top of page

スーパーロボット魂2010"春の陣"

10.4.29 Zepp Tokyo

 

出演/水木一郎 堀江美都子 影山ヒロノブ MIQ

   鮎川麻弥 YUKA 福山芳樹 遠藤正明 チエカジウラ 米倉千尋

 

初参加/新井正人 美郷あき

 

特別出演/ささきいさお

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

演奏/BROADWAY & Super Rescue Supe Band(G.松尾洋一 B.村上聖 Dr.瀧本裕 Key.松原博) G.福山芳樹

 

 

毎年4月29日に開催されている、ロボットアニメの歌に特化したライブ「スーパーロボット魂」(SRS)。

97年の初演以来、多くの歌手の皆さんが登場され、数多のロボットたちが共演してきたSRSも今回で13年目。

近年は1公演の出演者数も多くなり、今回の出演者数は13名。13年目だけに13名。

 

東京公演の会場はZepp Tokyo。

少々遅れ気味ながらも続々と入場が開始され、客席はあっという間に人で埋まっていきました。

ステージ後方には大きなゲートが設置されており、

上方には龍のモーチフが描かれた旗と「SRS 2010」のプレートが。

今回のバンド配置は前列左側からベース、ドラム、花道を挟んで、キーボード、ギターでした。

当日配置された「ANIME JAPAN FES 2010"夏の陣"」のチラシに色めきつつ開演まで待つ事に。

 

-MC-

 

開演時間が少し過ぎた頃、颯爽と司会のショッカーO野さんが登場。

大歓声で迎えられたショッカーさんと観客との

 

ショッカーさん「ッスゥウ~パァ~ロ・ボ・ッ・ト・ォッ!?」

観客「スピリイィイイイィィイイィイイィッッツ!」

ショッカーさん「ようこそいらっしゃいましたぁあああああ!!」

 

恒例のやり取りで気持ちは高揚していきます。

 

ショッカーさん「いきなりですけど、…不況ですね」

会場笑。

ショッカーさん「例年はこのゴールデンウィークは連日、地球侵略に大忙しでして、

        この29日も毎年一仕事終えてからこちらに来ているのですが、今年、数十年ぶりに連休です。

        やはりデパートですとか百貨店もこの不況のあおりを受けているのでしょうか。

        ですが、今日は、そういうのも全部含めて、面倒見ましょぉう!!」

観客「おおおおおおおお」

ショッカーさん「今日はみなさんが思い思いのロボットに乗り込んで共に盛り上がって頂きたいと思います!!」

観客「おおおおおおおおおお」

ショッカーさん「みんな、もりあがってくれるかぁああああああ!?」

観客「ぅぅおおおおおおおおおお」

ショッカーさん「みんな、もりあがってくれるかぁああああああ!?」

観客「ぅおおおぉおおおおぉおおおおぉおおお」

ショッカーさん「ッスゥウーパァーロ・ボ・ッ・ト・ォッ!?」

観客「スピリイィイイイィィイイィイイィッッツ!」

ショッカーさん「はじまります!!」

 

00:SE

 

英語がサンプリングされたと思われるSEにのって、バンドの皆さんがスタンバイ。

いざ開演という時に一瞬静まり返るあの瞬間もたまりません。

 

 

01:鋼の魂/水木一郎 影山ヒロノブ 堀江美都子 MIQ

-MC-

 

イントロと共に舞台後方の門扉がゆっくりと開き、衣装を黒で統一されたみなさんがとご登場。

盛り上がり必至のゲーム「スーパーロボットスピリッツ」のCMソングで幕開けです。

みなさん勝手知ったる仲ながら、歌声で競い合っている様子はとても楽しそう。

毎回、最後のサビ冒頭に爆発の演出があるのですが、いつ聞いてもビックリしてしまいます。

 

ここで、堀江さんがメインとなってみなさん自己紹介。

13年共に築きあげてきた勝手知ったる間柄なだけにわきあいあいでございます。

 

水木さん「まずは、影ちゃん!!」

 

02:HEATS/影山ヒロノブ

 

