2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
340スズキ♪ presents 「歌祭11~内田直哉の巻~」
10.2.26 Naked Loft
出演/内田直哉
司会/鈴木美潮
前説&永遠の新人歌手&グッズ販売/植村喜八郎 佐藤健太
演奏/カラオケ
340スズキ♪ presents「歌祭」。
無類の特撮好きが高じて「日本特撮党」を旗揚げした読売新聞文化部記者の鈴木美潮さんによる、
特撮ソングを歌われた歌手の方にスポットを当てたトーク中心のイベント。
前回の武村太郎こと福沢良一さんからのご紹介は内田直哉さん。
今回は「内田祭」です。
内田さんと言えば、特撮ファンには「電子戦隊デンジマン」のデンジグリーン・緑川達也、
舞台ファンには「レ・ミゼラブル」の初代・アンジョルラス、
声優ファンにはブルース・ウィリス氏の吹替えや「真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日」の神隼人、
などで知られており、紹介された武村さん(福沢さん)や中尾隆盛さん、神谷明さんとは
かつてユニット"フォーインワン"で共に活動していた頃からの仲だとか。
基本的にトークライブですので詳しい内容は省略します。
来場された方のお楽しみということで。
会場はNaked Loft。今回も多くの観客の皆様が会場狭しと待機する中、
「超新星フラッシュマン」のグリーンフラッシュ・ダイこと植村喜八郎さんと
「高速戦隊ターボレンジャー」のレッドターボ・炎力こと佐藤健太さんがご登場。
どうやら美潮さんのお弟子さんの浜田さんが遅刻してしまうとの事で
自称"永遠の新人歌手"のお二人が美潮さんグッズの販売を担当されました。
01:超新星フラッシュマン (1C)/植村喜八郎
02:高速戦隊ターボレンジャー (1C)/佐藤健太
-MC-
まずはお二人の代表作「フラッシュマン」と「ターボレンジャー」を一番づつ歌われました。
客席とステージが近く、あの距離で健太さんの「ターボレンジャー」が聴く事が出来たり、
「フラッシュマン」を喜八さんが歌われるという事は実は非常に貴重な事だと改めて感じました。
・お二人が揃うのも久しぶり。
・長男ご誕生。
・喜八さん「最近、『どもッ!!』って言わないよね?」
・アリスの「チャンピオン」が歌いたい健太さん。
・健太さん「で、それを聞いたショッカーさんが『やるね、健太。内田さんが『バトルフィーバーJ』で
ボクサー役で出てるのを知って選んだんだ』って言ってくれたんですけど、…知らなかったんですよ、僕」
03:チャンピオン/植村喜八郎 佐藤健太
-MC-
デュエットといえば「この曲」という事で、お二人で"You are king of kings"なアリスの「チャンピオン」。
途中歌詞を見間違えてしまい「何かが何かを語った」と歌ってしまった健太さん。
・喜八さん「"何かが何かを語った"ってなんだよ?」
健太さん「"何かが何かを語った"ってなんでしょうね?」
03.5:思い立ったが吉日! (1C)/佐藤健太
-MC-
「忍者戦隊カクレンジャー」のニンジャホワイト・鶴姫役の広瀬仁美さんのお祭り「姫祭」の予習。
「有言実行! 三姉妹 シュシュトリアン!!」の掛け声を練習したいという健太さんの意向で、少しだけ。
公開練習でしたが、思いのほか掛け声がそろわず四苦八苦のご様子でした。
・カラオケに行ったら「思い立ったが吉日!」は必ず歌う健太さん。
・なんでも「17の頃」などを歌われる浜田さんへのライバル心からとか。
04:デンジマンにまかせろ! /植村喜八郎 佐藤健太
-MC-
内田さんがゲストならということで「電子戦隊デンジマン」のエンディングをお二人で。
一番は喜八さん、二番は健太さんがメインでそれぞれ歌われました。
喜八さん、健太さんが拍手で見送られ、スタッフさんからNaked Loftや
イベントの趣旨などの説明があり「歌祭11~内田直哉の巻~」開演です。
まずはデンジグリーン内田さんだけに緑色の衣装で司会の美潮さんがご登場。
美潮さん「緑色の衣装で来ただけでこんなに拍手がもらえるなんて…」
近況などを軽く話された後、いよいよ内田直哉さんのご登場です。
05:ウルトラマンタロウ (1C)/内田直哉
-MC-
内田さんの登場曲は前回の武村さんからリレー形式に「ウルトラマンタロウ」。
ミュージカルでも活動されている内田さんの張りのある歌声が素敵すぎました。
・歌い手に憧れた子供の頃。
・美潮さん「なんか王様みたいですね」
・小学校6年生でバンド活動。リヤカーに楽器を。
・材木屋さんからアレを拝借。
・内田さん「あの頃は自由でしたねー」
・プロジェクターに「がんばれー!」
・子供の頃に歌ったヒーロー達。
06:快傑ハリマオ (1C)/内田直哉
-MC-
子供の頃に見ていたヒーローから「快傑ハリマオ」。まさかこの曲とは。
オリジナルの三橋美智也さんを彷彿とさせる様な朗々とした歌い方をされていて興味深く。
・ジャンルにとらわれずに歌いたい!
