。今回、聞ければ嬉しいなぁと思っていただけに、

イントロが流れてくるや心でガッツポーズ。全編通して大合唱だったのですが、

サビの「ガンダーラ ガンダーラ」になるとその勢いはさらに強まり、まさに会場が一体になっていました。

 

ショッカーさん「『ガンダーラ』の合唱は凄かったですねぇ。みんな一緒に天竺に連れてってもらった気分ですよ」

タケカワさん「ボクもずいぶん楽しちゃいましたよ」

ショッカーさん「あぁ、みんなに歌ってもらったから」

タケカワさん「思えば呼んでもらうのって、去年くらいの事かと思ってたら7年ぶりなんだってね」

ショッカーさん「そうですよ。もうそんなになるんですよね」

タケカワさん「こぉんなに楽できるんならもっと来ればよかったなぁ」

 

ショッカーさん「タケカワさん、なんでも今日は素敵な方を連れてきてくださったとか?」

タケカワさん「あ…すみません、娘連れてきちゃいました」

観客「おおおおおおおおおおおお」

タケカワさん「皆さん、うちの娘が『犬夜叉』の完結編の歌を歌っているの…ご存知ですか?」

観客拍手。

タケカワさん「あ、嬉しいなぁ、ご存知なんだぁ」

 

ショッカーさんの呼び込みで武川アイさんご登場。低姿勢ダッシュで。

 

・アイさんは6人兄妹の末っ子。

・ショッカーさん「少子化問題にくさびを打ち込む、ニッポンの父ちゃん、タケカワユキヒデは頑張りました!」

 タケカワさん、ドラムブース近くに飛び上がりガッツポーズ。

 ショッカーさん「いつもこんな感じなんですか?」

 アイさん「そうですね。だいたいこんな感じです」

 

25:遠い道の先で/武川アイ

-MC-

 

アニメ「犬夜叉 完結編」からご自身が作詞作曲を手掛けられたという三代目エンディング。

ダンサブルなクラブミュージックにのせて、繊細でありながら力強い声で歌われており、"武川家の遺伝子"を実感した思いでした。

 

・娘をねぎらい見送って今度は父の番。

・このライブの1週間前からNHK BS2で5日間連続で「銀河鉄道999」のTVシリーズと劇場版を特集した

 「全駅停車!『銀河鉄道999』ぜんぶみせます」という特別番組が組まれていました。

・タケカワさん「あの放送をウチの母が全部見たそうなんですよ」

 観客「おおおおおおおお」

 タケカワさん「でもさすがに全部見終わった後『キツイ』っていってましたね」

 

26:THE GALAXY EXPRESS 999/タケカワユキヒデ

-MC-

 

言わずと知れた劇場版「銀河鉄道999」エンディング。疾走感あふれるイントロでのタケカワさんの手ぶりが印象的。

7年前と違い二番は日本語でそのまま歌われ、後半の「THE GALAXY EXPRESS 999」のたたみかけでは観客を煽って交互に歌われていました。

 

ショッカーさん「続いては、芸能生活50周年をむかえられた、ささきいさおさんの登場です。

        この作品を、この曲を連続で聞くことができるというのはとても嬉しいです。『銀河鉄道999』」

 

27:銀河鉄道999/ささきいさお

-MC-

 

NHK BSで「999」特集が組まれた直後のこの時に、テレビ版と劇場版を連続で聴くことができるのは、とても味わい深いです。

いさおさんの優しくも哀しげな歌声はいつ聴いても素敵で、じっくりと聞き入らずには居られません。

 

いさおさん「NHKでも話したんだけどタケカワ君とボクの時代とだと同じロックでも影響を受けたのが違うんだよね。

      ボクはプレスリー世代で、タケカワ君はビートルズ世代。だからそれぞれ『999』のアプローチが違ってて面白いよね」

 

28:風の会話/ささきいさお

-MC-

 