OVA「真(チェンジ!!)ゲッターロボ -地球最後の日-」より影山さんのロボットソングの代表曲。

SRSには欠かせない曲ですので、盛り上がりも言わずもがな。影山さんのパワフルな歌声が先陣をきります。

 

03:不思議 CALL ME/MIQ

 

!!!!!! 一瞬、何が何やら。SRS開始以来13年、ずっと聞きたかった「星銃士ビスマルク」のオープニング。

この歌を聴く事が出来る日をどれだけ待っていたことでしょう。原曲以上のMIQさんのパワフルヴォイスに大歓喜です。

 

04:宇宙魔神ダイケンゴーの歌/堀江美都子

 

興奮冷めやらぬ間にまた興奮、いざいざ回転大輪剣「宇宙魔神ダイケンゴー」。

堀江さんの凛とした歌声もさることながら、間奏でのご自身が演じられたキャラクター・クレオの台詞も最高です。

 

05:今がその時だ/水木一郎

-MC-

 

レギュラーコーナーは「真(チェンジ!!)ゲッターロボ」で始まり「真(チェンジ!!)ゲッターロボ」で締め。

曲の後半「全てを捨てて俺は戦う」で衣装をバッと振り上げる水木さんがカッコよすぎました。

 

ショッカーさん「今年は様々なメモリアルな年ですが、この作品も20周年を迎えました。

        登場して頂くのは、Y・U・K・A!! YUKAさんです!! 『伝説の勇者ダ・ガーン』より、『風の未来へ』!!」

 

06:風の未来へ/YUKA

-MC-

 

いつ聴いてもイントロでグッきて、YUKAさんの変わらないしなやかで力強い歌声に当時に戻る思いです。

サビで「We can fly~」で手を左右に振って「Say ダ・ガーン」で拳を突き上げる振り付けも久し振りにできました。

 

YUKAさん「この曲に出会えて、勇者シリーズを歌えて、私、すっごく嬉しいです!!

      では、もう一曲、私のにとって大切な歌、『ジェイデッカー』よりエンディング『笑顔は君の忘れ物』」

 

07:笑顔は君の忘れ物/YUKA

 

YUKAさんの軽快な歌声と、観客のコーラス&合の手が楽しいこの曲も久し振りに聞く事が出来ました。

SDキャラクターになったデッカード達の可愛らしく楽しいエンディングのアニメがフラッシュバックします。

 

08:勇者王誕生!/遠藤正明

 

もりあがってちゃおだぁい。勇者シリーズと言えば若獅子・遠藤正明さんのご登場です。

原曲よりさらに鍛え上げられたその歌声、高揚感を誘うアジテートからの「ガガガ」大合唱は壮観です。

 

09:獅子の女王-ハイパー・モード-/MIQ

-MC-

 

アップルのお二人のコーラスが響き、曲の盛り上がりと共に舞台後方の門が開き登場されたMIQさんのなんて勇壮な事。

ある種のうねりのように会場全体を包み込み、ぐいぐいと引き込まれるMIQさんの歌声は圧巻です。

 

ショッカーさんが登場され、スタッフさんによって何やら準備が。

 

ショッカーさん「続いては昨年、15周年をむかえたこの作品、『マクロス7』です!

        登場してもらうのもちろんこの方、福山芳樹さん、福ちゃんでーす!!」

愛機を携えスマートになった福山さん登場。

ショッカーさん「福ちゃん、骨折してる?」

福山さん「どわははははははは、毎日!」

ショッカーさん「その後、骨の調子はどうよ?」

福山さん「それがね、前は後ろで手を組めたんだけどさ、かたっぽだけ組めなくなっちゃってさぁ」

ショッカーさん「大丈夫、オレ、もとから組めない」

福山さん「あ、そっか、わはははははははは」

ショッカーさん「っていうかやせたよね? どうしたの」

福山さん「癌! …うそうそ、ウソです」

会場笑。

 

ショッカーさん「それではまずは『MACROSS DYNAMITE SEVEN』から『DYNAMITE EXPLOSION』!!」

 