・春日八郎さんとの思い出。
・中3で劇団若草へ入団。
・高校で野球部に入部。丸坊主。
・内田さん「初恋ってあんまりないですよね」
・そっと僕の思い出に残しておきたい。
・中尾隆盛さん、福沢良一(武村太郎)さんとの出会い。
・中尾さんのお店で出会った藤田淑子さん、尾崎紀世彦さん、藤原誠さん。
・アイドルの曲は?
・野口五郎さん「僕より上手いんだもん」
07:オレンジの雨 (1C)/内田直哉
-MC-
「レ・ミゼラブル」で共演されていた野口五郎さんの曲の中から「オレンジの雨」。
ハスキーで甘い野口さんの歌声を再現されていたのも印象的。これはご本人も「歌わないで」と言う訳です。
・よくカラオケで歌う曲は?
・美潮さん「内田さんは何でも歌ってくれるのでムチャ振りのし甲斐がない」
・平野文さんと交換日記。
・観客騒然。
・内田さん「僕は"彼"でもなんでもないですから! 手も握った事ないのに」
08:ラムのラブソング (1C)/内田直哉
-MC-
「うる星やつら」より説明不要のオープニング。今回唯一のムチャ振りの曲だそうで。
冒頭しか歌わない予定だったそうでしたが、そうはさせない美潮さんと観客の皆様。内田さん照れまくり。
・マルベル堂のプロマイド。
・「藤木直人と兄弟(ウソ)」
・内田さん「ハハハハハ…だっさぁあっ!!」
・"フォーインワン"の思い出。
・「神谷明を悪用」
・"トチリの直"
・弾き語りの時代。
・ステーキハウスで「わかって下さい」
09:ニューヨークの想い出 -New York State of Mind-/内田直哉
-MC-
ビリー・ジョエル氏の楽曲から内田さんご自身が思い出深いという「ニューヨークの想い出」。
情感たっぷりに歌われる内田さんの歌声に会場が包まれ、まさに圧巻のフルコーラスでした。
~休憩~
ここで前半が終了。内田さん、美潮さんが退場され、10分間ほどの休憩。
休憩中は観客の皆様は談笑されたり、フードやドリンクを頼んだり。
そろそろ後半という頃になると、美潮さんが再び登場。休憩も終わり後半へ。
10:高速戦隊ターボレンジャー (1C)/内田直哉
-MC-
後半一曲目は課題曲から。「歌祭」の尽力者、健太さんの「ターボレンジャー」。
内田さんのしなやかかつ力強い歌声は健太さんとはまた違った魅力でした。
・健太さん「ムード歌謡チックな、色っぽいターボレンジャー」
・内田さん「だって、健太の声かわいいもん」
・ウソをついてまでイベントを成立させる党首・美潮さん。
・「デンジマン」の前に「バトルフィーバーJ」にボクサー・沖山満役で出演。
・そしてオーディションなく「デンジマン」へ。
・初めてであった時の「電子戦隊」の仲間たち。
・内田さん「僕と一歳しか違わない。絶対ウソだろう!! と思いましたよ」
・「アタシ、カツレツわるいですか?」
・健ちゃんはずっとやってたプロだからやっぱり凄い。そして酒臭い。
・内田さん「イエローはね、記憶にない」
会場笑。
内田さん「ホントは一番仲良かったんですよ。いっつも一緒にいましたしね」
・10話~20話は眉毛とアイシャドウに注目。
・共演者とゲストたち。
・感慨深い中尾隆盛さんとの共演。
10.5:銀河ハニー (冒頭だけ)/内田直哉
-MC-
「デンジマン」の26話「デンジ姫の宇宙曲」より吹雪豪役の中尾さんが歌われた劇中歌。
トークの間にちょろっとだけ歌われたのですが、これはたまらなく嬉しかったです!!