悠久の風の調べにのせ、「最強武将伝 三國演義」オープニング。原曲の壮大さを受け継ぎつつもバンドならではのアレンジが心地いいです。

つつみこむ様に颯爽とした歌声で、若き日の武将たちを歌いあげるいさおさん。そのダイナミックな表現力は圧巻の一言です。

 

ショッカーさん「さぁ、ここからはラストブロック、みんな準備はいいかぁああああ!!」

観客「おおおおおおおおおおおお!」

ショッカーさん「最後は何が出てくるかわかりません!」

そう語るショッカーさんのアロハは「DRAGON BALL Z」。

ショッカーさん「何が出てくるか、まったくわかりません!!」

アロハの下のTシャツも「DRAGON BALL Z」。

ショッカーさん「一つだけ、現在放送中の作品とだけ言っておきましょう!!」

観客ニヤニヤ。

ショッカーさん「間違えちゃいけないからちゃんと読みましょう」

メモを取り出すショッカーさん。

ショッカーさん「まずはっ、…遠藤正明の登場で、『BELIEVE IN NEXUS』」

まんまとショッカーさんにしてやられました。

 

29:BELIEVE IN NEXUS/遠藤正明

 

当時絶賛放送中の作品が続きます。ご自身が作詞作曲を手掛けられた「遊☆戯☆王 5D's」四代目オープニング。

遠藤さんならではのあふれる激励のメッセージと、遠藤さんの伸びやかな歌声をガッツリと堪能できます。

 

30:Dragon Soul/谷本貴義

 

更に当時絶賛放送中の作品が続きます。谷本さんのご登場で「DRAGON BALL KAI(改)」よりオープニング。

放送開始から一年以上経過しているだけに「Dokkan Dokkan!!」が観客に見事に浸透しており、ものすごい迫力。「弾け飛ぶぜぇー!!」

 

31:CHA-LA HEAD-CHA-LA/影山ヒロノブ

 

こういった連続は嬉しいもので。本家「DRAGON BALL Z」よりいつ聞いても色あせる事のないオープニング。

登場された途端「懐メロじゃねぇえぞぉおおおお!!」と影山さん。勝手知ったる曲だけに観客の盛り上がりも言わずもがなです。

 

32:絶唱カラオケマンの歌/山本正之

-MC-

 

予告されたとはいえ、いざその時が来ると嬉しいものです。アルバム「タイムボカン カラオケ博覧会」より合の手楽しい「カラオケマン」。

1番、2番とも後半のメッセージ性が強いのが印象的。

間奏で「日本著作権協会JASRAC!! ワタクシ、正会員でございます!!」と一礼する山本さん。

 

ショッカーさん「続いては堀江美都子さんの登場です。昨年、この会場で40周年記念のコンサートを開催されました。

        今回のAJFはその40周年の締めくくりとして、出演者達から贈らせていただいた

        ティアラとイヤリングとネックレスをつけて歌われます」

 

33:グローイング・アップ/堀江美都子

 

「女子部」に続いて「堀江美都子デビュー40周年記念コンサート 歌は心にこだまする」、の時と同じ、白いドレスで堀江さんご登場。

「私のあしながおじさん」のオープニングはいつ聞いてもイントロから目頭が熱くなります。すべてはこれから いつでもこれから。

 

34:キャプテンハーロック/水木一郎

 

波音が響き渡る中、"理想郷"アルカディア号の船出です。イントロで「ラスト・ソング」とつぶやく水木さん。

勇壮かつ哀愁を帯びた男の歌を歌わせたら随一の水木さん。何度も聞く機会に恵まれている曲ながらも毎回背筋が伸びる思いです。

 

-アンコール-

 

35:バビル2世/水木一郎 堀江美都子 山本正之 影山ヒロノブ タケカワユキヒデ 速水けんたろう 

         谷本貴義 遠藤正明 美郷あき 奥井雅美 村石有香 うちやえゆか 工藤真由 武川アイ

-MC-

 