10:DYNAMITE EXPLOSION/福山芳樹

 

DYNAMITE!! DYNAMITE!! DYNAMITE!! 無条件で盛り上がれるこの曲。

縦横無尽にステージをギターをかきならし、ツバ飛ばしまくりで歌う福山さん、最高です。

 

福山さんが退場され、しばらく民族的な音楽が鳴り響き…、

 

11:PILLOW DREAM/チエ・カジウラ

-MC-

 

ゆっくりとチエさんがご登場。同じくOVA「MACROSS DYNAMITE SEVEN」から神秘的なこの曲。

独創的な世界観の表現力もさることながら、ラストのチエさんのアドリブが凄かったです。

 

チエさん「FIRE BONBERは結構ロックな感じですけど、この曲はちょっと趣向を変えて、

     ミレーヌちゃんとグババが宇宙を漂っているようなイメージで作られた曲です」

 

チエさん「じゃあ、もう一回、ボンバーな人をお呼びしましょう」

「ボンバーな人」こと福山さんが再び登場。

福山さん「すっごいよねぇ、今までの二曲、同じバンドの曲だもんなぁ。曲の幅が広いなぁ。

     バサラが宇宙を漂っているイメージはさっきの『DYNAMITE』だもんなぁ…」

会場笑。

 

・セットの合間に告知を

・「マクロスアルティメットフロンティア」の「アルティメット」言えない。

・福山さん「歌詞ではいえるのに」

 

12:Burnning Fire/福山芳樹 チエ・カジウラ

-MC-

 

FIRE BOMBER 13年ぶりの新作アルバム「Re.FIRE!!」から「マクロスアルティメットフロンティア」のテーマソング。

今回この曲を聴く事が出来るとは思っていなかっただけにビックリ。突き抜ける疾走感と唸る旋律がたまりません。

 

お二人と入れ替わりにショッカーさんが登場。

ここでSRS初登場の方ということで、美郷あきさんがご紹介され拍手で迎えられます。

 

・えらく緊張している様子の美郷さん。

・それでもSOLID VOXの社長について詳しく聞きたいショッカーさん。

 

13:Wild succession/美郷あき

-MC-

 

SRS初登場の美郷さんが歌う一曲目は「スーパーロボット大戦NEO」主題歌「Wild succession」。

前向きなメッセージが透明感たっぷりの美郷さんの歌声にのせて会場に響きます。

 

美郷さん「こんなに素晴らしい皆さんと同じステージに立たせていただくことはとても幸せです。

     次の曲は、私と『スーパーロボット大戦』との出会いの曲です。『もう愛しかいらない』」

 

14:もう愛しかいらない/美郷あき

 

「スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-」と「スパロボOGラジオ うますぎWAVE」のエンディング。

初めてバンド版で聞く事が出来ました、原曲と遜色ない美郷さんの歌声に聞き入ります。

 

15:Break Out/JAM Project featuring 影山ヒロノブ 遠藤正明 福山芳樹

 

同じく「OG ディバイン・ウォーズ」のオープニング。イントロと共に舞台後方の門が開き、登場したお三方の壮観な事。

今回お三方が出演されるという事で、JAM Projectから何か聞けるかと思っていましたが、この曲とは。ちょっとびっくり。

 

16:鋼の箱舟/水木一郎

-MC-

 

もっとびっくり。ゲーム「スーパーロボット大戦 OG」より能戦闘母艦・ハガネのテーマソング。

壮大で勇ましい曲を雄大に歌いあげる水木さんの表現力の深さに「帝王」の真髄を感じました。平山さんすげぇ。

 

ショッカーさん「あ! テレビに出てた人だ!!」

このライブの数日前、水木さんはTBS系 バラエティ番組

「春の超豪華版! さんまのからくりTV 芸能人替え歌王決定戦SP」の「芸能人替え歌王決定戦SP」にご出演。

串田アキラさんとサイキックラバーのYOFFYさんと共に替え歌を披露され、見事、優勝されました。

水木さん「いやぁ…あの番組にオレ達が出た時さぁ…嬉しい事に、あの日の視聴率のNo.1だったんだって」

観客「おおおおおおおおおお」

ショッカーさん「すっげえ。でも良い時代になりましたよね。

        まさかゴールデンタイムにキー局でアニキとクッシーとYOFFYの3ショットが見れる日が来るなんて」 

 

