2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
水木一郎 SUPER LIVE 2010 ~みんなアニキが好きだった~
10.01.11 Shibuya O-EAST
出演/水木一郎
演奏/Super Rescue Band(G.&Ag.鍋島圭一 Ba.吉岡満則 Dr.瀧本裕 Key.&Ag.松原博)
カラオケ
コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)
2010年最初のライブは、08年以来の水木さんのバースデー&ソロライブ「SUPER LIVE 2010」。
今回は水木さんが宣伝隊長をつとめたアニメソングのコンピレーションアルバム
「みんなアニメが好きだった」シリーズのタイトルをモジって「みんなアニキが好きだった」。
今回はその「みんなアニキが好きだった」のタイトルが示すように
水木さんと交友のある業界の方々や、ライブに参加されたファンクラブ会員の皆様に
「生で聴きたいあなたのアニキソング」というアンケートを募り、その中から選抜され歌われるとの事。
果たしてどんな曲を聴く事が出来るのでしょうか。
会場はちょうど10年前にも水木さんのソロライブ「兄尊~Golden Rules 君はまだ負けてない~」が行われたShibuya O-EAST。
待機場所には今回もお祝いの花の数々。…おぉ…「W」から。
今回はオールスタンディングではなく、椅子席がメイン。じっくりと聴きこめそうです。
ステージ後方には08年の「SUPER LIVE 60」でも掲げられた野村辰寿さんが手がけられた
水木さんの新ロゴが入った幕の前に、銀のプレートで「SUPER LIVE 2010」という文字が。
最終調整の関係で入場が少し遅れたので、予定時間から少々ずれこんでの開演となりました。
00:SE
壮大なスケールの音楽にのせ、バンドの皆様が拍手でむかえられスタンバイ。
バンドの皆さんの用意が整うとゆっくりと水木さんがご登場。
01:ハーロックのバラード
-MC-
「SUPER LIVE 2010」の幕開けは「わが青春のアルカディア無限軌道SSX」よりエンディング。
哀愁の中に秘めた使命感を水木さんがしなやかにかつ力強く歌われる名バラード。まさかこの曲が一曲目とは。
水木さん「毎年1月はバースデーライブっていうタイトルだったんですけれど今回はSUPER LIVE。
SUPER LIVEっていう名前にしたのはもう"バースデーライブ"っていう年じゃないし…心が暗い」
会場笑。
・ただの42周年。
・「ハーロック」はフランスで大人気。主題歌は現地版になっていても、挿入歌はそのまま流れるので、
劇中で流れているという「ハーロックのバラード」は熱烈な支持があるそうです。
・多方面からのリクエストによる「みんなアニキが好きだった」は40周年ライブや1000曲ライブより緊張。
水木さん「続いてはマツダッシュ!! …じゃなかったイタリアで車のCMソングに使われている曲です」
02:鋼鉄ジーグのうた (2C)
-MC-
水木さんファンはもとより、アニソンファンにはおなじみの濁音と擬声語の妙が楽しめる「鋼鉄ジーグ」。
勝手知ったる曲名だけに条件反射的に「バンババン」と合いの手が会場全体に響きます。やらいでか。
・今日は8時10分には終了予定。
観客「ええええええええええええええええ!!」
・イタリアでもう一曲人気なのは「テッカマン」。これもCMソングとして使用されているとか。
・水木さんとイタリアの方とが湘南新宿ラインで…。
03:今がその時だ
-MC-
続いては香港でリクエストが多いという「真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日」よりオープニング。
水木さんの自身を奮い立たせるような歌声と「チェンジッ!! ゲッタァアアアアアアアアアア!!!」の雄叫びは絶品です。
04:父をもとめて (2C)
-MC-
水木さん曰くフィリピンでは"国歌"と言われるほど親しまれている「超電磁マシーン ボルテスV」の名エンディング。
先ほどまでとは打って変わった優しい水木さんの歌声が素敵。会場が優しい合唱状態になるのも素敵な空間です。
・シンガーポール。
・2010年おやじギャグ封印宣言。
・水木さん「あの時の子供たちの眼がすごく冷たくて……」
05:オー!! 大鉄人ワンセブン
-MC-
シンガーポールで大人気だという巨大な鉄の人「大鉄人17」からオープニングをフルコーラスで。
水木さんの扇動で、観客もアップル、カインズの皆さんと共に「オゥオオー」と雄々しく大合唱。
・シンガポールで開催された東南アジア最大のアニメイベント「アジア・アニメーションフェスティバル(AFA)」の
初開催時に招待された水木さんは、思いもよらぬ現地の方々の「ワンセブン」の大合唱にビックリされたとか。
06:マジンガーZ
-MC-
スペインで視聴率100%近くを叩きだしたという逸話もある「マジンガーZ」からもちろんオープニング。
説明不要の水木さんの代名詞、代表曲なだけに会場の盛り上がりも知名度も段違い。
・ちなみに「マジンガー」は関根勤さんの大好きな曲でもあるそうです。
・なんとスペインにはマジンガーZの銅像があるとか。
・水木さん「去年のお台場の等身大ガンダム程じゃないけど…マジンガーは18mだっけ? 16m?