アンコール一発目は「バビル2世」。イントロと共に水木さんが登場され1番、2番を観客と共に歌われました。

3番からは水木さんの呼び込みで、いさおさんを除く出演者の皆さんが登場され、共に歌われていました。

 

・ここでSuper Rescue BAND、アップル、カインズの皆さんをご紹介。

・でSuper Rescue BANDの皆さんを紹介されるとき、ぼそりぼそりとチャチャを入れる遠藤さん。

・ナベさんは「金髪」「ピンク」、松原さんは「ネクタイ」、裕さんは「帽子」、吉岡さんは「メガネ」。

 影山さんに「お前、みたまんまやないか」とツッコまれていたり。

・当日ギターのナベさんとアップルのお二人はタンクトップ姿。という事で新ユニット「トリプルパイ」結成。

・二日連続で「FANTA」のギターの人(高見沢俊彦さん)といわれるカインズ斉藤さん。

 

・改めていさおさんの50周年の話題になった所で、いさおさんへのサプライズとして、

 特性ケーキと「AJF2010"夏の陣"」東京公演出演者全員の寄せ書きがプレゼントされました。

・さらにショッカーさんの扇動で会場一帯で「おめでとう」コールも。

・いさおさん「凄いケーキだねぇ。でもこれ半分くらい、水木、お前が食べるんだろう? ンフフフフ」

 水木さん「お言葉ですがねいさおさん! ワタシはスイーツには結構うるさいんで……」

 ショッカーさん「さぁ、いさおさん!! 改めて一言お願いしたいのですが!!?」

 ショッカーさんの見逃さない司会っぷりに水木さん苦笑。

 いさおさん「ロカビリーでデビューして、すぐ売れちゃってすぐに落ち目になってしまったけど、

      それを救ってくれたのがアニメソング。アニメソングがなかったら50年も歌ってこれなかったと思います」

 

黙祷

 

当日、8月15日は第二次世界大戦において日本が降伏した「終戦の日」。

「今の平和は戦争で命を落とされた方々の上に成り立っている。戦争で亡くなられたへ哀悼の意を表したい」

といういさおさんの呼びかけで出演者、観客全員で30秒の黙祷がささげられました。

 

 

36:宇宙戦艦ヤマト/ささきいさお & 水木一郎 堀江美都子 山本正之 影山ヒロノブ タケカワユキヒデ 速水けんたろう 

          谷本貴義 遠藤正明 美郷あき 奥井雅美 村石有香 うちやえゆか 工藤真由 武川アイ ショッカーO野

 

最後はいさおさんをメインに不動のアニメソング「宇宙戦艦ヤマト」でフィナーレ。

奥井さんが2番からコーラスパートを担当されたり、工藤さんが全編ずっと歌われていたり。

いさおさんが「誰かがこれをやらねばならぬ 期待の人がおれたちならば」で堀江さん、水木さんとアイコンタクトを取られていたり。

 

いさおさんが拍手で見送られ、出演者お一人お一人から一言づつコメントが。

ハキハキと挨拶をされる工藤さん、思わず涙を見せる美郷さん、「大きいおともだち」の熱気の凄まじさを述べる速水さん、

いい感じになってきたタケカワさん、アイさん親娘、デビュー当時のいさおさんとの出会いと語られた影山さんなど

それぞれがコメントを述べられた後、バンド、コーラスの皆さんもステージ前方へ集合され、万歳三唱。

 

ショッカーさんと観客が出演者の皆さんを共に拍手で見送ります。

 

ショッカーさん「これにてAJF東京全公演終了しましたが、まだ名古屋、大阪公演が控えています。

        そして、11月には二年に一度のお楽しみ『スーパー戦隊"魂"』が東京、大阪で開催されます!!」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「まだまだ楽しい事は続いていきますが、みんな、今日は楽しんでくれたかぁあああああ!!」

観客「おおおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「絶対また会おうなぁぁあああああああああ!!」

観客「おおおおおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「じゃあ、約・束・のっ、スゥー・パァアアアア・アァニィソンッ!!?」