ショッカーさん「さて、ここからはロボットアニメに欠かせない人物を特集してみたいと思います。

        ロボットに欠かせない方々、音楽なら渡辺宙明先生ですとか、監督なら富野由悠季監督などいらしゃいますが、

        今日は、長浜忠夫監督作品、いわゆる"長浜ロマンロボットシリーズ"を全作品お届けしたいと思います!!」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

17:コン・バトラーVのテーマ/水木一郎

 

まさか長浜ロマンという括りでこの曲を聴く事が出来る日が来るとは想像していませんでした。

水木さんの歌声と共にお馴染みの振り付けや、コーラスでの一体感はライブならではの醍醐味。「4」は引っ込めます。

 

18:ボルテスVの歌/堀江美都子

 

堀江さんが登場、レッツボルトイン。冴えわたる大合唱状態。これもSRSの醍醐味です。 

はつらつとしていながら、憂いと使命感を秘めつつもやさしい堀江さんの歌声は素敵すぎます。

ダイモス、バトルターン!

19:立て! 闘将ダイモス (2C)/ささきいさお

-MC-

 

お前の空手を見せてやれ みんなが呼んでる「闘将ダイモス」。。ささきいさおさん満を持してご登場。

いさおさんの力強さ抜群の歌声がたまらないこの曲。生でライブで聴く事が出来る日が来るのを待ちわびていました。

 

いさおさん「ぃやぁッ!! んふふふふふ、うたっちゃったよぉ!」

 

SRS参加が5年ぶり、メドレー以外でソロでロボットソングを歌われたのは11年ぶりという事もあり、

いさおさんへの歓声が物凄いうねりのような勢いでした。

 

いさおさん「僕も結構、ロボットもの歌ってるんだよね。ほとんど菊地先生の曲だけど。んふふふふ。

      じゃあ次の曲は、ちょうどアニメソングが子供向けからちょっと離れた時だったので、

      子供にも分かりやすく楽しんでもらえるような曲にしたんだよね。『ダンガードA』だ!!」

観客「おおおおおおおおおおおお!!!」

 

20:すきだッダンガードA (2C)/ささきいさお

-MC-

 

言葉にならない喜びというのはあるもので。「惑星ロボ ダンガードA」がライブで聴ける日が来るなんて。

いさおさんの「すきたッ!!」の後に、観客とアップルのお二人一体になって「すきよッ!!」と答えます。楽し。

 

いさおさん「んふふふうふふ。もう一曲っ。

      これは劇場版では主人公の声を僕がやってたんですけど、テレビ版は富山敬君が演じていました。

      デューク・フリードっていうんだけど…」

もう、観客、わっくわく。

いさおさん「今日は、劇場版じゃ無くて、テレビ版の方を、いってみよう『とべ! グレンダイザー』!!」

観客「わああああああああああああああ!!!」

 

21:とべ! グレンダイザー/ささきいさお

-MC-

 

グレンダイザァアアアッゴォオオオウ!!! イントロですでに目頭があやうくなっていました。

魅惑の低音ではつらつと頼もしさあふれるいさおさんの歌声がもうたまりませんもの。最高ですもの。

 

いさおさんと入れ替わりにショッカーさんが登場。

 

ショッカーさん「どうだぁああああああああ!!!」

観客大歓声。

ショッカーさん「やっぱり、僕たち"ロボット第一世代"にはたまらない曲をいさおさんに歌って頂きました!!