……♪15、16、17と私の人生っ、暗ぁかったぁ~」
・永井豪先生曰く「マジンガーはエジプトでも大人気」
・それを受けた水木さんの今年の目標はピラミッドの上で歌う。
ここからはライブに参加されたファンクラブ会員の皆様からアンケートから選曲。
リクエストされた方のお名前とメッセージを水木さんがお一人お一人読み上げられました。
詳細はライブに参加された方だけのお楽しみということでご了承ください。
07:Zのテーマ
-MC-
主題歌と共に熱烈な支持を集めている「マジンガーZ」の名挿入歌。有名な病床の少女が亡くなる直前まで
この曲を聴き続けたというエピソードはこの曲の持つメッセージを一層強く感じさせ、聞きいらずにはいられなくなります。
08:勇者の剣を手に
-MC-
長年に渡り水木さんを応援し続けているファン代表ともいえる方からのリクエストは「ムーの白鯨」より名挿入歌。
水木さんがその方を見つめ「お前たちがいる限り オレは負けない」と歌われる光景は、もう、たまりませんでした。
09:少年探偵団のうた (2C)
-MC-
なんとも嬉しい選曲!! 普段のライブではまず聴く事の出来ない「少年探偵団」よりエンディング。
水木さんのハミングと重なるセリフ、「おれたちは少年探偵団だ!!」はアップルのお二人が観客を扇動しつつ担当されました。
10:誓い
-MC-
「獣拳戦隊ゲキレンジャー」より、水木さんもお気に入りの挿入歌、父ちゃんのメロディ「誓い」。
リクエストされた方に重ね、水木さんが"父"への思いを語られた後だったので噛みしめるように聞き入りました。
さすがの水木さんといえど、限られた時間の中で全員のリクエストに応える事は難しいという事で、
ファンの皆様からのエピソードを紹介されてからここからは選抜された曲をカラオケメドレーで。
11:ロボット刑事 (1C)
~信じるかい (1C)
~嵐よ叫べ (1C)
~北の狼南の虎 (1C)
~永遠のために君のために (1C)
~心に汗を (1C)
~マジンカイザーのバラード (1.5C)
-MC-
いつ聴いてもイントロからしてたまらない勇ましさと悲哀あふれる「ロボット刑事」。
そして優しくも切ない水木さんの歌声が印象的な「ムーの白鯨」の名エンディング「信じるかい」。
「変身忍者 嵐」のオープニング「嵐よ叫べ」ではイントロで「秘剣、影写し!!」の水木さんの
勇ましい掛け声から一転、シリアスな歌声と口笛が響く「野球狂の詩」のオープニング「北の狼南の虎」。
「仮面ライダーBLACK RX」の挿入歌「永遠のために君のために」では一語一句を語られるような水木さんが印象的。
水木さんがさわやかに青春的に歌いあげる快曲「新巨人の星Ⅱ」オープニング「心に汗を」。
メドレーの締めくくりは「マジンカイザー傳」より、アニソンムーブメント初期の名バラード、
哀しさとそれを振り切る力強さが入り混じった「マジンカイザーのバラード」。
大好きな曲づくしのメドレーは嬉しすぎました。
・他にも多くの方からリクエストがあったという事で、その中から
「太陽戦隊サンバルカン」より挿入歌「あしたがあるさ」、
「時空戦士スピルバン」より同名のオープニングをちょろっと歌われたり。
・「時空戦士スピルバン」でのレコーディング秘話。力強くではなく優しく歌い出す。
水木さんが話されていると舞台の向かって左側からテクマクジャンクションのお二人が登場。
テクマクジャンクションのお二人、佐々木淳平さんと坪木菜果さんは、
テレビ東京系深夜放送の音楽番組「音楽ば~か」のオーディション企画で結成されたアニメソングデュオ。
水木さんはお二人にアニメソングのなんたるかを教えるという形で出演されており、
以後、番組内でお二人の後見人的な立場として度々共演されていました。
・衣装それぞれ。
・水木さん「じゅんぺーはほとんどオレじゃねぇか」