観客「スピりィイイイいいいいいいいいいいいいいいイッツ!!!」

 

ショッカーさん「…今度は戦隊だっ!」

 

風のように去っていくショッカーさんが見送られ、観客有志による三本締めをもって

「ANIME JAPAN FES 2010 "夏の陣"」東京公演、「スーパーアニソン魂2010"夏の陣"」は終演となりました。

 

今回ほどバラエティに富んだジャンルのアニメソングが押し寄せた「スーパーアニソン魂」も珍しく、

冒頭にショッカーさんが言われた「全部まとめて面倒ようじゃないですか!!!」は決して嘘ではないと思いました。

新旧硬軟、全てを受け入れる容の大きさは「テレビまんが」、「アニメソング」という文化、ムーヴメントを

流行り廃り関係なく10年以上にわたり支え続けてきた「ANIME JAPAN FES」だからこそのものだと感じました。

 

これからも唯一無二のアニメソングフェスとして末長く続いていってほしいです。

 

 

補足

 

・今回は当時絶賛放送中の番組の曲が多くて嬉しく。

 

・3日間、日を追うごとに熱気と湿気が高くなるのを心と体で感じました。

 

・本日も水木さん絶好調。トークでの水木さんの「伝えたすぎて止まらない加減」も魅力の一つだと思っています。

 

・そしてそこにズバっと切り込めるのはショッカーさんが水木さんから全幅の信頼を寄せられている事の証明です。

 

・インナーヘアアクセでふわふわヘアーの遠藤さん。

 ショッカーさん「クワトロ・バジーナみてぇ」

 

・YUKAさん「そうですよね、"ゆか"さん?」

 うちやえさん「はい、アニソンをたのしく歌っていきたいですね」

 YUKAさん「私たちなりのアレンジを加えつつね、"ゆか"さん?」

 うちやえさん「そうですね、私達だからできるといいますか…」

 YUKAさんの「"ゆか"さん」トラップに見事に気付かないうちやえさん。噂通りのド天然。

 

・ショッカーさん「芸能生活50年ですよ。役者でいったら片岡千恵蔵さんですよ。」

 いさおさん「ある時は…って、誰が片岡千恵蔵だよっ」

 おぉ、山本さんの前で多羅尾伴内。

 

・50周年のいさおさん、昨年40周年の堀江さんがいらっしゃるのに、影山さんをまだ"長老"呼ばわりする観客。

 

・工藤さんのステージではギターのナベさんが飛び出すシーンも。

 

・奥井さん、堀江さんからもらったという腕飾りをうれしそうに見せていらっしゃいました。

 

・普段共演する機会がまずないご自身よりはるかに先輩方がひしめく"アニソンライブの総本山"で

 一過性の流行に流されるのではなく、大半がアニソンが好きで長年通い詰めているプロの観客達の前に立ち、

 "女王"堀江美都子さんと同じ舞台の上に立つという並々ならぬ緊張と必死さが、

 奥井さんのパフォーマンスやステージングから感じ取れました。

 

・山本さんのアコギコーナー。ギター一本で千人規模の大合唱。

 「ともに歌える楽しさ」はアニソンの神髄の一つを見た思いです。新しいサウンドでごまかせはしないぞ。

 

・春のSRSでの「長浜ロマン特集」、今回の「小森先生特集」といい、思わぬ特集が組まれる嬉しさ。

 

・いつかタケカワさんとINFIXのお二人とで「西遊記」特集とか…。

 

・終始、元気かつ低姿勢の工藤さんとアイさん。好感触。

 

・香港でコンサートで行われたいさおさん、ぜひ日本でも。

 

・「ヤマト」を歌詞を見ないでずっと元気に歌われていた工藤さん。

 

・「マンガ」の話になると表情が変わるタケカワさん。

 

・堀江さん「今日の女性出演者の中では一番お姉さんなので、泣かないと心に決めていたのですが…ちょっと危ないです」

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