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影山ヒロノブ BIRTHDAY LIVE 2026

2nd stage: "I’ll be your moonlight tonight" 横浜公演

26.2.20 Billboard Live YOKOHAMA

 

出演/影山ヒロノブ

 

コーラス/ステファニー

演奏/BROADWAY (Key&Cho.須藤賢一 B&Cho.村上聖 Par&Cho.岩田"GUNTA"康彦 G&Cho.松尾洋一)

 

1977年にロックバンドLAZYのボーカルとしてメジャーデビューされた影山ヒロノブさん。

1981年のLAZYの解散後はソロとして年間100本以上のライブを行われながら音楽活動を続け、

1985年にスーパー戦隊シリーズの特撮「電撃戦隊チェンジマン」の主題歌でアニメ特撮ソングデビュー。

以降、アニメ「DRAGON BALL Z」のオープニング「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を代表格に

数多くのアニメ、特撮、イメージソング、ゲームの楽曲を歌われてきました。

 

2000年に結成されたアニメソングを作り歌うユニットJAM Projectではチェアマンを務め、

リーダーとしてユニットを牽引するほか、メンバーの中では最も多く作詞作曲を手掛けられています。

この頃からシンガーソングライターとしての活動が本格化し、1998年に再結成されたLAZYや

声優さん、アーティストなどへ数多くの楽曲を提供されています。

 

同時期に発表されたアコースティックアルバム「I'm in you.」をきっかけに、

アコースティックギター一本を携え、日本全国比較的小規模な会場でのアコギライブ活動も精力的に行われており、

現在は「ソロアコギの旅」という名前でほぼ毎月二公演開催。影山さんのライフワークになっています。

かつてはご自身のバンドBROADWAYを率いてのバンドスタイルでのソロライブを開催されていましたが、

各自の活動が活発な為か、近年はあまり開催されておらず、その中で現在唯一定期的に開催されているのが、

毎年影山さんのお誕生日である2月18日近辺に開催されているご自身のバースデーライブです。

 

毎年影山さんのバースデーライブは影山さんに縁深い東京渋谷のShibuya eggmanで開催されていましたが、

eggmanでは現在バンドで使用している機材が使用できなくなってしまったとの事で、2022年より別の会場で開催。

この年は影山さんが65歳の節目を迎えられるという事で、関西と関東の二か所で開催。

お誕生日当日の18日は故郷の関西は大阪府のBillboard Live OASKA、

二日後の20日に関東は神奈川県横浜のBillboard Live YOKOHAMAでそれぞれ二部構成で開催されました。

 

今回は神奈川横浜公演の一部「2nd stage: "I’ll be your moonlight tonight"」のレポートです。

大阪、神奈川とも一部「1st stage:"All I see is you"」、二部「2nd stage: "I’ll be your moonlight tonight"」というタイトルで

全曲を入れ替えての開催という事が発表されており、今回はご自身のバンドBROADWAYに加え、

コーラスにアニメ「機動戦士ガンダム00」より二代目エンディングを歌われているステファニーさんが参加されました。

 

会場は前途の神奈川県横浜市にあるBillboard Live YOKOHAMA。

建物は三階建で、一階では受付やクローク、ライブグッズなどが販売されており、

二階のステージフロアのテーブル席とソファ席、一つ上の三階フロアのカジュアル席と、

どの席からもステージをくまなく見渡せるようになっており、

席種は二階のステージフロアはDXシートDUO、DXシートカウンター、S指定席、R指定席、

三階フロアはカジュアルセンターシート、カジュアルサイドシートと様々な種類が用意されていました。

 

ステージは左右に階段が設けられていて客席へ降りられるようになっており、

ステージ上にはBROADWAYの皆さんや、コーラスのスレファニーさんのブースや椅子が設けられており、

スタッフさんによる調音が行われていたほか、後方壁面には赤い幕が張られてありました。

 

天井にはBillboard Live YOKOHAMAの象徴的な照明である巨大な近代的シャンデリアが三台設置。

開演までの間は観客が飲食を楽しんでおり、途中から赤い幕の中央にスクリーンが降り、Billboard関連の各種CMが上映。

三階のカジュアル席から見るとシャンデリアがステージを遮ってしまっていたのですが、

間もなく開演のアナウンスが流れるとシャンデリアが稼働して折り畳まれ、ステージの様子が遮られずに見られるようになっていました。

 

開演時間になると会場の照明がゆっくりと暗くなっていきいよいよ

「影山ヒロノブ BIRTHDAY LIVE 2026 2nd stage: "I’ll be your moonlight tonight"」開演です。

 