・坪木さんのお父さんは水木さんどストライク世代。
・"ヌーカ砲"講座。
お二人からもリクエストを募るその前に、逆に水木さんからお二人に「歌っていきなよ」とリクエスト。
水木さんがいったん退場され、お二人のデビューシングルから二曲披露されることに。
12:ソクラの憂鬱~アニメ「セナトレックの盾」主題歌~/テクマクジャンクション
-MC-
架空のアニメ作品「セナトレックの盾」の主題歌。揃いの振り付けや"ヌーカ砲"も。
佐々木さんのたくましい歌声と坪木さんしなやかな歌声のコンビネーションが素敵。
・水木さんとの馴れ初め。
・佐々木さん、山寺さんに大興奮。
・物凄く腰の低い宣伝。
13:永遠のシェルター~ハルとマリアのテーマ~/テクマクジャンクション
-MC-
続くカップリング「永遠のシェルター」は、母胎を連想させるような壮大なバラード。
激しさあふれる「ソクラの憂鬱」とは好対照にお二人の伸びやかな歌声が会場全体を包みます。
・佐々木さんに負けじと赤いロングコートで水木さん合流。
・"佐々木"という名前が言いづらい水木さん。
・自分の名前が言いづらい坪木さん。
・坪木さんの初・水木さんインパクトは「最新アニメ主題歌大全集」。
14:サバンナを越えて/& テクマクジャンクション
-MC-
テクマクジャンクション(主に坪木さん)からのリクエストは「ジャングル大帝 レオ」よりオープニング。
お二人を従えて激しくアレンジされたこの曲を悠然と歌いあげる水木さんはレオが如く勇ましく。
・「サバンナを越えて」は影山ヒロノブさんの好きな曲でもあるとか。
・水木さん「影山は何かっていうと『サバンナやで』っていうんだよ」
・テクマクジャンクションのお二人が退場される中、突然、淳平さんだけ呼びとめる水木さん。
ダッシュでステージ中央に戻る淳平さん「ハイ!! なんすか!?」
水木さん「…いや、呼んでみただけ」
会場笑。
淳平さん「アニキぃ~、呼ばれ損じゃないっすかぁぁ」
・テクマクジャンクションのお二人、AJF2010"夏の陣"出演の可能性も。
・ここからは水木さん主催のお食事会「アニキ会」に参加されている各界のご友人などからのリクエスト。
15:ルパン三世愛のテーマ
-MC-
森口博子さん、SHOW-YAの寺田恵子さんからのリクエストは「ルパン三世(新)」のエンディングテーマ。
ムードあふれる原曲からさらに甘く、悩ましく、色っぽく、艶っぽく、とろけるような水木さんの歌声が印象的。
・「愛のテーマ」と同日にオープニングもレコーディング。
水木さん「自分の歌ったのを今聞いたら高い所を辛そうに歌ってるんだけど、オープニングは何故か使われなかったんですよ。
今思うとピート・マック・ジュニアみたいに英語表記が良かったみたいなんですよね…改名すればよかったなぁ」
だってさぁ、マジンガー歌ってて、ルパン歌ってて、愛のテーマも歌ってたらさぁ…なんかいいじゃん。欲しいじゃん」
観客笑。
水木さん「でも『宇宙戦艦ヤマト』は欲しいとは思わないんだよなぁ…。アレはキーが合わないんですよ。
♪さらば~地球よォ~ってのはいさおさんみたいに響く低音じゃないと違和感があって」
・1200曲歌っていても「海のトリトン」や「デビルマン」など、欲しいアニメソングは沢山ある水木さん。
・水木さん「今、カバーアルバムって流行ってるから、オレが出しても面白いかもね」
是非。もう、是非。
16:道-タオ-
-MC-
続いては中川翔子さんからのリクエスト、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」よりエンディング。
最後の「極みの向こうへ」の部分はライブで体感すると大きな気のうねりの様に感じられてなんともいえない心持に。
・今年もテレビ、映画出演予定。楽しみです。
・おなかのこと。
・バラード歌っててもみんなそっちばっか見るじゃんよお!!