        さぁ!! "ガンダム世代"のみなさん、お待たせしました、ガンダムコーナーです!!」 

 

22:Z・刻をこえて/鮎川麻弥

-MC-

 

ガンダムコーナー一曲目はZの鼓動を思わせるドラムにのって鮎川さんご登場。艶やかにしなやかに。

「みんなの声を聴かせて!」と間奏では「ゼータ」のコール&レスポンス。これもライブの醍醐味。

 

ショッカーさん「うつくぃいいいいいいいいいいいいい!!」

鮎川さんにうっとりしつつショッカーさん登場。

ショッカーさん「さぁ、ここで初登場の方をご紹介しましょう!! まずはお呼びいたしましょう、新井正人さんです!!」

拍手と大歓声の中、黒で統一された衣装で新井さんご登場。

 

・ショッカーさんのトークライブ会場の隣がなんと新井さんのお店。

・ショッカーさん「お隣の新井さんってあの新井さん?」→ママ「そうよー」

・早速声をかけようと思ったらお店がお引越し。

・以来数年、ずっと新井さんを探していたスタッフ一同。

23:アニメじゃない-夢を忘れた古い地球人よ-/新井正人

-MC-

 

オリジナル「アニメじゃない」SRS初披露です!! 新井さんのなめらかな歌声は原盤のままの素敵さ。

途中、多少歌詞がこんがらがってしまったようでしたが、それもライブの醍醐味でございます。

 

新井さん「間違ってごめぇ~ん、アカペラでもう一回やるからゆるして」

言うや否や間違ってしまった箇所をアカペラで再び歌唱。

新井さん「じゃあ、次は、エンディング、『時代が泣いている』」

 

24:時代が泣いている/新井正人

 

シャングリラ・チルドレン達の心情を思わせる「ZZ」エンディング。サビは新井さんと共に会場全体で大合唱状態。

この一体感、空気感を堪能できるからライブはやめられません。後半の新井さんのアドリブが最高です。

 

25:嵐の中で輝いて/米倉千尋

-MC-

 

突き抜けるイントロと共に米倉さん登場。舞台は宇宙世紀0088年から戻って0079年、08小隊の登場です。

原曲よりさらにパワフルかつ伸びやかな歌声もさすことながら、観客へのアジテートっぷりも凄まじいです。

 

米倉さん「いやぁ~あついですねー。わたしー、今年でデビュー16年目なんですけれど、

     ささきさんの50周年とか聞いちゃうと、ちょーひよっ子ですよねー」

 

26:永遠の扉/米倉千尋

-MC-

 

続いては「機動戦士ガンダム第08MS小隊ミラーズ・リポート」より。アップルンのお二人のコーラスも冴えわたります。

小柄ながらも大きなアクションを交えながらステージせましと動きまくり、歌いまくる米倉さん。まさに「元気娘」。

 

ショッカーさん「さぁあ!! ここから一気にラストまでつっぱしるぞおおおおおおおお!!」

観客「おおおおおおおおおおおおお!!!」

ショッカーさん「まずは、ささきいさおさんの登場です!! この曲を紹介できる喜びをかみしめます!!

        『ゲッタァアアアッ ロボオオォッ!!!』」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

27:ゲッターロボ!/ささきいさお

 

イントロが流れた瞬間大歓喜。いさおさんと会場一体に百万パワーの「ガン ガン ガン ガン!!」

今までは歌われて2番まででしたが、今回渾身のフルコーラス、たまらなすぎて泣きそうでした。

 

28:マジンガーエンジェルのうた/堀江美都子

 

レディ・ゴー!! ゲッターチームの後は魔神の天使たちが艶やかにご登場です。

凛とした堀江さんの歌声はこれぞ「女王」の風格。「ミサイル発射!!」の時に突き出す指は二本。

 

29:戦士よ、起ち上がれ!/遠藤正明

 

イントロと共に舞台後方の門がゆっくりと開き、勇ましい立ち姿で遠藤さんご登場。かっこいいってばないです。

憂いを秘めつつ、使命感に満ち満ちた歌声は"高音域の伸び"だけではない遠藤さんの魅力満載です。

 

30:紅の流星機/影山ヒロノブ

 

今回の大目玉の一つ。OVA「流星機ガクセイバー」のオープニングをSRSで、ライブで聴けるなんて!!!