00:Eleanor Rigby/SE

01:Stellar Compass/影山ヒロノブ

02:Feeling Like We're Strangers Again/影山ヒロノブ

 

影山さんがご自身の歌声を何層にも重ねる事でハーモニーやリズムを作られた

多重のアカペラによるThe Beatlesの「Eleanor Rigby」のカバーがオーバーチュアとして流れる中、

客席の通路からBROADWAYの皆さんとステファニーさんが登場されてステージへ。

BROADWAYの皆さんとステファニーさんの準備が整うと、同じ通路から影山さんが登場され、拍手の中観客を見渡しながらステージへ。

一曲目はアニメ「ID-0」よりエンディング。時折ステファニーさんとアイコンタクトをとられながら穏やかにスタートした後は

ウィルソンブラザーズの楽曲から「Feeling Like We're Strangers Again」をカバー。

どこか異国情緒漂う曲調と物憂げな影山さんの歌いぶりで、会場全体がより一層大人な雰囲気になっていたのが印象的でした。

 

・影山さん「ちょっと1stステージ頑張りすぎましたね」

 観客笑。

 影山さん「自分でわかりました。二回ステージを上手く配分できるヤツは影山ヒロノブじゃない!」

 観客笑。

 影山さん「でも安心してください。ちょっと声は掠れてても気持ちはめっちゃノってるんで!」

・影山さん「2月17日にね、家に年金のハガキが届いたんすよ! せっかく明日大阪で最高の気分で歌おうと思ったのに!」

 観客笑。

 影山さん「年金もらえるんすよねぇ。悲しいかな日本は高齢者って呼ぶじゃないっすかぁ?

     ボクは自分の事はこういう呼び方をしようと思いました。"Active senior"」

 観客拍手。

 影山さん「元気出していきますよ! 明日も明後日も!」

・影山さん「今回は1stと一曲も同じ曲はやりません。『CHA-LA HEAD-CHA-LA』二回歌えばいいとか、そんな男じゃないっす」

 観客拍手。

 影山さん「基本的に今歌いたい曲、好きな曲を選んだんですけど、

     まずは『DRAGON BALL Z』のこれは劇場版の曲だったかな? 

     その次はバンドのみんなも一緒に作った『サイレントメビウス』の曲、

     最後は『DRAGON BALL Z』のゲームの曲、次は三曲続けて歌います」

 

03:運命の日~魂VS魂~/影山ヒロノブ

04:Why/影山ヒロノブ

05:永遠の約束/影山ヒロノブ ステファニー

 

まずは劇場版ではなくアニメ「DRAGON BALL Z」の物語の非常に重要な場面で流れた挿入歌「運命の日~魂VS魂~」。

ステファニーさんの幻想的な歌声と、静かな闘志を感じる影山さんの歌声、そして「魂VS魂」を表現しているような赤と青の照明が印象的。

続いては漫画「サイレントメビウス」より「Why」。都会的な洗練された曲調と影山さんの囁くような甘い歌声がとても魅力。

ゲーム「ドラゴンボールZ 誕生編 アルティメットバトル22」より、KUKOさんと歌われた「永遠の約束」をステファニーさんと。

影山さんの優しい歌声とステファニーさんの透明感のある歌声をじっくりと堪能しました。

 

・影山さん「ステファニーの歌は、最初に聴いた時からリスペクトしてるんすよ。5オクターブも出るんですよ。

     オレなんて1オクターブの中でなんとかやりくりしてなんとか50年やってるのに」

 観客笑。

 影山さん「今年デビュー49年で来年50年。半世紀っすよ。バイトはしたけど辞めないで現役です。

     こうしてステージに立ててるのは嬉しいです。だから来年はめえぇええっちゃ盛り上げたいです!」

 観客拍手。

 影山さん「ソロでのお話ももらってるんすけど、このキャリアで出会った人達が50周年を盛り上げたいって言ってくれて。

     そういう人達の為にもコンディションを整えて50周年へと向かいたいと思います」

 

06:I’m in you./影山ヒロノブ ステファニー

07:Easy Lover/影山ヒロノブ ステファニー

 

ここからはステファニーさんとのデュエットコーナー。まずはソロアルバム「I'm in you.」より表題曲「I'm in you.」。

影山さんがご自身のデュエットの中でも特に思い入れのあるという本曲は、静かな大人の世界観で展開され、

後半には影山さんとステファニーさんが向かい合ってアドリブを交わされているのがとても印象的でした。

続いてはフィリップ・ベイリーさんとフィル・コリンズさんのデュエット「Easy Lover」をカバー。

がらりと雰囲気が変わり、軽快で情熱的なお二人の歌いぶりとハーモニーが展開される中、

後半には影山さんがBROADWAYの皆さんとステファニーさんをお一人づつ紹介し、ソロをご披露されました。

 