17:ハカイダーの歌
-MC-
山田五郎さんから"つぶせ、壊せ、破壊せよ"なメッセージを受けてのリクエストは「人造人間キカイダー」より挿入歌。
円熟味を増した水木さんの歌声で、黒く強く哀しいダークヒーローハカイダーをより一層際立せられた思いでした。
18:ウルトラマン物語~星の伝説~
-MC-
なべやかんさんからのリクエストは映画「ウルトラマン物語(ストーリー)」のエンディング。弊サイト「この曲」でも取り上げました。
まさに願う思いの叶え星。当方、大好きな曲でして。ライブで聴ける機会は無いのではと思っていた曲でして。涙が。
勇ましく、優しく、雄々しく水木さんの魅力がギッシリと詰まっていてもう大感激で大感動でした。ありがとうございました。
・次はダウンタウンの松本人志さんからのリクエスト。
・松本さん曰く「哀愁を感じる」とか。
・後日放送された「ダウンタウンDX年明け90分スペシャル」に水木さんご出演。
・今回は本邦初、雄叫ばない菊池俊輔先生の譜面通りの「バロム1」。
19:ぼくらのバロム1
-MC-
水木さんの雄叫びソングの代名詞。宣言通りに二番は譜面通り、雄叫ばずに歌われ、若干消化不良気味の水木さん。
三番では再び「スババババーン」と雄叫んだり、観客にマイクを向けたりと思う存分発散されていました。
水木さん「リクエスト最後はやっぱりこの方に登場していただきましょう、ミッチ!!」
拍手の中、水木さんに呼び込まれて堀江さんご登場。水木さん、堀江さんの衣装を絶賛。
・レコードデビューまで数えると10年の8月まで40周年の堀江さん。
・どこからが芸歴になるのか?→落語家さんは入門から芸歴に→柳家小さん師匠に弟子入り懇願した水木さん。
堀江さん「それって電話した時から芸歴になるんですか?」
・水木さん「アニソンを歌ったら元気になる事を証明してやろう」
・水木さん「40周年よりも41周年の方が忙しかった。だからアナタ、今年は忙しいですよ」
堀江さん「それはよござんしたねー」
20:CROSS FIGHT!!/&堀江美都子
-MC-
香港でお二人のデュエット曲の人気曲という「破邪大星ダンガイオー」のオープニング「CROSS FIGHT!!」。
戦友と呼び合うお二人の絶妙なコンビネーションは説明不要の盛り上がり。いわずもがなの盛り上がりです。
・ライブ「みんなミッチが好きだった」開催?
・堀江さん「ん~なんか、はずかしいですねー」
水木さん「恥ずかしい? そうでしょぉ? オレも自分で"アニキ"なんて言わないから恥ずかしいよ」
・次の曲は水木さんから堀江さんへリクエスト。
21:魔女っ子チックル/堀江美都子
-MC-
マハール ターマラ フーランパ。水木さんから堀江さんへの逆リクエストは「魔女っ子チックル」より同名のオープニング。
前奏、後奏や冒頭、呪文の部分などでのお馴染の振り付けも楽しく。アップルのお二人も要所要所で踊られていたり。
・キラキラのロングコートで水木さんご登場。
・真っ赤なコート(私服)で会場入りしたことを堀江さんにバラされてしまった水木さん。
・堀江さん「この顔で赤でしょ? 道行く人がみんな知ってるから振り返る振り返る」
・堀江さんからのリクエストは「ロボコン」…ではなく「テッカマン」。
・ミッチ・シンガーズ・ラボ出張指導。
・リクエストその1 「♪きらめく銀河に父の名呼べば あぁあッ」の「あぁあッ」を色っぽくするべし。
・リクエストその2 「♪宇宙の騎士 宇宙の騎士」の「騎士」のシャウトを強めるべし。
22:テッカマンの歌
-MC-
ステージ上で堀江さんが見守る中、「宇宙の騎士 テッカマン」のオープニング。
リクエスト部分では堀江さんに近づきもの凄くアピールされている水木さん。それにうなずく堀江さん。
水木さん「先生、どうでしたか?」
堀江さん「水木君、よかったねー。ただちょぉっと"あぁぁあん"が色っぽすぎたねぇ。もっと男っぽくね」
水木さん「ハイ! 意識して歌ったらちょっとやりすぎたかと思いました」
堀江さん「今から女の人まどわせてどーすんのー?」
お二人ならではの丁々発止のやり取りはやはり楽しく。
堀江さんが拍手で見送られ、いよいよ後半。
ここからは業界関係者の方々からのリクエストが続きます。