イントロで「懐かしすぎて…死にそぉう!!」と影山さん。もうグッときちゃう。もうグッと感じちゃう。

 

31:風のノー・リプライ/鮎川麻弥

 

軽やかな「重戦機エルガイム」二代目オープニング。イントロと共に「簡単な振付があるの、一緒にやってみて!」と鮎川さん。

振り付けは「No Reply」と「Say Mark II」で手をしなやかに広げるもので、アップルのお二人も一緒にやっていました。

 

32:エルガイム-Time for L-GAIM-/MIQ

 

3年ぶりの「エルガイム」コンボ。いつ聴いても、何度聞いても、この曲はたまらない魅力です。

MIQさんの原曲以上に磨き抜かれた緊迫感と迫るパワーボイスに呼応する観客の「HEAVY METAL」も最高です。

 

33:CROSS FIGHT!/水木一郎 堀江美都子

 

間髪いれずに唸りを上げる宙明節。瞬く光の「破邪大星ダンガイオー」オープニング。

まさに阿吽の呼吸と言えるお二人の掛け合いはいつ聴いても高揚してくるものがあります。

 

水木さん「カモォン!! ヒロノブ カゲヤァアアアマ!!」 

 

34:おれはグレートマジンガー/水木一郎 影山ヒロノブ

 

堀江さんと入れ替わりに猛進してきた影山さんと共に、偉大な勇者を高らかに歌いあげます。

間奏では恒例のバンド紹介。水木さん叫ぶ叫ぶ。

堀江さんとはまた違った、水木さんと影山さんならではの呼吸とやり取りはとても魅力的です。

 

35:時を越えて/水木一郎 影山ヒロノブ MIQ 堀江美都子

 

堀江さんとMIQさんを呼び込み、本編ラストは「スーパーロボット大戦」を象徴する「時を越えて」。

「肩をよせ合い微笑み交わす」の部分での水木さんとMIQさんのやりとりなど、

お互い楽しみながら、本気の歌声をぶつけ合っている四方の関係が凄く好きです。

 

-アンコール-

 

この時点で35曲も演奏しまくったバンドの皆さんが拍手で見送られ

興奮冷めやらぬ中、徐々にアンコールが。

しばらくするとバンドの皆さんが登場され、アンコール開始です。

 

36:熱風! 疾風! サイバスター/水木一郎 影山ヒロノブ 堀江美都子 MIQ

-MC-

 

静かに刻まれるイントロから颯爽と現れたのは"風の魔装機神"サイバスター。

思えばこの四方が揃って初めてこの曲を歌ったのは10年前のSRS、当方初参加でした。

あれから10年、変わらずに歌い継がれている「サイバスター」の魅力を噛みしめました。

 

衣装がマジンガーTシャツに変わったショッカーさんも合流し、

観客全員で今回の出演者のみなさんを呼び込みます。

 

ショッカーさん「呼んでくださるのは、もちろんみなさんです、スゥーパァー・ロボットォ!!?」

観客「スピリィイイイイイイイイイイイッツ!!」

続々登場される出演者のみなさん。

 

・まずはコーラス紹介。

・ショッカーさんがコーラスのみなさんを紹介する中、小さく濁声で歓声を送る影山さん。

・それを見ていた水木さんも一緒になって濁声。

・更にカインズのみなさんの番には遠藤さんがカインズのみなさんのシャツの色をぼそりぼそりと。

・ショッカーさんに注意される水木さん。

 水木さん「だぁあってぇ、影ちゃんが最初にやってたんだよぉお!!」

 影山さん「ぇ゛え゛え゛え゛~」

 この仲の良さが最高に好きです。

・サクサクと進んでいく皆様からの一言。

・美郷さんのYシャツしか着ていないように見える衣装に注目の男子勢。 

 

37:マジンガーZ/水木一郎 & ALL CAST

 

最後はもちろんこの曲、マジィイイイイイイイイイイイイイン・ゴォオオオオウ!!