・ここで影山さんが白いマイクスタンドにマイクを取り付けステージ中央へ。

・「Easy Lover」はアニメソングを歌う前、全国のライブハウスを周っている時によく披露されていたとか。

 影山さん「その時は女性がいなかったから賢ちゃんがずっとファルセットで歌ってたよね」

 須藤さん「……そうだったっけ?」

 観客笑。

 影山さん「他におらへんもん。お客さん全然少なかったんすけど、楽しかったんすよねぇ」

・影山さん「こっからはポン、ポン、ポォオォオオオンとやりますからぁ。

     ちょっとアレンジは古いかもしれないけど、特に二曲目のギターソロなんて松尾、原曲まんまっすから。

     もう、ゼェええええったい高崎(晃さん)は死んでもやらないような」

 観客笑。

 影山さん「BACK TO 70th。オレがティーンエイジャーの頃にBACK TOするぜ!!」

 観客拍手。

 影山さん「LAZY ダブルで!!」

 観客「キャァあああああああああああぁああぁあああああああ」

 

08:Midnight Boxer/影山ヒロノブ

09:愛には愛を/影山ヒロノブ

10:ソラノカナタへ/影山ヒロノブ

 

影山さんの宣言にLAZY時代からのファンを中心に歓声があがり、ここからLAZYの楽曲を二曲連続で。

BROADWAYの皆さんが小気味のいい演奏をされる中、まずは9枚目のシングル「Midnight Boxer」。

横須賀を描いた本曲を同じ神奈川の横浜で聞く事ができたのはなかなかに趣がありました。

続く7枚目のシングル「愛には愛を」では影山さんはマイクスタンドからマイクを外し、情熱的に歌われました。

余韻もそこそこに映画「ウルトラマンデッカー 最終章 旅立ちの彼方へ…」よりエンディング「ソラノカナタヘ」。

影山さんの希望と決意を感じる歌声に、ステファニーさんとBROADWAYの皆さんと観客の「OH」大合唱は壮観でした。

 

・「愛には愛を」の間奏でのギターソロを原曲に忠実に演奏された松尾さん。

 影山さん「再結成した後にタッカン(高崎さん)たまに弾くんだけど、♪ウゥンウゥ~ンってめっちゃ早いんすよ。

     アイツ、めっちゃいい顔して弾くんすよ……言いづらいじゃないっすか?」

 観客笑。

 影山さん「『タッカン、そこはなあぁあんまり早く弾かんでええから』って。誰か言うとってくれへん?」

 観客笑。

 影山さん「でもなんだかんだLAZYもいっぱい曲あるから。50周年にLAZYやりたいよね」

 観客大歓声。

 

・ファンサービスに悩む影山さん。

 影山さん「手紙で『影ちゃんどこそこまで行ったのに全然サインくれへん』とか言われると申し訳ないじゃないっすか。

     でもいくつになっても頑張って、これまで出来なかった事が少しでも出来るようになっていく姿を見せて

     フィジカルが弱くなったとしてもぉ、えー、なんやったっけ? ハートっていうかぁ」

 ステファニーさん「メンタル?」

 影山さん「そうそうメンタル!! フィジカルが衰えてもメンタルは衰えないでぇ、挑戦し続けていく。

     その背中を遠ちゃん(遠藤正明さん)とかだにぃ~(きただにひろしさん)が見てくれて

     ファンのみんなにも見てもらうっていうのが一番のファンサービスなのかなって思います」

 

11:風音~君に逢いたくて~/影山ヒロノブ

12:CHA-LA HEAD-CHA-LA/影山ヒロノブ

 

続いてはアニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」の五代目エンディング「ヨーソロー~星の海を越えて~」の

シングルのカップリング曲「風音 ~君に逢いたくて~」。今回どうしても聞いて欲しい曲と話された影山さん。

せつなさあふれる序盤とラストでの広がりを感じる影山さんの歌いぶりにじっくりと聞き入りました。

そのまま流れるようにアニメ「DRAGON BALL Z」より、ご自身の代表曲中の代表曲である初代オープニング。

影山さんはジャケットを脱がれてステージを端から端まで移動されながらパワフルに歌われており、

途中で向かって左側の階段から客席へ降りて観客に手を振りながら歌われる場面もありました。

 

閉演BGM:王女アストライア

 