23:われらの旅立ち
-MC-
東映アニメーション社長の高橋浩さんからリクエストは「宇宙海賊キャプテンハーロック」よりエンディング。
理想郷・アルカディア号へ乗り込む"おとこたち"にハーロックが語りかける歌詞を水木さんが伸びやかに歌われているのが印象的。
24:むかしむかし
-MC-
「ハーロック」のプロデューサー田宮武さんからのリクエストは、同じく「ハーロック」から挿入歌。
優しい声で歌われる、かつての世界を回顧する形での痛烈なメッセージは、数多の反戦・環境破壊を訴える歌とは一線を画します。
ここからは水木さんご自身が各ジャンルから一曲づつ選んだ今自分がハマっている歌。
まずは「スーパーロボット大戦」のオリジナルソングの中から。
25:鋼の方舟
-MC-
「スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION」よりスペースノア級万能戦闘母艦・ハガネのテーマソング。
"鋼鉄の戦舟"を雄々しく壮大なスケールで歌われる水木さん。雄叫びだけでは語れない水木さんの真骨頂を見た思いでした。
水木さん「次はゲーム…というかパチンコの歌なんだけど、新撰組の土方歳三さんのテーマです。
この曲は歌詞も凄く好きで、あの時代へ思いを馳せながら歌っています。いつか天国で土方さんに会ったら歌ってみたいね」
26:鬼の歳三
-MC-
武士(もののふ)ここにあり。「幕末鬼神伝 CR 鬼の歳三」の"修羅・修羅・羅"メインテーマ。
祝・CD化。間奏ではギターのナベさんがステージ前方へ登場され、五臓六腑震えるの圧巻のギターソロ。
水木さん「今の曲みたいにAJFとか普段のライブだと歌えないような曲をソロライブで歌えるって嬉しいよね。
次は歌と人柄に惚れ、土地柄にも惚れたローカルヒーローの超神ネイガーです。
話によると秋田ではこのCDが年間売上No.1になったとか。新しいネイガーの主題歌も今現在No.1だそうです」
27:豪石! 超神ネイガー~見だがおめだぢ~
-MC-
秋田発の大人気ヒーロー「超神ネイガー」から「正義ノ稲穂」ではなく「見だがおめだぢ」。
水木さんが一番を歌い終わり、間奏に入ると
まなぐ光らせ、ケデをなびかせ超神ネイガー登場。
まさに見だがおめだぢ。観客大熱狂。水木さんとがっちり握手。
ネイガー、二番が終わり最後のサビ「まだ来るがらな と奴が征く」になると
「まだぐるがらなぁあああああああああ!!!」
と颯爽と帰られました。
水木さん「ネイガーは秋田から出ないはずなのに、来てくれたよ…オレが歌うと来てくれるのかな」
水木さん「次は『おかあさんといっしょ』から…まぁ『ちょんまげマーチ』が有名ですけれど、
…あれも大晦日にNHK教育で歌わせていただいて、何十年も前と全然かわんねェでやんの。
今日は『シッポのちぎれたメダカ』という曲を。当時は出来たばかりのこの曲に出会えて感動しました」
28:シッポのちぎれたメダカ
-MC-
水木さんが歌われた「おかあさんといっしょ」の楽曲の中でも特に人気が高く、当方も好きな曲。
曲の中の物語を情感たっぷりに歌われる水木さん。曲の世界観にぐいぐいと引き込まれました。
水木さん「今日はバラードの多いライブだったけど、たまにはこういうのもいいんじゃないかと思います。
次の曲はとある声優さんが、もう声優を辞めて郷里に帰ろうかと考えていた時、
この曲を聴いて"一度で負けちゃいけない"とあきらめずに声優を続けていく決心したという曲です。
自分自身も歌っていて元気づけられるの曲です。ラストソング『ムーの白鯨』より『ムーへ飛べ』」
29:ムーへ飛べ
「SUPER LIVE 2010」の本編ラストを締めくくるのは、水木さんのバラードの中でも屈指の名曲。
一回のライブで「ムーの白鯨」から水木さんが歌われた3曲全部を聞く事が出来る日が来るとは思いませんでした。
-アンコール-
ステージが暗くなり、水木さんとレスキューの皆さんを拍手の中見送られてからアンコール。
しばらくするとステージが明るくなり、バンド、コーラスの皆さんがセッティング。
30:バビル2世
-MC-
勇壮なイントロにのせて水木さんが登場。歌うは代表曲の一つ「バビル2世」。