・デンジ犬アイシーの悲劇。
・内田さん「アイシーはかわいそうだったもん」
・撮影時のエピソード。
・美潮さんとの出会いは放送当時。
・美潮さん「内田さん、絶対忘れてるでしょ?」
・印象に残っているエピソード。
11:母の背で覚えた子守唄 (1C)/内田直哉
-MC-
「デンジマン」の34話「哀しい捨て子の物語」の劇中歌。初めて聞きました。良い曲です。
「僕が歌うと演歌っぽくなる」と言いながらも、思いたっぷりに歌われる内田さん。
・「母の背で覚えた子守唄」作曲のみなみらんぼうさんの世界観は不思議。
・ちなみに「母の背で覚えた子守唄」はカラオケが無く、音源も無く、
「デンジマン」のDVDからのカラオケ制作を谷本貴義さんに以来。制作期間1週間とか。
・美潮さん「使えるよねー」
・デンジマンの人気。
・「おかあさんはこっちですよー」
・グリーンライン。
・ミュージカルとの出会い。
・野沢那智さんと内藤法美さん。
・踊りはフケる。でも習う。
・美潮さん「というと12時間も踊るという?」
内田さん「それはないでしょ」
・初ミュージカルは「スイート・チャリティー」
・「レ・ミゼラブル」への想い。
・"伝説のアンジョルラス"内田さん。
12:民衆の歌 Do You Hear the People Sing? (The People's Song) (冒頭のみ)/内田直哉
-MC-
ミュージカル「レ・ミゼラブル」より。冒頭の部分だけでしたが、とても思い入れがあるという「民衆の歌」を数十年ぶりに。
歌に入られた時、内田さんの表情ががらりと変わられたのが印象的でした。あれこそが"伝説のアンジョルラス"。
・何十万人を泣かせたか。
・「さぁ、歌うから泣けよ!」
・自分が泣いてしまう。
・俳優絶頂期に突然、声優界へ。
・初めては洋式便器。
・和式便器は吉田理保子さん。
・今後やりたいこと。
・歌詞にビックリ。
・内田さん(当時)「今度の曲はクマも出ますし、トドも出るんですよー」
13:ひとりぼっちの青春/内田直哉
-MC-
「デンジマン」より、クマもトドも出てくる魅惑のバラード「ひとりぼっちの青春」。
原曲よりさらに熟練された内田さんの哀愁と温かさあふれる歌声をしっとりとじっくりと聞きいりました。
14:輝けデンジマン/内田直哉
-MC-
イントロのときめく宙明節からワクワクしてしまう「輝けデンジマン」。この曲も生で聴ける日が来るとは。
合いの手も見事に揃う観客の皆さんも流石。そして、とても楽しそうに歌われていた内田さん。
恒例のプレゼントじゃんけん大会はとても豪華。今度は勝ち残りたいものです。
そして次回、「歌祭12」のゲストの方を内田さんご自身で生電話。
どなたがいらっしゃるか分からないドキドキ感が会場を埋め尽くす中、
内田さんの携帯電話の向こうでマネージャーさんと思われる方から次回のゲストご本人に変わられたご様子。
内田さん「あ、もしもし、ヒロノブ~?」
観客「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
内田さん「オレが出ててヒロノブが主題歌歌ってくれたのあるじゃん、
アレ…『真ゲッター』?」
観客「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ということで次回。
「歌祭12」、"風にその名を 呼んだなら"「影山祭」です。
これは凄い事になりそうです。
電撃的なつながりに興奮冷めやらぬ中、
美潮さん「内田さんの歌ではないのですが、やはり最後は『デンジマン』を歌いたいなと思うんです。
えー、お兄ちゃんちょっと来て」
美潮さんに呼び込まれて、ステージ登場したのは"お兄ちゃん"ショッカーO野さん、
次いで、喜八さん、健太さんもご登場。
…おお。
15:ああ電子戦隊デンジマン/内田直哉 & ショッカーO野 植村喜八郎 佐藤健太 鈴木美潮
最後の曲は観客のコーラスを従えて内田さんのソロで「ああ電子戦隊デンジマン」。
俳優さんが出演作の主題歌を歌われるのは嬉しいものがあります。
二番が終わり、間奏になると、ショッカーさん、喜八さん、健太さん、美潮さん
そして内田さんによる「電子戦隊」の生名乗り!! 最後の最後まで観客大興奮でした。
万雷の拍手の中、最後に内田さんからご挨拶があり、「歌祭11~内田直哉の巻~」は終了しました。
人に歴史あり。
内田さんは洋画吹替えなどの声優活動を中心に存じ上げていたのですが、
生い立ちから、ドラマ、ミュージカル、声優など様々なジャンルに挑戦されて行くというお話や
「ジャンルにこだわらず、どんな歌も歌いたい」という内田さんの姿勢に感服しました。
歌われた曲の数々で様々な歌の表情をされていたのも印象的で、終始その格好良さに感嘆していました。
補足
・当日の会場のお勧めはメロンリキュール「MIDORI」。奇しくもデンジグリーン的な。
・喜八さん「あ、ずるい、一人だけビールたのんでぇ~」
健太さん「これはふたりで飲む用!」
・NEW美潮さんグッズは「日本特撮党」新Tシャツ。おぉ人造人間的。
・いろいろな事をさらっと言ってのける内田さん。
・もの凄く照れながら「ラムのラブソング」を歌われる内田さん。
・計らずして新旧アンジョルラスの「民衆の歌」が披露された「歌祭」。
・「ひとりぼっちの青春」、「輝けデンジマン」とも生では初披露とか。
・内田さん「やっぱり生の舞台はいいですよ。今回みたいな機会もいいですしね」
・ジャンケンが強すぎる内田さん。
・ちなみに名乗りはレッド:ショッカーさん、ブルー:喜八さん、イエロー:健太さん、ピンク:美潮さん
・内田さん「こんな歌声喫茶みたな空間っていいですよね」