水木さんがガン見する中、"ディレクター"影山さん伸ばす伸ばす。

盛り上げまくり、歌いまくるレギュラーの四方にショッカーさん

優々と歌われるいさおさんやYUKAさん、観客にマイクを向けまくる遠藤さん、福山さん、

歌詞カード持参でしっかり歌おうとする美郷さん、新井さん、観客も手拍子&大合唱。コーラスの皆さんも大合唱。

 

ここで出演者、バンド、コーラスのみなさんが全員ステージ前方に登場され万歳三唱。

 

水木さん「最後はさ、ロボットでしかやれないアレをやりてぇんだよ」

ショッカーさん「あ、アレですネ! ここはひとつ、縁起ものですものね」

 

38:三本締めZ/水木一郎 & ALL CAST

 

水木さん、渾身のNo マイクでのご挨拶。さすが人間声帯と言われるだけあって、物凄い声量。

三本締めの間に振り付きで「ゼェッ!!」を入れる「三本締めZ」もこの規模でやると壮観でした。

 

出演者の皆さんをショッカーさんがひとりづつご紹介しつつお見送り。

みなさんが次々と拍手で見送られていきます。

 

最後はショッカーさんと観客とのサシで最後の一発。

 

ショッカーさん「スゥゥゥゥゥゥパァアアアアアアアロォボッットォ!!?」

観客「スピリィイイイイイイイイイッツ!!」

ショッカーさん「ショッカーO野でしたぁあ!!」

 

ショッカーさんがステージにマイクを置き、颯爽と退場され、

「スーパーロボット魂2010"春の陣"」東京公演は終演となりました。

 

怒涛のように迫りくるのべ37曲のロボットソング。

「スーパーロボット魂」始まって以来、過去最高の曲数でガッツリと堪能させていただきました。

ささきいさおさんの本格的参加にはじまり、「不思議 CALL ME」、「紅の流星機」など

歌われるのを待ち望んでいた曲達の披露もあり、予想を裏切り期待に応えるライブでした。

 

個人的な話で恐縮ですが、初めて「スーパーロボット魂」に参加したのが10年前の「2000"春の陣"」。

その迫力に圧倒されて以来、ずっと通い詰めているSRSですが、

今もなお、変わらずに私達を魅了されている出演者のみなさまには脱帽です。

 

これからもアニメソングムーヴメントの総本山として末永く続いて欲しく思います。

 

補足

 

・今回はBROADWAYの須藤賢一さん、GUNTAさんが

 声優の茅原実里さんの北海道ライブに参加するために不在という異例の事態。

 

・いさおさん「50年目の記念曲は阿久悠さんの遺稿をもとにした『風の会話』というタイトルで、

       『最強武将伝 三国演義』の主題歌になってるんだよ」

 ショッカーさん「あ~いいですね~」

 いさおさん「でも今日は歌わないよ」

 ショッカーさん「ロボットですものね今日は。あんまり三国志が変形・合体するって聞きませんもんね。…夏あたりかなぁ…」

 いさおさん「でも放送時間がちょっと苦しいんだ。大人気の『ONE PIECE』の真裏なんだよぉ」

 会場笑。

 いさおさん「しかも声もやってて、三国志最強と言われた呂布の声をやってるんだ」

 ショッカーさん&観客「おおおおおおおおお」

 いさおさん「でもねぇ。酒と女に弱いんだよなぁ…おれの素顔がばれちゃうなぁ…」 

 ショッカーさん「なぁあにいってんですかぁあ!」

 

・当日はきただにひろしさんや喜多修平さんもいらしたとか。

 

・ショッカーさん、ロボット軍団(ロボットのコスプレをされている観客の方々)をいじりまくり。

 

・ショッカーさん「ロボット軍団!! 君たちに定年は無い!!」

 

・やっぱりいさおさんの「ゲッタードリル」がセクシィ。

 

・噴出しまくりのCO2。

 

・水木さん「暑ぃからもっとだしてくれてもいいのに」

 

・生「その程度のシャウトで人の心は揺さぶれないゼェエエエエエット!!!」

 

・アンコールの遠藤さんの立ち位置がそれまでと変わり、向かって左側だったのが中心に。

 

・ラインナップでステージ前方に登場した裕さん。脚に照明がジャストミート。熱い熱い。

bottom of page