作家の藤本ひとみさんがプロデュースされた、ご自身の作品群のイメージソングで構成された

アルバム「藤本ひとみ 恋愛プログラム」より影山ヒロノブ&AIRBLANCAとして担当された

インストゥメンタル曲「王女アストライア」が流れる中、BROADWAYの皆さんとステファニーさんもステージ前方へ。

・影山さんはマイクスタンドにマイクを取り付けてご挨拶。

・影山さん「オレ達の方がみんなから元気をもらったような気がします。少なくともボクは今日の事は忘れません!」

・影山さんを中心に横並びになって万歳三唱が行われた後、BROADWAYの皆さん、ステファニーさんが退場されました。

 

・影山さん「今日はいつもより時間が遅いから、お嬢さん達、襲われないように気をつけてね。

     Billboardのスタッフとオレ達のスタッフにも拍手を! また会おうぜ!!」

 

・拍手の中、影山さんも客席を通って退場されると会場の照明が明るくなり、

 終演アナウンスとスポンサー企業が日本語と英語で読み上げられ、

 「影山ヒロノブ BIRTHDAY LIVE 2026 2nd stage: "I’ll be your moonlight tonight"」横浜公演は終演となりました。

 

今回の影山のバースデーライブ2nd stageも影山さんに縁深い「DRAGON BALL」関係の楽曲や

「サイレントメビウス」や洋楽のカバーなど、Billboardという落ち着いた会場の雰囲気に似合う楽曲が幅広く選出。

他にも影山さんの原点であるLAZYの楽曲が披露された他、夜も深まっていた事もあってか

「永遠の約束」「I’m in you.」「風音~君に逢いたくて~」など、バラードが多く披露されたのも印象的でした。

今回のバースデーライブを来年のデビュー50周年へ向けて第一歩とお話しされ、前向きな姿勢の影山さんには感服いたします。

影山さんお誕生日おめでとうございます。

 

 

補足

 

・当日は今回だけの特別メニューとして

 1st stageは「All I see is you」、2nd stageは「I’ll be your moonlight tonight」と

 それぞれのタイトルを冠したオリジナルカクテルが販売。

  アルコール入りとノンアルコールが選べるようになっていました。

 

・影山さん「BROADWAYの楽屋に行ったらみんなマスクして椅子に座って腕組んでじっとしてるんすよ。ここは病院の待合室かよ!」

 観客笑。

 影山さん「でもさすがプロ。肋骨が折れてるなんて微塵も感じさせない!」

 ガンタさん「折れてません」

 観客笑。

 

・影山さん「大阪の1srtめちゃめちゃ喋りすぎてぇスタッフがめっちゃ『巻きで』って言うんすよ。

     だから言ってやったんです。『馬鹿野郎、オレは水木一郎の弟分だぞぉ!』」

 観客笑。

 影山さんの兄貴分であり、アニメソング界を牽引し続け、"アニキ"と慕われた水木一郎さん。

 2010年代頃までライブでのトークパートが長くなる事が多く、ご自身で話のネタにされていました。

 多くのデュエットやステージで共演し、影山さんと公私共に親しかった水木さんは2022年に肺がんの為にご逝去。

 

・「永遠の約束」の歌詞がとてもお好きだという影山さん。歌っていて泣いてしまわないように気を張っているそうです。

 

・ゲーム「ドラゴンボール Sparking! ZERO」の今年の夏に発表する大型ダウンロードコンテンツとして影山さんが主題歌「ZERO」を担当。

 実に18年ぶりに「DRAGON BALL」シリーズの楽曲をご担当されることが発表されていました。

 影山さん「何人か早合点してるんすけど、アニメの主題歌じゃなくてゲームっすからね。

     でも作詞作曲影山ヒロノブ、編曲景山菜奈(ご息女)! リリースされた時はめっちゃ応援してください!」

 

・「Easy Lover」でのメンバー紹介は1stの順番とは違う順番で紹介されていました。

 

・1stのに引き続き「Easy Lover」間奏でのメンバー紹介でジョニー・似・デップと紹介されるガンタさん。

 

・アニメソングデビュー前、横浜にかつてあったホテルバンドホテル内にあったライブハウスシェルガーデンの思い出。

 影山さん「近くにあったダイクマって覚えてます? ♪ダイナミック ダァイクマーってCMソングのやつ

     あれクッシー(串田アキラさん)が歌とてるんかと思ったら全然違う人が歌ってたんすよね」

 

・「風音~君に逢いたくて~」制作裏話。

 影山さん「カップリングだったから『宇宙戦艦ヤマト』と別の世界観の曲でもいいよって言われたんですけど

      自分の中で思う『ヤマト』像を歌いました。雪が亡くなった後、地球に戻る古代の気持ちを思って作りました」

 

・退場される際にステージに脱ぎ捨てたジャケットを手にしてぐるぐる振り回す影山さん。

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