多くの方が知っている曲だけに、「ヤァ!」の合いの手や振り付けはで会場内は磐石の盛り上がり。
・「バビル2世」はTIMのお二人やパパイヤ鈴木さんも大好きな曲。
・ここで水木さんがバンド、コーラスのみなさんをご紹介。
・今回もバンドは何でも奏でるSuper Rescue Bandのみなさん。
・でしたが、ベースのヒロさんの代わりに村上聖さんのお弟子さんの吉岡満則さんが初参加。
・コーラスのみなさんの名前の由来の説明もあったり。
水木さん「最後は男なら誰しもが惚れてしまう、ハーロックです。
ハーロックもそうなんだけど、オレも一人では何もできないんです。
家族や、仲間、今日のライブもバンドやコーラス、スタッフなど、
多くの人に支えられて今まで来ました。今日またあらたな気持でスタートしていきたいと思います」
31:キャプテンハーロック
2010年の新しい船出という意味も込めて「宇宙海賊キャプテンハーロック」よりオープニングでフィナーレ。
不動、不朽のこの曲。男の哀愁と強さを心をこめて歌いあげる水木さんでした。
鳴りやまない拍手の中、水木さんが笑顔で退場。
その後、バンドのみなさんも拍手で見送られファン有志によって三本締めが行われ、
「SUPER LIVE 2010 ~みんなアニキが好きだった~」は終了となりました。
今回はファンが選んだ、ファンが聞きたい曲づくしでしたので、ファンとして非常に嬉しいラインナップ。
是非とも聞きたかった曲がぞくぞく聞く事が出来て、心底たまらなかったです。
水木さんお誕生日おめでとうございます。
ライブタイトルはみんなアニキが好きだったと過去形ではありますが、
現在進行形でみんな水木さんが大好きです。
ゲスト/堀江美都子
リクエストゲスト/テクマクジャンクション(佐々木淳平 坪木菜果)
サプライズゲスト/超神ネイガー
補足
・水木さん「みなさんは椅子ですが…オレやバンドメンバーはずっと立ちっぱなしです…」
・冗談を言わずには言われない水木さん。
・そして脱線したトークを一生懸命修正されるそのお人柄も水木さんならでは。
・水木さん「以前、安部元総理がまだ総理だった頃のニュースで、安部さんが外交でフィリピンに行かれた時に、
安部さんの奥さんが現地の養護施設を訪問されたっていうのを見て、その時に現地の子供たちが
『日本の曲を歌います』って言って歌ってくれたのが『父をもとめて』。
そのニュースを見て、様々な状況の中で子供たちが、それこそ父親の居ない子供たちもいるけれど、
自分が歌ってきたメッセージが今の子供たちに、それも世界の子供たちに届いているのを知って、
アニメソングを歌っていて良かったと感動しました」
・リクエストされた曲がイイ曲ばかりという水木さん。
水木さん「オレ、なんで今までこんなにイイ歌を歌わなかったんだろぉ?」
・"おじいちゃん"の常識を越えると決意する水木さん。
・500曲ライブを越え、格段に歌声が素晴らしくなっているテクマクジャンクション。
・坪木さん「なんとなく、ちゃんとえらんだ男のつもりです」
・佐々木さん「みなさん、ヌーカ砲に撃たれてみませんか?」
・人の良さを感じさせる"テクジャン"のお二人のMC。
・是非テクマクジャンクションにアニメソングを。
・「道」では水木さん&アップル&カインズ全員が揃いの振り付け。おぉ、壮観。
・「魔女っ子チックル」はアップルの杉山さんがコンテストで歌われた曲。
水木さんから指導を受けて振り付きで歌われたとか。
・その水木さんは実娘さんから「チックル」の振り付けの指導を受けたとか。
・堀江さん「きっとアニキのところで振りがまちがっちゃってると思うなぁ」
・「鋼の方舟」ではコーラスのみなさん大活躍。平山さんすっげぇ。
・パパイヤ鈴木さんとテツ&トモさんとの交友録。
・後輩にはやさしく。
・所々で得物を変えるナベさん。
・ドラムのユウさんは「ALWAYS FULL VOICE」Tシャツ。なるほど、歌うドラマーだけに。
・キーボードの松原さんは「むかしむかし」ではアコギを担当。全部できちゃう。
・吉岡さん要所要所でいじられまくり。
・時間の都合でメンバー紹介をカットされかけたカインズのみなさん。
・水木さん「今回はバラードメインで椅子席だったけど、こんなに楽しんでもらえるとは思っていませんでした」